雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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大企業・有力企業・親会社は、消費税を払わない??
大企業・親会社は消費税分を、納入業者にツケを回す?
という疑惑が払拭しきれないです。

●大企業や親会社は、本社の所在地を管轄する税務署に申告して、ちゃんと消費税を国庫に納めているハズです。それは間違いないのだけれども、しかしながら大企業や親会社はその強大な力を背景にして、その消費税分を納入業者に、「消費税分を値引きしなさい」 と圧力をかけて安く仕入れているのではないか? つまり実質的には、納入業者に消費税分のツケを回しているのではないか? という疑惑が存在しています。もちろん、そんな露骨な圧力は違法行為なのであって、あろうハズがないのですが、巧妙にスマートにやるわけです。大企業や親会社が実は消費税を払っていないという噂はしばしば聞くところです。しかしながら、この問題が大っぴらに語られることはなく、また報道されることもほとんどなく、立証するのは非常に困難です。おそらく立証することは不可能 (命がけの証言が必要なので) かも? 田舎の僻地ブログといえども、不用意にこの問題に近づかないほうが無難かも?

●ちなみに、最近、吾輩が管理しているのところ (広義の公益法人) にも、公正取引委員会・中小企業庁からアンケート調査の文書が届きました。この文書が大企業・有力企業・親会社が、実質的には消費税の納税を逃れているのではないか? ということがあり得る一つの傍証と解することが可能です。疑惑などと言っても、もちろん噂や想像の域を出ませんが、当局がこんな調査をすること自体、“疑惑の存在” をおかみが認識しているわけです。 折しも、「消費税増税を延期すること」 を有権者に信を問うとして正式に衆議院が解散されました。それはある意味では首相の職権乱用であり、とんでもない暴挙ですが、有権者としては悪徳自民・公明党に怒りの鉄槌を下すチャンスです。賢明なる全国の有権者が悪徳与党に厳罰を下すとは思いますが、新聞・テレビのマスメディアどもが与党 (政府) の完全制圧下にある以上は全く予断ができません。 

なぜ大企業集団である 日本経団連が消費税増税に諸手をあげて賛成なのか? その意味につながる話でもあります。また、“輸出戻し税” の問題とも深く連関しています。で、有権者は今一度消費税が内包している重大な問題点 (消費税の転嫁拒否の問題点) を考えてみるのは大事なことでありましょう。 



↓ 吾輩の所 (広義の公益法人) に来た文書と、返信封筒
封書と、返信用封筒


↓ 法律を解説するチラシ
法律を解説するチラシ


↓ 回答用紙 表面
回答用紙 表面


↓ 回答用紙 裏面
回答用紙 裏面

●写真に撮ったものは、平成25年10月1日に施行された 消費税転嫁対策特別措置法 に基づいて行われる調査のようですが、公正取引委員会HP > 消費税転嫁対策コーナー で調査票や回答用紙を閲覧できます。

●しかしまあ、あれですな、公正取引委員会は 「平成26年度は、中小事業者の全てを対象とすることを目指した悉皆的な調査を波状的に実施することとしております」 と言ってますが、大企業や親会社の横暴に泣かされる中小事業者が正直に回答できるのだろうか? という疑問が残ります。中小企業が大企業や親会社に部品などを納入するばあい商取引上の力関係は歴然としています。圧倒的に弱い立場の中小企業が、大企業や親会社の不正を告発することになる回答が出来るのか? という疑問です。公正取引委員会は回答の秘密を守るといってもねえ…。不正を行った大企業 (買い手事業者) があれば公正取引委員会が調査に入ると言っています。その際には中小の納入業者からの告発ではないというふうに配慮すると言っています。そうはいっても、中小企業側は心配ですよね。万一、バレたらどんなしっぺ返しがあるか分かりません。取引停止は必定、あっという間に干されてしまいます。潰されるかもしれません。恐くて本当のところなど回答しづらいはずです。

●そう考えると、公正取引委員会の調査などお役所のアリバイ作りなのではないか? 「消費税転嫁対策特別措置法」 など実効性のないザル法なのであって、お役所はちゃんとやっていますよとアリバイ作りをしているように見えてしまいます。不正を働いた買い手事業者があれば取り締まりを行うといっても、指導・助言・勧告・公表等の甘ちょろいものです。悪質な違反は公表するといっても、新聞・テレビが取り上げなければ世間的には全く問題になりません。大企業は部品などの納入業者に、減額や買いたたき等の不正行為をして、かりに公正取引委員会がその大企業名を悪質業者だと公表したとしても、マスコミ業界からみると、大企業は広告費をくれる大切なお客様です。お客様に不利な報道はしませんよ。原発問題の報道をみてもそれは明らかです。マスコミ業界は、とりわけ大新聞とテレビは原発推進・原発擁護の色合いが濃厚な報道をしています。もちろん政府が原発推進であるためですが、電力会社や日立・三菱・東芝等が有力な広告主であるためです。報道などカネで買収されています。公正取引委員会が法令違反大企業名を公表しても新聞やテレビが取り上げるかどうかは、マスコミ側の判断です。大企業は広告を降りてもいいのか! と言えばいいだけです。

●日本の消費税なるものは、そもそも法人税率を下げて法人税収が減少するのを穴埋めするためのものであるのは明らかであって、悪徳自民党はウソばかり言っています。日本の消費税はヨーロッパの付加価値税やアメリカの売上税とも似て非なるものであって、生きていること自体に課税する (なんと、赤ちゃんが成長するのに必要不可欠なミルクにまで課税!) 悪税です。赤ちゃんには担税能力がないのは明らかですが、赤ちゃんはミルクがなければ成長できないのはもちろん、ミルクがないと死んでしまいます。担税能力がない人にまで厳しく課税するのは、憲法で保障されている生存権を脅かす悪税です。消費税は赤ちゃんイジメ、庶民イジメ、中小零細企業イジメ、大企業優遇の悪税です。特に問題は 「輸出戻し税」 であるのは論を待ちません。

「輸出戻し税」 の問題は立証するのが難しいので、あまり立ち入らないほうがいいのですが、消費税を外国人に課するわけにはいかないから、輸出品には消費税がかけられません。たとえば自動車メーカーが国内で製造した車を輸出する場合を考えてみると、輸出に際して確かに消費税は掛けていません。ところが、車を製造するときに仕入れた材料や部品には消費税が含まれています。この仕入れに含まれている消費税分が自動車メーカーに還付されます。これが、いわゆる 「輸出戻し税」 と称されるものですが、形式的には全く問題ないです。それを十分に認識した上で申すのですが、実質的には問題大アリです。部品や材料の仕入れの際に、「減額」 や 「買いたたき」 で消費税分を納入業者にツケを回している疑いが濃厚です。もしそうであれば、その輸出戻し税は納入業者に返すべきなのに、自動車メーカーが取り込んでしまいます。つまり、自動車メーカーは実質的には仕入れに含まれる消費税を負担していない (そう疑われる) のにもかかわらず、輸出戻し税をもらっているのはおかしいという疑問です。 (ただし、これを立証するのは非常に難しく、そういう疑惑があるということです) しかしまあ、どうりで、輸出大手企業が牛耳る日本経団連が消費税増税を言うわけだ。輸出企業は消費税を上げれば上げるほど 「輸出戻し税」 がもらえて儲かるわけだ。逆に、だからこそ日本経団連は消費税増税に賛成しているとも言えます。もちろん、法人税減税と消費税増税はシーソーの如くセットになっているからというのも賛成の理由でしょう。輸出大企業・悪徳自民公明党・財務省・マスゴミ、みんなグルだよね。


棄権するな! 投票に行って悪徳与党に鉄槌を振り落とそう!


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アベノミクス (ドアホノミクス) の失敗!
深刻な状況であります。

究極の ナルシスト じゃないかと思われるわが宰相は、民のかまどの状況が全くわかっていらっしゃらないみたいだ。民のかまどの状況は次のグラフが雄弁に物語っています。



アベノミクスで勤労者の収入は減ったあぁ!
浜 矩子 「今の景気は、出来の悪いホットプレート!」 ~ アホノミクスを斬る! ~ (大竹・室井) 浜 矩子 (はまのりこ) 教授によると、アホノミクスとボロクソであるが、最近では接頭辞の 「ど」 がついてドアホノミクスと辛辣である。↓ の図表は 総務省統計局 の最新データの 家計調査報告 (二人以上の世帯) 平成26年 (2014年) 9月分速報 より抜粋借用。安倍氏が宰相になってほぼ2年が経過しましたが、勤労者世帯の収入は、2年目の2014年には前年よりも大きく落ち込みましたわね。収入が減ったから勤労者世帯の消費も大きく減りました。こういう動かしがたい事実 (統計) があるのに、アベノミクスが大成功を収めたかの如き自画自賛はいったい何なのだろうか? 

アベノミクスで勤労者の収入は減ったあぁ!

