雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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徳島県 剣山、植物観察写真ギャラリー (その1) 2016年6月27日
2016年6月27日 徳島県 剣山 夫婦池に発生した蒸気霧
↓ 夫婦池の雄池のほうですが、海抜1450mです。朝4時40分です。周囲は盆地のような微地形で、放射冷却による冷気が周囲から池面に流れ込んでいるようで、相対的に水温が高いのか? ゆらゆらと蒸気霧が発生しています。発生した蒸気霧の動きが気流を可視化していて、よく観察すると四方から気流が池面に流れ込み、渦を巻いているのが分かります。渦は北半球の台風や低気圧に吹き込む気流と同じ反時計回りに回っています。台風や低気圧のようなマクロスケールないしメソスケールの現象ならばコリオリの力が働いてそうなると説明されますが、この池は長径100m、短径60mの小さな池です。このようなマイクロスケールでの回転運動ではコリオリの力など影響なしのハズで、この蒸気霧が反時計回りに回転運動している要因は何でしょうかね? たまたまそうなっただけ?




夜明けが早すぎて、ご来光に間に合わない。
↓ 夏至の近辺の今頃は夜が明けるのが早く、淡路島南部の南あわじ市にある雑想庵を01時55分にでましたが、剣山スキー場あたりで夜が明けてしまいました。ご来光には全く間に合いません! 今の時期にご来光を拝むには頂上の山小屋に泊まるほかなさそうです。 旧 一宇村 漆野瀬 (最初のチェーン着脱場の所) にある電光標識に04時05分に着きました。まだ真っ暗です。
旧 一宇村漆野瀬電光標識 (最初のチェーン着脱場)

↓ 剣山スキー場です。04時34分。夜が明けてきました。このスキー場が休業してもう何年経つんだっけ? 施設が錆付き、リフト山上駅の板敷テラスなんかはボロボロで危険な状態です。どう見たって再開は絶対に不可能と思われます。崩れゆく日本国を連想します。安倍ジョンイルを倒さなければホントに崩れてしまいますね!
剣山スキー場

↓ 見ノ越 第一駐車場に到着、時刻は04時50分です。所要時間は2時間55分、これを遠いとみなすか? 近いと考えるか? どうやら、他車がぜんぜん見当たらないから本日は吾輩が剣山一番乗りか? ここへ来るには公共交通機関がなく、全国各地から結構日本百名山巡礼の人々が来ますが、自車で来るか、遠方からだと徳島空港からレンタカーを借りるケースが多いようです。
見ノ越 第一駐車場
登山リフト乗り場

↓ 劔神社 (つるぎじんじゃ) です。見ノ越で一番高い所にありますが、この境内を横切って登山道へと進みます。登山道入り口の小屋に掛けてある温度計は10度を示しています。05時11分。40年あまり前、童顔うるわしい少年のころに初めて剣山に登ったさいには、この劔神社の簡易宿泊所で泊まりました。たしか一泊二食付きで2200円でした。その時は朝早く淡路島福良から連絡船で鳴門市撫養港へわたり、国鉄鳴門駅から徳島駅へ、汽車を乗り換えて貞光駅へすすみ、そこから路線バスで終点の一宇村葛籠 (つづろ、標高620m)まで、そこから長い長い登山道を歩きました。結局、淡路島南部から見ノ越まで来るにはほぼ1日がかりでした。 40数年で随分と便利になりました。昔のことを語りはじめるのは老人になった証拠で、老人会長じきじきに 「おまはん、何歳になったんや? ぼちぼち老人会に入ってくれよ」 と声がかかっています!
劔神社(つるぎじんじゃ)
10度だ

