雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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南海地震の津波が来るときの海面の高さは?
次の南海地震は早く来るほどいい、今すぐ来るのが理想的!
南海地震が来るのは避けられないでしょう! ならば、さっさと早く来てほしいものです。早くくれば来るほどいいわけです。他と南海地震について議論をすると、他は異口同音に 「来てほしくないな」 とか 「来るのは出来るだけ後にしてくれ」 などと言うのですが、そりゃあマズイですよ! なぜならば、遅く来れば来るほど地震のエネルギーを溜め込むからです。歴史上、南海地震は周期的に来ていますが、周期はまったく一定せず100年間隔のときもあれば150年間隔の時もあっていろいろです。けれども間隔が長いときの後の地震は強烈です。したがって、どうせ南海地震が来るのが不可避であるのだから、エネルギーをたっぷりと溜め込む前に、エネルギーがまだ小さいうちに早く来てほしいと考えるのが、合理的ではないのか?? 終戦直後の南海地震 (1946年) は比較的小さかったのですが、津波に襲われた南淡路の福良の古老に話を伺うと、津波もそれほどではなかったようです。たぶん津波の高さはせいぜい3m程度まででなかったか? (根拠は福良湾にある洲崎という平べったい島が隠れる程度で、津波到達が福良交番あたり迄だったという証言から) 今すぐ来れば津波の高さは低いわけですが、後になればなるほど津波は大きくなると思うけど‥。


わが淡路島南部で一番津波が危惧される地区の状況
住民はやがて来る津波を意識して行動し始めています。臨海の低地に住む住民は、家を建て直すさいには次の津波を避けるために高台に移住しています。ただし、なんの利権にも与れない庶民は住宅の改築は一生に一回の大変なことであるから、高台移転はなかなか進みません。
住民は次の南海地震を意識している
昭和南海地震による津波は当地では3mぐらいだったか? 洲崎という平べったい島が水没して見えなくなったという古老の話です。
昭和南海地震の津波は洲崎が隠れる程度

もちろん、行政当局も次に来る津波を意識して施政しているハズであるが‥ (表向きのタテマエでは!)
行政も、もちろん次の津波を意識しているが‥
大潮の満潮時には海抜0mも同然だ!

ところがである。巨大な疑惑・矛盾が存在しますね! ↓ の写真の淡路人形座は元は鳴門海峡を見下ろす山の上にありました。標高140~150m の山上の 「うずの丘大鳴門橋記念館」 の建物の中にありました。にもかかわらず、南あわじ市当局が事実上海抜ゼロのこんな津波危険地に移転させました。つまり、行政なんてものは住民 (観光客) の安全とか考えていないわけです。行政は、住民 (観光客) の生命や財産などどうでもいい、自分らの利権になればいい、という腹の中の赤い舌が透けてみえています。結局、この醜悪きわまりない建物を建てたかったということなんでしょう! この醜悪な建物のある場所はここ です。次にくる津波の高さは全く分かりませんが、津波が大きければ観光客が大勢津波に吞み込まれる危惧があります。 いま、デンデン安倍晋三の足元に火がついて稀にみる巨大疑獄事件に発展しそうな状況となってまいりましたが、国も田舎の末端も、政治家や厄人どもがやっていることは全くの相似形です。ことが大きいか小さいかの違いだけです。
なぜ山上から海抜ゼロ同然のところに移転させたのか??



さて、津波被害の大小は、そのときの海面の高さも大いに関係するのでは?
これは行政も防災研究者も誰ひとり言わないことなので、図をあげて敷衍したいと思います。内陸部に住む人は知らない人もいましょうが、海面の高さは一定ではなく、つねに大きく変動していますよね! 一番大きな変動要因は潮汐です。大潮の時の満潮と干潮では淡路島周辺では (瀬戸内海東部や紀伊水道では) 変動差は2mに達しますよね! 特に真冬の深夜の干潮は海面が大きくさがります。強力なライト携行で潮干狩りのチャンスです。 逆に、秋口は温暖期で海水が膨張するなどの要因で海面が上がります。秋口の大潮の満潮は海面が上がって、淡路島では由良など低い土地の浸水騒ぎがよく起こりますよね! で、南海地震発生で津波がきたときに、もともとの海面が上がっている時なのか? 非常に海面が下がっている時なのか? で津波被害は大きくも小さくもなるハズです。ですよね? と思いますけど。 そりゃあ、20mもの巨大な津波が押し寄せりゃあ、1mや2mぐらいの海面の高低はほとんど関係ないでしょうが、4~5mぐらいの津波であるならば、海面の高低により助かったり、メタメタにやられたり、影響するハズです。

↓ これは2月11日~12日の日が替わる深夜の寒風厳しいときに、小松島で潮位が-95センチ (標高基準で) まで下がったときに、獲ってきた天然のカキ (牡蠣) であります。海面は上がるだけではなく、下がったときは磯に行くチャンスです。
天然のカキ

台風による高潮で海面が上がっているときに、津波が発生したらえらいこっちゃやで!
気象庁ホームページ 2014年8月の小松島の潮位変化 のグラフを借用します。淡路島南部には洲本に検潮所がありますが大阪湾内になるので、紀伊水道の徳島県側の潮位変化を見ます。下図は2014年8月の1か月間の潮位変化です。ようするに海面が上がったり下がったりの実測グラフです。なお、リンクは東京の最新月のグラフが表示されます。借用した潮位の高さは標高での高さです。津波は第1波や第2波は高く次第に減衰していくのが普通のようですけど、第1波と満潮時とかさなったり、高潮のピークと重なったら大変なことになります。グラフを一目みて分かるとおり、海面の高さはめまぐるしく変化しています。真冬の深夜の大潮干潮ではときには-110 ~ -120センチぐらいまで海面が下がります。小松島で観測史上の最高潮位は第二室戸台風のときの242センチであります。この242センチはこれ自体がちょっとした津波みたいなものです。そういう時に南海地震が起こったらどうなるのか? 想像するのも恐ろしいです。どうせ津波が来るのだったら、真冬の海面が-100センチまで下がっているときに来てほしいものです。
台風で高潮発生時には特に海面が上がる

↓ これも気象庁サイトから借用。上掲のグラフで台風11号で顕著な高潮が発生した2014年8月10日の天気図です。台風11号は高知市と室戸岬の間の安芸市に上陸、四国東部を縦断して播磨灘に達し、兵庫本土に再上陸、そして日本海に抜けました。これは第二室戸台風と酷似するコースで、淡路島南部の紀伊水道や大阪湾で高潮が発生する最悪のコースです。それほど強い台風でなくてもこのコースだと淡路島周辺で高潮が発生します。そういうときに津波が重なったならば大変なことになります。
高潮発生時の天気図

海面が上がる要因は沢山
①、台風とか強い低気圧による気圧降下。海面が吸い上げられる。ストローで吸い上げるのと同じ原理。
②、強い風による海水吹き寄せ効果。紀伊水道では強い南風が恐い。
③、月の接近。地球と月の距離は一定ではなくかなり変化しています。接近すれば潮汐力は大きくなる。
④、顕著な 副振動が発生。 副振動は紀伊水道でも普通に起こっています。
  ただし、九州西海岸ほど顕著ではなく最大で振幅40~50センチ程度です。
⑤、黒潮の接岸。西日本の沿岸を東進する黒潮が陸地に近づくと潮位があがり、沖合に離れれば潮位が下がる。
⑥、夏のうちつづく高温。海水が熱膨張して海面が上がるとされています。
⑦、広い範囲での豪雨。大量の水が川から沿岸に流れ若干潮位を上げるみたい。

ほかにも海面が上がる要因はあるのかな?? あるのならばご教示ください。
ただし、南極の氷が解けるってのはダメです。その要因の時間スケールが全く違うし、NASAの観測データでは南極の氷は増えています。つまり、地球温暖化危機説はすでに破綻・崩壊していますわ。


●つまり、予測は当たらないということです。防災研究者があれこれとシミュレーションして津波の高さは何メートルだなどといっても、そんなのは実際に津波が来てみないと分りません。どの程度の被害かなんてのも分かりません。なんせ、普段でも海面は上がったり下がったりしていますから。「予測」 は逆に読めば 「糞よ」 なんですわ。似た 「予想」 は 「嘘よ」 ですわ。真に受けないことです。




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2017.2.15 剣山雪見写真ギャラリー (その3)
冬の装いの剣山と次郎ギュー
左側が剣山ですが別名は太郎笈 (たろうぎゅー・標高1955m)、右側が次郎笈 (じろうぎゅー・標高1930m) であります。
左が剣山、右が次郎ギュー
剣山をすこし拡大。
剣山拡大
剣山をさらに拡大。
剣山さらに拡大
剣山頂上ヒュッテの別館 雲海荘が見えてきました。
雲海荘が見えます
↓ 次郎笈を拡大、山頂付近は樹木がなく笹原なのでより白く見えます。
次郎ギュー
左側の山は三嶺 (標高1894m) 高知県の最高峰ですが徳島県との県境の山です。高知県側では 「さんれい」、徳島県側では 「みうね」 と呼んでいるようです。右側の山は塔丸 (とうのまる・標高1713m) であります。
左三嶺、右塔丸


