雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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落葉樹の開花は、あまり寒暖の指標にならない
●大寒も大過なく過ぎ去り、(つまり豪雪とか大寒波がなく災害がなかったという意味) 立春を迎え、太陽高度はじりじりと高くなっています。大空には水蒸気が多くなったせいか? なんとなく白っぽく、けだるいような不透明感が漂ってきました。今朝はわが淡路島南部のアメダス南淡でも氷点下を記録、なんと-2.5度! であります。おおーさぶ、てな感じ。明け方には諭鶴羽ダムで 「蒸気霧」 が見られるだろうと予測、本土の内陸部ではありふれた現象ですが、島の中ではめったになくニュース価値があります。で、写真を撮ろうと昨夜から構えておりましたが寝過ごしたわ。どうやら吾輩は写真家にはなれないようだ。

●基本的には雑想庵には暖房はないので、部屋の中は7度とか8度です。別に灯油代を倹約しているのではなく、若干呼吸器系統の疾患を持っているので石油ストーブを焚いて部屋の空気を汚したくないからであります。できれば北日本みたいに燃焼ガスを戸外に排出するストーブの設置工事をしたいところ…。ですが、周囲が海で冷えづらい島ではそんなストーブは売られてないです。多分需要がないのでしょう…。じゃあ、エアコンを使うという手もありましょうが、電力需要を減らすために国民みんなで節電に励む必要があります。電力需要を減らして原子力ムラの連中を兵糧攻めにして叩かなければなりません。電力需要が膨らむと、「やっぱり原発を稼働せにゃならんやろが」 と世論誘導の材料になってしまいます。原子力村は政官財の癒着構造そのものであり、象徴です。ここに改革の大ナタで切り込まないかぎり、この国は絶対に良くなりませんわ。


島内あちこちで、ウメの花が咲いています。
実は、ウメの花は春の花ではありません。冬の花です。(ただし西日本でのハナシ) ウメは暖かいから咲くのではなく、実は寒いから咲くのであります。ウメのような落葉樹木は夏が終るころに芽が 「休眠」 に入ります。冬が到来して一定の寒さにさらされると休眠が破れて (休眠打破) 花芽が生長をはじめ花を咲かせます。晩秋あるいは初冬に寒波が来て、早期に休眠が破れさえすれば、後は暖かかろうが寒かろうが花を咲かせます。今冬がそういう状況です。昨12月に大寒波が襲来し、徳島県西部で130センチの積雪があり徳島県で3人の犠牲者が出ました。12月が非常に寒かったので、休眠打破が順調に進んだのでしょう、淡路島では早くからウメが咲いていますわ。(他所の地方はどうかは知りませんが…) 暖冬気味で冬が暖かいとウメの休眠打破がうまくいかないので、開花が遅れるということが起こります。

北極圏で涵養された寒気は、ある程度溜まったら低緯度に吹きだします。一旦吹きだし終ると次の寒気蓄積まで寒波が来ません。で、1か月とか2か月の周期で 「寒」 「暖」 を交互にくりかえします。先ず、「寒」 が来て次に 「暖」 が来ると早く咲くのですが、先に「暖」が来てあとに「寒」が来ると非常に遅く成ります。単純に気温の寒暖に追従して咲くのではない から、休眠という現象を持つ落葉樹の開花は寒暖の指標にするのはあまりふさわしくありません。


↓ 1月17日 南あわじ市八木 北富士ダムにて 
一瞬、ウメではなく超早咲きのサクラかな? と思ったんですが、花や樹形や枝ぶりを子細に観察しましたところ、ウメです。八重咲きのウメの品種みたいです。
1月17日 南あわじ市八木 北富士ダムにて

↓ 2月2日 南あわじ市北阿万 文化体育館にて
2月2日 南あわじ市北阿万 文化体育館にて 

おたけさんの 『なんでも散歩写真です』
広田梅林へ行ったら紅梅が咲いてました(^^)v とのことです。 撮影日は2015年02月03日らしい。写真家 おたけさんの写真を借用しますね。綺麗ですわね。