↓ 登山リフト山上駅の西島駅に到着、05時57分です。登山口の見ノ越からちょうど1時間かかりました。この登山リフトは1970年に敷設されましたが、すでに45年が経過し鉄塔などが素人目にも傷んでいるように見えます。近年の登山ブームを支えた団塊の世代がまもなくへたばってしまいます。日本の人口も減って来るし市場が縮小するのは避けられません。今後どうなるんでしょうかね? これは全ての業界について言えるハナシで、経済成長はあきらめて、市場縮小にどう対処するのか? どうソフトランディングしたらいいのか? 知恵を結集すべき局面に突入していくと思いますが、責任感はゼロ、ペテン師のごとく嘘をつく安倍ジョンイルでは無理そう‥。
西島駅に到着


西島駅 (標高1720mぐらい) からの眺望
↓ 西方向の眺望。
西方向
↓ 空気が透明ならば、三嶺と塔丸の間に石鎚山系が見えるのですが、今日はダメです。
拡大、三嶺と塔丸
↓ 高ノ瀬から縦走路をすこし三嶺のほうに行ったところにオオヤマレンゲの有名な自生地があります。奥祖谷の葛橋から登山道がありますが、剣山よりも標高差があり距離も長いです。とてもよう登らんので今日は剣山のオオヤマレンゲを見に行きます。
三嶺と高ノ瀬
↓ 四国には 「~丸」 という山名がたくさんあります。天神丸とか樫戸丸とか湯桶丸とか。この 「丸」 はお城の曲輪 (くるわ) の配置構造で、中心の曲輪を本丸と称し、外にむかって二の丸、三の丸というように、城郭の意味じゃなかろうか? つまり、山の上に見張りのための山城を建造したのではないか? つまり 「~丸」 という山名はむかし山城とか軍事的な見張り所が置かれた山という意味? ただし未検証の思い付きです。
塔丸と矢筈山
↓ 津志嶽の山頂直下に徳島県一の (日本一というハナシもあるようですが) シャクナゲ群落があって有名です。そう言えば、見ノ越周辺や、剣山の山頂一帯にはホンシャクナゲもツクシシャクナゲも自生が全く見当たりません。リフト索道沿いにあるのは植栽品です。スーパー林道のあるあたりの標高が低いところにはあるのですが、考えたら剣山山頂一帯にホンシャクナゲやツクシシャクナゲが全くないのは不思議です。
矢筈山と丸笹山


本日観察した剣山の植物
↓ ヤブウツギです。剣山の西島駅から上に非常に多い花です。もう花の盛りは過ぎています。2週間前だったら見事だったと思われます。
ヤブウツギ

↓ 剣山頂上ヒュッテ発行 『剣山物語』 平成17年 より引用します。
「古剣神社の近くにあるゴヨウマツ。800年以上前の寿永時代、安徳帝が剣山に登った際、このマツに刀を掛けて武運の長久を祈ったという伝説があり 「安徳天皇刀掛の松」 と呼ばれる。県山林会が1914 (大正3) 年に調査したところ、周囲3.6メートル、高さ12.7メートル、樹齢350年と計測されたようだが、時代が異なりすぎ、二代目でないかとされた。近くには 「衣掛けの松」 と呼ばれる松もあったといわれる。」

刀掛けの松

↓ ヒメコマツです。別名はゴヨウマツ。小さな短い枝先に5本の葉が着きます。徳島県絶滅危惧Ⅱ類で、兵庫県方式のBランクにあたります。ヒメコマツは剣山の亜高山帯に非常に多い樹木です。標高の低い所でもときどき見ますが、低い所では少ないです。
ヒメコマツ(ゴヨウマツ)

↓ 淡路島南部の吹上浜のカワラヨモギに似たものがあって、何だろうかと悩みましたが、周囲を観察して分かりました。登山道に沿ってカラマツの植林がありますが、そのカラマツの子供でした。
カラマツの幼木

↓ テンニンソウです。シカの不嗜好植物ばかりがはびこります。シカが嫌いな植物は安泰ですが、結局大群落になるのはシカが食べない植物です。
テンニンソウの大群落

↓ ところがである。テンニンソウが喰われている跡を何か所でもみました。シカが喰ったのでしょうか?? 人が鎌で刈った可能性もあるので、茎の切り口を観察しましたが刃物で刈ったようには見えませんでした。そういえば、淡路島南部の山でシカが今まで食べなかったニワウルシの葉を食べるようになっています。餌資源の枯渇等で食植動物の食性に変化? が生じている可能性もありそうです。
テンニンソウをシカが喰った??

