雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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お高越山のオンツツジは既に咲いている
本日は2015年5月13日(水曜日)であります。

手術は回避、命拾いした。
●昨日12日に、台風崩れの温帯低気圧が本州の南海上を東進して、風雨が強い中、お高越山のツツジの開花の様子を見にいきました。なにも風雨の強いさ中に花見など行かなくてもいいわけですが、ある事情があります。吾輩の不規則な生活・不摂生のしっぺ返しなのか、あるいは身の内から生じた禍事 (まがごと) なのか、または恨みを買っている人に呪いをかけられたのか? 思わざる口腔外科の病を得て手術の必要性があるという診断であります。場合によっては命を落とすこともあるらしい。まず、設備・スタッフが完備した専門病院で詳細に調べてもらったほうがいいというのです。つまり離島民の悲哀、島内の病院では調べられない、手の打ちようがないということなのか? で、「紹介状を書くから徳島大学病院に行ってくれ」 ということでありました。

徳島大学病院歯科病棟
いろいろと検査したのち先生がおっしゃるには、「ぼくは大丈夫だと思いますね。元の先生のところに戻って治療をしたら治りますね。逆紹介状を書くから島へお帰りください」 という説明です。(正確な文言通りじゃないけど、意味は同じ) ただ気になるのは、確信を持って大丈夫だと断定・太鼓判を押したのではなく、「大丈夫だと思いますね」 という言葉に若干の不確定要素の懸念をにじませています。まあ9割は大丈夫なんだけど、一縷の心配がないことはない、完全にゼロではないって感じかな? でもまあ、ほぼ大丈夫そうだ。ひと安心。洋上を漂流する絶望のなか、捜索隊が発見してくれたときの気分は、このようなものではないかな?


大鳴門橋が通行止めになるリスクがありますが…、
●命拾いしたので、急に元気が出てきた。このまますぐに島に帰るのは勿体ない。で、お花見です。命拾いの祝賀に高越山のオンツツジのお花見というのも良いでしょう。風雨が強まる中、さっさと島に帰らないと大鳴門橋が通行止めの可能性もあり得ます。大鳴門橋では10分間の平均風速が25m超の強風が予想される場合に通行止めになります。来る時でも自動二輪車は通行止め、四輪車は40キロの速度制限がかかっていました。そもそも平時でも海峡の上は風が強いです。横風に流され、強弱ある風の息で車体がふらふらします。で、吹き飛ばされないようにと今日は車の荷台に重しを積んできましたワ。ポリタンクに水をいれて5個およそ100キロ。それから車内の床にコンクリートブロックを10個並べてこれで50キロです。少しでも重心を下げ、車両重量を増やします。これで大分違いますね。橋の上や海峡付近で強風で横転するトラックが過去何回もありますが、ほとんどが荷が空になった帰りのケースです。車両重量が軽かったり、重心が高い車は強風時の橋の通行は極めて危険です。豪雪地帯じゃ雪道走行に知恵をめぐらさなければいけないように、離島は強風地帯ですので車がひっくり返されないように工夫をせにゃなりませんわ。ま、これは車体の形状が関係していて、亀のようにペタンと地面を這う車は大丈夫。トラックやバスは非常に危ないです。

ま、島へ帰れなくなればなったで構いません。何べんもその経験がありまわね。高越山のオンツツジ公園を見にいくのならば、登山口の ふいご温泉 で一泊して、翌朝ゆっくりとお花見をしてから帰島してもいいわけです。そもそも、ここは登山者が登山の汗を流すのに帰りしなに風呂に入る人が多いです。吾輩の仕事は3月4月が忙しかったから反動で今月は暇ですし。ただまあ、予約なしに急に1人で行ったならば、ボッタくられる可能性があるかも?


↓気象庁のサイトから、アメダス 近畿地方 風向・風速 の分布図を借用。淡路島と紀伊半島の間の海峡 (紀淡海峡) の真ん中にあるアメダス友ヶ島で、2015年5月12日15時に風速 (10分の平均値) 21.6mです。四捨五入すれば22m。この15時の時点では、近畿地方最高値のみならず、全国トップになっています。このように海峡部は風が非常に強い。鳴門海峡の真ん中に 飛島 というのがありますが、気象庁の観測所は設置されていません。で、気象観測データはないのですが、この海峡部の風の状況も紀淡海峡とそう変わらないハズです。気象庁以外には、海上保安庁が 孫崎灯台 で風速・風向を観測していますが、気象庁観測所とは観測方法が異なり同列には比較できないし、ネットでは過去観測データが閲覧できません。もちろん本四高速株式会社も観測しているようですが、橋の手前にリアルタイムの風速電光表示しているだけで、観測データは一般公開されていないよう。ま、データがあろうとなかろうと、海峡部の風は強烈なのは間違いありません。それで例えば、植生は風の影響を強く受けます。海峡に面した岩場にあるハマヒサカキやウバメガシなどの樹は見事な扁形樹になっています。
2015年5月12日15時のアメダス 近畿地方 風向・風速 の分布


高越山 (1133m) の船窪つつじ公園は既に見頃じゃ!
↓ 駐車場に到着しました。雨が降り、風が吹いているので誰もきていません。ただし他車を2台見たわ。花見の最盛期の土日にはこの駐車場が一杯になり車を停めるところがありませんし、つつじ公園まで1キロほど歩かされます。日曜日にくるとヒドイ目にあわされますわ。なんとか都合をつけて平日に花見にくるほうがよろしい。ヒトを見るのではなく花を見るのであれば、日曜を避けるように確信をもってお奨めします。満花のピークは17日の日曜日あたりでしょうかね? 例年よりも一週間ていど早いように思われます。なお、今年は裏年のようであります。葉ばっかりという個体が目立ちますわ。
船窪つつじ公園駐車場に到着

以下、2015年5月12日に撮った写真を陳列
場所は、船窪のオンツツジ群落 です。海抜1060-1070mにあり国の天然記念物であります。吉野川市 がこのオンツツジ群落を観光資源にしたくて躍起になっていますが、花の期間はちょっとの間です。あまりにも期間限定すぎるわけで、周年にわたって観光客を呼び寄せるのは無理です。それから西日本一だとよく言われますが、あいまいな謳い文句です。オンツツジの群落として西日本一の意味ならば、そもそもオンツツジの分布は四国と九州南部です。紀伊半島では品種のムラサキオンツツジとなるようですし、中国地方にはありません。そもそも分布域が限定されているから、西日本一などと言ってもあまり意味がありません。

あらゆるツツジ類の中で西日本一というのであれば、それこそ基準があいまいすぎます。ツツジ群落の面積を言うのか? その群落に生えるツツジの個体数の寡多でいうのか? その群落の中には他の樹や草が有るハズでツツジの被度で言うのか? それらを複合的に考えるのか? 基準を厳密に決めて、定量的に順位をつけないことに西日本一など簡単には言えませんですワ。

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季節が移り変わるのは、とても早い。以下、3月12日の写真。
↓ つい2ヶ月前の3月12日にはこんな状態 (積雪20~30センチ) だったのに季節の進むのは本当に早いものです。じきに夏が来て秋が来てまた冬がきますね。年をとれば時間が経つのが早いと老人たちが異口同音に言っていますが、確かにそう感じるようになったわ。ということは吾輩も老人になったということか?
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