剣山登山口の見ノ越に到着
見ノ越に滞在した1時間ほどに、6台の車を見ました。1台は越冬者の車なので、実際は5台です。人影はないので剣山に冬山登山したのがこの5台で来た人らでしょうか? 帰りがけに2人の登山者が山から降りてくるのを見ました。それにしても冬山に入る人は少ないですわね。夏山の1パーセントでしょうか? 吾輩ももちろん冬山には入りません。雪を見にくるだけです。
冬山登山客の車か?
逆方向から見たところ。
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積雪はあまり多くはありません。
積雪は必ずしも多くはない
雪が多い年はこの高さ制限バーが埋っています。
雪が多い年はこの高さ制限バーが埋まる
酷道438号線は夜間通行止であります。けれどもバリケードがあるわけでもないし、見張りがいるわけでもありません。そこは自己責任でということか? 夜間は危険性が高まるでしょうから、もし何かあっても行政としては通行禁止措置をちゃんととってあると言うためか?
酷道438号線は夜間通行止め


見ノ越銀座はもっか冬眠中
冬場は民宿街はひっそり閑としています。誰もいません。ただし、神社の守をする人が越冬しているようであります。寒波襲来時にはここは-10度にも-15度にもなるところです。シベリアとか満州ほどではないにしても越冬は大変ですわね。
ひっそり閑
ひっそり閑
積もった雪が垂れ幕みたいにベローと垂れ下がっています。落ちてきたら怪我をしそうです。あまり下を通らないように。
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地学 (雪氷学は地学の一分野) の教科書によると、雪氷は高温の物質です。われわれ人間の日常感覚では冷たい物質のハズで、??ですが、そうではなく、溶解する寸前の高温物質です。つまり鉄が溶けたり、岩石が溶けて溶岩になったりする寸前と同じだというのです。で、溶解寸前のため雪氷は奇妙な性質をあらわします。粘土の粒子が焼き物で固くなるのとおなじ 焼結作用、地球上で一番滑りやすい物質、なんにでもくっつく、飴のように流動性がある、などが高温物質としての雪氷の性質です。ただし、これらの性質も-50度以下の低温になると大幅に消えるらしい。ベローと垂れ下がる流動性などを実地で観察すると、教科書の教えることがよく理解できます。
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駐車場も除雪されている!
まだ積雪がすくないので、駐車場まで除雪されています。雪が多い年にはここまで入ってこれません。
駐車場も除雪されています!
駐車場は、おそらくロータリー除雪車ではなく、ホイールローダーで除雪したのだと思われます。堆雪の山ができています。
除雪による堆雪
トイレは閉鎖されています。でも、昔の人は上手く言うたもので、男子いたるところに雉場 (きじば) あり と申しまして大丈夫です。じゃあ、女子はどうするんでしょう? 携帯トイレ?
トイレは閉鎖
いちおうメジャーを差し込んで測りましたが、積雪は不明です。多い少ないのムラが極端にあります。
積雪は不明


登山リフトも冬眠中であります
冬場はここの人らはだれもいません。無人です。ときどき見回りにはきているでしょうけど。去年は2回怒られたなあ。べつに悪いことをしているわけじゃないのに、ここの人らはよう怒りますね。で、たぶん顔を覚えられているみたいで、「あの神戸の人また来とるわ」 ってな顔でジロリと一瞥されます。吾輩は神戸じゃありません。淡路島です。江戸時代は徳島県 (阿波藩) ですわ。冬場は鬼がいないので何をしても安心です。
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この剣山自然情報センターってのは、むかし夫婦池の横にあった小さな博物館がここへ移転したもの? まったく別のものでしょうかね? そういえば良く分かりません。長年しょっちゅう来ているのに、何も観察していないようです。案外ヒトの目は節穴で、目の前のものでも見ていないわけです。
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見ノ越トンネルも通行止め
美馬市木屋平の方へは降りていけません。トンネルは補修工事がされたのでツララが出来なくなりました。以前は壁から染み出す水が氷って巨大なツララができていました。
見ノ越トンネルは通行止め
高城山 (標高1632m) が見えています。
高城山が見える
これは赤帽子山です。標高はおおよそ1620mぐらいですが、山頂に三角点および標高点がないため詳しい標高は分かりません。
赤帽子山

登山者のラッセル跡でしょうかね? もちろん神社の越冬者の足跡もありましょう。厳冬期には登る人は少ないようです。
登山者のラッセル跡?
登山者のラッセル跡か?




2017.2.15 剣山雪見写真ギャラリー (その2)
夫婦池から150mほど進むと峠みたいなところがあります。つるぎ町と三好市との境界です。三好市と書かれた標識の向こうに次郎ギュウ (標高1930m) が見えてきました。この峠みたいなところは酷道438号線の最高所で1455mぐらいか? ここは剣山の登山口の見ノ越の2キロ手前です。ここから見ノ越までは緩やかな下り坂となっています。見ノ越は標高1400mでこの峠よりも若干標高は低くなっています。この峠に徳島県では2番目に標高が高い雨量観測所があります。(一番高いのは矢筈山西にある落合峠の観測所で標高1530m)

国土交通省 丸笹雨量観測所
次郎ギューがちらりと見える

この場所の雨量観測所の観測データで降雪量を推定できる
国土交通省の丸笹雨量観測所です。気象庁の観測所ではありません。(ただし気象庁も国土交通省の下部組織であり、関連しています) 標高1460m で、これはちょうど850hPa高度であります。つまり、高層天気図で850hPa気温0度線が四国沖まで南下していたらこのあたりは氷点下です。その氷点下の温度帯で降水があれば、1ミリの降水は1センチの降雪であります。これで推定が可能です。ただし、降りたての新雪の 「降雪量」 はほぼ正確に推定できますが、古い雪の上に積もる新雪を合わせた 「積雪の深さ」 は分かりません。それは実際にそこに行って測定するしかありません。

降りたての新雪の密度は100キロ/1立米であるとされます。ところが雪氷の焼結作用によってしまり雪となれば密度は200~400キロ/1立米とされます。この雪氷の圧密によって積雪の深さは減少します。ざらめ雪ともなれば密度は500キロ/1立米にもなるのではないか? で、古い積雪の圧密程度が不明ですし、暖かい日に強い日射で積雪の表面が溶けたり、乾燥した強風で蒸発 (昇華) もするでしょうが、この積雪の消耗程度も不明です。実際の観測値がないまま無理してそれらまで推定していたら推定誤差が大きくヘンな数字が出てしまいます。地球温暖化の100年後の推定みたいになってしまいますよね! ま、あれは 「だろう」 「かもしれない」 「おそらくは」 の無数にあるパラメーター、不可測変数を十重二十重に積み上げて無理強いで推定しているだけで、アホみたいなことを政治的にやっているわけです。IPCCの地球温暖化糞予測を真に受ける者は 「私は馬鹿です」 と言うのも同然です。結局、推定可能なのは新雪の降雪量だけです。

いちおうデータを閲覧すると、2月5日~6日に23ミリ、2月9日~12日に31ミリ、13日~15日に8ミリの降水量で合計62ミリです。何回か降った新雪は合計で60センチ程度であろうかと思われますが、新雪も時間が経つにつれてしまり雪となってゆくし、先月からの積雪もあったと思われます。結局、積雪の深さの推移は観測されていないので不明です。

国土交通省 丸笹雨量観測所
国土交通省 丸笹雨量観測所
国土交通省 丸笹雨量観測所
この観測環境は大変な問題を抱えています。雨量観測所の背後がウラジロモミやツガの林になっているからです。観測所のすぐ後ろがそうなっているから、風向きによっては雨や雪がさえぎられ、いわゆる風裏となってしまいます! 風向など状況次第では、ここの観測データがこのあたり一帯の降水を代表しないという問題がありそう‥。早急に観測所の背後の森を明るく伐採する必要がありそうです。けれども伐採したらしたで、伐採の前と後でが観測データに不整合が生じます! そもそもこの観測所は場所選定を間違えていますね! もしかしたら、観測所を設置したころは森がなかったけど樹木が成長して観測所の上側を覆ったということかも?  観測所の周囲がぼうぼうに生え茂っていることから、担当する国土交通省のお役人はことの深刻さに全く気付いていないようです。

この丸笹雨量観測所の観測データは 国土交通省 川の防災情報 のページで閲覧できます。これです。閲覧していて気付くのは、最寄りの谷底にある気象庁のアメダス京上よりも降水量がたいていは少ないということです。通常は麓や谷底の観測値よりも山の中腹や尾根筋のほうが降水量は多くなります。3割増しとか5割増しです。ところがここは妙に少ないのです。この丸笹雨量観測所の周囲の森が影響している可能性がありそうな感じがします。


除雪ご苦労様です。通らさせていただきます。
丸笹雨量観測所を通過して見ノ越までの途中で除雪やっていました。コマツ製作所の優れものホイールローダー登場です。ここは四国です。日本海側じゃありません。いちおう太平洋側です。除雪やってますわね! 晴れて視界が利いたらヤシ科の亜熱帯のビロウが自生する足摺岬が見えています。
ホイールローダで除雪してます
コマツのホイールローダで除雪
つるぎ町の所有するホイールローダのようです。ま、これは除雪専用というわけじゃないと思うから、ほかにも使えそうです。たとえば選挙の時に、再選を目指す町長が前のバケットに乗って高く上げてもらい演説するとか、選挙カーの代用品。(?) 横に寄ってくれたので敬礼をして通らせていただきました。
コマツのホイールローダで除雪
次にロータリー除雪車が登場です。これは除雪専用ですわね! 徳島県の所有? ロータリーを回転して雪を掻きとり勢いよく排雪する写真を撮ることは撮ったのですが、露出がヘンな写真になってしまいました。で、これは帰りにスキー場のところで撮った写真です。後ろから撮っているのでロータリーの部分は見えません。ここは四国ですけど日本海側の光景みたい。でも、やはり積雪は少ないのは否めません。ここは強い南岸低気圧 (むかし台湾坊主と言っていたもの) を期待したいところ‥。台湾坊主が四国沖を通過したら四国山地に一晩で1mのドカ雪が降ります。
ロータリー除雪車も登場