●裸の王様・バカ殿様が政 (まつりごと) をおこなうと、民は生活苦で悲惨な目に遭わされます。企業は固定費削減のため正規雇用をへらし、派遣やパートなど非正規雇用を増やしています。雇用が増えたと阿部は自画自賛するけど非正規雇用が増えただけ。勤労者の収入は減り、年収200万円以下のワーキングプアが増加しています。はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る と石川啄木の詠んだ短歌の意味が切実に理解できます。いまや貧困率では先進国の中では1番か2番を争うような高い率になっています。貯蓄ゼロの世帯が3割に達しました。貯金ゼロで生活に余裕がなく病気になっても医者にかかれません。悲惨な経済苦から自殺者も急増していますよね。ここにきて政策的な円安による物価上昇が庶民を苦しめています。食糧や原油など輸入に頼る日本は生活者・消費者には円高のほうがいいのに、マスゴミどもは円高メリットには全く言及しません。

●株式市場が賑わっていますが、アベノミクスの効果などでは決してありません。完全に官製相場です。政府が日銀に圧力をかけて、あるいは日銀が政府の意向をくみ取って、野放図な量的緩和をしましたが株価のチャートを見れば情報漏えいが濃厚な感じです。急落途上であった東京株式が突如Ⅴ字反騰が始まり異様な動きがありましたが、その後日銀の量的緩和の発表です。関係者によるインサイダー取引の疑惑があるかも? (証券取引委員会は動かんでしょうが) 政府による究極の株価操作です。ヤラセ相場です。株式相場などはしょせん “作るもの” です。株価というのは長期的には経済の実態を映し出しますが、短期的 (中期的にも) は、政策立案や巨大資金投入で意図的に作れます。正気の沙汰でない年金資金の株式市場に投入も株価つり上げ工作の一環です。そんな、いい加減な胡散臭い株式相場を、安倍はアベノミクスの成功の指標としているみたいですが、気違いじみています。安倍がやっていることは、世の中が寒いから暖かくしようということで、温度計を火であぶっているようなものです。ほれほれ温度計の示度が上がっているから、世の中が暖かいじゃないか! だいたいアベノミクスなどという意味不明な奇妙な造語を作って流布させることも、非常におかしいです。

●それから、そもそも株式売買高の50%は外国人投資家です。上場企業の株式の約3割を外国人投資家が所有し、企業によっては半数以上の株式を外国人に押さえられている有名企業が数十社もあります。アベノミクス相場で喜んでいるのは外国人投資家どもです。(外国人は円安で日本株を買い、円高で日本株を売る) アベノミクス相場は、ハッキリ言って 「売国ノミクス」 相場です。外国人投資家は 「ものを言う投資家」 です。日本企業の配当性向は低すぎだ、と配当金の増額を露骨に要求します。安倍首相は東京株式が上がったことをアベノミクス成功の証拠のように言っていますが、なんのことはない、意図的に吊り上げたものであり、日本の国富流出でもあります。安倍氏は日本国総理大臣というよりも、アメリカ国の日本総督府の日本人総督というほうが当たっています。あるいはアメリカ国日本州の州知事なのか? TPPにしろ集団的自衛権行使へ閣議決定にしろ、辺野古基地建設にしろ、ほとんどの政策が宗主国の要求を呑むということにほかなりません。細かなことを見ているの訳が分からなくなるのですが、大局的に観察すると植民地ニッポンの悲しい姿が見えてきます。われわれ大多数の国民は奴隷であって、奴隷を働かせて稼いだものを巧妙にすくいとっているのが、日本の支配階級です。更にそのうえに米国が君臨しているのは、ほぼ間違いないところです。



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われわれ国民は、どうやって身を護ったらいいのか?
一番いいのは国民が立ち上がることです。かつての日米安保反対の50万人のデモで国会を取り囲んだよりも規模の大きい500万人ぐらいのデモが要るでしょうね。権力者どもやアメリカ国さえ震え上がるほどの民衆の怒りの爆発があってもよい状況でありますが、外国じゃヨーロッパでもアジアでもよく起こっていますが、どうも日本じゃダメみたいです。革命が起こっても不思議じゃない状況であるのに、民衆はなぜかヒツジの群れみたいにおとなしいです。これでは、さしあたって自分の身は自分で護る他ありません。その手段にはいろいろありましょうが、田舎では自給自足を目指すというのも有力な方法です。自給自足を目指して徹底的に現金収入がなくても暮らせる工夫をします。消費を極力少なくすれば、消費税率が20%になろうが30%になろうが涼しい顔でいられます。消費税を盗られるのはモノを買うからであって、モノを買わなければ消費税を盗りようがありません。贅沢はできませんが 「モノを買わない暮らし」 もまた良きかな、です。


本日 (2014年11月24日) の収獲
普通は月2回大潮がありますが、今頃から3月までは昼間の磯はあまり引かないです。しかしながら、夜間の磯は物凄く引きます。(海水面が下がる) 最寄りの磯にチョイチョイと行って色々なものを獲ってこれます。これこそが田舎冥利でありましょう。瀬戸内海ではアサリがいなくなったので最近の獲物は天然の岩ガキです。カキには色々な種類がありますが、瀬戸内海でもイボタガキは絶滅寸前です。
本日の収獲

↓ まだ11月ですが既に天然ヒジキが20~30センチに生長しています。もう収穫可能な大きさです。走りものなので品質は極上なのでは? 写真は採取したヒジキを、観察しやすくするために水を張ったタライで泳がしたものです。ヒジキは採集しても後の加工が大変です。7~8時間煮てから干さなければなりません。大変な手間がかかるから釣り人も磯ファンも誰も採りません。ただし奥の手があります。生ヒジキを熱湯で煮沸させて、それを素早く魔法瓶に移します。その魔法瓶の温度が下がらないように布団でくるむとか、断熱材でぐるぐる巻きにします。一晩おくとヒジキが柔らかくなっています。取り出して水を切り、油揚げやコンニャクと一緒に煮るとじきに食べられます。
ヒジキもすでに20~30センチに生長している

↓ タイドプール (潮だまり) の水面を懐中電灯で照らすと、小魚がたくさん集まってきます。水に手を入れても全く逃げません。昼間ならば魚たちは人影を見るとクモの子を散らすようにパニックになって逃げ惑いますが、夜間には警戒心が薄れているようです。写真の魚はフグの子のようですが、タモで簡単に掬えそうです。
懐中電灯で水面を照らすと小魚が寄ってくる



投票する前に、財務省の資料を閲覧して、よく考えよう!
本日は2014年11月19日であります。

●昨日に、公式に衆議院の解散が表明されました。ステロイド剤の副作用と思われるムーンフェイス (満月のようにむくんだ顔) の宰相が言うには、選挙の争点は 「消費税増税の延期」 を国民に信を問うのだと言っています。えっ?!?!? であります。意味不明、かなり、しどろもどろ。明快さが全くありません。消費税再増税を1年半延期しようが再増税であることは規定路線です。早かれ遅かれ消費税を10%に上げるということであります。延期するのか延期しないのかでは双方ともに消費税10%を容認していることには何ら変わりありません。国民・有権者の立場から申せば、これは選択肢などではありません。この消費税10%の再増税は既に法律として成立しているので、施行する日が早いか遅いかの違いでしかありません。結局は同じことです。 したがって、争点というのであれば、既に法律となっている消費税10%を是とするのか? あるいは10%再増税に対して廃止法案をぶつけて中止させるのか? これを有権者に信を問うのでなければ支離滅裂なハナシであります。争点というのは陰と陽、正と負、白と黒、など対立する要素があってこそ争点であります。第一、消費税再増税は全部の政党が反対しているのだから争点になりようがないではないか! 一国の宰相が支離滅裂を言うようでは、こりゃあダメやな。

日本丸は、船頭の交替が必要ですわな。機関長も甲板員も全員入れ替えだ!!

●で、消費税10%を是とするのか? 消費税10%への再増税を中止 (8%で打ち止め) するのか? あるいは元の5%に戻せ! これらを争点と考えて、諸外国との比較において、10%に大義があるのかどうか財務省の資料にあたって論点を整理してみました。以下に引用する図表は全て財務省 (1枚は内閣府) のホームページに掲載されているものです。「日本の消費税5%で、諸外国と比較して、そんなに変わらない消費税負担となっている。したがって消費税再増税はダメだ。」 そう財務省は暗黙のうちに言っています。税率で見ると、日本の消費税率は低いように見えますが、税収 (つまり金額) でみると諸外国と大して変わりません。


消費税は8%で打ち止め。場合によっては5%に戻せ!

財務省は意外に正直です。首相を背後から人形浄瑠璃みたいに操って、色々なプロパガンダを流すけれども、ホームページにはちゃんと本当のことを発表しています。思うに、財務省の高級お役人は優秀で頭がよいので、嘘ばかり言っていたらマズイ、本当のことを発表しておかないと優秀な自分らに傷がついてしまう、と考えているのでしょう。嘘ばかり並べていると後で優秀なのにそんなことにも気付かなかったのかと批判されるから、本当のことも発表しておきましょう、ということです。



法人税率をどんどん下げ、消費税率を上げる
財務省HP 税制 > わが国の税制の概要 > 法人税など(法人課税) > 「法人税率の推移」 より借用。

法人税率の推移


さらなる大企業減税をたくらむ税制調査会
内閣府HP 第10回 税制調査会(2014年6月27日)資料一覧 を閲覧すると、この2014年6月27日の第10回税制調査会で、さらなる法人税の軽減化が議論され目論まれています。 会議において承認され成案となった 2014年6月 「法人税の改革について」 税制調査会 文書をみると、大企業の利益優先政策がハッキリ謳われています。重要なくだりを引用します。

「課税ベースを拡大し、税率を引き下げることで、法人課税を “広く薄く” 負担を求める構造にすることにより、利益を上げている企業の再投資余力を増大させるとともに、収益力改善に向けた企業の取り組みを後押しするという成長志向の構造に変革していくことである」

