雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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日本一のオンツツジ群落、高越山船窪ツツジ公園は満開! (その2)
遊歩道をぐるりと一周、群落の北側も見事な咲きっぷり!
四国東アルプスの山々で、花の双璧と言えばシャクナゲとこのオンツツジではないでしょうかね? いま雲早山でシロヤシオが満開ですが次善の花という感じです。連休前に咲いていたアケボノツツジも、まもなく咲いてくる剣山や落合峠のツルギミツバツツジも、オンツツジの豪華さの前には2番手です。もちろんこれは私の個人的な好みであって、花の順位はひとそれぞれでしょうし、順位など付けない方が良いという考えもありましょう。そんな歌もありますしね。
群落の北側も見事な咲きっぷり
群落の北側も見事な咲きっぷり
唖然として声もでないほどの見事な咲きっぷりですが、今年見事な樹は来年はダメしょう。今年葉ばかりの樹ならば来年花が多いでしょう。要するに隔年開花の傾向が強い花です。
群落の北側も見事な咲きっぷり

↓ 遊歩道の柵の内側奥をのぞき込みました。オンツツジの純林・密林であります。おそらく、これはこれで極相 (クライマックス) で、今後もこの状態が維持されるのではないか? なぜならば群落の中を見ると後継の若木がありますから。なぜこんな群落ができたんでしょうか? ヒトの関与を想定せずに説明しきれるのだろうか? たとえばアレロパシー (他感作用) から説明できるかも? ここに昔たまたまオンツツジが侵入し成育環境のよろしきを得てそこそこに殖え、ある程度の棲息密度になったら、他種の植物の成長阻害物質をだして他の木を排除していった‥、とか? どうなんでしょうか?
オンツツジの密林だ

↓ 根元が5~10本の複数の主幹の株立ちになっています。細い幹で吾輩の腕ぐらい、太い幹では足ぐらいの太さです。本日観察した限りでは1本立ちのものは全くなく、全て株立ちになっています。おなじツツジ属で大木になるものに例えば高城山のシロヤシオがあります。これはたいてい1本立ちです。で、船窪オンツツジ公園の樹はみな古木っぽいのですが、株立ちになるのはオンツツジの種としての性質なのか? 或いは100年とか200年まえにこの群落が伐採されて、切り株からひこばえが沢山出て株立ちになったのか? どうなんでしょうか?
吾輩の足ぐらいの太さ

美しい花の絨毯に引っかけて脱線、美しくない者どもに怒りの鉄拳を!
↓ 林床は花のじゅうたんであります。この上を歩けるのは王様だけです。なぜならば王様が歩く道に臣下の者が花を撒いて飾るからです。安倍ゲリゾーでもこの花のじゅうたんを歩くことはできません。なぜならば彼は王様ではないからです。基本的には王様は世襲ですが、総理大臣は世襲ではありません。悪政を行えば引きずりおろされる存在です。にも関わらず彼自身は王様気どりなのでしょう。彼は数日前に 「私は立法府の長であります」 と言ったことが問題視されています。総理大臣は行政府の長なのであって、立法府の長ではありませんが、彼は内心では立法府の長でもある積もりなのでしょう。それどころか三権を掌握した王様気分であって、ついそのホンネが出てしまったと、理解しています。以前、安倍ゲリゾーは 「最高責任者は私です」 と言っていますし、最高裁判事の任命権を持っているから行政府・立法府だけでなく司法の長でもあると思っているのはほぼ間違いないと思われます。彼は自己撞着性があまりにも強すぎ、権力をかさにして批判者を徹底的に排除したり、質疑応答ですぐにキレて高みから罵詈雑言を発するなど品性がなく、まるで幼児がそのまま大人になったみたいです。しかも、政治家は言葉が命なのに、前言をいともたやすく翻すのは不誠実のきわまりであります。なぜ公式な場で平気でウソがつけるのか? それをマスゴミが何故問題にしないのか? この国は急速に戦前の国家体制に回帰しようとしています。現行憲法は99条規定により、国家機関に属する全ての公務員に守らせるものです。自民党の憲法改悪草案では、憲法を守らねばならないのは国民であると改悪しようとしています。つまり、「憲法は権力者を縛るもの」 → 「憲法は国民を縛るもの」 への改悪です。安倍ゲリゾーや極右・亡国の日本会議の櫻井よしこ婆さんにだまされないことです。7月の選挙では奮って投票所に行き、安倍ゲリゾーと櫻井婆さんに怒りの鉄拳をくだしましょう! 
林床は落花のじゅうたん

↓ 花の色変りが出てきました。花着きは少ないのですが、この花色はモチツツジやキシツツジの花の色に似ています。少し紫味のある薄い桃色です。オンツツジとは別のものか? と思い取り調べましたが、葉も花も紛れもなくオンツツジそのものです。ただ少し花色が異なるだけです。オンツツジは紀伊半島南部のものは品種のムラサキオンツツジになって花が真っ赤な朱色ではなくやや赤紫色になります。写真のものは分布域がちがうのでムラサキオンツツジということではなく、単発的に発生した色変わりであろうかと思われますが、詳細はよく分かりません。ま、どんな花でも色変りが出てくるのはごく普通にみられ、たとえばシャクナゲでも白花も赤花も出てきますわね。
花の色変りがあった

↓ 袋を持って山菜採りをしています。写真では吉野川市の清掃奉仕団の人々は写っていませんが、ついさっきまで大勢で掃除のついでに山菜を採っていました。すでに大勢で採りつくした後です。実は、明かせば、狙い目は花が散ってヒトが去ったころです。花の最中は大勢で採るからダメですが、花の後にはワラビの2番芽や3番芽がわんさかと出てきます! ① 標高が高くて寒いのでワラビが出るのが元々平地よりも1ヶ月遅れるのと、② 出始めのワラビは全部片っぱしから採られてヒトが去ってから本格的に出る、この2点が北日本の高冷地並みに遅いワラビが採れる理由です。しかも花期の前に草刈りが行われ管理草地です。つまり遷移が強制停止させられているから、ワラビが消えることはありません。この事情はお花見に来ただけでは絶対に分かりませんので、知る人は少ないです。で、採り放題。しかも窪地で土壌が厚く肥沃なためか2番芽や3番芽であっても立派な太い素晴らしい品質のワラビです。 なお、こんな国指定の天然記念物のそばで山菜採りをしていいのか? という批判もありましょうが、吉野川市の関係者自体が率先して採っていますわ!!
山菜採りをする人

↓ 本日 (5月17日) のお土産です。僅かしか当たりませんでしたが、花の真っ最中なのでしかたがありません。左の丸い葉はユキノシタです。知られざる隠れた山菜です。山の中腹より少し下の方の道路際にわんさかとあります。誰も採らないのですが食べられます。食べ方は、いしかわ農業総合支援機構 能登山菜ユキノシタ などを参照。
本日のお土産


オンツツジ以外にも花はあります、ホウチャクソウの観察
オンツツジ群落の林床にホウチャクソウが点々と見られました。写真家が何人も来て立派な機材で真剣に写真をとっていましたが、オンツツジのみを撮るだけで、林床の小さな花たちに全く関心を示しません。で、写真の技量は遠く及びませんが吾輩が撮ってあげました。
ホウチャクソウがあるね
ホウチャクソウの花は垂れさがる
ナルコユリなどと酷似していますが、茎先に1個ないし2個の花がつき、6枚ある花被片は合着していない、枝が分岐する (小さな個体では分岐しない) などの点を観察すれば見分けられます。
花の先端が緑色っぽい



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