雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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阿波剣山のキレンゲショウマが見頃! (その1)
本日は2016年7月31日であります。

●気象庁の発表 平成28年の梅雨入りと梅雨明け (速報値) によると、わが南海道地方 (阿波・土佐・伊予・讃岐・淡路・紀伊の旧6国) は7月18日に梅雨があけ、はや2週間が経ちました。炎威たけなわで、連日の真夏日であります。おかげさまで今夏は山の家も海の家も商売ができそうです。古人が喝破したように、夏は暑ければ暑いほどいい、冬は寒ければ寒いほど景気には好ましいとされ、季節商品が飛ぶように売れるわけです。安倍ジョンイルの利権勢力に我田引水するだけのインチキ景気対策よりも、猛暑や厳冬のほうが個人消費が伸びて景気が良いわけです。安倍ジョンイルはGDPの6割が個人消費であることを軽んじています。

●とはいうものの、暑くてたまらんので、昨日の7月30日に、また四国の剣山(標高1955m)に納涼登山です。今の時期は宮尾登美子の小説 『天涯の花』 および、それを台本にしたテレビドラマで有名になった “剣山のキレンゲショウマ” をひと目見たいと日本全国から観光客・登山者がわんさかときます。ただし、キレンゲショウマを見たい天涯の花ファンはあらかた来たようでして、かつての賑わいは大分鎮静化してきました。納涼にあわせてキレンゲショウマの自生地を見に行きましたところ、ちょうど見ごろです。お盆頃までは花があると思いますので、まだ見ていない天涯の花ファンはお早めにどうぞ。できたら土日を避けるように。平日では高速道路代は高くなりますが、人出が少ないぶん、じっくりと花を観察・観賞できます。土日では花の写真を撮るにも順番待ちで、後ろの人に 「早よせんかい!」 とせきたてられますわ。 なお、キレンゲショウマの自生地 (保護地) は昔の修験道の行場であるぐらいだから、急斜面で登山道は浮石があり、ぬかるみ、足場が悪いです。健脚向きです。



●さて、本日 (7月30日) は同級生のO君 (おおくん) の車で行くことになり、吾輩は助手席に鎮座しました。で、今までなかなか撮れなかった高速道路上からの風景を撮ってみました。O君 (おおくん) ありがとう。ちなみにO君 (おおくん) の愛車は車齢17年ですが、運転席のシートには新車のときのビニールカバーがいまでもかかっていて、内装の劣化や変色など全くなく、ボディの塗装もツヤがあり、サビなど全然みられず、これは新車ですというても通用しそうな感じです。吾輩がつきあっている人々が物を大切にする究極のエコ精神には、全く驚かされます。O君 (おおくん) の愛車はトヨタ製ですが、以前に、「エコ替え」 でまだ使えるものを早く捨てなさいと宣伝してひんしゅくを買ったあのトヨタです。そんなに環境が心配で、エコ・エコ・エコと鳥のさえずりを言うのであれば、トヨタは自転車メーカーに商売替えしたほうがいいのではないか? 自転車ならばガソリンが要らず、製造に必要な鉱物資源もわずかだし、なによりもユーザーが自力で漕ぐので健康増進に最適です! 自転車ほどエコな乗り物はないわけです! 淡路島は南北50キロ、一周すると150キロほどです。京阪神の若者が来島して、自転車で一周するのにちょうどよく人気があります。彼らが疾風のごとく自転車を漕いでいるのをしょっちゅう見かけますが、なんてエコで健康的な若者たちなんだろうと感心しています。

大鳴門橋 です。時刻は5時32分です。1985年6月8日の開通だから31年が経ちました。昔は剣山に行くには、フェリーボートで鳴門海峡を渡りましたが、行きは良いとしても帰りが問題で、連休などでは時には3時間待ちでヒドイ目に遭いました。