●ひらたく言えば、これは儲かっている企業がさらに儲かるようにしましょう! という意味です。この議論はGDP (国内総生産) の6割もが個人消費であることを完全に無視しています。大企業がいくら儲かったところで、大株主になっている米国系ファンドが配当金をよこせと企業利益を持っていくだけであります。大企業の従業員とて多くが次々に非正規労働者に格下げされています。大企業の従業員も国民であり、労働者でありますが、労働者に利益が還元されるわけでは決してありません。再投資だの、成長志向だの言っても誰のためなのか? けっして労働者や国民のためではありません。税制調査会は大企業経営者および米国系ファンドの傀儡調査会のようです。結局、大企業優先偏重政策で大企業のみ栄えたところで、個人 (広く一般大衆) がやせ細れば、個人消費が氷河期のように冷え込みGDPはマイナス成長です。実際に 2014年7~9月期の実質GDPは年率に換算して-1.6%の成長率 になったではないか。マクロ経済学がいう合成の誤謬です。成長しようとしたらマイナス成長になり、税収を増やそうとしたら税収を減らすのです。

GDP = 個人消費 + 民間投資 + 政府支出 + 純輸出 + 在庫品

上の等式で、GDPの構成要素で個人消費が60%を占めるのだから、GDPを増やそうとすれば個人消費を増やすのが一番効果があるのは自明のことです。大企業ばかり減税しても個人の財布の紐が固く縛られたら、GDPがマイナス成長になるのは当たり前ですわね。



税収額では、法人税収よりも消費税収が上回ったよ!
財務省HP 税制 > わが国の税制の概要 > わが国税制・財政の現状全般 > 「主要税目の税収 (一般会計分) の推移」 より借用。
消費税率を 3 → 5 に上げた平成9年以降の17年間、消費税額は毎年10兆円程度でした。(ただしこれは地方消費税率1%分は除く) 本年4月に消費税率が8%に上げられたので平成26年度の消費税額は15.3兆円が見込まれています。法人税額10.0兆円とでは大きく逆転しました。(逆転する見込み)


主要税目の税収(一般会計分)の推移


●大企業は法人税をどんどん下げてほしい、財務省官僚は景気変動に左右されない安定財源の消費税を上げてほしい、という両者の思惑が見事に一致。法人税収の減収を、消費税額の増収でカバーするのを狙っているのであろうということが透けて見えています。


税収全体に占める消費税収の比率は、日本は米国より重い
財務省HP 「所得・消費・資産等の税収構成比の国際比較(国税+地方税)」 から借用。税収全体に占める消費税収の比率は、米国の24.2%よりも日本の31.7%のほうが大きいです。これは2010年の統計で日本の消費税は5%です。今年度から日本の消費税は8%になったから、税収全体に占める割合は40%超になるでしょう。もはやイギリスやフランスなどヨーロッパ諸国と全く変わりません。この一点だけでも消費税10%は 「非」 でありましょう。 ヨーロッパ諸国の消費税 (付加価値税) は、たしかに20%とか30%などと非常に高率です。しかしながら、基礎的食料品は非課税など日本の消費税とは別物です。贅沢品に課税した昔の物品税がヨーロッパ諸国の付加価値税に似ていましょうか? たんに税率だけ比べて日本の消費税は低すぎると、権力者たちは国民を世論誘導していますが税収(金額ベース)で見れば嘘は歴然としています。すでに日本の消費税はヨーロッパ並に高く、消費税10%などという担税余力は国民・庶民にはありません。

所得・消費・資産等の税収構成比の国際比較


直間比率の国際比較でも米国よりも間接税負担が重い
財務省HP 「直間比率の国際比較」 から借用。
直間比率の国際比較


赤いピーマンのほうが、青いピーマンよりも栄養的価値は高い
●ピーマンというナス科の果菜はふつうは緑色をしています。八百屋の店頭で売られているピーマンはみな緑色です。通常は八百屋の店頭で赤いピーマンが売られることはないでしょう。吾輩は八百屋の店頭で赤いピーマンが売られているのを、まだ見たことがありません。もっとも、ピーマンに近縁種の果菜のパプリカならば、緑色ではなく赤や黄の暖色系の色をしていることが多いです。しかしながら、ピーマンそのものは販売品はみな緑色です。

緑色のピーマン
緑色のピーマン

●ところが、家庭菜園では赤いピーマンが普通にできてしまいます。プロ農業では赤いピーマンは出来ないのですが、自給自足栽培のピーマンはじきに赤くなってしまいます。これは申すまでもなくちぎり忘れてピーマンが熟したということであります。プロ農家ならば毎日畑を巡回して、収穫適期のものは全部収穫し出荷するから、赤く熟すまで放置しないものです。ただひとつ例外としてはタネ採りです。種子を採取するときのみピーマンが赤く熟すまで置いておきます。家庭菜園ならばプロのように野菜を管理するわけではないから、つい収穫適期を逃しピーマンを赤くしてしまいます。あるいは、ピーマンは1人1本のピーマンの樹があれば十分で、5本も10本も植えたら食べきれずに、放置して赤くしてしまうという面もあるかもわかりません。

●写真の緑と赤ピーマンは、同一の樹になったものです。全く同じ品種の同じ樹です。したがってこの緑色のピーマンと赤色のピーマンには本質的な違いは何もありません。ただ果実が未熟で緑色であるか、完熟して赤色に変わったかの違いだけです。果物はミカンでもリンゴでもカキでも、その果実の未熟なうちは青いです。熟して赤くなったり黄色になったりしているのと全く同じです。


赤色のピーマン
赤いピーマン

赤い実は、緑の実が熟したもの。1本の樹に両方がなる
ピーマンは1本の樹に、赤実と青実とがなる

赤ピーマンのほうが栄養成分がかなり多い
文部科学省 資源調査分科会報告 「日本食品標準成分表2010」 について
来年2015年には新版が出され内容が変わる可能性がありましょうが、現時点では最新版の 『日本食品標準成分表2010』 の 本表の野菜類 からピーマンの栄養成分を抜粋引用します。

赤ピーマンの方がビタミン類が多い

ピーマンは未熟な緑色のものよりも完熟して赤く (黄色く) なったものの方が、栄養成分が多いようです。上の表ではビタミン類の一部を抜粋しただけですが、他のビタミン類や無機質等の項目をみても、ほとんどの栄養要素において完熟赤ピーマンのほうが勝っています。しかも、ピーマンは調理によるビタミン類の損失がほとんどなさそうです。以前は、吾輩は赤くなったピーマンは食べられないと思いこんでいました。で、赤いピーマンは捨てていました。吾輩の親も近所の農家の人も赤ピーマンは食べられないと言っていました。みんなそう思い込んでいたようです。何と勿体ないことをしていたことか!

ピーマンの価値はビタミンCが多いことでしょうかね? 「日本食品標準成分表2010」 の野菜類を子細に閲覧すると、野菜類で一番ビタミンCが多いのは トマピー です。200mgもあります。でも、まあ、これはなんのことはないピーマンの一種です。 「トマトのように赤いピーマン」 を略してトマピーです。 あと100mgを超える野菜がいくつかありますが、調理による損失が大きいみたいです。芽キャベツが 160 → 110、ブロッコリーが 120 → 54 など。結局ビタミンCの多さではピーマンが野菜の中での王冠か?

ただし、ピーマンが一番よい野菜だと主張しているわけではありません。ビタミンAのうちβカロテンでは、赤ピーマンは940マイクログラムありますが、葉っぱの野菜はほとんどの物において1500~4000程度あります。例えばダイコンの葉は3900です。ピーマンを上回る野菜はたくさんあります。



実は、ピーマンの価値は全く別のところにあります。
●西日本の平地ではビタミン類の多い葉物野菜 (ダイコン葉、コマツナ、ホウレンソウ、チンゲンサイ等) が夏場では高温のために非常に栽培が困難です。栽培不可能ではないにしても良品が作れません。自給栽培でも商業栽培でも作りづらいので、店で東方の高原から流れてきた野菜をつい買うことになります。 (買わされることになる) 食品摂取による放射能の内部被ばくはできるだけゼロにしたいところ。政府は一貫して食べて応援などという国民の健康などどうでもいい、原子力ムラの利権さえ温存出来たら…、という亡国政策を行っています。さすがに、フクイチ原発過酷事故は無かったとはできませんが、医学界にかなりの圧力や情報統制をかけて低線量被曝による晩発性放射線障害の隠蔽に必死になっています。このような情勢ですから、西日本平地の夏場では、わが身を護るビタミン補給源として、ピーマンの価値はあるのです。ピーマンは高温に強く西日本の夏の暑さではびくともしません。1人1本のピーマンの樹があれば食べきらないほど成ります。樹が生長したら寒さにも意外に強く秋遅くまでよく成ります。西風を避ければ12月まで成りますわね。 なぜ、東方の高原から流れてきた野菜を買わないのか? その理由は下図です。

農産物の放射能汚染マップ

●この図はどこのどなたが作成したのか? 調べても分かりませんでしたが、内容は間違っていないです。そもそも元のデータは厚生労働省です。全国各市町村で農産物の放射能汚染を調べた結果等を、厚生労働省が集計して 食品関連の報道発表 の名で毎週発表しています。つまりデータの出所は公的機関なのです。図では、一つでも一回だけでも、その市町村から100ベクレル超/1kgの放射能汚染農産物が見つかれば、その市町村は赤く塗りつぶされています。政府は 「放射能汚染はない」、 「低線量被曝障害などありえない」、と言わんばかりの姿勢ですから、公的機関が農産物の放射能汚染を検査したといっても、数値が小さくなるように様々な工作が行われていると見るべきです。実際に工作の手口も色々と漏れ聞こえてきますわね。で、食べて応援など真に受けていたらヒドい目にあわされます。

