雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201511<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201601
出ないと思っていたヒラタケが出てきたわ!
本日は2015年12月27日 (日曜日) であります。

●10日ほど前に、毎年ヒラタケの観察・採集会をしている所に下見にいったのですが、そのエノキの立ち枯れ大木が腐朽化が進んでいるせいか? キノコの芽 (原基) が全く確認できませんでした。で、原木の腐朽のためヒラタケはもう出ないのだな、と見ていました。ところが、今日その方面へ行く用事があったので、「もしや」 と思ったのでついでに現場へ行ってみると、なんと出ているではないか! しかも採り頃ではないか! ビックリです。やはりキノコは分らないものです。出るかと思えばでないし、もう出ないと思えば出てくるし、おそらく出始めて採り頃まで数日かせいぜい1週間ぐらいか。そう毎日見に行けるところじゃないので、タイミングよく採り頃に当たったのは全く運が良いというか、僥倖であったと言わざるを得ません。

●これだったら観察・採集会ができたかもしれませんが、収穫量は激減しました。去年の3分の1か、4分の1程度だろうと思います。たぶん出ていないであろうと思ったので、籠も袋も持っていません。さて、どうしたらいいものか? じいーっと考えたら知恵が出てきた。時雨がパラパラしていたので傘を持っています。傘を広げて、さかさまに持てばちょうど籠の代用になります。で、収穫したヒラタケを逆さまにした傘に並べて車まで運びました。

ヒラタケ
原木の腐朽が進んでいるためと思われますが、昨年と比べるとキノコが明らかに小振りになっています。傘が小さいです。しかもビッシリと一面にではなく、パラパラと散発的な発生という感じです。
ヒラタケ
↓ 午後3時ごろ時雨 (しぐれ) が来ました。和歌山市方面を眺めたところ雲から雨脚が垂れさがっています。今回の寒波は残念ながら北日本限定で、雪ではなく雨でした。西日本で積雪が観測されたのは鳥取県アメダス大山 (標高875m) の8センチのみです。西日本の日本海側のスキー場も全滅です。ま、北陸もほぼ全滅。しかしまあ、北海道は恐ろしいような低温ですね。南極みたい‥。北海道は500hPa高度で-47 ~ -48度の第一級の寒冷渦にいま襲撃されています。温暖化で第一級の寒冷渦が育つようで、面白いですわね?!
和歌山市の方向には時雨の雲が

●収穫量はだいぶん減ったので、昨年来てくれた方々に全員というわけにはいきませんが、男性参加者の家を回っておすそ分けです。われわれ、利権などには無縁のしがない庶民は、なにか珍しいものがあったらこのように皆で分かち合いますね。この国では権力を握った者ども、その典型的なのは原子力村の連中なのですが、自分だけ、今だけ利益をむさぼれたらいいという習性です。ここがわれわれ庶民大衆と異なる点ですし、これではこの国はダメになるのは必定です。 まず、同級生のO君 (おおくん) の所へ行ったのですが、シイタケ栽培 (営業じゃなく自給) を始めたそうで、原木に種菌を植菌して1年でハシリのキノコが少し出たそうです。引き込んでいる電話線等に邪魔をしている木があって、「何の木か、これはシイタケが出るんけ?」 と聞かれたので取り調べると アキニレ です。シイタケは出ない木です。しかしながらヒラタケなら出ます。けっこう太い木なので伐採してヒラタケ菌の種駒を打ち込めば、すばらしい原木ヒラタケが沢山出るはずです。

●植物調査をする会や、きのこの会にも入会していて、長年、地元の山野を歩き回って観察したさいに確認したものを列挙します。何の木でもいいのではなく、自然界では特定の樹種に限ってそれぞれのキノコが発生しますね。ただし、林業試験場で色々な樹種の原木にシイタケ菌を植菌して栽培試験した報告などを読むと、ヒトの管理下ではほとんどの樹種にシイタケが出ています。栽培管理下では自然状態とやや異なるようです。なんと、針葉樹のアカマツ、ヒノキにまでシイタケが出たみたいですが収量は非常に少ないです。どんなに注意深く管理しても、針葉樹では最適樹種のコナラやクヌギの半分~3分の1程度だったみたいです。しかも、きのこの傘が薄いなど品質も悪かったそうです。いっぽう、クヌギやコナラを凌ぐ優良樹種も判明しました。中国南部原産の フウ、それから北アメリカ原産の モミジバフウ です。この2種はシイタケ栽培の原木として最高のものですが、日本には自生がありません。外来樹木として街路樹などでよく見かけますわ。

南あわじ市では、福良のバスターミナルから洲本の方に向かう時に、渦潮ラインへの入り口まで28号線沿いの街路樹はモミジバフウです。八木病院入り口にある街路樹もモミジバフウです。フウもどこかで見た記憶がありますが、どこだったか思い出せません。身近な街路樹や公園等であちこちにあるハズです。もし道路工事などで伐採しているのを見たら、もらいましょう!

諭鶴羽山地でシイタケが出ているのを確認した樹種
コナラ、クヌギ、アラカシ、アカガシ、シラカシ、ウラジロガシ、ウバメガシ、シイノキ(スダジイ・ツブラジイ共に)、ハンノキ、ヤナギの一種(正確に同定できなかった)、ノグルミ、サクラ。 サクラとは意外ですが風倒木にびっしり出ているのを見たことがありますし、試しにサクラの木にシイタケ菌を植えると確かに出てきますね。昔やってみたことがあります。

諭鶴羽山地でヒラタケが出ているのを確認した樹種
エノキ、ムクノキ、アキニレ、カクレミノ、ニワウルシ(別名シンジュ)、ビワ(果樹の)。ヒラタケは何の木にでも出そうな気がしますが、案外 気難しいのかも? 特定の木にしか出てきませんワ。



       ***********************************

ヒラタケたっぷりの中華丼をこしらえて食べた
中華丼 (ちゅうかどん) という料理は、ようするにご飯の上に八宝菜をかけた料理ですが、簡単につくれて美味いです。緑黄色野菜やイカ等をてんこもりに入れるので栄養満点ですし。作り方は十人十色でいろいろで、定式はありません。自分の嗜好にあわせて好きなようにこしらえたらいいのであって、吾輩はニンニクが大嫌い。嫌いなものは絶対に入れません。基本的には肉類も食べません。で、メインの材料は本日山から採ってきたヒラタケと、鳴門海峡で釣ってきたハリイカです。


山や海で材料を調達するのが、田舎暮らしの醍味醐
↓ 材料。左は鳴門海峡で釣ってきたハリイカです。イカはさばく際に炭袋を潰さないように‥。右は本日のヒラタケ。このように田舎や離島では材料は山や海へ行って採って来るのです。なお、ある人から 「おまはん、めんどいから離島やこと書くなよ」 と怒られました。ほやけどなあ、国土交通省の基準でも淡路島は紛れもなく離島なんやで。本土じゃあれへんわ。内海離島という分類群に属しますわ。吾輩の出身地の村なんかでは、なんと離島振興法の対象地域でしたわ! ただし今年の3月末に、めでたく解除されました。 
 なお、ついでに申せば離島振興法では、結構な税金が離れ小島に流し込まれます。費用対効果などないわけで、これはハッキリいって離島の為などではありません。本土の巨大ゼネコンが離島に来て工事をするためです。それと悪徳政治家の口利きビジネスですわ!

材料のハリイカとヒラタケ
↓ 吾輩の作品。自画自賛するのははばかるのですが、なかなか美味いですよ。考えたら、他の材料のピーマン、ネギ、ニンジンなど調味料以外は全部自分で栽培したものか、山や海でとってきたものです。あんかけにする片栗粉も山のクズ根から自作したものです。このように自分の食べるものを自分で栽培などするのが、華やかさはありませんが、ヒトの本源的な生き方で、田舎暮らしの醍醐味と言えるのではないか?
ヒラタケとハリイカの中華丼




スポンサーサイト
日本列島、赤一色! えらいこっちゃ!
前エントリーの続きです。

●更新された異常天候早期警戒情報を閲覧したら、ビックリ仰天です。日本列島が赤一色です。驚きモモの木こんなの見たことがありませんワ。すべての11の予報区がみんな真っ赤です。前代未聞、空前絶後、冬将軍様もタジタジで、兜を脱いで、尻尾を巻いてシベリアの未開の奥地にご退却のようです。なんと、北の果ての北海道地区から、南の果ての沖縄地区まで全部赤一色とは珍しいです。普通は、どんなに赤く染まっても、どこか1つか2つかの予報区が染まらないものです。こりゃあ、日本全国北の最果てから南の最果てまで、中間もすべてポカポカのお目出度いお正月のようです。



11予報区のすべてが真っ赤だね!
気象庁ホームページ 異常天候早期警戒情報 より借用。
日本列島赤一色

●こりゃあ、スキー場が大ピンチですね。まともに稼働できるスキー場は北海道だけか? アメダス 全国 積雪深 を閲覧したら、青森県以南の積雪はほぼ全滅です。25日01時の時点で、北海道以外で積雪深がゼロでないのは僅か4か所! 正月が迫ってこんなのも見たことがありません。こりゃあスキー場がピンチだけじゃなく、年内にもう一度 四国の林道をよじ登って雪を見に行こうと思っていたのですけれども、吾輩の雪見も大ピンチです。まさか、剣山 (1955m) で雪のないお正月か?

長野県 アメダス開田高原 (かいだこうげん・標高1130m) 積雪深2センチ
新潟県 アメダス守門 (すもん・標高222m)  積雪深 2センチ
山形県 アメダス肘折 (ひじおり・標高330m) 積雪深 9センチ
青森県 アメダス酸ヶ湯(すかゆ・標高890m)  積雪深 61センチ 

●ちなみに、酸ヶ湯 は別格です。なんせあの有名な八甲田山の一角にありますよね。新田次郎の小説 『八甲田山 死の彷徨』 で描かれたように、明治時代に日本陸軍の雪中行軍訓練で199名の凍死者を出した所です。ちょうどそのときに気象官署における日本の最低気温の記録、旭川で-41度が観測されたということもあって、未曾有の大寒波に見舞われたというタイミングでの事件だったのでしょうが、そもそも八甲田山は寒いところなのでしょう。八甲田山を除くとあとは1日ポカポカだったら消えそうな積雪です。つまり、別格の八甲田山を除いて、事実上 本州の積雪観測は全滅ということになります。27日~28日に北日本を中心に降雪がありそうですが、これも正月のポカポカでじきに消えそう‥。


●おたけさんが指摘してくださった通り、淡路島南部の野菜栽培も確かにピンチですね。野菜の生育が早まっています。暖かいだけでなく雨も多すぎますね。生産過剰で価格低迷だけでなく、鍋物需要が盛んになる厳冬期に出荷するモノがないという事態になりそう‥。圃場によっては高温多湿のためか病害も発生している模様です。とくにレタスが畑の中でやられていますね。レタスの葉がしおれたり、茶色く腐っているのをあちこちで見ました。

でもさァ、野菜によっては素晴らしい出来栄えです。寒さに弱い野菜のよくできることには、驚かされます。吾輩が自給自足用に植えてあるエンドウ豆の出来栄えにはほれぼれとします。エンドウは寒さに弱く、寒い地方では春に種まきするぐらいで、淡路島じゃいちおう秋まきですが、冬の寒波襲来で育った枝や葉がやられます。寒害全くナシで作れるのはやはり九州南部あたりで、淡路島はエンドウには寒すぎますね。冬場にはあまり実 (み) が成らないのですが、ところが今年はいま実が沢山なっています。 「さやエンドウ」 ではなく、「実エンドウ」 が年内に出来るなんて初めてです。異常な暖かさの賜物といえましょう。ま、思うんですが農業には気象災害がつきものです。で、寒さに強い作物、暖かい方がいい作物、複数の作物をいろいろ栽培すれば、一方は沈んでももう一方は浮かびます。そういう一種の保険をかけるべきでは? 投資と全く同じで、タマゴは一つの籠に盛るな、です。一つの籠に全部を盛ると (単一作物大面積栽培をやると) 当るといいんですが、思惑違いになると目もあてられません。なお、これは非農家の勝手な放言であります。



ポカポカ陽気で、なんと年内に実エンドウが出来た!
兵庫県南あわじ市 (淡路島南部) にて、播種は8月の終り、10月終りごろからさやエンドウの収穫、ちぎり損ねたものが実になっています。実は溜めておいて分量がまとまったら煮て食べます。
年内に実エンドウが出来た
↑ 吾輩が自給自足用に栽培しているものなのですが、年内に早くも 「実エンドウ」 ができています。暖冬のおかげです。収量が少ないのですが、それは、あくまでも 「さやエンドウ」 で収穫しているからで、葉陰で隠れていて見落として、収穫しそこなったさやエンドウが日数を経て実になっているということです。実にして収穫しているのではないので少ないわけです。とにかく、年内に実エンドウが出来るなんて初めての経験で、今年の暖秋・暖冬の程度が窺われますね。暖冬が全ての野菜にマイナスというわけじゃ絶対にないわけです。暖冬のほうがいい野菜もたくさんあるわけです。