2017.2.15 剣山雪見写真ギャラリー (その1)
本日は2017年2月16日 (木曜日) であります。

●昨日の2月15日に、徳島県の南西部に聳立する西日本第二の高峰 剣山に雪を見に行ってまいりました。この間のシベリアからの寒気移流は西日本まで及んで、JPCZ (日本海寒帯気団収束帯) と称される発達した雪雲の帯が、山陰東部 ~ 近畿北部にかかり続けて大変な豪雪となりました。西日本日本海側のほうが豪雪地帯の富山県や新潟県よりも積雪が多くなったのが注目するところです。たしか鳥取県アメダス大山で2月12日に積雪の深さ264センチを記録しました。これはこの地点での観測史上第7位の記録ですが、この日の全国ランキングではたしか青森県アメダス酸ケ湯の322センチ、福島県アメダス桧枝岐の299センチ、山形県アメダス肘折の271センチに次ぐ第4位だったと思います。山陰東部~近畿北部の豪雪は、つまりこの国の豪雪地帯に勝るとも劣らない大雪だったということであります。

●そして、このあいだの西日本日本海側の豪雪のおこぼれで、四国山地や紀伊山地で推定50~60センチの降雪があったハズで、以前からの積雪と合わせると1m前後の積雪であろうか? と見分に (ていうか物見遊山の見物か?) 行ってまいりましたが、積雪状況は予想よりも少なくてあてはずれでありました。ま、積雪が多いと雪崩の発生や立ち往生の危険性が高まるから、雪見には積雪が少な目のほうが安全かもわかりません。ま、これはこれで良かったわけです。なお、徳島地方気象台がときには徳島県山間部に雪崩注意報を出しますわ。四国の山といってもそういうところだから、それなりの心構えで入山する必要があります。以下に、剣山の登山口の見ノ越へ行ってきた証拠写真を陳列します。



剣山スキー場までの様子
朝09時03分に南淡路の雑思庵を出発、鳴門海峡大橋から徳島自動車道を突っ走ってまいりました。この道をどんどん西に向かうと九州島まで行けます。ただし、四国島を完全横断することになるので物凄く遠いです。また一般道やフェリーも利用しなければいけませんし。それにしても日本は本当に狭い国なのか? 自分で車で走り回ったら時間がかかるし、遠いし、狭いという感じはしませんけど‥。そういえば、西日本だけに限っても面積は約12万0619平方キロありまして(沖縄を含む)、べんこを言よる韓国の9万8480平方キロよりも広いんだけどなあ‥。
徳島自動車道を突っ走り
11時21分に、つるぎ町一宇漆野瀬の電光標識にきましたが、ここからはチェーン規制がかかっています。
つるぎ町一宇漆野瀬の電光標識にきた
四国といえ、山間部の村は標高が高いこともあって冬はだいたいこんな状態です。これは南国四国のイメージじゃなく、まるで日本海側の村みたいです。
山間部の村は日本海側みたい
山間部の村は日本海側みたい
登山車道はぐんぐんと標高を上げるので雪質が標高に応じて大きく変化します。ここで標高1200mぐらいで、ここからはサラサラの乾雪です。びしょびしょのシャーベットは滑りやすいのですが、サラサラの乾雪となると滑りにくくなります。
登山車道は登るにつれて乾雪
ここは第七ヘアピンカーブです。
ここは第七ヘアピンカーブ


12時11分に剣山スキー場に到着
剣山スキー場 は四国で一番高所にあるスキー場です。リンクの国土地理院地図を見たらわかるように、ゲレンデは標高1350~1460mにあります。石鎚スキー場 の標高1250~1410mよりも少し高いわけです。四国最高所ということは西日本で剣山スキー場が一番高いところにあるわけで、日本海側のスキー場よりも雪質がいいという評判だったのですが、いかんせん貞光からでも1時間余りかかりアクセスの悪さから経営難に陥り休業中です。もとは徳島県の県営スキー場ですが一宇村に移管され、さらに平成の大合併で つるぎ町 の経営になっています。つるぎ町の議会でもスキー場の再開はできないものか? と議論されたこともあるようですが、施設閉鎖からすでに7年ですか? 8年だったか? 施設は老朽化しリフトは錆つき素人が見ても再開は不可能でしょうね。
2017年2月15日の剣山スキー場
2017年2月15日の剣山スキー場
ただ、勝手に来て勝手に滑るのはかまわないようですが、ゲレンデは圧雪されていません。 (観光情報の末尾に記載あり) リフトもないので標高差100メートルを自分の足でラッセルして登らなきゃなりません。ラッセルして登るのは大変な重労働でありまして、1回滑り降りたらおしまいです。そう何回もラッセルして登れるものじゃありませんわね! 奥に1台来ていますがラッセルして登った跡があります。待っていたら、雪煙をあげて滑り降りる写真が撮れるかもしれませんが、目的地の見ノ越に急ぎます。
2017年2月15日の剣山スキー場
2017年2月15日の剣山スキー場
雪が少ないようです。期待していたよりも少ないです。ま、去年よりもましですが。去年は稀にみる寡雪でした。この感じは40~50センチか? あるいは、せいぜい50~60センチというところか? 吾輩の背ぐらい積もっているのを見たかったのですが残念です。
2017年2月15日の剣山スキー場

結局、利益を出せないビジネスは存続できないということでしょうね。ちなみに、余談ですが、いま東芝が大赤字の垂れ流しで存続の崖っぷちに追い詰められていますわね! むかし、「光る、光る東芝。回る、回る東芝。」 とコマーシャルソングで一世を風靡した東芝ですが、倒産の危機が高まっています。原発に手を染めた成れの果てです。原発が安い、原発は安全だなどというのは嘘っぱちだったわけですが、政府はどう対応するんでしょうかねえ? 公的資金で救済か? 冗談じゃなかろう、失敗は経営責任・株主責任・銀行の貸付責任を厳しく取らせるのが世の大原則じゃねえか? 責任を不問にしていたら、反省もしえへんし、何べんでも失敗をやらかします。あとに続いている原発漬けの日立や三菱も危ういし、政府はこれでも原発再稼働を続けるつもりか? この国の原子力村の連中や、権力を握っている為政者たちは完全に狂っていますね!


国道438号は、大変な山岳路だが除雪対象道路
国道438号と申せば、有名な酷道439号 (通称 与作・よさく) の姉妹酷道であります。439号は全国の剣道・酷道ファン垂涎の聖地みたいな道路でありますが、与作の陰に隠れて438号はあまり有名ではありません。住民の生活道路じゃないし、剣山の山岳観光もシーズンオフです。ごく一部の、ほんまに数えるほどの冬山登山客が来るだけです。いったい誰のために何のためにこんなに標高の高いところの道路を除雪しているのだろうか?? と冬に来るたびに思うのでありますが、ちょうど除雪したすぐ後に来たみたいです。路面に少し残る雪が柔らかく凍結していないので通りやすいです。
国道438号線
ちょうど除雪した後みたい
綺麗ですねえ。写真は撮り方によってだいぶん変わるのですが、ほんまに綺麗です。無積雪地帯の住民にはこの景色は幻想的なファンタジーの世界です。物事は、住む環境が異なれば、同じものでも異なって見えるわけです。豪雪地帯や北日本の住民とは見え方が違うハズです。これが見たくて、高速代・ガソリン代など結構出費になるのですが見に来るわけです。
綺麗ですわね
スギの植林の間から矢筈山 (標高1849m) が見えています。徳島県では標高1500mまでスギの植林だらけであり、ウラジロモミやツガやコメツガなど常緑針葉樹が多く、積雪期でも山はあまり白くありません。このあたりの山々をふもととか淡路島から遠望して、白銀に輝くのは降雪の直後だけです。
矢筈山
ウラジロモミの木々の上もこもこです。
夫婦池のウラジロモミ林
もっと積雪が多くなったらミニモンスターみたいになるかもしれませんが、そうなったら来れないかも? 大雪がいつ降るかもわからないし、大雪の後すぐに除雪してくれているかどうかも、来てみないと分かりません。どこに問い合わせたらいいんでしょうかね?
夫婦池のウラジロモミ林
夫婦池 に到着しました。標高は約1450mですが、残念ながら徳島県最高所にある池じゃないです。最高所の池は 三嶺 (1894m) のてっぺん にある小さな池です。
夫婦池に到着
ラ・フォーレつるぎ山 の入り口です。ラ・フォーレというのはフランス語だからフレンチ風の山の宿? 昼食だけでも利用可能みたいですけど、敷居が高そうな感じがしてまだ入ったことがないので、よう知りません。むかしここに国民宿舎があって泊まったことがありますが、それと関係があるのか? ないのか? 今は深い冬眠に入っているようです。冬眠から目覚めるのは4月22日だそうです。ここはなんだか雪が深そうで腰までズボッとはまりそう。カンジキとかスノーシューとかないと見に行けません。
ラ・フォーレ剣山の入り口

つるぎ町議会だより を閲覧していたら、随所に株式会社ラ・フォーレつるぎ山のことが議論されています。で、第三セクター方式でつるぎ町が出資している山の宿であることは間違いなさそうです。どうやって収益をさらに上げるかとか、剣山からの下り観光客をどうやって町内の施設に誘致するか、など真顔で議論していて大変に面白いですわね。他県の遠いところの自治体ですが、たぶん年十回は行っているので土地勘はあり細かな地名もかなり分かるので、観光客側の立場で少し協力的に考えてみました。

