雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ウナギは高いので、カキの天ぷらで夏バテを乗り切ろう!
資源枯渇のウナギは、値段が高騰したので‥‥
●天然のウナギは昔はそこら中の小川や池でも見られました。吾輩の出身村は離島振興法の対象地区となっていたぐらいだから海辺の村ですが、背後が500~600mの急峻な山地になっていて、小さな谷がたくさんあります。その全長わずか2キロとか3キロの小さな谷でさえ、谷ごとにウナギがおって子供のころよく獲りました。しかしながら、ウナギがいなくなって久しいです。ウナギがいなくなった理由はハッキリしませんが、果樹園や棚田ではなく棚畑 (?) に盛んに農薬が撒かれるようになったのと同期してウナギが見られなくなったことが指摘されています。しかしその真偽は不明で、豪雨による斜面の崩れが頻発し、谷が土石流で埋まったことも関係しているのではないか? それから、旧建設省管轄の利権で小さな谷に無数の砂防ダムがつくられたことも大きな要因ではないか? これは別に吾輩の出身村だけのことではなく、全国の田舎で起こったことでもあり、全国的に天然ウナギが激減し、いまでは ウナギは環境省カテゴリーで絶滅危惧ⅠB類 と貴重生物の殿堂入りです。

●養殖ウナギにしても稚魚のシラスウナギは、河川に溯上してくる天然ものを採捕して養殖しているから、そのシラスが激減し値段が高騰していますね。 徳島県内、シラスウナギの漁獲減 河川の漁期15日短縮 2016.2.14 徳島新聞Web そんなこともあって店頭のウナギは高嶺の花で、もはや庶民の口には入りません。清水の舞台から飛び降りる決死の散財覚悟で、吾輩のような貧者がウナギ丼を食べにいっても、昔はご飯の上に5切れぐらいウナギが載っていたのに、最近では3切れかケチな店では2切れしか載っていません。消費税が10パーセントにもなろうものならば1切れになるのではないか? そのうち、アナゴとかギンポとかウツボとか長細い魚をウナギと偽装するインチキが頻発するのではないか? インチキされても本物のウナギを見たことがない庶民はまんまと騙されましょう。

平賀 源内 (ひらが げんない)先生の考案で、土用の丑の日に 「う」 で始まる食べ物をたべたら夏バテしないという迷信が21世紀のいまだに続いておりますが、猛暑で食欲減退するなか、脂の乗った高カロリーのウナギを食べるのは栄養的に合理性がありそうです。今年2016年の夏の土用の丑の日は7月30日であります。商魂たくましい商売人はウナギを売ろうと躍起になっておりますが、いかんせん庶民にはウナギは高嶺の花であります。ウナギは喰いたし、ウナギは高しで、貧者わたくし山のキノコは海岸の磯にいって天然カキを獲ってきてカキの天ぷらをウナギの代用品として夏バテを乗り切ります。



ウナギの代用品として、天然カキを獲りに海岸へ‥‥
↓ 海抜40mの高みから海を眺め降ろしたところです。
高台から見た海岸
↓ 色の濃淡があるのは海底の基質によります。色が薄い所は海底が砂地です。色が濃いところは岩があってアラメやホンダワラなどの黒褐色の海藻が付着しているところです。こういうところは釣りの好ポイントで、砂地に棲む魚と岩礁に棲む魚が両方狙えます!
色の濃淡は、海底の基質(砂か岩石)による
↓ これは何カキなのか? カキといっても種類は多く正確な種名は分かりませんが、地元ではダボガキなどと呼ぶ人がおります。豊満な身がダボッと入っているから言う表現ですが、冬はもちろん、夏でも地元の大人たちは獲って食べていました。カキは夏は当るなどと言われますが、獲ってきてすぐさま剥き身にし素早く調理すれば当ることはありません。吾輩のみならず出身集落の大人たちは夏にこぞってこのカキを食べましたが、中毒したなどという話は聞いたことがありません。これも一応第一種漁業権が設定されていますが、地元の漁師さんはこんなカキなど漁の対象外なので、問題にはなりません。
天然のカキ
天然のカキ
天然のカキ


天然カキを天ぷらにして喰おう!>
↓ 天然カキ以外にもネタが要るので、山中の自給自足畑を見にいったら夏野菜が色々とありました。新サツマイモも出来ています。緑濃いピーマンもなっていますから、なにもベクレ危険性を否定しきれない東方の高原キャベツを買って食べなくても、ビタミン補給には全く問題ありません。
山の畑の収獲物
↓ 天然カキをさばいてから、身をまな板の上にのせ、カキの剥き身の上下にキッチンペーパー等を置き、カキの水分をしっかりと吸い取ります。さらに、少し重しを乗せてカキの身の脱水を図ります。水分をよく取らないと揚げるさいに油が跳ねるからです。
天然カキの剥き身
↓ 吾輩 (山のキノコ) の作品です。天然カキの天ぷらだけでなく、サツマイモ・三度豆(関東じゃインゲン豆というらしい)・長ナスも揚げ、デザートに完熟無農薬トマトを配すると結構豪勢にみえます。三度豆は揚げるさいにバラけないように爪楊枝で串刺しにします。揚がってから爪楊枝を抜く。なお、ご飯はありません。喰うのはおかずだけ。目下、減量中ということもあり、この一か月は米粒をほとんど食べていません。ていうか、そもそも吾輩はイモが主食です。日本は稲作文化の国だとされますが、イモが主食だった地域が日本に5箇所存在しています。①隆起サンゴ礁の島、②南九州シラス台地、③瀬戸内島嶼、④本州中央ハイランド、⑤北海道開拓移住期。 イモ食文化圏の末裔なのでイモが主食なのです。イモは美味いですね。サツマイモを掘った跡にまた2回目のサツマイモ苗を植えます。8~11月の4か月間でサツマイモの二期作が可能です。
天然カキの天ぷら




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