雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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徳島県 剣山、植物観察写真ギャラリー (その1) 2016年6月27日
2016年6月27日 徳島県 剣山 夫婦池に発生した蒸気霧
↓ 夫婦池の雄池のほうですが、海抜1450mです。朝4時40分です。周囲は盆地のような微地形で、放射冷却による冷気が周囲から池面に流れ込んでいるようで、相対的に水温が高いのか? ゆらゆらと蒸気霧が発生しています。発生した蒸気霧の動きが気流を可視化していて、よく観察すると四方から気流が池面に流れ込み、渦を巻いているのが分かります。渦は北半球の台風や低気圧に吹き込む気流と同じ反時計回りに回っています。台風や低気圧のようなマクロスケールないしメソスケールの現象ならばコリオリの力が働いてそうなると説明されますが、この池は長径100m、短径60mの小さな池です。このようなマイクロスケールでの回転運動ではコリオリの力など影響なしのハズで、この蒸気霧が反時計回りに回転運動している要因は何でしょうかね? たまたまそうなっただけ?




夜明けが早すぎて、ご来光に間に合わない。
↓ 夏至の近辺の今頃は夜が明けるのが早く、淡路島南部の南あわじ市にある雑想庵を01時55分にでましたが、剣山スキー場あたりで夜が明けてしまいました。ご来光には全く間に合いません! 今の時期にご来光を拝むには頂上の山小屋に泊まるほかなさそうです。 旧 一宇村 漆野瀬 (最初のチェーン着脱場の所) にある電光標識に04時05分に着きました。まだ真っ暗です。
旧 一宇村漆野瀬電光標識 (最初のチェーン着脱場)

↓ 剣山スキー場です。04時34分。夜が明けてきました。このスキー場が休業してもう何年経つんだっけ? 施設が錆付き、リフト山上駅の板敷テラスなんかはボロボロで危険な状態です。どう見たって再開は絶対に不可能と思われます。崩れゆく日本国を連想します。安倍ジョンイルを倒さなければホントに崩れてしまいますね!
剣山スキー場

↓ 見ノ越 第一駐車場に到着、時刻は04時50分です。所要時間は2時間55分、これを遠いとみなすか? 近いと考えるか? どうやら、他車がぜんぜん見当たらないから本日は吾輩が剣山一番乗りか? ここへ来るには公共交通機関がなく、全国各地から結構日本百名山巡礼の人々が来ますが、自車で来るか、遠方からだと徳島空港からレンタカーを借りるケースが多いようです。
見ノ越 第一駐車場
登山リフト乗り場

↓ 劔神社 (つるぎじんじゃ) です。見ノ越で一番高い所にありますが、この境内を横切って登山道へと進みます。登山道入り口の小屋に掛けてある温度計は10度を示しています。05時11分。40年あまり前、童顔うるわしい少年のころに初めて剣山に登ったさいには、この劔神社の簡易宿泊所で泊まりました。たしか一泊二食付きで2200円でした。その時は朝早く淡路島福良から連絡船で鳴門市撫養港へわたり、国鉄鳴門駅から徳島駅へ、汽車を乗り換えて貞光駅へすすみ、そこから路線バスで終点の一宇村葛籠 (つづろ、標高620m)まで、そこから長い長い登山道を歩きました。結局、淡路島南部から見ノ越まで来るにはほぼ1日がかりでした。 40数年で随分と便利になりました。昔のことを語りはじめるのは老人になった証拠で、老人会長じきじきに 「おまはん、何歳になったんや? ぼちぼち老人会に入ってくれよ」 と声がかかっています!
劔神社(つるぎじんじゃ)
10度だ

↓ 登山リフト山上駅の西島駅に到着、05時57分です。登山口の見ノ越からちょうど1時間かかりました。この登山リフトは1970年に敷設されましたが、すでに45年が経過し鉄塔などが素人目にも傷んでいるように見えます。近年の登山ブームを支えた団塊の世代がまもなくへたばってしまいます。日本の人口も減って来るし市場が縮小するのは避けられません。今後どうなるんでしょうかね? これは全ての業界について言えるハナシで、経済成長はあきらめて、市場縮小にどう対処するのか? どうソフトランディングしたらいいのか? 知恵を結集すべき局面に突入していくと思いますが、責任感はゼロ、ペテン師のごとく嘘をつく安倍ジョンイルでは無理そう‥。
西島駅に到着


西島駅 (標高1720mぐらい) からの眺望
↓ 西方向の眺望。
西方向
↓ 空気が透明ならば、三嶺と塔丸の間に石鎚山系が見えるのですが、今日はダメです。
拡大、三嶺と塔丸
↓ 高ノ瀬から縦走路をすこし三嶺のほうに行ったところにオオヤマレンゲの有名な自生地があります。奥祖谷の葛橋から登山道がありますが、剣山よりも標高差があり距離も長いです。とてもよう登らんので今日は剣山のオオヤマレンゲを見に行きます。
三嶺と高ノ瀬
↓ 四国には 「~丸」 という山名がたくさんあります。天神丸とか樫戸丸とか湯桶丸とか。この 「丸」 はお城の曲輪 (くるわ) の配置構造で、中心の曲輪を本丸と称し、外にむかって二の丸、三の丸というように、城郭の意味じゃなかろうか? つまり、山の上に見張りのための山城を建造したのではないか? つまり 「~丸」 という山名はむかし山城とか軍事的な見張り所が置かれた山という意味? ただし未検証の思い付きです。
塔丸と矢筈山
↓ 津志嶽の山頂直下に徳島県一の (日本一というハナシもあるようですが) シャクナゲ群落があって有名です。そう言えば、見ノ越周辺や、剣山の山頂一帯にはホンシャクナゲもツクシシャクナゲも自生が全く見当たりません。リフト索道沿いにあるのは植栽品です。スーパー林道のあるあたりの標高が低いところにはあるのですが、考えたら剣山山頂一帯にホンシャクナゲやツクシシャクナゲが全くないのは不思議です。
矢筈山と丸笹山


本日観察した剣山の植物
↓ ヤブウツギです。剣山の西島駅から上に非常に多い花です。もう花の盛りは過ぎています。2週間前だったら見事だったと思われます。
ヤブウツギ

↓ 剣山頂上ヒュッテ発行 『剣山物語』 平成17年 より引用します。
「古剣神社の近くにあるゴヨウマツ。800年以上前の寿永時代、安徳帝が剣山に登った際、このマツに刀を掛けて武運の長久を祈ったという伝説があり 「安徳天皇刀掛の松」 と呼ばれる。県山林会が1914 (大正3) 年に調査したところ、周囲3.6メートル、高さ12.7メートル、樹齢350年と計測されたようだが、時代が異なりすぎ、二代目でないかとされた。近くには 「衣掛けの松」 と呼ばれる松もあったといわれる。」

刀掛けの松

↓ ヒメコマツです。別名はゴヨウマツ。小さな短い枝先に5本の葉が着きます。徳島県絶滅危惧Ⅱ類で、兵庫県方式のBランクにあたります。ヒメコマツは剣山の亜高山帯に非常に多い樹木です。標高の低い所でもときどき見ますが、低い所では少ないです。
ヒメコマツ(ゴヨウマツ)

↓ 淡路島南部の吹上浜のカワラヨモギに似たものがあって、何だろうかと悩みましたが、周囲を観察して分かりました。登山道に沿ってカラマツの植林がありますが、そのカラマツの子供でした。
カラマツの幼木

↓ テンニンソウです。シカの不嗜好植物ばかりがはびこります。シカが嫌いな植物は安泰ですが、結局大群落になるのはシカが食べない植物です。
テンニンソウの大群落

↓ ところがである。テンニンソウが喰われている跡を何か所でもみました。シカが喰ったのでしょうか?? 人が鎌で刈った可能性もあるので、茎の切り口を観察しましたが刃物で刈ったようには見えませんでした。そういえば、淡路島南部の山でシカが今まで食べなかったニワウルシの葉を食べるようになっています。餌資源の枯渇等で食植動物の食性に変化? が生じている可能性もありそうです。
テンニンソウをシカが喰った??

↓ イシダテクサタチバナです。徳島県絶滅危惧Ⅰ類 (兵庫県のAランクに相当する)、四国の固有植物です。 これもシカの不嗜好植物なので残ります。刀掛け松付近のテンニンソウ大群落の中に混じって生育しています。草丈1mぐらいあります。イシダテクサタチバナ
イシダテクサタチバナ

↓ ヒメフウロです。これも徳島県絶滅危惧Ⅰ類 (兵庫県方式ではAランクに相当する) 草丈10センチか20センチの目立たない植物ですが、行場の石灰岩地帯の林床に生じます。
ヒメフウロ
ヒメフウロ

↓ ナツツバキです。10mかそれ以上になる樹木で、樹皮がつるつるとして平滑です。剣山には近縁3種がみなあって、樹の幹を見たかぎりでは見分けがむずかしいです。ナツツバキ(花径6~7センチ)、ヒコサンヒメシャラ(花径3~4センチ)、ヒメシャラ(花径2.5センチ)、というふうに花の大きさが全然異なります。頭上高くにある花は手が届きませんから、地面に落ちている花を観察します。観賞価値は花が大きいこのナツツバキが最上です。淡路島南部の山にも自生するヒメシャラは観賞価値は低いです。
ナツツバキ
ナツツバキ

↓ バイケイソウです。厚生労働省の資料 によると有毒植物ということなので間違っても食べないように。厚生労働省の資料をあれこれ見ていると、このような自然毒にたいしてはシッカリと情報を開示し、国民が中毒しないようにと指導してくださいます。ところが、放射能の毒にたいしてはかなり甘いと言わざるをえません。低線量被曝リスクを過小評価しているのを感じます。利権の巣窟、嘘と詐欺の総合商社、すなわち原子力むらの黒い手は各省庁にシッカリと回っていますね。バイケイソウは地味な花ですが、良く見ると意外に綺麗です。
バイケイソウ
バイケイソウ
花のクローズアップ

↓ ヒメレンゲです。平地の畑の雑草のコモチマンネングサとか、淡路島南部の海岸岩場に普通にあるタイトゴメの近縁種ですが、よく似ていて見分けるのが難しいのですが、剣山系の高いところのじめじめした岩場にあるのはみなヒメレンゲです。ときには岩場の斜面を覆い尽くします。
ヒメレンゲ
ヒメレンゲ
ヒメレンゲ


ひとしきり観察を終えると朝めし。
朝07時24分となりました。腹ごしらえです。深夜営業の店で買ってきたものを喰うのですが、店で売られているお弁当や惣菜はコスト削減のために、どこのどういう食材が使われているか油断も安心もできません。本土から遠く離れた沖縄県にまで汚染食材が流通していると言われていますね! 九州や沖縄では警戒心が薄いので、そこにつけ込まれているようです。つまり、自分の住む地方は大丈夫だと思わないことです。たとえば、魚ですが漁師さんが漁をした海域が産地ではありません。獲った魚を水揚げした港が産地になります。つまり、偽装が可能ということです。この国は国民の健康を守る政府じゃないということを、肝に銘じたほうがいいのです。

↓ 岩さんをテーブルにして朝めしです。おそらくベクレルゼロとはいかないのでは? ガイガーカウンターを購入して、測り方は反骨の小出裕章先生に教えてもらうとか? ベクレルゼロなんて言よったら喰うもんがないよなるわなあ‥。
本日の朝めし

日本会議が狙うのはズバリ大日本帝国憲法の復活であり、戦前の国家主義です。それをこしらえた明治政府は今から考えたらロクなものではありませんでしたが、殖産興業の一環として、外国から果樹や作物の沢山の品種を日本に導入して栽培にトライアルした点は高く評価できます。柑橘類でもオレンジ類が導入されましたが、結局ネーブルオレンジは日本本土で栽培可能 (ただし品質は低い) でしたが、バレンシアオレンジはダメでした。この亜熱帯性のオレンジは本土では気温が低すぎたようです。日本本土でバレンシアオレンジの経済栽培はほとんど不可能です。和歌山県南部で福原オレンジの営業栽培が僅かに行われていますが、ユズにジョッパオレンジを接ぎ木したところから発生した芽条変異という来歴で、ジョッパと形質がことなりユズの遺伝子が混ざっているのじゃないか? つまり純粋なオレンジじゃない。 

