雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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矢筈山のツルギミツバツツジの観察
矢筈山(標高1849m)の山頂に生ずるツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ


花の観察
ツルギミツバツツジの花
ツルギミツバツツジの花
ツルギミツバツツジの花


葉の観察
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉



種の説明は、借用します。
徳島県立博物館の小川誠先生の 徳島の植物ノート 「ツルギミツバツツジ」 の解説を引用させていただきます。太字強調は吾輩が勝手にしました。

【引用開始】  
 徳島県にはヤマツツジやハクサンシャクナゲなど17種のツツジ属が自生しているといわれている。中でもツルギミツバツツジは剣山で最初に見つかって、「剣山に生えている三つ葉つつじ」 という意味でその名が付けられた。 「三つ葉つつじ」 というのは葉が枝先に3枚ひと組となって付くツツジの仲間で、トサノミツバツツジ、アワノミツバツツジ、コバノミツバツツジなどが県内には自生している。

 ツルギミツバツツジは剣山や愛媛県の石鎚山など、四国の亜高山帯やブナ帯に分布するツツジ科の低木である。高さは2メートル以上にもなり、初夏に紫色の花をたくさん枝先に付ける。三好市東祖谷山村の落合峠には大きな群落があり、ミヤマクマザザの緑の草原の中にこの紫色の花が咲き乱れ、大変美しい景観になる

 元々は、本州に分布するダイセンミツバツツジと同じものとされていたが、剣山に生えているものは全体が大きく、枝も太く、若枝から葉柄に軟らかい毛が密生し、葉も厚いことなどから、ツルギミツバツツジに分けられ、変種として区別された。そして、最近では独立種とされるようになり、四国の高い山にしなかい珍しい種となったのである。
【引用終了】


ということですが、吾輩が花見にいったのは6月3日だったので1旬おそいわけで、例年お花見は5月中旬~下旬であります。ま、今年は花が咲いた跡がないので、落合峠付近はほとんど咲かなかったのではないか? 以下に落合峠と矢筈山のツルギミツバツツジの写真を陳列します。


落合峠から直上の尾根の様子
花のない写真を並べてもしゃあないけど、ま、こういう様子であります。ツルギミツバツツジの新葉が出ていますがやや赤っぽいので良く分かります。ササ原の中に点々とあります。
落合峠のツルギミツバツツジ
昔は、ここはススキの原でしたが年月とともに植生が変化しています。思うに、やがて周囲からウラジロモミがガン細胞が広がるように浸潤してきてササ原も衰退するのではないか? そういえばミヤマクマザサが結構開花しているのを見ました。一斉開花して笹原が消えるのは近いのかも??
落合峠の直上の尾根
広々として爽やかな草原です。しかしながら中に入ったり寝転がることはできません。ミヤマクマザサは、背丈以上になるスズタケや低地のネザサほどにはなりませんが、腰~胸ぐらいの草丈なので中に入ると大変な藪こぎになります。
広々としたミヤマクマザサの草原
登山道の両側にツルギミツバツツジがある


矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
むしろ、矢筈山や前衛峰の山頂一帯にあるツルギミツバツツジのほうが年数を経た立派な木が多いように観察しました。他の木が多いから分かりにくいですが、山頂一帯にはツルギミツバツツジの個体数は非常に多いです。おそらく落合峠付近よりも多いのではないかと思います。矢筈山頂であることを示すために遠景と併せて撮った写真です。
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ




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