●さて、異常天候早期警戒情報でポカポカ陽気が予想されたとしても、スキー場や農家は何か打つ手はあるのか? と申せば何もありません。対症療法的な小手先の対策はできるかもしれません。造雪機をフル稼働させるとか、野菜を栽培しているビニールトンネルのビニールをまくりあげるとか、暖かいとどうしても雨が多い傾向なので畑の排水を良くするために暗渠排水 (明渠排水) 工事をしておくとか、いろいろ小手先は考えられるのですが、それらは日々の天候を見ながら常にしていることであって、何か抜本的な新たな手はありません。そもそも気象をコントロールすることは不可能です。人工的に雪を降らせたり、気温を下げたり出来ないわけです。莫大な資材やエネルギーを投入すれば局所的には可能かもしれませんが、経済的に収支計算が全く合わないだろうし、広い範囲では絶対に不可能です。自然というのは揺らめく炎のように常にゆらぎがあり、動あれば静、明あれば暗ありのように、寒暖の大きな振幅を繰り返すわけで、変化や変動が自然の本質です。大きく変化するのが異常なのではなく、もし平年値の通りに推移してほとんど変化しなければそのほうが異常です。ま、気温の派手な乱高下は当たり前といえば当たり前であって、これはどうしようもなく、受け入れるしかありません。気象庁はそんな当たり前のことを、実用的には何の役にも立たないのに、気温がかなり高くて異常だ! 気温がかなり低くて異常だ! と常に叫ぶのは、たんなる統計的な興味からか、あるいは、おそらく、国民から “税金という みかじめ料” をとって運営している手前です。たぶん。あれもしている、これもしている、国民の皆様方の生命や財産を、凶暴で恐ろしい気象現象からお護りするために頑張っているんですよ、と言える為だろうと考えられます。



       *************************************

おたけさんのコメント

>暖冬が全ての野菜にマイナスというわけじゃ絶対にないわけです

うまく天候を利用できる人と出来ない人、結果的にうまくいった人が言うのに、7月ごろにスイートコーンを出荷するのですが、6月になって出荷している人が居たのでお話を聞いたら、普通4月に種まきするのを2カ月早く野菜用培土を使ってセルトレイに種を落とし野菜トンネルの空きスペースで苗を育てたそうです。そして彼岸頃に田んぼへ定植それで6月に取れたそうです。

絶対無理が何かの拍子で 「上手くできた!」 運がよかったと言うだけですが聞いて驚くばかりです。



山のキノコの返信
たしかに、運が良かっただけと言わざるを得ないですね。苗は温室で育てることもできるから可能だとしても、問題は田んぼや本畑に定植したあとでの低温や霜ですね。三原平野は意外に冷えるところです。阿万塩屋にある アメダス南淡の観測データ を調べてみました。アメダス南淡は2004年に福良の水源地の近くから移転しているので、2005年以降の11年間の観測統計では‥、

3月下旬、彼岸の23日以降に、なんと6回も氷点下を記録しています。氷点下じゃ、せっかく植えた苗は一発でやられますね。

2005年 3月26日 -0.2度
2010年 3月27日 -1.7度
2011年 3月25日 -1.9度
2011年 3月28日 -1.4度
2015年 3月26日 -0.6度
2015年 3月27日 -0.2度

次に、4月の低温を調べてみました。年ごとの4月の最低記録です。さすがに氷点下はありませんが、4月中旬や下旬でも3度や4度が観測されています。無風ならば4度以下になると霜が降りる危険性があります。気温は地上1.2とか1.5mで測るのですが、上空に寒気が侵入して無風で放射冷却で冷えるときには、胸高の位置よりも地表付近のほうが温度が5~6度下がるのが普通です。これが気温が4度でも霜が降りる理由です。

2004年 4月1日 2.7度    2010年 4月25日   2.5度 
2005年 4月5日 2.3度    2011年 4月5日/6日 1.3度
2006年 4月1日 0.7度    2012年 4月8日    0.9度
2007年 4月5日 1.9度    2013年 4月13日   2.1度
2008年 4月4日 4.1度    2014年 4月7日    0.6度
2009年 4月3日 0.2度    2015年 4月18日   3.5度

これらは完全に霜が降りる気温です。霜に当たればスイートコーンの苗は一発でやられますね。5月になればなかなか10度以下にはならないので、4月種まき、5月に入ってから発芽では大丈夫でしょうが、彼岸に田んぼに苗を定植して6月に収穫できたというのは、運が良かったと気象観測データから言えますね。

たぶん、(現在の状況みたいに) 非常に顕著なエルニーニョ現象が発生して、日本付近が平年値を大幅に上回る高温域に入り、しかも、ちょうど3月下旬から4月末に平年値からの高温偏差のピークが重なったのではないか? と想像します。さらに考えたのですが、三原平野といっても冷気が溜まりにくい小高い丘の斜面にその田んぼがあったとか? ファームパークあたりはそんな地形です。西淡の山裾とかも。ひょっとしたら灘地区のような山の南側の斜面では地形的に無霜地帯になっているから、行けるかも?


ところで、野菜ではなくミカン類やビワなど果樹では、ポカポカ陽気でなきゃダメですわ。ちょっとした寒波でじきにやられてしまいますわ。わたしが自給栽培しているスイートスプリングという品種の柑橘類ですが、去年12月~今年1月の寒波でメタメタにやられましたわ! 今回は収穫はゼロです。やっぱり、暖冬が困るのか、暖冬のほうがありがたいのか、同じ農業でも栽培する作物によりますね。


暖かいことは良いことなのに、警戒しなければいけないのか?
異常天候早期警戒情報って、なんなんだろう?

●朗報ですね。四国、九州、近畿ではポカポカの暖かいお正月になりそうな予測です。ぜひとも、当ってほしいと思います。吾輩はお正月には薄くて寒い衣装で過ごさなければならない特別な事情があるので、去年みたいな寒いお正月は嫌だなあと思っておったんですが、これはとても嬉しい警戒情報です。暖かい異常なる天候をシッカリと警戒してお正月を乗り切りたいと思います。

●数値予報天気図を見ると、初期値21日21時で6日後の27日21時の計算では、850hPa高度 (約1500m上空) で-6度の等温線が西日本太平洋側まで南下、-9度線が瀬戸内北岸までやってくる予想です。また四国山地で降雪の可能性が非常に高く、今度の雪は多くなるかも? 30センチか40センチ? 矢筈山では50センチ以上? と期待できます。性懲りもなく都合がつけばまた雪見に行きたいところ‥。旧 三加茂町の桟敷峠 (1020mぐらい) か、ちょっと遠いですが四国88か所巡礼の最高標高の雲辺寺 (928m) なんかもいいかも?

ところが寒波襲来は一両日だけで、対象期間のうち年末から正月にかけて異常な高温だというのです。とてもありがたいハナシです。山の上に雪を見にいくのは面白いのですが、寒いのはまっぴらごめんで暖かいのは天国なのです。ぜひ当ってほしいものです。異常天候早期警戒情報の当たる率ですが、7日間平均気温が 「かなり高い」 の適中率は約63%、 「かなり低い」 の適中率は約49%、当るも八卦当たらぬも八卦よりはマシ程度。

●さて、ここで大いに疑問なのは暖かいのは警戒することなのか? です。暖かいといっても、その予報区全体で7日平均気温がたいていは平年値から2度程度上がるだけです。地点により日によっては、日平均気温が平年値よりも10度も高い天国みたいな暖かい日があるかもしれませんが、そんなのが連日続くハズがなく、そういう1日か2日飛びぬけて暖かい日があることが7日平均気温を押し上げる面が大きいのじゃなかろうか? ともかく冬が夏になるほど暖かいのならば問題も起こるでしょうが、少しぐらい暖かいのをなんで警戒せにゃならんのだろうか?



気象庁ホームページ 異常天候早期警戒情報 から、くだんの図を借用します。
異常天候早期警戒情報


「かなり高い」 の意味は? 引用します。
階級区分値
ということです。


“暖かいこと” はとてもいいことなんです。
けっして、警戒すべきことなどではありません。


●ようするに、30個の標本があって、上位3個に入れば 「かなり高い」 ということのようです。もし、それが正規分布する現象であるならば、せいぜい標準偏差の2倍程度偏差すればいいわけです。あるいは10年に1回の頻度で起こればいいわけです。そもそも 「異常」 なる言葉の定義はあいまいで、その判定基準もハッキリしないようですが、ま、だいたい統計的には、標準偏差の2倍 (±2σ) かたよるか、30年に1回の頻度で起こる程度、とされていますよね。そんなの普通に起こることであります。むしろ、起こるのが当たり前なのであって、起こらないほうが 「異常」 なのです。で、 「警戒しなさい」 などと言うほどのことなのか? という疑問があります。ていうか、警戒の大安売り、またオオカミが来るぞ! になってしまいそう‥。 

そもそも警戒などという言葉は、大きな気象災害の危険が迫り、何も対策をしなければ大変な人的被害や経済的損失が起こりそうなときに、その被害や損失の最小化を図るために、前もって注意や対策をしなさいと呼びかける言葉です。 たとえば、室戸台風 (上陸時に911.6hPa) の再来だ、風速70mだ! 厳重に警戒しなさい! とか、富士山が300年の沈黙を破って噴火するぞ! 大江戸の町は火山灰で大混乱だ、警戒しなさい! など、そういう時に使う言葉なのです。気象庁は年がら年じゅう、異常天候早期警戒情報を出しています。もちろん、本当に警戒せねばならない気象現象・気象災害は時々ありますが、警戒などという言葉は (異常という言葉も) そう年中 気易く言う言葉じゃないですわ。警戒じゃなくて注意 (異常天候早期注意情報) ぐらいでもいいのではないか?

●それから、夏の高温期には熱中症で犠牲者が結構でるから、夏には平均気温がかなり高いのは警戒しろというのは分るんですが、寒い時期に気温が高いというのはポカポカと暖かいことです。これはとてもいいことなんです。警戒すべきことなどではなく、歓迎すべき好ましいことなんです。春みたいにポカポカと暖かいから警戒しろというのはおかしくないか? 警戒すべきであると言うからには、ポカポカ陽気で死者が出たり経済的被害が出なければなりません。ポカポカ陽気で死者が出たなんて寡聞にしてまだ聞いたことがありません。ポカポカ陽気で経済的損失を受けるのはスキー場ぐらいでしょうか? 除雪が冬の収入源になる建設会社なんかも? 灯油の需要が減るスタンドも? それから防寒着など冬物商戦の不振で商売人も? ま、そのかわりにポカポカ陽気が利益になる業種もありそうな感じがします。暖房費や服飾費が節約できた分のお金を、消費者は別のところで使いそう! スキー場がダメだったら、別の所に行って遊ぶと思うけど‥。とにかく大部分の業界も人々もポカポカ陽気で困ることなどありません。ポカポカ陽気で沈むところ浮かぶところ様々あるかもしれませんが、でもまあ経済全体では別にそれで不況になるわけでもなし‥。なんで暖かいのを警戒しなきゃならんのやろか?。


なお、「異常天候早期警戒情報」 が全く意味がない、などと申しているのではありません。豪雪地帯じゃ春先のポカポカ陽気で山の融雪が一挙にすすみ、川の増水や、ときには融雪洪水というふうなことがあるかもしれないし、そういう面での警戒は要るでしょうし役立つものと思われます。農業で西日本でも内陸部で4月に晩霜でけっこう被害が出ることがあります。そういうときにもこの情報は役立つはずです。拙稿は四国・九州・近畿での冬のポカポカ陽気が本当に警戒するべきことなのか? という点について疑問を呈するものです。


       ***********************************


おたけさんのコメント
>ポカポカ陽気で経済的損失を受けるのはスキー場ぐらいでしょうか?

こんばんわ

農家も寒くならないと野菜が予定した収穫時期に取れなくなり、収穫がずいぶん早くなってしまい、野菜があふれて価格は暴落します。市場価格に依存しているので、漁師や農家は買ってくれる仲買人に価格設定されているのが現実ですね。 11月からずっと安値が続いてます。

農家のおっさんがボヤく言葉に「高いのは血圧と気温だけじゃ」(^^;
どう返事してよいのか分からないですね。



山のキノコの返信

おたけさん、今晩は。せんどぶりです。

そうですね、いま野菜の生産者価格は安いですね。わたしも自分の仕事で管内を細々と巡回 (?) していると、あちこちで野菜を農家の人から頂戴しています。白菜をいっぱいもらっても食べきれないので、たるで漬物にしています。ま、野菜を頂戴するのは安いからで、出荷価格が高いときはなかなかくれませんね‥。

農家側の生産者価格が安いからといって、都会の消費者側が安くて嬉しいかといえば、そうでもないところが難しいところです。中間で口銭がいかに取られているのか? あるいは価格暴落を少しでも防ぐために出荷調整がされているのか? 本当は農業は市場経済ではなく計画経済でやらなきゃならない分野でしょうね。米でも野菜でも一人が食べる分量はおのずと決まっていて、収入が倍になったから2倍の米や野菜を食べるわけじゃないし、収入が半減したから食べるのも半分に減らすというわけにもいきません。結局、社会全体での需要はほぼ一定で、そこにちょっとポカポカ陽気で生産過剰になれば価格暴落、逆に寒波が続いて生産不足となれば価格は暴騰ですわね。暴騰しても、出荷する品物がない‥。農家の人が言ってましたね。 「バクチをしよるみたいなもんじゃ」

経済学で言うところの、“価格弾力性が低い” 典型例が農産物ですね。値段が上がろうが下がろうが、需要はほとんど変わらない‥。逆に、需要はほぼ一定だから僅かの需給バランスの変動で、価格は激しく乱高下です。ま、野菜の値が高くて、「植えてある野菜が500円玉に見えてくるわ」 なんて言って笑顔がほころぶときもたまにはあるから、良しとするしかないですね。

実は、ポカポカ陽気で困る業種に野菜農家の事例を書きかけたのですが、やめました。野菜の安値を喜ぶ消費者のほうが人口比率では圧倒的多数で、生産者と消費者は利益相反関係であるので、消費者的にはポカポカ陽気は悪いハナシではないですし、私も農村のなかで農家の人々と付き合いがあるので、「あんた野菜が安値で大変でしょ」 みたいな余計なお節介を言わない方が無難ですし、気象台が早期警戒情報を出したところで、天候次第のことなのでどうにもならんし、色々書きかけたら次から次へとハナシが拡散して、あれもこれもで収拾がつかなくなるから、見て見ぬフリです。




