雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201708<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201710
2016年6月3日 徳島県・矢筈山 (標高1849m) 山行記録
花 (ツルギミツバツツジ) の名所に、花はなし。
↓ 午前1時正時に淡路島の雑想庵を出発し、4時50分に落合峠に到着。
落合峠に到着
↓ 落合峠はツルギミツバツツジの名所として知られています。来るには1旬遅いのは承知しておりますが、普通は樹によって早晩の差があるもので、遅い花が残っているであろうという想定のもとで来ました。ところが、6時10分より登り始めましたが花が全くありません。もう散った後かと申せばそうでもなく、花が咲いたあとの花がらが見当たりません。そもそも花が咲かなかったのではないか? という感じです。
ツルギミツバツツジの花はなし
↓ 落合峠の直上の尾根に出ました。爽やかな高原の朝という感じ。
峠直上の尾根に出た
↓ 花が咲いている樹がありましたが、案の定、おおかた咲いた後であります。
ツルギミツバツツジに花はなし

予想外の夏の霜を目撃した。
↓ 驚くべきことに、夏の霜が見られた。
夏の霜があった

標高が上がると花が残っていた。
↓ 山頂はすぐそこに見えますが、近いようでいて遠く、細かなアップダウンを繰り返す登山道です。剣山みたいなよく整備された立派な登山道ではなく、藪こぎ同然のところもありました。落合峠の標高は1520m、矢筈山頂は1849m、標高差は僅か329mで諭鶴羽山の半分程度しかありません。結果的にはキツイ山であります。他の登山者も異口同音に言っていたので、一般的に申して矢筈山は登る標高差以上にかなりしんどい山ということが言えそうです。藪こぎも辞さない猛者向き、あるいは野良仕事で鍛え上げた屈強の田舎者向きの山です。ひとつのファッションとして登山する都会人向きじゃなさそうです。
山頂はすぐそこに見えるが遠い。

↓ 前衛峰の肩にツルギミツバツツジの花が残っていました。
前衛峰の肩にツルギミツバツツジが残っていた

↓ 前衛峰の北側斜面をトラバースするところに、バイケイソウ群落がありました。蕾がふくらみ、お花見の見頃は6月中旬ころか。手前味噌な記事ですが、バイケイソウは有毒植物 であります。要注意。ただし手で触るだけならば大丈夫です。
先鋭峰の北側をトラバースするところにバイケイソウ群落がある

↓ 8時02分です。矢筈山と前衛峰との鞍部にまで来ると太郎・次郎が見えました。ここから剣山まで南東13.6キロです。この鞍部で標高1750m、あと100mだ。
矢筈山と前衛峰との鞍部にくると太郎・次郎が見えた

↓ 太郎と次郎にズームアップ。左側が太郎笈(タロウギュー・剣山の別名で1955m)で、右側が次郎笈(ジロウギュー・1930m)であります。剣山スキー場も見えています。
太郎と次郎にズームアップ

↓ 標高1800m地点に見事な満開ツツジがあった。
1800m地点に見事な満開つつじ 8時24分

↓ 山頂まで来た証拠写真。8時50分、2時間40分かかりましたが、写真を撮り植物を観察しながら来たので時間がかかりました。いくらなんでもサッサと来りゃあ、1時間~1時間半コースか? 山岳会が立てた標識では、矢筈山の標高は1848.5mと書いてありますが、この数字は国土地理院の旧版の地形図に載っていた古い数字です。最新版では1848.8mとなっています。また国土地理院の 日本の主な山岳標高 では1849mとしています。
証拠写真


矢筈山頂からの360度四囲広闊な眺望! 山座同定もした。
↓ 山頂からの眺望です。山頂に立って、東南東方向を起点にして、右回りに一周します。山座同定もおこないましたが、これで間違いはないと自信がありますが、万一違っていたらご教示ください。写真に文字をたくさん書き込むと、鬱陶しい感じもします。 高城山まで25キロ。
高城山方向

↓ 南東方向。剣山まで13.6キロ。
太郎次郎方向

↓ 太郎次郎にズームイン!
太郎次郎にズームイン

↓ 南南東方向。
高ノ瀬方向

↓ 南。三嶺は真南にあります。9.5キロ先にあります。
三嶺方向

↓ 南西方向、高知市まで58キロ。
高知市方向

↓ ほぼ西ですが、僅かに南に振れています。石鎚まで約80キロ。
石鎚連邦遠望

↓ 石鎚連峰にズームイン。沢山書き込んだらうるさいわね。
石鎚連峰にズームイン

↓ 北方向ですが、大川山があるのは徳島・香川県境の阿讃山地です。香川県の平野部の讃岐富士が見えています。かすみがなかったならば高松市内が見えるハズです。高松からも矢筈の山頂部が見えます。
阿讃山地の方向

↓ 北東方向、高越山を見ました。
高越山方向




スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.