雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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花粉が飛び始めたのは、春が近付いた証拠
ハンノキの開花だあァ! 花粉症の人は気をつけろ!

本日は2015年1月16日であります。 (さっき日が替わって17日になった) 

●花粉症の患者様にはとても嫌な記事であります。本日、わが淡路島南部の南あわじ市 (旧 三原郡) で ハンノキ の雄花穂 (おかすい) の開花を観測しました。 (吾輩 山のキノコが確認した)  キチンとした経年観察をしているわけじゃありませんが、例年並のように思います。多くの文献では、ハンノキの開花は12月~3月とか、11月~4月などとなっています。かなりの開花期の幅があるようですけど、冬の花の多くがそうであるように僅かの気温の高低差によって非常に早く開花したり、また開花が遅れたりするものです。たとえばスイセンやツバキなどがその典型例です。それらは暖地の沿海向陽斜面では11月から咲きますが、ちょっと北の北陸などでは開花が春になるなど大きく遅れますわね。気温そのものは極端に大きな差がないのですが…。ハンノキの開花は、南あわじ市では今頃 (1月の中頃) からです。まだまだ寒いし、これから大寒へと向かいます。けれども花粉が飛び始めるのは春が近付いた証拠でもあります。吾輩は、淡路島で年内にハンノキの開花をまだ見たことはありません。11月とか12月に咲くというのは四国南西部とか九州南部ではないですか?

●ハンノキの花は春の花ではなく冬の花ですわね。ハンノキの仲間の樹木 (カバノキ科ハンノキ属) では、南あわじ市には 「オオバヤシャブシ」 「ヒメヤシャブシ」 があり、「ケヤマハンノキ」 も個体数は非常に稀ですが何箇所かで見ています。いづれも開花は早いです。冬のうちに開花が始まります。


↓ 2015年1月16日午後4時撮影。兵庫県南あわじ市八木にて。写真のものは溜め池のほとりに生えていたハンノキの幼木ですが、樹の根元は完全に池の水の中にありましたわ。 

ハンノキの花穂が膨らんできた

↓ 写真は雄花 (雄花穂) です。雌花は小さく目立ちませんが、雄花の下にあります。ハンノキの仲間は空中窒素固定菌と共生関係をもつ肥料木であって崩壊地などの緑化に使われるとか、ハンノキは良質の木炭が出来るなど、どの文献にもサイトにも記述されています。ブログで同じことを言っても意義がないので独自のことを申せば、ハンノキやオオバヤシャブシを原木にしてシイタケを栽培すると沢山でますわ。実際に栽培して確認済みです。樹皮が剥がれやすい欠点があるので扱いにやや注意を要しますが。ハンノキの仲間はシイタケ栽培の原木に大いに使えます。収量もクヌギやコナラに遜色がありません。南あわじ市でも山裾の休耕田や溜め池の周辺にハンノキが結構見られるから、伐採して活用すべきではないか? 自分の所有地にハンノキがなければ地権者と交渉して購入です。ホダ木 (径20センチ×長さ1m) 1本100円ぐらいか? 1本の樹から10本はホダ木が取れるハズだから1本伐採すると千円。10本伐採で謝礼1万円。それぐらいだったら吾輩も自給自足シイタケ栽培に購入してもいいです。けっして地権者にとっても悪いハナシではありません。通常はハンノキなどなんの利用価値もありませんから…。

ハンノキの花

●雄花ばかりが目立ちます。雌花は目立たないから矢印を記入しました。雄花から黄色い花粉が出始めています。樹によっては開花が進んでいて、風に枝が揺すぶられると黄色い煙みたいなものが立ち込めています。ハンノキの花粉も花粉症や気管支喘息のアレルゲンとされ、これらの患者様にはつらい季節となりました。もうじきスギやオオバヤシャブシの花粉も飛び始めますね。えらいこっちゃあァ! 

ハンノキの花


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