雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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今年のエゴノキは見事な咲きっぷりだ!
本日は2016年5月14日であります。

●既に南中時の太陽高度は高く、晴天ならば水銀柱はウナギ登りか、あるいはコイの滝登りです。関東以西ではどこかで30度超となります。本日は大分県日田で31.5度です。いよいよ夏がやってきました。今年の立夏は5月5日でしたが、暦の上だけじゃなくて、晴れたら日中は夏とそう変わらない気温になります。今年はなんだか冬からずーっと気温が平年よりも高めで推移していますが、別に困ることではありません。夏が暑ければ暑いほどビールが売れるし、アイスも飛ぶように売れるわけです。吾輩なんかは暑さにも寒さにも強く、真冬の氷が張るころから淡路島アイスを毎日食べていますわ。(だから痩せらんし、健康に相当害がありそう?) とにかく、夏もの商戦は暑くなくっちゃ! 今年は海の家も山の家も大賑わいではないか? 去年も一昨年も天候不順で、山も海もあまり商売になりませんでしたから、今年こそは一発逆転の大繁盛を狙いたいところ‥。

2016年5月14日 九州内陸部で日最高気温が30度を越えた
↑ 本日の日最高気温が30度を超えたのは全国で10か所でした。九州内陸部で6か所、沖縄県で4か所です。気象庁サイト 気温の状況 から借用。なお、リンクは最新の観測値しか表示されないです。

● 「冬はいみじう寒き、夏は世にしらず暑き。」 と1000年前に清少納言が 『枕草子』 に書き残していますが、これは気温年較差の大きい盆地特有の京都の気候を叙述した表現ですが、冬は非常に寒いのがよろしく、夏は世に知られていないほど (つまり観測前例がないほど) 暑いのがよろしい。と解釈するのが通説です。このように古人も夏は暑ければ暑いほどいいんだ、と言っているわけです。しかも清少納言が生きた1000年前といえば、古気候学では中世温暖期とされ現在よりも気温が高かったころです。にもかかわらず暑いほうがいいと言うのです。 ところで、10年前だったら、ちょっとでも暑いと 「温暖化で地球は破滅するぞ!」 といわんばかりで五月蠅かったのですが、温暖化利権者どもはどこへ行ったんだ? 静かになりましたね! 十分に利権をむさぼって満腹したのでしょうか? ま、温暖化騒動のから騒ぎは別としても、夏になると熱中症で多くの人が倒れます。これは深刻な問題ではありますが、実はこれは暑いのが原因というよりも、明らかに人間側の対応のまずさに起因しています。



夏空に映えるエゴノキの見事な花
ありふれた花で、珍しくもなんともないのですが、今年の花着きの見事さ! にほれぼれとして写真を撮りました。写真をとっていると、通りがかった何人もの人から聞かれました。

「これは何の木なのですか?」  

エゴノキ ですよ。夏に薄緑色のグミぐらいの大きさの実がなるんですけど、実をかじったらエグイのでエゴノキと言うんですわ。昔はこの実を潰して石鹸の代用品にもされたんですわ、いわゆる石鹸の木です。」 

こんなにも身近な木の名前を多くの人が知らないのは意外です。身近な自然を知らずに声高に叫ばれる環境運動の薄っぺらさ! を思います。たとえばナルトサワギク騒動とか。いたづらに危険視していますが、日本では何の実害も一切出ていません。ナルトサワギクが在来植物を駆逐している例など皆無です。在来植物を破壊した跡地にナルトサワギクが広がっているだけです。なぜこの事実を見ようとしないのだろうか? つまり、環境省の利権なんです。それに環境保護団体が踊らされているんです。

青空に映えるエゴノキの花
少し拡大
葉の付け根から花序が出ていますが、例年ならば1つの花序に1個か、あるいは2個~3個の花なのに、今年はみな4個~5個ぐらいも付いています。おしべは10個ありますが、写真では分かりずらいのですがおしべが明るい色のものと、黒いものとがあります。どこがちがうんだろうかと観察したら、単に花粉を出している最中か、花粉を出し終わったかの違いです。
花のアップ



訪花昆虫が蜜を求めて集まる木
今日はクマバチが沢山やってきていました。木の回りを20匹ぐらいのクマバチがぶんぶんと飛び回っていました。体の大きなクマバチが集団で来ていたから、体の小さな虫たちは近づきにくいのか? 他種の訪花昆虫は確認できませんでした。クマバチが満腹して去れば他種がくるかも? ランクルさんの飼うニホンミツバチも来るかも??
クマバチが来る
↓ ホバリングしながら蜜を吸っています。エゴノキの花は下を向いて垂れさがるので、ホバリングできる昆虫は採蜜が有利な感じです。 ずんぐりした重そうな体に小さな羽です。人間にたとえたら大きめのうちわでバタバタしているようなものであります。で、クマバチや、マルハナバチの仲間が飛べるというのは航空力学的にはあり得ない、となぜクマバチが飛べるのか長いあいだ謎だったようですね。
ホバリングしながら蜜を吸う
ちょっと見は恐そうな姿ですが、クマバチ (マルハナバチの仲間も) はおとなしいハチです。写真を撮るのに10センチまで近づいていますが、蜜を吸うのに夢中でヒトが来たなど意にも介さないようです。手でつかんだり棒で叩こうとしたりしないかぎり大丈夫です。概して花粉や蜜を吸うハチはおとなしく、スズメバチとかオオスズメバチなど肉食性のハチは攻撃的で非常に危険です。ハチも種類によって性質がずいぶん違うので、十把ひとからげに一緒くたにしないように‥。 というのは木の名前を聞いた人が有難い忠告をくれたので。

「おまはん、そないハチに近づいて大丈夫なんけ? 刺されれへんのか?」

「ハチは賢いからね! 人を見分けるんですわ。悪人は刺されますが、善人は刺されないんですよ!」

エゴノキの花は、クマバチのお気に入り



ビワの実が色づいてきた
道路の側に、栽培品起源だとおもわれますが野生化したビワの木があります。野生化したので実は栽培品よりも小粒です。野生品なのでかずらがビワの木にまとわりついています。写真の画面の中でも4種のかずらが確認できます。野生化したビワであっても、かずらを除去し、ビワの木の整枝・剪定をして、摘蕾・摘果や袋かけなど手入れをすれば、そこそこに食べられる実になるのですが、写真の状態ではとても食べられません。この道路際の土地の所有者はどなたなのか知りませんが、モッタイナイですわね。ほんと、このビワの木、少し手入れすれば食べられるのにね‥。
野生ビワが熟れてきた
↓ すこし拡大。これでは種と皮ばかりです。果肉が少ないので味を見る程度です。写真では7個ありますが、幼果のころに間引いて2個にすればそこそこ食べられるものになります。子だくさんで養分を奪い合えば生長しにくいというのは当たり前です。政治も同じで、野党が少数分立しているのはこのビワの状態です。自民党を圧倒する巨大果実になるには、7個の分立を1個に集中させるしかありません。
野生ビワが熟れてきた

●九州でビワの出荷が始まったようですが、やはり甚大な寒害がでています。淡路島南部でも寒害はあったものの、被害は軽微だったようです。九州 (ビワの寒害は長崎県) の寒害は1月下旬の歴史的な寒波の被害ですが、鹿児島県アメダス大口で-15.2度を記録し、ダイヤモンドダストが見られたと信じがたい話です。2月7日付けの拙記事 徳島県剣山 見ノ越では、サラサラのパウダースノーだった。 の中で、日本本土の最南端付近のアメダス大口での、歴史的な低温のグラフをこしらえました。



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