まず、ラ・フォーレつるぎ山という店の名前がまずい。名前からフレンチレストランかな? とつい思ってしまいます。メニューを見たらそうではなさそうですが、そこの料理人がフランス料理の修行をしたとか? なんでこんな山の上に来てまでフレンチなんだよ? って受け止める山岳観光客は多いのではないか? この店に登山服で入ってもいいの? と思う人もいるかもしれません。で、ここは店の名称を変えたら売り上げは格段にアップしますね。で、あたらしい店の名前を考えてみました。 「ダケモミの宿 つるぎ山」 ダケモミは岳樅でウラジロモミのことです。「夫婦峠の茶屋 つるぎ山」 夫婦峠という地名はありませんが、夫婦池のほとりにあって、旧一宇村から旧東祖谷山へと抜けるまさに峠ですわね。

●次に、そもそも、つるぎ町の観光地・観光施設は、まず、際立っていないということがまず言えるのでは? 隣の、三好市や美馬市とくらべて、これぞつるぎ町のシンボルだという際立ったものがない、ということであります。つるぎ町が巨樹王国 だなどと言っても、巨樹は全国どこにでもあって、わざわざつるぎ町に見に行くほどではありません。消費地の阪神間に近く薪炭が商品になった終戦直後まで徹底的に森林伐採が行われた吾輩の住む南あわじ市三原地区でも、ごくごく狭い面積なのに、調べたら50本の巨樹が確認できました。まだ未調査エリアがあるのでたぶん70~80本はあると思います。南あわじ市全体では300本ぐらいか? と予想していますが、つるぎ町の4百数十本とどうちがうのか? ある意味じゃ違いはありません。ようするに、巨樹数の多寡はその地域を徹底的に調査したか、調査していないかの違いです。環境省の巨樹・巨木調査はズサンなもので、県ごと自治体ごとに調査の密度は全く違います。徹底的な調査で巨樹王国だと標ぼうするのはいかがなものか? ということで、巨樹が観光資源になるのは日本一の巨樹だけです。赤羽根大師の大エノキはたしかに立派で日本一のエノキではありますが、問題は樹種です。そもそも真に巨樹になる樹種じゃないです。それに旧一宇村役場から標高差で250mも上で、アクセスに問題がありますし。日本一といってもエノキでは幹周10mにも達しません。幹周12m超の三加茂の徳島県最大のクスノキと比べてもかなり貧相です。四国東部エリアで観光資源になる巨樹は 高知県 大豊の大杉 だけです。あとはみなダメ。辛辣なことを申して恐縮でありますが、観光バスが来てくれる巨樹じゃないと観光資源とは言えません! 

そもそも、行政も自然愛好家もみな勘違いしているみたいなんですが、神々しいほどの巨樹というのはほとんど平地とか人里にあります。これはハッキリした理由があります。平地すなわち沖積平野あるいは山裾の洪積台地は土壌が深く、肥沃で、土壌水分も多いわけで、樹木の生育条件がいいわけです。平地は山間部よりも気温が高く、冬が短いため樹木の生育期間も長いわけです。 (つまり自然が豊かとされる北海道よりも、温暖な九州のほうが巨樹ははるかにに多い) ある程度大きくなったらヒトが注連縄を張って保護してくれるし、たいてい独立樹なので日照条件は最高! 山間部ではこれらの条件が劣悪なんです。さらに平地にはその樹種の性質として特に巨大になるクスノキ・イチョウ・スギ(これは神社にある)が多いですし。ということで、つるぎ町を巨樹王国として観光振興は根本的にムリがあります。

●それから、何々温泉というのは、どこの自治体にもありまして、(わが南あわじ市にも4つもある) ようするに自治体経営の大きめの銭湯だということです。剣山から降りてくる登山者を捕まえて、わんさかと入湯させるにはどうしたらいいか? うーん、妙案はなさそう。ま、看板がまだまだ小さく、そこにそういうものがあるというアピールが少し不足しているかな? と思います。もっと巨大看板があったほうがいいです。剣山登山で汗だくになった登山者の潜在利用客はかなりあると思います。木綿麻温泉は表示があるわりに入り口がわかりにくく、最初行ったときは間違えて長瀬集落の上のほうに登っていったわ! それからもっと手前、スキー場あたりに、登山の帰りは岩戸や木綿麻で汗を流そう! という予告看板を連続して5枚ほど立てるほうが、施設現場の看板よりもづっと効果的ではないか? 施設現場では帰路を急ぐ客が気付かずに素通りするし、道路が狭いので停車して看板をよく見ることができないし、どうしようかと考える間もありません。




島ではいまキノコ栽培のブームか?
淡路島南部では今キノコ自給栽培ブーム!

●淡路島は周囲が海でありますけど、標高400~500mの山が無数にあるわけで、屋敷の周囲が森という家も多いわけです。で、農家でなくてもキノコ栽培のための原木は比較的に容易に手に入ります。で、庭先で自給用のキノコ栽培する人はかなりいます。よその家を訪問したら庭木の陰にシイタケのホダ木を立てかけてあるというのはよく見ます。おそらく10軒のうち2~3軒ほどキノコのホダ木を保有しているのではなかろうか? ただ、自給用であるからホダ木保有本数は最大でも50本まででしょう。たいていは10本か20本です。 田舎で離島という条件なので、多くの島民は収入が少なく、で、質素倹約のために自分の食べるものは出来るだけ自分で作るということで、収入が低水準なわりにエンゲル係数が低いことも確かです。これが田舎の良いところかもしれません。田舎の利点は、何らかの要因で食糧危機のようなことが起こっても、田舎に住んでいたらまあ何とかなる、心配することはない、これが田舎の強みでありましょう。

●田舎は都会のような便利さも華やかさもないのですけれども、地に足をつけた暮らしなのでこの国がどうなろうとも、まあ何とかなるということです。その点、都会の暮らしは空中楼閣のバブル的暮らしてあって、一旦何かあったら大変なことになります。などと申すと、なにか都会を目の敵にしているみたいですけれども、そうではなくて、吾輩もむかしこの国の7大都市と言われたところに住んだ経験はあります。で、都会と田舎(離島)の双方に住んだ経験からの率直な印象であります。やはり、地に足をつけていないと何かあったら危ういわけです。



↓ 2016年12月25日に、O君 (おおくん) からいただいたヒラタケ栽培用の原木です。アキニレという樹種ですが南淡路の地方名は 「ぬれの木」 であります。ヒラタケ栽培に最適の木がエノキですが、アキニレはエノキの近縁種なのでこれも大変良い木です。径30センチ近い立派な原木で重さも1本20~30キロもあります。ヒラタケは死物寄生菌なので生木には活着しません。たぶん伐採して2月近くなると思われ、植菌のときがまいりました。
2016年12月25日にいただいた原木

↓ 原木はほかにも調達してあるので、シイタケとヒラタケとナメコを栽培します。最低限必要な道具は、ドリルと原木に穿孔するキリ (ドリルに装着している) と種駒を打ち込む木槌です。これでキノコは栽培できます。プロほどの収量を望まなければ、種駒を打ち込んで庭木の陰とかに置きあまり乾燥させないように気を付ければキノコは出てきます。ただし、プロほどの収量を望むならば仮伏せ・本伏せ・天地返し・浸水などなど、たくさんの作業をこなさなければなりません。気をつけることは、ナメクジが出てきてキノコを食害したり、山のそばではシカがきてキノコを食べてしまいます。シカ除けの防御柵も必要です。シカはキノコが大好きみたいです。イノシシはたぶん食わんと思います。
キノコの種駒と植菌の道具

↓ 本日 (2017年2月14日) ヒラタケの種駒を1時間ほどかけて植菌しました。見事に種駒が植わりました。上の写真となんら変わりませんけど、確かに植わっています。で、この場所でしばらく5月ぐらいまでブルーシートをかけて保温しかつ乾燥させないようにして菌の活着を図ります。梅雨前ぐらいに庭木の間に場所をこしらえて伏せ込みします。
見事にキノコの種駒が植わった




淡路島南部で大雪 (その3)
本日は2017年2月13日 (月曜日) であります。

昨日は朝のお勤めををサッサと片付けて、昼前にいつものダムサイトにやってきましたが、
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幽邃な山と清冽な谷の水をたたえた良いところです。
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ダムの堰堤や周遊道路の広いところには沢山の車がきておって、
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向こうの駐車場にも車が停まっております。
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で、主治医に 「運動をしなさい」 と命じられた老人たちが、ぞろぞろと歩いております。昼間にきたら大勢の老人たちがぞろぞろであります。ゴキブリホイホイじゃなくて老人ゾロゾロです。見ていると、痴呆の出始めた老人が徘徊しているイメージが目に浮かんできます。あまり良いイメージには見えないわけです。朝晩ならば若い人が来てランニングしているのを見ますが、昼間は老人専用ウォーキングぞろぞろ道路の感があります。ひとつ余計なことを申すと、スポーツ医学の教えるところによると、だらだらと徘徊するような歩き方では効果は薄いようでありまして、軽く息切れが起こる程度の運動強度がよろしそうで。さらに、強く弱くと緩急をつけるというか、少し休憩をまじえながらメリハリをつけてジョギングするほうが効果が高いというのは、吾輩が申すのではなくスポーツ医学の書物に書いてあるところです。ま、歩くのが精いっぱいという人もあるのでしょうけど、吾輩と同年代と思われる人らがぞろぞろと歩くのを見ると嫌な感じ。まだゾロゾロの仲間入りはしたくないのであります。
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で、「わしゃ、まだ若いもんに負けれへん」 と老人の虚勢を張るわけではないのですが、20代かなと思しきスポーツマン風の若者がランニングをしている後ろを負けじとついていったことがあるのですが、ダムを半周ほどネジリ鉢巻きで彼の10メートル後ろをついていったのですが、結局振り切られてしまいました。老人は年齢を謙虚に受け止めて虚勢を張らないことです。体力や持久力は加齢とともに低下するのはどうしようもありません。ただ、あらゆる面が低下するというわけではなく、言語能力は比較的に落ちないものです。これは、むしろ年季がものをいう能力でありまして、長年の間には多くの人の話を聞いたり色々な本を読破するなどのため、痴呆が出ないかぎり理解語彙・使用語彙は逆に加齢とともに増えることがあります。で、えてして老人は口達者になり屁理屈をこね五月蠅くなりまして、若い人に嫌われるわけです。自戒も含めて老害をふりまかないことです。
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ということで、ゾロゾロの仲間入りを忌避して、山岳トレイルランであります。ということもあるんですが、登山道の雪の状態を見にいきました。標高差430m、往復5.4キロの駆け足は十分にダム4~5周するのと同等のような感じです。

