雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ヒラタケの観察採集会に関する記事が、朝日新聞淡路版に載っている。
本日は2014年12月30日であります。 

●一昨日の 「ヒラタケ」 と 「こくもんじ」 の観察採集会ですが、本日30日付の朝日新聞淡路版に掲載されていました。記念の集合写真みたいな感じに仕上がっています。有名な写真家の里口さんが、何枚か写真を新聞社に送ったそうですが、どの写真を採用するかは新聞社が決めることらしい…。つまり、里口さんが 「この写真が一番いいよ」 と推挙するのではなく、写真を選ぶ決定権は新聞社のほうにあるということですわ。おぼろげながら見えてくることは、何か行事を行っているというふうな写真の採用率が高そうです。したがって、ただ単に自然の事物を写したネイチャーフォトではなく、大勢の人がその自然の事物を見に行っているというイベントふうな写真を新聞社は評価するということであります。

●要するに、誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、 何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How) したのか5W1Hの6つの要素が、情報としては必須であるし、また、それにのっとって記事を書くのが書きやすいということなんでしょう…。この5W1Hの6要素を含んでいて、ストーリーの描ける写真を新聞社は喜ぶのでありましょう。 結局、この朝日新聞に掲載された写真は、ヒラタケの写真のように見えるけれども、実は、ヒラタケの写真ではなくヒト (人) の写真です。ヒトが主役でありヒラタケは脇役なんです。 (ただし、それが良いとか悪いとか言っているのではありません。)



↓ 2014年12月30日付 朝日新聞淡路版から
2014年12月30日付 朝日新聞淡路版から


●泣いても笑っても (?) 今年はもうおしまいです。来年は、この国の上に絶望的な暗雲が垂れ込んでいるのが見えています。明るい展望は全く見えません。しかしながら、そうは言っても、なんとか生き延びていかなければなりません。年明けには、このたび発見した 「こくもんじ」 の優良系統の 「系統保存」 と 「苗木育成」 に取り組みたいと思います。また、さらなる優良系統が山中にまだ隠れているかも分かりません。悉皆調査 (しっかいちょうさ) で、山中に自生する全ての個体を調べたいと思います。畑で栽培して、何年か後には 「美味いこくもんじ」 の “こくもんじ狩り” を企画できればなあと…。


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まあまあ大収獲!
本日は2014年12月28日であります。

●本日午後1時から4時すぎまで 「ヒラタケ」 および 「こくもんじ」 の観察採集会を催行しましたところ、9人もの参加者があり賑わいました。有名な写真家のSさんが参加してくださいましたので、たぶん、高い可能性で、朝日新聞淡路版に写真および記事が掲載されることと思います。昨年は、Sさんの写真が朝日新聞西日本版にまで掲載されました。もしかしたら今年も? 以下、雑想庵ギャラリーに写真を陳列します。


↓ 淡路島産の天然ヒラタケ、見事ですわねえ。
写真で見える部分だけでも、キノコの傘が31枚あります。直径が30センチもある巨大なかたまりです。見事であります。名著 『日本のきのこ』 山と渓谷社刊に掲載されている写真がなんとも貧相に見えますわね。キノコファンの一人として、改訂版を出すときには山渓社に写真を提供したいと思います。
見事なヒラタケ

↓ 写真家のSさんが両手にヒラタケを持っています
有名な写真家のSさんに 「ヒラタケを手で持っていてください」 と頼んで写真を撮りました。すると、片手で持つかと思いましたが、「こういう場合には両手で裏と表が見えるようにしたらいいんだよ」 ということで、さすが数々の賞を受賞するベテラン写真家の発想は一味ちがいます。
写真家のSさんが両手にヒラタケを持つ

↓本日の収獲、 同級生のO君の軽トラの荷台に並べた
収穫物を軽トラの荷台に並べたあと、ベテラン主婦のお姉さんらに参加者9人に公平に分けてもらいました。子沢山のお母さんが、子供らが喧嘩せんように公平に分けるように、見事に9分割してくれましたが、分けても1人分は2キロぐらいあったでしょうか。吾輩も珍しい物はさらにおすそ分けという精神で、隣家とそのまた隣家におすそ分けしましたワ。このように、庶民は何か珍しい物が手に入ったならば独り占めするのではなく、知人や近隣に分かち合うのです。 この国を支配している利権者たちは、利権を独り占めしようとし過ぎではないか?
本日の収獲

↓ 「瀬戸内なべ」の材料と料理例
瀬戸内なべとは、瀬戸内地方の食材を中心にしたなべ料理であります。ダシ取りは伊吹島のいりこ (カタクチイワシの煮干し)、瀬戸内海の天然岩ガキ鳴門海峡の天然鯛の切り身、瀬戸内地方のキノコ 、昔はマッタケですが最近は採れないので、ヒラタケでもいいし、海岸クロマツ林のシモコシとか春先ならばショウロや、初夏ではハツタケなど何でも良い。 味付けは瀬戸の荒塩です。
瀬戸内なべの材料
↑ 調理師免許保有者が素材をカットした割には、なんとも粗雑であります。もう少し芸術的にカットできないものか? 料理というのは何かと申せば、端的に言って 「芸術」 です。料理をするという意識ではなく、絵画を描くのだという意識を持ちたいものです。
瀬戸内なべが出来た


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抜群に味がよい 「こくもんじ」 の系統が見つかる!

●実は、本日の収獲で一番の収穫はヒラタケではなく、格別に味が良いこくもんじが見つかったことかもしれません。同級生のO君が見つけたのですが、その実が群を抜いて甘く、酸味が少ないのです。正確には調べないと分かりませが、糖度が15度以上20度近くあるのではないか? という感じがします。残念だったのは、こくもんじの蔓が樹の上に這い登っていて高い所で実をつけていることです。果実が少ししか採れませんでした。格別に甘くてコクがあり美味いので、他のこくもんじを採る気が失せてしまいましたワ。こくもんじは樹によって実の味がかなり違うことには以前から気付いていましたが、このたび格別に美味い実の着く樹が見つかったので、さらなる調査の意義がありそうです。山中に自生するこくもんじの実の味を調べたら、更なる優良系統が見つかるかも? さらなる調査と、今回見つかった優良系統の差し木や接ぎ木での保存を図る必要があります。味の良さを文章で表わすことは不可能ですが、今日見付けたものならば立派に果物として通用しそうです。

こくもんじ


12月の最低気温記録の更新が続々と…。
本日は2014年12月28日であります。

●昨日27日21時の高層天気図を閲覧すると、日本列島の上空の寒気はあまり強くありません。500hPa高度 (5000m余り上空・一定しているわけじゃないです) で-30度ラインは東北地方北部の岩手県~秋田県あたりまで北上しています。しかしながら、強い放射冷却現象があり東北地方南部~中部地方にかけて冷え込みました、内陸部では軒並み-10度以下になっています。今朝、本州で一番寒かったのは長野県アメダス菅平で-22.1度でした。本州で今冬2回目の-20度割れです。


東北地方南部~中部地方で強い冷え込み
気象庁ホームページ 「アメダス:東北地方(南部) 」 から借用。
 (なお、リンクは最新のものしか表示されません)

● ↓ 下図は午前8時30分までのデータですけれども、また、12月の最低気温の記録更新が何箇所か出ています。特に福島県での更新が目をひきます。フクイチ原発過酷事故の関連ニュースが激減していますが、聞くところによると、まだ十万人余りの大勢の人々が自宅から放り投げ出されてさまよっているらしい…。どういう状況になっているのか報道が激減しているため部外者にはハッキリ分かりませんが、この-10度以下の南極みたいな酷寒で、原発事故被害者が健康を更に害しないか心配されます。それにしても、日本が原発を導入した立役者は故正力松太郎と中曽根康弘氏です。そして政治的には自民党の議員たちが原発を推進しました。結果、花づな列島と讃えられる日本の緑したたる美しい国土の3分の1が不浄に穢されましたわね。美しい日本を愛するハズの右翼どもがなぜ怒らないのか? なぜ、誰一人責任をとらないのだろうか? 責任を追及されないのか? あまりにも不条理なハナシです。

福島県のアメダスで、12月の最低気温記録を更新!
2014年12月28日の、12月最低気温記録更新
気象庁ホームページ 「観測史上1位の値 更新状況」 から借用
 (なお、リンクは最新のものしか表示されません)

●まだ12月です。例年、年間の最低気温記録更新は、1月下旬~2月上旬にかけて起こります。今冬はどうなるのかな? 気象庁の長期予報では暖冬予想ですが、外れつつあります。短期予報はよく当たるようになってきましたが、長期予報に関しては 「気象台と唱えれば、腐ったタコでもあたらない」 と言われた頃から格別に進歩しているようには見えません。外れることが多いですわね。

●この強い冷え込みで、わが淡路島でも氷点下を記録。今朝の最低気温はアメダス南淡で-2.0度、アメダス郡家で-0.9度、洲本特別地域気象観測所で3.1度でした。洲本の最低気温が高いのは100mあまりの小高い山の上に観測所があるため、放射冷却の影響が出にくいためです。吾輩の雑草庵の庭にも霜が降りましたわね。ウマノアシガタの根生葉が霜の結晶で白くなっています。

2014年12月28日 南あわじ市でも霜が降りた

2014年12月28日 南あわじ市でも霜が降りた



ヒラタケ観察・採集会の下見
12月25日の淡路島の天然ヒラタケの様子

●淡路島南部の山岳地帯の天然ヒラタケであります。12月28日に盛大に 「観察ならびに採集会」 でありますが、3日ごとに見に行っています。どうも、寒すぎるためか? あるいはホスト (宿主、この場合はエノキの立ち枯れ樹) の腐朽が進んでいるために菌糸の充実が悪いのか? 理由は調べないとハッキリしませんが、キノコ (子実体、しじつたい) がなかなか大きくなりませんわね。で、昨年よりも収穫量は減りそうです。

●ここのエノキの立ち枯れ樹に発生したヒラタケを観察すると、樹の表面に散在して発生するのではなく、ひとかたまりの株立ち傾向が顕著です。一つのかたまりが、傘が20~30個もあり瓦が重なっているようでもあり、上から見るとハチの巣みたいにも見えます。豪快というか壮観というか、なんとも見事です。長年、天然ヒラタケを見てきましたが、淡路島だけでなく、四国や本州のブナ帯でもこれだけ見事な株立ちのものは見ていませんわね。もしかしたら、このエノキに発生したヒラタケは格別に株立ちになる系統なのかも??

●ヒラタケを観察・採集、山分けして持ち帰るだけでは芸がないですわね。で、現場で野外料理がいいのではないか?? 山ガールのお姉さんらも来るので野外料理はお手のもののハズです。野外料理で全国的に有名な物はなんといっても東北地方の芋煮会でしょうかね? 山形県 中山町 が発祥だったと思います。最上川は水運が盛んで船頭や荷の積み下ろしに従事する人夫の 「賄い飯・まかないめし」 が芋煮であったらしい。広く東北地方全域で芋煮会が盛んみたいですが、青森県ではあまり芋煮会をやらないみたいです。芋煮会で使う芋はサトイモですが、里芋は南洋諸島のタロイモにごく近縁の植物です。つまり亜熱帯植物です。種イモが寒さで非常に腐りやすく、東北地方最北部の青森では気温が下がってサトイモの種イモが保存できなかった…、種イモがないのでサトイモの栽培が困難。ようするに、サトイモがないから芋煮会をやらないのではないか? (最近は、北海道でもサツマイモ栽培が成功しているぐらいだから青森でもサトイモ栽培は可能か?) それから全国的に有名な野外料理に 北海道のジンギスカン がありますよね。北海道遺産というものに指定されているみたいです。

で、採取したヒラタケを食材にして、芋煮会かジンギスカンといきたいところですが、他地方のまねをするのでは芸がありません。瀬戸内地方の独自の野外料理というものはあるのでしょうかねえ? ちょっと思い浮かびませんが、なければ作ればいいのです。瀬戸内鍋とか、島鍋 (しまなべ) などと言ったら島唄を連想して沖縄みたいになるから、やはり瀬戸内鍋瀬戸鍋がいいのではないか? 材料に瀬戸内海の天然岩ガキと、ワタリガニを入れます。瀬戸内海にはマツバガニはいないので代用品に小振りのワタリガニです。ていうか、代用品ではなくワタリガニにはマツバガニとは異なる美味さがありますよね。殻ごとボリボリと食べられるし。味付けは、塩のみです。瀬戸内地方は降水量が少なく晴天率が高く、昔は製塩業が盛んでした。塩のみで味付けするところに、瀬戸内の地方色を出します。だしは 伊吹島のいりこ (カタクチイワシの煮干し) を使います。伊吹島というのは燧灘に浮かぶ小島ですが、(沼島より少し小さい) 瀬戸内海屈指の煮干しの名産地です。


淡路島の天然ヒラタケ

淡路島の天然ヒラタケ

淡路島の天然ヒラタケ

淡路島の天然ヒラタケ

淡路島の天然ヒラタケ

淡路島の天然ヒラタケ


温暖化の恐怖を語る人は、温暖化を望んでいるのじゃねえか?
おーーさぶ!!

