雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
今冬最後の雪見になるのか? それとも? (その2)
写真はすべて2016年3月28日、徳島県剣山にて

↓ 剣山のクマをまだ見たことはありませんが、剣山のクマのように冬眠中でありましたが、関係者が来てごそごそとやっているみたいです。冬眠からお目覚め近しという感じ。営業再開は4月16日 (土曜日) かららしい。天候によっては再開日を変更することもあるらしい。クマは一度だけ高城山で見たことがありますが、近年登山者によるクマの目撃情報が相次いでいますね。なるべくなら出会いたくないものです。万一クマとレスリングする事態になっても負けないようにと、ウエイトトレーニング等で体を造っておく必要があるかも?
登山リフトの営業は4月中旬からか

↓ 写真に写っているのは5台ですが、ほかの駐車場にも車がいて月曜日という割には賑わっています。おそらく皆、剣山に雪が降ったぞということで、雪を見にきたのでしょう。しかしながら、無降雪地帯の瀬戸内地方で雪を見るにはカネがかかりすぎです。鳴門大橋代、高速道路代、ガソリン代、車の償却費、雪道走行冬装備代、非常食、山岳保険代、本式じゃなくても登山衣装代、お土産代(お土産がないと行っても良いという許可が出ない)、おおざっぱに原価計算すると雪見1回あたり完全に1万円以上かかります。晴れていたら、すぐそこに良く見えていてそんなに遠くじゃないのに、カネがかかります。 で、玄関を出たところが即雪山であり、自宅前で遭難可能な北日本がうらやましいところです。しかし何カ月もそうだったら嫌になるでしょうけど‥。
平日なのにあちこちに車がいた

↓ 日本列島最高の珍味を見つけたブナの大木です。地上130センチ高の幹周3m以上という環境省巨樹・巨木基準を軽々とクリアしていると思われます。2m半の竹竿を4本持ってきました。くくりつけて1本の長い竹竿として、その珍味をつついて落としました。ところが、なんと傷み加減です! 残念! 昨夏からの顕著なエルニーニョの影響? で暖冬でここ見ノ越でも何回も雨があったそうです。この気温の高さで傷んだみたいです。厳冬で、冬じゅう冷凍状態だったら良かったのですが残念。 ま、この樹に日本列島最高の珍味が出ることがわかりました。秋にまた竹竿持参で‥。
「ぬけおち」 は暖冬のためか傷み気味

↓ 今回は通常の登山道ではなく、尾根を直登するコースをいきました。ただし登山道はありません。先行登山者(山岳会)の残した赤テープをたどります。しばらく登ると、標高1600mあたりに犬HKの見ノ越FM無線中継所というのがあります。

●一昨年の2月でしたか? 安倍のお友達のモミイ犬HK会長が就任して、「政府が右だというものを、犬HKが左だとは言えない」 と公然と言い放ったのは有名なハナシです。その後は犬HKは完全に政府の広報機関になり下がりました。大本営発表を垂れ流すだけです。7月に参議院選挙をやるのだから、今後の国家の針路を決める重要争点 (原発、憲法、TPP、基地、消費税、格差など) をどうするのか賛否両論からの討論番組をどんどんやるべきなのに、やりません。もはや犬HKに視聴料など支払う意義などありません。断固として犬HK視聴料を拒否しよう! その理由として放送法第4条違反を指摘すればいいでしょう。ていうか、もはや犬HKは解体させるか民営化さすべき時期が来ていますね。

ついでに申せば、批判や拒否感が強い民主党ですが、かつて政権を担当したとき、報道機関に圧力をかけることなどありませんでした。ところが安倍になったとたん、異常な報道管制を敷いています。報道管制をやるとファシズムに堕ちていくことは歴史が教えています。マスコミの幹部が夜な夜な安倍と晩飯を共にしているようですが、本来ならば絶対にあってはならないことです。報道は権力と距離をおいておかなかればならないのに、報道と権力が癒着しています。これでは権力を握った者の思いのままです。すでにこの国には民主主義も国民主権も存在しないようです。

第4条第4項 「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること

●たとえば原発反対の声は国民の間では過半数です。戦争法反対も過半数です。にもかかわらず犬HKは政府寄りの意見ばかりを垂れ流して世論を誘導しています。放送法違反は明白です。第4条が倫理規定だからといって、守らなくてもいいというものではない。犬HKが法律を守らないのであれば、われわれ国民も放送法第64条 (犬HKとの受信契約及び受信料規定) を守らなくてもいいということになってしまいますね。 蛇足ながら、NHK = 犬 HK = 犬あっちへ行け。

犬HKの見ノ越FM無線中継所
犬あっちへ行け


↓ しがない庶民が切歯扼腕、悲憤慷慨してもどうにもなりません。で、せいぜい景色でもみて楽しみましょう。ちらと、登山リフトの索道をのぞいてみました。お財布など落ちていないかな? リフトの搬器に座っているとズボンのポケットからお財布が落ちやすいです。これに乗るときは要注意です。
登山リフトの索道をのぞいてみた