四国の山に雪を見に行こう! (その3) 写真28枚一挙掲載
剣山登山口 見ノ越への初冬雪見写真を、なんと28枚も一挙に陳列します。撮影は2015年12月18日午前中です。

●ところで、10shinranman さんの山行報告の入電がありました。(アップされた) 20日に矢筈山 (1849m) の前衛峰の石堂山 (1636m) に旧半田町側から登られたようですが、終始ツボ足の苦しいラッセル状態で難行を強いられたようです。降雪は17日で3日後の入山ということになるようですが、その間の積雪の消耗を考慮にいれると、やはり矢筈山周辺では積雪が多かったようです。落合峠へとも考えたそうですが、無謀だという判断で半田町から行ったとか。ま、冬期の落合峠へは通行止めになるということではなくても、積雪が多いとこですね。ま、あそこは四国屈指のスノーアタック軍団、阿波泥暴さん (泥棒とは字がちがう) らの行くところ。リフトアップ車以外は進入禁止。


スキー場を後にして見ノ越へ向かいます。
↓ 夫婦池のほとりにあるラ・フォーレ剣山は既に冬眠に入っています。営業再開は4月だと思いますが、例年4月もかなり遅かったと思います。
ラ・フォーレ剣山は冬眠に入っています

↓ ここがつるぎ町と三好市の境界です。海抜は1450-1460m。つるぎ町はその名に反して町域は剣山から外れています。剣山山頂は三好市、那賀町、美馬市の3市町が接する境界であってつるぎ町は完全にカヤの外です。そういう意味では 「つるぎ町」 の名はインチキです。
ここからは三好市

↓ 重厚な名峰、三嶺 (1894m) が見えてきました。徳島・高知県境にありますが、高知県側では 「さんれい」 徳島県側では 「みうね」 と呼び名が異なります。
三嶺(さんれい/みうね)が見えてきた

↓ 三角錐のやや尖った山容の次郎ギューが見えてきました。標高は1930m。剣山は別名 太郎ギューです。両山は兄弟なのでしょうか? ギューは漢字では 「竹冠」 に 「及」 ですが捜すのが邪魔くさいのでカタカナ表記です。
ジローギューが見えてきた

↓ その太郎ギューこと剣山が見えてきました。海抜は1955m。朝日を受けて神々しく、霧氷で白っぽくて山の幽霊みたいです。逆光写真となりました。
朝日をうけて神々しい剣山

無事に、事故もなく、見ノ越に到着!
↓ 登って来る道すがらアイスバーンのところもあって少し滑りましたが、無事に、事故もなく、神仏およびご先祖様のご加護もあったのか? 見ノ越に到着しました。感謝再拝。 なお、蛇足ながら、老婆心から、じゃあ、わしも行ってみようと思われた方は十分な雪道走行装備でお願いします。以前に100名山巡礼で札幌から来たという登山者と話したら、「こりゃあ、北海道の道より恐い道だ」 と言っていましたよ。積雪状態も標高に応じてシャーベット状、乾雪状態、凍結路面、急傾斜+連続急カーブ、道は狭隘、除雪があるかどうかは行かないと分からない、スキー場が稼働していたころのような丁寧な除雪はもうなく、1台がやっと通れる幅の除雪、対向車が来たらえらいこっちゃ!、山の南側に回れば雪があったり、突然になかったり、吹き溜まりに突っ込んだりと、状況は目まぐるしく変化します。いちおう国道とはいえ、酷道ファンの間では全国的に有名な酷道439号線 (よさく) と1番違いの438号です。ガードレールの無い所も随所にあります。もしスリップして道から踏み外したら谷底まで回転落下、過去に例があります。それから、なんせ山岳道路なので積雪の下に落石が隠れていたり、大雪で樹木が倒れたりということもあります。鋸も必携です。北日本の道路みたいに路肩や側溝の位置を示す親切な標識などないからハマリ易いし、ハマっても救援隊なんか簡単には来てくれません。自力脱出できず結局徒歩で下山、峠などで放置された越冬車 (?) がしばしば見られます。吾輩としては四国山地内への冬期雪中ドライブはあまりお奨めはしません。 行政もこうゆう呼びかけをしています。 チラシの中で、日本海側でも北陸でもないのに 「集中除雪」 などという言葉が使われています。

道路は高速道路・一般国道・県道以下の道路ごとに管轄が異なるので、全ての道路を一元管理している公的機関は見当たらないのが国民側から見て大変に不便ですが、次のサイトを冬に閲覧すると、 とくしま林道ナビ四国地方整備局 道路情報提供システム徳島県土防災情報管理システム、 12月~3月の間は積雪で通行止めだとか、チェーン必携だらけです。これらのサイトを冬に閲覧すると、四国山地の山間部は南国じゃ全くないことが良く分かります。

見ノ越に到着

↓ 春から秋までの登山シーズンに、大変に賑わった登山リフトも冬眠にはいっています。ひっそり閑としています。
登山リフトも冬眠中

↓ もちろん民宿も食堂も冬眠中です。営業再開は4月下旬だったか? 
民宿も食堂も冬眠中

↓ 丸笹山 (1712m) を見上げましたが山頂は見えません。
丸笹山を見上げた

↓ ウラジロモミ林も雪化粧していますが、まだ積雪が少ないのでモンスター風には見えません。でも、日本海側で豪雪で悲鳴を上げる年には、お余りの雪がこちらにも流れて来て、ときには山形県蔵王山みたいなモンスターが見られることもたまにはあります。10年ほど前でしたか、ここ見ノ越で積雪5m! なんと5m! (ただし吹き溜まりで) 徳島新聞の記事になりましたよね。
ウラジロモミ林も雪化粧

駐車場の二階部分で、阿波タヌキ合戦よろしく走りまわる。
↓ 登山リフトに隣接する第一駐車場の二階部分です。広い駐車場ですが、今日は独り占め! これこそ平日に (金曜日) に来られる特権です。いくらなんでも日曜日にはこうはまいりません。
第一駐車場の二階

↓ 積雪は22センチぐらいか? 場所によって深かったり浅かったり積雪にはムラがあります。あちこち測ったらだいたい20~25センチの範囲です。
積雪は22センチ

↓ 贅沢にも独り占めで走り回りました。阿波のタヌキ合戦の跡みたいな荒れようですが、リフトは冬眠中なので今は鬼はいません。(以前、別のことで怒られた!) 実は、急ブレーキをかけたら滑るか? どのあたりまでは大丈夫か? など雪道走行の練習です。 ほんとうは我流ではダメで、機会があればパリ・ダカール・ラリーを制覇した 篠塚建次郎 氏のようなプロ中のプロの指導を受けたいところ‥。
贅沢にも独り占めで走り回った!

トンネルをくぐっても、淡路島は見えなかった。
↓ さて、次はトンネルをくぐって旧 木屋平村側へ。通常は12月1日から木屋平村へのルートは積雪で閉鎖のハズですが、何故かバリケードがありません。今年は暖冬で雪が遅かったからでしょうか?  吾輩の勘違い、閉鎖期間がほぼ固定的なのがスーパー林道で、あとは積雪状態によって早遅があるみたい。
トンネルをくぐった

↓ 美味しそうな 「つらら」 です。トンネルの壁や天井から染み出す水が凍ったものなので地下水みたいなものです。水が凍るときに不純物を除去するので綺麗な氷のハズです。たとえば海水が凍ったらその氷には塩分がありません。塩分という不純物は除去されます。で、この氷を魔法瓶にいれて持ち帰ると上等なお土産です。水割りにするのもよし、かき氷にするのもよし。冬のアイスは美味いです。
美味しそうなつらら

↓ 川端康成は 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 と言うたけど、見ノ越の長いトンネルを抜けると淡路島が見えた、です。晴れて空気が透明ならば左右の山の間に淡路島が遠望できます。逆に淡路島の海岸から高倍率の双眼鏡でみたらこのトンネルが見えます。かすみと雲が邪魔して今日はダメですが。
淡路島は見えない

↓ 赤帽子山 (1620mぐらい) を見上げる
赤帽子山を見上げる

↓ 四国山地の主稜線のいちばん東の端のほうを見ました。高城山 (1632m) は雲に隠れています。剣山スーパー林道は12月1日にピシャリと閉鎖されたので、3月31日まで高城山へは行けません。(ただし歩いてならば可)
高城山方面を眺める

↓ 見ノ越に戻って、第二駐車場の二階部分を見ました。朝のうちには1台車が上がっていましたが帰ったようです。左の山は三嶺、右の山は塔丸 (とうのまる、1713m) です。
第二駐車場の二階と三嶺

さて、ぼちぼち帰ります。
↓ 帰りしなにもう一度、見ノ越を振り返った。今度いつ来られるかな? それは降雪しだいで分りません。26日~27日にまた冬型の気圧配置か? 29日か、30日あたりに南岸低気圧が西日本の南海上を通る可能性も‥。 太平洋側の高い山ではむしろ南岸低気圧による降雪のほうが一回あたりの積雪は多いです。ときには一晩で50センチから1mもあり得ます。 ひょっとすると諭鶴羽山の中腹から上でも積雪があるかも?
もう一度、見ノ越を振り返る

↓ 剣山を再度見上げます。
剣山を再度見上げる

↓ ズームインすると山頂の雲海荘が見えます。頂上ヒュッテの別館ですが、11月23日で山小屋は営業終了ですが、正月の間だけ小屋が営業されるようです。去年は元旦に猛吹雪で見ノ越でも一挙に80センチの積雪で、登山客が大変な目に遭ったそうです。今年はあまり雪のないお正月か? どうなんでしょうか。気象庁の短期予報はともかく、ちょっと先の予報になったら当らないです。昔は 「気象台と唱えたら腐ったタコでもあたらない」 と言われましたが‥。
雲海荘が見えます

↓ 登山車道中の展望所ですが、ここで三嶺と塔丸を眺めながら昼食の弁当を食べます。四国には山名が 「~山」 というのではないのが多いです。 「~丸」 では天神丸(1632m)、旭ヶ丸(1020m)、湯桶丸(1372m)、神戸丸(1149m)、吉野丸(1116m)、貧田丸(1019m)、この 「丸」 は山の意味があるので普通は山をつけないのですが、付ける場合もあります。高丸山(1439m)、日ノ丸山(1240m)、 五ノ丸山(823m) など。「丸」 は恐らく山上の見張り所とか、山城とかの意味だと思います。
登山車道中の展望所
三嶺と塔丸

↓ 重たそうです。早く払いのけてと言っているような気がします。
重たそう

↓ 吉野川の支流の一つである貞光川 (さだみつがわ) です。青い色の流れです。たしか、以前に、九州から北海道まで全国にはあまたある川の中で水質日本一! に輝いたことがあったと記憶しています。
青い貞光川

剣山は遠いから、ここでもいいわけです。
↓ これは阿波富士と讃えられる秀麗な高越山 (1133m) ですが、帰りしなに美馬市脇町から見上げました。高越山の北西側から見たのですが、ここからは富士山型に見えません。これから厳冬期になると剣山よりも遥かに標高は低いですけれども、この山も中腹から上は白銀に輝きます。で、雪見には剣山は遠いからここでもいいわけです。徳島県在住者でもたとえば徳島市内から剣山までは非常に遠いです。で、1~2月の日曜日は高越山の山頂近くのつつじ公園は雪見客でけっこう賑わいます。
高越山
高越山




四国の山に雪を見に行こう! (その2)


待ちに待った天然雪での初すべり!
剣山スキー場に朝8時に到着したのですが、先客が1台来ていました。 衣装を着用したり板を出したりと、スノーボーディングの準備をされています。待ちに待った初すべりなのでしょうか? 吾輩はスキーもスノーボードもしないし、したことも全くありませんが、こよなく雪を愛する (?) という点では共通性があり、登山道で他の登山者と出会ったときの挨拶の感覚で、話しかけてみた。
先客がスノーボーディングの準備

「おはようございます。降りましたねえ」
「やっと降ったけど、ちょっと少ない感じです」
「10センチぐらいですか? あるいは20センチ?」
「そう、20センチぐらいですね。もうちょっと期待したんだけどね‥」
「滑るには、50センチ欲しいところでしょうね」
「お宅は雪を見にこられたのですか?」
「ええ、そうなんですわ。淡路島からです。大鳴門橋を渡って、徳島自動車道を素っ飛ばしてきました。淡路島じゃ雪なんて見られへんから、よくここへ来ています。剣山はいい山ですわね。地元の方ですか?」
「はい、土地の者ですよ。森林の中をトレッキングするというイベントをやってまして、今日は下見にきました。もうちょっと降っているかと思ったんですが、ちょっと少なくて残念です。これからゲレンデを登って上のほうを見てきますわ」
「じゃあ、どうも、どうも、お気を付けて‥」



↓ ロッジ横のテラスのようなところから、北西方向にある矢筈山 (1849m) を眺めたところです。矢筈山は地形的な要因で、四国山地東部で一番積雪が多い山です。山頂近くの陽の当らない谷では5月まで軽々と雪が残ります。
北西方向の矢筈山のほうが積雪は多いはず
↓ 棒杭の周りだけ積雪がくぼんでいますね。春になって樹木の周りが真っ先に雪が溶けますが (いわゆる根開き)、木の肌は黒っぽいから陽光で暖まるからだとか、樹木の幹は春の生命力で熱をだし温度が高くなるためだとか、妄説がこともなげに流布しています。しかしながら、棒杭や電柱や樹木の幹などは、空気の流れに竿さす障害物です。で、風の流れは棒杭などの周りでは回転運動となり、雪が積もりにくくなりますね。単純にそれだけのことであるのに、変な妄説を信じる人が多いのにはビックリです。多くの人は観察などしないようです。
棒杭の周囲がくぼむ