●ほんまに、寒 (さぶ) いな。なんで、こんだけ、さぶいんやろか? と、関西弁 (変形関西弁?) まるだしで、会う人ごとに挨拶してまんねん。本当にさぶ過ぎやワ。あまりにも寒いので、地球温暖化の恐怖を唱えていた人々は最近は元気がありませんね。コンピュータシミュレーション地球温暖化地獄絵CG画家でもあった国立環境研究所の将来気候予測士の某先生 (つまりS.E先生) のお姿を見かけなくなりました。あれほど頻繁にマスコミに登場して温暖化恐怖教の布教にご熱心だったのに、どこへ行かれたのでしょうか? コンピュータシミュレーションと現実が合わなくなってきたので、雲隠れでしょうか? 身を隠すために、どこか目立たない関連研究所に天下りでしょうかね? 結局、科学の粋を集めた筈のスパコンシミュレーションと、占い師が手に持つ怪しげな水晶球に映る絵とがたいして変わらないことがバレて、雲隠れということなんでしょう…。 ほんまは、今こそ出てきて寒いのを喜ばなければいけませんのにね。

●温暖化が恐怖であるということなので、次々に寒波が来て寒いのは実は大歓迎な筈ですよね。冬が暖かいと、紅葉が正月にずれこむので困ることだと言っていたと記憶していますが、だとしたら、実は、寒いのは大歓迎なのであって、赤飯を炊いて祝うほど嬉しいことのハズです。 「いやーっ、国民の皆さん、よかったですね。寒波が来て、寒くなって嬉しいですね。恐ろしい暖冬になったらどうしようかと思っていましたが、おかげで大変寒くなりました。温暖化が終息、あるいは一時停滞したことは本当に良かったですわ。鯛の尾頭つきで、お赤飯を炊いてお祝しましょう!」 と、どんどんマスコミ (とくにNHK = 犬HK) に登場して喜ばなければなりません。なぜ、出てこないのだろうか? もしかしたら、まさか? 温暖化を望んでいるのじゃないやろか? 建前では温暖化は恐ろしいが、ホンネではもっと温暖化してほしい、寒冷化など困る! という腹の中の赤い舌が透けて見えています。そういうふうに意地悪い見方をすれば、温暖化恐怖教の正体が見えてきますね。 



12月になって、北極圏の寒気が極東に流出
11月1日~12月21日の500hPa高度の気温推移

気象庁の観測データ から作成。地上は地形の影響があったり都市の熱汚染があってデータにノイズが多いから、島根県の松江地方気象台の高層気象観測データから、およそ1500m上空の気温の変化を見ました。松江の高層気象観測は2010年からですが、至近距離にある鳥取県米子の観測を引き継いだものです。で、平均値は米子のものをグラフ化しました。 (なお、図中で島根県米子となっているのは、鳥取県米子の誤りです) およそ1500m上空の気温変化なので、中国山地や四国山地の山の気温にほぼ同じであると考えて差し支えないでしょう。西日本の山登りに大変参考にできるデータです。中国山地の最高峰は伯耆大山の1729m、四国山地の最高峰は石鎚山の1982mです。850hPa高度の上に頭を突き出しています。寒波襲来時には山頂付近では-10度以下のハズで、しかも10~20mの強風が吹き荒れ、軽装登山など安易な入山は危険でしょう。ちなみに旧剣山測候所では-23.5度の観測記録があります。

11月にも寒波の進入はありましたが回数が頻繁ではなく、暖かい日が多かったです。ところが12月に入ると一変し、非常に短い周期で頻繁に寒波が進入していることがわかります。寒波が来ると平年値よりも7度~10度ぐらいも気温が下がっています。12月になって、すでに寒波第5弾まで来ていますが、年末までにさらに第6弾、第7弾が襲来しそうな気配であります。12月に入って平年よりも気温が高い日はたったの2日しかありません。どうりで寒いわけです。

●ところで、徳島県三好市の 井川スキー場 腕山 (かいなやま) が営業再開していますが、ホームページによると自然雪が1m30センチだとか…。たび重なる寒波襲来で南国の山とは思えないような大変な積雪になっているようです。今は廃止されている剣山測候所で積雪2m92センチを観測した1984年を思い出します。ちょうど30年前ですが、1月~2月に猛烈な寒波で、淡路島の600mの低い山でも、1か月間雪と氷に覆われチェーンなしでは絶対に登れませんでしたね。そのころはまだ若かったので毎週チェーンを巻いて雪見に剣山に行きましたが、スゴイこと (北陸みたいなこと) になっていました。この先20~30年は寒冷化すると公然と主張する研究者が次第に増えてきました。地球小氷期化で1984年のような厳冬が当たり前になりそうです。 → 1984年1月 剣山の気象観測データ



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近藤邦明さんのコメント
●昨年、今年の冬と日本では体感的にも確実に寒くなっているように感じます。仮に、CO2地球温暖化というものが事実であれば、寒冷な地方や寒冷な時期の気温が上昇するはずなのに、変ですね(笑)。

●先日、何を思ったのか、NHKのニュース番組で、今年はこの120年間で最も暑い一年だった?!と報道していました。滑稽を通り越して異様な報道だと感じました。一体どのような気温のデータベースに基づいているのか…。


山のキノコの返信
近藤邦明さん、コメントありがとうございます。
●仰る通り、ここ数年来冬が寒くなっていますね。お住まいの大分県の気象観測データを見ても、アメダス玖珠(くす) での最低気温の記録は2012年2月3日の-14.7度です。アメダス玖珠の統計期間の37年間でごく最近です。アメダス湯布院(ゆふいん) の最低気温記録も同じ年月日の-13.2度です。数年前から全国のアメダスで最低気温の記録更新が目立ってきています。気象台や旧測候所のデータでは、それらは都市部にあるのが圧倒的なので、ヒートアイランド現象の影響でなかなか最低記録更新はおこらないのですが、アメダスは田舎に多いので、近年とりざたされている地球寒冷化 (今のところ寒冷化と言うほどではなく地球冷涼化程度でしょうか?) に率直に応答しているように感じています。

●NHKという組織は、先日の選挙報道をみても、政府 (政官業の癒着複合体) の手先ですね。報道機関ではなくプロパガンダ宣伝係です。本当は、原発廃止・TPP拒否・増税(庶民増税、大企業減税の矛盾)・憲法大改悪・格差是正・沖縄基地問題…、などなどを争点にして議論し意見を戦わせてシッカリと有権者が選択すべきであったのに、争点隠しはヒドかったですね。温暖化のデマ報道はどうしようもない悪辣なものですし、NHKはもはや報道機関じゃ全くありませんね。私もNHKの視聴料は敢然と拒否しています。視聴者は皆NHK視聴料を拒否してNHKを倒したほうが宜しそうで…。


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↓ 本日の収獲は、バケツに2杯

寒い頃に一段と美味くなるのが天然岩ガキ (牡蠣) であります。で、本日12月23日深夜というか未明というか (午前1時頃に) 最寄りの磯で獲ってきましたワ。瀬戸内海沿岸地方の住民はホントに磯が好きですよね。今日と明日はものすごく磯が引きます。(海面が下がります) ただし磯が引くのは紀伊水道側では夜中ですが、播磨灘側では明け方になりますわね。(場所によって時刻がずれる)

天然の岩ガキ

天然の岩ガキ





降雨はキノコの生長に最高の肥料!
●雨後のキノコは、生育が一挙に進む!
昨日の12月20日に、淡路島各地で良い雨がありました。例年、瀬戸内地方では冬の間はまとまった雨がなく、降っても1回の降雨で5ミリとか10ミリ程度、冬は乾燥することが多いです。雨がないと淡路島南部の特産品のタマネギの苗が育ちません。普通は、農業では水を肥料とは言わないものですが、農作物の生育にとって一番大切な肥料は 「水」 であります。そもそも生物 (動物も植物も) には水が必要欠くべからざる資材なのであって、水がなければ生存はできません。当たり前といえば当たり前ですが、そういう観点から 「水」 こそ最高の肥料なのです。この事情はキノコでも全く同じで、雨後のタケノコという表現があるように、雨後のキノコは降雨前に比べると一挙に生育が進みます

●昨日は全島的にほぼ満遍なく良い雨でありました。気象庁と国土交通省の雨量観測所が島内に23箇所あるのですが、観測データを閲覧すると、降水量は27ミリ~63ミリの範囲にあります。降水が土地を十分にうるおし、地下深部までしみこみ、さらに地下水まで浸透するための最低限の降水量は30ミリ以上といわれています。ほぼ全島的に30ミリ以上あったから田畑の土層の深くまでシッカリと潤したハズです。多い所では60ミリ前後降ったから、地下水も涵養出来たと思います。しかも、洪水とか土砂崩れを起こすほどの大雨でもありません。必要にして十分、誠に好ましい降り方であったと考えられます。



12月20日の淡路島内各地の雨量


降雨効果があり大分大きくなったが…
本日12月21日に、シカよけのガードを補強しにいきました。胸騒ぎのような危惧があったのですが、やはり今年の12月は寒すぎる感じがします。ヒラタケはカンタケ (寒茸) と呼ばれるぐらいだから、秋遅くあるいは初冬に寒波が襲来して、寒冷刺激によりキノコの原基 (キノコの元) が形成されます。そして、その後の温度や湿度など生育環境が最適ならば順調にキノコが大きくなります。環境が適していなければ、原基が形成されてもキノコが大きくならないことがあります。本日12月21日に子細に観察しましたところ、成育がやや緩慢です。ちょっと気温が低すぎるかもわかりません。連続して強い寒波が次々に襲来しているのがマズそうな感じがします。それに、やはり、原木が毎年腐朽していくから収量は昨年よりかなり減る可能性が濃厚になってきました。で、あまり大勢来られたら分け前が減るから、参加申込はこれで打ち切りとさせていただきます。


↓ 以下4葉の写真は本日12月21日に撮影した
12月21日の状態

12月21日の状態

12月21日の状態

12月21日の状態



地球温暖化利権者どもも、たじたじの寒さ
日本は、また、むしり取られる。 お人よしニッポン!
地球温暖化に関する国際茶番会議が閉会して1週間になるのに、マスゴミどもはろくに報道しません。政府は、参加した各省庁ごとに情報を出しています。たとえば 外務省の発表 こちらは 農林水産省の発表 といっても、日本の主張としてこう言った、こう主張したというふうな内容が中心の情報で、我田引水的な自画自賛情報という印象がします。で、結局、COP20で何が決まったのかハッキリしません。確実に決まったことは来年のCOP21はフランスで行われるということか? あれこれと情報収集していると、日本経済新聞社のネット記事 (2014年12月15日2時07分リリース ) にとんでもない話が出ています。で、引用させていただきます。とんでもない話の部分を赤で強調します。

温暖化ガス削減、全参加国で COP20で共通ルール合意

引用開始
【リマ=浅沼直樹】 地球温暖化対策を話し合う第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議 (COP20) は14日、すべての国が共通ルールに基づいて温暖化ガスの削減目標をつくる方針で一致し、合意文書を採択して閉幕した。各論を巡り先進国と途上国の対立は残り、内容や手続きに曖昧さも目立つ。来年末に最終合意を目指す2020年以降の新たな枠組みづくりは難航も予想される。

 今回の会議は来年末にパリで開くCOP21を控え 「ポスト京都議定書」 と呼ぶ20年以降の枠組みづくりの地ならしを進める狙いがあった。合意文書は 「すべての国が目標をCOP21よりも十分に先立って」 まとめる時期に言及し、早めに準備ができた国に来年3月末までの提出を求める方針も明記した。排出量の多い日本は早期の目標提出が期待される。

 先進国に加えて途上国もまとめる新しい目標では達成時期や基準の年、現在よりどれほど進んだ取り組みなのかを明確にするよう求める。途上国の主張を取り入れ、洪水や高潮といった温暖化に伴う被害を抑えるための適応策も目標に加えることを認めた。

 日本は欧米や中国に比べ20年以降の温暖化ガス削減の目標づくりの作業が遅れている。原子力発電所の扱いが定まらない政策の停滞が響き、今回のCOP20でも議論を主導する場面はほとんどなかった。新目標を 「できるだけ早期に出す」 との望月義夫環境相の発言を踏まえ、国連の潘基文事務総長が 「来年3月までに目標を出すよう頑張ってほしい」 と注文をつける場面もあった。

 日本政府は途上国の温暖化対策を支援する 「緑の気候基金」 に15億ドルを出す方針を表明し、各国が歓迎した。日本は資金面の貢献策を引き続き求められる見通しだ。 【引用終了