↓ 写真の物は40年前に買ったオレンジ (品種不明) の種子を採集して、蒔いて育てて、果実の味や形質のいいのを選抜したもので、吾輩の育成品種であります。種子から育てたので耐寒性がめっぽう強くなっています。今年の1月下旬の歴史的な寒波でもびくともせず1個も落果しませんでした。香り良く甘くて、ス上がり皆無で、耐寒性が強く日本本土でも経済栽培可能オレンジと思うんですが、品種登録などしていません。ていうか、門外不出であります。欠点は回青 (果実が熟したのち緑色に戻る) が著しいことでしょうか。でも、回青するまで果実を樹に置けば果実の皮が手で剥けます。 最近、日本の民主主義・基本的人権・平和主義を破壊する日本会議にかかわる立場にいるのが慚愧に堪えないのですが、人生をやり直すのは年齢的に不可能ですが、もし、もう一度やり直せるのであれば農学部へ行って品種改良の仕事に関わりたいなどと思っています。

変人をしているように見えるかもしれませんが、日本には民間育種の厚い土壌・伝統があり、遺伝学など知られていなかった時代の江戸時代に、たとえばツツジでもサクラでも何でも、山野の原種から膨大な素晴らしい園芸品種が作出されています! 日本会議が言う歴史や伝統とは、ハッキリ言って上から目線の 「権力者の歴史(=正史)や伝統」 です。「民衆の歴史(=稗史)や伝統」 とは全く異なります。

自家栽培のバレンシアオレンジ

↓ テーブルにした岩と同じものですが、石灰岩のようです。ということは太古の昔、白亜紀の頃ここは深海底だったか? そのころは太平洋じゃなくてテティス海でしょう? いや、そうじゃなくて深海底にあった岩石が1億年かけてここへやって来たというべきかも? それにしても石灰岩の起源はサンゴ礁だったりカキ礁だったりですが、海水中に薄く溶存している炭酸カルシウムを岩石の塊にする 「生物濃縮、生体濃縮」 の威力の凄さ! 政府の言う100ベクレルの基準が安心できないのはまさにこの生体濃縮です。ベクレルが低くても骨などに高濃度で沈着する危険性を政府は無視しています。国民はわが身を守るためには御用学者の言うことなど信用しちゃダメということです。 そういえば、「ニコニコ笑っている人に放射能はきません」 と平然と言い放った御用学者の権化、売国学者の棟梁、山下教授は長崎大学出身で、長崎大学の副学長です。日本会議をこしらえたのも元々は長崎大学の右派学生運動家たちです。その出身者がいま日本会議の代表者です。日本を破壊する悪党らはつながっているんでしょうかねえ??
ただし、山下教授は立場上そう言わざるを得なかった面もあり、本当の悪党じゃないです。本当の悪党は山下教授に、そう言うように圧力をかけている背後の連中です。そこは勘違いしてはいけないと思います。
石灰岩



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徳島県・剣山(1955m)のハクサンシャクナゲの蕾が膨らむ
本日は2016年6月28日(火曜日)であります。

今歴史の分岐点なるも、年寄りが切歯扼腕してもしゃあない。
●天下分け目の決戦、2016年参議院選挙まであと10日ほどとなりました。大袈裟でもなんでもなく、1600年の関ヶ原の戦いや、江戸幕府が倒された戊辰戦争 (1868-1869年) に匹敵する日本の針路の分かれ道に今あると思います。

自民党・公明党の野合政権が続くと、憲法が改悪されて、国民主権も基本的人権も自由も平和も殺されてしまいます国民は国家のために奉仕させられます。権力を握ったごく少数の者どもが国民を支配し搾取し、国民が奴隷となります。国民が汗水たらして稼いだものが重税でかすめ取られ、軍事に流し込まれます。軍需産業が栄え、国民がやせ細ります。自民党が狙っているのはズバリ戦争です。戦争が景気対策とでも思っているのではないか? 原発をやめようとしない本当の理由は核武装をたくらんでいるのも大きな理由ですし、徴兵制が敷かれるのは時間の問題です。自衛隊は国防軍と名を変え、戦争が出来る国になると、戦死したくないから国防軍志願者が減ります。だから、徴兵制が復活するのは必然です! 対外的には、いよいよアメリカの属国になりはて、世界からは孤立し、アメリカの身代わりとなってテロ標的を一身に受けるでしょう。 (アメリカをテロ標的にするのは手ごわいから、替わりに日本を狙う)

野党連合が勝てば、国民主権も基本的人権も自由も平和も守られます。医療や介護や福祉などに重きを置いた政策になるでしょう。国民が主人であり、国家は国民のために奉仕します。多国籍大企業の横暴には一定の足かせをはめて、国民の生活が守られます。消費税は貧乏人からも一率とるのではなく、欧州の付加価値税(昔の物品税)のようなものに組み替えられ、基本的には担税余力のあるところに頑張ってもらいます。富の再分配という本来の政治機能に回帰します。対外的には、いま日本はアジアには友人がなく嫌われていますが、アジアとの友好が深まると予想できましょう。別にアメリカに歯向かうというわけではなく、中国や韓国やロシアと等距離にアメリカとも、どの国とも仲良くする。安倍ジョンイルが 「日米同盟にひびが入ったらどうするのか!」 というが、同盟とは対等の関係を言う言葉です。日米安保も地位協定も全く対等じゃないですよね!


●日本の針路が右にいくか、左に行くか、不可測変数が多い (たとえば天候でさえ投票率変動要因) ので全く予断できませんが、とにかく戦争大好きな自公民が勝ったらトンデモナイことになりますね! 自民党の憲法改悪草案をみると、基本的人権や平和主義は堅持すると言っていますが、危ういです。 「緊急事態条項」 を付け加えて骨抜きにするのは見えています。保守反動の売国極右勢力をいま叩き潰さないと大変なことになるので、のほほんとしている状況ではなく、わたしも選挙運動に馳せ参じる必要があるのですが、年寄りが馳せ参じても足手まといになるだけでしょう。そこで、昨日の27日に、徳島県の剣山に、開花がせまったハクサンシャクナゲの様子を見にいきました。


6月27日 剣山のハクサンシャクナゲ、つぼみ膨らむ!
↓ 6月27日の状態です。早い木には蕾が膨らんで開花寸前となっていました。
剣山のハクサンシャクナゲ

↓ 赤いつぼみが顔をだしました。満開は1週間後でしょうか? ただし、この樹が1本だけ特別に早いようです。他の樹は蕾が堅いのもあります。
つぼみが膨らむ

↓ 剣山のハクサンシャクナゲ新梢は花よりも先に出ます。ホンシャクナゲやツクシシャクナゲの新梢が花の後なのとは逆です。
新梢は花よりも先に出る

↓ 剣山のハクサンシャクナゲは葉の裏に毛がありません。北海道など他地方には、葉の裏に毛があるウラゲハクサンシャクナゲというものがあるらしい。
葉の裏面には毛がない

↓ ハクサンシャクナゲの大まかな分布です。国立科学博物館 標本資料センター標本・資料統合データベース でハクサンシャクナゲを検索、ヒットした188点の標本をメッシュ地図分布で出力しました。石鎚山が抜けているように票本数が足りないし、メッシュも粗すぎますが、まあ、これでおおよその分布域は分かります。
ハクサンシャクナゲの大雑把な分布

↓このハクサンシャクナゲの写真を撮った自生場所から剣山がよく見えています。 剣山 (1955m) の山頂そのものは隆起準平原のササ原で樹木はなく、ハクサンシャクナゲもありません。ハクサンシャクナゲがあるのは、私が観察した限りでは山頂をとりまく標高1780-1870mの範囲にあり、亜高山帯のコメツガやシラビソ (シコクシラベ) の針葉樹林の林中に自生しています。点々と何箇所かにあるようですが、個体数はほんまに僅かです。徳島県レッドデータでは絶滅危惧Ⅰ類 (兵庫県方式のAランクに相当) です。
ハクサンシャクナゲ自生地から剣山山頂を眺めた

↓ 剣山の東側テラスから矢筈山方向を眺めた風景です。今日は靄が多くて、石鎚も淡路島も全く見えません。
剣山の東側テラスから矢筈山方向を眺めた

↓ 今日は淡路島を午前2時に出発、午前4時50分に見ノ越に到着、夜があけたのでご来光は見逃しました。5時間半も剣山の登山道を歩き回って、10時半に頂上ヒュッテで半田そうめんをいただき、一命を取りとめました。そのご脱兎のごとく淡路島に帰った。 なお、「半田そうめん」 とは徳島県半田町の名産品で、普通のそうめんよりも少し麺が太くコシが強いのが特徴です。半田町は町村合併でつるぎ町の一部となっています。
昼食は山小屋で半田そうめんを喰った




安倍ジョンイルの目指すものは戦前の国家体制
安倍ジョンイルは、壊れたレコード!
破綻した阿呆ノミクスと野党の中傷しか言わない。


●いよいよ参議院選挙が近づいてきました。安倍ジョンイルの目指しているのは明らかに戦前の国家体制の復活であろうかと思います。それは、「改憲は争点ではない、自民党は憲法改悪を党是としている」 という意味の発言から窺えます。憲法改悪は争点とするまでもない、それは自民党の党是であり、党の活動の原点だ、そんなことは言うまでもないのだ、というふうなニュアンスで、「争点にしようがしまいが当然の目標なんだ」 と言っているように聞こえます。 憲法改悪を前面に出して選挙戦を戦えばヤバイから、隠そうとしているだけです。

で、憲法のことは言わない方がトクだから、IMFからも失敗の烙印をおされたアベノミクス (最近は、阿呆ノミクスと巷間で言っている) の自画自賛を、壊れたレコードみたいに繰り返すだけです。それから、共産党の中傷しか安倍ジョンイルはいいません。いくらなんでも時代錯誤すぎるわけで、共産党は歴とした公党であり、直近の総選挙で選挙区で700万票あまりを獲得して公明党と変わらない支持者がいます。それを大昔のレッドパージまがいの誹謗中傷をバカの一つ覚えのごとく言うのはいかがなものか? これが一国の総理大臣の言うことか? 安倍ジョンイルの体内時計は50年前に壊れて止まっているようです! すでに地球上から共産主義など消滅しています。ロシアでも中国でももはや共産主義国家とは言えません。その証拠に、両国とも早くから株式市場 (証券取引所) が整備されています。証券取引所という直接金融こそ資本主義の土台であり原点であります。問題は何何主義じゃなくて一党独裁が問題なのでありましょう。安倍ジョンイルこそ北朝鮮なみの非民主的な独裁政権なのです。

●いまや安倍ジョンイル総裁の自由民主党は、「自由」 や 「民主主義」 とかけはなれた独裁政権となっています。いくつもの派閥があって疑似的な党内野党があり、暴走をけん制する勢力を内在し、党内で喧々諤々の論議を重ねた昔の自民党とは全く違います。同じ名前でも異質な集団になっています。なので、党名を変更する必要があります。ジョンイル強権党とか、非自非民党 (非自由非民主党) とか? なお、ついでに申せば、共産党も改名の必要があります。すでに現実路線に転換しているのだから、実体にあわせて 「日本国民党」 とか 「日本大衆党」 とか? 改名すれば支持者層が大きく拡張するハズです。



実体のないアホウノミクスで、庶民の暮しは楽にならざり。
石川啄木が現代に生きていたならば、たとえば、次のように詠むのでは?

     はたらけど  わが生活(くらし)なほ  苦しけり
     アホノミクスの  (うそ)白々(しらじら)

↓ 下表は 厚生労働省 毎月勤労統計調査 平成27年分結果確報 時系列第6表 実質賃金指数 の数字をグラフ化したものです。このグラフが安倍ジョンイルが自画自賛するアホノミクスなど嘘ッパチであることを雄弁に語っています。安倍ジョンイルにとって一番不都合な統計がこれです。経済指標はたくさんあるのであって、安倍ジョンイルは都合のいい統計だけを引っ張り出して誤魔化しているだけです。そんな見え透いた程度の低い スピン・コントロール に乗せられるほど我々有権者は愚かではございません。ジョンイルが雇用が増えたなどとほざいても、それは正社員を減らして低賃金の非正規雇用を増やしただけなのです。 アホノミクスは1%の大企業経営者(株主)とアメリカに奉仕するのであって、99%の国民はやせ細るだけです! 

7月10日の選挙では絶対にだまされてはいけないわけです。
(もはや、だれも騙されへんでしょうけど、念のため)


これが安倍ジョンイルにとって一番痛い経済指標だ!
阿呆ノミクスで、国民・有権者の賃金はしだい細り!
アベノミクスで景気がいいってか? 阿呆いうな。
景気が良いのは膨大な内部留保をためこみ、カネをタックスヘイブンにかわす多国籍大企業の経営陣および株主だけ!


阿呆ノミクスで大多数の国民の賃金は下がった

なお、賃金が増えても、物価が賃金上昇以上に上がれば、実際に賃金が増えたとは言い切れません。実際に使える賃金が増えたかどうかは物価変動を考慮すべきで、名目賃金÷消費者物価指数=実質賃金 → 実質賃金


この道しかない、この道をまっすぐ。
行先は、戦前の国家体制なんだけどね!