●さて、スノーボードの板を担いだその方がゲレンデの上のほうに登って行ったあと、吾輩はロッジの周りで写真を撮ったり、気温や積雪を測ったり、雪景色を観賞したりで小一時間おりましたが、そのスノーボーダーさんがきれいな雪煙りをあげ、雪面にあざやかなシュプールを描いて颯爽と滑り下りてきました。勝手に動画を撮るわけにはいかないから動画はありませんが、かなりのベテランのようです。やはり世の中には体力や運動神経の優れた人がいるものだと思います。もし吾輩がまねをしたら間違いなく大怪我をするのがオチでありましょう。ちなみに、むかし山岳会に入会しようと見学に入ったことがあるのですが、もし入っていたらほぼ間違いなく今生きてはいないでしょう。おそらく殺されています。

「積雪20センチでも滑れるんですね。上の方はもっと積もっているんですか?」
「同じぐらいです。降りてくるのは一瞬ですわ」
「そうですわね。リフトなしで歩いて行くのは大変ですね。そう何回も滑れませんね。スキー場が再開したらいいのにね」
「そうなんだけど、リフトも施設もみな錆付いています。もはや再開は無理なんです」
「そりゃあ残念だ。スキー場があったころは、スキーをしない私らでも昼飯だけは食べられたんで便利でしたけど、残念ですね」



クロマツに着いた霧氷の観察
↓ ゲレンデを少し登ったところにあったクロマツの木です。霧氷が付着しています。雪じゃありません。樹上に積もった雪は強風ではたき落とされたようです。その後、はだかになった葉や枝に霧氷が付着したのでしょう。
クロマツに付着した霧氷
↓ 雪の残った枝がありました。これを見ると、積雪と霧氷は別物、その形成過程は全くちがうことが分かります。
霧氷と積雪は別物
↓ 雲 (その中に入れば霧と同じ) の過冷却の小さな水滴が次々に風で飛んできて、葉にぶつかって凍りつきます。次々に風で極微の水滴が飛んでくるので、風上側にどんどん付着成長します。いわゆるエビの尻尾です。
風上方向に成長する


剣山の北東斜面の美しい霧氷
↓ これはスキー場ではなく、剣山登山口の見ノ越に移動して、トンネルをくぐって木屋平村側から剣山北東斜面を望遠で眺めたものです。標高1700m辺りだろうと思います。樹木のシルエットから野生化したカラマツのようなものが見えています。カラマツ (落葉松) の霧氷は非常に美しいものです。その場所まで行って撮ると非常に綺麗な写真になると思います。今日は軽アイゼンならば持っていますので、この積雪の状態ならば行けなくもないのですが、見上げただけでしんどそうだわ‥。やっぱり、吾輩は山登りじゃありません。 それから逆光気味であるだけでなく、今日は大気の水蒸気が多く青空が白っぽくシャープではありません。写真の条件としては良くありません。
陽光を受けた霧氷が美しい
陽光を受けた霧氷が美しい

↓ 霧氷を被写体として見た場合、とにかく抜けるような青空を背景にすることですよね。霧氷に陽光があたって白銀色にまぶしいばかりに輝き、しかも青空は青く澄み切っているほどいいのです。意外にシャッターチャンスは少ないです。霧氷ができるには雲がかからなければならず、雲があれば陽光も青空もありません。つまり条件としては矛盾します。しっかりと霧氷がが形成された後に一挙に晴れたらいいのですが、晴れて陽光があたると霧氷が溶けたり蒸発します。シャッターチャンスの時間幅は非常に短いです。で、多くの写真家たちが足しげく山登りをしますよね。 下の写真は薄い雲があってダメです。いくら待っても完全に雲が消えませんでした。また、この日は大気の水蒸気が多すぎで大空が白っぽい感じ。足しげく来れない場合は、気象庁の水蒸気衛星画像をチェックですわ。 とにかく、これはわが淡路島では絶対に撮れない写真です。
霧氷は青空を背景にすると際立つ
霧氷は青空を背景にすると際立つ





四国の山に雪を見に行こう! (その1)
泰山鳴動してネズミ一匹、降雪は1日だけ‥

本日は2015年12月18日(金曜日)であります。 本日朝早くから、大鳴門橋をわたり徳島自動車道を素っ飛ばして、四国山地の積雪状態を観察してきました。剣山スキー場で20センチ、剣山登山口の見ノ越で23センチの積雪でした。吹き溜まりでは30~40センチぐらいのところも。50センチぐらいが見れるかと思ったのですが期待外れです。撮ってきた写真を陳列します。

●気象庁も気象台も、天気予報のお天気姉さんも、気象予報士も、マスゴミどもも、大変な寒波が来て大雪になるかのような大騒ぎ傾向でありましたが、やや針小棒大のきらいがありました。ま、日本海に南下した寒気も500hPa高度で-40度にまでかなり距離がありましたわね。昨日17日21時の高層観測データで、山陰の島根県米子で-24.6度で、北陸の石川県輪島で-30.6度でした。東北北部の秋田県秋田でも-31.5度 (ただし17日09時には-32.5度) でしかありません。これでは大したことはありません。とりたてて騒ぎ立てるほどの寒気じゃなかったです! 上空の寒気がもう10度下がらなければ騒いではいけなかったようです。予報官でも気象予報士でもない吾輩が言うても説得力はないでしょうが、上空の寒気がもっと強烈じゃないと、背の低い雪雲が高層雲の領域近くまでモクモクと高く発達しませんよね。夏の重量級の積乱雲みたいのじゃないとねえ‥。太陽が透けて見えるような薄っぺらい雪雲じゃ積雪はしれていますね!

●昨日の積雪の観測データでめぼしいもの、各地で特に多いものを拾ってみても、17日~18日の一両日で、最深積雪で、広島県八幡が33センチ、島根県大山で27センチ、兵庫県兎和野高原で22センチ、新潟県守門で33センチ、山形県肘折で39センチ、青森県酸ヶ湯で59センチ(これは前からの積雪だ、今回降ったのは10センチほど) です。 これではスキー場の悲鳴が聞こえてきます。雨乞いならぬ雪乞い祈願祭をしなければなりません。各地のスキー場はまだ開業できないところも多いし、雪不足でお客様が来てくれへんし、開業しても造雪機フル稼働でコストがかさみ商売になりません。各地のスキー場関係者の落胆が想像つきます。ぬかよろこびさせた気象庁は罪なものです。気象庁はぬかよろこびさせた責任をとって、地球温暖化の妄説から手を引くべきでしょうね。100年後の阿呆な予測が当るわけないわな。(問題は、そのころには関係者はほとんどが死んでいます。つまり検証もされないし、責任も取らないのです。)



剣山系では標高400~500mから上で積雪した模様
↓ 17日は剣山地に雪雲がかかっていましたが、降水強度(降雪強度)は弱く、アメダス京上で15ミリの降水量、アメダス池田で13ミリです。この降水量では氷点下の場合は15センチ(13センチ)の積雪です。山じゃアメダスのある人里や低地より3割や5割増しの降水量になることが多いので、20センチ前後の積雪と推定して登って行きましたが推定通りでした。地形的に矢筈山北西斜面は積雪が多くなるので、恐らく30センチ程度か? 山登りたちの報告を期待したいところ。
剣山系に雪雲がかかる

旧 一宇村の剣橋 あたりから樹上に雪が積もっていました。橋の上は凍結状態。
旧 一宇村の剣橋あたりから樹上に雪が

↓ 最初のチェーン着脱場に来ました。18日7時15分です。淡路島南部の南あわじ市にある雑想庵を出たのは5時10分です。トイレ休憩10分したので、正味2時間でここへ来れました。いつもならば真っ暗いうちにここへ来ますが、今日は寝過ごしたわ。
最初のチェーン着脱場

↓ 二番目のチェーン着脱場にきましたが、ここからは地面にも雪があります。寝過ごすとはアウトドアマン失格ですが、夜が明けてのこのこと来たので先客が沢山ですわね! 山登りでも、雪見でもみんな物凄く朝早いです。真っ暗いうちに来ますね。二番目のチェーン着脱場から路面にも雪

↓ 600~700mの標高の高い所に集落があります。このあたりでは西高東低の冷える日には雪です。四国は太平洋側か? 日本海側か? と問えば常識的には太平洋側でしょう。しかしながら、このあたりは太平洋側じゃないです。積雪はさほど多くはないにしても、剣山地の北側の山間部は太平洋側の日本海側です。夏は涼しくてクーラーがいらないでしょうが、冬は雪が降るしかなり寒そう。
集落にも積雪が


朝8時ちょうどに、剣山スキー場 (休業中) に到着。
↓ 元は徳島県が開発した県営スキー場ですが、旧 一宇村に移管され、平成の町村合併で貞光町と半田町と一宇村が合併してつるぎ町が誕生、で自動的につるぎ町経営のスキー場となりました。しかしスキー客の減少で経営難におちいり休業中です。実質は倒産だと思いますが、再開の目途はないと思います。リフトなど施設が錆付いています! もし再開するのであれば素人がみても施設を新しくやり直す必要がありそうですね‥。
剣山スキー場
剣山スキー場

↓ ゲレンデの様子です。積雪は少ないのですが、一面の雪原になっています。朝日を受けると雪原がまぶしいです。
ゲレンデの様子
一面の雪原
朝日を受けて雪面がまぶしい


積雪は20センチ、気温は-6度くらい
↓ 気象観測では、積雪は昔は雪尺で測るものとされましたが、金属製のメジャーを雪面に地面にコツンと当るまで刺し立て、その雪面表面の数字を読みとりましたが場所によって違います。で吹き溜まりでもなく、かといって吹きさらされた所でもなく、できるだけ均質に積もっているところを模索して測ったら20センチ程度です。ゲレンデを登っていくと、履いている膝まである長ぐつがスポッとハマる場所もたくさんあり、吹き溜まりじゃ30~40センチぐらい。
積雪は20センチ程度

● 気象観測では、気温はとにかく気象庁の (気象業務支援センターの) 検定合格証の付いた温度計を使用しなければなりません。でないと正確な気温が測れませんわ。写真のようなものではかなりの誤差が生じます。ダメなんです。市販の安物の温度計を買う場合、並んでいる沢山の温度計の示度が違っています。同じ場所に陳列してあるのに15度だったり16度だったり17度だったりします。上下2度ぐらいの差があるのが普通です。これが検定合格証付きじゃないとダメな理由です。温度でも長さでも測定器というのは案外いいかげんなもので、正確な値を測れるように検定をし、検定合格しても時間経過とともに狂ってくることもあるから再検定や校正が必要です。 しかしながら、じゃあ何万円も10万円も20万円もする温度計を買えるか? ですが我々のような普通の一般の者は買えませんし、買う必要もないでしょう。 

●で、次善の策としてどうしたらいいか? 並んでいる市販の安物温度計はみな狂っていて正確な気温を示しません。正確な気温から乖離した示度なのですが、それぞれの温度計は様々な乖離 (正確な温度からの偏差) をしているのですが、いかに安物とはいえメーカーはできるだけ精確さを心がけて製造しているでしょうから、個々の沢山の乖離値は、正確な温度のまわりに正規分布しているであろう? と考えます。精確な温度あるいはそれに近い示度のものほど多く、かけ離れた示度のものほど少なくなると考えます。この考えが当っているならば、沢山並んでいる安物温度計が何度を指し示すか全部チェックをして、その中間のものあるいは同じ示度のものが沢山あるものを選べば、そう狂いはないかも???