日本は格好のカモになっている!
日本はカネをむしられるだけですわね。15億ドルと言えば、為替レートを1ドル120円で換算すれば1800億円だ。各国が歓迎した、ということでありますが、そりゃあ歓迎するわね。どんどん日本がカネを出してくれれば各国とくに途上国は大歓迎です。資金面の貢献策を引き続き求められるということは、カモとしてむしり取られるということでしょう。どうやら、日本には外交とか駆け引きとかはないみたい。米国や中国のほうがよっぽど二酸化炭素を出していて、日本の二酸化炭素排出量はずっと少ないのに、カネだけどんどん取られるのはバカみたいです。二酸化炭素地球温暖化説など自然科学の学説としては既に崩壊状態で、世界はこの虚妄説にかこつけたパワーゲーム (権力闘争) をやっているだけなのに、お人よしな日本は京都議定書の罠にはめられて、むしり取られているだけです。なんという情けない国だろうか? これでは、マスゴミどもはあまり報道できないわけだ。

●それにしても、ていよくカネを盗られるというのは、国益を侵害されているということと同義です。日本の伝統を守れ! 国益を守れ! とわめきちらす右翼の連中どもがなぜこれを言わないのか? 不思議です。それから国を守れ! 自主憲法だ! とわめきちらすのに何故アメリカの属国・植民地同然なのか? 大きな疑問です。 政策は首相が決めるのでもなければ、政権与党が決めるのでも全くありません。戦後マッカーサー元帥が7年統治した頃からずうーっと、在日米軍幹部と省庁幹部官僚が月例会 「日米合同委員会」 を続けていますよね。米国本国からは 「日米経済調和対話」 が来るし…。大部分の政策は米国の強い干渉支配下で決まっていますね。国益や自主を口にする右翼どもは、完全に二枚舌野郎どもです。



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温暖化茶番会議の陰で、最低気温記録更新が続々!
↓ の表は、2014年12月19日に、12月の最低気温記録を更新した地点です。気象庁ホームページの 観測史上1位の値 更新状況 の頁から引用。ただし、リンクは最新の物しか表示されません。ひと冬でどれだけ最低気温記録が更新されるか? 毎日チェックしてコピーを取らないと分からなくなります。

2014年12月19日に、12月の日最低気温の記録更新地点


2014年12月19日の朝、四国は寒かった!
2014年12月19日朝、四国は寒かった


2014年12月19日の朝、九州も寒かった!
2014年12月19日朝、九州は寒かった

●12月19日の朝は、西日本とりわけ四国と九州で冷え込みました。非常に寒い朝だったと思われます。山間部や内陸盆地を中心にして、-5度前後、場所によっては-7度~-8度まで冷え込みました。 -10度は当たり前-20度や-30度もあり得る北日本や信州の人からは、 「その程度では大したことねえじゃないか」 と言われそうですが、そうではありません。西日本では家の構造が北日本みたいに高気密・高断熱じゃありませんから、隙間風が浸入して寒いし、暖房が寒冷地仕様のFF式強力ストーブじゃないから寒いわけです。戸外が氷点下になるときは可搬式の小さなストーブでは死にそうなほど寒いですわね。南北に長い日本列島では、南にいくほど外気温が上がるといっても、南下するほどに暖房が手薄で不十分になるので寒くなるのです。19日朝の西日本とくに四国と九州の冷え込みは強烈で、凍死したというハナシはまだ聞いていませんが、寒くて死にそうになった人は多いでしょう。死にそうになるほど寒いのに、温暖化を憂うるアホらしさ!

【12月19日朝の、四国地方で、最低気温が低い順10傑】
2014年12月19日 四国地方の最低気温の低い方からの順位


【12月19日朝の、九州地方で、最低気温が低い順10傑】
2014年12月19日 九州地方の最低気温の低い方からの順位



CO2地球温暖化説・温暖化脅威論は宗教、寒くなる他ない!
●なお、12月19日に日最低気温が全国で一番低かったのは、北海道ではなく、長野県の アメダス野辺山 (のべやま) の-20.8度 でした。野辺山は八ヶ岳の東側山麓の盆地状高原地帯で観測所は海抜1350m。北海道以外のアメダスで-30度以下の低温はまだ観測されていませんが、(区内観測所時代には岩手県藪川で-35度があるが) 本州で-30度以下の可能性があるのは、野辺山 (のべやま) と、長野県アメダス 菅平 (すがだいら) 、岩手県アメダス 藪川 (やぶかわ) の3観測所です。もしかしたら今冬に本州で-30度以下があるかも? 反骨の物理学者の槌田敦先生が、 「地球温暖化盲信者どもを正気に戻らせるには、もはや寒くなる以外に方法がない」 という意味のことを言っています。全くその通りです。二酸化炭素地球温暖化説・温暖化脅威論は全く宗教みたいになっていますね。宗教に心を洗脳された者どもは、どうにもこうにも、しようのないヤツラだ。寒いのは嫌だが、温暖化亡者を正すために低温記録をどんどん更新して欲しいものであります。

2014年の掉尾を飾る 「こくもんじ」 と 「ヒラタケ」 の観察・採集会は、12月28日に決定!
稿末に、写真追加あり

●2014年も残すところ僅かな日数になってしまいました。泣いても笑っても2014年はまもなく終わりです。この2014年の掉尾 (ちょうび) を飾る自然観察会として、恒例になりましたが、 「こくもんじ」 と 「ヒラタケ」 の観察と採集であります。とりわけ、ヒラタケは日本列島のキノコ狩りの最後の採集の対象であります。西日本のほぼ全域で 「ヒラタケ」 は 「カンタケ・寒茸」 と呼ばれています。もちろん瀬戸内地方でもカンタケです。寒くなってから出てくるキノコ、あるいは寒中であっても出ることがある、という意味です。

●吾輩の観察・調査では、淡路島南部では本家のヒラタケだけでなく、近縁種として、ピンク色のトキイロヒラタケ、傘が薄く軟弱な感じのウスヒラタケ、傘が大きく肉厚なアワビタケが発生します。いずれも上等な食用キノコです。本家のヒラタケも山中に生えるものを観察すると、いくつかの系統があるように思えます。系統によって早生・中生・晩生と発生時期がずれていくようですが、ヒラタケの類の品質は晩成で寒くなってから出るものが優れています。初夏とか梅雨時分に出るウスヒラタケはあまり歯ごたえがなく、味噌汁の実ぐらいにしかなりません。9月とか10月に出る早生のヒラタケも傘が薄くあまり品質がよろしくないです。それに比べると、寒波が来て雪雲が流れ、ちらちらと風花(かざばな)が舞うころに出るヒラタケの素晴らしさ! 普通はキノコ狩りではヒラタケの評価は必ずしも高いとは言えないのですが、カンタケと呼ばれるタイプのものは、肉厚で重量感があり歯ごたえもよく香りもあって美味しいものです。炭火であぶってから焼き肉のタレをつけて食べると酒が進みます。天然のエノキタケも秋遅くから初冬に発生するキノコですが、淡路島南部ではエノキタケよりもカンタケの方が遅くに出てきます。つまり、カンタケを採集して本年のキノコ狩りシーズンは終了です。ついでに申せば、キノコ狩りシーズンの始まりは春先に出てくる海岸マツ林のショウロです。あるいは同じころに暖冬で降雨があれば出てくる天然シイタケでしょうか?



「こくもんじ」 と 「ヒラタケ」 の観察採集会は12月28日決定!
確実に参加する人は7名、たぶん参加するであろう方が3~4人か? 自生地保護の観点から設定している10人枠が既に一杯で、一般参加者を募る余地がないのですけれども、1人か2人ならば何とか…。 (21日に収量が減る危惧がハッキリしたのでダメです。分け前が減るから)


天然ヒラタケの幼菌、ていうかまだ赤ちゃんか?
写真は12月17日に撮影。気象庁ホームページで 洲本特別地域気象観測所の12月17日の観測データ を閲覧すると、最低気温が0.1度(平年値より4.9度低い)、最高気温が2.5度(平年値よりも8.0度低い)で大変寒い1日でした。厳寒期の寒さですが、寒さなどものともせずカンタケが出てきました。10日後には採り頃になるでしょう。0度近い寒さは全く問題にならないのですが、カンタケの生育にとっては寒さよりも乾燥のほうが大敵です。一度雨が欲しいところです。

↓ 2014年12月17日、兵庫県南あわじ市の山中にて。エノキ (榎) の枯損木に発生したヒラタケ、幼菌がたくさん出てきましたわ。
12月17日の状態

12月17日の状態


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シカの食害防除策を講じた
本日18日にヒラタケがシカ(鹿)に喰われてしまわないように網を張って防除策を講じました。そうしないと、ほとんど食べられてしまいます。参加者が10人にもなれば、それなりの採集物がなければなりませんので、シカさんには悪いけどヒラタケを食べるのは遠慮していただきます。またシカさんたちにはそれが親切でもあります。キノコを食べないように教えてあげないと、毒茸を食べるリスクがあります。必ずしもその毒茸が人畜共通の毒キノコとはかぎりませんが、人が中毒死した毒キノコにより飼犬も死んだなどの例があるようです。(毒キノコを入れた味噌汁を、ご飯にかけて犬にやった例など) シカは木の葉っぱや草の葉を食べる動物です。人でもシカでも不用意に野生キノコを食べるのは非常に危険なのです。人は言葉があり、毒キノコで中毒した情報・知識を蓄積したり伝達することができます。どのキノコが食べられるか? どのキノコが中毒するか? その知識は、ある意味では先人の中毒ときには中毒死という犠牲の上で分かったことです。シカはそういう知識の伝達・蓄積ができないと思われますから、シカにキノコを食べさせないのが親切なのです。

で、以下は本日(12月18日)の写真であります。

12月18日のヒラタケ

12月18日のヒラタケ

12月18日のヒラタケ

↓ 浮島現象が見られました。説明はこちら
浮島現象

↓ 岩の上で休むウミウ (海鵜) 。ヒメウ (姫鵜) も混じっているかも? 説明はこちら
岩の上のウ(鵜)たち



本日の写真、寒そうな写真。
本日は2014年12月17日であります。

いま、日が変わって18日になりましたが、夕方に天然ヒラタケの生育状況を観察にいきましたわ。その道中で寒そうな写真を撮ったので5葉の写真を陳列します。



淡路島南部海岸から、徳島県南部を遠望
まことに陰鬱な寒々とした写真です。徳島県南部の阿南市方面を遠望しましたが、四国山地には雪雲がかかっています。雲の輪郭がハケでぼかしたようになっていて降雪を伴っていることが観察できます。写真では確認しづらいですが、肉眼では徳島県の山々が雪化粧しているのが見えました。徳島県のアメダス配置図 を閲覧して調べると昨夜18時~本日24時の降水量は、徳島県山間部の福原旭(フクハラアサヒ)で25ミリ、木頭(キトウ)で9.5ミリ、京上(キョウジョウ)で31ミリ、半田(ハンダ)で20ミリでした。山間部は終日氷点下で推移していたから、積雪10~30センチ程度であろうと推定できます。海岸部のアメダスは降水量がなかったから、四国東部に流れ込んできた雪雲は山間部のみに雪華を落とし、太平洋上にでると雲が消えたと思われます。
徳島県南部を遠望する


淡路島南部海岸から、和歌山県を遠望
和歌山県の中北部の有田市~日ノ御崎方面を遠望したものです。写真では確認しづらいのですが、冬の風物詩の浮島現象 (一種の蜃気楼) が見えていました。流れゆく雪雲から落ちてくる雪華が幕のように垂れさがっています。いかにも冬らしい風景です。西高東低のよく冷える日には、意外に太平洋側にも雪雲が流れ込んできますわね。中国地方の脊梁山地の低い所を乗り越えて日本海の雪雲が流れ込んでくる場合もあれば、瀬戸内海上で雲が湧き立つ場合もあります。
和歌山県を遠望する


黒岩スイセン郷は、12月26日から営業らしい
まだオープンしていないので、ひっそり閑と静まりかえっています。スイセン郷の入り口には12月26日から営業という看板がありました。スイセンの開花が遅れているのか? という印象がします。早い年には11月中にかなり咲いていたように思います。ご覧の通り、まだちらほら咲きです。1割も咲いていませんわ。今年は12月に入ってから急激な寒波なので開花が遅れているのか? 近年はスイセン郷の観光入り込み数はジリジリ減っているようですが、ま、清楚ではあってもそんなに綺麗な花というわけでもなく、観光資源としてはちょっと弱いようであります。1回来たらそれっきりで、リピート客を誘引するだけの訴求力があるのか? それに淡路島南部の海岸は断層海岸特有の単調さが否めません。視界に入る島が沼島1個しかないし…。沼島が5個あって多島美を見せてくれたらいいんですが。愛媛~広島間のしまなみ海道の景観の素晴らしさは、幾重に湾曲する橋梁のユニークさと多島海の複雑な景観でありましょう。あまり言よったら怒られますが、何か、これは素晴らしいというポイントがないんじゃないか?
淡路島 黒岩スイセン郷

スイセンの花は、ちらほら咲き


お登勢さんも寒そうですわね
吾輩は思ったのですけれども、お登勢さんの足元に “おさい銭箱“ を置くとよろしい。艱難辛苦を極めたお登勢さんにあやかって、手を合わせると、苦労してもやがては何とかなる、ピンチを脱出できるという “いわれ” を創作すればいいのではないか? スイセン郷に来た観光客に、お登勢さんにおさい銭を投じるようにしむけるわけです。朝にサクラの千円札を入れておくと、次々に千円札が入るかも??
お登勢さんの立像

●これも言よったら怒られそうですが、そもそも お登勢 (船山馨) さんは実在の人物ではありません。南あわじ市灘黒岩出身ということになっていますが、ただの小説の中の架空の人物ですよね。申すまでもなく、札幌市出身の作家、船山 馨(ふなやま かおる)の小説の作中人物であり、その小説を脚色したTBSやNHKのテレビドラマの主役であります。庚午事変(こうごじへん) という史実を題材にしたとはいえ、お登勢はあくまでも創作上の架空の人物であります。それを実在の人物かのごとく扱うのはいかがなものか? つまり、ウソがあるということであります。ウソや誤魔化しは宜しくありません。


今冬最強の大寒波襲来! 北海道が大変なことになりそうだ!
本日は2014年12月16日であります。

台風級の猛烈な爆弾低気圧だ!