↓ 頂上を仰ぎ見ました。画面中央に見える黒々とした2本の樹木は、右が天然のヒノキ、左がコメツガです。コメツガが出てきたら亜高山帯です。
頂上を仰ぎ見る

↓ 山頂の雲海荘が見えていますが、通常の登山道とはルートが違うので景色もちがいます。
尾根筋を登る

↓ これはウラジロモミの幼木です。沢山あります。吾輩の背丈ぐらいのおおきさですので、クリスマスツリーに良いかも? 剣山では登る道すがら、モミ → ウラジロモミ → シラビソ(シコクシラベ) というふうに、同じモミの仲間でも高度によって見事な棲み分けが観察できます。そういう点に着目するのもいいでしょう。
ウラジロモミの後継樹

↓ 大きな動物と小さな動物の足跡であります。大きな動物は登山靴にアイゼンではなくスパイク長靴を履いています。これがなかなかの優れ物で、軽アイゼン程度の滑り止め効果が十分にあります。
大きな動物と小さな動物の足跡

↓ ヒカゲノカズラが雪上に出ています。名前に日蔭のと冠していますが、日蔭では生育しません。あるのは日向です。
ヒカゲノカズラが雪上に出ている


言わずもがなの剣山の恥部
↓ 通常の登山道からは見えないところに、廃墟が沢山あります。剣山の恥部です。大量のドラム缶を野ざらしに積み上げた目をそむけたくなる光景もあります。剣山観光協会に少しは配慮してそのドラム缶の写真は伏せておきましょう。こんなの放置したままで、環境省も観光協会も 「剣山の自然を守りましょう」 などと呼びかけても空しく聞こえます。
剣山の恥部
剣山の恥部
剣山の恥部

↓ 登山リフトの山上側の西島駅です。おそらく、これも数10年後の廃墟予備軍なのでしょう‥。たぶん、やがては、鳴門大橋でも維持管理できなくなるときが来るでしょう。明らかにこの国は長い下り坂をくだり始めています。いまある社会インフラも維持できなくなるのは目に見えています。どうするんでしょうかねえ??
これも、やがては放棄されるであろう

↓ 刀掛の松まできました。標高は1810m。ここからは胸突き八丁の一番苦しいところです。実は苦しいのは空気が薄くなるせいもあるのではないか? 剣山測候所 (標高1929mにあった) の観測データでは平均気圧は803hPaです。平地 (海面上) の1013hPaの79.3%です。剣山の山頂付近まで来ると空気が平地よりも2割薄くなります。剣山の約2000mで高山病になったというハナシは聞いたことがありませんが、中部山岳では早い人は標高2500mあたりから高山病が出てくるようです。
刀掛の松

↓ ここが一番雪が多かったところです。山頂直下の1900m地点です。岩場になっていて梅雨ごろきたらコメツツジの花が見られます。去年の4月の中頃に山小屋の人がまだ1mあった残雪を掘って 「雪の小谷」 を作っていました。
一番雪が多かったところ
古い雪が残っているようだ

↓ 頂上ヒュッテまであと50m。
頂上ヒュッテまであと50m

↓ コメツガに霧氷。
コメツガに霧氷

霧氷が落ちずに (溶けずに) 待っていてくれました
登るのに時間がかかるので午後2時半になっています。雲がとれて太陽もあたっています。はかない霧氷ですが待っていてくれました。樹に白い花が咲いているみたいですが、午前中ならばもっと見事だったでしょう。いわゆるエビの尻尾は2センチ程度で小さいですが、厳冬期に樹を覆い尽くして氷の塊になったものよりも、この程度のもののほうが被写体にはいいのではないか?
霧氷が待っていてくれました
花が咲いているみたいだ
塔丸と霧氷
エビの尻尾が出来ているが、2センチ程度

↓ 剣山頂上ヒュッテにたどり着きましたが、小さなつららが沢山出来ています。かえりしなに、ヒュッテの壁に掛けてある温度計を15時に見たら、ちょうど0度でした。 3月28日午後3時の気象庁観測では、下界の徳島で15.4度、穴吹で14.3度、池田で14.0度、日和佐で14.2度、海陽で14.6度でした。 北の方では札幌で7.0度、旭川で6.4度、稚内で3.5度、網走で2.8度でした。山の上は日中は気温が上がりにくいことが言えそうです。
頂上ヒュッテ
小さなつららが沢山

↓ 頂上です。隆起準平原の名残のたおやかな笹原となっています。平家の落人たちが再起を目指して馬術の訓練をしたと伝えられる平家の馬場です。
頂上だ
平家の馬場

↓ 笹原と、印象的な山容のジローギュー。ジローギューの山肌の浸食された谷には、例年ならば遅くまで (5月の連休開けくらいまで) 残雪が見られます。今年は雪が消えるのは時間の問題です。
ササ原とジローギュー
ジローギュー

↓ 積雲の下に、降雪の緞帳 (どんちょう)が降りています。
積雲の下に、降雪の緞帳 (どんちょう) が降りてくる

↓ 山頂直下、北西斜面ですが今年は雪が少ないです。
山頂直下、北西斜面

↓ 下山後に山頂をふり返りました。登るのに3時間近くかかりましたが、下山はちょうど1時間です。重力に逆らうのは大変ですが、重力に身をまかせるのは易しいです。マスゴミどもが政府の広報機関をするのは、重力に反逆するのは大変なことであるからなのでしょう。安易な方向に流されたツケは、とてつもなく大きいのではないか?
下山後、山頂をふり返る



スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.