気温は-6度程度
↑ 2015年12月18日午前8時37分、徳島県つるぎ町剣山スキー場のロッジ東側50mほどのところ、海抜1350-1360m地点で、雪面上120センチの高さで測りました。-6.2度ぐらいですが、この時・場所の正確な気温は-5度 ~ -7度の範囲だろうと見ます。

●で、言わんとするのは、気温を測るというのは簡単なようで、全く簡単ではないということです。ブログ等で毎日の気温を発表しているのをたくさん見かけますが、大部分は場所も標高も時刻も周辺環境もどんな測器で測ったのか全く書かれていません。それでは何の参考にもならず、せっかく「観測の成果」を発表しても価値がありません。法的にも違法行為の可能性すらあります。 「観測の成果」 を継続的に毎日ブログで発表したら 気象業務法 第6条違反になる可能性が濃厚です。個人が気温を測るなど気象観測をして、観測の成果 (観測データ等) をブログに発表するだけでも、観測施設の気象庁長官への届け出や、検定に合格した測器の使用が規定されています。本当は各地の気象庁や気象台が広報活動しなければいけないのですが、しないのは職務怠慢ではないか? ま、たぶん、地球温暖化の煽りみたいな利権になることはするが、たいして利権にならんことは何もしないということなのでしょう‥。



↓ ゲレンデの上の方にまで登ってきました。吹き溜まりでは軽いラッセル状態になって非常にしんどいのですが、こんな傾斜が緩い歩きやすいところでも気息延々です。やはり雪山登山する人らはよほど体力優良児なのでしょう。
ゲレンデの上の方にまで登ってきた

↓ 雪面に風紋が出来ています。
雪面に風紋が出来ている
雪面に風紋が

↓ 小さな雪庇のようなものが出来ています。
小さな雪庇のようなものが

↓ 高木の梢の雪はみな風で落とされますが、低木には重厚な雪帽子です。
小低木には厚い雪帽子





今年のヒラタケの発生状況を見に行ったんやけど‥、よわったなあぁ!
今年のヒラタケの発生状況は? ということで見に行ったが‥
淡路島はいびつな二等辺三角形ですが、底辺部分の対向車があまり来ない道路を、紀伊水道の大海原を横目で見ながら軽快に走り、車を停めてからは谷沿いの林道を少し溯上して、コクモンジ (標準和名はシマサルナシ) の稔り具合をも観察し、谷川を渡渉して、やっとヒラタケが発生するエノキの立ち枯れ大木にたどり着きました。しかしながら、ヒラタケはありません。影も形もありません! やはり原木が腐朽化したため、もう出ないのかな? ただし、ヒラタケは西日本ではカンタケ (寒茸) と広く呼ばれています。寒い時期に出るキノコです。で、暖冬のためにキノコの発生が遅れているという可能性も、なきにしもあらず‥。



旧 洲本測候所の気温変化を調べてみると‥
↓ 日々の最高気温は、12月に入ってから今年のほうがハッキリと高く、やはり暖冬を示しています。
今年と去年の気温を比較する

↓ 日々の最低気温でも、12月に入ってからはハッキリと今年のほうが高くなっています。 11月27日に急に気温が下がったものの一時的で、その後は朝の冷え込みはゆるいです。ヒラタケは寒冷刺激があって出てくるキノコなので、暖冬で遅れている可能性はありえます。
今年と去年の気温を比較する


       ***********************************


黒岩水仙郷はまだオープン前で、花ももちらほら
開店はまだなのでひっそり閑としています。スイセンはまだほとんど咲いていませんわね。暖冬だと早く咲くのか? 遅く咲くのか? そういえば子供の頃から何十年となくスイセンを見ていますが、???です。何十年も見ているということは、「観察する」 ということと全く違うようです。「見ている」 というのは何の問題意識も持っていないわけで、ただ目に入っているだけにすぎず、結局、何も見ていないということのようです。 スイセンという植物は寒候期に生育開花する植物なのですが、秋になって気温が下がって球根から発芽するのは間違いないところですが、だとしたら暖秋だと発芽が遅れるのではないか? で、暖秋・暖冬だと開花が遅れる? ちょっと寒い所じゃ開花が春になるところを見れば、冬寒いと開花が遅れる? 暖かくても寒くても開花が遅れる? あるいは、季節は平年よりも暖かかったり寒かったりを交互に繰り返しながらすすむので、その寒暖の変化パターンによって開花は早くも遅くもなる?? ようわからんわね。
黒岩水仙郷

昔、子供のころ、こういうスイセンの植えられた斜面でよく “水仙スキー” をやりましたよね。ミカンを入れる木箱をソリにして斜面を滑るのですが、スイセンの葉はつるつるしてよく滑りますね。ボブスレーみたいで面白いのですが、当然大人たちから大目玉を喰らいます。ま、なんせ昔はスイセンは切り花の売り物で、京阪神市場に出荷していたから怒られるのは当たり前ですわな。
花はまだちらほら

この立像はインチキ、にせものだ!
吾輩はこの黒岩水仙郷がある村の出身ですから、100%確信をもって断言しますが、お登勢などという人物は実在しません。札幌出身の作家、船山 馨 (ふなやま かおる) が書いた小説の中の架空の人物であります。お登勢は、ここ淡路島最南端の灘村黒岩 (なだそんくろいわ) 出身ということになっていますが、そんなのは小説の中の作りバナシです。歴史事実に題材を採った小説であるといっても、実録ではなく創作であり、黒岩に過去にお登勢なる人物がいて稲田家に奉公にいったなどという事実は存在しません。実在しない架空の人物を、実在した人物かのごとく立像をこしらえるのはインチキなのです。
お登勢の立像

錦おりなす南淡路の初冬風情
↓ 赤い紅葉です。ハゼノキです。常緑の照葉樹林のハゼノキは紅葉が非常に美しい樹です。人によってはかぶれることもあるみたいですが毒性は低いです。まだまだ紅葉が正月明けまで楽しめます。
赤い紅葉
↓ 黄色い黄葉です。アカメガシワです。カシワと語尾に名がつくのですが、ブナ科のドングリが成るカシワ (柏) の樹とは類縁関係は全くありません。そもそも、淡路島にはカシワの樹は分布していません。ていうか、そもそも西日本の太平洋側にはカシワはないです。あるのは主に中国山地や日本海側です。
黄色い黄葉
↓ そこかしこで冬の花、ヤブツバキが咲いています。昔はツバキの実 (種子) から油を採ったよなあ。村の中にツバキ油を絞る家(業者)がありました! 子供の仕事にツバキの種子を沢山集めて持って行って、一升瓶の油と交換してもらいました。ツバキ油はとても貴重品で、ツバキ油の天麩羅は盆と正月などめったに食べられませんが美味かったよな!
ツバキも咲いたよ
↓ コクモンジが成っています。標準和名はシマサルナシです。マタタビ科。今年は裏年なのか、実が少ないです。昔はこれが貴重な食料 (食料の足し) だったけど、飽食の今では自生地の住民でも見向きもしないわな。自生種から優良系統を選抜して栽培するのも一興ですが、大玉種のキウイがあるさかい、はやらんわな。結局、忘れ去られていく植物やろか?
コクモンジも成った



また四国山地で積雪がありそう、見に行かなくっちゃ!
100年後の予測は当らない! スパコン数値計算モデルによる、44のアンサンブル温暖化予測はみな外れだ!

前NASA科学者 気候学者のロイ・スペンサー氏のサイト(英文) からCO2地球温暖化否定論・懐疑論派の間では有名な図表を1枚借用します。この図はとても良い図なので、何べんでも引っ張りだします!

全地球的な下層大気の温度 : 44の最新気候モデル 対 実際

数値計算予測と、実際の衛星観測との乖離
↑ 細い線で沢山描かれているのがスパコンによる数値計算モデルによる温暖化予想なのでしょう。 44通りもあるのは、初期値の不確実性から、少しづつ異なる複数の初期値をこしらえて計算したり (初期値アンサンブル)、あるいは、数値計算モデルの不完全性から、パラメーターを増やしたり減らしたり、あれこれといじくりまわして、ちょっとづつ計算式を変えているのであろう (マルチモデルアンサンブル) かと思われますが、で、44通りものアンサンブル予測を示して、確率的に一番起こりえるものが44通りのものを平均したまん中の黒い線なんだよ、と言わんばかりの阿呆な図です。 ところが、赤い線と青い線で示される2つの衛星からの実際の観測と比べると、大きく食い違ってきましたよね! 44のバカ予測はみな外れです! まことに慶賀すべき喜ばしいことです。お赤飯を炊いて鯛の尾頭つきで、温暖化予測の外れを御祝いしましょうね! 温暖化利権者どもには、おめでとうございます!

●なぜ赤飯を炊いて喜ばなければいけないか? と申すと、温暖化利権者どもが 「温暖化は脅威だ」 と主張するからです。実際に人工衛星から観測された気温変動データがスパコン将来予測と大きく乖離してきたということは、その脅威が消失したことを意味するからです。そういう意味では、温暖化利権者こそがこのグラフを持ちだして 「ああ良かったですわね!」 と言わなければなりません。ところがやつらはこのグラフを無視するのに躍起になっています。こんなおかしなハナシはありません。温暖化の恐怖を語る利権者どもこそが温暖化を望んでいるわけです。そういう視点で眺めると、地球温暖化のハナシは自然科学の学説じゃなくて、きわめて政治的なものであることが分かります。そもそも出発点からしておかしいです。そもそもは、NASAに所属していた気象学者のジェームズ・ハンセンが、スリーマイル島の原発事故で新規原発建設が停止して退潮気味だった原発業界からカネをもらって、政治的に仕掛けたのが二酸化炭素地球温暖化説なのです。

●100年後を待たずに、スパコン予測と実際の気温変化とがこれだけ乖離してきたからには、二酸化炭素地球温暖化仮説はもはや何の説得力もありません。嘘っぱちだったことが歴然としています。地球の気温データそのものに工作やインチキがなされていたというクライメートゲート事件もあったことだし、二酸化炭素地球温暖化仮説はただちに棄却すべきです。申すまでもなく二酸化炭素地球温暖化説は 「仮説」 でしかありません。スパコンで計算したらそうなるというだけのハナシで、検証された揺るぎのない学説じゃ全くありません。検証するのは実際の観測データです。実際の観測データは、スパコン温暖化予測が間違っていると言っているのが上掲の図なのです。では、なぜ政治も行政も学者もこんな阿呆なヨタ話にしがみついているのか? 答えは簡単です。カネになるからです。利権にもなります。それから間違っていたと認めると責任を問われましょう。で、絶対に間違いを認めるわけにはいかないのでしょうね‥。利権にする人はそれでいいかもしれませんが、ウソを教えられ洗脳され、その結果そうだと思い込み、環境のためにいいことをしているんだ、しかたないんだ、とカネを取られる側の庶民が、吾輩は哀れだと思います。ていうか、権力者どもの弄するウソが何で見抜けないのか? とても不思議に思います。


ところが、100年後の予測は当らないが、5日後の予測はよく当る! ようになってきました。
↓ 12月12日21時の観測値や解析値を初期値にして数値計算された17日21時の数値予測図です。地上気圧と850hPa高度 (約1500m上空) の気温です。気象庁 数値予報天気図ページ から借用します。
12月21日21時の数値予測図

分かりにくい図なので、西日本を中心にして拡大トリミング、最低限の着色ぬり絵をしました。 ↓ 17日21時の数値予測図
17日21時の数値予測図

●この予測図が当るとするならば、ま、大外れはないでしょうが、850hPa高度で-6度線がなんとわが瀬戸内地方まで南下しています。これでは剣山で推定-9度 ~ -10度で、降水があればサラサラの乾雪です。見ノ越辺りでも雪質がよさそう。等圧線が縦に立っているから風向は北西ないし北寄りの風です。この風向は意外に湖のような小さな燧灘 (ひうちなだ) の上で雪雲が湧いたりしますね。日本海からの雪雲は中国山地を超えると一旦消えますが、北西風が山陽地方を通過し燧灘をわたるうちに再び雲が湧いて、矢筈山一帯が雪雲に覆われるパターンになりそうです。また雪見ができそうです。18日か19日がよさそうです。



ヤーコン芋を収穫し、試食してみた! あまり美味かないわね。
ヤーコンを1株だけ栽培してみた
苗イモは去年の暮に、ヒラタケおよびコクモンジの観察・採集会をしたさいに、参加してくれたおばちゃん、もとい、お姉さんから戴いたものです。下の新聞記事がそれです。 頂いたヤーコンの苗イモを5月の初めにピーマンの畝の横に植えましたが、順調に生育、12月10日にめでたく収穫する運びとなりました。


↓ 2014年12月30日付 朝日新聞淡路版から
2014年12月30日付 朝日新聞淡路版から

余談】 ところで、今年の有終の美を飾る (?) 観察会は? どうなるんでしょうかね? ヒラタケ発生原木がだいぶん腐朽化してきました。新しい原木を探さにゃなりませんが、写真のような立派なものはなかなか‥、ですわ。実は、冬が乾燥する瀬戸内式気候の条件下ではヒラタケの発生は厳しいです。天然エノキタケの出る木はけっこうあって、「これが天然のエノキタケかあ! 栽培品とずいぶん違うなあ!」 と驚きがあって面白いんですが、収量は吾輩が味噌汁の実にする程度です。残念ながら大勢で収穫するほどの収量がありません。 

それから、12月17~18日にかけて850hPa高度 (約1500m上空) で-6度の等温線が瀬戸内海まで南下する気象庁の予測です。だとしたら、また剣山に雪を見にいかなくちゃ。今度の寒波は、西風じゃなくて北西季節風です。つまり里雪型じゃなくて山で雪が多いパターンです。このパターンでは、東西走向の四国山地にぶつかった北西季節風が山地北斜面に沿って西風に強制変更させられ、そこに中国山地を超えて燧灘 (ひうちなだ) を渡った北西風と合流、徳島県西部で地形的な要因の収束帯が形成されることが多いです。矢筈山 (1849m) あたりで予想外の積雪になるパターンです。雪見は剣山じゃなくて旧 三加茂町の深淵がいいかも? つまり雪見に忙しい‥。
 


まず、ヤーコンがどのような植物なのか観察
↓ ヤーコンの草姿です。草丈は1m50センチぐらいです。良く育つとヒトの背丈ぐらいでしょうか? これがヤーコンだと知らなかったならば雑草みたいです。

ヤーコンの草姿

↓ 根元をみると十数本の茎が株立ちになっています。茎は枝分かれすることはなく真っ直ぐに伸びています。
十数本の茎が株立ちになる

↓ 葉は掌ぐらいの大きさで対生です。1つの節から両側に2枚葉が出ています。葉身を観察すると3本の葉脈が目立ちます。葉柄にはヒレ状の翼があります。葉の表面も裏面も毛が非常に多いです。触るとざらざらしています。
葉は、葉柄にヒレ状の翼がある

↓ 花は典型的なキク科の花で頭状花序です。つまり小さな花の大集合です。常識的に1つの花と見えるものは、中心に多数の筒状花 (つつじょうか) があり、周辺部に舌状花 (ぜつじょうか) がとりまいています。写真では舌状花は16個みえています。黄色い花びらみたいなものですが、それぞれが1つの花です。
花は、舌状花が十数枚ある