12月に入ってから寒波第3波が襲来してきましたね。明日、明後日は大変なことになりそうです。爆弾低気圧が北海道で猛烈に発達、 2014年12月16日09時に発表された17日09時の予想天気図 (なお、リンクは最新の予想図しか表示されません) から日本付近を抜粋して借用します。まるで台風みたいです。恐いような予想天気図です。予想であるから必ずしもこの通りになるとは限らないにしても、低気圧の中心気圧が948hPaと台風級です。どこまで気圧が下がるのか注目ですが、何年前だったか932hPaというのがあったですよね?(註1) それを思い出します。台風と異なるのは、低気圧の中心付近でも気圧傾度力が台風ほど大きくないことと、大きさが台風よりも巨大であること、目がないこと等でしょうか? ま、台風みたいに時には70mとか80m/sなどという風は吹かんでしょうが、北海道地方で 瞬間最大風速が50メートルという予想が出されています。40メートルの予想は時々見るのですが、低気圧で50mの暴風の予想は吾輩は初めて見ました。 (過去にあったのかもしれませんが) 気象庁はかなりの被害を見越しているのではないだろうか? 

(註1) 調べたら、やっぱりあった。2011年1月17日21時の天気図で932hPaです。気象庁のホームページに掲載されている資料 日々の天気図 「2011年1月」 の中で、18日の天気図の説明で、「アリューシャンの南の低気圧、発達して中心気圧932hPa。」 という記述が見られます。

↓ 予想天気図
2014年12月17日09時の予想天気図


↓ 北海道で、なんと瞬間最大風速50メートルの予想
平成26年12月16日17時06分 気象庁予報部発表 「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第5号」 を抜粋して転載します。
暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第5号


問題は、この国の船長がまともな対応をとるかどうか?

●問題は自然災害が起こることではありません。自然災害は避けがたいものであって、台風や地震や猛烈な低気圧の発生を阻止することは不可能です。災害列島ニッポンに住んでいるかぎりは自然災害は宿命であって、どうすることもできません。それはしかたがないことなのです。自然災害が起こることを受け入れるしかありません。しかしながら、人智を持って減災を期することや、政府が迅速に対応すれば被災者の救出は可能です。思い起こせば、今年の2月14日~15日に関東甲信地方で記録破りの大雪がありました。 甲府地方気象台で2月15日09時に114センチの積雪 で従来記録の49センチを遥かに凌駕して驚愕させられました。関東西部や山梨県の山間部などで集落が軒並み孤立、高速道路で立ち往生した車が雪に埋まりました。山梨県の河口湖の近くで雪の中に倒れて犠牲者も出ました。その大雪で世の中が大混乱になっている報が次々に飛び込んでくるさなか、この国の船長は高級割烹で、のほほんと天麩羅に舌鼓を打っていましたよね。 そういう前科があるわけです。問題は、この国の船長に国民の生命を護るという意識が希薄であることです。

●いま、北日本を襲っている低気圧は稀にみる強烈なもので、人的被害が予想されます。暴風で家屋の倒壊が当然に予想されます。北海道の家屋は高気密・高断熱で厳しい寒さの対策は万全でしょうが暴風対策が不十分ではないか? 西日本太平洋側は第二室戸台風級の襲来があり、70mの暴風を予想して重い瓦を乗せて屋根を大変重くしています。屋根を重くするのは暴風対策です。(ただし、地震では逆にマイナスでしょうけれども) なかなか北海道に行く用事がないのですが、北海道の家屋を観察すると、瓦屋根ではなく、素人がみても暴風では屋根が吹き飛びそうな作りの家屋が多いように見えます。まず、家屋が暴風で倒壊し人が下敷きになることが考えられます。次に、暴風雪で自動車が立ち往生、ガス欠で暖房が切れて車内で凍死とか、あるいは雪に埋まった自動車の車内に排気ガスが還流し中毒死とかもあるのでは? あるいはスタックした自動車を出て助けを求めようとして雪の中に倒れて凍死もあるかも? たしか、3年前ぐらいだったか? オホーツクのある町で父親と娘の父子家庭で父親が凍死するという痛ましい事故があったと思います。(註2) それから、この暴風では船舶は最寄りの港に緊急停泊するでしょうし、まさか暴風のなか出航などしないと思いますが、もしかして海難事故を起こす船舶もあるかも? ほかにも、別に北海道じゃなくても本州でも、暴風雪のなかあえて登山するような不心得な者もおるわけですし、恐いもの見たさで大しけを見物に行くとか、そういう不用意な連中の遭難が予想されます。走行中の車が強風で横転するとか、日本海側全域、山陰地方に至るまで豪雪で道路が大渋滞し雪に埋まるということはあります。何年前だったか鳥取県の伯耆大山の山麓の道路で多数の車が雪に埋まりましたよね? (註3) それから電線着雪で送電線が切れて停電しオール電化の家が暖房が利かなくなって家の中で凍死したり、(註4) もちろん豪雪地の北陸で雪の重みで家屋が潰れて人が圧死するなど…、たいへんな被害が予想されますが、この国の船長は迅速に災害救助に動くでしょうかねえ? ちょっと心配であります。災害救助のために自衛隊を待機させておいて、もし事が起こったならばただちに救助に向かわせる措置が要りそうです。 選挙で大勝したと祝杯を挙げて浮かれている場合ではありません。


(註2) 3年前じゃなく、去年の話ですわね。ネット新聞記事は全てリンク切れです。 《悲しすぎる》 北海道8人死亡の暴風雪 一人娘を守って凍死した53歳の父親 のみ残っていた。

(註3) 国土交通省の資料 が残っていました。You Tube 動画 も沢山残っています。Wikipediaの 平成23年豪雪 という記事によれば、2010年暮れから2011年の正月のことで、1000台の車が立ち往生し、渋滞は25キロの長さに達したらしい。

(註4) オール電化の家屋は災害で停電した時に弱点をさらけ出します。そもそも、オール電化は電力会社が推進していましたが、原発推進の陰謀でした。電力需要を膨張させて 「原発を増設しないと需要に応えられない」 という論理展開でした。電気自動車も同じく原発推進の一環を荷負う陰謀です。


●中国の古典では、孟子だったか老子だったか何だったか忘れましたが、災害は為政者にとってはチャンスだと言っています。災害が起こるのは仕方がないのですが、為政者が素早く人民を救出し、見事に災害の復興を図るならば人民の厚い信望 (支持) を得ることができるというのです。これは原発事故にも当てはまります。 「放射能がダダモレ」 であるにもかかわらず 「コントロール出来ている」 などと嘘っぱちを言い、原発事故の被害の過小評価・隠蔽工作をし、特定秘密保護法で原発情報を隠そうとたくらみ、原発事故の終息など全くできていないのにもかかわらず再稼働を推進するようでは、人民の信望は得られません。中国の古典は3000年読み継がれてきただけのことはあります。叡智の宝庫です。この国の船長は、中国をいたずらに狭量に敵視するのではなく、中国の古典を読んで為政者の心得を学ばなければなりません。

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追記】 12月17日09時の予想天気図と、同時刻の実際の天気図 (実況の解析天気図) を比べると猛烈な低気圧の中心気圧が見事に一致。ドンピシャリの当たり!

↓ 17日09時の実況天気図PDFファイル図から日本付近を抜粋して借用。

2014年12月17日実況天気図

●北海道根室沖に中心がある低気圧が948hPaと解析されています。最寄りの旧根室測候所で08時頃に951.6hPaを観測していますね。これは根室測候所の1879年~2014年の135年間の観測統計で、低い気圧の堂々2位の記録です。1位は1994年の948.7hPaです。 しかも図中に、“DEVELOPING LOW” (発達中の低気圧) などと記入されています。もしかしたら、940を割るのか? 注目するところです。 ここ数年来、実は研究者達の間で陰で地球寒冷化がささやかれているようですが、寒気が強ければ強いほど温帯低気圧は猛烈に発達しますよね。いわゆるタチの悪い温暖化通説では、温暖化で気象現象は荒っぽくなると言いますが、全く逆じゃねえのか?


追記その2】 
17日22時40分までの観測データですけれども、昨日~今日の2日間で、最大瞬間風速の1位に君臨したのは北海道の観測所ではありませんでした。東京都のアメダス神津島の41.7mでありました。2位に北海道の旧根室測候所の39.9mでした。北海道で50mはおろか40mを越える観測所はありませんでした外れといえば外れ!


16日~17日の最大瞬間風速の順位

↑ 気象庁ホームページの 今日・昨日の全国観測値ランキング の16日、17日の2日分を合成して作成。観測所に*印が付いているのは旧 測候所 (現 特別地域気象観測所) であります。なお、根室の39.9mは根室における観測史上の12月の1位記録更新です。


震え上がる日本列島、アベノミクスの犠牲者が出るかも?
●今年の秋は概ね平年並みか若干気温が高めで推移しましたが、師走に入ると状況は一変、北極圏から厳寒期並の強い寒波が波状的に日本列島にまで南下しています。下図は 気象庁ホームページ 「天候の状況」 から借用させていただきます。許可を得ずにあまり勝手に借用ばかりすると、気象庁に叱られるかも分かりません。アクセス解析を見ると、時々気象庁からのアクセスがあるので、そのうちに叱られるかも分かりません。しかしながら、気象庁 (つまりお役所) は国民から集めた税金で組織の維持をしているわけです。国民が気象庁の観測データを利用しようが引用しようが、その料金は税金という形で国民は負担しています。ある意味ではこれは弱みであるとも言えます。つまり、自分たちを養ってくれているお客様 (納税者) をみだりに叱りつけるわけにはいかない…。

●本日はアベノミクスなる意味不明な怪しげなものを審判する日ですが、政治家もお役人も自分たちを養ってくれるお客さん (納税者) に露骨にキバを剥いています。隠せないのに情報隠蔽に躍起になり、歯向かう者には不当な弾圧を加えたり、あるいは、利益供与で手名づけ籠絡しています。新聞やテレビのマスメディアも役人や政治家と一蓮托生であって、悪徳の円環の一部に組み込まれています。マスコミの幹部は首相と食事をするなど、あってはならない癒着が白昼堂々と行われ、官房機密費が有力言論人の買収にバラまかれています。11月の何日だったか忘れたが、自民党がマスコミに偏った報道をするなと圧力をかける文書 (脅迫) を送りつけると、マスゴミどもは根拠なき自民圧勝300議席超の報道を一斉に始めました。なんだか、戦時中の大本営発表報道を見るみたいで、気持ち悪いです。ていうか、恐ろしいです。今のマスゴミは完全に死んでいます。ただの政府 (政権与党) の宣伝係でしかありません。とくにヒドイのはNHK。 NHKの会長はじめ経営委員会が首相のお友達によって占拠され、完全に政府の広報機関になっています。旧ソ連の 「プラウダ」 か北朝鮮の 「民主朝鮮」 と変わらないのではないか? NHKは視聴料を国民からもらっているのに政府の機関誌然としているのは間違っています。「犬HK」 と揶揄される所以です。 有権者が政府・マスゴミ一体となった世論誘導に惑わされずに、まともな審判をするか非常に心配しています。 それにしても、第3四半期のGDPの改定値が年率換算で-1.9%と下方修正になったことを、マスゴミが普通に報道すればアベノミクスなど全くのまやかしであることが判明するのに、まともに報道しませんでした。マスゴミは完全に腐敗しています。



震え上がる日本列島
↓ 12月4日~12月13日の10日間の、各地の平均気温の 「平年値からの偏差」
12月4日~12月13日の10日間のおける、各地の平均気温の 「平年値からの偏差」

