雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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フクイチ原発過酷事故問題が終息したわけではない。依然と続く食品放射能汚染!
●我が国の平和憲法を蹂躙 (じゅうりん) し、破壊しようとする者どもの悪あがきはまさに犯罪的です。多数の憲法学者や日本弁護士連合会など法律の専門家や実務者が、異口同音に 「安全保障関連法案は、憲法違反だ!」 と声を挙げています。 政府側は、憲法が集団的自衛権を認めていることの根拠として 「砂川判決」 を持ち出していますが、砂川裁判の元被告弁護団が強く反発して声明を発表しています。「最高裁の砂川判決は、米軍駐留が憲法第9条に違反するかどうかを判断しただけだ! 集団的自衛権に関して何も言っていない。国民を惑わすようなことを言うな! 撤回しろ!」 (「砂川判決」根拠は強弁=安保法案撤回求める―弁護団) そもそも砂川判決は最高裁がアメリカ側と通じていたことが米国の公文書開示で明らかになっていますね。砂川判決で米軍駐留は憲法第9条に違反しないとしたのは、米国の圧力があったのでは? という疑義が存在します。

日本国憲法第98条 は言っています。「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」 普通に考えれば、集団的自衛権を認めていない日本国憲法に違反する 「安保関連法案」 は即廃案にすべきです。与党の安定多数のごり押しで可決したとしても、効力を有しない法律なのだから 「違憲裁判」 が起こるのは必定です。残念なのは日本には、他の権力から独立した憲法裁判所 が存在しないことです。そういうのがあれば、いま議論されている 「安保関連法案」 が違憲なのかどうか憲法裁判所が判断したらいいだけです。それがないから、政府の一部局でしかない内閣法制局や国会の一組織でしかない 衆議院憲法審査会 が判断するので圧倒的に政府・与党の意のままです。内閣が憲法の条文を恣意的な解釈をするのは日本には憲法裁判所が無いためですわね。内閣が憲法解釈をするのは、犯罪者が自分らが犯した犯罪が違法かどうか判断するのと同じです。残念ながら、恐らく、政府が押し切るのではないか? 日本を暗然と支配しているのはアメリカ (日米合同委員会) ですが、安倍首相は上のほうで決められたことを発表するスポークスマンにすぎません。上の方では法案が可決するのは規定路線なのでしょう。

●ハッキリ言って、日本を実質的に支配するアメリカは、軍需産業の在庫払底・需要創出のために10年ごとに口実をつけて侵略戦争をしなければいけない国です。戦争が景気対策の国なのです。で、米国の属国日本は、自衛隊は米軍の下部組織に組み入れられます。アメリカが出てこいと言ったら世界のどこにでも出て行って戦闘に参加しなければならないでしょう。自衛隊から戦死者が沢山出るのは必定、それを見た若者は自衛隊に入らないから、そう遠くない将来に徴兵制ができるでしょうね。これを阻止するのはもはや国民有権者が立ち上がるしかないと思います。昔の安保闘争のように、国会や首相官邸を何十万人ものデモ隊や抗議集会で十重二十重に取り囲むしか方法がありませんが、心もとないですわね。どうなることやら? ま、吾輩はもう年寄りの部類に入るから赤紙は来ないでしょうが、これから若い人は大変ですね…。立ち上がるのは今しかないですよ。

日本国憲法第99条 は明確に言っています。 「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」 安倍首相は憲法尊重擁護義務違反であることは論をまちません。憲法改悪はハードルが高いから、憲法解釈変更で、憲法を実質的に骨抜きにしようとしています。閣僚の一部の大馬鹿者から 「憲法を法案に合わせる必要がある」 などとトンデモ発言が出てきました。上位法を下位法に合わよなど、憲法が国の最高法規だと規定する憲法を冒涜しています。安倍政権は即刻に退陣すべきですが、引きずり降ろす有効な方法がありません。やはり、首相官邸を十重二十重にとりまく抗議デモと支持率10%か? それにしても、平和憲法を足蹴に踏みにじる政府与党は狂っています。今の自民党 (公明党も) は昔とは異質な極右集団になりました。国民にキバを向けていますね。自民党の憲法改正草案も軍国主義復活を目指す品のない草案です。