●さて、最近たてつづけに日本会議に関する書物が刊行されて話題になっています。菅野完 『日本会議の研究』 などはベストセラーとなっています。で、日本会議が大日本帝国憲法の復活を目指す宗教連合だということが次第に世間に知られるようになってきました。彼らが目指すのは戦前の国家体制の復活ですが、日本会議が安倍ジョンイルの政策に隠然と影響しているといわれています。もちろんそうですが、もともと自民党が憲法改悪を党是として設立・結成された経緯をみてもわかるとおり、自民党と日本会議の主張には共通点が色濃いということです。それで、日本会議が安倍ジョンイルを操っているように見えるだけ、ということかもわかりません。ま、両者の主張や思想はもともと同じで、似た者同士・同じ穴のムジナが手を結んでいるということなんでしょう。


墓場からゾンビの如く甦った皇国史観のイデオローグどもが、
歴史を100年以上巻き戻そうとしている!

↓ 憲法改正誓いの儀式 2012年5月10日
安倍ジョンイルが会長をしている創生 「日本」 の東京研修会のビデオですが、「国民主権、基本的人権、平和主義、これをなくさなければ本当の自主憲法ではないんですよ」 と長勢甚遠 (第一次安倍内閣法務大臣・2012年3月に政界引退) が言っています! で、賛同の拍手です! 4年前の儀式といえ、こういう国民主権、基本的人権、平和主義を否定する連中が政権を担っているのは空恐ろしい! 絶対に安倍ジョンイルを倒さないと日本は北朝鮮みたいになりますね!




安倍自民党を洗脳しているのは、日本会議
だということが急速に知られてきましたが、成長の家から飛び出した皇国史観の信奉者どもが中心になって、そこに多くの新興宗教がかかわっていますが、政治家はちょっと錯覚しているようです。日本会議は言われるほど、大きな組織でもないし、財界の資金援助が潤沢にあるわけでもないし、日本武道館で1万人の集会をしたというても言うほどの動員力はありません。政治家は票をあてにして入会している者が多いのでしょうけど、あまり票にはつながりませんわ。日本会議に関わっている各宗教団体が内部で動員をかけているだけなんです。宗教団体の中央は県支部に何人出してくれ、県支部は地方支部に何人出してくれ、というふうな上意下達の統制のなかで1万人を集めただけです。つまり完全に内輪の集会です。それも集まるのはおじいちゃんやおばあさんばっかし。おじいちゃんおばあちゃんばかりでは選挙ポスターを貼ることもできません。広く国民大衆を動かしているのでは全くありません。この点を政治家どもは大いに勘違いしているようです。政治家が日本会議にかかわってもほとんど票にはつながらないわけです。票をあてにしている政治家どもは、有権者の目には平和や民主主義を破壊する悪徳政治家と見られるだけなので、損しますね。ただちに日本会議から脱会するほうがよろしい。いつまでも日本会議に足を突っ込んでいると次の選挙で落っこちますよ!

(私事ながら私の立場を申せば、吾輩山のキノコは神社本庁所属の神職です。で、日本会議の内側はある程度は知っています。ほとんどカルトみたいなものですわ! 早くいえばオウム教とたいして変わらない気違いみたいなものです。そもそも、思想も哲学も宗教も主義もみな本来は虚構です。虚構と言うてはみもふたもないので、「壮大な虚構」 と言えましょうか? それを信ずる者のみに真実であるだけなんです。 150年前に薩長連合がクーデターを起こして徳川幕府から政権を簒奪して樹立した明治政府がこしられたもの、それが皇国史観を基礎においた旧体制ですが、われわれ国民大衆にとってロクなものではありませんでした。日本会議はそういう旧体制にこの国を巻き戻そうとしているんですが、彼らが言う伝統や美しい国はまやかしです。明治維新以前の本来の日本の歴史や伝統とはかなり異なります。それまではかなり多様性があり、多元で一つの価値基準で縛るような国じゃなかったです。ところが明治以降は一つの価値基準で国民は縛られました。廃仏毀釈や修験道禁止令などで文化の破壊も明治政府はやっています! 軍事優先・国家主義・事実上の絶対君主制・言論弾圧・挙国一致・滅私奉公などのカビ臭い言葉で象徴される戦前のおぞましい旧体制など、絶対に復活させてはいけないと私は信じます。が、あまり批判すると立場上マズイかも? でもまあま、破門されることはないでしょう。破門すると神社本庁は上納金が減りますわ! ま、実際に破門されかけたら、神社規則 (会社の定款みたいなもの) を変更して神社本庁から脱退したらいいだけです。ただし、実際に脱退するとなったら神社本庁が文部科学省に働きかけて県に神社規則変更を認証させないように妨害が入りますけど。まるで暴力団みたい! それでも、ときどき脱退する神社があります。有名なところでは日光東照宮とか明治神宮など。日光東照宮が神社本庁を脱退するときには、妨害する怪文書が吾輩のところまで来ましたわ! 神社本庁と派手に訴訟をやった神社もあります。たとえば、魚拓しか残っていないけどこんなの 全国各地の神社はみな独立採算制なので、反乱者を兵糧攻めで潰すというのは不可能なので、人事権を悪用して宮司解任という手で来ます。宮司を解任するにはその神社の責任役員会の具申書が必要なのですが、神社本庁は偽造までしますね! 偽の退職願をこしらえたりもします。これは有名な話です 有印私文書偽造の犯罪! 暴力団とどう違うのでしょうか? 各神社は日本会議や神社本庁からカネをもらっているのではありません。上納金をかすめ盗られているだけです! 神職といえども霞は喰えないハズで、自分たちを養ってくれるのは 「氏子さんや崇敬者」 = 「つまり一般の国民大衆」 です。権力側にくっついちゃ絶対にダメです。もちろんそんなことは自明のことで、陰じゃ、あんなのおかしいわ、とブツブツ言う人もけっこういますね。業界の内側には派閥もあるし、不満も確執もあって、そう鶴のひとこえ上命下服で皆が皆動くわけじゃなく、日本会議の思惑とおりに行かんと思いますけど‥)

●神社本庁は日本会議と表裏一体でありますが、神社界はかならずしも一枚岩じゃありません。たとえば、戦争する国づくり許さない 松阪で集会デモ、芝氏も参加 【伊勢新聞 2016.6.22】 に登場される 芝 博一 さんは、神職養成学校を出られ、一時は椿大神社に神職として奉職されました。三重県では伊勢神宮についで大きな神社です。現在は椿大神社の責任役員です。芝さんは参議院議員の3期目に今挑戦されていますが、所属は民進党です。自民じゃありません!! しかも昨年に、その主旨に賛同できないということで日本会議を脱会されています! 芝さんは 「安倍政権は自民党の歴代総理すら否定してきた集団的自衛権行使を認めた。憲法改悪を今止めなければ取り返しがつかない。憲法は日本の宝として引き継いでいきたい」 と言っています。賛同です。

もう一例を挙げますと、愛知県の清洲山王宮 日吉神社の宮司の三輪隆裕さんが 宮司のブログ 「神政連の思想の問題点」 で 「神社界がいかに盲目的に間違った方向へ走ろうとしているかを検証」 しています。賛同です。これは業界内部からの批判です。敢然と疑問を呈しています。三輪さんは神社界屈指の論客で、本庁の圧力に屈せず論陣を張ってほしいと期待しています。このように、神社界全体が、明治期に政治的に作られた時代錯誤な皇国史観に基づく国家体制に洗脳され信奉しているわけじゃありません。




気をつけよう! 甘い言葉と自民党!
激しい帰れコールだね!
自民党総裁を兼ねる、安倍晋三首相が第24回参院選の公示前である、平成28年2016年6月19日 (日) の東京武蔵野市のJR中央線 「吉祥寺(きちじょうじ)」 駅前の党街頭演説会で、帰れコールを浴び、「私は子供の時、おかあさんからあまり他人 (ひと) の悪口を言ってはいけない。こう言われました」 とし、「妨害ばっかりしている人がいますが、みなさんこういうことは止めましょう」 と語ったことが分かりました。演説会に訪れた、複数の有権者がSNS動画で発信しました。 宮崎信行の国会傍聴記 より。



自民党は19日、安倍晋三首相(党総裁)が20日に予定していた札幌市や北海道千歳市などでの参院選遊説を取りやめると発表した。公務のためと説明している。
安倍首相遊説の中止発表=20日予定の北海道-自民【16参院選】 時事通信社

●そりゃあ、これだけ帰れコールをあびせられたら、さすがの安倍ジョンイルもビビるわなあ! マスゴミどもの世論調査は中立公正ではなく、政権の強い干渉下にあるか、あるいは、マスゴミ側が政権の意向を忖度してやっているのを感じています。支持率が50%前後あるのは絶対にウソだと思います。安倍ジョンイルの真の支持率なんて10~20%程度じゃねえのか? 言ったことはやらず、言わなかったことをどんどんやり、前言はひるがえし、ウソをつく、だまし打ちみたいなやり方を弄する、反省しない、非を認めない、謙虚さがない、独善的である、などなど、これでは帰れコールが沸き起こるのは当たり前でありましょう。 投票箱など選挙用具の独占会社ムサシを使った不正 (票の集計改ざん等) が行われるかも? 有権者は監視する必要がありそうです‥。




甘い言葉を言うのは、民進党? それとも自民党?

本物か?

●あまりにも有名な自民党のポスターですが、2012年12月の総選挙のときに、東北地方~北海道を中心にして張られたものと言われています。農業の盛んな地方で農業擁護のフリをして農村票をだまし盗るネライがあったものと思われます。北関東でも張られていたという情報もあるようです。西日本で見たという情報はないようなので、自民党の中央で作成されたものではなく、地方組織が作成した可能性も高そうです。また、自民党から立候補した個人候補者の手によるポスターともいう話もありますが、個人候補者作成ならば広い範囲で張られていたという説明がつかなくなります。このポスターの出所はいまだにハッキリしませんが、自民党の地方組織が関与していたと見るのが妥当なところでありましょう。

●このポスターはネット言論空間では大きな話題になりましたが、マスコミでは取り上げられることはほとんどなかったようです。僅かに、安倍ジョンイルの圧力で降板させられた報道ステーションの古舘伊知郎さんが取り上げたぐらいでしょうか?
報道ステーションが自民党のポスター 「ウソつかない。TPP断固反対」 を大々的に報道! 自民党の方針転換を指摘! 

日本共産党の 「赤旗」 は日本共産党の機関紙でありますけど、「しんぶん赤旗」 と改名して以来、内輪で閉じた機関紙の域を突き抜けて一般的な報道紙、貴重な情報源になった感があります。日本共産党もこのとんでもないウソつき自民党を問題にしています。本年の4月ごろ、久しぶりにこのポスターが国会でも取り上げられ、話題になりました。
首相は 「TPP断固反対と言ったことは1回もない」 と国会答弁したが
安倍ジョンイルは、「わしゃ、そんなこと言うとらんわ」 ということですが、独裁者の虚言癖や二枚舌には唖然とするばかりです。これでは彼の言うことはすべて眉に唾をつけて疑うほかなく、本音は口先から出る 「出まかせ」 の逆だと看做すしかありません。百歩譲って実際に彼がそう言うていないと仮定しても、代表者としての責任は免れないでしょう。常識的には、会社で社員が起こした不祥事に対して社長も責任があります。「わしがしたんじゃないので、わしゃあ責任がないよ」 では通らないハズです。


当代随一のパロディストのマッド・アマノ氏が見破ったウソをつきまくる自滅党  権力に盾つくマッド・アマノ氏
自民党の正体

●「甘言蜜語を弄ろうして取り入る・かんげんみつごをろうしてとりいる」 という言葉がありますが、これは自民党にふさわしい言葉であります。「自民党はね、ウソつかないんだよ。ブレないんだよ」 と甘い言葉を有権者の耳元でささやいて、有権者をだまして票を奪い取ります。トリクルダウンなんて蜜のような言葉をささやいて、有権者に期待させます。しかし、経済学者でもあるケケ中平蔵氏が 「トリクルダウンなんてあり得ん」 と言い放ちました! 大企業減税庶民増税、タックスヘイブンに資産疎開を容認、大臣室で収賄の甘木大臣をかくまう自民党は、甘い蜜の言葉で票を奪い取ったわけです。それにしても、東京都マスゾエ吝嗇知事をわいわいと問題にしましたが、甘木収賄大臣は問題にせえへんのか? 大臣室で賄賂を取っても不問というのは、自民党は何という甘き政党 (甘木自民党) なのか! なんで甘木収賄犯罪の捜査がウヤムヤになったのか? 本当にこの国に三権分立はあるんやろか? これじゃ三権連立やないか!