いまどき政府や公的機関や、大本営発表を垂れ流すしか能のないNHKやテレビ・新聞の言うことを真に受ける人は、失礼ながらおつむが弱い人と言わざるをえないのです。 なにも、応援することに反対しているのではありません。もちろん被害者を応援し救済するべきです。ただ、応援と言っても応援の仕方があるのであって、健康を害する危惧のある方法で応援するのは間違っています。それから、加害者すなわち原子力ムラの連中には厳しく責任を取らす必要があります。すくなくとも首謀者や指導的立場の数百人ぐらいは逮捕して監獄にぶちこまなければなりません。でなければこの国には未来はありません。不祥事を起こしたら厳しく責任を問われるという緊張感がなければ、同じような過ちは何回でも起こります。


選挙の争点は色々あるが、第一は、原発廃止の是か非かだ!
有権者がまともな判断・審判を下すことを願っています。

【付言】 脱原発、あるいは脱原発依存という表現はよろしくありません。この言葉のうしろには日本が原発に依存しているという認識あるいは錯覚があります。なんべんも申すように、日本の総一次エネルギーに占める原子力の比率は、わずか11~12%でしかありませんでした。ずうーっと80%強が化石エネルギーでした。したがって日本は化石エネルギーに依存しています。原子力は単なる付け足しです。そもそも原発依存ではないのです。それから、新エネルギーを推進しなければ原発を止めることが出来ないというのも錯覚です。原発を止めると温暖化を防げないなどにいたっては脅迫にもなっていません。二酸化炭素地球温暖化説はもはや完全に破たんしています。科学者の9割は否定派です。いまだに言っているのは、研究費欲しさで妄言を言っている一部の気象学者だけです。研究費だけでなく、手に入れた虚妄の権威を失いたくないから言っているだけです。原子力ムラがマスコミを通して垂れ流す見え透いたプロパガンダには絶対に騙されないことです。



四国本島の山で初冠雪か?
四国本島の山々に初冠雪のようだ

●本日は2014年11月13日です。

今冬と言うにはまだ少し早いかもしれませんが、冬の寒波襲来であります。高層天気図を見ると、昨夜21時の500hPa高度の図で、アムール川中流域上空に強烈な寒冷渦があり、ハバロフスク上空で-41.5度です。この寒冷渦が本日あたり北日本を襲撃しそうです。北海道はもちろん東北地方平地でも初雪や初積雪が観測されるでしょうけれども、西日本でも高い山は雪ですわね。インターネットはとても便利なもので、各地の自治体等がライブカメラを設置していて、各地の山で雪が降ったかどうか居ながらにして確認できます。気象庁は気象台 (管区気象台・地方気象台) で最寄りの山岳の初冠雪を観測しているところもありますが、質・量ともに不十分です。たとえば、その気象台からその地方の最高峰の山頂付近が見えなければその山の初冠雪が観測されません。そもそも平地 (山麓) にある気象台からその山を眺めて、雪が積もっているかどうかを視認して観測するのが初冠雪です。その山が手前の低い山に邪魔されて見えなければ観測しようがないのです。

●そういうわけであるから、具体的に申せば、西日本の最高峰の石鎚山 (1982m) も、西日本第二の高峰の剣山も、中国地方の最高峰の伯耆大山 (1729m) も初冠雪が気象庁の手で正式に観測されることはありません。徳島地方気象台は剣山の初冠雪を観測していないし、松山地方気象台は石鎚山ではなく皿ケ嶺 (1278m) の初冠雪を観測しています。鳥取地方気象台は伯耆大山ではなく扇ノ山 (1310m) と鷲峰山 (921m) の初冠雪を観測しています。なお、松江地方気象台は伯耆大山に近いのですが、この気象台は山岳の初冠雪の観測をしていないです。西日本の登山愛好家は、石鎚山・剣山・伯耆大山の初冠雪に関心を持っているのですが、これら西日本を代表する山岳の初冠雪が観測されていないのは誠に残念です。

それから、もう一つ問題があって、山岳の初冠雪というのは、あくまでも麓の気象台から遠望して観測するのであります。たとえその山の山頂付近で冠雪があったとしても雲がかかっていたら見えません。せっかく冠雪があったのに雲が晴れるまでに溶けてしまうということもありましょう。このばあいは冠雪があったという記録にはなりません。登山者とか山小屋などからの情報で山頂に雪が積もっていたぞ! といっても、気象台から見えなければアウト! (記録なし) です。

ある意味ではライブカメラが気象台の初冠雪観測を補完していると言えるかも? ただし、ライブカメラは正式観測ではなく、あくまでも参考ではありましょうが…。 

●四国本島の徳島県・剣山 (1955m) の山頂直下の登山リフト西島駅 (海抜約1700m) で積雪があったようです。 また、徳島県三好市・腕山 (かいなやま・1333m) 近くの、井川スキー場リフト山頂駅 (海抜約1170m) でも積雪があったようです。たぶん、徳島県の海抜1000~1100mより上で積雪となった模様です。ただし、積雪は僅かのようです。

徳島県三好市 ライブカメラ 井川スキー場山頂 から借用。
2014年11月13日午前10時頃、海抜1170m地点。

徳島県三好市 井川スキー場

剣山観光推進協議会 剣山のライブカメラ から借用。
2014年11月13日午前10時05分。登山リフトの終点、海抜約1700m地点。

剣山登山リフト終点西島駅

剣山山頂にある 剣山頂上ヒュッテつるぎさん山小屋日記 の本日11月13日の記事によると、 「速報!初雪です。まだ暗いですが うっすら積もっている模様。-4℃。」 という情報が届きました。この剣山頂上ヒュッテには西日本で一番高所にあるお風呂が名物といえば名物でしょうね。吾輩も何回か入浴したことがありますわ。


本日の剣山の初積雪は早いのか? 遅いのか?
気象庁ホームページ 剣山測候所の観測データ検索 から寒候期における初雪や終雪の日を抽出してみました。まことに残念なのは、気象庁のリストラの一環で剣山測候所は2001年3月31日をもって廃止されました。初雪や終雪、積雪に関する観測が行われたのは僅か20年ちょっとですが、貴重な観測データを残しました。登山客は大いに参考にする必要があります。南国の山のように思われるけれども寒候期は厳しい冬山です。-15度ぐらいは当たり前の状況です。冬は一日中-10度以下などしょっちゅうです。山馴れたはずの剣山測候所の職員でさえ1名遭難死 (殉職) しています。なお、剣山測候所は剣山の山頂 (平家の馬場と言われる隆起準平原) にありましたが海抜1945m地点です。

剣山測候所の観測データから

最も早い初雪日    1989年 10月 8日
最も早い初積雪日  1881年 10月 24日 積雪3センチ
最も遅い終積雪日  1989年 5月 15日 積雪2センチ
最も遅い終雪日    1979年 5月 17日 
 



なんと、 「むかご」 が売られているではないか!
本日は2014年11月11日です。 (日が変わって12日になった)

●昨日 (11月10日) に 淡路ファームパーク イングランドの丘 に買い出しにいきました。自給自足を目指すなどと申しても、それは絶対に不可能です。農家の人だって絶対に無理で、農作物は自給できても調味料や、何から何まであらゆる物を作れるハズがありません。第一、農家の人が魚を食べたいなといっても漁師さんじゃありませんから、魚屋で買わざるを得ないですわね。で、目指すことと実現することには大きなギャップがあります。店で買わざるを得ないのはしかたがないとしても、注意すべきはこの国の腐敗した統治機構です。この国の統治機構・支配体制は、自分たちの権益の擁護や拡張を考えるだけで、国民の健康や生命を護るものではないことがハッキリしました。国民は自分の健康や生命を護るには、自己救済・自助努力しかないこともハッキリしました。

●かつて恐い国だと喧伝された旧ソ連のほうがよっぽどましな国であったことも、思い知らされました。たとえば、旧ソ連は年間被曝量が5ミリシーベルト以上の汚染地帯の住民を強制移住させました。一方、この国では20ミリシーベルトまでの汚染地帯に住民を帰還させようとしています。事故から3年半が経ち、低線量の晩発性放射線障害としか考えられない色々な疾病発現率の上昇が観測されていますが、統治機構は隠すのに全力を挙げています。医者や医療機関に口封じ圧力をかけているハナシも漏れ聞こえてきます。なんという恐ろしい国か! 恐いのは外部被曝ではなく、食品・飲料水・呼吸で放射性物質を体内に取り込み、骨とか色々な器官に沈着して四六時中被曝する内部被曝です。

カキは海水中に僅かに含まれるカルシウムを取り込み、殻を作ります。カキの大きなコロニーはサンゴ礁のようにカキ礁まで作り、地質年代の後には石灰岩を作ります。つまり、海水中に溶存する僅かなカルシウムから石灰岩 (ほとんど炭酸カルシウムの塊) を作ります。密度の極端に薄いものを、信じがたいほどの高濃度に濃縮するという機能 (生体濃縮・生物濃縮) を生物は持っています恐いのは、この生体濃縮です。たとえ食品中や飲料水のベクレルが低くても、われわれヒトも生体濃縮という機能を持っている以上は油断ができません。これが 「食べて応援」 などという人権無視・亡国政策が信用できない理由の一つです。食品中のベクレルはゼロが理想的なのは申すまでもありませんが、ベクレルは低ければ低いほどいいわけです。そういうことから、吾輩は農産物はできるだけ生産者の署名入りのものを購入するように心がけています。産地は富山県ー岐阜ー愛知県ライン以西のものしか購入しません。吾輩はコンニャクが好物ですが、徳島県祖谷地方産か広島県神石郡産のコンニャク芋から作ったものしか買いません。統治機構が何と言おうとも、消費者には選択する権利があります。消費者の自由な選択を政策的に歪めるのは、自由主義経済の否定でとんでもない暴挙です。


