雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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僅かでも積雪が見られただけ、良しとしなければ。2回目の寒波到来。
本日は2015年12月04日であります。(日が変わって5日になった)

●今冬の本格的な寒波第2号が来ましたが、寒冷渦爆弾の南下はかんばしくなかったです。それは観測データでもはっきり裏付けられます。島根県松江地方気象台の高層気象観測のデータを閲覧すると、500hPa高度の気温ですが、前回寒波の底だった11月27日09時で-34.0度でした。(観測データ) ところが、今回の寒波の底で12月03日21時で-23.9度でした。(観測データ) 寒冷渦の中心では-40度近くで寒冷強度にさほど差はなかったのですが、寒気の南下がいまいちだったと言えそうです。前回は-30度線が瀬戸内地方まで落ちてきましたが、今回は能登半島まででした。寒波が緯度で2度、距離で200キロさらに南下したら前回同様となったでしょうが、今回は四国山地の海抜1000m前後から上で積雪が見られただけで、積雪も僅かでした。次回に期待したいところですが、上空の偏西風の強風帯がかなり北上しそうな気象庁の予測です。つまり、しばらく日中はポカポカの陽気、暖冬予想です。しばらく10日ほど? ダメっぽい感じ。スキー場は商売になりませんね‥。

●本日、昼から四国の山に雪を見に行こうと、午後1時に淡路島南部の南あわじ市にある雑想庵 (ざっそうあん) を出発した。前回の寒波と違い今回は雪が少ないことが予想されたことに加えて、強風のために大鳴門橋を渡るのが嫌な感じがしましたが、3回目の寒波はかなり先になりそうです。で、午後になったら風も収まってきたので、急きょ行こうという気まぐれさです。計画性は乏しい。午後に行くのでは剣山は距離的に無理です。必然的に高越山です。ここならば晩までに (6時までに) 帰ってこれます。ただし、標高が低い (1133m) ので積雪があるかどうか微妙なところ‥。



ようやく紅葉が平地に降りてきた
強風で40キロの速度制限がかかる大鳴門橋をわたって18キロほど西にきました。鳴門西パーキングエリアですが、鳴門市は通過して上板町だと思います。(まだ鳴門市の西端あたり) 植え込みのカエデが綺麗です。多分タカオカエデ (イロハモミジ) だと思いますが、カエデ類の同定は中間型があったりするので専門家でもなかなか難しいようで、葉や果実をよく観察し、文献と照合しないと確実じゃありません。違うかもわかりませんが、紅葉がようやく平地まで降りてきました。ていうか、今年の紅葉はおかしかったですわ。いつもは綺麗な照葉樹林の中の真っ赤なハゼノキですが、今年は全く色がさえませんでした。
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉


県西部や、剣山地の北斜面はは雪雲に隠れる
冬の西高東低の気圧配置で冷える日には、徳島県西部地方や剣山地の中部・北部はたいてい雲に覆われます。その雲からときおり雪足が幕のようになって降りてきます。じつは、四国山地の北側斜面は “太平洋側の日本海側” なのです。ただし、積雪は日本海側ほどは多くありませんが、天候はかなり似た面があります。
県西部方向は雲が垂れこめる 
撫養街道を進んできました。西の方向は雲が多く、ときおり雲の下に雨脚 (上の方は雪脚というべきか?) が幕状に垂れさがってきます。阿波富士と讃えられる秀麗な高越山の麓近くまで来ましたが山頂は雪雲に隠れています。
吉野川から高越山を見上げる


少ないけど雪があったあぁ!
来たのは、西山上と讃えられている阿波修験道の霊山、山頂に高越寺があります。ここの信者は地元徳島よりも香川県など他県の信者のほうが多いです。 (寺守の方の話) 吾輩も他県人ですが信者などではなく雪を見に来たり、中間温帯~ブナ帯下部の植物観察に来るだけです。信心は不足しています。信心が昂じると、それはカルトです。公明党が自民とべったりなのは、米国に脅迫されているためとか。「自民と一緒にアメリカの手下をせんと創価学会をカルト指定するぞ!」 ということらしい。創価学会は海外じゃカルト集団と見られていますね。 ところで、ちょうど1年前に高越寺の40代の住職さんと80代の寺男の2人が、スタックした車を乗り捨てて、(積雪30センチぐらいだったか?) 雪の中を寺まで歩く途中で倒れました。 このとき徳島県西部の三好市の山間部では一昼夜で130センチの積雪があり、山間部の集落が多数孤立、救出に自衛隊が出動しました。全国ニュースになったのはまだ記憶に新しいところです。教訓としては、南国の山などとナメてかからないことです。
高越山は阿波修験道の霊山
高越山 十八山 (じゅうはちやま) 大護摩大祭というのは こういう行事 ですが、夜間に行われます。同じような大護摩供法要が5月連休の頃にも行われますが5月は昼間です。
西山上と讃えられる

↓ 2015年12月04日午後3時09分~。船窪つつじ公園駐車場少し行った所 → つつじ公園駐車場 (展望台) まで。


↓ 2015年12月04日15時30分です。少ないけど雪があります! 船窪つつじ公園も薄らと雪化粧です。花芽のつき具合を観察したら、来年5月開花の程度がどれぐらいか予想できるんですが、寒そう。
船窪つつじ公園も薄らと雪化粧
↓ たぶん、朝に2~3センチの積雪だったか?
朝に恐らく2~3センチの積雪か?
↓ 今日は雲が多いので剣山は見えません。これから夜間に氷点下に気温が下がったら、高越山に雲がかかり続けたならば、明日朝は霧氷が見られそう!
剣山は雲で見えない


雪が少しでも見られただけラッキーだった。
今回は、日本一の豪雪地の新潟県でもほとんど積雪はなし!

今回は寒気の南下が少し弱かったようです。日本一の豪雪県といえばたぶん新潟県ですが、気象庁の観測網で積雪を観測したところはありませんでした。(4日18時で) 気象庁サイト から2枚の図を借用します。県境を越えた福島県側や長野県側の、内陸の標高が高いところで僅かに積雪が観測されただけです。雨量はかなりあったみたいですが、ほとんどが冷たい時雨か、せいぜいみぞれだったか? 新潟県でもそういう状態だったから、高越山で少しでも雪が見られたからには良しとしなければなりません。 また、見方を変えれば、雪が見たければ遠路はるばる新潟豪雪地までいかなくても、高越山にくれば見られる、とも言えましょう。
新潟県内で積雪観測はなし
この気温分布じゃ雪は積もらないよね。積もるのは1度未満のところか、氷点下のところ。 いまのところ気象庁は暖冬予報です。温暖化はとても良いことなのです。屋根の雪下ろしが少なくてすむし、屋根から落ちて死ぬ人、屋根から落ちてくる雪に当たって死ぬ人もへります。雪道での事故も減りますね。雪で滑って転ぶ人も減ります。暖房費も節約できます。お財布に優しい温暖化はありがたいです。豪雪地帯に住む人びとは、たぶん、腹の中じゃ、ホンネじゃ、温暖化を絶対に喜んでいるハズです。吾輩はそう思いますね。
この気温分布じゃ雪は積もらんわね



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