●似た言葉に、「巧言令色鮮し仁・こうげんれいしょくすくなしじん」 というのがあります。これも自民党や安倍ジョンイルにふさわしい言葉であります。ジョンイルの言葉には全く重みがありません。前言を平気でひるがえしたり、確かに言うたのに 「言うてない」 と強情を張るし、誠意とか真面目さとかが全く感じられません。本家のキムジョンイルよりひどいんやないか?


気をつけよう! 甘い言葉と民進党
(安倍ジョンイルの言葉 2016.6.13)

気をつけよう! 甘い言葉と甘き自民党!




独裁者・安部ジョンイル語録 (直近1ヶ月分)
●言葉の魔術師、キャッチコピーの鬼才、独裁者・安部ジョンイル語録を、もれなく収集したら1冊の本になってしまうほど沢山ありましょう。自己撞着性の強いナルシストの安倍ジョンイルだから、発想が常人と異なるのか? 常人では思いつかないようなキャッチコピーが次々に繰り出されます。最近の1ヶ月間で目だったものをいくつか拾ってみました。なかなか味わいのある面白い言葉もあります。もしかしたら、広告代理店の電通に勤めていたという奥さまが考案した言葉もあるかも?? 「これまでの約束とは異なる新しい判断」 なんかはわれわれ常人も利用できますね! 約束を破るさいにはそう言えばいいわけです!

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「私は立法府の長」 2016.5.16
 安倍晋三首相が16日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長を 「勉強不足」 と指摘しながら、行政府の長である自身を 「立法府の長」 と混同して発言した。翌17日の参院予算委でも 「立法府の私」 と発言、混同が続いている。16日の発言は、民進党が提出した保育士給与を引き上げる法案が審議入りしないことについて、山尾氏が 「委員会が決めることと言って逃げている」 と首相を批判したことに対する答弁。首相は 「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は 『立法府の長』。 立法府と行政府は別の権威。(国会での) 議論の順番について私がどうこう言うことはない」と反論した。参院予算委では、民進の福山哲郎氏が安全保障法制採決の議事録について質問した際、首相は 「立法府の私がお答えのしようがない」 と答弁した。

●ジョンイルは、行政府の長である自分自身を 「立法府の長」 だと言ったことは第一次安部内閣のときにもありました。なのでカン違いや言い間違いではなく、そう思い込んでいるようです。ジョンイルのほうこそ歴史も憲法も知らないようです。だからこそ、憲法第99条 “憲法尊重擁護の義務” が自分に課せられていることも知らないのでしょう。これが憲法が権力者の横暴を牽制する国民からの命令書である所以ですが、安部ジョンイルに強い影響を持つ日本会議の桜井よし子婆さんも憲法を知らないようで、憲法学者の小林節・慶應義塾大学名誉教授にコテンパンに論破されていましたよね! その点、天皇陛下は折々に 「憲法を守って」 というふうな言葉を述べられ、よく分かってあられます。陛下のお考えは憲法改悪に反対のようです。つまり、日本会議の連中は、大日本帝国憲法を復活させ、形式的に天皇を元首として祀り上げ、天皇の権威を傘に利用して国民を統制支配をしようとたくらんでいるわけです。だまされないように!

なお、ジョンイルは衆院予算委員会の議事録から当該発言を削除しましたよね! 証拠隠滅の悪行、公文書改竄の違法行為なのではないか?

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「リーマンショック前と似た状況」 2016.5.26
G7伊勢志摩サミットの最初の討議で、世界経済の状況は「リーマンショック前と似た状況」と言い、後の議長記者会見で、リーマン、リーマン、とバカの一つ覚えで連発しています。
「原油を始め、鉄などの素材、農産品も含めた商品価格が、1年余りで、5割以上、下落しました。これは、リーマンショック時の下落幅に匹敵し、資源国を始め、農業や素材産業に依存している新興国の経済に、大きな打撃を与えています。 成長の糧である投資も、減少しています。昨年、新興国における投資の伸び率は、リーマンショックの時よりも低い水準にまで落ち込みました。新興国への資金流入がマイナスとなったのも、リーマンショック後、初めての出来事であります。 さらに、中国における過剰設備や不良債権の拡大など、新興国では構造的な課題への 「対応の遅れ」 が指摘されており、状況の更なる悪化も懸念されています。 こうした事情を背景に、世界経済の成長率は昨年、リーマンショック以来、最低を記録しました。今年の見通しも、どんどん下方修正されています。」


●典型的なスピン・コントロールです! 経済指標は沢山あるのであって、どんな好況下であってもあらゆる指標が全て上向きということはなく、また、どんな不況下であってもあらゆる指標が下向きなどありえません。で、沢山ある指標の中から自分にとって都合のよい指標だけ2つか3つ抽出して、リーマンショック級だというのは、自説を正当化する情報操作です。こんな下手なスピン・コントロールが世界に通用するハズもなく、海外メディアからぼろくそ。しかし事実上の国営放送のNHKは大本営発表の垂れ流し。

「安倍晋三の無根拠なお騒がせ発言がG7を仰天させた」 フランスの高級紙ル・モンド

「世界経済が着実に成長する中、安倍氏が説得力のない (リーマン・ショックが起きた) 2008年との比較を持ち出したのは、安倍氏の増税延期計画を意味している」 英紙フィナンシャル・タイムズ


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「これまでの約束とは異なる新しい判断」 2016.6.1
 安倍晋三首相は1日、第200回通常国会の閉会後に記者会見を開き、「新しい判断」 として消費増税をさらに2年半延期する意向を正式に表明した。増税延期の判断は1年6か月ぶり5回目。 増税延期の理由について、首相は 「中国など新興国の経済が引き続き落ち込んでおり、内需を腰折れさせかねない」 と説明。一方、自らの経済政策については 「この十余年、アベノミクスのエンジンを絶えず吹かし続けた結果、デフレからの脱出速度は今や光速を超えている」 として、その非科学的成果を強調した。 また 「今度という今度は絶対に延期しないと約束する」 とした前回の公約についても触れ、今回も違反ではなく 「これまでの約束とは異なる新しい判断」 との認識を示した。

●なるほど、「新しい判断」 とはとても便利な言葉です。それまでのお約束を反故にしたければ、「これはね、新しい判断なんだよ」 といえば、古い判断もお約束も破棄したところで、なんの総括も反省も謝罪もいらないわけだ。

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「民進党にもれなく共産党がついてくる」 2016.6.12
「民進党には、もれなく共産党がついてくる」と述べ、野党共闘を皮肉った。
安倍首相は 「野党統一候補というものではなくて、共産党、民進党の統一候補。民進党には、もれなく共産党がついてくる」 と述べた。 安倍首相は11日、愛媛・松山市で講演し、アメリカのオバマ大統領の広島訪問や、北朝鮮の弾道ミサイル発射への対処などにふれ、「助け合う同盟は絆を強くした。日本の安全は、より確かなものとなった」 と強調した。そのうえで、自衛隊解散を訴える共産党とともに、民進党が安全保障法制の廃止を訴えているとして、「日米同盟を根幹から揺るがし、絆と信頼を断ち切る」 と述べ、民進、共産勢力に、力を与えないよう呼びかけた。


●あれっ? 「自民党にもれなく公明党がついてくる」 だったのでは?
1999年の10月に自民党・公明党の連立政権が成立して、途中3年間下野したけれども、2016年の現在にいたるまで自民党にもれなく公明党がついてきます。金魚のふんみたい。戦争大好きなタカ派自民党と、元は平和を愛するハト派公明党の連立には違和感ありですが、ご自分のことは棚にあげて他をこきおろすには、独裁者の横暴では?


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「気をつけよう、甘い言葉と民進党」 2016.6.13
 この大分でも、日本全国でも野党統一候補ということで1人にしぼっています。野党統一候補、聞こえはいいですが、実態は共産党と民進党の統一候補であります。その実態をしっかりと見ていく必要があります。実際には共産党と民進党の統一候補。みなさん、「気をつけよう、甘い言葉と民進党」 であります。だまされてはいけません。共産党は綱領に日米同盟を廃棄すると、そうはっきり書いています。先般の熊本、そして大分の地震において、救命救援のために自衛隊の皆さんが昼夜をわかたず、頑張ってくれた。共産党はその自衛隊を解散する、こう綱領で述べています。野党候補に一票を入れることは、この主張に、その考え方に力を与えることに他ならないのであります。 (13日、大分市での演説で)

●「トリクルダウン」なんて甘い言葉をいっていたのは安部ジョンイルのほうでないか? 結局、甘い汁などしたたり落ちてきませんでした! 甘い汁をためこんだ大企業は、その甘い汁をパナマやケイマン諸島などタックス・ヘイブンに資産疎開! 中小企業や庶民は “3本の毒矢” に当たって気息奄々、疲弊のきわみです! それに、いまどき時代錯誤の反共思想は噴飯ものです。たしかに、共産主義は失敗しました。けれども資本主義も大きな矛盾を内包しています。どちらにも欠陥があります。ジョンイルは日米同盟を金科玉条に言うけれども、対等の同盟か? 違います! 明らかに日本は格下の隷属国です。完全に不平等同盟です。日米地位協定で治外法権を押しつけられ、思いやり予算でカネを巻き上げられ、外為特金で100兆円とも200兆円ともいわれる上納金を盗られ、彼岸の巧妙な金融操作で東京株式市場の時価総額の半分を禿鷹ファンドに乗っ取られています! 安部ジョンイルは米国の日本総督府の総督であり、米国の直轄領 (日本準州) の州知事じゃねえか!




自給自足を目指す菜園日誌  ピーマンの初成り
自給自足を目指すなどと言っても、目指すことと、実現することとは必ずしも同義ではありません。どうしても乖離があるのはしかたがありません。 

●安倍ジョンイルも、「目指す」 という言葉が大好きなようであります。 安倍ジョンイルの政策パンフレット をチェックすると、「目指す」 という言葉がやたらに目立ちます。たとえば大見出しを見ると、「GDP600兆円の実現を目指します」 とか、「地方創生の実現を目指します」 など。これはかなりズルイ表現ですが、実際はとてもじゃないけど出来ませんと言っているも同然です。力強く 「実現する!」 と宣言した場合、もし実現できなければ責任をとらなければなりません。ところが、「実現を目指す」 と言った場合、実現できなくても 「目指したんだけどね、諸般の事情や、情勢の変化なんかで実現はムリでしたわ、はははは、けどね、頑張って目指したんだよ」 と逃げ口上で誤魔化せます。国民有権者はとっくに気付いていると思うけど、安倍ジョンイルは 「絶対に失敗を認めない」 「絶対に責任をとらない」 男なんです。そういうズルさが表現の端々にチラチラと透けて見えていますね! この国は、今、民主主義が殺されるか、首の皮一枚でつながるかの岐路に立っています! 戦後最大の危機的状況ですが、7月10日の参議院選挙では安倍ジョンイルの二枚舌にだまされないように!

●つい余談に力が入るのですが、元にもどって、自給自足を目指すのはもちろん放射能汚染から身を守るためです。原子力ムラに牛耳られている政府は原発再稼働・原子炉輸出にやっきになっていますから、この国にはフクイチによる晩発性放射線障害がないことになっています。食品もまったく汚染されていないことになっています。「ことになっている」 というのはもちろん建前です。ハラの中じゃヤバイかなと思っているハズなんですが、「ことになっている」 ために見て見ぬふりです。だから、食品の放射能検査もかなり杜撰なことがひそかに噂されていますし、汚染食品の流通もささやかれています。たとえば、フクシマ沖で獲った魚をわざわざ静岡の港から水揚げすりゃ静岡県産に化けます。そういう国になっていますから、自分の身は自分で守るしかありません。 それから、よしんば放射能汚染がないとしても農薬汚染や、あまりにも沢山認可しすぎる食品添加物や、遺伝子組み換え食品の問題など、店頭で買う食品には危惧がつきまといます。そういうことからも究極の自衛策は自給自足ということであります。



ピーマン (品種不明) の初成り
たしか4月末ごろに苗を植えて、ようやく初成りです。これで草捜し (山菜採り) は終了です。ビタミン源を求めて、淡路島はもちろん四国山地にまで草捜しをしましたが、これから夏場のビタミン源はピーマンに依存します。
山の畑で栽培しているピーマン
化学肥料は金輪際やりません。有機肥料ならばやります。草木灰はドラム缶を半分に切ったもので、落葉・落枝を燃やしてこしらえます。草木灰は実が成る野菜や果樹にはとても良い肥料です。果樹・果菜以外でも、たとえばネギに草木灰をやると風で折れにくい黒々とした濃緑の良いネギになります。
化学肥料は絶対にやらない
徹底的な落葉マルチ栽培で、落葉はやがて良い腐葉土になります。腐葉土層が厚くなるとミミズが沢山棲息して土を掘り返します。つまりミミズは天然の生物耕耘機です。ミミズを大量に湧かすのが完全不耕起栽培のポイントです。冬にミミズが死滅すると上等な窒素肥料です。自然の生態系・節理は上手くできています。
落葉マルチ栽培
ホオズキカメムシ が来ています。ピーマンなどナス科の野菜やスイカやキュウリなどにも来る害虫です。自給栽培ではホオズキカメムシは見つけしだい捕まえてひねり潰します。農薬は絶対にかけません。 農薬をかけたら自給栽培する意味がありません。8本ピーマンを植えていますが、この本数ならば手で害虫を捕まえてひねりつぶすのは簡単です。

ちなみに、市場に出荷する農家ならば何百、何千本と植えるのだから、いちいち手で害虫を捕殺するなど絶対に不可能です。で、たとえば住友化学の殺虫剤の アディオン乳剤 の2000倍液とか マラソン乳剤 の1000倍液などをたんまりと散布しますね。いちおう農薬の扱いのガイドラインや使用回数規制がありますが、害虫が多いと守りきれないですね! なお、日本経団連の前の会長の米倉弘昌氏の出身は住友化学ですが、経団連はTPP推進です。アメリカ側でTPP推進の黒幕の一つは悪名高いモンサント社ですが、住友化学と世界征服をたくらむモンサント社は除草剤などの関連でそれなりの繋がりがありますよね! 彼我の大企業も政策も見えにくい水面下でつながっていますね!

