雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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山菜のシーズンがやってきた!
●本日は2016年3月27日であります。 万象を凍てつかせた (というほどじゃないけど) 冬が去って、春が来ました。500hPa高層天気図をみると、今朝09時の図では-30度の寒気が西日本を覆っていまして、これはまだ冬の気温ですが厳寒期の寒気にくらべると冬将軍の威光はすっかり衰えています。何事においても、そのシーズンになったことを象徴する 「指標」 があるものでして、わが淡路島南部で山菜シーズン到来を告げる 「指標植物」 は、ヤマザクラの満開や、コバノミツバツツジやモチツツジなど開花が早いツツジの咲きはじめです。で、モチツツジが里山のそこかしこで咲きはじめました。 
↓ はモチツツジの花、3月26日、南あわじ市神代上田池にて。

モチツツジが咲きはじめた

↓ フキノトウはもうシーズン終盤です。採り頃は2月中でした。早く出たものはもう50センチぐらいになっています。山の北斜面で日蔭のようなところのものならば、ギリギリいけるか?
フキノトウ
↓ 南あわじ市神代上田にて。これならば縦に2つにカットして天麩羅にすれば何とかいけそうです。 でもフキノトウはもう終りで、これからは若い葉 (葉柄) を集めて佃煮にすればうまいです。甘辛く煮しめたフキの佃煮があれば、他におかずは要りません。
フキノトウ

↓ タラノメも出ています。高い枝先に出ているので手が届きません。採りたくても採れません。こういうときには、ラマルク先生 に言わせたら、

「そりゃあね、手が届かんて言うてもさ、一生懸命に手を伸ばしていたらさ、しだいに手が伸びていってね、じきに採れるようになるんじゃよ」 

などと涼しい顔をして言うにちがいありません。でも、キリンの首が長くなって高い枝の葉が食べられるようになるまで何百万年かかったことか? 進化は地質年代的な時間スケールのなかで起こった現象です。吾輩の手が長く伸びて、高い枝先のタラノメが採れるころには、タラノキ自体が別の木に進化しているでしょうね! 矮小化して盆栽みたいな小さな木になるとか? ラマルクは一応は非科学だと否定されていますが、かといってネオ・ダーウィニズムもおかしいところがあると感じます。生物の組織や器官や行動や生態にいたるまで、あまりに合目的性があり、上手く出来過ぎています。それが偶然の積み重ねだけで本当に出来るものなのか?? という根本的な疑問が残ります。で、依然としてラマルクの言説が魅力的に見えてしまいます。 写真は3月26日、南あわじ市八木にて。

タラノメ


未発表の新しい山菜 を紹介しましょう!
↓ 兵庫県レッドデータBランクの貴重植物のシマサルナシですが、その新芽を採って食べてしまいます。じつは島の南部の山岳地帯の海岸部には沢山あります。レッドデータ種というほどではありません。ただし、写真はわが雑想庵の庭で、物干し竿を架けるポールに巻きついて茂っています。別に植えたわけじゃないのですが、採ってきたシマサルナシの実を食べて、食べカスを捨てたところ勝手に生えてきました。この新芽は苦みも渋みもアクもなく、食べられます。とても上等な山菜です。
シマサルナシ
↓ これぐらいがちょうどいい採り頃です。これよりも若いと収穫量がすくないです。これよりも遅くなると固くなり渋みやアクが強く出てきます。
これぐらいが採り頃
↓ 本日の収穫。沢山とれるものではないので、春先に1回だけ味わうものです。
本日の収穫
↓ シマサルナシの新芽と、鳴門海峡の名産品のジャコをあえ物にしました。美味そうにはみえませんが酒のサカナになります。豆腐を使って白和えにしたら合う食材のように思います。
シマサルナシの和え物

マタタビです。小さな芽がやっと出たところです。採り頃はまだ先のようです。 このマタタビだけでなく、ウラジロマタタビや、淡路島には自生しませんが剣山などでは沢山あるサルナシの新芽も食べられます。マタタビ科の蔓植物の新芽はみな食べられるのです。これらはどれもシカ (鹿) の大好物なのです。
マタタビの芽はまだ小さい



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