雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな (万葉集 巻1 0008)
●いよいよ西日本の標高の高いところで今冬の初雪・初積雪が秒読み段階となってきました。寒気襲来のピークは26日夜から27日の午前中であろうかと思います。西日本内帯の平地では初雪は微妙なところでしょうが、標高500m以上で降水があればほぼ間違いなく雪でありましょう。どこへ積雪観察に行くか検討した結果、無難なのがやはり剣山見ノ越か? 積雪期の山中に行くのは、やはり、人の行かないところは避けたほうがいいでしょう。見ノ越ならば折々に除雪もされるし人も結構くるので万一の場合助けてもらえます。もちろん他車がハマって困っていたら牽引ロープで引っ張ってあげますし。で、ロープやスコップ等一式は必携です。昨日、タイヤ屋さんへ行ってスタッドレスタイヤに替えてもらいました。ハマったときの脱出道具一式から防寒具や、山中で籠城する羽目になったときに備えて1週間分の食糧など積み込み、準備は万端ととのい、あとは-40度の寒冷渦が西日本に落ちてくるのを待つばかりです。 

万葉時代の船乗りたちが月を見、潮を観察しながら出航のタイミングをはかったように、現代の雪山ファンは高層天気図を見ながら山行のタイミングをはかります。


気象庁の船舶向け天気図提供ページ から、500hPa高層天気図 を1枚借用します。日本付近をトリミング抜粋して、あまりにも視認性に欠ける図なので最低限の色づけをしました。11月25日21時の高層天気図です。
2015年11月25日21時の500hPa高層天気図

●渤海湾の一番奥あたりの上空に、大きな寒冷渦がありますわね! 中心近くで-40.3度という数字が見えています。これが西日本に落ちてきそうな感じです。日本海に出来た地上低気圧を強烈に発達させる元凶とみなせば爆弾が落ちてくるみたいですし、待望の瀬戸内地区の雪山ファンを総活躍化させるという意味では二階からボタモチが落ちてくるみたいです。ようは物事なんて解釈次第、立ち場次第で評価は正反対です。ま、四国山地の積雪を待っている人々はいるわけで、徳島県三好市の井川スキー場はあした27日のオープンに向けて、造雪機で人工雪のゲレンデづくりにおおわらわですが、スキーシーズン開幕を祝賀して、たとえ10センチでもいいから天然雪が積もってほしいところ‥。と想像します。

上図で水色に着色したエリアが500hPa高度 (5000mあまり上空) で-36度以下の真冬の寒気ですが、これがどこまで落ちてくるか、12時間ごとに発表される高層天気図に注目です。



東シナ海に、冬の風物詩の筋状の雲が現わる!
気象庁サイト 気象衛星赤外画像 から西日本を中心にして抜粋借用します。11月26日04時の衛星画像です。東シナ海に見事な筋状の雲が現われました。黄海や渤海湾まで筋状の雲が出ています。離岸距離が短いところから筋状雲が出ていますが、これは寒気が強いというよりも海水の水温が高いためでしょうかね? 屋久島の宮之浦岳でも初雪ですね?
11月26日04時の赤外衛星画像



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