初成りだ
↓ 本日 (6月14日) の収穫です。
本日の初収穫


スモモ (大石早生) の収穫
3月26日にスモモの花の写真をとりましたが、2か月半で実が熟しました。大石早生は、いま時分に店頭で並ぶ早生スモモの主力品種です。果実の大きさはスモモの中では中ぐらいですが、熟すと赤から赤紫色になります。味は比較的いいほうです。花粉のよく出る受粉樹を植えていなかったのが失敗で、着果数は少ないのですが、まあ味見をする程度ならばなんとか‥。
スモモの花
スモモ(大石早生)の収穫



ジャガイモに果実が着くか着かないかは、品種によるところが大きい。
本日は2016年6月13日 (月曜日) であります。

植物調査のスペシャリストでも見たことがない?
8400平方キロもある広大な兵庫県にどのような植物が自生しているのか? ということを徹底的に調査している会から 『兵庫の植物 第26号』 が出ました。付随して会報No.107も出されました。
兵庫の植物第26号
その会報を読んでいて、おや? と思ったくだりがあったので引用します。

「ジャガイモは6月頃に開花するが、今までその果実を見たことはない。それが June 10 2015 姫路市野里の自宅の前の畑で果実がたくさんついているのをみた。トマトのような実で径1~3cm、ほぼ球形、緑色だった。たたみ6畳分ほどの広さに栽培されたジャガイモにほとんど果実がついていた。なぜ果実がついたのか、またなぜ、その場所だけなのか? 全く分からない。近くのジャガイモ畑には1つもついていなかった。証拠標本 MY46609 は後日、人博へ送る」

●ということですが、植物調査の研究者やベテラン (アマチュア出身の) でも栽培植物に関しては分野が違うから、ご存じないこともあるんだなあという感じで意外です。つまり、植物を専門的に調査している人であってもジャガイモの果実が見たことが無いほど珍しいということなんです。まして、一般の者ではジャガイモの果実など見たことが無い人がほとんどでしょう。で、よく新聞ダネになります。地方版の話題のレベルですが、ジャガイモに果実ができたり、サツマイモに花が咲くと、新聞の地方版のニュースになります。これらはめったに見られないからです。

●ところが、そうではないんです。場合によっては、ジャガイモの果実が普通にみられます。北海道の帯広などで栽培される澱粉採取用の品種 「コナフブキ」 は果実が一番できやすい品種とされ、他にも果実のできやすい品種は沢山あるみたいです。詳細はジャガイモ博士として有名な浅間和夫先生の蘊蓄をご覧下さい。農文協 『ジャガイモの作り方』 の著者ですが、家庭菜園ファンならば読んでいると思います。もちろん私も読んでいます。
ジャガイモ博物館 ポテトエッセイ第18話 「ジャガイモに果実(み、漿果)がなる」
ジャガイモ博物館 ポテトエッセイ第19話 「種子まき栽培」



吾輩の自給菜園では、普通にジャガイモの果実ができます。
ジャガイモに花は咲いても果実ができないというのは常識ですが、じつは果実ができます。ジャガイモに果実ができるか、できないか、の最大の要因は 「品種」 ですわ。果実のできやすい品種を植えれば普通に果実ができるわけです。なんの不思議もありません。
ジャガイモ自給栽培風景 (品種名ニシユタカ)
山中の畑に、自給自足用のジャガイモを2品種作っています。 アンデス赤 (あんですあか) という粉が良く吹いてホクホク感の強い美味い品種と、ニシユタカという西南暖地の新ジャガの主力品種を栽培しています。双方とも、多収性で春作・秋作の二期作に向く品種です。詳しくは → 日本いも類研究会 「じゃがいも品種詳説」 双方30株づつ植えましたが、ニシユタカには30株全てに見事に果実がついています。ミニトマトそっくりな果実です。アンデス赤には果実がついていません。

ジャガイモに果実がつくかどうかは品種による
●ジャガイモといえば 「メークイン」 と 「男爵」 が幅を利かせていますが、これらは果実がつかない品種です。この品種が栽培されることが多いから、ジャガイモには果実がつかないということになっているだけです。果実がつきやすい品種を栽培したら果実が見られるということであります。もちろん日照や温度など果実がつきやすい条件とか、つきにくい条件というものもあるようですが‥。

ジャガイモの果実
ジャガイモの果実

江戸時代の本草学を一挙に近代的な植物分類学へと高め、世界的業績を遺した碩学の牧野富太郎先生の図版を見ると、きっちりとジャガイモの果実が描かれています。牧野富太郎著 『植物一日一題』 より図を引用します。なお、青空文庫でネットでも読めます
牧野富太郎 『植物一日一題』より


本日の収穫
まだ茎葉は青々としていて、イモの肥大余地があります。江戸時代からの言い伝えでは、「ジャガイモの早掘りは半作の損」といわれます。茎葉が枯れる寸前までイモの肥大は続くと言われ、最後の5日で収穫量が10%アップするとも。で、今あわてて掘るのは損なのですけれども、春からずうーっと野山の草ばかり喰っていてカロリーのあるものを食べていないので、少し横から探り掘り‥。
本日の収穫

↓ 新ジャガ (アンデス赤) の味噌汁です。具があまりにも多すぎて、全く味噌汁に見えませんが、これは味噌汁です。ダシは、伊吹島(香川県)のイリコ、長崎県産のスルメ、諭鶴羽山で採ってきた天然のシイタケ(干したもの)、それから北海道・利尻島のコンブでラーメンスープのような濃厚なダシをとります。また、放射脳を言うのですが、日高は明治の初めに淡路島出身者(稲田家)が移住開拓した町で、淡路島と姉妹都市提携して縁が深いわけですが、コンブは日高コンブは吾輩は食べません。食べるのは利尻コンブです。私は、札幌市に本拠地を置く ホワイトフード株式会社 さんの取り組みを支持します。国民の生命や健康を守らない農水省や環境省など信用しません!
新ジャガイモの味噌汁



果物になれなかった野生果実、味は良いヤナギイチゴ
本日は2016年6月10日であります。

●淡路島の南部でヤナギイチゴが熟れてきました。実は非常に小さいのですが、甘みと酸味がほどよく調和して、とても美味い野生の果実です。実の大きさがせめてクワ (桑) の実ぐらいあれば日本原産の (日本固有種ではないけど) フルーツになれたのでしょうが、実があまりにも小さすぎました。標準和名のヤナギイチゴの名は文字通り、葉がヤナギの葉のようであり、実がイチゴのように甘酸っぱくて美味い、ということに語源があるのでしょう。本種は、草本が多いイラクサ科の中にあって木本になる珍しいものです。よく生育すると樹高2mないしはそれ以上になります。縦に高く伸びず、横に広がる傾向の低木です。亜熱帯が分布の中心のようですが、黒潮に洗われる沿海地に生育し、千葉県以西の本州・四国・九州の太平洋側に分布する暖地性植物であります。



接写すると、実はとても美味そうにみえます!
小さな実が枝にたわわにびっしりと着きます。着果数は非常に多いです。 写真は、2016年6月9日、淡路島最南部の兵庫県南あわじ市灘土生 (なだはぶ) にて。
枝にたわわに着くヤナギイチゴの果実
小さな実が無数に着く
果実を接写すると、いわゆる集合果であることが分かります。一粒一粒が個々の小核果であり、おそらく100個ぐらいあるんでしょうか? 集団となって一つの集合果を作っています。この果実の構造は木イチゴ類そのものです。ヤナギイチゴの 「イチゴ」 は 「花托」 が肥大した市販のオランダイチゴ型果実ではなく、木イチゴ属の果実みたいだということでしょう。 果実の大きさですが、写真のものでは一つの集合果の径は5~6ミリであります。味はすこぶる良いのですが、いかんせん実が小さすぎます。それに採ろうとして指でつまむと潰れやすいです。
100個程度の集合果
集合果だ
吾輩が小学生のころ、学校の帰り道でヤナギイチゴをよく食べましたわ。食べ方は、沢山着果している枝を折り採って、焼トウモロコシにかぶりつくように、枝にかぶりつくわけです。で、甘酸っぱい果汁を吸うわけです。そういう下品な食べ方をせざるをえないので、味はとてもいいのに、本種が数少ない日本原産の果樹になることはありませんでした。 商業的な利用価値はありませんが、庭に植えて果実をジュースにしたら上等な飲物になると思われます。


樹高は2m程度で、ハッキリした主幹がない。
大木にはなりません。よく育ってヒトの背丈か2m前後までです。ハッキリした主幹がなく、枝とも幹ともつかないものがホウキのように密生します。一見すると草みたいですが草ではなく、紛れもなく樹木です。幹の根元で太いものでは吾輩の上腕ぐらいになります。草が多いイラクサ科で樹木というのは珍しいです。このヤナギイチゴとコアカソぐらいか?
木の姿


葉は、たしかにヤナギの葉に似ていなくもない。
細長い葉はヤナギ類の葉に似ていますが、葉の表面はまるでワニの皮みたいにちりちりにシワだらけです。あるいは、ヒトの皮膚もルーペで拡大して観察するとこんな感じです。この点はヤナギに似ていません。よって、ヤナギイチゴのヤナギはヤナギの葉と形が似ているだけということでしょう。
葉はたしかにヤナギに似る
葉の表側はワニの皮みたいにしわくちゃ
葉は、茎に互生 (互いちがいに着く) しています。葉の表は濃緑ですが、葉の裏側は白っぽいです。葉の裏側では葉脈は突き出ています。20倍のルーペで観察したら、葉の裏側には特に脈上では小さな毛があります。葉柄にも毛があります。
葉の裏側は白っぽい
葉脈は突き出ていて、微小な毛がある


海岸近くの谷筋に点々とあるが、環境要求度は低いのでは?
海岸近くの谷筋に生育するから、一見して湿度が高く土壌水分が多いところを好むようにみえますが、それだけではなく、環境要求度が低い (つまり生育地はどこでもいい、気難しくない) 一面も窺えます。海風の吹きさらす海岸風衝崖地にあったり、道路の擁壁ブロックの僅かな隙間にたくましく生育していたりするからです。亜熱帯が分布の中心であり、兵庫県では淡路島南部のみに生育し本土側では見つかってないことから、寒さには弱いと思われます。冬はコモを巻くなど寒さ対策をすれば庭木に面白そうな樹木です。大木にならないので庭木向きです。今時分はオレンジ色の実がびっしりと成るので、来客が 「これはなんの木ですか?」 と必ず聞くハズです。話題にもいいと思います。 盆栽にすると面白いかも?
擁壁ブロックの僅かな隙間にたくましく生育
擁壁ブロックの僅かな隙間にたくましく生育
↑ 南あわじ市灘大川にて、磯へ降りていく道路の擁壁に生じました。


