雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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淡路島に春が来た!
本日は2016年3月14日 (月曜日) であります。

● 「淡路島に春が来た!」 などと申せば解釈によっては、淡路島だけに春が来て他の地方にはまだ春が来ていない、みたいな意味になるかも分かりません。かといって 「淡路島にも春が来た!」 などと申すと、遅ればせながら淡路島に遅い春が来たみたいな感じで、なんだか北日本の島みたいな言い方になってしまいます。しかしながら、奄美大島から見たら淡路島は紛れもなく北方の島になるハズです。

●その春が遅いのか早いのかはどこに基準を置くかで違うわけですし、何をもって春になったと看做すか、その判断は難しいです。 たとえばサクラの開花という生物季節現象をもって春になったと考えるならば、ヘンなハナシになります。各地の気象官署がサクラの開花を観測している標本木はソメイヨシノです。 (なお、沖縄と北海道東部は別の品種ですが) 気象庁の観測統計から浮かび上がるのは、ソメイヨシノのサクラ前線が移動開始をはじめるスタートラインは、おおむね福岡と高知を結ぶ線上からです。そこからサクラ前線がはじまって北上と南下をします。常識とややことなるのはサクラ前線は九州では南下していきます。種子島ではソメイヨシノの開花はスタートラインから数日遅れてしまいます。理由は、種子島は温暖で冬の寒さにしまりがなくサクラの休眠打破がうまくいかないためです。で、ソメイヨシノの開花を春になったという基準にすると、春は北から南下してくるなんてヘンな話になってしまいます。



気象庁 さくらの開花日 (2011―2015年) から作成。この平年値というのは1981-2010年の30年平均ではありません。なぜなのか10年ごとの平年値を計算しているようです。
各地のソメイヨシノ開花平年日


淡路島の春のスタートは、わが神代村の春祭りから
淡路島は北部では秋祭りが盛んですが、島の南部は春祭りが盛んという対称があります。理由はハッキリしませんが、わが南あわじ市神代村の春祭りは新聞記事などでは、「淡路島に春が来た!」 というふうなタイトルになることが多いです。それは春祭りの先陣を切って執り行われるためです。ただし、南あわじ市湊村の祭は2月中に行われますが、立春を過ぎているから春祭りと言えなくもないのですが、そういうふうな歳時記的な季節感覚は実際の季節よりも先行していて、2月中はまだまだ寒く、とても春祭などとは言えません。

2016年3月13日の神代村の春祭
2016年3月13日の神代村の春祭
2016年3月13日の神代村の春祭


ご機嫌な神輿かきたち



淡路島南部の南あわじ市三原地区神代村で春祭りがありました。この神代村の春祭りは市内の先陣を切って執り行われるもので、この春祭りが淡路島に春を呼び込むお祭りだと言われています。ほろ酔い加減も手伝ってか、神輿かきの初老者たちが上機嫌で “神輿唄?” を唄っています。何を唄っているのかよく分かりませんが、だんじり唄の変形でしょうか? 初老者の人数が少ないので、お神輿を勇壮に担ぐことはなかなか難しくなり、台車に乗せてころがして行きます。

淡路島の明治初期の全島の人口は16万人ほどだったと記録がありますが、終戦直後に23万人程に増加し、そのごジリジリと減少、現在は13万人ちょっとです。明治初期から現在まで日本の国全体では人口は3倍強に増えたようですが、わが淡路島は逆に明治初期よりも減ってしまいました。全体膨張の中での部分縮小なので、人口減が際立っています。初老者の人数が今後さらに減るので、いつの日にかお神輿が担げないときが来るのでしょうかね? どうなるんでしょう? 40年後の淡路島の人口予測は7万人だとか‥。



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おたけさんのコメント
>淡路島の人口予測は7万人だとか‥。

どこかの校長先生が女生徒達に 「もっと子供産ましょう」 こう発言して、教育委員会から文句言われているそうですが、単純に計算しても、夫婦2人が1人の子供を産んでいたら、半分の半分の半分は? この計算で減っていくと人がいなくなってしまいますね。 フィボナッチ数の逆バージョンてなことになるのかな。 (うさぎと人を一緒にしたらいけませんね)

山のキノコの返信
>半分の半分の半分は? この計算で減っていくと人がいなくなってしまいますね。

放射能が半減期ごとに減衰していくみたいですね。でもまあ、大丈夫でしょう。いつかは歯止めがかかるハズです。日本と同じ島国のニュージーランドは、本州+九州の面積の2つの島に、人口は445万人です。日本の人口の約30分の1です。日本程度の面積に、日本よりもはるかに人口が少ない国はいくつもあります。でもまあ、みな国家として存続していますし、外国が攻めてくることもありません。

そう考えると、人口減少はそんなに恐れることはないでしょうね。むしろ、人口急減で相対的に国が広くなっていいかも? なかなか北海道に行く機会がありませんが、なんとなく外国みたいな雰囲気があるのは人口が少なく牧歌的だからと思います。日本国全体の人口密度が北海道の70人/平方キロならば、人口は2500万人! です。私はそれぐらいがちょうどいいと思っています。その程度の人口ならば自然環境に及ぼす負荷は小さく、環境問題の多くが劇的に解決できると思います。

問題は、人口が増加していく、あるいは悪くても横ばいがつづく、という前提のもとで、さまざまな制度が設計され、ビジネスモデルが構築され、国家が経営されていることでしょうか? 変えるに変えられない既得権益者が膨大にいて、必死になって利権にしがみつく中では、終戦直後みたいな旧体制の建設的破壊と、あたらしい時代にふさわしい新制度の再設計は絶対に無理そうです‥。どうなるんでしょうかね? 




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コメント
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>淡路島の人口予測は7万人だとか‥。

どこかの校長先生が女生徒達に「もっと子供産ましょう」こう発言して
教育委員会から文句言われているそうですが、単純に計算しても
夫婦2人が1人の子供を産んでいたら、半分の半分の半分は?
この計算で減っていくと人がいなくなってしまいますね、
フィボナッチ数の逆バージョンてなことになるのかな。(うさぎと人を一緒にしたらいけませんね)
2016/03/15(火) 22:08:34 | URL | おたけ #oKUqqsRc [ 編集 ]
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