雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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白滝山 弾丸登山? (その1)
本日は2016年9月12日 (月曜日) であります。

●昨日の11日 (日曜日) に、天啓に導かれたのか? いよいよ病は膏肓に入って発作に見舞われたのか? 分かりませんが、昼前に突如阿波の山に行ってきました。そのつもりは全くなかったにもかかわらず、突然にそういうふうに思い立ったので淡路島の雑想庵を出発したのは午前10時半にもなっていました。通常ならば、早出早着が山の掟(おきて)、掟を破る者には山の神様 (大山津見大神か?) は非常に厳しく、早ければ午前1時や2時に、遅くても午前4時には出発するのですが、もう昼前です。鳴門大橋~徳島自動車道を突っ走って美馬インターで一般道へ降り、吉野川を渡ってつるぎ町半田 (旧半田町) に12時半に来ました。(あちこち寄り道をしたので2時間もかかっています)


そうめんの郷の山に登った
↓ 半田町の特産品の 「半田素麺」 は有名ですが太い麺が特徴です。麺の径が1.7ミリもあります。かつて農水省が手延べ素麺の規格基準を麺の径1.3ミリ以下にしようとしたとき、この基準では半田素麺はそうめんではないということになってしまいます。しかしながら半田素麺は江戸時代から作られる伝統のそうめんなので、陳情書を出して、農水省の手延べ素麺の規格基準を事実上変えさせたという逸話があるそうめんです。(半田そうめんの魅力にせまる ) 役人が一旦決めたことは普通は何事があっても変えないものですが、変えさせたのは歴史や伝統のもつ重みでありましょうか? 

ちなみに、極右の日本会議の連中や安倍ジョンイルらがいう 「国体」 とか 「伝統」 とかは、朝敵の明治政府が国内の統制を狙って無理やりにこしらえたものであって、1000年を越える我が国の歴史を踏まえたものではありません。実はほんとうの重みなどないわけです。阿呆なネトウヨの撹乱にだまされないように‥。

徳島県 旧 半田町はそうめんが特産品
徳島県つるぎ町半田 (旧半田町)

ふもと (美馬インター付近) から山を見上げる
↓ 矢筈山は1848.8mであります。写真の書き込みを間違えた。
麓から山を見上げる
↓ 少し拡大。夕方になっていたけど、日没覚悟で石堂神社から白滝山の少し先まで駆け足! 山岳トレイルランだ! ここ3か月まえから、薬漬けから脱却し、ソロバン上手な医者と縁を切るために日課としている10キロのジョギングの替わり。
拡大
↓ 本日は霞が多いようだ。これは前に来たときの写真です。香川県最高峰の竜王山 (1060m) の中腹の標高600m地点から眺めた景色。阿波国は完全に山国ですね! ただ、信州ほどの標高がないだけ。そもそも、四国全体が山の国で、周囲が海の “大きな離島” っていう感じじゃ全くないです。四国の山間部の住民には、あまり旅行をしない人では何十年も海を見たことが無い人もいるのではないか?
これは8月25日

剣山も見えています
↓ ただし今日は霞が多すぎです。
剣山も見えるけど霞が多い
↓ こちらは8月25日です。すぐそこに剣山が見えているのですが、道路は細く曲がりくねっているので貞光の町から剣山登山口の見ノ越まで40キロあまりあります。非常に遠いです。ちょうど淡路島の北の端の岩屋から島の南部の福良までぐらいです。時間も1時間~1時間半かかります。そういえば淡路島は小さな島だといっても、一般道を走れば縦断するのに完全に1時間かかりますね。岩屋から島の最南端の南淡町灘土生までならば完璧に1時間半かかりますわね。
これは8月25日

本日の山行
↓ 13時35分。半田川に沿って車道を登ってきました。標高900m地点から、火打山を見たところ。
標高900m地点から、火打山を見る
↓ 標高900mではススキが満開です。ここに最終の民家があります。
標高900mではススキが満開
↓ 林道を登る道すがら最も高所にある民家です。標高は900mです。神戸市の裏山の六甲山の山頂とほぼ同じ高さです。
最も高所にある民家、標高900m
↓ 庭に見事なホンシャクナゲがあるので勝手に写真を撮らさせていただきました。どうやら家人はいないみたいです。麓に降りたのか? この標高だとホンシャクナゲは見事に育ちますね。枝も太くガッチリとした樹冠です。来年咲く蕾もたくさんあります。 淡路島に自生するものと同じホンシャクナゲでしょうが、なんとなく別物みたいに見えます。やはりシャクナゲは標高の高いところの物のほうが観賞価値は高いです。ただし、淡路島のシャクナゲは標高が200m台から自生しているので、夏暑い平地の環境でもよく育つという意味では価値が非常に高いです。
庭木の見事なホンシャクナゲ
庭木の見事なホンシャクナゲ
来年に咲く花のつぼみ