矢筈山山行で観察した植物たち
●矢筈山山行で撮った写真を陳列します。とくに但し書きがないかぎり、写真は2016年6月3日に撮りました。日が経ってタイミングを外していますが、沢山撮った写真を死蔵するのはもったいないので、ここにどんどん発表します。吾輩が撮った写真ならば無断で転載・転用OKです。連絡いただいたら原版を差し上げます。商業利用もOKですが、5大新聞とテレビだけはダメです。以前、某テレビがビワの写真を使わしてくれと言ってきたことがありますが、断りました。いまや、5大新聞とテレビはその幹部たちが安倍ジョンイルと夜な夜な食事をして、完全に癒着しています。政府の広報機関になり下がっています。いまや、5大新聞とテレビは我々国民の敵なのです。政府がおかしなことをすればドンドンと批判すべきなのに、批判すべき相手と食事をして距離が近すぎてはまともな報道ができないということを、奴らは理解できないようです。否、たぶん理解してやっているのでしょう、そうだとしたら相当タチが悪い! テレビは見ない、新聞は購読しない、という兵糧攻めにする必要があります。ただし、琉球新報とか北海道新聞とか東京新聞など地方紙はかなりまともです。タチが悪いのはゴミウリ新聞や惨軽新聞などです。NHKはモミイ会長が 「政府が右というものを、NHKが左と言うわけにはいかない」 と堂々と言ったように完全に政府広報テレビです。NHKは北朝鮮の国営テレビと同じで特にタチが悪い! 視聴料を断固拒否してこらしめる必要があります。


↓ コメツツジ
淡路島の人はよくご覧ください。これがほんまの (標準和名で) コメツツジです。淡路島で 「コメツツジ」 と言っているのは 「シロバナウンゼンツツジ」 です。シロバナウンゼンツツジの葉はツツジ属で一番小さいですが、花はコメツツジのほうがが小さいです。そもそも、分布域が全くことなります。シロバナウンゼンは里山の丘陵帯が中心で、低いところです。最高所でも千mまでです。徳島・香川県境の阿讃山地にもシロバナウンゼンは多いですが自生地の標高は低いです。 一方、ほんまのコメツツジは亜高山帯です。低くてもせいぜいブナ帯上部です。標高は1700とか1800mの高いところです。三嶺や剣山など。高城山 (1632m) の山頂にも確かあったように思います。
コメツツジの新葉
一つだけ花が咲いていた

↓ クサタチバナ変種イシダテクサタチバナ?
花がまだ咲いていなくて確実じゃないけど、葉が細っぽいところからイシダテクサタチバナの可能性があります。茎先に花序があればイシダテクサタチバナ、茎先だけでなくやや下の葉腋にも花序があって葉が幅広ならば普通のクサタチバナですが、もう一度見に行きたいところ‥。ま、行くならば剣山です。刀掛松あたりにイシダテクサタチバナがあるし、まもなく、ほかにもコメツツジやオオヤマレンゲやお花見の見どころは満載です。なんといってもハクサンシャクナゲの開花が1カ月後に迫りました。蕾の膨らみ状態など、何回でも見に行きたいところ‥。
クサタチバナ

↓ サラサドウダン変種カイナンサラサドウダン
矢筈前衛峰の肩にも落合峠近くにもありました。基本種のサラサドウダンとは花序が長いことが見分けるポイントでしょうか? 花が咲いたらけっこう観賞価値がありそうです。もう一度見にきたいところ‥。この仲間の木は秋の紅葉も美しいです。
カイナンサラサドウダン
花序は長い

↓ ミズナラの幹
夏の終わりから初秋にかけて、ブナ帯ではミズナラの大木の根際にマイタケが出ることがあります。四国山地のブナ帯では8月下旬~9月中旬ぐらいでしょう。天然のマイタケを得るにはミズナラの大木の根際を見て回ります。なかなか見つかりませんが、見つけたら嬉しさのあまり舞い踊るからマイタケというとか‥。 なお、マイタケはブナの木には出ないです。ブナの木にでるのはトンビマイタケで値打ちは落ちます。トンビマイタケは8月上旬~中旬ぐらい。 去年の夏に、高城山 (1632m) の地下足袋王子様が採ったトンビマイタケを四季美谷温泉の料理長に渡して、トンビマイタケの天ぷらを一皿400円でしたか? 販売していましたけど、売れたのでしょうかね? 西日本じゃトンビマイタケなど全く知られていないキノコです。出るのは沢山出ますけど‥。
ミズナラの大木の根元
なお、標高が低い所では、マイタケはシイの大木に出ますわ。カシの木に出ることもありますが、シイの木に出るものが大きくて立派です。

↓ ワサビ (天然のワサビ)
ひと株だけありました。渓谷の源頭のチョロチョロと水が湧くようなところに生じます。冷たいわき水に浸かるように、あるいはその側に生えるのですが、見つけた登山者に採られるし、どうやらシカの喰った跡があります。ピリッと辛いワサビはシカの不嗜好植物でしたが、最近はシカが食べるようです。群生していれば葉を少々頂戴して浅漬けとするところですが残念。
天然ワサビ
シカの喰った跡がある
↓ これはワサビの花ですが、4月28日、剣山見ノ越にて。民宿の人の栽培品です。下に掲げたオオバタネツケバナの花と花の構造は同じです。
ワサビの花


↓ オオバタネツケバナ
一帯の渓谷源頭をよく捜せばワサビが採れるはずですが、矢筈山に登って体力を吸い取られました。最早、ワサビを捜しまわる余力がありません。で、ワサビの代用品にオオバタネツケバナの葉を頂戴しました。これも大根の葉のように辛く浅漬けにできます。あまり山菜と認識されていませんが、オオバタネツケバナも優れた山菜です。これは標高1200mの高所にありましたが、平地からブナ帯まで分布は広いようです。
オオバタネツケバナ
葉はまだ食べられる
花の構造はワサビと似ています
↓ オオバタネツケバナの葉のサラダです。
オオバタネツケバナの葉のサラダ



↓ コケイラン
ちょっと華奢なキエビネ (黄エビネ) という感じのラン科植物ですが、色がちょっと茶色味が入っていてキエビネみたいな鮮やかな黄色じゃありません。花茎がひょろひょろとして花着きもまばらで花もキエビネよりもかなり小さいです。しかし集団でかたまって生えていたらそれなりに観賞価値がありそうです。ラン科は山野草愛好家の盗掘のターゲットにされるので、写真をアップすべきか、しないほうがいいか迷いましたが、詳細な場所を書かないことで掲載します。見つけても盗らないように。
コケイラン
コケイラン
コケイラン
コケイラン
コケイラン
コケイラン


↓ ツルアジサイ
淡路島の人はよくご覧ください。装飾花のかざり弁は4枚です。ツルアジサイは4枚で、ブナ帯の蔓植物です。剣山地ではたいてい標高1000m以上にあります。 淡路島にあるものは装飾花の飾り弁は1枚のイワガラミです。淡路島にはツルアジサイは自生していませんわ。花がなかったならば見分けが非常に難しいのですが、飾り弁の数で見分けます。 なお、イワガラミは標高1500mでも見ました。ブナ帯にあるものはツルアジサイという先入観も危険です。
ツルアジサイ
ツルアジサイ
ツルアジサイ

↓ マタタビ
春の新芽も食べられるし、若葉をお茶 (マタタビ茶) にしたり、秋の果実も果実酒など利用価値が高いです。これは旧三加茂町の人里近くまで降りてきたところ (標高400mぐらいか) にありました。別に珍しいものではなく、淡路島・南あわじ市にもあちこちにあります。鮎屋谷の奥とか、上田池の奥とか‥。今時分は葉が白化しているので見つけやすいです。8月の終りには元の緑に戻るので見つけられなくなります。
マタタビ
マタタビ

↓ オオハンゲ品種ムラサキオオハンゲ
ミカン畑などの下草に生えるカラスビシャクの親玉みたいな植物です。カラスビシャクにそっくりですが、違いは大きさでしょうかね? 葉はミツバテンナンショウみたいな三つ葉ですが、一つの小葉が吾輩のてのひらぐらいもあります。大きさから言うと、カラスビシャクの親分のそのまた親分ぐらいです。ウラシマソウの釣り糸みたいなものがピューっと伸びています。三加茂町の道路沿いに沢山ありました。写真のものは、仏炎苞の縁が紫色なので品種のムラサキオオハンゲと言えましょう。
オオハンゲ
オオハンゲ
オオハンゲ




矢筈山のツルギミツバツツジの観察
矢筈山(標高1849m)の山頂に生ずるツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山山頂のツルギミツバツツジ


花の観察
ツルギミツバツツジの花
ツルギミツバツツジの花
ツルギミツバツツジの花


葉の観察
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉
ツルギミツバツツジの葉



種の説明は、借用します。
徳島県立博物館の小川誠先生の 徳島の植物ノート 「ツルギミツバツツジ」 の解説を引用させていただきます。太字強調は吾輩が勝手にしました。

【引用開始】  
 徳島県にはヤマツツジやハクサンシャクナゲなど17種のツツジ属が自生しているといわれている。中でもツルギミツバツツジは剣山で最初に見つかって、「剣山に生えている三つ葉つつじ」 という意味でその名が付けられた。 「三つ葉つつじ」 というのは葉が枝先に3枚ひと組となって付くツツジの仲間で、トサノミツバツツジ、アワノミツバツツジ、コバノミツバツツジなどが県内には自生している。

 ツルギミツバツツジは剣山や愛媛県の石鎚山など、四国の亜高山帯やブナ帯に分布するツツジ科の低木である。高さは2メートル以上にもなり、初夏に紫色の花をたくさん枝先に付ける。三好市東祖谷山村の落合峠には大きな群落があり、ミヤマクマザザの緑の草原の中にこの紫色の花が咲き乱れ、大変美しい景観になる

 元々は、本州に分布するダイセンミツバツツジと同じものとされていたが、剣山に生えているものは全体が大きく、枝も太く、若枝から葉柄に軟らかい毛が密生し、葉も厚いことなどから、ツルギミツバツツジに分けられ、変種として区別された。そして、最近では独立種とされるようになり、四国の高い山にしなかい珍しい種となったのである。
【引用終了】


ということですが、吾輩が花見にいったのは6月3日だったので1旬おそいわけで、例年お花見は5月中旬~下旬であります。ま、今年は花が咲いた跡がないので、落合峠付近はほとんど咲かなかったのではないか? 以下に落合峠と矢筈山のツルギミツバツツジの写真を陳列します。


落合峠から直上の尾根の様子
花のない写真を並べてもしゃあないけど、ま、こういう様子であります。ツルギミツバツツジの新葉が出ていますがやや赤っぽいので良く分かります。ササ原の中に点々とあります。
落合峠のツルギミツバツツジ
昔は、ここはススキの原でしたが年月とともに植生が変化しています。思うに、やがて周囲からウラジロモミがガン細胞が広がるように浸潤してきてササ原も衰退するのではないか? そういえばミヤマクマザサが結構開花しているのを見ました。一斉開花して笹原が消えるのは近いのかも??
落合峠の直上の尾根
広々として爽やかな草原です。しかしながら中に入ったり寝転がることはできません。ミヤマクマザサは、背丈以上になるスズタケや低地のネザサほどにはなりませんが、腰~胸ぐらいの草丈なので中に入ると大変な藪こぎになります。
広々としたミヤマクマザサの草原
登山道の両側にツルギミツバツツジがある


矢筈山山頂のツルギミツバツツジ
むしろ、矢筈山や前衛峰の山頂一帯にあるツルギミツバツツジのほうが年数を経た立派な木が多いように観察しました。他の木が多いから分かりにくいですが、山頂一帯にはツルギミツバツツジの個体数は非常に多いです。おそらく落合峠付近よりも多いのではないかと思います。矢筈山頂であることを示すために遠景と併せて撮った写真です。
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ
矢筈山頂のツルギミツバツツジ




2016年6月3日 徳島県・矢筈山 (標高1849m) 山行記録
花 (ツルギミツバツツジ) の名所に、花はなし。
↓ 午前1時正時に淡路島の雑想庵を出発し、4時50分に落合峠に到着。
落合峠に到着
↓ 落合峠はツルギミツバツツジの名所として知られています。来るには1旬遅いのは承知しておりますが、普通は樹によって早晩の差があるもので、遅い花が残っているであろうという想定のもとで来ました。ところが、6時10分より登り始めましたが花が全くありません。もう散った後かと申せばそうでもなく、花が咲いたあとの花がらが見当たりません。そもそも花が咲かなかったのではないか? という感じです。
ツルギミツバツツジの花はなし
↓ 落合峠の直上の尾根に出ました。爽やかな高原の朝という感じ。
峠直上の尾根に出た
↓ 花が咲いている樹がありましたが、案の定、おおかた咲いた後であります。
ツルギミツバツツジに花はなし

