雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201708<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201710
白滝山 弾丸登山? (その3)
本日の植物観察

ノリウツギ は別に珍しいものでも何でもなく、日本列島の本土部には北から南まで広く分布しています。環境適応力があって、換言すれば気難しくないということであって、岩場でも谷筋でも草原でもどこにでも生じます。しかし、淡路島からはまだ自生は見つかっていませんので、吾輩のような淡路島民には珍しいので観察しました。四国山地徳島県内では、吉野川沿いの標高100mから剣山山頂の亜高山帯まで分布域は非常に広いです。が、暖温帯上部 ~ ブナ帯下部に多いように思います。早い花は6月下旬ぐらいから咲きはじめ、遅い花は写真のように9月中旬になっても咲いています。花期は結構長いのですが、標高による開花期の差があまりないのが不思議なことです。低い所でも高い所でも同じような時期に咲きます。一般的に言って、春に咲く花は標高による開花期の差が大きく、夏に咲く花は標高による開花期の差が小さいと観察しますが、どうなんでしょうか?

↓ 2016年9月11日、徳島県つるぎ町 (旧半田町) 大惣、標高930m地点にて。
ノリウツギ
ノリウツギ
ノリウツギ

標高1200mの石堂神社周辺で植物観察
標高1200mにある石堂神社


↓ テンナンショウ属植物は、花がないと同定は非常にむずかしく、ていうかテンナンショウ属を特別に研究している専門家でないかぎり同定不可能では? ですが、葉が2枚あり、鳥足状の小葉の数、茎 (偽茎) の色あいから、淡路島にもあるアオテンナンショウと見ます。(もちろん、間違っているかもしれません) トウモロコシ状の果実が出来ていて、まもなく赤く熟するものと思われますが、テンナンショウ属植物は有毒植物です。絶対に食べないように。波田先生のサイトの マムシグサ の頁に中毒体験記があります。「球根や葉にシュウ酸カルシウムの針状結晶がたくさんあって、どうもこれが口の中にいっぱい刺さるものと思われる」 とのことであります。 → 厚生労働省の 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:テンナンショウ類 
テンナンショウ属
テンナンショウ属

タケニグサ です。これも有毒植物で春先の若い芽が山菜と間違われて中毒する例があるようです。この葉は独特なのでよく覚えておいて絶対にたべないように。
タケニグサ
タケニグサ



スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.