雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ハイパーインフレが来るのか? 近い将来の経済大混乱が可視化してきたわね。
●この国は膨大な有利子負債を抱え込んでいます。本当の税収は50兆円前後しかないのに、国家の予算は補正予算を含めて100兆円を超えています。会社ならばとっくに倒産している状態です。従業員に支給する月給を借金で賄う状態で、尋常ではありません。家庭では借金が返せなくて自己破産するか、夜逃げです。まったく気違いじみた状況なのに、政治家も財務省官僚も何を考えているのか? 恐ろしいほどの危機感のなさであります。1000兆円を超える国債の残高をどうするのか? 国債の利払いに新たな借金です。などというと、国に膨大な借金が有ると言っても、国は一方で財産も持っているから相殺すると正味の借金はそれほどではない、だからまだまだ大丈夫なんだ、という楽天的な反論も来そうです。

●たしかに、財務省のホームページで日本の国の貸借対照表(バランスシート)を閲覧すると、国はけっこう金融資産を持っているし膨大な不動産を持っています。したがって名目上の借金から資産を引いたら1000兆円よりもかなり小さくなるのは事実でしょう。そういう意味では、増税のための口実として 「国は1000兆円以上の借金だ! 早く消費税を20%や30%にしないと国家がこけてしまう!」 と善良な国民を脅迫している面はありましょう。けれども、国に財産があるなどと言っても、例えば政府が持っているアメリカ国債が売れるのでしょうか? 政府が持っているアメリカ国債は100兆円とも言われていますが、宗主国のアメリカが植民地日本にカネを返してくれると思っているのだろうか? 政府が持っているのは米国の発行した 「預かり証」 だけだとウワサされていますよね。まだ記憶に新しい2009年2月の 「朦朧記者会見」 で失脚し、その後変死した 中川昭一 財務大臣は米国債の売却を口にしていたから消された (殺された) 疑いが濃厚です。アメリカに逆らう者は命を奪われるわけで、政府が持っている米国債は売れるわけがないですわね。取られ損なのです。それから、国が膨大な不動産を持っているなどといっても、国道が売れるのか? 国会議事堂が売れるのか? 天皇陛下に出て行ってもらって皇居が売れるのか? ま、売れないでしょうね。で、貸借対照表の上では国には沢山の財産があるなどと言っても、売れない財産ばかりです。要するに絵に描いた餅です。

●で、やはり、この国はそう遠くない将来に破綻するのは必定、我々しもじもの国民は覚悟を決めた方がよろしそうで…。70年前の太平洋戦争敗戦で、戦費調達のために膨大に積み上がった戦時国債をチャラにするために行われた預金封鎖や新円切り替えのようなことがまた起こるでしょうね。もちろん当時とは状況もことなるから同じことが起こるわけではないでしょうが、経済的敗戦・大混乱は避けられないのではないか? 何が起こるのか、大分可視化してきた印象がします。たぶん、日銀の異次元金融緩和が続いて国債を全部引き受けるのではないか? 日銀がお札を刷りまくって国債を引き受け、お札の値打ちが次第に逓減していく、1万円札がやがて千円の値打ちしかなくなる、結果ものすごい円安とハイパーインフレということではないのかな? そろそろ経済学者やアナリストなどから1ドル1000円などという声が出始めましたよね。お札の値打ちが10分の1になれば、政府の借金も10分の1に軽くなって実質は1000兆円の借金も100兆円。しかしまあ我々しもじもの国民のなけなしの貯金も軽くなって100万円の貯金が10万円です。実質的には、国民の貯金を政府に移転してチャラです。歴史上何回もあった徳政令 (借金踏み倒し政策) ということですわね。えらいこっちゃああァ!

●愚かなアホノミクスでは株式相場が上がったなどと阿波踊りよろしく浮かれていますが、かつて国家が破産した国ではロシアでもトルコでも韓国でもアルゼンチンでも破綻が始まる初期の段階では株は値上がりしています。刷りまくるお札が株式市場に流れ込むからでしょう。しかしその後は派手に暴落するのが常で、いま、世界を股にかけて荒しまわるヘッジファンドが日本売りのタイミングを狙っています。アホノミクスの阿波踊りがいつまでも続くわけではないでしょ。1ドル1000円にまで円が暴落したら、日本は食糧の半分、エネルギーのほとんどを輸入しています。食パン1斤が2000円、ガソリン1リットル2000円、豆腐1丁1000円、国産品も一緒に値上がりするから大根1本1000円、米10キロが3万円となるでしょう。世界の事例を参考にすると、一番困るのが年金生活者でしょうか? いままで良い目をした公務員も泣く筈です。案外涼しい顔をしていられるのが田舎で暮す者、とりわけ農家などではないか? 生産手段を持つ者は強いし、いざとなれば現金支出を極限まで切り詰めて自給自足で切り抜けられます。



経済大混乱をどうやって生き延びるか?

