雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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2016年の淡路島の自生シャクナゲお花見会 (その2)
もう一度、淡路島自生のシャクナゲの花をよく観察してから
淡路島のホンシャクナゲ
淡路島のホンシャクナゲ
淡路島のホンシャクナゲ

下山しましょう。また来年シャクナゲに会いにきましょう。
さあ、下山します。

他にも色々な花たちが咲いております。
↓ アオテンナンショウです。別に珍しいものではなく全島的に普通にあります。テンナンショウ属植物は性転換することで有名ですが、栄養状態が悪く地中のイモが小さいときは開花してもオス株ですが、栄養状態が良くて地中のイモが大きくなるとメス株になるという面白い性質があります。メス株であっても何らかの要因で栄養状態が悪くなると、(たとえば葉が欠損するとか) オス株に逆戻りします。つまり オス株 → メス株、メス株 → オス株 という変化がありうるわけで可逆的です。この手の植物は観察の見どころ満載です。

食虫植物かな? などという参加者がいましたが、食虫植物じゃないです。ところが肉穂花序を包みこんでいる仏炎苞の筒部に、虫が死んでいることが多いのも事実です。虫を捉えているように見えるから、食虫植物かな? と錯覚するのだと思われます。花粉を運搬させる虫たちにシッカリと花粉をつけさせるために、脱出しにくい花の構造になっています。結局出られずに死んでしまうということであります。
アオテンナンショウ


ジャケツイバラには絶対に近づくな!
↓ ジャケツイバラであります。花は美しいレモンイエローで観賞価値はあります。が絶対に庭には植えないことです。大変なことになりますわ。美しい花にはトゲがあるという典型例です。
ジャケツイバラ
↓ マメ科ですが、花はいわゆる蝶形花とは形がかなり異なりますが、果実はマメ科特有の豆果です。
ジャケツイバラの花
↓ ジャケツイバラのトゲは、曲がっていて方向もあっち向きこっち向きです。しかも太い幹にも細い幹にも、葉柄にも葉脈上にも大小の物凄いトゲで、これにからまったら恐ろしい目にあいます。このジャケツイバラの茂みを藪こぎで突破できる猛者は、日本国中をさがしてもいないでしょう! 野外で一番出会いたくない植物です。しかしながら、淡路島南部の山岳地帯の北側の谷には非常に多いです。 思うに、茎の上にあるトゲは他樹に引っかけて登っていくためでしょうし、葉にまでトゲがあるのは食植動物からの防御でありましょう。つまり屈強のシカ(鹿)たちも手も足もでないです。
ジャケツイバラのとげ

アウトドアズマンは手ぶらでは帰らない、帰れない。
天然サンショウの実がちょうど採り頃です。サンショウの実は早くても遅くてもダメですが、実を一粒かんでみましたところ、最高のベストタイミングです。で、佃煮用にゲット! 天然サンショウの実の佃煮は超高級品であります。庶民の口にはなかなか入りません。ところが田舎じゃ自分で採ればタダ同然です。これが田舎冥利というものです。また佃煮名人がこしらえますが、旧式石油ストーブは当分仕舞うわけにはまいりませんね。
サンショウ
サンショウの実

帰りしなに鮎屋の滝に寄った
淡路島で最大の滝です。小さな島なので最大などといっても、有名な華厳の滝や白糸の滝や那智の滝などとは比べるべくもありませんが、遊歩道におる人を尺度にして見れば累々と地層を形成する岩石はけっこう大きいです。滝壺周辺はひんやりとしています。
鮎屋の滝



兵庫県洲本市の鮎屋の滝に来ました。淡路島で一番立派な大きな滝です。滝つぼ周辺はひ­んやりとしていて、夏にここに避暑にくるのも面白そうです。滝の周辺の森は植物相が豊­かで、第一級の植物観察スポットです。兵庫県レッドデータAランクのカンザブロウノキ­や、兵庫県下でただ1本だけ見つかっているツゲモチの木が自生しています。

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