●北海道の宗谷岬から沖縄県の与那国島に至るまで、3000キロにわたって全ての地点でマイナス偏差です。プラス偏差は1箇所もありませんわね。非常に珍しい現象です。こんなの初めて見ましたわ。どんなに厳寒であろうと、逆に猛暑だろうと、あらゆる地点がマイナス偏差なんて普通はなく、 (逆にプラス偏差も) どこかでプラス偏差があるものです。今回の大寒波がいかに強力だったかを顕しているのではないか? まやかしのアベノミクスで、国民大衆は貧乏になっています。大寒波の中、灯油を買うお金がなくて凍死する犠牲者が出るかも? わかりません。北海道・東北地方・信州を重点的に、生活困窮者に、政府は早く灯油券を支給するという暖かい政策をしなければ、本当に凍死の犠牲者が出かねませんわ。また、古いストーブが使えなくなっても新しいストーブを買えない困窮者もいるでしょうから、早急なる支援が必要です。西日本でも中国地方の山間部が冷え込んでいて、犠牲者が出るかも? もし出たらアベノミクスの犠牲者です。庶民の財布はやせ細っていますが、マスゴミどもは政府が以前に国民を支援しようとしたとき 「バラマキ」 だと徹底的に批判しました。ところが、政府が強い者や大企業を支援するのもそれは 「バラマキ」 に他ならないのに何も言いません。やはりマスゴミは強い者の味方ですわね。


南国の鹿児島県まで氷点下の厳しい冷え込み!
気象庁サイトから 2014年12月15日06時の九州南部気温分布 を見ると、本土最南端のアメダス気温観測所の田代までしっかりと氷点下です。5時42分には-3.0度であります。 (なおリンクは最新の図しか表示されません) 上空に寒気が残っている所に強い放射冷却が発生したようであります。まるで今後のこの国の景気冷え込みを暗示しているかのようです。悪夢のような恐ろしい選挙結果になりましたが、今の自民党は昔の自民党では全くありません。小泉政権以降は明白に変質しています。弱肉強食の野蛮状態を是とする新自由主義者に乗っ取られて、政治には、もはや 「所得の再分配」 とか 「弱者救済」 という視点は微塵もありません。加えて、大日本帝国主義時代を賛美する復古主義者に乗っ取られて、おぞましい軍国主義・徴兵制の復活はもはや時間の問題です。そう遠くない将来に米軍指揮下に組み込まれた自衛隊 (国防軍) から戦死者が出るでしょう。恐ろしいですね。今後は、ますます強いものが栄える陰で弱い者は戦死するか寒さに凍死するしかありません…。ちなみに、今朝 (12月15日朝) 本州で最低気温が一番低かったのは長野県アメダス菅平で-15.4度でした。北海道では上川総合振興局のアメダス占冠の-22.1度でした。 冗談ではなく、ほんとうに困窮した弱者から凍死者が出る危惧が高まっています…。

2014年12月15日06時の九州南部気温分布



また、やられるぞ! えらいこっちゃあ!
犠牲者も出た徳島県西部山間地の大雪
●1週間前に、大寒波が西日本まで南下、南国の四国の徳島県西部の三好市・東みよし町・つるぎ町の山間部で大雪に見舞われました。山間の道路が積雪の重みで倒れた樹木に埋まり通行不能、ついでに倒れた樹木が電線を切断し停電、山間部の集落が孤立しました。三好市等は県を通じて自衛隊の災害救助を要請し、復旧するに数日が要しましたわね。97歳の老人が死亡するなど人的被害も発生しました。当該地域には、正式な気象庁の降雪観測所が存在しないために積雪量がいかほどかは推定するほかありませんが、報道では孤立集落で70センチとも伝えられました。徳島県西部のアメダス池田で100ミリの雨量だったから、この降水が氷点下の気温でサラサラの雪ならば積雪1mと見るのが妥当でしょう。

大雪から1週間、スキー場はいまだ営業できず
●付近には、南国のスキー場が2箇所存在します。
一つは、井川スキー場 腕山 (かいなやま) 腕山は海抜1333mありスキー場は山頂直下で、ゲレンデは海抜1080-1180mぐらいです。 井川スキー場のホームページによると、 「井川腕山スキー場は現在営業中止です。スキー場までの県道が倒木多数による通行可能な状況ではなく通行止めとなっており、スキー場まで来ることが出来ないため営業中止とさせていただいています。 復旧めどは現在未定となっており、スキー場も無人の状態で連絡の取れない状態となっています。」 ということで現在 (12月12日) スキー場は無人状態。

もう一つは、 スノーパーク雲辺寺 です。雲辺寺山は徳島と香川の県境の山で海抜927m、ゲレンデの海抜はは860-920mの範囲にあります。ホームページによると、 「12月12日 (金) オープン予定でしたが、5日の大雪と雷の影響の為、造雪機械等スキー場設備に不具合が生じており、オープン日を1週間延期して19日 (金) からの営業を予定しております。申し訳ありませんがしばらくお待ち下さい」 と香川県のスキーファンは初滑りはおあづけです。

スキー場なのに、雪が迷惑なのか?
●南国四国といえども海抜1000mまで上がれば、東北地方北部ぐらいの気温になり、冬は降る物はほとんど雪になってしまいます。豪雪地帯の北陸地方のような豪快な積雪はないにしても、それなりに積雪が見られます。1週間前の大雪は1日で1mのドカ雪で、両スキー場とも施設が雪害を受けたり、道路が通行止めで、いまだに営業ができない状態のようです。南国のスキー場は、普通ならば自然雪が不足して人工雪に頼る面が濃厚なので、せっかく自然雪が1mも降ったのは有難いハナシであるのに、現実はまったく逆で、なんという皮肉なことであろうか?



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また大寒波が西日本まで南下しそうな気配です。
高層天気図やレーダーナウキャスト画像が、1週間前と酷似していますね。

2014年12月12日09時の500hPa高層天気図
2014年12月12日09時 500hPa高層天気図
気象庁ホームページ 「船舶向け天気図提供ページ」 から、 500hPa高層天気図 を抜粋借用しました。勝手に着色したのは、地上で降水があれば雪になる目安の-30度線(赤)、冬の第一級の寒波の目安の-42度線(青)であります。

2014年12月12日19時のレーダーナウキャスト
気象庁ホームページ レーダー・ナウキャスト (降水・雷・竜巻) : 四国地方 から借用しました。橙色で丸を勝手に入れましたが、瀬戸内海の南側、燧灘南東部で雪雲が湧いています。極めて狭い範囲で局地的に雪雲が湧いていますが、前回と全く同じ所であるというのは地形的な影響でしょうかねえ? その雪雲が三好町に流れ込んでいます。アメダス池田では15時の観測データが、気温3.2度、降雨強度が7ミリ/hです。山じゃ雪になっているハズです。 また、やられるぞ! えらいこっちゃあ!   (前回よりも積雪が少なそうなので、赤の強調文言は訂正・撤回します。)


三好市 観光ライブカメラ から借用。13日13時の箸蔵寺 (はしくらじ) の御本堂の映像です。前回の雪が軒下に残っている上に新雪が積もり始めました。前回よりも気温が若干高く降水量も少なめです。山のほうでも積雪は10~20センチのレベルでしょうかね? ま、大丈夫そうです。とはいえ、徳島県西部の山間部は太平洋側の日本海側みたいであることには変わりません。
三好市のライブカメラから借用

↓ 13日16時の黒沢湿原の映像。積雪はそれほど多くはないと思われますが、(10センチ程度か?) しっかりと雪景色になっております。
三好市のライブカメラより借用

●平成の大合併で三好市は、三野町・池田町・山城町・井川町・東祖谷山村・西祖谷山村の6町村が合併してできた市で、面積は721平方キロと広域です。 (ちなみに淡路島は592平方キロ) 今回の雪はスキー場周辺というよりも、より山間部の旧東祖谷山村や西祖谷山村あたりが、降雪強度が強くなっているようです。旧東祖谷山村にあるアメダス京上 (海抜560m) でおよそ30ミリの降水量です。気温が0度を僅かに下回る状態で推移しているから、しっかりと雪になっている模様です。旧東祖谷山村は海抜が高く、700~800mはごく普通、1000mまで集落が点在しています。30ミリでは30センチの積雪、これ以上降ったらまた孤立する集落が出るかもわかりません。


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地球温暖化国際会議は、崩壊寸前か?
今、南米のペルーのリマで12月1日から開催されているCOP20 (国連気候変動条約第20回締約国会議) の報道が全然ないのは何故だろうか? と不思議に思います。数年前だったら、恒例になった12月の地球温暖化会議の様子が、とくにNHKでは盛んに報道していました。新聞でも朝日新聞等は連日キャンペーンを張って報道していました。ところが今年は全然報道がありません。どうやら、温暖化国際会議は分裂・崩壊の寸前ですわね。

NHK ニュースウェブ 「COP20 先進国と途上国の対立鮮明に」

引用開始】 温暖化対策の新たな枠組みを協議する国連の会議、COP20は、11日までに各国の主張が出そろいましたが、先進国と発展途上国の対立から協議が中断するなど、着地点が見いだせない状況になっています。

南米、ペルーの首都・リマで開かれているCOP20で、各国は温室効果ガスの排出削減を先進国だけに義務づけた「京都議定書」に代わり、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みについて協議しています。 枠組みづくりの争点を話し合う作業部会では、早ければ来年3月末までに提出する温暖化対策の目標をどのような内容にするかについて協議を行い、11日までに各国の主張が出そろいました。 しかし、温暖化による被害を防ぐ対策などのために途上国で必要となる資金を先進国が支援することも目標に盛り込むかどうかや、経済成長を遂げた先進国と経済力に乏しい途上国との間で目標にどう差をつけるのかなどを巡って、先進国と途上国との対立が一層鮮明になっています。

11日午前には、作業部会の共同議長が各国の意見を取りまとめた議論のたたき台を示そうとしましたが、途上国側が反発して協議が中断するなど、着地点が見いだせない状況になっています。COP20では、来年末の合意を目指す新たな枠組みに向けて道筋をつけることが求められていますが、予定された残る1日余りの日程で意見の対立が解消できるのか、予断を許さない状況です。 【引用終了

  (なお、太字の強調は、吾輩山のキノコがした)


もう、いいかげん地球温暖化会議もIPCCも解散しろ!
●こりゃあ、もう、ダメだわね。決裂寸前です。崩壊寸前です。 そもそも、20年も世界の首脳が寄り集まって何という愚かな茶番劇をやっているのだろうか? そもそも地球温暖化なんて政治的な思惑で仕掛けられたヨタ話です。最初はヨーロッパ主導で、発展途上国や中進国の経済成長に足かせをはめるなどの狙い (もちろん他にも原発推進など色々な狙いがある) でやっていたようですが、近年では交渉のテーブルは180度回転、攻守入れ変わりました。先進国が途上国からむしり取られる構図が鮮明です。そろそろ地球温暖化会議はお開き (解散) の時期が迫ってきたという感じです。 ちょうど、米国でも地球寒冷化が始まったと敢然と主張する研究者も現われはじめましたね。

2000年以降地球は寒冷化してきた
↑ このグラフは、小川克郎名古屋大学名誉教授らのグループが作製されたものです。NASA/GISS気温データベースを元にして、田舎の観測所のみで気温データを解析したグラフです。都市の膨張による昇温のノイズを除去すると、2004年以降の地球冷涼化が鮮やかに浮かび上がっています。もはや、温暖化の終息と、地球の気温低下は隠せなくなるのは時間の問題です。もったいない学会の創設者であり会長の 石井吉徳Blog: 地球は有限、資源は質が全て から借用させていただきました。


【お知らせ】 今年も 「こくもんじ」 と 「ヒラタケ」 の観察・採集会をしましょう!
【お知らせ】

今年も、「こくもんじ」 並びに 「天然ヒラタケ」 の観察・採集会をいたします。

●日時は未定ですが、候補日としては、12月21日(日曜日)、あるいは12月23日(火曜日・天皇誕生日)、あるいは12月28日(日曜日)、です。候補日ばかりで早くから決定できないのは、ヒラタケ (広く西日本名はカンタケ・寒茸) の発生・生育状態を見ているからです。 「こくもんじ」 の観察および採集のあとに、ヒラタケのキノコ狩りを致します。自然観察や、山の幸の採集では、催行日の決定は参加者の人間の都合ではなく、その自然の産物の生育状況に合わせるしかありません。これが、直前まで催行日を決められない理由です。特に、キノコの収獲適期の幅は狭いです。数日しかありません。早くてもダメ、遅くてもダメなのです。

●観察・採集場所は非公開ですが、兵庫県南あわじ市の沿海山中です。申すまでもなく、淡路島は瀬戸内海東部に浮かぶ離島ですが、阪神間からの交通アクセスが良く、また四国本島からでも1.3キロの距離しかありませんから、島外の方や他府県の方も参加できます。ただし、自生地保護の観点から人数制限があります。10人までです。先着順です。午後0時現地集合、午後4時解散です。昼食は済ませてからの観察・採集会です。参加費用は無料です。参加しても何ら特典はありませんが、収穫物は山分けします。 なお、観察などとエラそうなことを申しても、植物や菌類の分類や分布や形態に関する専門家の同伴はないので、参加者自身の自主観察となります。




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「こくもんじ」 の着果風景
「こくもんじ」 とは淡路島南部での地方名で、標準和名は 「シマサルナシ(マタタビ科)」 です。サルナシ(変種のウラジロマタタビも)とは近縁種ですが、サルナシよりも着果数が非常に多くて野生状態でも鈴なりになります。畑で栽培するとビックリするほどの豊産性を示します。こくもんじの分布は北限地は島根県の日本海に浮かぶある島、東限地は三重県紀伊長島町あたり、淡路島は分布の北東の限界地に当たります。西日本各地の沿海地~沖縄県・先島諸島まで分布しています。

こくもんじの着果風景

2014年産 「こくもんじ」 の収獲 (12月8日に採取)
分かりやすく言えば、「こくもんじ」 は小型キウイフルーツです。ただし、キウイはこくもんじの改良大実種ではありません。全く別種です。キウイは中国揚子江下流域に分布するマタタビ科植物 (オニマタタビ、シナマタタビ?) がニュージーランドに移入され、改良栽培作物化したものか? こくもんじは樹から採りたては固いので、追熟させてから食べます。ビニール袋にリンゴと一緒に入れて密閉し、暖かいところに1週間ほど置くと柔らかくなって食べられます。ただし、追熟し過ぎると発酵して変な味になるので、追熟したら冷蔵庫で保存します。

2014年産こくもんじ収穫

香川大学農学部 果樹園芸学 片岡研究室シマサルナシとキウイとを交配し新品種育成の研究をされています。淡路系統のシマサルナシも栽培されているようです。たぶん、南光氏 → 淡路景観園芸学校 → 片岡研究室のルートで南淡路のシマサルナシが伝播したのではないか?