登山道沿いの様子
標高差で100m登ったところにある神倉です。小詞の両側に樹があります。たぶん植栽でしょうが神様の両側に1本づつ植えるというのは真榊 (まさかき) の意味なのでしょう。何の樹なんだろうか? などと言っている登山者がありましたが、写真の書き込みの通りです。左側はイヌマキです。葉の小さいランカマキじゃありません。右側はカイズカイブキですが、イブキの園芸品種であります。原種のイブキは海岸に自生する針葉樹で、淡路島では旧津名郡の富島に自生が見られます。
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標高370m地点ですが、登山道は分岐しています。けれども左の道は廃道になっています。
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いつも気になる説明看板です。前にも申しましたが、戦前は淡路島南部の山岳地帯にキツネが生息していたようです。終戦直後ぐらいに島内からはキツネは絶滅しています。戦前には白キツネ、すなわちキツネの白化個体 (アルビノ) がおったという話もあります。キツネが諭鶴羽山に生息していた傍証として、江戸時代に書かれた淡路島の地誌にキツネの話が載っています。
『味地草』 における白石村の記述について「キツネの恩返し」

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標高400mあたりから上は雪がしっかりと残っています。
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サクラの立ち枯れた大木です。昨秋にこれに天然シイタケが出ていました。ときおりサクラの樹にシイタケが出てきます。ということはシイタケの原木栽培にサクラが使えるということです。ただし、サクラの樹でシイタケ栽培する場合は、サクラのホダ木に鉈で鉈目 (なため) を入れる必要があります。というのはサクラの樹皮は強靭で、シイタケの芽がこの強靭な樹皮を打ち破れないからです。で、鉈で樹皮に切れ目を入れます。
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山頂直下に滑るところがあります。実際に登山者が滑っていましたわ。ここは出来たら軽アイゼンが要るかも?
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ここは山頂直下の狭隘な車道であります。もう少し積雪があったならばスキーが出来そう。こんど段ボール箱を持参しよう! 段ボール箱に乗ってすべる段ボールスキーであります。むかし、子供のころ水仙郷のスイセンの斜面でやったわね! ただし、石頭の大人どもから大目玉を喰らいました。
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たった600mの里山なのに平地よりかなり気温が低くなる
気象庁検定済みの温度計ではないので正確性は担保されていませんが目安にはなります。12時08分に標高600m地点でおおよそ-1度です。
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気象庁のアメダス気温分布図に諭鶴羽山を書き込んでみました。図のエリアで氷点下は4か所しかありません。山の上は日中は気温が上がりにくく、平地よりの気温較差は大きくなります。
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諭鶴羽山の山頂の様子

山頂に到着です。連休でありますから賑わっています。地元の登山者が多かったようです。神輿台に小さな雪だるまがたくさん。こんど雪が降ったら、吾輩が巨大雪だるまを作りましょう!
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↓ 西方向、大鳴門橋が見えています。
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↓ 北西方向です。小さな島で最高峰といよったら本土の人に笑われへんか? 標高600m程度の里山はメガロポリスの京阪神周辺にも無数にありますね! 瀬戸内海島嶼(とうしょ)地方の最高峰は星ヶ城山の816m、第二位は山口県の周防大島の嘉納山の691mです。諭鶴羽山は3位です。
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↓ こちらは東方向。大阪府の最高峰の金剛山 (1125m) がかすかに見えています。(写真じゃわかりにくい) ただし、金剛山は大阪府と奈良県の境にあって、山頂は完全に奈良県側ですわ。で、大阪府の最高地点は標高1070mぐらいでしたか? 金剛山の山頂は大阪府じゃないということを意外と大阪府民でも知らないみたいですわ。大阪府の金剛山では2017年2月14日07時現在、積雪30センチらしい。 → 金剛山積雪情報 雪と樹氷の掲示板
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↓おなじく東方向。和歌山市といえば日本一の売国奴の竹中平蔵先生を輩出した町です (竹中平蔵先生のやった金融犯罪)を参照されたし。要点整理して簡潔にまとめている動画ですが、すべてほんまです。何だか西日本から売国奴がたくさん出ますね! 元長州藩の山口県からも不世出の売国奴が出て、いま見るに堪えない土下座外交をしています。 さすが、戦勝国のアメリカとの司法取引でA級戦犯をこらえてもらって巣鴨プリズンを釈放された岸信介のお孫さんだけのことはあります。売国のDNAをしっかりと受け継いでいるようです。 余談はさておき、高野山方面の山々が白銀に輝いているのが肉眼ではハッキリみえています。和歌山県の中北部の山々では氷点下の気温帯で50~60ミリの降水があったので、50~60センチの積雪だったハズです。
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↓ 兵庫県の凄いところは、県土が日本海にも面しているし、かつ太平洋にも面していることだ、などとよく言われます。青森県も両方の海に面していますが、本州の北端にあるから当たり前のことであって値打ちがありません。兵庫県の凄いことは日本の中央部近くで日本海と太平洋に面しているということであります。なお、北海道もそうですが、ただし、北海道は県と同等の行政区画じゃあなくて実は地方名に相当します。四国とか近畿地方とか東北地方などと同等なのが北海道なんです。そもそも北海道という名称は南海道や西海道(九州のこと)や東海道などのパクリです。たとえば南海道は阿波・讃岐・伊予・土佐・紀伊・淡路と三重県南部の5県2地方(2地方とは淡路と三重県南部) の広域行政区画というか連合体です。北海道は本来は札幌県・函館県・帯広県・根室県・網走県などいくつかに分県すべきであって、実際に明治政府は蝦夷地を分割分県しようとした歴史があります。(歴史的に明治15年2月~19年1月まで4年間、札幌県・函館県・根室県の三県時代が存在) なので、北海道は日本海にも太平洋にも面しているなどと言っても、本来は複数県であるべきところ一つになっているから当たり前です。それは近畿地方や東北地方が両方の海に面しているというのと一緒です。このように考えると兵庫県の凄さがよく分かります。

で、兵庫県本土側の人らは淡路島に感謝しなければならないということになります。もともとわが淡路島は徳島県 (阿波藩) で、歴史的な経緯があって兵庫県に編入させられただけで、なにも喜んで兵庫県に入ったわけではありません。いまでも、とくに淡路島南部は経済的にも文化的にも徳島県とつながりが強固です。たとえば私事ではありますが、10回島外に行く場合神戸方面が1回で徳島方面が9回の比率です! なので、兵庫県本土側の人らが都合のいいときだけ淡路島を持ち上げる言い方はいかがなものか? ところで、紀伊水道は太平洋といえるのかどうか? たとえば海上保安庁のいう瀬戸内海の範囲は紀伊水道は瀬戸内海ですわ。紀伊水道の入り口の (出口でもあるが) 徳島県蒲生田岬と和歌山県日ノ御崎を結ぶ線までが瀬戸内海です。だとしたら、兵庫県は太平洋に面していないことになりますよね? 結局、瀬戸内海や太平洋の範囲をどこまでと定めるかによるのではないか?

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淡路島南部で大雪 (その2)
本日は2017年2月10日 (金曜日) であります。 (さっき日が替わって11日になった)

まず気象庁サイトから2枚の図を借用します。非常に強い寒気が西日本まで転がり落ちてきました。500hPa高度の気温で、本日09時に、島根県松江の高層気象観測ではなんと-39.7度です。 (なお、21時には-40.3度となった) 松江は至近距離の米子から観測所を移転したのですが、米子の平年値は-24.5度でした。移転しているので厳密には継続性はないんですが、なんと平年値よりも15.2度も低くて記録的といえましょう。

この西日本に襲来中の寒気によって日本海のみならず九州と朝鮮半島の間の狭い海域にまで筋状の対流性雲が湧き立ち、その雲は瀬戸内海まで進入しています。方向の異なる風がぶつかると、行き場を失った空気塊が上空に逃げます。つまり上昇気流となって雪雲が空高く湧き立ちます。それが日本海寒帯気団収束帯でありますが、これが発生する要因は北朝鮮と満州の間にある大きな山塊です。シベリアから吹き下ろす寒風が山塊を越えられず、二手に分かれます。二手に分かれた気流が日本海で再び合流するのが原因だといわれています。その湧き立つ雪雲の帯が山陰東部から近畿北部に届いて、大変なことになっていますわね! その雲とは別の雲のように思われますが、また淡路島周辺でも雲が湧いて今朝南あわじ市でも降雪がありました。で、山越えの林道は積雪のため通行止め! ですわ。吾輩は当地ではじめて積雪のため通行止めの看板を見ました!

2017年2月10日09時の衛星画像

気象庁サイトから借用


なんと、わが南淡路で “積雪のため通行止め” の看板が出現!