↓14時54分。 林道の1000m地点から半田川に沿う谷全体を見ましたが、肉眼では随分と登ってきたという感じがします。写真は肉眼と違い平板にみえます。車道を標高差100m登るのに1時間19分もかかっていますが、これは谷に降りて結晶片岩類を観察したり、植物を観察しながら登っているためです。吾輩は山登りじゃありません。
林道の1000m地点から半田川に沿う谷全体を見る

↓ 15時22分。尾根筋上の見通しの利くところから、谷の向こう側に指呼の間に見える津志嶽をみたところです。津志嶽には徳島県第一であるのはもちろん日本一では? とも言われているシャクナゲの古木の大群落があるとされます。吾輩はまだ見ていないので、そのうち見に行こうとおもいますが、それには更に10キロの減量が必要そう‥。
1100m地点から津志嶽が指呼の間に見えている

↓ 15時49分。車で来れる最終地点です。石堂山の山頂付近には名物の巨石があって昔は修験道の行者で賑わったとか。この石堂神社がその山岳信仰の拠点か? (違うかもわかりません。よく知らない。)
石堂神社に到着
石堂神社

↓ 石堂神社周辺の植物を観察してから、16時14分に白滝山に登山開始。迷うような山じゃないし、日没覚悟なので強力なライト携行。淡路島に帰っても山裾のダム周遊道路に行って何周もジョギングせなあかんので、いっそここでトレイルランニングです。白滝山手前のピーク (標高1530m、白滝山はそこから少し下がる) に16時50分に到着。標高差340mをなんと36分で登ってきた。3か月のジョギングの効果で確実に心肺機能が回復してきたようです。走るのが遅いため成績はふるいませんでしたが、若いころには陸上競技クラブに入っていたこともあります。で、歩いたり (陸上競技には競歩という種目もある) 走ったりするのは、得意ではないにしても、元々きらいではありません。元陸上競技部員の沽券にかけて更に頑張りたいところ‥。好かん商売医者と縁を切るため! 薬漬けにしてやろうとたくらむ悪徳医者・製薬メーカー・厚労省行政への反骨であります。 → 石堂神社~白滝山付近の地形図 参照。

白滝山の山頂は、樹林に覆われ眺望はなし。
白滝山の頂上

↓ 白滝山からさらに石堂山の方へ尾根を少し行って、なんとか見通せるところ (標高1540m) から矢筈山を眺めました。石堂山から矢筈山への尾根が見えています。
1540m地点から矢筈山を見る
↓ この尾根にあるダケカンバ (変種のアカカンバ) の樹皮はかなり白っぽく、シラカンバを髣髴とさせます。しかしながら四国にはシラカンバの自然分布はないとされます。スーパー林道などに沿って植えられた植栽品はあるので、植栽品の逸出 (野生化) があるのかも?
ここのダケカンバの肌は白っぽい


白滝山~石堂山への尾根に15分ほど滞在し、植物観察などし17時25分に石堂神社まで生還しました。まだ明るく、日没にはならなかった。一帯ではクマの目撃情報も報告されていますが、クマとレスリングすることもありませんでした。 石堂神社で帰る支度をしていたら、仕事を終えた林道工事関係者が通りがかって、

「神戸からみえたのですか?」
「いえ、神戸ナンバーですが、淡路島です。海峡をはさんで鳴門市の隣町です。」
「今年は淡路のタマネギ高いよね!」
「5月連休ころに台風級の暴風があって、苗が傷んで病気が出たためですわ。物が悪いです」
「その悪い品が、すごく高いよね!」

いろいろ話をすると、愛媛県の方で、林道開設の工事に来ているそうです。淡路島のタマネギの威光が四国に及んでいるのにビックリです。日本のタマネギ生産量の県別順位は、①、北海道 ②、佐賀県 ③兵庫県(淡路島南部)、ですが北海道の広大な畑には太刀打ちできませんが収穫時期が全然違うので競合はしません。問題は佐賀県でして、吾輩の周囲の農家の方と話をすると、「佐賀県に負けたあァ!」 なんて言うて目の敵にしていますね! ちなみに、悪徳商売医者と縁を切るには食生活の見直しも不可欠で、タマネギは積極的に食べたい野菜です。生タマネギのツーンと鼻にくる刺激は血圧降下作用がかなりあることが良く知られていますね。



逆に矢筈山頂から見たら、こういうふうに見えます。
逆に矢筈山の山頂から見たら
逆に矢筈山の山頂から見たら




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