雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
降るときには、降る。
本日は2016年2月10日であります。

●今年の四国山地での雪見はサッパリであります。全く期待外れとしか言いようがありません。寒波の吹き出しが弱く日本海側の豪雪のおこぼれが来ないのと、四国沖を南岸低気圧が通っても陸地に近すぎて雨になったり、あるいは陸地から離れ過ぎて降水帯がかからなかったりした為ですが、シベリアの寒気はしっかりと涵養されているわりには、寒気の南下がいまいちです。やはりエルニーニョが遠因ではないかと取りざたされています。 必ずしも 「エルニーニョ」 = 「暖冬」 というわけではないにしても、統計的に有意にこの式がほぼなりたつのも事実です。気象庁の発表では、12月には、エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は+3.0度で、観測史上過去3位の高水温でしたが、本日2月10日午後2時に発表された エルニーニョ監視速報 (No.281) によると2014年夏から始まったエルニーニョのピークは通りすぎたようです。本年2016年夏までにエルニーニョは終息する見通しとなりました。今冬の暖冬の原因を気象庁がエルニーニョに求めたことは一つの大きな前進で、政治的に何でもかんでもCO2地球温暖化だとした数年前に比べると、だいぶんまともになりましたわね。

●ところで淡路島南部の島民は、隣町の鳴門市 (当然他県になりますが) に買い出しにいくことが結構多いのですが、それは 地図を見ればわかる のですが距離的に近いということであります。たとえば、福良の港 (道の駅) から洲本市図書館までは直線距離で18.96キロ、鳴門市図書館までは13.30キロであります。これでは淡路島南部の島民が鳴門市へ買い出しに行くのは無理がありません。ただし吾輩の茅屋 (ぼうおく、おんぼろ屋敷のこと) からでは、洲本が近いか鳴門が近いか微妙なところ‥。ですが、つい遊びがてらドライブがてら鳴門大橋を渡って鳴門市へ行きますわね。ついでに足を延ばして徳島市の南にそびえる旭ヶ丸 (標高1020m) とか。標高はそれほどではないのですが素晴らしい眺望です。で、洲本なんか、よほどの用事がなけりゃ行かないわけです。

さて、本日その鳴門市へ買い出しに行って、ついでに鳴門市図書館へ立ち寄り、徳島新聞の過去の製本版 (縮刷ではなく原寸を製本) を閲覧、たいへん貴重な記事をコピーしてもらいました。今冬はエルニーニョが遠因か? はハッキリとは分かりませんが剣山見ノ越の雪見はダメでしたが、しかしながら、降るときには降るという証拠です。



徳島新聞 2005年12月27日付 22面より借用
こうなると、北陸東部の豪雪地みたいですわね!
降るときには降るという新聞記事


引用】 相次ぐ寒波の襲来で、東祖谷山村菅生の剣山登山口・見ノ越周辺は2メートルを超える深い雪に覆われている。12月にこれほどの雪に見舞われることは過去に例がなく、国道の除雪作業も雪が深すぎてできないため、同地区は徒歩以外では入れない状況になっている。

16日から19日と20日から22日に連続して降った大雪は積もる一方で、剣神社周辺で2メートル、吹きだまりでは5メートル近い積雪。リフト乗り場駐車場や国道沿線の民宿なども一階部分がほとんど埋没している。

剣神社で冬期の留守番をしている馬岡嘉之さん (71) =つるぎ町貞光= は 「1954 (昭和29) 年から毎年冬を越しているが、12月にこんなに降ったのは初めて。雪かきしてもすぐ積もる」 とうんざりした表情だった。



