雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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庭木でホワイト椎茸を作ろう!
放射性物質の含有量に応じて、食品はブラック、グレー、ホワイトの3種類の階級に分けられるらしい?

含有ベクレルによる3大色分け
食品には3種類あるのか?


ベクレルゼロが商売になるこの国の現実
北海道札幌市白石区東札幌五条1丁目1-1 に、すなわち住所から調べたら 「札幌市産業振興センター」 の中にあるということになりそうですが、ホワイトフード という会社があるらしい。ところが、札幌市産業振興センター のホームページを閲覧しても入居企業のリストのなかにホワイトフードの名は見当たりません。札幌市産業振興センターというのは、札幌市の中小企業やベンチャー企業の興隆を助けるための札幌市の施設のようですが、ホワイトフードは支援なしにやっていけるようになって出て行ったのか? ちょうど年度も替わったところですし。詳細は現地へいって調べないと分かりませんが、ブログのつまらない記事の執筆にわざわざ札幌まで取材には行けません。

●ネットで可能な範囲をあれこれと詮索するのは、このホワイトフードなる会社を全面的に信用していないからです。全面的には信用していないのですけれども、フクイチ原発過酷事故いらい話題になることの多い会社です。 世の中の不安につけ込む新手の商売? あるいは幸い放射能汚染から免れた北海道の物産の販促を狙っている? という面も否定しきれないのですが、会社が言うとおり “ 「安心な食で人々を幸せに」の経営理念のもとに、子どもの家庭の食の安全を守る” という大変に立派な会社なのかもわかりません。ま、株式会社は業種が何であれ利潤を追求する社団なのであって、利潤が出なければ存続不可能という点があるから、経営理念がどれほど立派であっても、ホンネはただの金儲けということもあるのかもしれません。それはさておき、ベクレルゼロの食品を売るというビジネスアイデアは大変に秀逸です。吾輩的には5割は立派な会社、5割は社会不安につけ込んだ金儲けと見ています。ほめているのか、けなしているのか、分からない書きかたですがその両方です。

このような会社が出現する背景は、もちろん政府やその機関のフクイチ原発過酷事故にたいするあまりにも不誠実で犯罪的な対応がありましょう。世界の多くの国々は日本からの食品輸入規制をしている実態にもかかわらず、国内的には 「食べて応援」 などと政府 (農水省など) が言っているわけです。いくら 「検査して放射能はないから大丈夫だ」 などといっても政府 (行政) の言うことなんか信用できないわけです。いまや政府の言うことを信用する人はオツムの弱い人であります。


風評流布会社として潰されると思いきや、あにはからず生存中
●それにしても、この会社、まともな言説をも風評だと目のカタキにする原子力村に潰されるのじゃないか? と予想していましたが、別に何の問題にもなっていません。予想外です。ということは原子力村公認というか、原子力村もこの国のヒドイ放射能汚染を腹の中では認めているのではないか? ていうか、食べて応援などと言っている農水省の官僚たちもホワイトフードのベクレルゼロの食品を取り寄せていたりして?? 

「食べて応援」 などと言っている連中はみな社会の上層部にいます。かれらは高収入です。つまりベクレルゼロの食品を取り寄せる資力があるということです。いっぽう、しがない庶民は収入が少なく、コストのかかるベクレルゼロの食品を取寄せることができません。 「食べて応援」 という風評・風説を垂れ流す連中は食べず、食べたくない庶民は食べざるをえないというのは、なんという不条理なことか! と思います。

市販されたキノコは要注意食品!
さて、深刻なのはキノコです。特にシイタケは深刻です。 「シイタケに関しては、九州産・北海道産も含めて、ホワイトフードの安全基準値である0.5ベクレル/kgを下回るものをみつけることができないため、現時点では取扱いを禁止しております」 ということです。それほどにキノコは放射性物質を吸着しやすいということなのでしょう。厚生労働省の報道発表資料でもキノコの汚染が異様にたくさん報告されています。最近の市販キノコは菌床栽培品が主流になっていますが、菌床の材料のおがくずが問題です。汚染地帯からおがくずの原料の原木が流出している話もあります。キノコの生産地を見ただけでは不十分で、原木やおがくずがどこのものを使っているのかまで確認しないと安心は出来ません。市販されたキノコを口にするのはリスクがあります。キノコは免疫力を高める効果の高い食品とされていて、積極的に摂取したいところですが、市販品はかなり危険です。


