雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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徳島県高越山 (海抜1133m) 遭難事故は何故起きたのか?(その3) 現地調査を行い検証する
本日は2015年2月12日 (大安) であります。

●机上の空論ばかり弄していてもいけません。で、現地調査であります。ある意味ではイベント業に属するかもしれない吾輩の業種は大安が忙しいのでありますが、午前中に仕事を片づけて正午に自宅を出発しました。大安で日が佳いばかりか天気も穏やかで暖かくてよろしい。南国四国といえども海抜1000mのところまでいくと、下界では想像できないぐらい景色は一変します。菜の花が咲き乱れ春色濃厚な山ろくから、北日本にワープしたような感じであります。で、荒れた日には危険であるから穏やかな日が連続するのを待っておりました。現地調査してきた証拠に写真を陳列します。


高越山冬景色、写真ギャラリーその1
山麓から高越山を見上げる
↑ 山ろくの吉野川市山川町の街並から高越山を眺めました。山容はわが淡路島の先山 (448m) に似ています。しかし、似てはいますが、やはり先山よりも高度があるのが分かります。(写真では分かりませんが)

平地はポカポカ陽気で、菜の花が満開
↑ 高越山の山ろくにある山川町の畑で菜の花が咲き乱れていました。本日 (2月12日) の最高気温は、最寄りのアメダス穴吹で11.6度もありました。風が弱く日差しもあるので、非常に暖かく感じられます。

ふいご温泉が、車でも徒歩でも登山口
↑ 国土地理院の地形図を見ると、ふいご温泉 というのがあって、徒歩でも車でも、この付近がメインの登山口のようです。歩いて登る登山道は正味の登高標高が完全に1000mあります。(山頂1133m、登山口の標高90m) 健脚な人で2時間、普通なら3時間コースですわね。かなりしんどそう。富士山でも登山口は海抜2400mぐらいあるから、実際に登る標高差は1300mあまりです。そんなに違いませんわね。でもまあ、富士山は高いだけに空気が薄くなってその分余計にしんどいですが…。
船窪つつじ公園の駐車場あたりが見える
↑ 画面の奥の山の右の部分が、船窪つつじ公園の駐車場のあたりです。

道はせまく対向車がきたら困る
↑ 登山車道はとても狭く、対向車がきたら困ります。勾配もきつく、ガードレールのない部分もあります。海抜1060mにある船窪つつじ公園まで全線舗装はされていますが、わき見運転厳禁です。

高越山の山頂を見上げる
↑ 高越山の山頂を見上げましたが、高越寺は樹木の陰に隠れてみえません。

海抜550mのところに廃屋がある
↑ 海抜550mの高所に赤い屋根の廃屋がありました。スギ林の中にありますが、もと段々畑であったような形状が見られます。住人がここを去るさいに自給用の畑にスギの苗木を植えたのだろうか? 周辺の山の斜面は一面のスギの植林です。おそらく林業で生計をたてていたものが、林野庁の愚かな拡大造林政策の為に木材の供給過剰にくわえて、外材輸入の自由化のために木材価格暴落で暮せなくなり、ここを捨てて平地に降りたのではないだろうか? あるいは山の中の暮らしが嫌になったということかも?

つららが出てきた
↑ 海抜600mまで登るとツララがでてきました。しっかりとした立派なつららなので、朝は氷点下4~5度ぐらいに冷え込んでいたのか?

雪が出てきた
↑ 海抜630mでようやく雪が出てきました。まだ、薄らという感じで積雪は僅かです。

徳島県立山川少年自然の家の看板

徳島県立山川少年自然の家の建物
↑ 海抜740m地点です。徳島県立山川少年自然の家と書かれた看板があります。この施設の前を結構通っていますが、いつの間にか閉鎖したわねって感じです。で、検索して調べたら、Wikipediaに2006年に閉鎖したという記述です。もう10年近くになるんだ。徳島県立山川少年自然の家 ネットって便利なんだけど、検索しただけで本当に調べたと言えるのだろうか? という疑問があります。誰かが調べて書いたものを閲覧しただけじゃないのか? 「調べる」 っていうのは本来は自分の足で歩いて取材し文献を渉猟して不明な点を明らかにしていく行為じゃないのか? あるいは自分で観察し実験し記述して、集めたデータをもとに帰納、演繹、再検討…、っていう営みではないのか? ググっただけで調べたなどといえるのか? 疑問に思います。

雪らしい雪が出てきた
↑ 海抜820m地点です。いよいよ本格的に雪らしいものが出てきました。小さいながらも雪庇 (せっぴ) のようなものが形成されていますわね。吹き溜まりになっているところを踏んだら、ズボッと膝あたりまではまりそうです。まだまだ山頂までは上があります。これから雪が急激に増えるのではないか? と楽しみです。やはり、ここ (高越山) が淡路島南部の南あわじ市住民にとって、一番至近距離で行ける雪が見られる場所ですわね。飛ばせば2時間あったら来られます。ゆっくりでも2時間半か。日本海側まで行くよりは遥かに近いです。

【拙稿は続く】



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