↓ 淡路ファームパークの入り口前面、平日なので客が少ない
ファームパークの入り口全面

↓ 地元の新鮮野菜や果物が並ぶ 「さんちゃん市」
さんちゃん市

↓ 大勢のさんちゃん農家の出品で、品数は豊富
店内

↓ コメは玄米の出品が多いです。
生産者の署名入りのコメ

↓ 購入したコメをその場で精米してもらいます。
10キロの玄米の精米時間は5分です。じきに出来ます。
その場で精米してもらう

↓ ようやく地元産のキャベツが店頭に並びました。
地元産のキャベツが出回りだした

↓ 早生品種のハクサイも並んだ。
瀬戸内地方の平地ではキャベツやハクサイは冬の野菜です。出回るのは11月からです。なにも季節外れのキャベツやハクサイを無理に食べる必要はありません。旬のものを食べるのが栄養価が高く安全なのです。
地元産のハクサイ


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↓ これが淡路島産のムカゴだ!
おそらく、ジネンジョ栽培のときの副産物として出来るムカゴであろうかと思われます。ひと袋、ひと網袋と言うべきでしょうか? 200円です。お安く分譲いたします。生産者の署名入りの安心・安全ムカゴです。(ただし、生産者の許可を得ていないので名前は伏せました) 面識はありませんが生産者はあのお方ですね。旧緑町の方で熱心にジネンジョ栽培に取り組んでいらっしゃいます。
ムカゴの販売風景

↓ なかなか粒ぞろいのムカゴです。おそらく、選別していると思います。ムカゴは粒の大小のバラツキが大きく、小豆大のものから大豆大、大きなものではサクランボぐらいの大きさのものも出来ます。写真のものは粒がそろっているので、ふるいにかけて選別し、極端に大きなものは取り除いてあるように思います。特別に大きなものは来年春に蒔いてジネンジョの種イモにすると思います。問い合わせなど確認もせずに勝手に書いていますが、吾輩も自給自足用ではありますがジネンジョを何回も栽培していますから、ほぼ当たっていると思います。
生産者の署名入り


しかしながら、やっぱりジネンジョは天然物が一番です。
●ジネンジョを畑で栽培すると、早く大きくしたいから肥料をやったり、灌水したり、土壌改良をしたりします。ていうか、そうしないと商売になりません。商売としての農業は単位収量をいかにして増収させるか、知恵をめぐらし資材を投入します。本質的に商業栽培は肥培栽培なんです。ジネンジョの場合はこれが裏目に出てしまいます。ジネンジョの芋の品質が糖度・粘度ともに低下して、 「水くさい芋」 になるんです。水を差すようなことを申して恐縮ではありますが、紛れもない事実ですからしかたがありません。

●美味いジネンジョが出来る条件は、山の南斜面で、地表から20センチは厚い腐葉土ができているけれども、しかしながら20センチ以深は肥料分や腐植質が全くない山土の状態です。山土といっても柔らかい砂質壌土ではなく、土蔵の壁土に使用できるぐらいの細かな粒子の土です。日当たりはよいほどいいのですが、水分環境は若干乾燥気味のほうがいいです。やや乾燥気味の方が芋の生長が悪く、しかしながら芋の品質は粘りが強いよい芋になります。で、この条件を満たすのは傾斜が余り強くない山の尾根や背で、そういう所の森林の林縁やギャップです。谷筋に自生するジネンジョは芋の粘りが少ないです。

なお、天然のジネンジョは人家や田畑から距離がある山奥ほど芋の品質がよいです。これは、人里の近くでは、畑に栽培されるナガイモと交雑しているものが多いからです。これは淡路島だけでなく隣の四国本島でも本州側でも見られる現象です。日本原産のジネンジョの遺伝子が、中国伝来のナガイモの遺伝子で汚染されています。純粋なジネンジョを得るにはできるだけ山奥に行くことです。少なくとも人里よりも5キロ以上山奥。なお、吾輩には写真の売られているムカゴを観察すると、ナガイモの遺伝子が若干混じっているように見えますわ。



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本日 (2014年11月11日) の収獲>
↓ ジネンジョの蔓や葉です。ジネンジョは黄色に黄葉し非常に美しいものです。黄葉の今の時期にはジネンジョのありかを捜しやすいです。
ジネンジョの黄葉

↓ 黒っぽい丸いものがジネンジョのムカゴです。ムカゴは栄養繁殖器官でこれを土に蒔くとジネンジョ栽培ができます。栄養繁殖器官なのでムカゴから栽培したものは親株と遺伝的に同一のものになります。したがって、ムカゴからジネンジョを栽培する場合には、形質のよい親株のムカゴを採取しなければなりません。ムカゴはオス株にもメス株にも出来ます。
ジネンジョのムカゴ

↓ こちらはジネンジョの果実です。軍配状の形の3枚の膜のようなものが合着しています。この膜状のものを剥がすと小さな種子がたいてい3個入っています。メス株に果実ができます。種子は遺伝的に親株とは同じとは限らないので、土に蒔くといろいろな形質のものが発現します。種子を蒔いてよい品質のものを選抜するのもいいでしょう。種子は小さくて1年間栽培してもムカゴ程度の芋にしかなりません。つまり、ジネンジョ栽培は種子から行うとムカゴよりも1年余分にかかります。ジネンジョの収獲までの栽培期間は、親イモを適当に切って種芋にした場合は1年間、ムカゴを使うと2年間、種子からだと3年間かかります。
ジネンジョの果実

↓ 本日の収穫です。ちょうど500グラムの収穫です。なかなか売っていないので手に入りにくいのですが、山に行って自分で採取すればいくらでも採れます。しかもタダです。ムカゴみたいなものは常識的には価値がないので、こんなものいくら取っていても誰も怒りません。しかしながら実は日本列島の屈指の山の珍味、山の幸です。 食べ方は → ムカゴ推薦レシピ34種
本日の収穫



瀬戸内海の東部と西部で、干満差が全く異なるのは何故だろうか?
本日は2014年11月8日 (土曜日) であります。

●昨日と今日あたり大潮です。申すまでもなく、1日に2回干潮と満潮があるのですけれども、春4月~6月ぐらいは昼間の干潮がよく引きます。(潮位が下がる) 一方、11月~翌2月ごろまでは夜間の干潮がよく引きます。で、これから冬の間は磯ファンは深夜に潮干狩りにまいります。新月の磯は漆黒の闇でイヤですが、満月の磯は意外に明るく懐中電灯がなくてもいいぐらいです。で、今朝未明に、草木も眠る午前1時ごろに磯に行ってきましたが、瀬戸内海だけでなく全国でアサリが獲れなくなりました。最近の獲物はもっぱら天然の岩ガキです。

本日の収獲物
本日の収獲

干満差は瀬戸内海中部~西部で非常に大きい

●さて、大潮が廻ってくるたびに思うのですが、海域ごとに干満差 (干潮と満潮の潮位の差) が異なります。地域によって物凄く違いがあります。そこで、実際の干満差の分布はどうなのかを調べてみました。気象庁ホームページ 「潮位表」 を閲覧して、瀬戸内海各地における2014年11月8日 (大潮) の干満差を調べました。天文潮位と呼ばれる計算上の潮位の予測値ですが、1日に2回ずつある干潮 (潮位が低い方) と満潮 (潮位が高い方) の振幅差 (cm) の数値を、国土地理院の白地図に記入しました。

【↓ 本日の西日本各地の天文潮位の干満差】 数字の単位はcm
瀬戸内海各地の干潮と満潮の潮位差 214年11月8日

●非常に不思議な現象であります。干潮と満潮の差でありますが、瀬戸内海東部、とりわけ大阪湾では150センチ程度しかありません。とくに明石では99センチと1mを切っています。播磨灘も干満差は小さいです。姫路が134センチ、淡路島江井が125センチしかありません。ところが、瀬戸大橋 (瀬戸中央自動車道) あたりから西へいくと干満差が非常に大きくなっています。瀬戸内海中部・瀬戸内海西部では3mを超え、ほぼ4mに迫っています。瀬戸内海最西部の山口県長府では392センチもあります。本日11月8日は必ずしも特に顕著な大潮ではないので調べてみると、2015年1月22日には山口県長府で干満差が429センチで、4mを超えています。

●太平洋岸では170cmから200cmぐらい、日本海側では干満差が非常に小さく30cm程度です。われわれ瀬戸内海人あるいは太平洋側の者が、日本海側の海岸に行ったときに風景に違和感を覚えるのですが、多分この干満差が少ないことからくる違和感でしょうね。日本海側の海岸を見るといつも満潮状態に見えます。とくに入り江の奥などでは海面すれすれのところに樹が茂っているのですが、太平洋側ではありえない風景です。太平洋側では2mの干満差があり、台風襲来時には最大で有義波高10mの大波が打ち寄せます。潮を被るので海面すれすれのところには樹が生えないです。太平洋側では潮間帯の垂直分布が発達していて、波しぶきが飛んでくる飛沫帯が海抜10mぐらい上まであります。この飛沫帯には草木がなく岩場になっています。ここのところが日本海側の海岸と大きく異なるところです。


●ところで、日本で一番干満差が大きいのは申すまでもなく九州の有明海ですが、有明海の佐賀県 大浦 では本日11月8日の干満差は503cmです。2015年1月22日には、なんと干満差が549cmにも達します。九州西海岸は干満差が非常に大きくおおむね3m、八代海では4m、有明海では5mありますわね。干潮と満潮の潮位の差が大きいほど、磯での収穫物が多そうな感じですし、実際に干満差が大きい地方で潮干狩りが盛んです。淡路島周辺では干満差が小さいのが残念ですわね。それにしても、海域によって何故こんなに干満差の違いがあるのだろうか?? 日本海がいつも満潮状態というのは分かるのですが、瀬戸内海の東部と西部で何故こんなに違うんやろか??