原子力村の者どもと、平和憲法を蹂躙する連中は同一。
原発再稼働しようとたくらむ者どもと、憲法を踏みにじる連中とはほぼ一致しています。その理由の一つは、核の平和利用などというのは真っ赤なウソで、原発は核施設そのものであるからでしょう。日本が戦争が出来る国になって、核武装も視野に入れているみたいですから (少なからぬ自民党議員がそういう主張をしています) 原発を止めるわけにはいかない。それが政府与党のホンネでしょう。でもまあ、ホントのところはそういう戦争ビジネスや原発ビジネスで商売している大企業が、自民党に政治献金して政治を買収しているのが実態かもしれません。


依然として続く食品放射能汚染!
さて、戦争ビジネスや原発ビジネスで金儲けしている連中が原発再稼働したいのは分からんでもないのですが、(彼らにとっては死活問題で失業するかどうかの瀬戸際) 踏みにじられる庶民大衆、国民有権者はたまったものではありません。フクイチ原発過酷事故が終息 (収束ではない) したのでは全くありません。放射能はダダ漏れが続いていますし、放射能汚染食品が依然として出ています。以下に、今年に入ってからの食品放射能検査で基準値超過の事例を表にしてまとめてみました。出典は 厚生労働省の報道発表資料 です。2015年6月14日現在で最新のものは 食品中の放射性物質の検査結果について (第933報) です。おかみは隠していません。発表はしていますが、大量の発表の中に紛れ込ませています。



2015年上半期の食品放射能汚染状況
2015年上半期の食品放射能汚染状況
なお、924報(4月6日)、917報(2月16日)、915報(2月2日) は基準値超過はないので、表からカットしました。


2015年上半期の食品放射能汚染状況


自然の野生採集品のみが引っかかるのは不自然だ!
●それにしても、あまりにも不自然です。基準値超過に引っかかるものは自然採集品ばかりです。ウド・タラの芽・コシアブラ・ワラビ・ゼンマイ・コゴミなど山菜とか、イワナ・ヤマメなどの渓流魚や湖沼におる魚、イノシシ・シカ・クマの野生動物の肉とかばかりです。これらは市場にあまり流通するものではなく、野山で採集し捕獲しほとんど自家消費するものしか引っかかりません。なぜか、栽培されたものは全くひっかかりませんわね。どう考えてもおかしすぎです。フクイチ原発から吐き出された放射能微粒子は風に乗って流れふわふわと漂い広がり、雨滴に放射能微粒子が吸着されて、広い範囲に地上に降り注ぎました。山菜等の棲息地にのみ選択的に放射性物質が降り注いだわけじゃありません。田畑にも同様に降り注いだハズです。にもかかわらず栽培品が全く引っかからないのはどう考えても奇妙です。おかしすぎです。検査しているのは原発再稼働を目指している政府傘下の市町村や組織であったり外郭団体であったりするわけで、政治的な配慮や工作が含まれていないか? 引っかかる物は自然物のみで栽培物はなしという検査結果にどこまで信用性があるのか? ま、政府だけでなく、自治体レベルでも自分たちの町から基準値超過が出たら大変なことになると、検査の際にいろいろ手加減や工作をしていることが噂されていますよね。 

●おそらく、自然物ならば影響が少ないから、まあホントのところを発表しましょうってことではないか、と見ます。福島県のキノコ業者が東京電力に商売ができなくなったので補償をしろと要求したところ、「業者が販売しているキノコは窃盗物である。窃盗物の補償はできない」 という返事です。ま、山菜業者が扱う山菜やキノコは勝手に山 (私有地であれ国有地であれ他人の土地」) に入って窃盗した物と言えばそうです。補償対象ではないと言い逃れができます。もしこれが、栽培物ならば途方もない補償金額になるでしょうし、国がかかっても補償しきれるものではありません。補償だけでなく、田畑の汚染土の撤去と、安全土の客土、など途方もない費用が要るわけで実際には無理です。で、栽培物から放射能基準値超過は出ないことにしてあるのでしょう…。オリンピック招致の演説で、フクイチはコントロールできていると首相が平然と言い放ったり、原発再稼働をたくらんでいる側が検査した結果など信用できるもんか! 泥棒の言い分を信用できないのと同質です。



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