予想外の夏の霜を目撃した。
↓ 驚くべきことに、夏の霜が見られた。
夏の霜があった

標高が上がると花が残っていた。
↓ 山頂はすぐそこに見えますが、近いようでいて遠く、細かなアップダウンを繰り返す登山道です。剣山みたいなよく整備された立派な登山道ではなく、藪こぎ同然のところもありました。落合峠の標高は1520m、矢筈山頂は1849m、標高差は僅か329mで諭鶴羽山の半分程度しかありません。結果的にはキツイ山であります。他の登山者も異口同音に言っていたので、一般的に申して矢筈山は登る標高差以上にかなりしんどい山ということが言えそうです。藪こぎも辞さない猛者向き、あるいは野良仕事で鍛え上げた屈強の田舎者向きの山です。ひとつのファッションとして登山する都会人向きじゃなさそうです。
山頂はすぐそこに見えるが遠い。

↓ 前衛峰の肩にツルギミツバツツジの花が残っていました。
前衛峰の肩にツルギミツバツツジが残っていた

↓ 前衛峰の北側斜面をトラバースするところに、バイケイソウ群落がありました。蕾がふくらみ、お花見の見頃は6月中旬ころか。手前味噌な記事ですが、バイケイソウは有毒植物 であります。要注意。ただし手で触るだけならば大丈夫です。
先鋭峰の北側をトラバースするところにバイケイソウ群落がある

↓ 8時02分です。矢筈山と前衛峰との鞍部にまで来ると太郎・次郎が見えました。ここから剣山まで南東13.6キロです。この鞍部で標高1750m、あと100mだ。
矢筈山と前衛峰との鞍部にくると太郎・次郎が見えた

↓ 太郎と次郎にズームアップ。左側が太郎笈(タロウギュー・剣山の別名で1955m)で、右側が次郎笈(ジロウギュー・1930m)であります。剣山スキー場も見えています。
太郎と次郎にズームアップ

↓ 標高1800m地点に見事な満開ツツジがあった。
1800m地点に見事な満開つつじ 8時24分

↓ 山頂まで来た証拠写真。8時50分、2時間40分かかりましたが、写真を撮り植物を観察しながら来たので時間がかかりました。いくらなんでもサッサと来りゃあ、1時間~1時間半コースか? 山岳会が立てた標識では、矢筈山の標高は1848.5mと書いてありますが、この数字は国土地理院の旧版の地形図に載っていた古い数字です。最新版では1848.8mとなっています。また国土地理院の 日本の主な山岳標高 では1849mとしています。
証拠写真


矢筈山頂からの360度四囲広闊な眺望! 山座同定もした。
↓ 山頂からの眺望です。山頂に立って、東南東方向を起点にして、右回りに一周します。山座同定もおこないましたが、これで間違いはないと自信がありますが、万一違っていたらご教示ください。写真に文字をたくさん書き込むと、鬱陶しい感じもします。 高城山まで25キロ。
高城山方向

↓ 南東方向。剣山まで13.6キロ。
太郎次郎方向

↓ 太郎次郎にズームイン!
太郎次郎にズームイン

↓ 南南東方向。
高ノ瀬方向

↓ 南。三嶺は真南にあります。9.5キロ先にあります。
三嶺方向

↓ 南西方向、高知市まで58キロ。
高知市方向

↓ ほぼ西ですが、僅かに南に振れています。石鎚まで約80キロ。
石鎚連邦遠望

↓ 石鎚連峰にズームイン。沢山書き込んだらうるさいわね。
石鎚連峰にズームイン

↓ 北方向ですが、大川山があるのは徳島・香川県境の阿讃山地です。香川県の平野部の讃岐富士が見えています。かすみがなかったならば高松市内が見えるハズです。高松からも矢筈の山頂部が見えます。
阿讃山地の方向

↓ 北東方向、高越山を見ました。
高越山方向




6月3日に矢筈山へ行ったら、なんと夏の霜が見られた!
●昨日の6月3日に、徳島県の矢筈山へ登りに行ったところ、登山口の落合峠付近で6月の霜が見られてビックリ仰天です。(落合峠は地図上ではここ) 標高が高いとはいえ、全く予想外でした。こういうことがあると、ほんまに温暖化しているのだろううか? と疑問がわいてきます。温暖化といいながらも、また今年はエルニーニョ現象の顕著な影響で暖冬・暖春にもかかわらず、時々強い寒気が南下して、予想外の寒候期現象が起こっています。1月25日には九州南部で歴史的な低温が起こりました。鹿児島県アメダス大口で記録破りの-15.2度を観測し、なんとダイヤモンドダストが見られて話題になりました。標高が高いとはいえ四国で6月の霜! ですわ。 もしかしたら、ジリジリと寒冷化の陰がしのびよっているのかもしれません?

●そういう意味では、政治的な結論ありきの温暖化研究ばかりというのはいかがなものか? 陰じゃ、地球寒冷化が起こると主張する研究者もけっこう沢山いますよね。ならば、地球温暖化問題から政治は一旦引き下がって、二酸化炭素地球温暖化論者にも、懐疑・否定論者にも、双方の研究者に同等に研究費をだして研究させる必要がありそうです。やはり、自然科学の問題は純粋に学問的な論争に任せたほうがよさそうです。自然科学の (もちろん社会科学にも言えますが) 研究者は、「真実」 のしもべであるべきなのに、「研究費を出してくれる人」 のしもべになってしまっています。つまりカネで研究が買収され、真実が金権腐敗により曲げられている可能性が濃厚です。


落合峠に朝4時50分に到着
峠を通して北を見る
↑ 自動車で行ける峠としては徳島県一の標高(1520m)の落合峠です。淡路島を午前1時に出発して、落合峠に4時50分に到着。今日は道草を食いながら来ました。文字通り、旧 三加茂町の山間部にはいってから、北日本で珍重する山菜のウワバミソウの赤いもの、すなわち 「赤ミズ」 があったので、かじってみました。ゆっくりと来たので4時間かかりましたが、通常は3時間コースです。

高速道路をフル活用すれば2時間半です。でも、高速道路は貧乏人には高根の花道です。 早く、安部ジョンイルを倒して旧民主党のやったどこまでいっても千円の政策を復活させよう! 

「そんな財源はあるのか?」

「ありますね! 悪徳政治家やマスゴミどもに騙されてはいけません。 天下り・渡りの全面禁止、特別会計の一般会計への組み換えや廃止だ! パナマ・ケイマン諸島など租税回避地への資金移動を全てあぶりだせ! 真黒な東京汚倫ピックの利権腐敗を根本的に糺せ! 外為特金を通して宗主国アメリカに召し上げられた100兆円(200兆円とも?)を取り返せ! それから、企業団体の政治献金全面禁止だ!(大企業に奉仕する政治をやめさせる)、 新聞とテレビの資本分離つまりクロスオーナーシップをやめさせる、マスコミを隠然と支配する電通の解体!(これらで世論操作されている、真の改革勢力が潰されてしまう) 真の改革をやりゃ、財源などなんぼでも出て来ますよ!」


落合峠のすぐ上の尾根で、何と夏の霜が見られた!
●落合峠からミヤマクマザサの生い茂る登山道を、標高差で70mほど登った尾根で、夏の霜が見られました。なお、暦の上では5月5日が立夏でありました。立夏後に1か月経過しましたから、暦の上では真夏だと言ってもおかしくはありません。 淡路島の雑思庵を出発したのは午前01時00分です。時計をみながら1時正時にあわせて出発したわけですが、真夜中です。途中、コンビニでコーヒーを飲むなど一服をしながら鳴門大橋以外は在来道路をきたので、日の出ころに落合峠に到着です。朝飯の弁当を食べ、夜露に濡れないようにモタモタと準備等をして尾根まで登ってきたから、尾根にはすでに太陽が当たり、霜が大分溶けているわけです。もっとサッサときたらと悔やまれるところですが、溶けかかっているとはいえ夏の霜を目撃できました。草木も眠る深夜に出発した甲斐があったというものです。それにしても山登りの人らの朝が早いのにビックリです! 平日 (金曜日) なのに先客 (単独行・男性・吾輩より10歳くらい年上の感じ) が来ています! 話をすると、昨日は剣山~三嶺の四国ゴールデンルートを縦走されたとのことで、今日は矢筈一帯をぐるりと周回されるらしい。「お先に登ります」 といってスタスタと韋駄天のように登っていきました。登る早さにビックリ、登山というよりもトレイルランというか山岳マラソンだわ!

【↓ 吾輩が霜を目視観測した場所】 標高は1590m、尾根筋上にある平坦地。

標高差で70m登山道を登ってふりかえる

証拠写真を4枚陳列】 
なお、撮影時刻は06時31分~06時35分。1枚目の写真で分かる通り太陽が当っています。樹木の陰になった部分に霜が残っていました。 なお、写真の植物はミヤマクマザサです。深山 (みやま・しんざん) に生える隈笹 (くまざさ) の意味です。クマザサは熊笹ではなく、葉の外周部分が白いふちどりがあるという意味なのであって、熊のように強くてたくましいという意味じゃありません。

6月3日 6時34分 梅雨の霜、落合峠の近くにて
6月3日 6時31分 梅雨の霜、落合峠の近くにて
6月3日 6時32分 梅雨の霜、落合峠の近くにて
6月3日 6時35分 梅雨の霜、落合峠の近くにて

●霜はふつう最低気温が4度以下になったら起こるとされます。氷点下にならずとも霜が起こりうるのは、気温というのは1.2mとか1.5メートルの高さで測定するのですが、放射冷却で冷えるのは地表物からのためです。で、地表と胸高とでは温度の差が生じます。ただ4度で霜が起こるのはうまく条件が重なったときで、一面の霜は、まあ、1度とか2度くらいまで下がらないとダメですわ。落合峠の尾根は冷気湖が発生するような盆地状地形じゃありません。しっかりとした霜が出来たということは気温が1~2度まで下がった可能性が高いです。剣山山頂はここよりも340m高いわけです。(旧剣山測候所は1930mにあった) 剣山では0度を割った可能性があります。

●剣山頂上ヒュッテから、6月2日 朝の気温1℃ という報告が入りました。しかし、そもそも明け方前後の2~3時間ぐらい温度計に張り付いて見ていたわけじゃなかろうから、最低気温は1度より下がっていたと考えるのが合理的です。

ヒュッテの建物の外壁に温度計を吊ってあるのですが、建物に密着して気温を測るのはダメで、朝は建物からの熱で高めに出てしまいます。それから気象庁の検定済みの温度計じゃないので誤差が生じます。高く出るか低く出るかはケースバイケースで何とも言えないでしょうが、場所が山の斜面の最上部であり、旧剣山測候所があった山頂の平家の馬場とは環境がすこし異なります。測候所跡よりも高めに出ると推定します。平坦地では無風で冷える朝には冷気が溜まる傾向があるからです。剣山測候所がもし今でも継続していたならば、今回の6月2日~3日には明け方に氷点下を観測した可能性が極めて高いとみます。つまり、過去の観測最低記録に迫る低温だったと思われます。
剣山測候所での6月の最低気温記録が-0.7度
私の自宅近くのアメダス南淡は、観測統計期間がまだ足掛け13年しかありませんが、6月の最低気温記録としては、6月3日の最低気温は10.0度でそれまでの11.9度を大きく塗り替えました




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徳島県・矢筈山 (標高1849m) からの眺望
できればYou Tubeで4Kでご覧ください。 四国の隠れた名峰です。剣山よりも眺望は素晴らしいかもしれません。意外に小さなアップダウンが多く、登る標高差以上にきつく、藪こぎ同然のところもあり、山馴れた登山家以外の一般の者には、なかなか登らせてくれない山です。吾輩もここにくるのは何年ぶりかな? 落合峠まではよく来ていますが‥。(矢筈山は地図上ではここ

↓ 天気晴朗ですが霞やや多し。でもまあ、梅雨前にしたら申し分ない眺望です。矢筈山から南東­~南~南西方向を眺めたものです。剣山や三嶺あたり方向です。四国東アルプスの主稜線上に一列にならんだ面々をすべて見ることができます。これこそ、ただ1座だけ矢筈山が主稜線から大きく外れた独立峰となっている特権でしょう。 東から、旭ヶ丸(1020)、雲早山(1496m)、高城山(1632m)、樫戸丸(1566m)、天神丸(1632m)、剣山(1955m)、次郎ギュー(1930m)、丸石(1684m)、高ノ瀬(1741m)、三嶺(1894m)、西熊山(1816m)、天狗塚(1812m)、高知県境の無名の1601ピークまで、全て見せてくれます。



↓ 矢筈山から西方­向を眺めたものです。四国西アルプス (石鎚連山) を遠望しました。剣山から石鎚連峰を遠望するよりも見栄えがいいです。剣では三嶺が邪魔して、三嶺と塔丸の間の谷間に見えるという格好になっています。ここからだと邪魔なものがなく、石鎚連峰全体が脈をなして盛り上がるさまがよく分かります。