↓ イシダテクサタチバナです。徳島県絶滅危惧Ⅰ類 (兵庫県のAランクに相当する)、四国の固有植物です。 これもシカの不嗜好植物なので残ります。刀掛け松付近のテンニンソウ大群落の中に混じって生育しています。草丈1mぐらいあります。イシダテクサタチバナ
イシダテクサタチバナ

↓ ヒメフウロです。これも徳島県絶滅危惧Ⅰ類 (兵庫県方式ではAランクに相当する) 草丈10センチか20センチの目立たない植物ですが、行場の石灰岩地帯の林床に生じます。
ヒメフウロ
ヒメフウロ

↓ ナツツバキです。10mかそれ以上になる樹木で、樹皮がつるつるとして平滑です。剣山には近縁3種がみなあって、樹の幹を見たかぎりでは見分けがむずかしいです。ナツツバキ(花径6~7センチ)、ヒコサンヒメシャラ(花径3~4センチ)、ヒメシャラ(花径2.5センチ)、というふうに花の大きさが全然異なります。頭上高くにある花は手が届きませんから、地面に落ちている花を観察します。観賞価値は花が大きいこのナツツバキが最上です。淡路島南部の山にも自生するヒメシャラは観賞価値は低いです。
ナツツバキ
ナツツバキ

↓ バイケイソウです。厚生労働省の資料 によると有毒植物ということなので間違っても食べないように。厚生労働省の資料をあれこれ見ていると、このような自然毒にたいしてはシッカリと情報を開示し、国民が中毒しないようにと指導してくださいます。ところが、放射能の毒にたいしてはかなり甘いと言わざるをえません。低線量被曝リスクを過小評価しているのを感じます。利権の巣窟、嘘と詐欺の総合商社、すなわち原子力むらの黒い手は各省庁にシッカリと回っていますね。バイケイソウは地味な花ですが、良く見ると意外に綺麗です。
バイケイソウ
バイケイソウ
花のクローズアップ

↓ ヒメレンゲです。平地の畑の雑草のコモチマンネングサとか、淡路島南部の海岸岩場に普通にあるタイトゴメの近縁種ですが、よく似ていて見分けるのが難しいのですが、剣山系の高いところのじめじめした岩場にあるのはみなヒメレンゲです。ときには岩場の斜面を覆い尽くします。
ヒメレンゲ
ヒメレンゲ
ヒメレンゲ


ひとしきり観察を終えると朝めし。
朝07時24分となりました。腹ごしらえです。深夜営業の店で買ってきたものを喰うのですが、店で売られているお弁当や惣菜はコスト削減のために、どこのどういう食材が使われているか油断も安心もできません。本土から遠く離れた沖縄県にまで汚染食材が流通していると言われていますね! 九州や沖縄では警戒心が薄いので、そこにつけ込まれているようです。つまり、自分の住む地方は大丈夫だと思わないことです。たとえば、魚ですが漁師さんが漁をした海域が産地ではありません。獲った魚を水揚げした港が産地になります。つまり、偽装が可能ということです。この国は国民の健康を守る政府じゃないということを、肝に銘じたほうがいいのです。

↓ 岩さんをテーブルにして朝めしです。おそらくベクレルゼロとはいかないのでは? ガイガーカウンターを購入して、測り方は反骨の小出裕章先生に教えてもらうとか? ベクレルゼロなんて言よったら喰うもんがないよなるわなあ‥。
本日の朝めし