南あわじ市に出現した積雪のため通行止めの看板

こんなの初めて見たわ。場所は 南あわじ市灘山本(なだやまもと) というところです。リンクの+マークのところ。13時32分です。海抜は180m地点。ここは一応県道になっておりますので、県から委託を受けている業者が設置したのか? 淡路島の南部の諭鶴羽山を越える道路が通行止めであります。ただし、県道は灘海岸から山頂直下にある諭鶴羽神社までです。山の北側に降りる林道はNTTの所有でしたか? 厳密には私道になるのでほんまは通ってはいけない道路でしたか? ひょっとしたら公的道路に移管ということもあるかもしれませんが、正確なところは情報がありません。すくなくとも県道ではないので、山の北側には通行止めの看板はありません。

吾輩は、山の積雪状況を調べるために、諭鶴羽ダムの積雪状況を観察したのち、上田林道(こうだりんどう)を登ってまいりました。尾根筋あたりでは4WD+スタッドレスか、4輪チェーン巻じゃないと絶対に通行不可です。積雪は多いとは言えないにしても、路肩が積雪で不明瞭になり、道路上に随所に吹き溜まりが出来ています。で、山越えで南側に降りてきたところでこの看板を見たわけです。今日は吾輩以外に山越えの通行車はありませんでしたが、1台だけ南側から諭鶴羽神社まで来ている形跡がありました。タイヤ痕からスタッドレスを履いているようです。おそらくこの車の人が積雪状況を確認に来たのでありましょう。 ということで、以下に本日の南淡路の大雪の証拠写真を陳列します。



尾根筋のNTT道の積雪状態

↓ 強風で積もった雪が舞い上がっています。地吹雪みたいです。
強風で地吹雪みたい

↓ 積雪は少ないのですが、この状態ですでに路肩がどこかわかりにくくなっています。山側に溝があるのかないのかも不明瞭です。落石とかあっても雪で覆われたらわからなくなって、車体の腹をこする危険性があります。この程度でしたら通行は可能ですが、道を熟知していなければ危険かも? もう少し積雪が増したら普通の車では前のバンパーでラッセルすることになるのでアウトでしょう。そうなるとリフトアップしたクロカン車でのスノーアタックの領域でしょうかね?
路肩が不明瞭
溝とかも不明瞭、雪の下に落石があるかも?

↓ 積雪はどの程度かハッキリわかりません。強風で吹き溜まりと吹きさらしのムラが大きく、吹き溜まって山脈みたいに盛り上がったところが随所にできています。そういうところは通行がやや困難であります。
随所に吹き溜まりの山脈ができている

↓ 諭鶴羽山の山頂近くにあるNTTの無線中継所 (現在は廃止) まで登ってまいりました。今日は誰も来ていないようです。
今日は誰も来ない

↓ ここからは林道は一段と狭くなります。一般の者は行かないように。吾輩はこの山域の主 (ぬし) みたいなものだから大丈夫であります。
車の車体幅しかない林道

↓ 吾輩のタイヤ痕です。スタッドレスです。パートタイムではありますが4WDで低速ギアでそろそろと登ってまいりました。ちゃんとスコップや鋤簾も積んでいます。何に使うか? ですが、つまり滑って立ち往生したらスコップで車の周囲を除雪してしまいます! これが究極の脱出法ですかね? ただし、これは積雪が比較的少ないから可能な西日本太平洋側の手? むかし、四国の山で標高差100mもの区間をタイヤ幅だけ除雪したことがありますわ! とにかく道具がなけりゃ、どないもなりません。無積雪地帯のホームセンターでは “ままさんダンプ” なんて売っていないから、鋤簾が代用品です。それからノコギリも必携です。暖帯照葉樹林の樹木は雪に弱いので、湿雪で15センチ積もれば枝が折れて道をふさぎます。そういう場合にノコギリで伐るわけです。ちなみにスギは本来ブナ帯が自然分布の針葉樹のくせに雪に弱いですよね! スギの植林を通るときもノコギリ必携です。
吾輩のタイヤ痕


2017年2月10日の諭鶴羽山の山頂の様子 

↓ 山頂直前です。歩いて登るのは10メートル、標高差で3mだけです。もし、諭鶴羽ダムから登山道を歩くならば軽アイゼンがあったほうがいいかも? 山頂直下で急斜面で滑るところがありますわ。
山頂まであと10メートル
山頂まであと10メートル

↓ 13時00分に気温は-1度であります。
13時00分に気温は-1度

↓ 本日の山頂の様子です。
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↓ 小詞の屋根には雪がありません。吹きさらしのところは雪が吹き飛んで少ないです。
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↓ 鳴門海峡方面。
鳴門海峡方面

↓ 和歌山市方面です。今日は和歌山県の山間部で大雪だったと思われます。和歌山市の奥に真言宗の総本山の高野山がありますが、その アメダス高野山 では昨日と今日で降水量は42.5ミリに達しました。(9日1時~10日23時まで) 気温は一時零度をわずかに上まわったけどほとんど氷点下で推移してます。つまり、積雪が40センチに達したと推定できます。しかもまだ降水は続いているようです。太平洋側の山間部でもところによって大変なことになっています。
和歌山市方面

↓ 諭鶴羽神社の参道にも雪があります。さすがに今日の積雪ではお参り客はいないようです。
諭鶴羽神社
↓ 一年中山開きでありまして、閉山というのはありません。終わりのない始まりとか、後退のない前進のみとか、山仕舞いのない山開きとか、これらは縁起がいいというわけです。
一年中山開きです。閉山はありません。




淡路島南部で大雪 (その1)
本日は2017年2月10日 (金曜日) であります。 今朝は南淡路の平野部でも積雪となりました。吾輩の生息する雑想庵の庭にも1センチか2センチですけれども薄っすらと積雪であります。昨日のエントリーに引き続いて南淡路の大雪を拙ブログで報告 (記録) しておきます。証拠写真を陳列します。


南淡路地方まんべんなく雪が降ったのではなく、降雪分布は偏りましたね!

南あわじ市の市内どこにでも積雪があったのではなく、まったく雪が降らなかったところもあるようです。昨日の降雪は (平地では降雨は) 低気圧による面的な広がりをもつ降水でしたが、今日は筋状の対流性雲による降雪です。雲の性質が異なります。モクモクと湧き立つ雲 (発達した積雲、雄大積雲) によるものなので、その雲の下だけに雪が降ります。雲から外れると晴れています。これが、降雪分布が極端にムラができる理由です。

↓ 淡路島南部の 南あわじ市神代浦壁 の+マークのところから南東方向を見ました。10時08分。野や山も薄っすらと雪化粧しました。

南あわじ市神代浦壁にて


以下、諭鶴羽ダムの積雪状況であります。

諭鶴羽ダム にやってまいりました。10時10分です。来るのが遅かったから雪面が荒れてしまっています。たくさんの車が来ていますが、雪を見に来た野次馬というわけではなく、たぶん毎日来てウォーキングしている人々であろうかと思われます。吾輩もたいていは日が暮れてからですが毎日来ています。ダム1周がちょうど2000mで、1周12分の運動強度で間に3分の休憩を混ぜて1時間12分で5周、根性で1万メートルの駆け足が日課です。60代の仲間入りして年齢的にはややきついのですが、他の人らがぞろぞろ歩くのを見ていると、痴呆の出た老人がぞろぞろと徘徊しているように見えてしかたがありません。で、まだ、その仲間には入りたくありません! 大むかしに陸上競技クラブに所属したこともあるので、沽券にかけても1周10分を目指したいところ。
諭鶴羽ダム堰堤
諭鶴羽ダム堰堤駐車場

↓ダム周遊道路から対岸を見ました。
ダム周遊ぶ道路から対岸を見る
ダム周遊ぶ道路から対岸を見る

↓ 周遊道路の奥の駐車場であります。
周遊道路の奥の駐車場
周遊道路の奥の駐車場

↓ だいぶん荒れていますが吾輩の仕業であります。こういう安全なところで雪道走向の練習です。たとえば、急ブレーキを踏んでわざとスピンさせて、どこまでは大丈夫か? どこからが危険か? 調べたりです。あえて危険なことを体験しないと物事は上達しないわけです。あーだ、こーだと言うてますけど、私もしょせん無積雪地帯のドライバーです。北日本のベテランドライバーの技量には遠く及びません。で、雪道走向経験不足を練習でカバーです。ま、一般的に申して恐い目にあってこそ物事はよくわかるようになりますね! たとえば、凍てつく富士山で、ピッケルも打ち込めない固い氷盤で滑落して死にかけるとか、買った株が倒産して財産を綺麗に失うとか、真剣を手にした暴力団と対峙して脅迫されるとか‥、そういう恐い経験を積むことの意義は大きいです。(ただし、死なない範囲内でですけど)
周遊道路の奥の駐車場で雪道走向の練習

↓ 10時13分に、草地の部分で、積雪は5センチと判定しました。 道路上は3センチか4センチで少な目です。これは地表の物体の断熱性の高低によるわけです。井戸水が冬に暖かいのをみても分かるように、地中は暖かいので路面に積もった雪は下から溶けてしまいます。発泡スチロールの板の上が一番よく雪が積もるのではないか? (零度近辺の温度帯では)
積雪は5センチと判定


明日11日の朝日新聞淡路版に、雪景色の記事が載るかも?