↓ 矢筈山から東~北の方向を眺めたものです。高越山や徳島平野あたりです。高越山の上にかすかにわが淡路島も見えています。阿讃山地(徳島・香川県境の山々)の向こうに小豆島や、瀬戸内海もかすかに見え隠れしています。こうして見ると、四国は四方を海に囲まれた島(大きな離島)なのに、山ばかりで四国=山国であります。別に山だらけというのは悪く言っているのではなく、山や自然をこよなく愛するナチュラリストには天国みたいな地域なのです。ただ、すこし望蜀(ぼうしょく)を申せば、もう少し標高があったらなあ‥。2500mぐらい。



↓ 矢筈山から東の方向を眺めたものです。このあいだワラビを採った高越山 (こうつざん、標高1133m) や徳島平野の方向です。高越山にズームインしますと、高越山の上に、かすかにわが淡路島も見えています。





遠くよりも、近くを捜しましょう!  意外に身近にあるものです。
●野や山に繰り出して草ばかり喰っておるわけですが、自給自足の菜園のピーマンが大分大きくなってきました。ピーマンが成りはじめたら野や山の草を喰うのは終了であります。つまり、自給菜園にビタミンの多い緑の野菜ができるまでの “つなぎ” として草捜しをしているわけであります。じゃあ、店で青野菜を買ったら? ということもありましょうが、政府が積極的に放射性物質の全国拡散をやっているわけです。国民は甘く考えておるけど、国家の邪悪な横暴を甘く考えないほうがいいわけです。で、店で買うのは極力避けております。

●国家の暴挙はさておき、拙ブログで野山の草捜しを書いていますと、少し前ですが問い合わせのメールを頂戴して、ビックリしました。 「愛知県在住だが、淡路島にゼンマイを採りにいきたいので、場所を教えてくれ」 という主旨です。

キノコ狩りでも山菜採りでも魚釣りでもみなそうですが、穴場とかポイントというのは誰でもなかなか口外しないものです。もっと言えば、パチンコで出る台とか、法律の抜け道とか、儲かる商売のネタとか、甘い汁の吸えるマル秘情報とか、これらはみな基本的には誰でもが隠す情報です。ホイホイと教えるお人よしは少ないと思います。見ず知らずの相手に平気で聞く感覚にもビックリしたのですけれども、それは横に置くとして、淡路島にゼンマイを採りに行きたいというのには、絶句です。二の句がつげずお返事をようしませんでした。で、その回答の意味を含めて拙い記事にしたいと思います。 まず、次の図をよく見ましょう。



下図は、日本列島におけるゼンマイの分布を表わしています。
国立科学博物館 標本資料センター の標本・資料統合データーベースで、ゼンマイを検索し、分布地図表示 したものです。ただし、ゼンマイを全て検索すると2995件ヒットし、膨大すぎて分布地図がうまく表示されません。で、1985年~2015年の近年30年間に採集されたもので検索、536件に絞り込みをかけました。そうしてメッシュ表示された図です。1つのメッシュの大きさはハッキリわかりませんが、緯度経度25分ぐらいと思われます。
ゼンマイの分布

●ゼンマイはは北海道稚内から奄美大島まで、分布が広範囲で、どこにでもわんさかとあるわけです。この図をみれば、愛知県から淡路島にゼンマイ狩りにくる意味はありませんね! 愛知県から淡路島までは日本列島の南北の長さに比べれば近距離です。それでも、道路距離は300キロ近いです。たとえば名古屋市から淡路島南部の南あわじ市まで、車で来るとしたら新名阪高速道路など突っ走って、通行料金のバカ高い明石海峡大橋を渡って、費用もかけて、時間もかかり、ゼンマイを採りにわざわざ淡路島まで来るのに全く経済合理性はありません! 店で売っている水煮のゼンマイを買うほうが遥かに安いわけです! ちょっとした旅に行くつもりで、ついでにゼンマイ狩りもというのであればともかく、ゼンマイが目的で愛知県からわざわざ淡路島まで来るのは馬鹿げています! 

べつに来るなと言っているのではなく、大いに来てくださったらいいのですが、他に見どころは何もありません。つまらない小さな島であり、瀬戸内海東部の離島でしかありません。島の愚かな首長や役人どもは井戸の中のカエルで、鳴門海峡の渦潮を世界遺産に! などと、阿呆なタワケたことを言っていますが、世界遺産になったわけじゃないです。目指しているというだけのハナシ。渦が常に巻くわけでもないし。何か見どころがあって、ついでにゼンマイをというのならば来る意義もあるかもしれませんが、そもそも淡路島に行かなきゃ見られないという観光資源は一つもないわけです。 第一に、そこに行かなきゃ絶対に見ることができないものが見られる、というのが時間をかけてカネも使ってでも遠くに行く意義でありましょう!


愛知県内に、ゼンマイは広く自生していますよ!
ゼンマイ、愛知県で検索 すると71件の標本データがヒットします。 その標本の産地の市町村名を列挙しますと次の通りです。旧 市町村名がかなりあるような感じなので、現在どの市町村に合併編入されたか調べてカッコ内に記しました。下図はこのゼンマイ標本が採られた市町村に赤丸のプロットを入れたものです。ただし、その市町村のほぼ真ん中にとりあえずプロットしたものです。(詳細な産地が不明なので)

愛知県内のゼンマイ標本産地
名古屋市・豊橋市・岡崎市・一宮市・瀬戸市・半田市・豊田市・安城市・西尾市・犬上市・常滑市・小牧市・東海市・知多市・知立市・東郷町・美和村(あま市)・立田村(愛西市)・八開村(愛西市)・阿久比町・南知多町・美浜町・一色町(西尾市)・幡豆町(西尾市)・幸田町・額田町(岡崎市)・小原村(豊田市)・足助町・下山村・旭町・東栄町・豊根村・富山村(豊根村)・津具村・稲武町(豊田市)・鳳来町(新城市)・作手村(新城市)・音羽町(豊川市)・一宮町(豊川市)・田原町(田原市)・渥美町(田原市)・津具町(設楽町)


愛知県内でのゼンマイ分布

これを見ると、愛知県内にはゼンマイは広く分布しているようです。愛知県在住者がゼンマイを採りたかったら、見ず知らずの遠方ではなく、なるべく愛知県内でゼンマイを捜すべきですね。

●吾輩は、むかし、名古屋じゃないけど東海地方のあるところに行っておりまして、名古屋周辺の山々をよく歩きまわりました。伊吹山、鈴鹿山地、ホソバシャクナゲの鳳来寺山、恵那山など‥。で、思うんですが、愛知県といっても広くもし名古屋市辺りに住んでいるのならば、鈴鹿山地の北部がゼンマイ捜しにいいんじゃなかろうかな? アクセスが容易で、標高の割に見晴らしも絶景ですし、藤原岳とか御池岳とか、あのあたりは太平洋側の積雪地です。若狭湾から進入した雪雲が流れ込んでくるところで、積雪が山菜の生育に好条件をもたらしていますね。





オンツツジはすでに落花したが、自然観察の対象はいろいろ。 (その3)
2016年5月29日、高越山で見られた山菜

ミョウガ
元は栽培品起原のものが野生化しているのでしょうけれども、あちこちの山中で見かけます。ときには大群落となっています。スギ植林の林床とか藪陰など湿気の多いところにあります。ミョウガは2回採れます。春4月頃に地上に出てきた直後の若い芽をミョウガ竹として甘酢漬にすると絶品、かつ超高級品です。特に腐葉土や落ち葉が厚く堆積したところでは、軟白化した品質の高いものが採れます。2回目の収穫は7月~8月のいわゆるミョウガの花です。なお、山奥で野生化したものを採りますが、人家の近くではダメです。栽培している可能性があるからです。

ミョウガ

ユキノシタ
庭に植えられることが多いですが、もともとは山の渓流際などに自生する野生植物です。徳島県の山でもあちこちでよく見かけます。畑に植えるイチゴみたいにランナーを出して殖えます。自生地ではときには一面の大群落となります。 葉を天ぷらにします。
ユキノシタ

ウワバミソウ (北日本名はミズ、ミズナ)
徳島県の山では、暖帯上部からブナ帯にあります。林道の山側法面で水がにじみ出ているところとか、渓流沿いに普通に見られる柔らかい山菜です。どこにでもありますが、半日蔭でじめじめした水分の多いところが自生地です。乾燥する尾根とか、強風にさらされ日射が強く当たるところにはありません。自生地では一面の大群落となることが多いです。 秋田県など雪国や北日本では最高に評価される山菜の筆頭です。山菜につきもののアクや苦み・渋みなど皆無です。軽いヌメリがあり、シャキシャキとした歯ごたえは、もはや山菜ではありません。野菜と称してもいいでしょう。 ウワバミソウは四国の山にも普通に分布しています。四国や瀬戸内では誰も採らないのですが、第一級の山菜として推奨します。利用方法等は雪国・北日本の方に教えてもらいましょう! →森と水の郷あきた 山菜採りシリーズ⑯ ミズ (ウワバミソウ)
ウワバミソウ
ウワバミソウ
写真の中に書き込んだように、葉は左右対称な形ではありません。これが大きな特徴の一つです。
葉は左右非対称
山菜として食用にするのは主にこの茎の部分です。しかし、葉も花が咲くころまでならば柔らかいので食べられます。
茎が食用部分

ミツバ
ミツバは水耕栽培されたものが店頭で売られる野菜ですが、もともとは山野に自生する植物です。平地の人里から標高千mの奥山までどこにでもあります。道端にもたくさんあります。株の中心部分の柔らかそうな葉を摘み取ります。細かく刻んで味噌汁に入れます。つまり薬味のネギの代わりです。たらふく喰うものではありませんが、沢山採れたら湯掻いてから三杯酢であえて食べます。酢と相性がいい山菜です。
ミツバ

ゼンマイ
すでに長けてしまっていますが、ゼンマイが沢山あります。林道沿いにもあるし、スギ植林が適度に間伐されているので林床に草があります。そこにゼンマイも沢山です。ゼンマイは比較的に耐陰力がある山菜のようで、ワラビよりも日蔭でも生育できるようです。
長けたゼンマイ

ワラビ
真打のワラビの登場です。これを知らない人はいないでしょう。とくに田舎人でワラビを知らなかったら田舎人失格です。ここでは、いまようやくワラビが一斉に出始めました。平地よりも2か月遅れです。北日本並みの遅いワラビが賞味できます。遅くなる要因が何重にも重なったのではないか? 標高1060mなので平地よりも6~7度寒いことと、ツツジ開花前後の出始めのワラビは片っぱしから採られるので本格的に出るのが遅れること、それからもともと遅く出る晩生の系統ではないか? と見ています。この山でワラビが本格的にでるのは6月上旬くらいです。
ワラビ
ワラビ
ワラビは先端の穂みたいなものは食感が悪い


一面のイタドリ畑
高知県の人が随喜の涙を流して喜びそうな一面のイタドリ畑であります。イタドリを八百屋の店頭で販売するのは日本広しといえども高知県だけですが、土佐の人はイタドリを片っぱしから採るので少なくなって、県境を越えて阿波にまでイタドリを採りに来るというハナシです。徳島県西部の人が 「土佐の人ら、こっちまでイタドリを採りにきてどうならんわ」 と怒っていましたが、何かトラブルでもあったんでしょうかね? 「神戸の人らどうならんわ」 と言われないように自戒しなくっちゃ! (なお、吾輩は神戸ナンバーであっても神戸じゃなく、淡路島なんで元は徳島県人ですわ。江戸時代は淡路は阿波藩の領地ですよ!) 神戸ですか? って聞かれたらそう答えています。
一面のイタドリ畑

本日 (5月29日) の収穫
本日の収穫
本日の収穫
ウワバミソウの調理例
ウワバミソウの料理
↑ 吾輩の試作品。左はウワバミソウの葉のお浸しですが、ホウレンソウに全く遜色がありません。花が咲くころまでだったら葉も葉菜として食べられます。上に乗っているのは瀬戸内海特産のジャコです。野菜や山菜にはシュウ酸が多いものがあるから、カルシウムの多い食品と併用して食べます。牛乳が一番いいとされますが、牛乳はヒトが飲むものではありません。あれはウシの仔が飲むものです。成獣になった哺乳類が親の乳を飲む例など存在しません! ヒトの成獣が他種のものといえ乳を飲むのは異常なことをやっていますね! 右のものは、ウワバミソウの茎の野菜炒めです。シャキシャキと歯ごたえがいいです。山菜というよりも完全に野菜です。


頭を雲の上に出す高越山
なんだか富士山みたいです。阿波富士と讃えられるゆえんです。山さん、今日は素敵な1日ありがとうございました。お土産も沢山ありがとうございました。
雲の上に頭を出す高越山




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