大鳴門橋
徳島自動車道 に進入しました。
徳島自動車道に進入
↓ 車窓から東をみると淡路島の諭鶴羽山の上に太陽が昇っています。5時43分です。日の出からちょっと時間が経ってしまいました。
淡路島から日が昇る
↓ 日本には太陽崇拝があります。たとえば、教派神道の黒住教の創始者、黒住宗忠の教えでは、東から登る朝日を拝む日拝が信仰の基本です。恵みの母である太陽 (すなわち天照大神) の御神徳を我が身にいただいて、感謝の誠で日々を過ごすようにするわけです。吾輩は黒住教の信徒ではありませんが賛同します。科学的に考察しても、植物が太陽の光エネルギーで光合成して有機物をこしらえます。我々ヒトを含めて動物は、直接的あるいは間接的に、植物が作った光合成産物に依存して生きています。我々の生存の基礎は太陽の光です。したがって太陽を拝むのは合理的です。で、鳴門市の住民は早起きして太陽を拝むさいには、自動的に淡路島の諭鶴羽山に向かって手を合わせます。
鳴門市民は諭鶴羽山に手を合わす?
↓ 紀伊半島の山々が見えています。高架になっているところの高速道路上なので、防音などの柵があり、その柵の一瞬の隙間を狙って撮ったので、うまく撮れません。が、肉眼では大峰連山の最高所の八経ヶ岳 (1915m) もくっきりと視認できました。淡路島南部からでは和歌山の市街地が見えるのですが、徳島市からでは海上に浮かぶ山しか見えません。つまり和歌山県の平野部が見えません。紀伊水道は幅が40~50キロほどしかないのに、地球の丸さを感じます。
紀伊半島の山々が見える
紀伊半島の山々が見える

↓ 阿波富士と讃えられる高越山です。富士山というのは申すまでもなく成層火山ですが、高越山は火山じゃありません。で、ある場所から見ると富士山型に見えるだけで、見る角度が替わると富士山にみえません。そもそも四国には火山はありません。非常に古い (1000万年前ぐらいの) 火山ならばありますが。讃岐富士とか屋島とか、石鎚山も非常に古い火山です。一連の大昔の火山列は瀬戸内火山岩石区などと呼ばれています。
阿波富士と讃えられる高越山
阿波富士と讃えられる高越山
高越山は成層火山ではない

↓ 徳島自動車道は対面通行であります。マイペースでゆっくり行っきょたら後続車に怒られます。きばって飛ばさにゃあかんので疲れるわけですが、四国は阿波・土佐・伊予・讃岐の旧4国あわせても人口が400万人を割っています。なので対面通行もしかたないのかもわかりません。高速道路が出来ただけでもラッキーなのかも? 人口減でこの間の参議院選挙では徳島・高知両県が合区にされてしまいましたわね! やがて四国全体が1つの合区になるかも?
徳島自動車道は対面通行

矢筈山は雲の中にお隠れのようです
徳島自動車道をトラブルもなく順風満帆 (?) に西進して、矢筈山 (標高1849m) が見えるところまできましたが‥、雲が多いスね。層雲ないしは層積雲が覆っています。周辺の山々の標高から判断して雲底高度は1100~1200mぐらいか?
矢筈山が見えるところまで来たが‥
矢筈山が見えません。ヤバイすね。四国山地の主稜線から大きく外れ、一つだけ瀬戸内海側に近い矢筈山で雲が多いということは、夏場は通常は剣山のほうがもっと雲が多いことを意味します。本日の四国山地の雲は、太平洋高気圧の辺縁を回る暖湿気流が山地にぶつかって発生していると思われますから、太平洋に近い剣山は更にヤバイわけです。もし見ノ越まで行ってあまりに悪天候だったら断念する覚悟で進みます。
矢筈山は雲の中
矢筈山は雲の中
矢筈山は雲の中

↓ いつもの旧 一宇村漆野瀬の電光標識まできました。07時44分です。05時ちょっと過ぎに淡路島の雑想庵を出たので2時間半ぐらいかかっています。
旧 一宇村漆野瀬の電光標識



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