●ところで、積雪の深さを測っていましたところ、背後から 「こんにちわ!」 と声がするではないか。ふり返ると、島で一番有名な写真家の里口さんです。里口さんは朝日新聞の全国版にもたびたび写真が載るベテラン写真家ですが、ダムの奥の谷まで歩いてきたとのことです。雪景色の写真を撮りに南淡路あちこち回ってきたそうです。氏が言うには、淡路は雪が降らんので、3センチ積もれば大ニュースだ! ということですが、その通りです。日常性の中にニュースは乏しく、非日常性の中にこそ、平均値から標準偏差の3倍ぐらい乖離する稀有なことにこそ、ニュースはあります。 本土で雪がチラチラ舞ってもニュースにはなりませんが、沖縄や小笠原で雪が舞うと全国ニュースです。明日朝の朝日新聞淡路版に注目です。


↓ 森の林冠も、木々の樹冠も、枝の上にも、綿帽子でもこもこ。もっと早く来ると綺麗だったかも?
森の林冠にも綿帽子
ヒノキの枝にもモコモコ

↓ 公園散策路一帯も、いちめんの白無垢のじゅうたんです。
公園散策路一帯も白
公園散策路一帯も白無垢のじゅうたん



淡路島でも6センチの積雪を観測
本日は2017年2月09日 (木曜日) であります。

淡路島でも雪が積もった!

●今朝は関西や四国などでも、内陸部や山間部などでは広い範囲で雪となった模様です。わが南淡路地方では、周囲を海に囲まれる島であるゆえ冷え込みが弱く、残念ながら平野部では冷たい雨となりました。しかしながら、標高300m以上では雪となり、標高400m以上では積雪となりました。で、山の積雪状況を調査に行ってまいりましたので、拙ブログ上で報告します。 明日・明後日は850hPa高度での気温-10度の等温線が西日本太平洋側まで南下しそうです。さらに、500hPa高度で-30度以下の強い寒気が瀬戸内地方まで南下してくる気象庁の予想です。100年後の温暖化は絶対に当たりませんが、明日や明後日の予想は高い確率で当たります。上空の強烈な寒気によって、湧いた雪雲がモクモクと空高く発達する条件ができるわけで、夏の夕立のような激しい降雪があるかもしれません。 なお、島の中の低い山といえ積雪がある状態のところへは、ノーマルタイヤでは絶対に行かないように。今日も、雪道を夏タイヤで走る車を何台か見たので、老婆心ながら言っておきます。どうも、無積雪地帯の住民は雪を甘く見ているようです。多くの人が4WDであれば雪道をスイスイ行けるものと思っているふうで、困ったものです。気温が下がって尾根筋でアイスバーンにでもなってたら、4WD+スタッドレスでも、あるいは4輪金属チェーン巻でも滑ります。ましてや夏タイヤでは谷底に転落ですわ。雪の怖さを甘く考えないように‥‥。


↓ 諭鶴羽山 (標高608m) の山頂へいたる林道ですが、標高400mあたりからシャーベット状の積雪、標高500m以上では路面一面に積もっていました。
山頂へ至る林道(車道)

↓ ここが細い林道の最終地点です。なんの施設なのか? いまだによく知りませんが、無線中継所みたいな建物があります。
林道の最終地点 無線中継所みたいなものがある」


諭鶴羽山の山頂広場は一面の積雪。

諭鶴羽山(標高608m) の山頂です。広場になっておりますが、神聖にして犯すべからざる場所です。つまり、ここはキャンプ場じゃありませんから、無断でキャンプ等しないように‥。ここにテントを張って星座の観察等をしたい方は、吾輩の兄貴に許可をとるように。四囲広闊にして風光絶佳、標高が低いわりには展望が利きます。瀬戸内海東部一帯がすべて見通せますわ! (ただし天気によりますけど) しかも、淡路島は人口密度が低く夜空は暗いです。で、晩にきて星の観察には一等場所です。たぶん、西日本屈指の星の観察場所じゃなかろうか?
諭鶴羽山の山頂

↓ 山頂を表す石標と、環境省の説明看板。
山頂を表示する石柱

↓ 山頂の小詞と、お神輿台。
山頂の小詞

↓ 木々の上に雪の綿帽子。
木々の上に綿帽子

↓ 積雪は少ないけど、地面には白無垢のじゅうたん。
積雪は少ないけど、地面には白無垢のじゅうたん

↓カナクギノキ (クスノキ科の樹木) はまるで霧氷みたいです。
カナクギノキはまるで霧氷みたい


積雪の深さは6センチ! 2017年2月9日10時40分、諭鶴羽山山頂にて。

↓ できるだけ均質に積もっていて、吹き溜まりでもなく、また吹きさらしでもないところを選んで積雪の深さを観測しました。しかも数か所を測り、積雪6センチと判定。本日の南淡路の降水量分布は、国土交通省の川の防災情報 の観測では6~7ミリでした。降水量と積雪がピタリと一致しています。なお、氷点下の条件下でのサラサラ雪の場合、1ミリの降水はほぼ1センチの積雪です。積雪が少ないのは降水量が少ないためであります。1mの豪雪はつまり100ミリの降水なんです。太平洋側じゃ冬に100ミリなんて雨はまず降りませんわね!
積雪は6センチだ
積雪は6センチだ

↓ 10時44分に、気温はほぼ零度です。ただし、気象庁検定合格の温度計ではなく、300円のおもちゃみたいなものです。正確性には欠けています。目安にする程度でありましょう。
気温はjほぼ零度



日本史上最大の売国首相による、日本史上最大の朝貢外交!
小林よしのりオフィシャルWebサイト から2017.02.04 (土) 付けのブログ記事を借用します。この保守右翼の著名漫画家の安倍首相批判は、国民の大多数の者の賛同を得るのではないでしょうか? 安倍政権になってから勤労者の実質賃金は1割近く減少しています。これは最大要因は大企業優遇政策により労働者が本来受け取るはずの賃金がカットされ、企業内に内部留保として所得移転させたためであると吾輩は理解していますが、税や公共料金の負担も増大し、最近では円安による輸入食料品や石油の高騰で庶民の台所は一段と苦しくなっております。国民が疲弊して斃れれば国家の存続も危うくなるのは必然で、この点に関してどのような議論をするかでその論者の立ち位置というか、真贋がわかります。

●右翼には2種類あるのがハッキリしてまいりましたが、ニセ右翼と本物の右翼とがあって、日本会議に連なる連中はみなニセ右翼であります。口先では、日本の歴史や文化や伝統を守り、我が国の国体を護持しようなどと勇ましく主張しているのですが、ところが、こいつらは実は宗主国アメリカ植民地支配を是とする売国奴なのです。ご主人様の言うこと、決めたことに唯々諾々とシッポを振ってしたがい、何ひとつ反論も抗議もいえない属国根性まるだしの情けない連中で、日本男児の矜持のカケラも持ち合わせていないわけです。とくに安倍首相はその最たるものです。

その点、小林よしのり氏は 『ゴーマニズム宣言』 あたりから積極的に政治問題や社会問題に発言をはじめ、今や漫画家の域を突き抜けて保守言論人となった感がありますが、最近では安倍政権批判の急先鋒という印象ですが、堂々と安倍のアメリカ属国主義を批判するところから考えて、エセ右翼インチキ保守の者どもとたもとをわかち本物の右翼になったと考えてよさそうです。



2017.02.04 (土) 日本史上最大の朝貢外交
日本史上最大の朝貢外交


安倍政権の一番の問題点を簡潔に述べた素晴らしい文章です。いったい誰のために政治をやっているのか? 宗主国のアメリカのためにやっているのか? という素朴な疑問、まっとうな疑いを述べています。小林よしのり氏の主張におおむね賛同でありますが、若干見方が微妙に異なる点を述べたいと思います。


①、わしは安倍政権の感覚がまったくわからない。
小林よしのり氏ほどの論客がわからないハズがないわけであって、文章の構成上そう書いているだけだと思われます。安倍首相が自ら考え政策判断しているのであれば、「どんな感覚をしているのかわからんわ」 というふうになるかもしれませんが、そうではなく、安倍首相はただの傀儡でしかありません。背後に人形遣いの黒子がおります。黒子の命ずるままに演技をしているのが安倍であって、批判云々をデンデンと読んだことでハッキリ可視化しましたわね。所信表明も答弁もその原稿は後ろにおる黒子が書いているわけです。安倍はなにも考えず判断もせず感覚も感情もなく、ただひたすら背後のおる黒子に気に入ってもらえるようにと演技をしているだけです。黒子に気に入ってもらえれば首相の地位は安泰なわけです。その黒子は誰なのか? はハッキリしませんが、言えることは、この国の政策をほんまに決めているのは内閣でもなく国会でもないわけで、やはり日米合同委員会あたりかな? という印象はします。月1回、各省のトップ官僚と米軍の幹部とが常会をもって、そこで国民の目から見えないところで色々と密約がなされている、ということでありましょう。どう見ても安倍が決めているのではなく、彼は背後で決められたことを発表するだけのスポークスマンでしかありません。 そもそも、この国の政策はアメリカが送り付けてくる事実上の命令書の 年次改革要望書 にのっとって行われてきたわけです。たとえば郵政民営化も年次改革要望書に書いてあったわけです。鳩山政権が凄かったのはこの年次改革要望書を蹴ったことです。これからはアメリカの言うことを聞かないぞ、日本はアメリカから独立するんだ、という意思表明というか挑戦です。だから、アッというまに潰されました。その後は売国奴菅直人になってから、日米経済調和対話 と名前を変えて復活しています。それは今も続いているわけで、この国の政策は安倍が決めているのではなく、宗主国からの命令書で決められているのは明白です。


