雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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やっぱりアサリがいないわ!
本日の収獲
↓ ウナギが絶滅危惧種となって久しいのですが、アサリもやがて絶滅危惧種になるのではないか? と思われるほどアサリの漁獲高が激減していますね。様々な要因を水産関係の研究者たちが言っていますが、何か単一の要因ではなく、いくつかの要因が複合したものか? という印象がします。アサリが本当に獲れなくなりました。1時間あまり粘って獲ったのですが、たったこれだけです。30年前とか40年前には、粘ればバケツ1杯獲れましたが、バケツ1杯などというのは最早夢か幻です。アサリだけでなく、オニアサリも全然いなくなりました。アサリが全然獲れなくなったのを皆知っているので磯にだれも来ていませんわ。もし、乱獲が原因であるならば、だれも来ないから資源の回復が起こる筈ですが、その兆しは全くありません…。
本日の収獲 アサリ類

↓ “いそもん” です。いそもんという言葉は淡路島南部の南あかじ市でも洲本市でも共通しています。 (津名郡じゃどう言うのかよう知らんわ) いそもんと言うのは 「磯の物」 という意味なのであって、そういう名の海産生物名ではありません。クボガイ・クマノコガイ・シッタカなどのニシキウズガイ科の小型の巻貝を総称する言い方であります。写真のものはサザエのような蓋があるのでニシキウズガイ科ではなく、サザエ科のスガイであろうかと思います。茹でてキュウリの酢の物にしたら美味いのですが、身を貝から取り出すはなからおやつに食べてしまうので、なかなか料理になりませんわ。
本日の収獲 「いそもん」

↓ モズクでありますが、ちょっと時期が遅いかもしれません。良い品を採るには、淡路島南部じゃ4月頃のほうがいいでしょう。三杯酢で食べるととても美味いです。たくさん採れたら塩漬にして保存します。
モズク


本日の植物観察
↓ 海産種子植物のアマモであります。比較的に波が穏やかな湾や入り江で、底質が砂とか泥のところに生えています。大潮で最も海面が下がったあたり (最低低潮線) から漸深帯にかけて生えています。海の中に生えるといっても海藻じゃありません。あくまでも種子植物であって花が咲きますわ。小さな米粒ぐらいの花ですが、淡路島では4月初めころの大潮のときに開花します。ただし、常識的な花とはだいぶん異なりますので、最低限20倍のルーペがないと花の観察は無理です。 アマモはその生育海域の水質など環境の良好さの指標植物であります。アマモの生育地は海の中の草原で、魚の産卵場所であるし、また稚魚の揺籃でもありましょう。
アマモ
アマモの話題は沢山あるのですが、その一つに最も長い植物名であるということが言えましょう。リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ (龍宮の乙姫の元結の切り外し) という異名はとても有名です。 アマモの語源は諸説あるようですが、一説では 「甘い藻」 だとか…。葉の付け根の茎の部分 (本当の茎じゃなく偽茎かも?) が甘いのだとか? そう言えば、この草姿は野菜のニラに酷似しています。大きくなったら草丈が1mを超えますが、20~30センチの小さい物はニラそっくりです。甘いのかどうか確かめるのは材料が目の前にあるのだから簡単ですが、吾輩は山菜ファンであるが食毒不明のものは絶対に口にしない主義です。
アマモの観察


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