南淡路ロイヤルホテル料理の飾りにシマサルナシを利用しているらしい。福良の園芸愛好家の女性が自宅で栽培したものを持ち込んでいるらしい。と聞いていますが事実確認していません。シマサルナシを使った料理とは、どんなものでしょうかね? 一度見たいものです。しかし、このあいだ南淡路ロイヤルホテルで食事をしましたが、やたらに値段が高いだけで、その料理に値段に応じた価値があるのか? という印象を受けましたわ。 (中傷するわけではなく、率直な感想であります) ま、あそこは大企業なので料理以外の部門のコストが大きく、それを料理部門の利益でカバーしている面があると思われますから、しかたがないのでしょうけれども…。

山口県 祝島 (いわいしま) と言えば、徹底的な上関原子力発電所反対運動で全国区の知名度のある島ですが、シマサルナシが自生していて 「コッコー」 と呼んでいるようです。「コッコー」 はマタタビ科の果実の中国名の 「びこっとう」 が語源です。日本史の国定教科書には絶対に載らない話ですが、2200年昔に、中国の調査団3000人が日本に来たと言い伝えられています。いわゆる 徐福伝説 です。この徐福伝説が祝島にもあり、徐福が中国名の 「びこっとう」 を伝え 「びこっとう」 → 「コッコー」 へと変化したのでありましょう。祝島ではシマサルナシを島の特産として売ったり、シマサルナシ酒を醸造して中国料理店で食前酒に出したりしているようです。 → 祝島市場 コッコーの部屋

●なお、淡路島にも徐福伝説が存在しますね。南あわじ市榎列上幡多、下幡多あたり (赤鳥居のある周辺) に徐福一行がしばらく住みついたとか? たぶん、本物の伝説、創作したウソ伝説が入り乱れて、徐福伝説なんて捜せば日本中にあるのじゃねえのか?? 

●それから、南淡路ではシマサルナシは忘れ去られた野生果実です。終戦直後の食糧難の時には住民がシマサルナシの果実を採って腹の足しにしていました。その後、飽食の時代になり誰も採って食べなくなりましたわ。この事情は西日本各地の自生地でも同じでしょうね。つまり、シマサルナシは果実としての魅力が薄いのではないか? という気がします。特に、小さいのが致命傷か? リンゴぐらいの大きさのシマサルナシが出来たらいいのですけれども…。そういう観点からは、片岡先生のシマサルナシ研究は失礼ながら趣味の研究みたいに見えます。シマサルナシの改良よりも皮をむかなくても食べられるキウイの作出を研究してほしいところ…。キウイは皮をむくのが邪魔くさいです。皮むきがキウイ消費の増大阻害要因です。皮をむかなくても食べられたら、キウイ消費は何倍にも膨らみますね。



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↓ こちらは去年の観察会でのヒラタケ大収穫!
発泡スチロールのトロ箱4個に加えてビニール袋で、20キロぐらいあったのではないか? 参加者みなで均等山分けしました。同じ給食の釜のメシを食った同級生のO君が、正月用の飾りのダイダイと、仏さんにお供えするシキミを沢山提供してくれて、参加者には沢山の土産がありましたわ。
大収穫!!

柏原山ー諭鶴羽山系のヒラタケ



瀬戸内海東部でも、「副振動」という “急な海面上下動” に一応留意しておきましょう。
●大潮のたびに磯に行って、カキを獲ったり、タコを獲ったり、冬場ならばワカメを採ったりしていると、海で起こる色々な現象を観察するのですが、しばしば水位が急に30センチほど上昇してビックリすることがあります。そういう現象の存在は、漁師さんなど海を仕事場とするプロのかたはもちろん、一般の釣り人やアサリ掘りをする人なども気付いている人は多いと思います。これが、いわゆる 副振動(ふくしんどう) であります。ただし、副振動という用語は九州西岸ではニュースでも取り上げられ、気象庁からも注意報が発表され、巷間に流布している言葉ですが、瀬戸内海東部では 「副振動」 などという言葉は話題になることもなく、ほとんどの人は知らないのではないか? 


気象庁サイトから引用
副振動とは、湾や海峡などで発生する海面の振動現象です。 振動の周期は数分から数十分で、湾や海峡の形状(深さ・大きさ)によって異なります。 

一般的には、台風や低気圧等の気象じょう乱に起因する海洋のじょう乱や津波などにより発生した海面の変動が、湾内の固有振動と共鳴して副振動となります。 副振動自体は、全国どこの沿岸でも発生していて特に珍しい現象ではありませんが、振動の周期が湾等の固有周期に近い場合は、共鳴を起こして潮位の変化が著しく大きくなることがあります。

振幅の大きい副振動は、急激な潮位の変動や激しい潮流を起こし、港に係留された小型船舶の転覆や破損、定置網など係留物の流失などの被害をもたらすことがあります。 また、沿岸の地盤の低い地域では、海水が下水道を逆流して道路や住宅地に溢れてくるなどの浸水被害をもたらすこともあります。


気象庁サイトより
               2011年12月21日の父島検潮所における潮位記録
引用終了


こちらは福岡管区気象台の解説 副振動 (あびき)


●普通は12時間の周期で繰り返す潮の干満が 「主振動」 として、それ以外の海面の振動 (上下動) を 「副振動」 と気象庁は定義しているようであります。自分なりに咀嚼して理解したならば、海洋上を低気圧や寒冷前線などが通過して急に数hPaの気圧変動が生じた場合、海面が数センチ上下動が起こり、その上下動が波長の非常に長い波となって沿岸にまで伝わり、湾や入り江に入り込み、その海洋長波の周期が湾や入り江の固有周期に近ければ共鳴を起こすということでしょう。しからば、海洋長波の進行方向と、その湾の湾口から奥の方への方向が一致する場合とくに副振動の振幅が大きくなるのではないか? 日本付近では低気圧等は圧倒的に西から東へ移動しています。そうすると、海洋長波は概ね西から東へと、あるいは南西から北東方向へ進行することが多いのではないか? 九州西岸にあって西に湾口が開いている湾にシッカリと海洋長波が進入してくる、これが九州西岸で副振動が顕著な原因では? 他の地方では、湾に進入しにくい、あるいは東日本では低気圧が東方に去っていくから沿岸に到達する海洋長波が減衰してしまう。(違っていたらゴメンなさい)

しからば、わが淡路島では紀伊水道という南に開けた大きな海域の奥に位置しています。台風が南から真っ直ぐ北上する際に副振動が大きく成るのではないか? ただし台風時には海上は大しけになり高潮が起こるから副振動が見えにくくなるのでは? それに紀伊水道を大きな湾と見立てても大きすぎて共鳴が起こりにくいのでは? で、淡路島周辺では副振動はあまり顕著ではなく、神戸海洋気象台とか瀬戸内海東部の気象台から副振動注意報が出ませんわね。(九州西岸の長崎湾じゃ、かつて3m近い振幅の副振動で死者も出ているようです) しかしながら、資料に当たって調べてみると、淡路島周辺の検潮所でも50~70センチの振幅の副振動の発生記録はあるようです。 磯の岩場で釣りをしていたら、突然に水位が50センチ上昇し足場が水没、滑って海中に転落死が絶対にないとは言えません。海には、「副振動」 という現象があることに一応留意しておきましょう。



20~30センチの副振動ならば日常的に発生している
気象庁の潮位観測情報 大阪
20センチや30センチの副振動 (海面上下動) は瀬戸内海東部でも毎日当たり前のように起こっています。九州西岸のような1mとか2mに達するような副振動は起こりませんが…。 ↓ 天文潮位からの潮位偏差のグラフ

気象庁 大阪験潮所の観測データ


ホシナベ様の 長崎港で「あびき現象」 を埋め込み借用します。



ハイパーインフレが来るのか? 近い将来の経済大混乱が可視化してきたわね。
●この国は膨大な有利子負債を抱え込んでいます。本当の税収は50兆円前後しかないのに、国家の予算は補正予算を含めて100兆円を超えています。会社ならばとっくに倒産している状態です。従業員に支給する月給を借金で賄う状態で、尋常ではありません。家庭では借金が返せなくて自己破産するか、夜逃げです。まったく気違いじみた状況なのに、政治家も財務省官僚も何を考えているのか? 恐ろしいほどの危機感のなさであります。1000兆円を超える国債の残高をどうするのか? 国債の利払いに新たな借金です。などというと、国に膨大な借金が有ると言っても、国は一方で財産も持っているから相殺すると正味の借金はそれほどではない、だからまだまだ大丈夫なんだ、という楽天的な反論も来そうです。

●たしかに、財務省のホームページで日本の国の貸借対照表(バランスシート)を閲覧すると、国はけっこう金融資産を持っているし膨大な不動産を持っています。したがって名目上の借金から資産を引いたら1000兆円よりもかなり小さくなるのは事実でしょう。そういう意味では、増税のための口実として 「国は1000兆円以上の借金だ! 早く消費税を20%や30%にしないと国家がこけてしまう!」 と善良な国民を脅迫している面はありましょう。けれども、国に財産があるなどと言っても、例えば政府が持っているアメリカ国債が売れるのでしょうか? 政府が持っているアメリカ国債は100兆円とも言われていますが、宗主国のアメリカが植民地日本にカネを返してくれると思っているのだろうか? 政府が持っているのは米国の発行した 「預かり証」 だけだとウワサされていますよね。まだ記憶に新しい2009年2月の 「朦朧記者会見」 で失脚し、その後変死した 中川昭一 財務大臣は米国債の売却を口にしていたから消された (殺された) 疑いが濃厚です。アメリカに逆らう者は命を奪われるわけで、政府が持っている米国債は売れるわけがないですわね。取られ損なのです。それから、国が膨大な不動産を持っているなどといっても、国道が売れるのか? 国会議事堂が売れるのか? 天皇陛下に出て行ってもらって皇居が売れるのか? ま、売れないでしょうね。で、貸借対照表の上では国には沢山の財産があるなどと言っても、売れない財産ばかりです。要するに絵に描いた餅です。

●で、やはり、この国はそう遠くない将来に破綻するのは必定、我々しもじもの国民は覚悟を決めた方がよろしそうで…。70年前の太平洋戦争敗戦で、戦費調達のために膨大に積み上がった戦時国債をチャラにするために行われた預金封鎖や新円切り替えのようなことがまた起こるでしょうね。もちろん当時とは状況もことなるから同じことが起こるわけではないでしょうが、経済的敗戦・大混乱は避けられないのではないか? 何が起こるのか、大分可視化してきた印象がします。たぶん、日銀の異次元金融緩和が続いて国債を全部引き受けるのではないか? 日銀がお札を刷りまくって国債を引き受け、お札の値打ちが次第に逓減していく、1万円札がやがて千円の値打ちしかなくなる、結果ものすごい円安とハイパーインフレということではないのかな? そろそろ経済学者やアナリストなどから1ドル1000円などという声が出始めましたよね。お札の値打ちが10分の1になれば、政府の借金も10分の1に軽くなって実質は1000兆円の借金も100兆円。しかしまあ我々しもじもの国民のなけなしの貯金も軽くなって100万円の貯金が10万円です。実質的には、国民の貯金を政府に移転してチャラです。歴史上何回もあった徳政令 (借金踏み倒し政策) ということですわね。えらいこっちゃああァ!

