雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ポカポカ陽気のよいお正月でした。1月の高温記録の更新ラッシュだ!
●去る12月25日付の拙記事で、気象庁から異常天候早期警戒情報が出され、お正月はポカポカの防寒具要らずの暖かい正月が予想されていましたが、正月がまぼろしのように終りましたので、検証してみましょう。このような短期の予想は、後にいくらでも検証できるのがいいところですし、気象庁みずからが当った率の自己採点をしています。

●問題は地球温暖化のハナシです。これは100年後の危機を煽って脅迫し利権にしようという企てであるのですが、検証しようがありませんん。地球温暖化のハナシを本当に検証できるのは今後100年間の観測データだけです。だまされてはいけないのは、スパコン計算でそうなるという偉い先生の御託宣です。考えたら当たり前のハナシですが、スパコン計算はあくまでも 「予想」 です。「検証」 じゃ全くありません。 「数値計算モデルの不完全性」 と 「初期値の不確実性」 から、当るも八卦、当たらぬも八卦でしょう! ま、そもそも、「初期値アンサンブル」 だの 「マルチモデルアンサンブル」 などと称して、複数のたくさんの温暖化予測を出していますが、それは、たとえ沢山ある予測の一つが当ったとしても、 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当る!」 てことでしょう。ようするにインチキいかさまです。なぜ、そんなくだらない計算ごっこを神の啓示のごとく有難がるのだろうか? 政治も行政も科学も狂っているとしか言いようがありません。



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11予報区のすべてが真っ赤だね!
気象庁ホームページ 異常天候早期警戒情報 より借用。
日本列島赤一色


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ということだったのですが、見事に当りました。大当たりです。近年は、短期の予報は良く当たるようになってきました。予報の信頼性が高まっているので、山に行くにも海に行くにも気象庁から出される予報を安心して利用できます。こりゃあ、気象庁に割り当てる予算を増額する必要がありますね。増額した予算で剣山測候所を復活してほしいものです。

1月の高温記録の更新ラッシュだ!
ズバリ的中したと言えるのではないか?

昨日と今日 (1月3日、4日) に日最高気温で1月の高い記録が続出しました。本州・四国・九州では記録的な暖かいお正月だったことを裏付けています。下の2枚の表は、各地点で、1月の最高気温の観測記録を破った地点です。ただし、観測統計期間が短いものは意味がないのでカットし、観測統計期間が30年以上のものだけを抜粋。 気象庁ホームページ 観測史上1位の値 更新状況 から抜粋作表した。なお、リンクは直近最新のリストしか出ません。

↓ 1月3日に記録更新した地点
1月の日最高気温の記録更新
↓ 1月4日に記録更新した地点
1月の日最高気温の記録更新

●なお、長野県アメダス南信濃、岡山県アメダス和気では2日連続で記録更新です。また、長野県アメダス野辺山では2日連続タイ記録です。

●ちなみに、アメダス野辺山といえば八ヶ岳の東側山麓ですが、本州での寒冷記録第3位の北海道並みの寒いところです。1位は長野県アメダス菅平-29.2度、2位は岩手県アメダス藪川-27.6度、3位が野辺山-26.0度です。昔の区内観測所や気象庁以外の観測では本州でも-30度以下の観測例はありますが、本州屈指の寒冷地の野辺山で11.9度を観測したのは、このお正月がいかにポカポカであったかを物語っています。


↓ 【追加分】 1月5日に記録更新した地点
1月5日に記録更新した地点
↓ 【追加分】 1月6日に記録更新した地点
1月6日に記録更新した地点
 なお、*マークは気象官署(気象台・旧測候所)