海上保安庁 海洋情報部 「海に関するQ&A」 では、「干満差が地域によって異なるのは、地形的な要素が大きく影響します。」 と言っていますが、これでは全く説明になっていません。

第六管区海上保安本部 海の相談室 「海の豆事典 7 瀬戸内海の潮汐の干満差はどれぐらい?」 では、「太平洋に生じた潮汐は潮浪(潮汐の波)として紀伊水道と豊後水道から入り、紀伊水道から入った潮浪は大阪湾に入り、明石海峡をとおって、備讃瀬戸に到達します。また、豊後水道から瀬戸内海に入った潮浪は2派に分かれ、一つは周防灘を西へ進み関門海峡に達し、もう一つは東へ進み備讃瀬戸に達し、紀伊水道から入った潮浪と出会います。場所によって干満差に差があるのは、海岸の形や水深などの条件によって潮浪が共振を起こすときわめて潮差が大きくなるためです。」 これは多少説明になっています。 



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ランクルさんのコメント
山のきのこさん こんにちわ

早くもカキを取りにいかれましたか。 昨年近くの磯で岩牡蠣を捕ることを覚え、夏にでも捕ってきてバターやオリーブオイルで鉄板で焼いて食べております。 冬の味覚とか牡蠣のことをそう表現することが多いですが、北欧などでは牡蠣を燻製にしてオリーブ・オイルに漬け込んで熟成させたものを売っています。

私は海外旅行などしないのですが、娘が土産に買ってきたのをスパゲティの料理に使うと、こんな旨い食べ方があるのかと感動しました。 そういうことで、自分で採ってきたものを見よう見真似で燻製にしてオリーブオイルに漬け込んで時々料理に使っています。

水槽に牡蠣まで飼っているぐらいで、牡蠣は水槽の浄化もしてくれるようで、いっしょに飼っているサザエも長生きしています。 まあ変なことばかりやっているランクルですが・・・・(^o^)  インターネットはいろんな情報があって、これまでの常識を変えてくれることが多いです。 酢牡蛎や牡蠣フライ、牡蠣の釜めしといった日本料理でなく洋式も格別でっせ。

【ランクルさん推奨サイト】
GRIZZLYの 「GRI」 様のブログ 『煙にまかれて』 より 「牡蠣の燻製」



山のキノコの返信
ランクルさん、今晩は。
ランクルさん推奨のサイトを拝見、カキの洋風の燻製料理もおいしそうですね。われわれ日本人は農耕民族であり漁労民族ですが、西洋人たちは出身が狩猟民族・牧畜民族で海産物など好まないのかと思ったら、カキは高級食材で好まれるみたいですね。洋の東西を問わずカキは珍重されているようです。燻製はおそらく食品を保存するための知恵で、日本じゃ塩漬けか干物というところですが、燻製のほうが上等そうですね。

それにしても、カキやサザエを飼っているとは凄い! ニホンミツバチも飼っておられるし、資本投下すれば養殖業を開業できるかもしれませんね。海から遠く離れた内陸部でヒラメなど養殖している業者もあるみたいです。ひょっとしたら、カキの海面養殖だけでなく陸上養殖も可能かも??

12月に、また、「こくもんじ」 狩りと、「ヒラタケ」 採りです。かなりマンネリ化していますが、いかがですか? そういえばヒラタケの英語名は 「oyster mushroom、オイスター・マッシュルーム」 です。カキ (牡蠣) のようなキノコの意味ですわ。カキになぞらえられるキノコなので、ヒラタケ (平茸) も天然物はかなり上等品かも? 牡蠣と平茸をメイン食材にした料理はどうでしょうか? 酒が進むと思います。もちろん、デザートは追熟して食べごろの 「こくもんじ」 です。田舎人というのは、店に行って食材を買うのではなく、山や磯に行って食材を調達しますね。



返信追記
水産庁 「陸上養殖について」 平成25年6月 が海産魚の陸上養殖の現状を簡潔にまとめています。現状では海から海水を引き込む 「かけ流し」 方式が大半ですが、 「閉鎖循環式」 もすくなからず行われているようです。陸上養殖は施設建設および維持コストが膨大で、販売価格の高い高級魚でなければ採算は取れないみたいです。デメリットも多く、陸上養殖が産業として有望かどうか? もっと資料に当たって調べないと判断できませんが、どうなんでしょうかねえ?? この水産庁の資料では、陸上養殖は施設代と、養殖水槽の海水の保温や循環のための電気代が大きいです。
はんわしの 「評論家気取り」 様の 「あるベンチャーの破綻」 2014年1月21日
を閲覧すると、三重県に本拠をおくベンチャー企業が陸上養殖の失敗で破綻したらしいです。あれこれと検索してもヒットしないので詳細は分かりませんが、直感的に感じるのは、産官学が連携して新産業を育成しようとするのはいいとしても、官が深く関与しすぎる弊害があるのではないか? という気がします。

官が深く関与すると、それが利権になってしまいます。たとえば、新産業育成関連組織にお役人が天下るために、次々に不必要な外郭団体みたいなものが作られる。で、その新産業が採算もとれずダメなことが分かっても、一旦始めた政策は絶対にやめない。採算がとれなくても、利権を手放さないために、補助金や助成金や公的ファンドの流し込みを止めない…。という習性をもつのがこの国のお役人どもです。で、ダメなことがバレないようにと、その新産業がいかに有望で素晴らしいかのプロパガンダをマスコミ等を使って垂れ流します。メリットだけ高らかに謳い、デメリットは隠すか無視するのがお役人どものやり方です。風力発電、太陽光発電、メタンハイドレート、核発電 (原発)…、これらはみなその類です。お役人たちのイカサマなやり方を国民は嫌というほど見せられましたわ。何回も何回もイカサマ手口を見せられても、まだ、お役人どもを信用する国民がいることには驚かされます。

海産魚類の陸上養殖が、有望な産業なのか? ダメなものなのか? もっと実際の事例にあたって調べないと判断できませんが、メリットとデメリットが相半ばで微妙なところのような印象はしますね。すくなくとも手放しで絶賛できるようなしろものではなさそうです。そういえば、福良の蛇のヒレで (オートキャンプ場に隣接するところで) かけ流し方式の養殖を10年ぐらい前にやっていたと思いますが、かけ流した排水を流す用水路に今は水が流れていませんが、どうなったのでしょうかねえ?

>インターネットはいろんな情報があって、これまでの常識を変えてくれることが多い

インターネットの利点は沢山ありましょうが、ひとつには、反対意見・批判意見が捜せることだと私は思います。政府や多数派の意見・プロパガンダは、マスコミ等を通じてたくさん聞こえてきます。イヤというほど聞こえてきます。しかしながら少数派の意見だとか、大勢 (体制) に異議を唱える異論・懐疑論は聞こえにくいです。これらは能動的に捜さないと聞こえません。この体制に歯向かう異論・反論・懐疑論を、インターネットで容易に捜せるようになりました。世の中、異論・懐疑論のほうにこそ真実があることが多そうです。いよいよ 「特定秘密保護法」 の施行が12月10日と迫ってきましたが、この悪法の狙いの大きな一つに、政府に歯向かう異論・懐疑論の封殺を狙っているのは間違いなさそうですね。



ランクルさんのコメント (その2)
お役所というのは自分では何もしないクセに、何かの匂いがすると絡んでくるようです。 ニホンミツバチの飼育を趣味にしているのを聞くと、補助金を出そうかという話もあるそうで、補助金というのは国民の税金だからそう簡単に使われても困るのです。 ミツバチの飼育にも法律のアミをかぶせているらしい。

西洋蜜蜂で蜜源を求めて移動する専門家と、趣味で自宅の庭に誘き寄せて飼育する私らのような者と大きく違います。県民局に問合せたら、個人の飼育でも届出義務があるらしいけれど、私の場合は入るか入らないか判らない待ち受け箱を3月ごろから用意して、10個ぐらい用意してもスカの場合があったり2つか3つの場合もあります。

もしも入ったことが判るのは4月の中旬から5月、6月になるかも知れません。 そして8月の下旬ごろには採密して越冬させるほど上手に飼わないので、また来年に待ち受け箱を用意しての繰り返しです。

今度はシャモを飼いたいなあと思いつき、孵化からはじめようと有精卵を買ってきて自作の孵卵器まで作って (^o^) 第一回目の挑戦は失敗しましたが孵卵2号機が第2回目に挑戦しようと待機中です。軍鶏を育てても雛を売るには第一種動物取扱業の許可がいるらしいので、商売替えしようかなどと思っている (^o^) 池波正太郎の小説で軍鶏肉は美味しいというのは食通には知られているので、闘鶏と軍鶏肉はビジネスになるかもねえ。

私がコメントすると性格上いろんなところに分散してしまうので収拾がつかなくなります(^^; 



山のキノコの返信 (その2
>私がコメントすると性格上いろんなところに分散…

そうでもありませんよ。ランクルさんのサイトや、コメントは、土台部分で、国民が汗水ながして納めた税金に巣食うお役人どもの悪行政に対する批判や疑問が首尾一貫しています。土台部分のタチの悪い行政批判は、全くブレることなく一貫していて、その時々の話題とか、説明するさいに引っ張ってくる事例が替わっているだけです。なので、収拾はついていますね。