②、トヨタは 「米国メーカーのひとつ」 とまで言い出した。
じつは、ある意味ではその通りなのです。日本人は、日本にある大企業は日本の会社だと思っている人が多い、ていうか大部分の人はそう思っているでしょう。日本で創業され、発展し、本社や主要な支社や工場が日本にあれば、それは日本の会社じゃねえかと思うのが当たり前でしょう。しかしながら、本当にそうなのか? 『会社四季報』 や 『日経会社情報』 などの大株主欄を見ればわかります。日本の会社だと思っていたものが、大株主欄に外国人がズラリと並んでいる会社はたくさんありますよ。外国人持ち株比率が50パーセントを超える会社はたくさんあります。その会社の株式の50パーセント以上を握れば会社を完全に支配できます。外国人持ち株比率が50パーセントを超えたら、その会社はもはや日本の会社ではありません。50パーセント以下であっても筆頭株主になればかなり会社を左右できます。ここで外国人というのは多くがアメリカの金融会社です。ハゲタカファンドとも称されるサーベラスとかリップルウッドとかリーマンブラザーズとかも‥。ただし日本から撤退したり潰れたりもしましたが。こいつらは別名義で表には出ないことも多かったようですけど。ちなみに、悪名高い小泉―竹中ラインがやった売国行為のひとつが、意図的な東京株式市場の暴落です。それまでは会社が持つ資産を評価するのは簿価主義でしたが、時価会計を導入させ会社や銀行が持つ資産の評価額を意図的に下げさせ株価を暴落、さらに竹中の有名な暴言 「四大銀行であっても、“too big to fail”(潰すには大き過ぎ) の考えはとらない」 で東京株式市場は大暴落! 大暴落したところをごっそりと買ったのはハゲタカファンドやヘッジファンドでした。もし政治がまともであるならば竹中はインサイダー疑惑ならびに市場操作疑惑で確実に刑務所送りです。このときに、日本の会社はたくさんアメリカに乗っ取られましたわ! 市場全体では外国人持ち株比率は現在32パーセントぐらいですか? → 外国人持株比率の高いランキング

企業団体の政治献金は合法です。企業が自民党に政治献金をするのは、合法的な政治買収です。つまり、外国人が日本の会社の大株主になり、企業献金を通して政治に影響できるということであります。外国人は日本の選挙権がないにもかかわらず (もちろん選挙権は法人にもありませんし)、選挙権がないハズの企業や外国人が政治を左右できる構図があるということです。じっさい企業や外国人がこの国の政策決定権を握っています。われわれ有権者 (国民) が決定権を持っているわけでは全くありません。これが世論とは全く異なる政策がドンドンと進められる大きな理由の一つです。なぜ、派遣や非正規従業員が増えるのか? “配当性向を上げよ、企業利益の最大化を目指せという外国人大株主の意向が強く反映していますね。 こういう悪弊をただすために小沢一郎さんが 「企業団体の政治献金全面禁止」 を打ち出したわけですが、マスゴミの反小沢・反鳩山キャンペーンに国民が簡単に乗せられるのだから、どうしようもありません。国民は自分たちにとって誰が味方なのか理解できないのは残念です。残念というよりも哀れだと思います。



 ③、ポチ政権を支持する日本人の気持ちも全然分からない。
ほんまにそうでしょうかね? 吾輩の周囲の人に聞いても安倍政権を支持する人はほとんどいませんわ! もし支持する人がいても、それは何らかの形で利権の端くれに与れる立場の者です。利権になれば、そりゃあ、安倍政権を支持する側に回るでしょう。人間というのは現金なもので札束を見せられるとコロッと主義主張でも変えてしまいます。たとえば、鈴木宗男がそうです。次の選挙で娘さんを自民公認にしてやるぞと取引があったといわれていますが、アッというまに自民に寝返ってしまいました。ま、庶民でもおなじことでしょう。問題は大多数の庶民は利権に与れるのではなく、カネを取られる側にいます。年金や介護は削られ、実質賃金はどんどん減り、若い人は徴兵されるかもしれません。庶民に重税を課して集めた税金を外国に行ってバラまいています。外国でバラまくのは海外で事業を展開する日本企業のためという意味もありましょう。とにかく大企業ファーストの政策です。庶民が安倍政権を支持する理由がまったく見当たりません。で、安倍政権の支持率が高いのは捏造だと判断しますね。

そもそも、世論調査をやっているのはNHKや大新聞や通信社 (時事通信社や共同通信社) です。安倍に寿司の大盤振る舞いを受けた疑惑があるところばかりです。報道と政治の癒着が強く窺われますね! 今の報道は政治的に権力者にコントロールされている疑いが濃厚です。政治的に色がついている組織がやった世論調査など信用できるのか? という問題があります。調査の質問の仕方とか、調査対象の選び方など、で支持率などいかようにも操作できます。発表される支持率の数字自体を操作している疑いも言われています。政治的な世論調査は、政治的に無色透明な第三者がやらなければ信憑性はありません。かりに、高い支持率がほんまであったとしても、疑問が残ります。政権がよくやっていると持ち上げる報道をしたのち、世論調査をして高い支持率をたたき出し、その支持率を示して、政権が頑張っているから国民の理解が得られたと再度持ち上げる報道、この循環を繰り返す‥、というとんでもないフィードバックをやっているわけです。そんなの世論操作以外の何物でもありません。早く言えばインチキなわけです。




推計はあくまでも推計であって、実際の観測ではない。
本日は2017年2月5日(日曜日)であります。

●目下、二つ玉低気圧が西日本を横断中であります。本日05日09時の地上天気図では南側の低気圧の所在は瀬戸内海西部に解析され、北側の低気圧は日本海南西部の竹島付近に解析されています。残念ながら南岸低気圧となりませんでした。山で雪になるのを期待したのでありますが、当て外れであります。竹島付近の北側低気圧が北方からの寒気の南下をブロックしています。さらに、南側低気圧が前面に暖気が呼び込んでいます。これは四国山地のかなり標高が高いところでも雨となってしまう最悪のパターンです。 2月はしばらく商売がヒマになるので、四国の山へ雪見にいこうと昨夜から情報収集しておりましたが、こりゃあ、ダメだわ。本日は雪になるのは信州の標高の高いところぐらいのものでしょうかね? ただし、信州でも降り始めは雪であっても、じきに雨に変わるのじゃあねえかな?


●以下の2枚の図は、気象庁サイトの 推計気象分布:徳島県 というページであります。1キロメッシュごとの気温分布や天気分布であります。コンピューターで自動計算して表示しているみたいですが、もちろんアメダスでの観測データを基準にして計算しているのでしょうけど、わたしはこの図はあまり信用していません。まったくの門外漢が天下の国家組織の気象庁の作成図に疑問を呈しても説得力がないし、おまえは国家に歯向かう非国民だとみられる危険性があります。ですが、あえて申せば、この図はメッシュごとの標高が異なるので、その標高に応じて周辺アメダス観測値から推計しているように見えます。100mあたり0.6度気温が下がるという気温減率で単純に推計しているだけではないか? という気がしてなりません。なんとも胡散臭い図であります。別に、吾輩が講釈しなくても、気温減率なんてその時の気象状況で非常に大きくなったり、小さくなったり、大きく変動しますよね! 逆転層が出来て上空のほうが気温が高くなることもありますし! ときには、冷え込みで地表付近に放射性逆転層(接地逆転層)ができて、その接地逆転が解消されないうちに温暖前線が接近して上空に前線性逆転層が発生、つまり二重に逆転層ができることさえありますよね! 上空の気温変化はそう単純じゃないですよね。そういうことまで加味して作成している図にはとても見えません。

●山にたくさん観測所があるのならば、実際の観測値で推計もできるのでしょうけど、残念ながら観測所は人里にしかないのが弱点でしょうか? 例外は、富士山で、低気圧前面などで南からの暖気が吹きあがり気温減率が小さくなる時には、周囲のはるかに低い山のほうが気温が低く表示されるという変な矛盾が発生しますね。これは、富士山頂には観測所があって実際の気温が測られそれに基づいて表示されても、周辺の低い山では実際の気温は全く不明です。で、ふもとのアメダス観測値を基準にして標高に応じた気温逓減分を単純に引くだけ、これが矛盾の理由なのでは? ま、そこらへんのところは、気象庁もちゃんと 「なお、個々の観測地点における観測データとは必ずしも一致しない場合があります」 と言っています。この意味を僭越ながら翻訳すると 「この図は実際と合わないことがあるから、それを踏まえて利用するように」


2017年2月5日12時の推計気温分布

推計気象分布はあまりアテにならない。
●日中12時でも四国山地の標高1400m以上では雪との表示です。朝の時間帯の表示では標高1000m以上は雪で降雪分布はもっと拡大していました。ところが、高層気象観測データでは、今朝9時の850hPa高度 (1460mぐらい) の気温は西日本の観測所はすべてプラス圏であります。福岡4.8度、松江2.4度、潮岬5.0度であります。これが約1500m上空の実測値です。地上と上空の気温差が非常に小さくなっています。これでは、剣山登山口の見ノ越でも冷たい雨だ。剣山の山頂でわずかに雪かみぞれか? ということで、本日の四国山地への雪見は断念です。

2017年2月5日12時の推計天気分布


【付記】 大阪府や京都府と同列に淡路島があるではないか?
なんと、人口が数百万人もいる大阪府や兵庫県や京都府などと同列に淡路島というのがあります。淡路島が一つの県なみの扱いを受けていますね。ま、面積が592平方キロの小さな島ですが、むかし律令時代には淡路国ということで一つの国の地位でありました! 阿波国・讃岐国・土佐国・伊予国・紀伊国・淡路国の6つを合わせて南海道と称する古代の広域行政区画でしたね! なお、余談ながら 「北海道」 というのは明治になってできた名称であって、わが 「南海道」 のパクリです。そもそも北海道は 「蝦夷地」 あるいは 「蝦夷が島」 と言っていました。地名は歴史的な背景がある “歴史の化石” でありまして、みだりに変えるべきではありません。 → 推計気象分布:淡路島

淡路島は一つの県の扱い?



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