↓ ホワイトフード社のサイトから、きのこ放射能検査地図(2015年) を借用。ただし、これはホワイトフード社の検査に基づくものではなく、厚生労働省の報道発表資料に基づくものです。
深刻なキノコの放射能汚染


↓ 下のリストは吾輩が 厚生労働省の報道発表 から基準値の100ベクレル超の放射能汚染キノコを拾い集めました。たとえば、食品中の放射性物質の検査結果について (第951報) これとて放射性セシウムを調べているだけで、他の放射性核種は調べれへんのやろか?

2015年に見つかった放射能汚染キノコ


自分でキノコを栽培しよう!
庭木を伐採してキノコ栽培は可能か?

市販されたキノコは、原木やおがくずがどこのものを使ってキノコ栽培されたのか知るよしもありません。そこで、究極の自衛手段、自分で栽培しましょう! いま田舎では (淡路島南部では) シイタケ栽培がちょっとしたブームになっているようです。実は原木さえ入手できたらシイタケ栽培はとても簡単です。吾輩も昔なんべんもシイタケやナメコなどを作っていました。原木を玉切りし、種駒を植菌、伏せ込み、など一連の作業の後に、1年も1年半も経って忘れたころに、初めて走りのキノコが出てきたときは 「出たあぁ!」 てな感じで感動ものです。

↓ 伐採したシイタケ栽培の原木 (わが雑想庵の庭にて)
原木の伐採
原木の伐採

●雑想庵の庭木を伐採しました。28年まえに樹齢10年ほどのものを庭に植えたものですが、樹齢40年に近いハズです。樹種はブナ科のアラカシです。最良の樹種とは言えませんがシイタケ栽培可能な樹種です。ブナ科の樹木の中でクヌギとコナラは営業栽培でも自給栽培でも最良の樹種です。しかしながら他のブナ科も全てシイタケ栽培が可能です。淡路島に自生が見られる樹木ではアラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、アカガシ、ウバメガシ、アベマキ、シイ(スダジイ、コジイ共に) 行けます。他にも、ハンノキ、オオバヤシャブシ、ノグルミ、サクラあたりも上手く管理すればシイタケが良く出ます。これらは吾輩自身が実際に栽培してみてシイタケが沢山出ることを確認済みです。ほかにも結構使える樹種があるハズです。ただし、これらコナラとクヌギ以外の樹木では、樹皮の厚さが薄かったり、材が堅すぎたり、樹皮がはがれやすかったりなど性質がバラバラで欠点があります。その樹の性質にあわせて管理方法を変える必要があり、初心者にはむずかしいかもわかりません。一番無難なのはやはりコナラです。(クヌギはやや難しい)

原木の樹種で伐採適期は、落葉樹ならば紅葉 (黄葉) 初期のころです。常緑樹ならば厳寒期です。春になってから伐採したのは問題 (樹液の動き出す時期になって樹皮がはがれやすくなる) ですが、そこは全くの素人じゃないからホダ木の管理の工夫でカバーします。アラカシは常緑樹なので、1週間程度葉をつけたまま放置し、葉の蒸散作用で材の水分を少し抜きます。(葉枯らしという) シイタケ菌は死物寄生菌です。枯れた木の材に侵入して腐朽させる菌です。生きた木の材には菌糸が広がりにくいです。原木の材の水分を抜いたら、長さ1mに玉切りします。

●これから一連の作業を行っても植菌するのが遅れてしまったから来年春の収穫は望めません。本格的にシイタケが出てくるのは再来年の春です。ホワイト椎茸になるかグレー椎茸になるか分かりませんが、九州産や北海道産でもホワイト椎茸がみつからなかったとホワイトフード株式会社が言っているぐらいだから、低ベクレルだとは思いますがグレーではないか? 沢山出てきたら検体1キロを送って放射能検査を依頼したいと思いますが、2年後会社が存続しているだろうか? 原子力村の圧力や妨害で潰される懸念がないとはいえないです。



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