2016年2月7日 剣山見ノ越 雪見写真ギャラリー
剣橋 から路面に雪が出てきた。標高約470m。
剣橋から路面に雪が出てきた

↓ 漆野瀬の電光掲示板です。標高約520m。タイヤチェーン必要の表示です。積雪があったら夏タイヤでは絶対に行かないように。
タイヤチェーン必要

↓ 第一ヘアピンカーブです。標高750m。4WDであっても夏タイヤでは急こう配急カーブのここでアウトです。それと、標高が上がると気温が下がり雪質がサラサラになって走りやすくなるのですが、標高の低いここでは気温が高くシャーベット状でよく滑りますわ。
第一ヘアピンカーブ

↓ 第三ヘアピンカーブ、標高970mです。
第三ヘアピンカーブ

↓ 第四ヘアピンカーブ、標高1020mです。路面の雪が荒れています。難行苦行した車の跡です。
第四ヘアピンカーブ

↓ 第五ヘアピンから300mほどのところですが、道路と山側の擁壁との間に雪が吹きたまって境が全くわかりません。たしか側溝があったっけ? なかったか? こうなると地元の人でも分からなくなるでしょう。つるぎ町も側溝には気をつけなされい、と言っています。申すまでもなく、登山・走行は自己責任です。
第五ヘアピンから300m

↓ 第七ヘアピンカーブです。標高1270m。
第七ヘアピンカーブ

剣山スキー場 に着きました。標高1350m。休業中といえば聞こえがいいが、実態は倒産ですわね。もはや再開は不可能でありましょう。再開したら昼飯を喰うところが出来るわけで期待しているんですけど、無理ですわね。
剣山スキー場
剣山スキー場
剣山スキー場
剣山スキー場

↓ いらずの森付近です。夫婦池の手前600mぐらいですが、スキー場からここまでの2キロほどが道幅が狭く、最も雪が多くなるので雪が多い年は苦労します。対向車が来たらアウト。
いらずの森付近

↓ 夫婦池ですが雪に覆われています。常時水のある池なので絶対に池の方には歩かないように。北日本でもワカサギ釣りで落水事故がたまに起きているようですよね。標高が高いといえ西日本の氷など紙のように薄く非常に危険です。
夫婦池

↓ 冬眠するラ・フォーレ剣山です。目覚めるのは4月下旬か? むかし、ここに国民宿舎があったけどこれと関係あるのでしょうか? それと剣山の自然に関する博物館がありませんでしたか?
冬眠するラ・フォーレ剣山

↓ つるぎ町と三好市の境界付近。ここが登山車道 (国道438号線) の最高標高地点ですが、地形図から読みとると標高1455mぐらいだと思います。
つるぎ町と三好市の境界付近

↓ 神仏およびご先祖様のご加護があり、貞光川や祖谷渓に転落することなく、無事に 見ノ越 に到着。感謝再拝。何べん見ても見ノ越は山中のひなびた温泉街という感じに見えます。標高はすこし下がってちょうど1400m。
無事に見ノ越に到着

↓ 第一駐車場二階部分に上がりました。
第一駐車場二階部分

↓ モコモコと、なんか出てきそう‥。
モコモコ 何か出てきそう

↓ 見ノ越第一駐車場の一階横にて、昼間の12時31分に-3.7度くらいです。ただし左手で温度計を持ち、右手で写真を撮っています。駐車場には車が15台ほど停まっているその横なので、気温の測り方に問題があります。実際はもう1度ほど低いと思われます。
見ノ越第一駐車場一階横にて 12時31分に-3.7度くらい 

以下は帰途で撮った写真。
↓ 神々しい剣山、標高は1955m。
神々しい剣山

↓ 霧氷が白いサクラの花みたいでとても綺麗のですが、雲が多く青空が鮮やかでないので引き立ちません。
霧氷が白いサクラの花みたい
雲が多いから引き立たない

↓ これじゃ、スキーもスノボーも無理ですわね。去年はそこそこ1mぐらい積雪があったけど今年は全然ダメですわね。
これじゃスキーは無理だわ
これじゃスキーは無理だわ

↓ 矢筈山 (1849m) は雲の中にお隠れのようです。
矢筈山 (1849m) は雲の中にお隠れ



スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.