●愚かなアホノミクスでは株式相場が上がったなどと阿波踊りよろしく浮かれていますが、かつて国家が破産した国ではロシアでもトルコでも韓国でもアルゼンチンでも破綻が始まる初期の段階では株は値上がりしています。刷りまくるお札が株式市場に流れ込むからでしょう。しかしその後は派手に暴落するのが常で、いま、世界を股にかけて荒しまわるヘッジファンドが日本売りのタイミングを狙っています。アホノミクスの阿波踊りがいつまでも続くわけではないでしょ。1ドル1000円にまで円が暴落したら、日本は食糧の半分、エネルギーのほとんどを輸入しています。食パン1斤が2000円、ガソリン1リットル2000円、豆腐1丁1000円、国産品も一緒に値上がりするから大根1本1000円、米10キロが3万円となるでしょう。世界の事例を参考にすると、一番困るのが年金生活者でしょうか? いままで良い目をした公務員も泣く筈です。案外涼しい顔をしていられるのが田舎で暮す者、とりわけ農家などではないか? 生産手段を持つ者は強いし、いざとなれば現金支出を極限まで切り詰めて自給自足で切り抜けられます。



経済大混乱をどうやって生き延びるか?

妙案があろう筈がないのですが、それなりの金融資産を持っている人ならば、資産を国外に疎開させることでありましょう。地球上には20箇所あまりのタックスヘイブン (租税回避地) があるとされますが、もっと早い段階ならばともかくも現時点では資産海外疎開は手遅れでは? それに、自分自身も外国へ行ってしまって日本に帰らないのならば、それもいいかもわかりませんが、難点は、疎開させた資産を国内に戻すときに国家に召し上げられるのではないか? 庶民のなかでも海外に資産疎開した人は結構いるみたいで、吾輩の実の姉 (姉夫婦) もこの範疇に入ります。それから、通貨としての円が紙切れになるのであるから、財産をモノに変換するのも手でしょう。まず考えられるのが金 (きん) に替えることですが、これも難点があって、今は金は歴史的な高値ゾーンに入っています。もっと早い段階ならばともかくも現在では値下がりのリスクを背負うのと、これも将来に換金するときに国家に召し上げられるかもしれませんわね。それから、外貨建て資産に変換も手でしょう。米ドルではなくできるだけ分散して外貨預金にするとか外国株式を買うなど。しかしまあ、これも、将来に換金するときに国家に召し上げられる危険性がありそう…。なんせ、10万円の送金に際しても免許証のコピーを取られます。国民の資産把握・資金移動の監視が非常に厳しくなっています。お札を刷りまくって国家の借金をチャラにするのに併せて、国民の資産収奪を狙っています。国家権力を甘く見ない方がよさそうです。

さて、これという金融資産が何もなければ、ある意味では気楽なものではありますが、それはそれで大根1本1000円、ガソリン1リットル2000円時代をどうやって生き延びるかの問題があります。これも、これという妙案は全くないのですけれども、今のうちに現金がなくても生活できる体制を構築しておく必要があります。で、思いつくままにいくつか箇条書きに並べてみました。


国家破産・経済大混乱を生き延びる心得 (ただし田舎での話)

①、今のうちに井戸を掘っておく。300万円の投資です。水道代を不必要にする為です。くみ取り便所の復活。もちろん、くみ取ったものは畑のこやしです。

②、薪ストーブを設置する。かまどの復活。五右衛門風呂の復活。つまり、燃料を旧来型バイオマスの薪炭にします。吾輩の子供の頃は風呂もご飯を炊くのも冬の掘りごたつも、燃料は薪や炭でした。幸い、山は木が茂っています。もし、山の入り合い権を持っていなかったならば薪の調達は海岸の流木です。

③、非農家ならば何としても畑を手に入れる。非農家が田畑を買うのは農地法の制限から困難なので、山林とか原野を買って開墾することも必要かも? できれば1人あたり5畝 (5アール) 欲しいところです。これだけあればかなりのところまで食糧を自給できます。

④、ニワトリ、ヤギを飼うことも試みる。牛乳の代用はヤギ乳。実はヤギ乳のほうが牛乳よりも濃厚で、栄養価もかなり高いですよ。吾輩が高校生のとき下宿させてもらった家では2頭ヤギを飼っていました。で、毎日ヤギ乳を飲まされましたわ。馴れたら飲めます。ヤギのフンは貴重な畑の肥料です。

⑤、山野の食べられる植物の知識を持つ。野や山は食材の宝庫です。山菜や食用キノコが沢山あります。特に腹の足しになるのはクズから採る澱粉です。葛切りや、麺のようなビーフンにして利用します。

⑥、実益としての釣りをする。釣果を上げる技術を磨く。晩のおかずは磯や海で調達します。溜め池のブラックバスの料理法も工夫するのはもちろん、外来種のブルーギルも料理を工夫します。滋賀県じゃ琵琶湖のブラックバスを学校給食に出して生徒に食わせていますよね。

⑦、近所の農家と仲良くする。余った農産物や売り物にならないハネ物などくれますよ。売り物にならないハネ物が1割や2割でてしまう農産物があります。仲良くしていたら分けてくれます。ただしもらい切りではなく、魚を沢山釣ってきたらお返しします。仲良くしていると作物の栽培法も教えてくれます。

⑧、とにかく近隣住民と仲良くする。苦境は助け合う。これが田舎のいいところです。ちょうど味噌を切らしていたら、隣にいって味噌を貸してと頼められるまで仲良くするとベスト。経済大混乱は隣近所一致団結して乗り切ります。

⑨、自転車に乗る稽古をする。片手でも乗れるまで練習するとグッド。ガソリンが高くて自動車が使えなくなる日が必ずきますから、それに備えます。

⑩、とにかく体力作りに励む。経済大混乱・耐乏生活を生き延びるのは体力が勝負です。カネのかからない自給自足的生活は、のどかな牧歌的な生活とは全くことなります。こまめに動き回り、力仕事もしなければいけません。健康で体力がないと無理です。

⑪、酒・タバコなど体に害がある物はただちに止める。健康に留意します。医者にかかるとカネがいるから。病気をしたらおしまいと考えるべきです。

⑫、男性も和裁を習う。ズボンのつぎ当てぐらい出来るようにする。服はつぎ当て修理で長持ちさせる。カネのかからない生活とは、できるだけ物を買わない生活です。つまり、物を修理して長く使うのが基本であって、大量生産・大量消費・大量廃棄とは対極にある生き方です。

⑬、長期保存可能なものは今から蓄えておく。缶詰とかチリ紙など。日本は一旦は国家破綻しますが、10数年後復活してくるのではないか? それまで何とか凌ぐために蓄えられるもの (衣料品など) は今から貯蔵しておきます。


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本日 (12月8日) の収獲
↓ 瀬戸内海の天然岩ガキです。昨日・今日が大潮です。夜中にまた獲ってきました。大潮のたびに岩ガキ獲りですが、このように、国家破産の経済大混乱ではお札が紙切れになりますから、食材はスーパーに行って買うのではなく、山や磯に行って調達しますね。しがない庶民はそうやって生き延びるわけです。

本日の収獲



徳島県の西部に大雪注意報が出ている!
本日は2014年12月05日であります。

徳島県西部の山間部大雪、自衛隊出動の事態に!

●師走に入ったとたん西日本にも強い寒気が進入しています。すでに厳寒期の寒さであります。本日の10時25分に徳島地方気象台は徳島県北西部の 三好市・東みよし町に大雪注意報 を発表しました。 広島県では、広島地方気象台が本日10時25分に芸北の安芸高田市・安芸大田町・北広島町に大雪警報を発表しています。


徳島地方気象台の発表
↑ これと同じものが東みよし町にも出ています。


● ↓ の写真は、三好市のライブカメラ から借用しました。2014年12月05日14時30分のライブカメラ映像です。 箸蔵寺 (はしくらじ) の御本殿が積雪に見舞われています。 四国八十八箇所の番外編と位置づけられている四国別格二十霊場めぐりのお遍路さんも、ガタガタ震え上がりそうですわ。とても南国の四国とは思えないような光景であります。

(実は、南国・四国では山間部ではよく雪が降ります。ていうか、山間部は冬は日本海側みたいな気候です。“太平洋側の日本海側” なのです。徳島地方気象台は、徳島県西部山間部に春先によくなだれ注意報を出しますよね。)

三好市のライブカメラから
↑ 徳島県三好市 箸蔵寺 (はしくらじ) 御本堂 12月05日午後2時半ごろ。なんだか日本海側の山陰か北陸みたいだよね。 

●同じく三好町の腕山 (かいなやま) にある井川スキー場では大変なことになっているようです。スキー場のホームページが言っています。

「12/6 (土) の営業は昨夜からの大雪で、スキー場までの県道が倒木多数の為、通行止めとなっており、スキー場まで来ることが出来ないため営業中止とさせていただきます。」

スキー場は雪が沢山降ったら商売繁盛で、熊手で利益をかきいれる大チャンスなのに、スキー場へいく道路が倒木多数で行けないとは皮肉なものです。なんちゅうこっちゃ! そもそも井川スキー場への登山道はスギの植林地帯であって、スギの樹は積雪の重みで倒れやすいんですわね。せっかくの大雪なのに、スキー場が商売できなくなったのは、明らかに林野庁の野放図なスギ植林の被害です。なぜならば、自然のままにほうっておけば落葉広葉樹林になっていた筈で、落葉樹は雪の重みで倒木などしないからです。

●明日明後日は、土日であります。スタッドレスに履きかえチェーン携行、万一スタックした場合に備えて脱出用のスコップ・むしろ・砂の重装備で、もちろんノコギリ (?) や非常食等も必須、大雪を見に行きましょう! 吾輩はスキーなど絶対にしませんが雪を見に行くのは大好きでありますが、そういえば昔海抜1400mのところで立ち往生したなあ。山の上で車中泊したのはいいんですけれども、おりしも南岸低気圧が四国沖を東進して夜が明けたら70センチの積雪に埋まってしまいました。あのときはどうやって脱出したんだったか、大昔なので覚えてないわ。それはともかく、明日明後日は徳島県西部の山間部は雪見客で賑わうハズです。

【2行追記】
(12/7 (日)も、井川スキー場は道路が通行止めのため営業停止の模様。雪を見に行こうと思ったけど、こりゃあダメだ。 それに鳴門海峡の上が凄い強風です。平べったい車両じゃないと危ないし。)


三好市のライブカメラから


三好市アメダス池田でなんと降水量が70ミリ!

12月5日の アメダス池田での気象庁の観測 を見ると驚くべきものです。冬の季節風による降雪 (しぐれ) にもかかわらず1日の降水量がなんと70ミリでビックリです。しかも前日にも昼ごろから29.5ミリ降っています、豪雪地帯の北陸地方ならばアリですが、瀬戸内海沿岸地方です。もともとが少雨地帯の瀬戸内です。冬のしぐれが終日続いて70ミリとはあまり前例がないのではないか? しかもこの70ミリを降らせた雪雲は日本海から流れ込んだものでは全くありません。瀬戸内海上 (燧灘) の南東端で次々に発生した雲が三好市に流れたものです。非常に局所的に降雪雲が発達したようですが、四国地方のアメダス風向分布を観察すると、燧灘南東部あたりで西風と北西風とが収束する小さなシアーラインが形成されたのか? という印象がしますが違うかもわかりません。ま、顕著な大雪だったので、いかなる現象だったのか、そのうち気象台が解析するでしょう。

それにしても、70ミリ (前日分を加算すると99.5ミリ) の降水は、氷点下のさらさらの雪ならば70センチ (100センチ) に相当します。もちろん湿気の多いベタ雪ならば積雪量は伸びませんが、アメダス池田は終日零度近い低温です。山の方ならばかなりの積雪があったのではないか? 50~100センチ?


