雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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夏のお花見に行こう! 剣山のキレンゲショウマは人気沸騰!(その6)
やはり剣山地西部で激しい雷雨があった模様
雷雨が来るぞ、逃げろ!
剣山頂上ヒュッテで昼飯を喰ったら一目散に下山です。降りは登山リフトを利用してショートカット。どうも雲行きがアヤシイんです。見ノ越まで降りてくると脱兎のごとく逃げ帰りましたが、やはり剣橋付近まで下山するとザアーッと来ましたわ。

旧 穴吹町中心部から南西方向を見る
↑ 一目散に逃げ帰ってきたのですが、旧 穴吹町のパチンコ屋の広い駐車場から南西の空を見上げました。巨大な有毛積乱雲が南西の空を覆っています。積乱雲が発達して圏界面まで達し、雲頂が平らになりほつれて毛状になっています。この巨大な積乱雲の雲底はおそらく三好市の南西部あたりと思われますが、穴吹からだと水平距離は30キロ~40キロも離れています。でも水平に広がる雲の頂きは高さ10キロを越えると思われますから、ほとんど頭上にあるように見えてしまいます。あとで聞いたら、三好市の南西部では物凄い雷雨があったそうです。剣山はそれほどでなかったようですが三嶺の縦走路では土砂降りに見舞われたそうだ。ま、これが夏山の恐さでありますね。
三好市一帯で激しい雷雨があった模様
帰宅してから気象庁サイトのレーダー画像をみるとビックリです。徳島・高知県境の縦走路、三嶺(1894m)~天狗塚(1812m)~綱附森(1643m)あたりとか、三好市の落合峠の西にある寒峰(1605m)あたりとかが真っ赤です。激しい雷鳴が山々にこだましていたそうですから、縦走路とか尾根筋にいたら非常に危険です。太平洋のほうから暖湿気が侵入していたり、上空に寒気が入っていたりすると、午後に山々で雷雨に見舞われる危険性が高まりますわね。どちらかと言えば暖湿気のほうが恐いか? 上空に寒気がなくても、「暖湿気」+「強い日射」で雷雨は来ますね。これが夏山の恐さですが午前中は比較的に安全です。恐いのは午後です。これがあるから、まっ暗いうちに家を出て明け方には登山口に着き、昼までに行動を終える必要があるんですわね。


悠久の大河、吉野川の清冽な流れ
吉野川支流の貞光川や穴吹川は、過去に水質の良い川日本一に輝いたことがあります。四国の清流は四万十川だけじゃないです。大雨のあとは土砂で濁るけど、しばらくすれば吉野川の水は透明度が高く清冽です。ただし中流域・上流域のハナシ。下流域の徳島市周辺には、徳島県の人口の大半が住んでいるので‥‥。自然を護る一番の決め手は人口を減らすことなんですわ。これから数十年かけて人口が半減する日本の自然はとても良くなりますよ。巷間では人口減少の恐怖ばかり語られますが、それは従来通りのやり方や利権を失いたくない者どもが垂れ流す虚妄説です。人口減少に応じて従来のやり方を変えていけば別に騒ぎ立てるようなことではありません。それどころか人口減少には意外にいろいろなメリットがあるのですが、誰も語らないのが残念です。「産めよ、殖やせよ」 という政策は間違っています。人口が多いのは経済力の源泉であることは事実ですが、それは対外膨張の帝国主義の考え方で、危険性をはらんでいますし、安倍政権の立脚する根本思想はまさにそれです。

露骨な戦前の軍国主義への回帰、原発再稼働はハッキリ言って核武装のためのプルトニウム製造目的、ウルトラ極右の安倍信三は、明治期の 「産めよ、殖やせよの人口膨張主義」 ≒ 「領土拡大侵略帝国主義」 の亡霊に取り 憑かれているようです。安倍は反省が足りません。これでは310万人の無辜の犠牲者の御魂は浮かばれません。安倍を早く引きづり降ろさなければこの国には未来がありません。 写真は岩津橋から下流の方向を見たものです。

岩津橋から吉野川下流を見る
岩津橋から吉野川下流を見る


今年のヤマブドウは未曾有の大豊作かも?
ヤマブドウの葉
ヤマブドウです。剣山スキー場の駐車場擁壁にありました。ていうか、剣山周辺ではごくありふれた普通種です。祖谷から登ってきても、つるぎ町から来ても、木屋平から来ても、登山車道の両脇に普通に生えています。剣山スーパー林道沿いにも沢山あります。矢筈山の西方の落合峠一帯にも非常に多いです。徳島県のブナ帯にはありふれたツル植物です。似たものはありません。しいて言えばエビヅルが似ていますが分布域がことなります。エビヅルは暖温帯に生じ葉が小さいです。、ヤマブドウは冷温帯に生じ葉は巨大です。少なくとも掌の大きさ、大きな葉ではウチワぐらいもあります。

ヤマブドウの蔓や葉

鈴なりのヤマブドウの実、10キロぐらいすぐ採れそう!
今年の四国のブナの実 (山そば) は大豊作ですが、ヤマブドウも負けじと大豊産です。見事な実がついています。どの樹を見ても (ただし実が着くメス樹ですが) たわわに稔っています。栽培ブドウのデラウェアみたい。秋になるのが待ち遠しいですね。
見事なヤマブドウの実
ヤマブドウ

個体数は非常に多いので、優良系統を探そう!
「ヤマブドウは酸っぱい」 という評価で登山者はあまり手をだしませんが、そんなことを言うてるのは観察が不足している証拠です。樹によって実の味に相当なバラツキがあります。確かに酸っぱいものが多いですけど、ときどき甘い実をつける樹に出会いますね。なので、10月になったら甘い実をつける優良系統の探索に来ましょう。まだまだ何べんでも剣山地にこれますね。(来る理由が出来た) 付言するならば、酸っぱい実でも晩秋に霜が当ったり寒波で凍ったりすると、かなり酸が抜けますわ。 

こくもんじ (マタタビ科のシマサルナシの淡路地方名) でお酒を作るのはかなり難しいのですが、ブドウ類は簡単です。ブドウの実を潰してカメに入れておくだけでも天然酵母が浮遊しているので勝手に発酵を始めます。今年の年末のこくもんじ狩りはやめて、天然ブドウ狩りかな? でも、神戸ナンバーの車で何台もぞろぞろ行ったらマズイかも? 吾輩らは明らかに田舎者ですけど、京阪神の都会人と見られます。 「こいつら神戸のやつらか? ぞろぞろ山に入って何をしているんや?!」 と訝しがられます。

ヤマブドウ
ヤマブドウ



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