雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ダルマになった悲惨な巨樹
2016年となりました。頽廃的なテレビどもは例年通りに低劣な放送を垂れ流しています。ウンザリというか、辟易とさせられます。これは、おそらく、国民に刹那的享楽にのみ目を向けさせ、政治的なこととか、社会問題的なことを考えさせないようにするネライがあるものと見られます。国民には考えさせてはいけないということなのでしょう。娯楽番組やスポーツ中継など毒にも薬にもならないコンテンツが盛んなのは、連合国総司令官マッカーサー元帥の3S (スリーエス) 政策がいまだに継続しているということなのでしょう。我々はマスコミの横並びの報道こそが真実であると錯誤させられています。懐疑の精神とか、健全なる批判力とか、自ら考えるという行為が放棄させられています。これは権力者たちにとってはまことに好都合であって、最適支配構造であります。原子力村の連中に典型的にみられるように、権力を掌握したものどもが好きなように振る舞い、何の責任もとらず、原発事故被害者の救済はあまりにも不十分です。国民の生命も財産も権利も虫けらのように蹂躙しているのを見るにつけ、とても 「あけまして、おめでとう」 などと空虚な言葉を言う状況じゃありません‥。


胴体だけになった悲惨な巨樹
さて、しがない庶民が切歯扼腕、悲憤慷慨してもどうにもならんのですが、新年の最初の話題は巨樹です。幹周囲は3m52センチ、堂々たるシイノキの巨樹です。樹皮の縦じまの溝が深いからスダジイだと同定します。あまりにも痛々しい姿で、葉は全くありません。枝ごと全部伐り取られました。葉は植物にとっては、光合成して生きて行くのに必要な炭素化合物を作るための一番大切な器官です。それを全て枝ごと切除されたということは、この巨樹は生存権を否定されたことを意味します。 そして、この身ぐるみ剥がされた悲惨な姿は、じつは、く我々の姿でもあるのではないか? 軍事国家をたくらむ政府によって国家予算は軍需産業 (重工など) に重点的に流し込まれます。その見合いに、年金や福祉を削られ、やがて医療も削られます。カネのない者は病気をしても病院にも行けません。ブラック企業のまん延で労働者への配分もドンドン減らされる一方です。正社員が次々に派遣労働者に置き換えられていますが、その流れをこしらえたのは小泉ー竹中ラインです。希代の悪徳政治家どもです。大企業の利益最大化のために法人税が段階的に下げられていますが、その見合いが消費税増税であるのは疑う余地がありません。庶民は収入が減っているのに、むしり取られています。担税能力のあるところに税金をより負担してもらうのが原則だったのに、「政治献金」 という事実上の賄賂で政治が買収されています。で、このダルマになった巨樹は、まぎれもなく我々国民大衆の姿そのものかもしれないのです‥。

胴体だけになった巨樹
見るも無残な巨樹

幹周は3m52センチ。環境省の巨樹基準の地面から130センチの高さで3mを軽々とクリアしています。ここで問題は、環境省の自然環境調査の一環としての巨樹調査に関する取り組みは、自然や巨樹を護るために何も役に立っていないということであります。環境省は何のために巨樹調査をやっているのだろうか? ちなみに、フクイチ原発過酷事故での除染が環境省の巨大利権になっています。膨大な除染費用は東京電力 (別名は頭狂電力とか、略称は盗電) に請求すべきは当然なのに、環境省をトンネルにした国家による盗電救済なのか? → 東電 除染費負担応じず…13年末以降の計画分 【毎日新聞2015年12月28日】
「東京電力福島第1原発事故に伴う除染の費用負担を定められている東電が、2013年末以降の計画分について環境省の請求に応じない姿勢を示していることが同省などへの取材で分かった。具体的な対象は、本格化しつつある帰還困難区域の除染で、福島県大熊町で今年着手した同区域の除染で同省が立て替える200億円超も完了後の請求が宙に浮く見込みだ。経済産業省は東電を支持する立場を取り、省庁間の意見の対立も浮上。最終的に誰が負担するか決まらないまま巨額の国費が投じられる異例の事態となっている」

幹周は3m52センチ

この巨樹は南あわじ市 北阿万新田中 の若宮神社の境内の端にあります。(リンクの地理院地形図の+マークの所) 境界の塀にあります。昨年の秋口に無残にも伐られました。あまりにも痛々しい姿です。御神木を平気で伐るという行為には、安倍政権の姿勢に通じるものがあります。安倍政権はとんでもない米国追従主義であって、やっていることは明らかに日本の米国属国化・植民地化です。口では国益や伝統や文化を護ろうというけれども、阿部は日本の国益や伝統や文化などを尊重しているのではありません。一番無視しているのであって、彼は日本人なのに、アメリカ帝国主義の走狗・傀儡政権となってきわめて反日的です。正体は二枚舌の売国政治屋なのです。とても愛国心があるようには見えません。民族の誇りも尊厳ももはやありません。小泉がブッシュに頭をなでてもらおうと、馬鹿みたいなプレスリーのものまねパフォーマンスなど事あるたびに尻尾を振ったように、安倍もまたオバマに頭をなでてもらおうと尻尾を振っています。それは宗主国にひれ伏すみじめな姿であり、愛国・護国ではなく売国行為です。御神木を敬わず平気で伐ってしまう行為は、奉斎・保護ではなく破壊活動です。似ています。

鎮守の社の御神木なのに

↓ 神社と隣接地との境界にあります。で、隣接地の地権者が陰になるとか落ち葉が迷惑だということで、伐採されたのかなあ? という感じはします。このシイの木の幹はこぶだらけで、過去に何回も大枝が伐られたような形跡があります。
神社と隣接地との境にある




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