雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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台風だ! サーフィン天国だ!
台風は遠いが、淡路島南部にもうねりが届いている。

●台風9号のあとを追って台風11号がはるか南海上をうろついています。淡路島南部の海岸にもうねりが届いています。このうねりは台風9号によるものなのか、台風11号によるものなのか、あるいは両台風の相乗効果なのかわかりませんが、ちょっとうねりが届くのが早いかな? という気がします。台風の本体まではまだそうとう距離があります。今日 (2015年7月12日) 18時の時点で台風11号は淡路島のほぼ南の北緯19度あたりです。淡路島南部海岸は北緯34度ですので、緯度にして15度南に台風があります。緯度1度は約111キロです。したがって台風は1600キロも1700キロも南にあるわけです。これから台風が北上、本土接近するにつれ、うねり (波) が次第に大きくなりそうで、とても楽しみですね。

なお誤解されたら困るのですが、「楽しみですね」 と言うのは下の写真にあるサーファーたちに向かって言っているのであって、ひょっとすると台風で被害を受ける人に言っているのでは全くありません。人によって立場や考えがみな大きく違います。相手の立場や考えに合わせて吾輩も言うことを変えるわけです。サーファーたちにとっては ハワイのビッグウェーブ みたいな大波が憧れなのですわ。 (でもまあ命がけでしょうが) 日本でも台風襲来のときにはあります。大波の観測史上の日本最高記録は、高知県室戸市での有義波高13mあまりでしたか? 個別の波では20mを超えますよね。

●つまり、世の中、皆が嫌がるどんな事象でも楽しみにする人はあるのです。たとえば、原発関連の仕事でメシを食う人は、「原発を再稼働しないと日本経済は成り立たないぞ!」 などと脅迫を言っています。しかし、原発利権など無縁の一般国民は 「フクイチが終息もしていないのに、原発再稼働などとんでもない!」 と怒るわけです。台風がくるのを楽しみにしている人々が少数派ですが居るわけです。


【追記】 あとで調べたら、室戸市の室津港全国港湾海洋波浪情報網 ナウファス の波浪観測計が有義波高13.55mを記録しているようです。2004年の台風23号襲来時の10月20日13時50分~14時10分の観測です。なお、観測方法は異なるのでしょうが、東大地震研究所が室戸沖13キロの海底に設置しているGPS津波計では有義波高15.0m最大波高26.15mであったらしい。 独立行政法人港湾空港技術研究所 『台風による港湾施設等の被災に関する総合調査報告』 や、 国土交通省の資料 『倒壊メカニズムについて(最終報告)』 などを参照した。 こんなバケモノみたいな大波にサーフィンを挑んだら命の保障がなさそう‥‥。

↓ 下表は、国土交通省港湾局によって観測され、港湾空港技術研究所で処理されたデータをダウンロードして転載したものであります。室戸市 (室津港) での2004年の大波のランキングですが、たしかに、有義波高13.55mがありますね。 対応最高波の欄は空白ですが、100波に1波は1.6倍の波が来るとされます。周期が15.8秒なので100波 (101波) が来るのに1580秒かかります。約26分です。25分か30分の間に1.6倍の大波が来たと考えられますが、13.55mの1.6倍は21.68mです。最大波高は軽く20mを越えていたのではないか? ちなみに、第4位を見ると、最大波高は10.44mですが有義波高6.56mのまさに1.6倍です。(詳しくは1.591倍)
2004年の室津での有義波高の高い順


7月12日、南あわじ市灘大川海岸の様子。西方向を見る。
南あわじ市灘大川海岸
時化てきたわ


7月12日、南あわじ市灘黒岩海岸の様子。東方向を見る。
南あわじ市灘黒岩海岸
海岸道路に越波が上がりはじめた
波しぶきが上がりだした


京阪神から大勢のサーファーたちがやってきた!
淡路島南部の海岸、吹上浜とか灘海岸などに京阪神地区から大勢のサーファーたちが来ました。待ちに待った波乗りチャンス到来! です。海岸道路には他府県の車がたくさん縦列駐車しています。大阪ナンバーをはじめ、難波、和泉、京都ナンバーもたくさん見ましたね。京都ってかなり内陸部じゃないですか? 内陸部の人もサーフィンなんてやるの? なんてヤボなことを言よったら、離島の海辺住民も内陸の山登りなんてやるのと言い返されそう。県内の姫路ナンバーも結構来ているし、淡路島は神戸ナンバーのエリアですが、サーフィンに来ている神戸ナンバーってのは神戸市民や西宮・芦屋・尼崎あたりの連中じゃねえのか? 離島の人はあまりサーフィンなんてやりませんね。山国の人が登山をしないのと同じです。
大波を待つサーファーたち

●吾輩は夏になると磯にいってタコを採ったり、○○を採ったり、ときには素潜りでヤスリで魚を獲ったり長年していていて、スポーツはからきし劣等生ですが水泳だけは達者です。絶対に溺れない自信があります。実はハッキリした理由があって、太り気味なので体の比重が小さく水によく浮かぶからです。見てりゃ面白そうですがサーフィンなんてしたことがないなあ。で、サーフィンを良く知らないから1時間ほど観察しました。まず気付くことは、実際に波乗りするのは一瞬で、待ち時間のほうが遥かに長いことです。それから次々に押し寄せる波に次々に乗れるのではなく、1回波に乗ったあと次の波乗りのための体勢を整えるに時間がかかることです。何波かやりすごした後ようやく2回目の波乗りっていう感じです。そして波の上にスクッと立つのはかなり難しいのですが、上手く立てればスキーみたいに50mとか100m滑っていますね。ただし、波の大きさ次第で変わるかもしれません。

●普通、天気予報や海象情報で波の高さというのは 「有義波高 (ゆうぎはこう)」 のことです。たとえば100の波が次々に押し寄せる場合を考えると、大小さまざまな波が次々に押し寄せます。その100波を観測して、その波の波高の大きな順に100の波を並べます。そして上から3分の1、すなわち33番目までの33個の波の波高を平均したものが有義波高です。つまり大きな波の平均値です。経験的に統計的に1000波に1波、有義波高の2倍近い波が来ると言われています。磯釣りで釣り師がやられるのはこの1000波に1波の予想外の大波にさらわれるのが一つの理由ですよね。上の写真のサーファーたちは、今日はまだ波が小さいので1000に1つの大波を待っているという感じです。、


波に乗るのはむずかしい?
上手く立てれば50mほど滑れるみたい



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