闘鶏はご法度かもしれませんね。軍鶏としての需要はなさそうです。 闘鶏はバクチですが、そもそも国家権力が国民 (ヤクザ) からバクチを取り上げて、多くのバクチは国営か公営ですよね。宝くじ・競馬・競輪・鳴門ボートなどみな公営ですし、株式市場・商品市場は官許の鉄火場です。はっきり言って、財務省・金融庁公認のバクチ場ですわ。国家権力のタチの悪さ! 法的にバクチを禁止するのはいいとしても、公営バクチ場が賑わっています。この大いなる矛盾! たぶん、おそらく、官営バクチ場を経営して大衆の射幸心を煽り、善良な国民からていよく税金をかすめているのだろうと思います。競馬・競艇は胴元の取り分は25%と言われますが、まだましです。宝くじなんて胴元の取り分は50%といわれます。 (実際はもっと盗っているんちゃうか??) ミクロでは (部分的には) 勝つ人もいるでしょうが、マクロ (客全体では) 宝くじを買うたびに客は財産の半分づつ国家に盗られています。まあ、そもそも競艇も宝くじも、出発点では財源確保を謳っていますよね。まったく国家の収奪に他なりません。失礼ながら宝くじを喜んで買う宝くじファンは、阿呆です。鳴門ボートならば手に汗握る熾烈なレースを観戦するというスポーツ観戦の意味 (カネを出してプロ野球を見に行くみたいな) も、少しはあるかもしれません。宝くじはおかみにカネを巻き上げられるだけです。

軍鶏肉 (養鶏) ならば商売になるかもしれませんね。軍鶏は身が引き締まってコクがあり、不自然に肥培させたブロイラーとは一味も二味も違うらしいですね。ビジネスとしてやるならば、いかに餌を安く調達できるかがポイントじゃないかしら? むかし軍鶏じゃないけど実家でニワトリを10羽ほど飼っていました。田舎じゃどこの家でも飼っていましたよね。卵は店で買うものではなく、毎日、縁側 (えんがわ) の下のニワトリ飼育場を覗いて、卵を産んでいたら取っていました。ニワトリの見ていないスキにサッと取らないと、くちばしでつつかれましたわ。採算を重視する商売の軍鶏飼いならば、コスト削減のために近所の農家をまわってクズ米を安く分譲してもらったり、精米所でヌカを貰うといいのではないでしょうか。軍鶏ならば闘争心が強いだけに野犬にも強いかも? 昼間は放し飼いにして勝手に虫とか草をつつかせたらいいと思います。ただし、他所の野菜畑をつついて怒られるかも? 実家は農家じゃないから、卵の自給用のニワトリ飼いでは餌の調達が一番難儀でしたわ。 

何年かまえに、またニワトリを飼って卵の自給自足をしようとしました。で、養鶏場の経営者にニワトリを5羽頒けてくれないかと言ったところ、 「アホなこと言うなよ。卵は店で買うほうがよっぽど安いんだよ」 と1時間説教を聞かされましたわね。



森林は二酸化炭素を吸収すると言うが、排出もしている。 よく茂った森林は収支均衡。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 (方丈記の冒頭

水面は変わらないけど水は常に入れ替わる

『方丈記』 (ほうじょうき) は中世の隠者文学の傑作です。とくに冒頭の書き出しは、「定常状態」 についての見事な文学的表現です。

●写真は徳島県の吉野川の支流の鮎喰川 (あくいがわ) です。支流といってもかなり大きな川です。大きな深い淵であります。手前のツツジはキシツツジです。大きな深い淵なので、一見すると池のように見えます。川には見えませんが川 (川の流れの一部分) です。水面は静止していて、動きがないように見えますがそうではありません。上流から常に水がこの縁に流れ込み、淵からは常に水が下流へと流れ出しています。淵の水は絶えず入れ替わり、いま淵にある水は昨日の水とは違います。淵の水は久しく留まることがなく常に入れ変わっています。まったく 『方丈記』 が言う通りです。

●ところが、この淵を観察すると、間違いなく水が流れ常に水が入れ変わっているハズなのに、見掛けはいつも同じです。そりゃあ、大雨が降れば濁流になるだろうし、異常渇水になれば淵が干上がるかもしれませんが、数日見ているだけならば淵の光景はいつも同じ状態で一定しています。これが定常状態ですわね。つまり、水は常に流れているけれども、淵に流れ込む水量と、淵から流れ出す水量が均衡していて、淵の水位が一定で増えもせず減りもせず常に同じ姿を見せているのですわね。淵というのを一つの系と考えると、これは開放系であり、入力もあるけれども出力もあり、動きがあるけれども収支均衡していて見かけは何も変わらないです。

生長した森林は見かけは変わらない
↑ 近くの鎮守の宮の社叢林、うっそうと茂る。このような良く茂った森は、もはや二酸化炭素を吸収しません

世の中にある森林も、またかくのごとし。

●全く、800年前に 『方丈記』 の作者の鴨長明 (かものちょうめい) が喝破した通りです。よく茂った森林は、森林という系に出入りする二酸化炭素の流れは常にあるけれども、その森林の中に貯蔵している炭素量は常に一定です。増えもせず、減りもせず、定常状態です。すなわち、森林内で若木が生長するときには二酸化炭素を吸収して樹の中に炭素として固定し蓄えます。若木について着目すれば確かに二酸化炭素を吸収します。しかしながら、森林の中では老木になった樹が倒れます。倒れた樹はやがて菌類やバクテリアによって分解され、最終的には二酸化炭素を出します。また、森林内では落葉も落枝もあり、これらもやがて二酸化炭素となります。樹木は一面では二酸化炭素を吸収しますが、別の一面では二酸化炭素を排出しています。良く茂った森林では、その収支はプラスマイナス均衡しています。若木が育つ一方で老木が倒れ、老木が倒れたギャップで若木が育ちます。若木もやがて自然間引きで消えていくか、生き残っても200年後には老木となり倒れます。つまり輪廻循環しているだけです。

●だから、良く育った森林は、見かけは常に同じような姿です。特に、自然林とか極相林と呼ばれるような森林はいつまでも同じ姿です。極相林までいかなくても、樹齢50年ぐらいたった森林は、陽樹から陰樹へという樹種の変化はあっても、茂り具合は大して変わりません。つまり、あるていど良く茂った森林は、もはや空気中の二酸化炭素を吸収して固定する能力はありません。日本では昭和30年頃に燃料革命があり、田舎や山村でも薪や炭を使わなくなりました。薪炭用に樹を伐らなくなったから里山もよく茂っています。戦後強力に進めたスギの植林も茂り放題です。もはや、日本の森林は二酸化炭素を吸収する余地はほとんどありません。 全くの裸地 (砂漠とか) に森林を育てるのならば、多少は、二酸化炭素を吸収して炭素を固定する意義があるかもしれませんが、一旦ぼうぼうに茂った森林はもはやダメです。 林野庁はなぜこんな簡単なことが分からないのだろうか?? 不思議です。

●ついでに申せば、森林が二酸化炭素を吸収するなどというアホウな主張をするならば、林業は成り立ちません。林業の監督官庁の林野庁は自己否定することになります。森林の産物の木材は炭素の塊です。重量の4~5割が炭素です。 (炭焼きすれば原木の半分ぐらい炭ができるから) せっかく二酸化炭素を吸収して空中の炭素を固定したのだから、大事に貯蔵しなければなりません。木材を使うとやがて燃やしたり腐ったりして元の二酸化炭素に戻ります。元の黙阿弥。で、木材が絶対に二酸化炭素に戻らないように、森林で得た木材は燃やさず腐らせず、巨大倉庫か洞窟に貯蔵しなければなりません。永久保存です。洞窟に蓄えて数百万年後に石炭になるようにしなければなりません。そう考えると林野庁の主張はおかしなことを言っているわけです。実際は、林野庁のお役人も (財務省のお役人よりは落ちるけれども) 優秀な方々です。そんなことは百も承知のハズです。おそらくは、地球温暖化の政策にからめて、林野庁に1円でも沢山の予算が来るようにと狙っているだけでしょう。 (実は、温暖化を言うお役人は、腹の中では地球温暖化のヨタ話など信じていないのです) 

●主権者 (納税者) の一人として (1億分の1の比重ですが) 主張するならば、林野庁は分収育林で善良な国民からカネを巻き上げ、大損をさせ、地球温暖化に悪のりして過剰な予算を分捕り、国内木材資源は過剰で売れないのにいまだにスギ植林を止めようとせず、木材市場価格をゆがめているのは他ならぬ林野庁なのです。民間の市場経済に任せておけば、アダム・スミスのいう 「神の見えざる手」 が市場の需給を上手く調節するのですが、公務員が林業に携わっていることが市場を歪め混乱させています。公務員は民間がおかしな方向に行かないよう軽く監督するだけでいいのであって、公務員が実際の林業をするのは間違っています。とにかく市場経済を大きく歪めてしまいます。それと、税金のムダ使いに繋がる。国有林でもそうですが、田舎の自治体でも随分とおかしなことをしています。以前、役場の職員が植林地を作るためにチェーンソーを持って雑木を伐採しているのを目撃してビックリした! なぜ、そんなことをするのか?? 民間じゃとても採算が取れないようなことは絶対にしないわ。仮に、しても、見込み違いに気づいたらパッと止めます。傷が浅いうちに止めないと大変なことになる。公務員のやるビジネスは採算度外視、大赤を出しても責任を問われない、税金で補てんすりゃいいって甘い考えです。それどころか獲得した予算を消化するために余計なことをしているのかも? 林野庁などという役所は廃止してもらった方が国民のためになりそうです。