↓ 花柄 (かへい) は長く、毛が多いです。
花柄は長く毛が多い

↓ 茎にも毛が非常に多いです。ヤーコンは茎にも葉にも毛が非常に多い植物のようです。
茎にも毛が多い

観察が終ったので、ヤーコン芋を収穫します。
↓ 株立ちになっている茎を全部根元から切りました。そして根元を覆っていた落ち葉を掻き除けます。落ち葉があるのは徹底的な有機農法であるからです。完全無農薬、化学肥料完全拒否です。落ち葉の大量投入で土壌改良と乾燥防止です。
茎を刈り払った
茎の基部に赤いショウガのような芽がある

↓ 少し土を除けてみました。芋らしきものが見えてきました。芋は地下茎ではなく根が肥大したもののようです。茎の基部に赤いショウガのようなものがありますが、来年はこの赤いショウガのような越冬芽から、新しい茎や根 (イモ) を出すものと思われます。したがって、来年の栽培はこの赤いショウガを掻き取って適度な大きさに分割し、植えつけるのだと思います。
少し土を掘ってみた

↓ 株全体を掘り上げてイモを外しました。1株からの収穫です。4キロぐらいあります。これが良く育った大収獲なのか、不作だったのか不明です。初めての試作なので、判断する基準がまだありません。
ヤーコン芋を収穫した

↓ もし来年も栽培するのであれば、この赤いショウガみたいなものを大事に保存しておいて、4月か5月に植えたらいいのでしょう。保存するには湿った砂の中などに生けておけばいいのかな? 耐寒性はどの程度なんでしょう? もし寒さに弱いのならば戸内保存ですわね。
ヤーコン栽培は春にこの赤い芽を植える

↓ ヤーコンはこのピーマンの横に植えていました。このピーマンには夏場のビタミン補給で大いに助けていただきました。ピーマンの木さん、ありがとうございました。スーパーに行けば東国の高原産のキャベツが横山のごとく販売されていました。キャベツは美味いしビタミン補給によい野菜ですが、とても恐ろしいです。西日本では最近は警戒心がずいぶんと薄らいでいますが、これは非常に危険です。警戒心をゆるめないほうがいいですわ。近畿圏ではまだしも、九州では距離が遠くなるので、ほとんどの人は何も警戒していないようですが、案の定そこに付け込まれていますよ! 九州の人はお気をつけたほうが宜しいかと‥。自分の身を護るためには、警戒しすぎるぐらいでちょうどいいですよね!
ピーマンの横に植えていた


ヤーコン芋を料理して、試食してみたが‥
ヤーコンは熱を通して煮るとか焼くとかではなく、生食するものらしいです。ヤーコン芋の皮をむいて薄く切って食べてみたところ、食感は確かに果物のナシに似ています。シャリシャリとした歯ごたえ舌触りは酷似しています。味はほんのりと甘みがあります。しかしながら、ナシほど甘くはありません。かすかな甘みです。苦みとか渋みとかは一切なく、味にクセはありません。たしかに、生 (なま) で食べられそうです。 で、写真のものを材料にしてサラダにして試食!
ヤーコン料理の材料

材料】 左の皿に乗っているものは右上から時計回りに、リンゴ、ニンジン、エンドウ、ヤーコン芋です。右の皿のものはマカロニとウインナーソーセージです。ニンジンとエンドウとヤーコンは自分で栽培したものです。リンゴは東日本の産物だから放射能汚染の危惧が絶対にないとは言えないのですが、たまに、少量ならば大丈夫か? ちなみに、厚生労働省の発表では長野県の産物からも100ベクレル以上の放射性セシウムの汚染が多数例出ていますよ! なにも放射脳を言っているのじゃありません。

作り方】 材料を適当にカットして湯掻きます。リンゴは茹でなくてもよろしい。材料が茹であがったならば、ざるに開けて水分をきります。別に、容器に調味料のマヨネーズ、塩、胡椒を投入して調合しておきます。隠し味に砂糖をすこし降りかけ、酢を少し垂らします。そこに水切りした材料を入れてよくかき混ぜます。非常に単純な料理でありますが、朝のパン食のおかずにいいかも?


ヤーコン料理

●さて、ヤーコン芋を試食しての講評ですが、特に可もなし不可もなしというところか? ヤーコンはヤーコンだけ食べても美味いものではありません。料理の材料の一つに使う程度であろうかと思います。積極的に食べたらいいというものではなさそうです。したがって栽培を奨励するようなものではありません。 世の中に ヤーコンが健康増進の働きがある何か素晴らしいもの かのように喧伝する向きがありますが、しかしながら、厚生労働省 : 健康や栄養に関する表示の制度について を閲覧して調べたところ、892件の認可された 「特定保健用食品」 の中にヤーコン関連の食品はありませんでしたわ。ケールとか大豆やアシタバ関連の食品や飲料では、多数の商品が特定保健用食品として謳うことが許可 (認可) されていますが、ヤーコンではありません! ヤーコンがそれほど素晴らしいものであるのならば、食品会社が放っておかないと思うけど‥。ヤーコンを材料にして飲料や食品を製造し、厚生労働省に申請すると思いますがね‥。 というふうな観点から特段にヤーコンが素晴らしいものであるとは考えにくいです。

●ヤーコンは味は特別に美味いものではないし、ヤーコン芋が生食のみで味わうということは、さまざまな料理に使える汎用性がないということです。調理という意味ではクセあり野菜です。ヤーコンを食べれば不老長寿になるとか、医者に見放された不治の病が治るなどという特筆した効能があるわけでもなく、厚生労働省が認可した特定保健用食品でもなく (その材料でもなく)、とりたてて有難がるものではなさそうですわ。 試作し試食してみた結果、吾輩はヤーコンについてはやや否定的です。来年はヤーコンを栽培しませんわ。栽培する魅力はなし! という結論です。



       ***********************************


お知らせ
で、美味いものではないので、写真の収穫物は廃棄しようと思います。つまり捨てます。(実際は畑にほかします。土に還します。) もし、写真の収穫物が欲しい方がございましたら差し上げますわ。もちろん無料。ただし手渡し可能な南あわじ市内のみ。遠方で宅配便でとなると送料着払いとかややこしいし、それほどにして入手する魅力はないかと‥。



       ***********************************


ランクルさんから頂戴したコメント
山のキノコさん こんばんわ。
久しぶりにコメントさせていただきます。

私の家の畑でもやーこんが育っています。 そろそろ堀ごろかなあと思っていますが、そんなにマズイんですか。 ネットで調べていると、ポリフェノールや食物繊維、フラクトオリゴ糖やミネラルが豊富で、特にフラクトオリゴ糖は、お腹の調子を整える働きがあり、オリゴ糖は玉ねぎの4倍、ゴボウの2倍以上含んでおり、世界で最も多くフラクトオリゴ糖を含んだ野菜と言われているそうです。

まあ食べ物は好みは人それぞれですから、おいしくないと思ったからその感想なんでしょうねえ。 芋類など根菜は掘りたてよりも、少し時間をおくほうが甘みが出てくるらしく、さつまいもなども昔は座の下に芋生けとかいって凹みを作って籾殻を入れてイカしていました。 ネットのなかにやーこんのことを書いてあるのをみていると、1週間程度置いてから食べると、フラクトオリゴ糖が分解してできた糖により甘くなると書いてありました。 フラクトオリゴ糖というのがよう判りませんが、甘けりゃ美味いというのでもないし、人間の好みはいろいろですよね。 そろそろうちも掘って食べてみようかと思っていますが、あんまりおいしそうではなさそうですね(^o^;

それから、今年のヒラタケはやっぱりダメですか。 楽しみにしていたのに残念ですね。 コクモンジ酒はお酒にはなりませんでしたが、ワナを仕掛けて獲った猪の肉を友人から貰ったり、豚肉の燻製などの前準備に酵素のつもりで使っています。 いちおう発酵しているのでドロドロで少し気色悪いぐらいですが匂いもなく、その効力があるのか判かりませんが、燻製もどきができてベーコンエッグは結構美味いですよ。

自家製孵化器で孵したシャモも大きくなりました。 こいつも鍋で食いたいと思ったり、燻製にしたら旨かろうと考えたり、私は本当にやばん人だ。



山のキノコの返信
ランクルさん こんばんわ。 せんどぶりです。

ランクルさんも、ヤーコンを栽培されていたのですね! ご期待に水を差すような記事になってしまい、申し訳ございませんでした。でも、まあ、食べ物の好みなんて十人十色、人それぞれ、食べ物の嗜好は個人差が大きいですよね! 人によってはヤーコンを 「こんな美味いものは他にはないわよ!」 という人もあろうかと思います。 ホント、食べ物の嗜好の個人差は大きいし、地方差もありそうです。関西人が 「こんなクソみたいなもの喰えるか!」 と嫌う納豆なんかは、関東人は 「これほど美味いもんはないのよ!」 と毎日食べるみたいですし。沖縄料理の定番のニガウリ (ゴーヤ) 料理ですが、沖縄の人って何でこんな苦いもんを好んで喰うんやろか?? と不思議です。苦みのないキューリのほうが美味いと思うけどなあ、沖縄は亜熱帯だから年中キューリが栽培できるハズなのに何でやろか?

べつにマズイというのではなく、特徴がないっていうか、積極的に喰いたいなあと意欲が湧かない感じです。果物のナシに似ていると言われ、たしかにその通りです。あまり甘くないナシみたいで、シャリシャリとして水分が多い感じです。明らかに芋っていう食感じゃないです。単に、ナシみたいに果物のつもりで食べるんだったらもう少し甘くて香りがあったほうがよさそうです。料理して食べるにはどんな料理法がいいのか?? むずかしいところです。加熱してはいけないらしいので、煮る、焼く、蒸す、揚げる、茹でる、電子レンジでチン、みなあかんわけで、じゃあどういうふうに食べるんだい?? てな感じです。

ヤーコンを、おろし金ですりおろして、牛乳と砂糖を加えて-18度で凍らせてアイスクリームみたいにするとか? 正月の鏡モチの上にのせる干柿みたいに、ヤーコンを乾燥干ヤーコンにしてからイノシシの肉といっしょに燻製もどきにして食べるとか? ヤーコンは水分が多いので、多めの塩で塩漬けし、脱水させて歯ごたえを良くしてから酒粕につけこみ奈良漬にするとか? ある意味では工夫のしがいがありそうです。奇想天外で独創的な食べ方を考案しましょう!

ところで、ヒラタケですがあまり期待できないと思いますが、見に行ってみます。出そうだとしても、人数をしぼりこまないと分け前が減りますね! てな、(自分だけ、今だけ、の利権官僚みたいに) 利己的なさもしい考えが浮かんできますわね!




錦繍の島山、紅葉前線がようやく淡路島にも降りてきた。
本日は2015年12月8日 (火曜日) であります。

●今秋は9月は冷涼であったものの、10月~11月は記録的に暖かい秋でありました。11月下旬に一時的に強い寒波が南下したものの、また暖かい初冬となっています。毎年、初冬の茶番劇いんちき温暖化国際会議 (COP21) は二酸化炭素を減らすための真に有効な協定がなにも決まらず、無事にめでたくお開きとなったのは慶賀すべきことであります。膨張する工業生産を縮小するという文脈の上では、二酸化炭素を減らすというのは意味があるし賛同ですが、地球の気温を下げるという文脈では何の意味をなさないので批判的なのですけれども、地球が温暖化で破滅すると言わんばかりに煽っているわりには、二酸化炭素を減らす真に有効な協定が何一つ決められないのです。というか、世界の指導者どもは決めるハラがないのが露骨に透けて見えています。ようするに、二酸化炭素が温暖化の原因だなんて誰も思っていないわけです。政府系の気象研究機関に所属する研究者でさえ、「温暖化の原因は太陽活動だ」 なんて陰で言っているしまつです。で、COP21に合わせて、このところの暖冬は温暖化の影響だと広報されるかと思いましたが、誰も言わないですわね! やっぱりハラの中じゃ二酸化炭素じゃないって分かってるわけです。いちばん考えられるのは、エルニーニョの影響だろうと思うのですけれども、だとしたらグローバルな暖冬ではなく局所的なものですよね。今は上空の偏西風の強風帯がかなり北上して北極圏の寒気が日本付近に流出しにくい状況ですが、高層天気図を見たら北極圏に-45度の冬将軍が兵力を増しながら日本侵攻のタイミングを狙っているように見えます。今月下旬か、年末の反動の大寒波を期待したいところ‥。

●淡路島は周囲が海で、比熱の大きな大量の水に囲まれているため冷えづらく、なかなか気温が下がりません。諭鶴羽山の南斜面の無霜地帯で自給自足用のサツマイモを栽培していますが、旧 洲本測候所の気温データを横目でにらみながら、まだ大丈夫やなと、イモを畑に置いています。サツマイモはアンデスの山麓熱帯が原産地といわれ、基本的には熱帯作物です。寒さに弱いので畑に置いていても収穫後貯蔵しても、サツマイモを8度以下に長時間さらすと寒害が発生します。つまり台所で貯蔵するのは冷蔵庫はダメなんです。まだ畑にサツモイモが置けるということは、今年はいかに暖冬かを物語っています。ただし、今のところは‥、陳列する写真は12月8日、淡路島南部の南あわじ市にて撮影。



紅葉 (黄葉) が温暖化で遅れて、何が困るのであろうか?
お正月に、初もうでのあとに紅葉狩りをしてもいいわけです!


