雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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この正確な種名は何なのか?
本日は2015年5月8日 (金曜日) であります。

●島に住んでいるというのに、今年は山に入り浸りであります。冬は雪山登山こそしないものの、スタックに備えてスコップから牽引ロープ (実はこれは他車救出用) など一式を車に積み込み、積雪期の山岳道路 (林道) を登っていき、軽アイゼンを履いて雪の上を徘徊しておりました。気温が急上昇して、山々の雪帽がアッというまに消失、木々の芽ぶきから新緑へと劇的な変化のなか、花をもとめてあっちの尾根こっちの渓谷へと徘徊しています。離島 (内海離島) に住んでいるというのに山々への巡礼 (ただし家庭の事情で日帰り圏内しか行けませんが) にうつつを抜かすのはどうかな? かつては名誉ある離島振興法の網をかけられた村の出身なのに、視線が内陸部の山に向いているのは堕落なのか成長なのか? ということで磯などに行かなくなったのですが、ま、瀬戸内海からアサリがいなくなったから、磯や干潟にいっても面白くないわけです。釣りなどしなくなって何年になるかな? 晩のおかずの魚を欲するならば、魚屋へいって買うほうが間違いなく安いよね。漁師さんたちが漁から帰って水揚げしている所に行って、いけすやトロ箱を覗きこんで 「これ頂戴よ」 と分けてもらうのは少し要領がいりますが、中間口銭をショートカットするから魚屋で買うより更に安く、おおむね半額です。金銭的な勘定をするならば、釣れるか釣れらんか分かれへん釣りなど、即刻やめるべきですわ。時間のムダ、カネのムダであります。

●久しぶりに昨日に、磯をふらふらと徘徊してみたのですが、何も獲らず手ぶらで帰りました。とったのは写真だけです。使い古されたフレーズですが、「取ってもいいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ」 ただし、足跡は残してもよろしい。砂浜に残した足跡など潮が満ちると消えてしまいます。(ただし、山では希少植物の根元を踏みつけるのは良いとはいえない。) 何も、教条的な自然保護精神で凝り固まっているのでもなく、順法精神を発揮して第一種共同漁業権を犯すことがないようにと殊勝な心がけでもなく、たんに目が内陸部の山に向いているためであります。


↓ これの正確なる種名 (標準和名) は何だろうか?
カキ(牡蛎、牡蠣) の仲間であることは誰の目にも明らかですが、じゃあ、正確な名前は? となるとたちまち答えられなくなります。学名などと肩がこる話ではなく、標準和名でいいのですが、何でしょうかねえ? マガキ? イワガキ? 吾輩はイワガキであろうかと思うんですが、間違っているかも分かりません。 詳しい方がいらっしゃったならば同定お願いします。
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●殻の長さは生長段階で様々ですが、大きくなると10センチ~15センチの範囲が多い。ときには20センチに達する巨大なものが出てきます。 殻の表面は、黒っぽい色の薄い板状のものが幾重にも重なっていますが、生長するにつれて板状の重なりは殻の外縁部に押しやられ、殻が平滑になってくるようです。 岩にくっついている側の殻が明らかに厚くて大きいです。

●写真のものは淡路島南部の海岸のものです。波消しブロックに付着していますが、磯の岩にも波止場のコンクリートの根にも、居るところには沢山います。ただし、全くいないところもあって海岸全体に一様に分布していないです。大潮のときに観察すると、生息域は潮間帯下部~潮下帯にいるようで、大潮のときに最も海面が下がる位置から下1~2mまでで、あまり深いところにはいないようです。



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↓ 淡路島南部の海岸。ほとんどが岩石海岸で、砂浜はごく一部にあるだけ。ただし、自然海岸は残り少ないです。土建業界を養うために政治・行政が海岸にカネを投げ込んで護岸だらけです。壮大な自然破壊。魚の産卵場の藻場の破壊。一方で政治・行政は自然保護を声高に叫ぶがマッチポンプの色合いが濃厚です。
紀伊水道

↓ 小さな赤潮が出ていました。昔のような大規模な赤潮が見られなくなりましたわね。大規模な赤潮が発生すると養殖魚が死ぬなど被害がでましたが、しかしながら漁獲高は多かったですわ。下水道の推進などで瀬戸内海の水質を良くしたら、かえって漁獲高が激減したのは動かし難い事実です。(沢山の研究報告が存在します) 瀬戸内海を綺麗にし過ぎて栄養塩類が不足、海面施肥が始まっています。片方で水質を綺麗にしようと下水道の推進、もう片方で水清ければ魚棲まずで窒素肥料を海にばら撒く、これもマッチポンプといえましょう。ま、政治・行政のやることなんてみなマッチポンプじゃ!
赤潮が発生



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