12月05日のアメダス池田での観測データ

気象庁HPから借用
↑ 気象庁サイトからレーダー・ナウキャスト画像を借用。吾輩が橙色で丸を入れたのですが、ここ一昼夜にわたって瀬戸内海南側の同じ所で雲が湧いています。まん中の丸が燧灘南東端で湧いた雪雲が三好町に流れていることを示しています。香川県と徳島県の県境にある雲辺寺山 (927m) 山頂にコースが1本だけのスキー場があるのですが、そのスキー場の スノーパーク雲辺寺スタッフのブログ を閲覧すると 「12/5大雪 本日は大雪☃ 大変な事になりました!」 と言っています。 レーダー・ナウキャスト画像で分かる通り、ごく狭い範囲ではありますが、大変なことになったようです。実は、わが淡路島南部でも一日中雲が湧きたって和歌山県方面に流れています。たぶん、諭鶴羽山や柏原山山頂で積雪があるのではないか? 一日中全く瀬戸内海の特定の同じ所で雲が湧きたつのは、一番考えられるのは地形の影響などで、若干方向の違う2つの風がその場所で合流して収束帯を形成しているからではないか? 大局的な気圧配置が全く変わらないから大気の流れも変わらず、したがって同じ所で雲が湧くのだろうと思われますが、気圧配置に変化が生じると雲の湧く場所も変わる、ということでしょう。(たぶん)

●ところで、寒いのは嫌でありますが、地球温暖化利権者どもを、おとなしくさせるのには、大寒波が来て震え上がるしかありません。そういう意味では、寒いのもまた良しかな、と思います。11月の初めごろに、米国東部で記録的な早い寒波と大雪があって、場所によっては2mの積雪だったと報じられていました。北極圏から低緯度に伸びる寒波の足は3~4つあるわけですが、その寒波の足はアメーバの如く伸びたり縮んだり移動していますが、その寒波のアメーバの足がしばらく日本の方に向いているようですわね。


8日午前5時追記】 
徳島県西部での局地的な大雪がニュースになっているようです。自衛隊が出動するほどの大変な事態です。以下、引用しますが、やられているのは高地性集落と呼ばれているところです。徳島県の剣山地では、山の斜面の標高の高い所、標高300mとか500m、所によっては700~800mの高所まで人家があります。徳島県・香川県の県境の阿讃山地でも標高600mぐらいまで人家がありますわね。標高が高いぶん降水が雪になる確率が高く、冬期には結構積雪が見られます。べつに驚くようなことではありません。ま、要するに、太平洋側の日本海側ということですな。記事の中の住民の話でも、「若いころは除雪できたけど」 なんていう言葉が積雪地帯であることを物語っています。剣山系の山間部はそもそも除雪が必要な地域であります。

徳島県西部、大雪で770人が依然孤立 JNN/TBS 12月8日 (月) 0時57分
徳島県西部では、大雪で木が道路に倒れるなどして、およそ400世帯770人が孤立したままとなっています。 「徳島県内の孤立集落です。おととい (5日) からの雪で道路が塞がれ、孤立状態が続いています」 (記者) 徳島県西部のつるぎ町半田八千代地区、東みよし町大藤地区、三好市の井川町・池田町の4地区あわせておよそ400世帯770人が依然として孤立しています。今のところ、けが人や病人などの情報はありません。 自衛隊およそ140人が現地に入って除雪や倒木の処理など、道路の復旧にあたるとともに、住民の安否確認を行っていますが、孤立状態は解消していません。
 「食料や灯油は大丈夫ですか?」 (自衛隊員)
 「いけてます、私のところは」 (住民)
 「驚いたな、今年の大雪は。若いころは除雪できたけど、年をとってからはようせんのよ」
四国電力によりますと、この影響で、つるぎ町や三好市などのおよそ1000世帯が停電しているということです。 8日朝からは、警察がヘリコプターで現地に降りて安否確認を進めるとともに、自衛隊も復旧作業を再開します。


冬来たりなば春遠からじ…、今冬本格的な寒波が到来!
冬来たりなば春遠からじ…
などという言葉がありますが、イギリスの詩人シェリーの 「西風に寄せる歌」 の一節 「If winter comes, can spring be far behind?」 を翻訳した故事成語であるそうだ。冬が来たけれども、もうちょっと辛抱していれば、じきに春が来るのかな? てなニュアンスで、どちらかというと春がすぐそこまで来ているという言外の意味を匂わせています。しかしながら、やっと冬が来たばかりですから、春など遥か彼方であります。そう簡単には春は来ないですわね。とくに、近年は温暖化が終息して寒冷化フェーズに入っているのではないか? ととり沙汰されています。おそらく今冬は寒い冬になるのではないか? ホントに春は遠いです。ちなみに、温暖化に加担した研究者どもも、宗旨替えする者がかなり増えてきましたわね。

●いま、南米のペルーで、昨日から地球温暖化について議論する国際会議 (COP20) が行われていますが、もはや空虚な茶番劇となっていますわ。延々と20年も会議だけやっています。世界は、いつまで茶番会議を続けるんやろか? 今頃になって、米国と中国が前向きの姿勢ですが、両国とも地球温暖化のハナシを利用して経済的に他国よりも有利な立場に立つのを狙っているだけです。腹の中では誰も温暖化が危機だとも、二酸化炭素が温暖化の原因だとも思っていないのがアリアリと出ています。地球温暖化国際会議は、完全に小田原評定 (おだわらひょうじょう) と化しています。何も決められない、決めるハラはないのです。すでにIPCCのイカサマはバレています。地球寒冷化を口にする研究者が急速に増えてきた中にあっては、温暖化会議はピエロの踊りみたいであります。 

●そもそも、根本的には、二酸化炭素よりも水蒸気のほうが広範囲の波長帯で地球の赤外放射を吸収するし、しかも、存在濃度がオーダーで数倍~数十倍もあるから、大気中に多量に含まれる水蒸気の前には、二酸化炭素など倍になろうが10倍になろうがほとんど影響ないのは物理学的にも明らかなのに、こんなおかしな話を、なんで理科系の分野の人々は物言わぬお地蔵さんみたいに黙っているのだろうか? という大きな疑問があります。多分、研究者ならば政治が決めたことには逆らえない、逆らうと研究費の配分が受けられないのでしょう。企業ならば余計なことを言って政治に睨まれるよりも、自分も一緒になって温暖化の恐怖を煽り、上手く立ち回り利権をかすめ盗るほうがトクなのでしょう…。


↓ 下の図は、気象庁ホームページ 「船舶向け天気図提供ページ」 から、2014年12月02日21時の500hPa高度と気温 の高層天気図を抜粋借用しました。およそ5000mあまり上空の気温分布図ですが、-30度線を赤で着色しました。
 (なお、リンク先は最新の図しか表示されません。)

12月2日21時の500hPa高度と気温の図
↑ 赤色で強調したのは500hPa高度 (約5000m余り上空) で-30度の等温線ですが、地上で降水があれば雪になる目安です。 あるいは、850hPa高度 (約1500m上空) で-6度も地上で雪になる目安とされます。

●見慣れていないと、訳のわからない図ではありますが、巨大な寒冷渦が北日本をかすめて通ろうとしています。いよいよ、本格的な冬が来たわねという上空の天気図です。地上で雪が降る目安とされる-30度線が、東北地方南部 ~ 北陸地方 ~ 山陰沿岸まで南下してまいりました。 図では (02日21時には) 、稚内-38.1度、札幌-36.5度、秋田-36.1度、輪島-34.7度、松江-29.5度、福岡-26.1度と完全に真冬の気温になってしまいました。富士山では本日12月03日05時に-23.7度 (平年値は-15.8度) でした。おおよそ、昨日・今日は平年よりも8度ぐらい気温が低かったようであります。西日本各地の気象台でも初雪を観測しましたわね。 


【追記】 12月4日になりました。今日は昼から冷たい雨であります。アメダス南淡の午後2時の気温は5.8度しかありません。徳島県の山間部は雪になっているようです。↓ の写真は 徳島県三好市 のライブカメラから借用。黒澤湿原 (海抜約600m) の午後2時の状態ですが、雪が積もっていますわね。井川スキー場 腕山(かいなやま) の営業も始まりましたわね。剣山スキー場が閉鎖されたので、徳島県のスキー場は腕山だけになってしまいました。本土の人にはほとんど知られていませんが四国 (四国は大きな離島!) にもスキー場が沢山あります。剣山系や石鎚山系の海抜の高い所にあります。さあ、雪を見に行きませう!

徳島県三好市ライブカメラ 2014年12月04日午後2時 黒澤湿原


寒波到来で、紅葉が一気に終わった!

ようやく紅葉 (黄葉) の見頃になったと思うやいなや、本格的な冬の寒波到来で一挙に落葉し、紅葉ももう終わりです。もし暖冬気味で暖かい日が続けば年末まで紅葉が楽しめたのに残念であります。そういえば、地球温暖化利権者どもは、「紅葉の時期が遅れて正月に紅葉狩りになってしまう!」 と言っていました。べつに正月に紅葉を観賞してもいいわけで、正月に紅葉狩りして何か困ることがあるのであろうか? 困ることなど何もありません。温暖化利権者どもは、このように脅迫にもならない文言を弄して、大変だあぁア! と煽るわけです。脅迫するのであれば、もう少し恐くて足が震えるような脅しの文言を考えなくっちゃダメです。

↓ ツタの紅葉
ツタの紅葉

↓ ハゼノキの紅葉 
ヤマハゼやヤマウルシと見分けるのが難しいが、ハゼノキは葉の表面も裏面とも毛がなく、ツルツルと滑らか。ただし、ウルシ属の植物は触れるとかぶれる場合があるから、要注意ですが、これは個人差が大きく、吾輩は割とへっちゃらです。過敏な人は横を通るだけでもかぶれるみたいですわ。特にヤマウルシとヌルデには要注意。
ハゼノキの紅葉

↓ これは紅葉ではなく、トマトの実
中玉のトマトの果実
↑ 本日12月3日の様子です。トマトは意外に寒さに強く、年末まで収穫できそうです。正確な品種名は不明ですが、「株式会社アタリヤ農園」 が発売した 「完熟ミディトマト」 の種子から育苗して栽培したものです。味が抜群にいいです。温州ミカン並に甘い品種です。実際に栽培してみたら病気に強く、害虫を寄せ付けず、整枝しなくても大豊産性、放任栽培でも作れます。寒さにもかなり強そうです。家庭菜園・自給自足栽培に最適な品種です。推奨します。(ただし、買うのは種子なので、自分で育苗する必要があります。) 通常、野菜等のタネの袋には、発売元は美辞麗句をならべ自画自賛しています。これにはプロ農家も自給自足農家もだまされてきました。その品種が本当に素晴らしいかどうかなど、実際に栽培してみないと全く分かりません…。

↓ 本日 (12月03日) の収穫
本日(12月03日)の収穫

それにしても、寒いのは作物が枯れるから困るのであって、もっと、もっと温暖化すれば本土でも (註) 露地栽培で冬じゅうトマトが食べられるわけです。温暖化が困ることなど何もないのに、温暖化が困ると強弁するのは元々無理がありますわね。そう遠くない日に、人類は寒冷化の方が遥かに恐ろしいことを思い知るときが来るかも? ま、そもそも、現在は氷河期の中の間氷期です。つまり、つかの間の小春日和なのであります。

(註) わが淡路島南部は本土ではなく離島ですが、冬も温暖な沖縄や奄美大島などではなく九州本島以北のところでもという意味です。西日本や、関東以西の太平洋側でも冬に温室ではなく露地でトマトが栽培できたらこんな結構なことはありません。


●ま、温暖化したならばスキー場が困るかも? 雪が少なくなるし、降ってもベタ雪、さらさらのパウダースノーなど信州高原や北海道でも望めなくなります。 営業期間も短くなるでしょう。
●雪国で冬に雪降ろしの作業でアルバイトをする業者も困るかも? 豪雪で泣く人もあれば商売になって喜ぶ人もあるのは、台風災害でも震災でも同じですが、温暖化で雪が減れば喜ぶ人のほうが多いハズです。 
●九州や四国で酒造メーカーが日本酒が作りにくくなって困るかも? 鹿児島県で焼酎が盛んなのは冬の気温が比較的高いために清酒の醸造がしづらいためです。温暖化すれば西日本全域で清酒が作りにくくなるでしょうね。

考えたら、温暖化で困る人がないことはないのですが、それはごく一部の人々です。喜ぶ人のほうが遥かに多いのです。人は誰でも心の中では暖かいのを望んでいます。だから、海外に移住する人々は圧倒的に東南アジアなど熱帯や亜熱帯に移住していますよね。吾輩の実姉もマレーシアに移住しましたわ。寒いロシアやアラスカに移住したいと思う人などほとんどいませんよね。






黄葉狩り? 圧倒的に黄色のほうが多い
ようやく紅葉前線が淡路島にも到達

日本列島は面積は狭いわりには、長さがウナギの寝床みたいに長いです。面積じゃ小国、南北差では大国あるいは準大国並みと言えるのではないか? 気候帯も亜熱帯から亜寒帯まで及んでいますね。で、紅葉前線が2か月もかかって淡路島南部まで北方から南下、あるいは2か月かかって高山帯から海岸まで下山してきました。しかしながら、周囲が海に囲まれた島の中では気温の日較差が小さく、紅葉の発色がいまいち鮮やかではありません。紅葉が綺麗なのは、やはり気温の日較差が大きい内陸の高地とか北日本ですわね。それに、照葉樹林帯における紅葉は、真っ赤に色ずく樹種が少ないです。赤くなるものでは淡路島南部の山岳地帯では、ハゼノキ、ヌルデ、ヤマザクラ、シラキ、ウリハダカエデなど種類がごく限られています。淡路島南部の山にはタカオカエデ (イロハモミジ) は無いことはないけれども非常に少ないです。

照葉樹林の中の紅葉

やたらと、黄色のものばかりが目立つ

同じコウヨウと発音しても、「紅葉」 と 「黄葉」 とがあるのですけれども、淡路島南部では黄葉ばかりが目立ちます。本日の昼前に、諭鶴羽ダムの周遊道路をぐるりと一周してまいりました。以下に、黄葉の写真を陳列します。

↓ ホソバイヌビワ
ホソバイヌビワ

↓ クズ
クズ

↓ アカメガシワ
アカメガシワ

↓ エノキ
エノキ

↓ ムクノキ
ムクノキ

↓ フジ(ノダフジ)
フジ

↓ ウリハダカエデ (普通は赤っぽいが、黄色っぽい個体)
ウリハダカエデ



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