雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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徳島県の西部に大雪注意報が出ている!
本日は2014年12月05日であります。

徳島県西部の山間部大雪、自衛隊出動の事態に!

●師走に入ったとたん西日本にも強い寒気が進入しています。すでに厳寒期の寒さであります。本日の10時25分に徳島地方気象台は徳島県北西部の 三好市・東みよし町に大雪注意報 を発表しました。 広島県では、広島地方気象台が本日10時25分に芸北の安芸高田市・安芸大田町・北広島町に大雪警報を発表しています。


徳島地方気象台の発表
↑ これと同じものが東みよし町にも出ています。


● ↓ の写真は、三好市のライブカメラ から借用しました。2014年12月05日14時30分のライブカメラ映像です。 箸蔵寺 (はしくらじ) の御本殿が積雪に見舞われています。 四国八十八箇所の番外編と位置づけられている四国別格二十霊場めぐりのお遍路さんも、ガタガタ震え上がりそうですわ。とても南国の四国とは思えないような光景であります。

(実は、南国・四国では山間部ではよく雪が降ります。ていうか、山間部は冬は日本海側みたいな気候です。“太平洋側の日本海側” なのです。徳島地方気象台は、徳島県西部山間部に春先によくなだれ注意報を出しますよね。)

三好市のライブカメラから
↑ 徳島県三好市 箸蔵寺 (はしくらじ) 御本堂 12月05日午後2時半ごろ。なんだか日本海側の山陰か北陸みたいだよね。 

●同じく三好町の腕山 (かいなやま) にある井川スキー場では大変なことになっているようです。スキー場のホームページが言っています。

「12/6 (土) の営業は昨夜からの大雪で、スキー場までの県道が倒木多数の為、通行止めとなっており、スキー場まで来ることが出来ないため営業中止とさせていただきます。」

スキー場は雪が沢山降ったら商売繁盛で、熊手で利益をかきいれる大チャンスなのに、スキー場へいく道路が倒木多数で行けないとは皮肉なものです。なんちゅうこっちゃ! そもそも井川スキー場への登山道はスギの植林地帯であって、スギの樹は積雪の重みで倒れやすいんですわね。せっかくの大雪なのに、スキー場が商売できなくなったのは、明らかに林野庁の野放図なスギ植林の被害です。なぜならば、自然のままにほうっておけば落葉広葉樹林になっていた筈で、落葉樹は雪の重みで倒木などしないからです。

●明日明後日は、土日であります。スタッドレスに履きかえチェーン携行、万一スタックした場合に備えて脱出用のスコップ・むしろ・砂の重装備で、もちろんノコギリ (?) や非常食等も必須、大雪を見に行きましょう! 吾輩はスキーなど絶対にしませんが雪を見に行くのは大好きでありますが、そういえば昔海抜1400mのところで立ち往生したなあ。山の上で車中泊したのはいいんですけれども、おりしも南岸低気圧が四国沖を東進して夜が明けたら70センチの積雪に埋まってしまいました。あのときはどうやって脱出したんだったか、大昔なので覚えてないわ。それはともかく、明日明後日は徳島県西部の山間部は雪見客で賑わうハズです。

【2行追記】
(12/7 (日)も、井川スキー場は道路が通行止めのため営業停止の模様。雪を見に行こうと思ったけど、こりゃあダメだ。 それに鳴門海峡の上が凄い強風です。平べったい車両じゃないと危ないし。)


三好市のライブカメラから


三好市アメダス池田でなんと降水量が70ミリ!

12月5日の アメダス池田での気象庁の観測 を見ると驚くべきものです。冬の季節風による降雪 (しぐれ) にもかかわらず1日の降水量がなんと70ミリでビックリです。しかも前日にも昼ごろから29.5ミリ降っています、豪雪地帯の北陸地方ならばアリですが、瀬戸内海沿岸地方です。もともとが少雨地帯の瀬戸内です。冬のしぐれが終日続いて70ミリとはあまり前例がないのではないか? しかもこの70ミリを降らせた雪雲は日本海から流れ込んだものでは全くありません。瀬戸内海上 (燧灘) の南東端で次々に発生した雲が三好市に流れたものです。非常に局所的に降雪雲が発達したようですが、四国地方のアメダス風向分布を観察すると、燧灘南東部あたりで西風と北西風とが収束する小さなシアーラインが形成されたのか? という印象がしますが違うかもわかりません。ま、顕著な大雪だったので、いかなる現象だったのか、そのうち気象台が解析するでしょう。

それにしても、70ミリ (前日分を加算すると99.5ミリ) の降水は、氷点下のさらさらの雪ならば70センチ (100センチ) に相当します。もちろん湿気の多いベタ雪ならば積雪量は伸びませんが、アメダス池田は終日零度近い低温です。山の方ならばかなりの積雪があったのではないか? 50~100センチ?