写真家 おたけさんの作品


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おたけさんのコメント
写真取り上げてもらってありがとうございます。 2/1の休みの日に広田梅林へ出かけたのですが咲いてたのは水仙、蝋梅、紅梅のほんの少しだけでした、 梅を見にこられてたお客さんも全く居ませんし、まだノボリなどの飾り付けもされてませんでした。

昨年韓国へ旅行に行ったとき聞いた話ですが、韓国では梅を砂糖で漬けるらしいです。甘い砂糖漬けでオヤツだったり、冬の風邪ひきにお湯に混ぜて食べるそうです不思議ですね。



山のキノコの返信
おたけさんの写真を勝手に借用しましたが、事後承認ありがとうございます。

>韓国では梅を砂糖で漬けるらしいです。
これって、ウメの花の砂糖漬? ウメの実の砂糖漬? どちらなんでしょうか? たぶん、ウメの実の砂糖漬なんでしょうけど、サクラの花の砂糖漬ってなものがあるから、ウメの花もいけるんでしょうね…。

実は、実家では実母がウメの実の砂糖漬を毎年つくっていますワ。庭先に大きなウメの樹があって5月の終わりに収獲します。収獲したウメの実を選別して虫喰いなどを除きます。そして、センマイドオシでウメの実を突き刺して傷をつけます。ガラス瓶にそのウメの実を入れ、砂糖も入れて漬けこみますワ。砂糖はウメとほとんど等量入れます。ウメ1キロに砂糖1キロ。一か月ほどすると、あら不思議、ウメの実の水分が砂糖に吸い取られ、梅酒のようなものができます。水など1滴も入れてないのにビンの中は水にウメが浮かんでいる状態です。でも、まあ、梅酒じゃありません。しいて言えば、ウメジュースでしょうか? これを盛夏のうだる暑さのときに、氷水で割って飲み物にしていますワ。不思議なのは、アルコールなど1滴も入れていないのに、なんとなくお酒っぽい感じがするのです。

この砂糖漬のウメの実も、魚を煮るときに一緒にいれて煮たり、小皿に乗せてお茶のお菓子の代用品にしたり、工夫して食べてしまいます。ところが、実は、私はウメが大嫌いですわ。梅干しは嫌いなものの筆頭です。世の中に、何でこんな塩辛くて酸っぱい食品が存在しているのか? 理解できませんね。かといって甘い物も苦手で、ウメの砂糖漬も大嫌いですワ。で、自分はウメなど食べないのですが、そのウメの樹の剪定や収獲などは自分がしています。けっこう沢山なって実母と実弟が食べる分以外は、あちこちに配っていますわ。 もし、おたけさんもウメを食べるんでしたら、いかが?

不思議なのは、そのウメの樹ですが、早い年には正月明けの1月上旬に花が咲きます。遅い年では開花が3月初めまで遅れたこともあります。ところが、収穫時期はほとんど毎年同じです。数日と違いませんわ。最大限で2か月弱も開花時期の早晩があるのに、実が成って収穫時期が数日と違わないという現象は、なんとも不思議なことです。



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コメント
コメント
写真取り上げてもらってありがとうございます。
2/1の休みの日に広田梅林へ出かけたのですが咲いてたのは
水仙、蝋梅、紅梅のほんの少しだけでした、
梅を見にこられてたお客さんも全く居ませんし、まだノボリなどの
飾り付けもされてませんでした。
昨年韓国へ旅行に行ったとき聞いた話ですが、韓国では梅を砂糖で漬けるらしいです
甘い砂糖漬けでオヤツだったり、冬の風邪ひきにお湯に混ぜて食べるそうです
不思議ですね。
2015/02/09(月) 21:41:23 | URL | おたけ #oKUqqsRc [ 編集 ]
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