雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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今年のシャクナゲは顕著な裏年なのか?
本日は2015年5月1日 (金曜日) であります。

●昨日の夕方、午後3時50分から淡路島の自生シャクナゲを見にいきました。5月6日に自生のホンシャクナゲの観察会 (お花見会) を催行するのですけど、その下見の意味もあります。ただし、6日に行く予定の場所じゃありません。日没が迫った夕方ということが示していますが、簡単に行けるところであります。標高がごく低いところで谷筋でありまして近くまで車で行けますわ。でも狭い林道ですから図体の大きな車じゃダメです。じつは、毎年シャクナゲ観察会を催行する場所は山の尾根で、急こう配を登る必要があります。気易く行けないところです。

●なぜ簡単に行けるところでシャクナゲの観察 (お花見) をしないのか? といえば、シャクナゲはどんな種類でも深山の麗花といわれ、種類によっては高山植物です。で、簡単に自生シャクナゲが見られたら値打ちがないわけです。シャクナゲは高い山の上に咲くべき花で、文字どおりの “高根の花=高い山の尾根に咲く花” であるべきなんです。海抜200m台などという低い所に咲いてはいけないのです。と言うこともあるのですが、その自生地には小さな実生苗が見られるから盗掘防止の意味もあります。お花見会参加者はみな良識のある人々ですが、どこからその谷の自生情報が漏れて世間に広がるか分かりません。で、残念ながらそのシャクナゲ自生地は公開できないわけです。公開できるのは簡単にアクセスできないところです。行くのがしんどくて二度とゴメンだ、というふうなシャクナゲ自生地ならば盗掘の危険性はかなり減りますわ。淡路島には、希少な植物を乱開発や盗掘から護ろうというナチュラリストが少ないので、しかたがありません。



今年のホンシャクナゲは顕著な裏年だ!
裏の中の裏って感じです。10年に1度の裏年ですわね。淡路島に自生するシャクナゲもそうですが、徳島県の雲早山や高城山など剣山地も、裏の中の裏のようですわね。「今年はシャクナゲのつぼみが少ないわね」 と花を愛する登山者たちが噂していますね。ま、10年に1回の見事な咲きっぷりの翌年に当たるから、しかたがありませんね。ホンシャクナゲやツクシシャクナゲのお花見は、いくらなんでも葉を見るだけってことはないにしても、花がまばらにしか見られないでしょう。剣山や矢筈山の亜高山帯のハクサンシャクナゲは花付きはどうなんでしょうか? 長いこと矢筈山に登ってないから今年は久しぶりに…。年もとったし、つるぎ町側からは標高差がありすぎて、吾輩のよたよたしたアヒルのような足取りでは絶対に無理だから、落合峠から尾根筋を…。(矢筈山1848m)-(落合峠1520m)=328m! これだったら老人のアヒル足でもなんとか…。なんぼ体力劣等児でも、むかしはそれなりに元気で、若いころ、東海地方の学校に行っていたころ長野県出身者の道案内で、国鉄木曽上松駅に晩10時に着いて、徹夜で中央アルプス木曽駒 (2956m) に登りご来光を拝んで、ロープウエーなど乗らずに登山道を歩いて降りて更に平地を歩いて夕方に国鉄駒ヶ根駅まで、1昼夜かけて中央アルプス横断踏破できたけどなあ。寄る年波に勝てれへんわ。

ホンシャクナゲに花がない
↑ ホンシャクナゲの樹に花 (つぼみ) がないわ。

1個だけ見付けたつぼみ
↑ 1つだけ見付けた! 2015年4月30日、兵庫県淡路島南部の某谷の奥で。


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本日の花見2種

↓ モチツツジ×ヤマツツジです。自然に雑種になっています。花の大きさは、モチツツジよりも小さくヤマツツジよりも大きいです。花の色も朱色のヤマツツジよりも薄く、紫味を帯びた桃色のモチツツジよりも濃くなっています。両種の中間の形質を示しています。ミヤコツツジなどという優雅な名が付けられています。
ミヤコツツジ
ミヤコツツジ

カマツカ
↑ カマツカです。小さな花ですが沢山あるので枝に雪が積もったようで意外に綺麗です。カマツカの材は固く、鎌の柄にされたとか。で、鎌柄 (かまつか) が語源らしいですが、いまどき鎌なんて田舎でもほとんど使いませんよね。農家でも非農家でも草刈りはエンジン付きの刈払い機です。鎌なんて使いよったら笑われそう…。


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