12月05日のアメダス池田での観測データ

気象庁HPから借用
↑ 気象庁サイトからレーダー・ナウキャスト画像を借用。吾輩が橙色で丸を入れたのですが、ここ一昼夜にわたって瀬戸内海南側の同じ所で雲が湧いています。まん中の丸が燧灘南東端で湧いた雪雲が三好町に流れていることを示しています。香川県と徳島県の県境にある雲辺寺山 (927m) 山頂にコースが1本だけのスキー場があるのですが、そのスキー場の スノーパーク雲辺寺スタッフのブログ を閲覧すると 「12/5大雪 本日は大雪☃ 大変な事になりました!」 と言っています。 レーダー・ナウキャスト画像で分かる通り、ごく狭い範囲ではありますが、大変なことになったようです。実は、わが淡路島南部でも一日中雲が湧きたって和歌山県方面に流れています。たぶん、諭鶴羽山や柏原山山頂で積雪があるのではないか? 一日中全く瀬戸内海の特定の同じ所で雲が湧きたつのは、一番考えられるのは地形の影響などで、若干方向の違う2つの風がその場所で合流して収束帯を形成しているからではないか? 大局的な気圧配置が全く変わらないから大気の流れも変わらず、したがって同じ所で雲が湧くのだろうと思われますが、気圧配置に変化が生じると雲の湧く場所も変わる、ということでしょう。(たぶん)

●ところで、寒いのは嫌でありますが、地球温暖化利権者どもを、おとなしくさせるのには、大寒波が来て震え上がるしかありません。そういう意味では、寒いのもまた良しかな、と思います。11月の初めごろに、米国東部で記録的な早い寒波と大雪があって、場所によっては2mの積雪だったと報じられていました。北極圏から低緯度に伸びる寒波の足は3~4つあるわけですが、その寒波の足はアメーバの如く伸びたり縮んだり移動していますが、その寒波のアメーバの足がしばらく日本の方に向いているようですわね。


8日午前5時追記】 
徳島県西部での局地的な大雪がニュースになっているようです。自衛隊が出動するほどの大変な事態です。以下、引用しますが、やられているのは高地性集落と呼ばれているところです。徳島県の剣山地では、山の斜面の標高の高い所、標高300mとか500m、所によっては700~800mの高所まで人家があります。徳島県・香川県の県境の阿讃山地でも標高600mぐらいまで人家がありますわね。標高が高いぶん降水が雪になる確率が高く、冬期には結構積雪が見られます。べつに驚くようなことではありません。ま、要するに、太平洋側の日本海側ということですな。記事の中の住民の話でも、「若いころは除雪できたけど」 なんていう言葉が積雪地帯であることを物語っています。剣山系の山間部はそもそも除雪が必要な地域であります。

徳島県西部、大雪で770人が依然孤立 JNN/TBS 12月8日 (月) 0時57分
徳島県西部では、大雪で木が道路に倒れるなどして、およそ400世帯770人が孤立したままとなっています。 「徳島県内の孤立集落です。おととい (5日) からの雪で道路が塞がれ、孤立状態が続いています」 (記者) 徳島県西部のつるぎ町半田八千代地区、東みよし町大藤地区、三好市の井川町・池田町の4地区あわせておよそ400世帯770人が依然として孤立しています。今のところ、けが人や病人などの情報はありません。 自衛隊およそ140人が現地に入って除雪や倒木の処理など、道路の復旧にあたるとともに、住民の安否確認を行っていますが、孤立状態は解消していません。
 「食料や灯油は大丈夫ですか?」 (自衛隊員)
 「いけてます、私のところは」 (住民)
 「驚いたな、今年の大雪は。若いころは除雪できたけど、年をとってからはようせんのよ」
四国電力によりますと、この影響で、つるぎ町や三好市などのおよそ1000世帯が停電しているということです。 8日朝からは、警察がヘリコプターで現地に降りて安否確認を進めるとともに、自衛隊も復旧作業を再開します。


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