↓ 師走に入ってから、ようやくイチョウが黄葉しました。しかしながら、まだ青々とした木もあるからお正月まで黄葉が楽しめます! 温暖化恐怖教では前頃には、「温暖化で紅葉が遅れる、紅葉が正月になる」 とよく言っていました。紅葉が遅れてお正月に紅葉狩りをして何か困ることがあるのだろうか?? 温暖化恐怖を語るわりには脅迫にもなっていません。初もうでを済ませたあと、紅葉狩りをしてもいいわけです。何も困りません。
イチョウの黄葉

↓ 初冬になってから、ようやく錦秋の島山 (しまやま) です。ダイダイ色っぽいのはほとんどがコナラです。シイタケ栽培の重要な原木の樹木ですが、島内ではたいていホウソと呼ばれています。ところで、東日本産の原木シイタケから高濃度の放射能汚染がしばしば報告されています。(厚生労働省のホームページに隠さずに発表されています) 手間はかかってもシイタケは自分で栽培するほうがよいかも? シイタケ栽培は簡単です。以前は吾輩も自給自足用の原木シイタケを栽培していました。西日本産のシイタケでも、原木や菌床栽培用のおがくずが東日本から流れてきたものを使うケースがあります。油断もスキもありません。 最近、西日本では警戒が緩くなっているきらいがあります。これでは原発利権者どもにスキを突かれます。自分の身を守るために警戒を緩めないように‥。
錦秋の島山

↓ イロハモミジ (別名タカオカエデ) もようやく紅葉してきました。島内にはカエデ類の自然分布は非常に少なく、イロハモミジ、オオモミジ、ウリハダカエデの僅か3種しかありません。それも個体数は少なく一面のモミジ山は淡路島内にはありません。カエデ類が多いのはやはり標高の、高いブナ帯です。
イロハモミジも紅葉した

↓ ヤマノイモ (自然薯、じねんじょ) の葉もようやく黄色っぽくなってきました。ぼちぼち掘りごろか? 自然薯のとろろご飯は美味いですわね。サツマイモ畑の横に栽培もしています。あまり秋早くに自然薯を掘るとイモにアクが多いです。蔓が完全に枯れてから掘るほうがよろしいかと思います。ていうか、自然薯は零度ギリギリの温度で保存しない限り、非常に傷みやすく腐りやすいです。で、食べるたびに掘るほうがいいです。なぜか土中にある場合は傷まないのです。 ところでヤマノイモの黄葉が遅れるということは、葉が青々とした期間が長くなることを意味しますね。光合成をする期間が長くなるわけで、イモがより太りそうです。だとしたら、まことに喜ばしいことではないか?
ヤマノイモもようやく黄葉



実は、ここが日本一暑い町、徳島県 鳴門市!
本日は2015年12月6日(日曜日)であります。 

淡路島南部の南あわじ市は、徳島県南あわじ市と言っていいぐらい経済的にも文化的にも徳島県側と結びつきが深いです。それもそのハズで、かつての幕藩時代は淡路島は阿波藩の領地でありました。で、吾輩はすっかり徳島県の子になったも同然ですが、今日も鳴門市と徳島市の境い目あたりのある施設に用事で行ってきました。帰りしなに撫養城跡に登って写真を撮ってきました。



1923年8月6日に、鳴門市撫養町で42.5度を観測!
こここそが日最高気温の日本記録! の観測地


●1923年 (大正12年) 8月6日、徳島県板野郡撫養町の郡役所にあった区内観測所で、42.5度の日最高気温­が観測されました。これが気象庁 (当時は中央気象台) の関係する日本の最高気温の記録です。ところが、区内観測所は委託観測であるからとか­、百葉箱での観測は高く出る場合があるとか、いろいろと難癖をつけて、区内観測所での­観測記録を無視しようとする向きがあります。これは、100年近くも前に、こんな40度超の高­温観測記録があるのは、地球温暖化利権にとっては不都合な真実であるからです。実は、古い時代に40度を越える観測例がたくさんあります。この事実が広く知られると、「なんだ、日本の最高気温は上がってないじゃないか! 温暖化で夏が灼熱地獄になるという脅迫はウソっぱちだったんか!」 と嘘がバレてしまいます。で、古い時代の40度超の高温記録を無視するのに必死なのです。地球温暖化利権者どもは必死で悪あがきをしますね。 なお、申し添えると、気象庁自身が地球温暖化利権者そのものです。温暖化を煽るほどに研究費などお金が流れ込んできます。地球温暖化はお金になるのです逆に、納税者はお金を盗られます!

●鳴門撫養町のこの42.5度というのは、以前は気象庁所管の財団法人であったところの気象業務支援­センター (現在は一般財団法人) が発行する 『気象年鑑』 の2006年版まではきちんと掲載されていたデータです。つまり気象庁公認記録なのです。絶対に隠してはいけない観測記録です。 もし区内観測所のデータを隠したいのであれば、区内観測所にとってかわったアメダス観測所の観測データも隠さなければなりません。なぜならば、アメダスはあまりにも露場(ろじょう)が狭く、ひどいのになると広大なアスファルトの駐車場に隣接して設置されるなど、気温測定には劣悪環境のものが多いからです! 

↓ 気象業務支援センター発行 『気象年鑑』 2005年版 109頁から図表を引用します。横長の図表のため、文字が小さくなるのを避けるために備考欄はカットした。
気象年鑑2005年版 109ページ


↓ 海抜61.4mの小高い山 (妙見山) に登りました。残念ながら山上の天守閣へは行けません。修理工事中で立ち入り禁止になっていました。

撫養城の天守閣

↓ 天守閣よりも少し低いところにある妙見神社の絵馬堂から、鳴門市の中心市街地を眺めました。清水の舞台みたいに非常に見晴らしがいいところです。この鳴門市の中心­部がかつての撫養町であります。以前は、撫養川の東側に日本最高気温の地と書いた石碑­があったと確かに記憶していますが、今回探したけどどうしても見つかりません。もしかしたら、地球温暖化利権者ど­もが撤去したのかも?
鳴門市市街地を俯瞰する



↓ 市街地の西側に阿讃山地の最東部が迫ります。ピラミダルな秀麗な山容を誇る 大麻山 の山頂付近がチラと見えています。標高は低いけど、瀬戸内海と紀伊水道が見通せる良い山です。大麻山などというと、こっそりと山中で麻薬の原料の大麻 (たいま、ケシ科) を栽培していたかのような名称ですが、そうじゃなくて、布の原料にする麻 (あさ、アサ科) にちなんだ名称と思われます。で、おおあさやま。
阿讃山地の最東部

↓ 市街地規模の割には異様に広い通りがあります。かつて広い場所が必要な塩田が広がっていたことと関係あるとか‥。
鳴門市中心部の目抜き通り

↓ JR鳴門駅です。徳島県は私鉄・旧国鉄を併せて電車がなく気動車しか走らない日本で唯一の県ですが、(沖縄県もモノレールを電車と看做せば) むかし、淡路島から剣山へ登るには、福良港から連絡船で撫養港へ渡り、徒歩で鳴門駅へ、鳴門駅から汽車で徳島駅へ、汽車を乗り換えて徳島県西部の貞光駅へ、そこから路線バスで一宇村の葛籠 (つづろ、海抜620m) へ、さらにそこから長い登山道を見ノ越まで歩くしかありませんでした。見ノ越まで1日がかりでした。当然に日帰りなんて絶対に不可能で、見ノ越の剣神社か山頂の頂上ヒュッテで宿泊です。そのころは雲海荘は西祖谷山村の経営で山頂には2軒の山小屋があったということになりますね。四国の汽車なんてもう何十年も乗っていないですわね。
JR鳴門駅



僅かでも積雪が見られただけ、良しとしなければ。2回目の寒波到来。
本日は2015年12月04日であります。(日が変わって5日になった)

●今冬の本格的な寒波第2号が来ましたが、寒冷渦爆弾の南下はかんばしくなかったです。それは観測データでもはっきり裏付けられます。島根県松江地方気象台の高層気象観測のデータを閲覧すると、500hPa高度の気温ですが、前回寒波の底だった11月27日09時で-34.0度でした。(観測データ) ところが、今回の寒波の底で12月03日21時で-23.9度でした。(観測データ) 寒冷渦の中心では-40度近くで寒冷強度にさほど差はなかったのですが、寒気の南下がいまいちだったと言えそうです。前回は-30度線が瀬戸内地方まで落ちてきましたが、今回は能登半島まででした。寒波が緯度で2度、距離で200キロさらに南下したら前回同様となったでしょうが、今回は四国山地の海抜1000m前後から上で積雪が見られただけで、積雪も僅かでした。次回に期待したいところですが、上空の偏西風の強風帯がかなり北上しそうな気象庁の予測です。つまり、しばらく日中はポカポカの陽気、暖冬予想です。しばらく10日ほど? ダメっぽい感じ。スキー場は商売になりませんね‥。

●本日、昼から四国の山に雪を見に行こうと、午後1時に淡路島南部の南あわじ市にある雑想庵 (ざっそうあん) を出発した。前回の寒波と違い今回は雪が少ないことが予想されたことに加えて、強風のために大鳴門橋を渡るのが嫌な感じがしましたが、3回目の寒波はかなり先になりそうです。で、午後になったら風も収まってきたので、急きょ行こうという気まぐれさです。計画性は乏しい。午後に行くのでは剣山は距離的に無理です。必然的に高越山です。ここならば晩までに (6時までに) 帰ってこれます。ただし、標高が低い (1133m) ので積雪があるかどうか微妙なところ‥。



ようやく紅葉が平地に降りてきた
強風で40キロの速度制限がかかる大鳴門橋をわたって18キロほど西にきました。鳴門西パーキングエリアですが、鳴門市は通過して上板町だと思います。(まだ鳴門市の西端あたり) 植え込みのカエデが綺麗です。多分タカオカエデ (イロハモミジ) だと思いますが、カエデ類の同定は中間型があったりするので専門家でもなかなか難しいようで、葉や果実をよく観察し、文献と照合しないと確実じゃありません。違うかもわかりませんが、紅葉がようやく平地まで降りてきました。ていうか、今年の紅葉はおかしかったですわ。いつもは綺麗な照葉樹林の中の真っ赤なハゼノキですが、今年は全く色がさえませんでした。
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉
高松自動車道 鳴門西パーキングエリアの紅葉


県西部や、剣山地の北斜面はは雪雲に隠れる
冬の西高東低の気圧配置で冷える日には、徳島県西部地方や剣山地の中部・北部はたいてい雲に覆われます。その雲からときおり雪足が幕のようになって降りてきます。じつは、四国山地の北側斜面は “太平洋側の日本海側” なのです。ただし、積雪は日本海側ほどは多くありませんが、天候はかなり似た面があります。
県西部方向は雲が垂れこめる 
撫養街道を進んできました。西の方向は雲が多く、ときおり雲の下に雨脚 (上の方は雪脚というべきか?) が幕状に垂れさがってきます。阿波富士と讃えられる秀麗な高越山の麓近くまで来ましたが山頂は雪雲に隠れています。
吉野川から高越山を見上げる


少ないけど雪があったあぁ!
来たのは、西山上と讃えられている阿波修験道の霊山、山頂に高越寺があります。ここの信者は地元徳島よりも香川県など他県の信者のほうが多いです。 (寺守の方の話) 吾輩も他県人ですが信者などではなく雪を見に来たり、中間温帯~ブナ帯下部の植物観察に来るだけです。信心は不足しています。信心が昂じると、それはカルトです。公明党が自民とべったりなのは、米国に脅迫されているためとか。「自民と一緒にアメリカの手下をせんと創価学会をカルト指定するぞ!」 ということらしい。創価学会は海外じゃカルト集団と見られていますね。 ところで、ちょうど1年前に高越寺の40代の住職さんと80代の寺男の2人が、スタックした車を乗り捨てて、(積雪30センチぐらいだったか?) 雪の中を寺まで歩く途中で倒れました。 このとき徳島県西部の三好市の山間部では一昼夜で130センチの積雪があり、山間部の集落が多数孤立、救出に自衛隊が出動しました。全国ニュースになったのはまだ記憶に新しいところです。教訓としては、南国の山などとナメてかからないことです。
高越山は阿波修験道の霊山
高越山 十八山 (じゅうはちやま) 大護摩大祭というのは こういう行事 ですが、夜間に行われます。同じような大護摩供法要が5月連休の頃にも行われますが5月は昼間です。
西山上と讃えられる

↓ 2015年12月04日午後3時09分~。船窪つつじ公園駐車場少し行った所 → つつじ公園駐車場 (展望台) まで。


↓ 2015年12月04日15時30分です。少ないけど雪があります! 船窪つつじ公園も薄らと雪化粧です。花芽のつき具合を観察したら、来年5月開花の程度がどれぐらいか予想できるんですが、寒そう。
船窪つつじ公園も薄らと雪化粧
↓ たぶん、朝に2~3センチの積雪だったか?
朝に恐らく2~3センチの積雪か?
↓ 今日は雲が多いので剣山は見えません。これから夜間に氷点下に気温が下がったら、高越山に雲がかかり続けたならば、明日朝は霧氷が見られそう!
剣山は雲で見えない


雪が少しでも見られただけラッキーだった。
今回は、日本一の豪雪地の新潟県でもほとんど積雪はなし!