南の楽園、琉球王国はポカポカを通り過ぎて夏日ですね! これだけ暖かけりゃ防寒着はほとんど要りませんね。つまり服飾費が安くつくということです。琉球王国でもたまに10度近くまで下がることがあるし、時には10度以下になることもあります。冬場は東シナ海には日本海みたいに筋状雲がわいて日照がすくなく、北西風も強いから、全く暖房なしというのはつらいこともあるようですが、灯油代は少なくてすみますわね! やはり、暖かいのはいいことです。暖かいのはお財布にやさしいのです。 ところで、安倍政権にとことん蹂躙されている沖縄県は、いっそのこと日本国から敢然と独立したほうがいいのではないか? そもそも歴史的には、むかし沖縄には琉球王朝が栄えていてヤマトとは別の国でしたよね。島津藩 (鹿児島藩) が武力進攻して併合したのは動かし難い歴史事実です。で、日本から独立して米軍を追い出したあかつきには、琉球国は東アジアのハワイとして観光立国で繁栄するハズです。日本に付随していては未来永劫に捨て石にされるだけで、ロクなことがないようです。琉球国が中国と同盟して、中国の属国となるのは政治的な選択としてはありえましょう‥。


●さて、では、なぜポカポカ陽気になったのか、その要因を自分なりに考えてみました。気象庁の高層天気図 を2枚引っ張り出します。日本付近を抜粋トリミングして、かつ最低限の塗り絵をほどこしました。

↓ 2016年1月4日09時の500hPa高度・渦度天気図です。
500hPa高度・渦度天気図
「渦度」 とは何なのか? は説明するのが難しいし、また私はそれを説明するには不適任なので説明は割愛しますが、ピンクの矢印線を記入しています。ここが渦度ゼロラインで、偏西風の強風帯です。縦じまのハッチング部分 (たとえば北海道など) が正渦度領域であり、本州など空白部分は負渦度領域ですが、北側が正渦度で、南側が負渦度であるときには、その渦度境界線が強風軸です。これはただ教科書的なことを言っているだけですが、問題はこの偏西風の強風帯より南には冬将軍はなかなか来ないということでありましょう。偏西風の強風帯が寒気を運んでくるとも言えるわけで、西方にはトラフ (上空の気圧の谷) が見えているのでこれが深まりながら東進し、今後は偏西風の強風帯を南に大きく蛇行させるということはあるかもしれませんが、この正月は偏西風の強風帯が津軽海峡付近まで北上していました。これが寒気の南下を妨げていたと言えそうです。

↓ 2016年1月4日09時の500hPa高度・気温天気図です。
500hPa高度・気温天気図
で、500hPa高度での-30度線に着目しました。これは降水があれば地上で雪になる目安ですが、(ただしその降水が夜間であるか日中であるか、地表付近の冷えぐあいとかが関係し、条件が悪いと雨ですが‥) 冬将軍の戦力の最前線と言っていいのではないか? この-30度線が偏西風の強風帯の北側で止まっているのが読みとれます。北海道稚内では-39.5度と冬将軍の戦力優勢で、正月寒波は北海道限定でした。 いっぽう南に目を転じると太平洋高気圧 (等高度線で5880m以上のエリア) の元気さが目立ちます。エルニーニョの影響かとささやかれていますよね。太平洋高気圧の縁あたりになる5700m線が一時北陸まで北上していて、寒気の南下を拒否しています。このような大まかな状況のもとで、本州南部では風が弱く、日射で暖まった空気が風で鉛直方向に混合されなかったなど、いろいろな条件が重なってポカポカのお正月になったのではないか?

●これを単純に、条件反射的に 「地球温暖化だ」 というヤカラは、温暖化利権に群がってメシを喰っているのでありましょう。必死で煽らないとメシのタネを失うという恐怖からそう言っているだけなんですわ。ところで、今回の異常天候早期警戒情報ですが、なにも警戒するようなことではありませんでした。ポカポカと暖かいお正月であって、まことに結構なことでございました。暖かいので正月の北アルプスで遭難死する登山者が出なかったように思います。 (見落としがあるかもしれませんが) 大寒波の大しけでは船舶は非常に危険ですが、船舶の転覆などもありませんでした。ポカポカで野菜が良く育ち値段も安くなってありがたいですし、灯油の節約効果は絶大です! ポカポカは本当にいいことなんです。もっと温暖化したらいいのにね‥。




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