妙案があろう筈がないのですが、それなりの金融資産を持っている人ならば、資産を国外に疎開させることでありましょう。地球上には20箇所あまりのタックスヘイブン (租税回避地) があるとされますが、もっと早い段階ならばともかくも現時点では資産海外疎開は手遅れでは? それに、自分自身も外国へ行ってしまって日本に帰らないのならば、それもいいかもわかりませんが、難点は、疎開させた資産を国内に戻すときに国家に召し上げられるのではないか? 庶民のなかでも海外に資産疎開した人は結構いるみたいで、吾輩の実の姉 (姉夫婦) もこの範疇に入ります。それから、通貨としての円が紙切れになるのであるから、財産をモノに変換するのも手でしょう。まず考えられるのが金 (きん) に替えることですが、これも難点があって、今は金は歴史的な高値ゾーンに入っています。もっと早い段階ならばともかくも現在では値下がりのリスクを背負うのと、これも将来に換金するときに国家に召し上げられるかもしれませんわね。それから、外貨建て資産に変換も手でしょう。米ドルではなくできるだけ分散して外貨預金にするとか外国株式を買うなど。しかしまあ、これも、将来に換金するときに国家に召し上げられる危険性がありそう…。なんせ、10万円の送金に際しても免許証のコピーを取られます。国民の資産把握・資金移動の監視が非常に厳しくなっています。お札を刷りまくって国家の借金をチャラにするのに併せて、国民の資産収奪を狙っています。国家権力を甘く見ない方がよさそうです。

さて、これという金融資産が何もなければ、ある意味では気楽なものではありますが、それはそれで大根1本1000円、ガソリン1リットル2000円時代をどうやって生き延びるかの問題があります。これも、これという妙案は全くないのですけれども、今のうちに現金がなくても生活できる体制を構築しておく必要があります。で、思いつくままにいくつか箇条書きに並べてみました。


国家破産・経済大混乱を生き延びる心得 (ただし田舎での話)

①、今のうちに井戸を掘っておく。300万円の投資です。水道代を不必要にする為です。くみ取り便所の復活。もちろん、くみ取ったものは畑のこやしです。

②、薪ストーブを設置する。かまどの復活。五右衛門風呂の復活。つまり、燃料を旧来型バイオマスの薪炭にします。吾輩の子供の頃は風呂もご飯を炊くのも冬の掘りごたつも、燃料は薪や炭でした。幸い、山は木が茂っています。もし、山の入り合い権を持っていなかったならば薪の調達は海岸の流木です。

③、非農家ならば何としても畑を手に入れる。非農家が田畑を買うのは農地法の制限から困難なので、山林とか原野を買って開墾することも必要かも? できれば1人あたり5畝 (5アール) 欲しいところです。これだけあればかなりのところまで食糧を自給できます。

④、ニワトリ、ヤギを飼うことも試みる。牛乳の代用はヤギ乳。実はヤギ乳のほうが牛乳よりも濃厚で、栄養価もかなり高いですよ。吾輩が高校生のとき下宿させてもらった家では2頭ヤギを飼っていました。で、毎日ヤギ乳を飲まされましたわ。馴れたら飲めます。ヤギのフンは貴重な畑の肥料です。

⑤、山野の食べられる植物の知識を持つ。野や山は食材の宝庫です。山菜や食用キノコが沢山あります。特に腹の足しになるのはクズから採る澱粉です。葛切りや、麺のようなビーフンにして利用します。

⑥、実益としての釣りをする。釣果を上げる技術を磨く。晩のおかずは磯や海で調達します。溜め池のブラックバスの料理法も工夫するのはもちろん、外来種のブルーギルも料理を工夫します。滋賀県じゃ琵琶湖のブラックバスを学校給食に出して生徒に食わせていますよね。

⑦、近所の農家と仲良くする。余った農産物や売り物にならないハネ物などくれますよ。売り物にならないハネ物が1割や2割でてしまう農産物があります。仲良くしていたら分けてくれます。ただしもらい切りではなく、魚を沢山釣ってきたらお返しします。仲良くしていると作物の栽培法も教えてくれます。

⑧、とにかく近隣住民と仲良くする。苦境は助け合う。これが田舎のいいところです。ちょうど味噌を切らしていたら、隣にいって味噌を貸してと頼められるまで仲良くするとベスト。経済大混乱は隣近所一致団結して乗り切ります。

⑨、自転車に乗る稽古をする。片手でも乗れるまで練習するとグッド。ガソリンが高くて自動車が使えなくなる日が必ずきますから、それに備えます。

⑩、とにかく体力作りに励む。経済大混乱・耐乏生活を生き延びるのは体力が勝負です。カネのかからない自給自足的生活は、のどかな牧歌的な生活とは全くことなります。こまめに動き回り、力仕事もしなければいけません。健康で体力がないと無理です。

⑪、酒・タバコなど体に害がある物はただちに止める。健康に留意します。医者にかかるとカネがいるから。病気をしたらおしまいと考えるべきです。

⑫、男性も和裁を習う。ズボンのつぎ当てぐらい出来るようにする。服はつぎ当て修理で長持ちさせる。カネのかからない生活とは、できるだけ物を買わない生活です。つまり、物を修理して長く使うのが基本であって、大量生産・大量消費・大量廃棄とは対極にある生き方です。

⑬、長期保存可能なものは今から蓄えておく。缶詰とかチリ紙など。日本は一旦は国家破綻しますが、10数年後復活してくるのではないか? それまで何とか凌ぐために蓄えられるもの (衣料品など) は今から貯蔵しておきます。


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本日 (12月8日) の収獲
↓ 瀬戸内海の天然岩ガキです。昨日・今日が大潮です。夜中にまた獲ってきました。大潮のたびに岩ガキ獲りですが、このように、国家破産の経済大混乱ではお札が紙切れになりますから、食材はスーパーに行って買うのではなく、山や磯に行って調達しますね。しがない庶民はそうやって生き延びるわけです。

本日の収獲



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