今回は寒気の南下が少し弱かったようです。日本一の豪雪県といえばたぶん新潟県ですが、気象庁の観測網で積雪を観測したところはありませんでした。(4日18時で) 気象庁サイト から2枚の図を借用します。県境を越えた福島県側や長野県側の、内陸の標高が高いところで僅かに積雪が観測されただけです。雨量はかなりあったみたいですが、ほとんどが冷たい時雨か、せいぜいみぞれだったか? 新潟県でもそういう状態だったから、高越山で少しでも雪が見られたからには良しとしなければなりません。 また、見方を変えれば、雪が見たければ遠路はるばる新潟豪雪地までいかなくても、高越山にくれば見られる、とも言えましょう。
新潟県内で積雪観測はなし
この気温分布じゃ雪は積もらないよね。積もるのは1度未満のところか、氷点下のところ。 いまのところ気象庁は暖冬予報です。温暖化はとても良いことなのです。屋根の雪下ろしが少なくてすむし、屋根から落ちて死ぬ人、屋根から落ちてくる雪に当たって死ぬ人もへります。雪道での事故も減りますね。雪で滑って転ぶ人も減ります。暖房費も節約できます。お財布に優しい温暖化はありがたいです。豪雪地帯に住む人びとは、たぶん、腹の中じゃ、ホンネじゃ、温暖化を絶対に喜んでいるハズです。吾輩はそう思いますね。
この気温分布じゃ雪は積もらんわね



また四国山地で雪だ
次々に寒冷渦爆弾が、西日本に落ちてくるわ。

気象庁 船舶向け天気図提供ページ から2015年12月02日21時の500hPa高度の高層天気図を借用します。
2015年12月2日21時の500hPa高層天気図

西日本を中心にして拡大トリミング、少し着色ぬりえをしました。濃い青の部分は-36度以下の領域、薄い水色は-30度以下の部分です。500hPa高度 (一定ではないがおよそ5000mあまり上空) で-30度が降水があれば地上で雪になる目安とされます。でもまあ、地上付近の湿度とか、その降水が冷え込む夜間になるのか、気温が上がる昼になるのか、その時の条件で微妙なところですよね。
西日本付近を拡大

●前回の寒気とほぼ同レベルの強さのようです。寒気がまた西回りで一挙に南下しそうな気象庁の数値予報ですが、西風の要素が強く日本海側ではたぶん里雪型、また瀬戸内地方に雪雲が流れ込んでくる典型的なパターンです。淡路島でも降雪があるかも? 気象観測ではたとえ雨が主体であっても雪片がひらひらと混じっていたら初雪ですよね? ところで前回の27日に諭鶴羽山 (608m) で雪だったんやろか? 徳島県の中・西部じゃ600mの標高じゃ積雪が見られたけどなあ‥。測候所の職員じゃあるまいし民間人が、その地点で常時監視して観察など (観測) 出来るものじゃありません。むりに民間人が観測しようとしても見落としが多くあるでしょう。つまり欠測だらけ。ということで気象観測は気象庁の専権事項であって、新聞にどこどこで初雪だなんて記事があっても信用性は低いです。(常時監視していない限り、それ以前に初雪があった可能性が否定できない) 性懲りもなくまた雪を見に行く? 剣山は遠いから高越山でもいいかな? 瀬戸内地方の平野部じゃ雪はないから、あんまり乾燥道路を長距離走りまわるとスタッドレスタイヤが擦り減ってもったいないわ。 もとい、そんなケチくさいことを言ってはダメだ。擦り減ったらまた買えばいい、タイヤ屋さんが喜ぶし、貧者の微々たる一灯にしても消費の活性化に貢献できます。

風力発電に敢然と反対された作家のたくきよしみつさん が11月28日にタイヤ交換されたようですが、「貧乏人の哀しさで、安いタイヤをさらに少しでも長く使ってしまう」 などと寒冷地・積雪地の苦労を書いています。日光市の近くにお住まいだと思うのですが、栃木県の関東山地すそのあたりはかなり冷えるんですわね。宇都宮の冬の気温データは結構低いです。長野に準じるぐらい。奥日光戦場ヶ原では気象庁以外の観測ですが-30度割れの記録があります。本州最寒の地の一つ。瀬戸内で冬にスタッドレスを履くのはかなり例外の部類で、ほとんどが山登りとスキーに行くワンポイント用です。それから商用で日本海側にも行かざるを得ない人。ま、ほとんどが遊びに行くのだから出費にはあまり頓着がありません。擦り減ってもいいわけです。そういう意味では好むと好まざるとにかかわらず、余計な出費を余儀なくされる豪雪地帯や北日本のドライバーは大変そうです。

かつて温暖化は気候最適という認識だったハズ。
気候・気象学者は、総括もせず政治圧力の前に突然に豹変!

●豪雪地帯や北日本にお住まいのかたの経済的余分な負担や、雪下ろし等の身体的負担・御苦労を御察しもうし上げますとともに、お見舞いもうしあげます。ほんまに、冗談ではなく、もっともっと温暖化したらいいのにね! どう考えても温暖化は福音であり、自然からの贈り物・恩寵であります。困るのはせいぜいスキー場ぐらいです、除雪業者の冬のアルバイトが減るぐらいで、そういう関連の商売人は少数派のハズです。 吾輩も温暖化で四国の山で雪が見られなくなってもいいわけで、北陸道を突っ走って立山アルペンルートに雪を見に行きますね。 東海道を突っ走って富士山のてっぺんに雪見に行ってもいいわけです。それにしても、気候学者・気象学者のいい加減さは犯罪的です。ていうか、学者・研究者というのは豹変します。豹変する際に前説の総括など絶対にしません。かつて縄文海進があった縄文時代の温暖期 (ヒプシサーマル、現在より2~3度高め) を気候最適期などと呼んでいました! つまり、暖かいのは良いことだという認識なわけです




見事な風刺画! 安倍放射脳だあぁ!
本日は2015年12月02日であります。

●今、フランスのパリで世界の首脳が寄り集まって、産業革命以降の地球のグローバルな気温上昇を2度以内に抑える為にどうするか、という愚劣な会議をやっています。いつまでこんな愚かな会議を続けるんだろうか? 気象観測データは1998年ぐらいが温暖化のピークであって、その後地球の気温は横ばいか、あるいはジリジリ低下傾向を示しています。IPCCの大本営発表とはかなり違った観測データになってきています。やはり、二酸化炭素が原因で温暖化したのではない蓋然性が高いです。地球が温暖化したからこそ、大気中の二酸化炭素濃度が上昇した とする槌田敦 ー 近藤邦明ラインのCO2地球温暖化説否定論が説得力を増してきました。先に温暖化があり、温暖化が原因となって二酸化炭素が増えたという議論です。つまり、やはり古くから知られるスベンスマルク説が正しいのであって、太陽活動の活発さの度合いが間接的原因になって対流圏の雲量の増減を引き起こし、雲量が増えたら寒冷化、雲量が減ったら温暖化している可能性が濃厚です。そして、温暖化すれば海洋や土壌中に膨大にリザーブされているCO2が大気中に放出される、イメージとしてはビールを鍋に入れて温めると泡が沢山出てくるのと同じです。まったくヘンリーの法則で説明つくことで、人類の出すCO2など自然界では微々たるもの、大気中と海洋・土壌の間を循環している膨大なCO2と比べれば3%ぐらいです。で、人類が二酸化炭素を出そうが出さまいとほとんど関係なし。べつに吾輩までが言わなくても陰じゃ研究者たちはブツブツ言っているじゃないか! 彼らはいつまで政治権力に迎合し、ひれ伏すのだろうか? ま、というよいも、自然科学の研究は研究資金を出すパトロンが必要で、パトロンには絶対に歯向かえない。ここで浮かび上がるのは、「自然科学」 は 「政治権力」 よりも弱い存在であり、権力に隷属するのが本質ということなのかもしれません。これではガリレオやダーウィンが弾圧された暗黒時代と変わりません。 「地球が動いているぞ!」 「神が生物を創ったんじゃない!」 と真実を告げる者を迫害するのとどう違うのか?  あるいは、政治権力志向の自然科学者がカネと権力欲でやっている面もありそうな感じ‥。

●ま、たぶん、地球温暖化の原因が何であるかなど政治的にはどうでもいいのでしょう。温暖化にかこつけて、温暖化を材料として、温暖化を利用して、国際的な政治権力闘争をやっているだけでしょ! 自国が他国よりも優位に立つとか、利権や金儲けにつなげることをたくらんでいるだけでしょう。企業は企業で温暖化防止商品とやらを売りまくって商売に利用しているだけです。もし、本当に二酸化炭素で温暖化し、温暖化が大変な危機であると世界の為政者たちが考えているのであれば、いつまでも小田原評定をやっているハズがございません。 さて、我が国の愚かな隷米売国宰相は、いま開催されているCOP21で、温暖化を防止するために原発を進めると主張するみたいです。アホな。フクイチ原発過酷事故でいまだに放射性物質を吐きだし続け、周辺でさまざまな症状の深刻な晩発性放射線障害のパンデミックが観測されているのに、おかみは隠すのに必死ですが隠しきれないのに、まだ原発を続けたいとは狂気の沙汰です。いま、ネット情報空間で “本当の放射脳” の風刺画が話題となっています!



これが、ほんまの放射脳だね! 
朝日新聞のモスクワ支局長 Akiyoshi Komaki 駒木明義氏 のtwitterが出典のようです。11月29日付で掲上された写真で、「COP21が開かれるパリ北方の街頭に掲げられたポスター。」 という説明がついています。借用します。

これが、ほんまの放射脳

それにしても見事な風刺画、パロディーです! あれだけの過酷事故をやりながら、そして、フクイチがやられたのは津波というよりも津波が来る前に、震度6の激しい揺れでクモの巣のように張り巡らされている配管が外れ、破損し、近くの山の送電鉄塔が倒れ外部電源が遮断され、というふうに、表向き発表と全然違う証言がささやかれています。もしそうならば日本は4つのプレートが接する世界でも希な地震超大国なので、次の原発がやられるのは時間の問題です。それでも原発を続けるとは、原発の廃止や縮小を決めたヨーロッパ諸国から見たら、あいつら馬鹿じゃねえのか! と強烈に批判し揶揄し皮肉られているポスターです。この安倍放射脳のポスターを見ると、一体誰の作品なのか全く不明ですが、欧州に息づく厚いパロディー文化 (≒権力に抗う精神) に瞠目させられます。さらりと表現する一枚の作品にしっかりとした批判精神を籠めているのは、日本人には不得手とするところです。

●紙媒体のポスターではなく、電光掲示板の画像ポスターみたいですが、左上に 「Solutions COP21 PARIS 2015」 というロゴがあります。検索したら、これのようです 地球温暖化国際バカ会議の開催国になったフランスでの官民挙げたプロジェクトのようです。今年の3月に発足したようです。温暖化を防ぐためにこれをしよう、あれをしよう、これを買いなさい、あれも買いなさい、うちはこんな立派なことをやっていますよ! と情報発信したり、吹聴し合うプロジェクトのようですが、結局温暖化にかこつけて、いかに巧妙にテイよく金儲けをするかをたくらんでいるのだと言えそうです! それはともかく、そのプロジェクトのロゴ入りの電光掲示板に掲げられている安倍放射脳のポスターなので、そのプロジェクト公認ポスターではないかな? 200年あまり前にフランス革命を闘ったフランス国民の反骨精神が窺えます。彼我の差を感じるポスターであります。この国はいよいよ権力を握ったものどものほしいままですが、それを許しているのは国民の反骨精神のなさです。政府は平気でウソをつく、国民を馬鹿にして誤魔化す、まともに説明もしない、新聞もテレビも大本営発表垂れ流しばかり、皆さまのNHKは安倍様の広報機関! というのが実態なのに、国民は信用し過ぎですね!



       ***********************************

スパコン数値計算モデルは、44の予測みな外れ!
前NASA科学者 気候学者のロイ・スペンサー氏のサイト(英文) からCO2地球温暖化否定論・懐疑論派の間では有名な図表を1枚借用します。

全地球的な下層大気の温度 : 44の最新気候モデル 対 実際

数値計算予測と、実際の衛星観測との乖離
↑ 細い線で沢山描がかれているのがスパコンによる数値計算モデルによる温暖化予想なのでしょうが、太い線で描かれているのは2つの衛星から観測した地球の下層大気の実際の気温変化のようであります。44ものモデルがあるのは、それぞれの予測モデルに組み込むパラメーターの違いや、初期値の違いなどで予測結果は様々なのだと思われますが、実際の衛星からの観測と比べると大きく食い違ってきましたね! 44の予測モデルはみな外れです。


現代の “占い師の怪しげな水晶玉” スパコンに聞くのか?
実際の自然の語る声 (観測データ) を謙虚に聞くのか?

という段階にきていますね。CO2地球温暖化説、および温暖化危機説(温暖化が危機かどうかは大いに疑問あり)、を根本的に再検討すべきであることを上掲の図表は語っています。


●衛星からの地球の気温の観測ではここ15年ほど横這いで、地球温暖化の進行は止まっています。それどころか、地上の観測所での気温変化では、都市のヒートアイランドを除去した田舎観測所のデータでは緩やかな気温低下を示す研究が存在しています。しかしながら大気中の二酸化炭素濃度はどんどん上昇して400PPMを超えてきました。二酸化炭素濃度の上昇は止まらないのに、気温が横這いないしは低下というのは、二酸化炭素が気温上昇の原因でないことを明確に示しています。おそらく、気温上昇が先にあってその結果として二酸化炭素が増えていることを示します。この先、二酸化炭素濃度の上昇は続き、二酸化炭素がピークを打って下がってくるのは気温がかなり下がって (地球がかなり冷涼化して) からと思われます。ニュースによれば安倍放射脳は1兆3000億円もバラ撒くと伝えられましたが、アホな。ていよく金をむしり取られているわけです。日本はネギを背負ったカモです。ほんまに日本の宰相はお人よしです。日本の気象・気候学者たちを総動員してほんまのことを言わせて、温暖化会議を叩き潰すぐらいのことをしたら立派なのですが、それは望むべくもありません。残念です。世界は案外分かっててやっているんじゃないかという節があります。で、どうやって相手国からむしり取るかという、国際パワーゲームでは残念ながら日本は完璧に敗者のようです。





copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.