日本会議が狙うのはズバリ大日本帝国憲法の復活であり、戦前の国家主義です。それをこしらえた明治政府は今から考えたらロクなものではありませんでしたが、殖産興業の一環として、外国から果樹や作物の沢山の品種を日本に導入して栽培にトライアルした点は高く評価できます。柑橘類でもオレンジ類が導入されましたが、結局ネーブルオレンジは日本本土で栽培可能 (ただし品質は低い) でしたが、バレンシアオレンジはダメでした。この亜熱帯性のオレンジは本土では気温が低すぎたようです。日本本土でバレンシアオレンジの経済栽培はほとんど不可能です。和歌山県南部で福原オレンジの営業栽培が僅かに行われていますが、ユズにジョッパオレンジを接ぎ木したところから発生した芽条変異という来歴で、ジョッパと形質がことなりユズの遺伝子が混ざっているのじゃないか? つまり純粋なオレンジじゃない。 

↓ 写真の物は40年前に買ったオレンジ (品種不明) の種子を採集して、蒔いて育てて、果実の味や形質のいいのを選抜したもので、吾輩の育成品種であります。種子から育てたので耐寒性がめっぽう強くなっています。今年の1月下旬の歴史的な寒波でもびくともせず1個も落果しませんでした。香り良く甘くて、ス上がり皆無で、耐寒性が強く日本本土でも経済栽培可能オレンジと思うんですが、品種登録などしていません。ていうか、門外不出であります。欠点は回青 (果実が熟したのち緑色に戻る) が著しいことでしょうか。でも、回青するまで果実を樹に置けば果実の皮が手で剥けます。 最近、日本の民主主義・基本的人権・平和主義を破壊する日本会議にかかわる立場にいるのが慚愧に堪えないのですが、人生をやり直すのは年齢的に不可能ですが、もし、もう一度やり直せるのであれば農学部へ行って品種改良の仕事に関わりたいなどと思っています。

変人をしているように見えるかもしれませんが、日本には民間育種の厚い土壌・伝統があり、遺伝学など知られていなかった時代の江戸時代に、たとえばツツジでもサクラでも何でも、山野の原種から膨大な素晴らしい園芸品種が作出されています! 日本会議が言う歴史や伝統とは、ハッキリ言って上から目線の 「権力者の歴史(=正史)や伝統」 です。「民衆の歴史(=稗史)や伝統」 とは全く異なります。

自家栽培のバレンシアオレンジ

↓ テーブルにした岩と同じものですが、石灰岩のようです。ということは太古の昔、白亜紀の頃ここは深海底だったか? そのころは太平洋じゃなくてテティス海でしょう? いや、そうじゃなくて深海底にあった岩石が1億年かけてここへやって来たというべきかも? それにしても石灰岩の起源はサンゴ礁だったりカキ礁だったりですが、海水中に薄く溶存している炭酸カルシウムを岩石の塊にする 「生物濃縮、生体濃縮」 の威力の凄さ! 政府の言う100ベクレルの基準が安心できないのはまさにこの生体濃縮です。ベクレルが低くても骨などに高濃度で沈着する危険性を政府は無視しています。国民はわが身を守るためには御用学者の言うことなど信用しちゃダメということです。 そういえば、「ニコニコ笑っている人に放射能はきません」 と平然と言い放った御用学者の権化、売国学者の棟梁、山下教授は長崎大学出身で、長崎大学の副学長です。日本会議をこしらえたのも元々は長崎大学の右派学生運動家たちです。その出身者がいま日本会議の代表者です。日本を破壊する悪党らはつながっているんでしょうかねえ??
ただし、山下教授は立場上そう言わざるを得なかった面もあり、本当の悪党じゃないです。本当の悪党は山下教授に、そう言うように圧力をかけている背後の連中です。そこは勘違いしてはいけないと思います。
石灰岩



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