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落葉を分解するムラサキシメジ

森の中の倒木もいつまでも残ることはありません。相当に太い倒木も20年とか30年も経てば、跡かたもなく消えています。木材不朽菌といわれる菌類たち、たとえば、食べられるシイタケとかヒラタケとか、食べられないカワラタケやスエヒロタケなどが倒木の材の主成分であるセルロースやリグニンなどをどんどん分解して倒木を腐らせていきます。僅かに残った残滓も、そのキノコたちも、こんどはバクテリアに取りつかれて分解されます。いずれ倒木は、最終的には水と二酸化炭素にまで分解され跡かたも残りません。よほど運がいいと土に埋まってやがて泥炭とか亜炭になるかもしれませんが、そんなことはめったに起こりません。地上には菌類やバクテリアが餌を求めてうようよといます。うようよと居るハズです。彼らはミクロの大きさなので肉眼では見えにくいだけです。ただしキノコだけは別で、本体の菌糸はほとんど見えませんが、胞子を飛散させるキノコ (種子植物の花に当たるもの) なると見えるのが面白いところです。

↓ ムラサキシメジは落葉を分解するキノコ
老成したムラサキシメジ
↑ 傘の縁にわづかに紫色の痕跡が残るだけです。縁が波打ち、老成して古くなっています。食用不適。林床に厚く溜まった落ち葉を分解するキノコで、いわば森の掃除屋さんです。ムラサキシメジは落ち葉を分解して二酸化炭素に戻します

3個採ってみたが既に食用不適

●ちょっと遅かったです。すっかり色あせています。ムラサキシメジ は紫占地で、名のとおり美しい紫色のキノコです。他のキノコのシーズンが終わる晩秋に出てきます。南あわじ市でも出るところには沢山でます。いちおう優秀な食菌ですが評価は割れます。大変美味いと言う人と土臭い匂いがして嫌だという人に真っ二つに割れるキノコです。吾輩はダシが出てよいキノコだと思うんですが、どうやら各人の好みの差ではなく、ムラサキシメジには良い味の系統と嫌な匂いの系統の2種類があるのではないか? という気がします。東北地方では山採りのムラサキシメジが結構高値で売られています。

ムラサキシメジは発生したての新鮮な物は綺麗な紫色ですが、老成するにつれて褪色し白っぽくなります。更に古くなると茶色っぽくなってきます。写真の物は傘の縁がかすかに紫色の痕跡が残るだけで、完全に褪色しています。傘の縁が波打っていて、しかも傘が反りかえる寸前です。これは傘が展開してから日数がたっている証拠です。老成した古いものですから、こうなってはもう採りません。せっかく来たのに遅かったです。残念! しかもヒラタケ (ウスヒラタケに近いもの) の腐りかけたものも大量にありました。これも残念! 野生キノコを収穫適期に採るのは意外にむずかしいです。何べんも足しげく来なければ無理ですわ。


裏側



先山から島内を眺める
先山の山頂から、島を俯瞰した

一昨日(2014年11月3日)の夕方に、淡路島のヘソに聳える 先山(せんざん) に登りました。山頂からの眺めの写真を陳列します。



山麓から先山の山頂を仰ぎ見る
↑ 洲本市上内膳から仰ぎ見た先山です。標高はたった448mしかありません。低い。あまりにも低い山です。先山は地質的には、白亜紀後期 (1億年前~6500万年前) に地下の深い所に貫入したマグマが冷えてできた花崗岩類が、断層の活動で隆起した山であるとされますが、隆起の程度が少ないのでしょうか? 同様に花崗岩の山として著名な屋久島の宮之浦岳が2000m近くの標高を誇るのとは段違いです。写真をみても高い山という印象がなく、ただの低山であります。しかしながら、低いけれども独立峰で、すこし離れて遠望すると富士山型の秀麗な山容です。淡路富士と讃えられます。

けれども先山は火山じゃありません。古い書物では先山を火山だなどと書いている物がありますが、火山じゃないです。火山特有の玄武岩や安山岩ではなく、花崗岩であることが火山じゃない証拠でありましょう。瀬戸内海地方には古い火山帯 (瀬戸内火山岩石区) があり、1000万年前の古い火山列があります。室生火山群(三重県)~若草山(奈良県)~二上山(大阪・奈良県境)~屋島・讃岐富士・小豆島(香川県)~石鎚山・高縄山(愛媛)~周防大島の嘉納山・周防諸島(山口県)がそうです。先山はマグマが地下で冷えて固まったものであり、地表にマグマが噴出したわけではないから、富士山型の山容であるからといって火山じゃありません

瀬戸内火山岩石区
国土地理院地図 の白地図に、地質図Navi を閲覧して、中期中新世~後期中新世 (約1500万年前~700万年前) に噴火した火山の岩石 (安山岩・玄武岩類や、デイサイト・流紋岩類、火砕流の軽石や火山灰) の分布を拾い出し、白地図上にプロットしました。瀬戸内火山岩石区は、図で示しただけでなく、更に東西に延びています。西には、大分県の祖母山・傾山、長崎・佐賀の県境周辺、五島列島へと延びています。東へは愛知県鳳来寺山へと続いているようです。
瀬戸内火山岩石区

●先山は、イザナギノミコト、イザナミノミコトの二神が最初に創ったところから名づけられたとされるのですが、これはただの神話にすぎません。何の根拠もないおハナシです。そもそも神話などというものは、世界中どの民族の神話であっても、ヒトが地球上に現れてから言葉ができた後、お話好きな人が創作したものです。ある種の口承文学として語り継がれたものと思われますが、文字が発明されて話のプロットが固定化されたものです。どんなに古く見積もっても、人類が地球上に現れたのはオーダーで数十万年前~数百万年前です。人類が言葉を獲得しお話を始めたのがいつなのか? 分かりませんがせいぜい数万年前か? 文字の発明は数千年前です。人類の歴史的には神話は古いものですが、地質年代的には新しいもので、産まれたてのホヤホヤ。ヒトが地球上に現れる遥か昔から、大地があり山があり川があり、太陽が照り雨が降っていたわけです。陸地 (大陸) を作っている物質はマントルや海洋底の物質よりも軽いので、水に浮かぶ油みたいなものです。陸地は地球の表層をクラゲのごとく漂いながら、分裂と合従を繰り返し、造山運動で山がそびえ、聳えた山もやがて浸食され、久しくとどまっているわけではないです。億年の地質年代的時間スケールのなかでは、目まぐるしく変化し流動しているわけで、そんな有為転変のなかで、どの土地が、どの山が、一番最初にできたのか? などという問いはなんの意味もなさないのです。

●麓から先山の山頂を仰ぎみたら、中腹にはクヌギか? コナラか? と思われる見事な森林が見えています。山頂近くの8合目から上は見事なシイ林です。ただ、問題はかなり急斜面のようなことです。先山は何回も登っていますが、これらの森林に分け入ったことがまだありません。麓の国道から眺めていつも 「先山に何かありそう」 「先山を調べたら何か出てきそう」 という印象がしていました。で、中腹から山頂のクヌギ林やシイ林を観察調査しようと登ったのですが、なんせ午後から行ったのでじきに日が暮れてしまいました。調べるのはまた今度であります。


山頂に鎮座する千光寺
↑ 淡路島第一と評される名刹の 淡路島十三仏霊場 第一番 先山 千光寺 です。本堂はまさに山頂にあり、先山の標高は448mとされますが、これは標石のない標高点で、4等三角点 (標石のある標高点) でさえありません。見通しの利く独立峰に三角点がない良い例です。淡路島の広範囲から見える山で、測量するにこんな条件が良さそうな山頂に三角点がないのは不思議です。昔、測量するさい見通しを確保するために木を切ることが出来なかったからでしょうか? (宗教的禁伐林であろうから) あるいは山頂に本堂や山門など沢山の伽藍(がらん)があって、測量の邪魔になったのか? 三角点の選点は、遠くが見通せて、相手からもよく見えるところ

↓ ひときわ高いピークが諭鶴羽山(南南西方向)
諭鶴羽山を遠望する

↓ 中央部の3つのピークにシャクナゲが自生(南南東方向)
シャクナゲ山も見えている

↓ 三原平野が山の陰になり、山ばかり (南西方向)
三原平野が山の陰に入り、山ばかりが見える

●こうしてみると、淡路島全体が断層運動でできた地塁山地だということが実感できます。津名山地が北東ー南西の走向で、柏原・諭鶴羽山地が東西走向で存在し、淡路島の地形の主要な骨格を形成しています。両山地ともに山地両側に明瞭な活断層が走っています。淡路島は意外に山の国で、海岸部ではなく島内に住んでいたら海なんて見えないですよね。


霜月はムカゴの採集適期だ! 籠をもってムカゴを採りに行こう!
本日は2014年11月2日 (赤口) です。

新暦の11月を霜月と言ってもいいのか?
●霜月といっても本来ならば旧暦 (太陰太陽暦) の11月のハズであります。1873年に日本に導入されて以来いまも使われているグレゴリオ暦での11月を霜月と言うのはおかしいハズです。旧暦と新暦ではズレが生じるのは申すまでもありませんが、霜月の語源は諸説あるけれども、 「降霜が見られるころ」 あるいは 「初霜が来る月」 という解釈を採るならば、新暦の11月こそ霜月と呼ぶのがふさわしいかもしれません。西日本各地の初霜平年日を調べてみました。 

次表に示した初霜平年日は、気象台と旧測候所では統計期間に20年のタイムラグがあります。地球温暖化というのは長期の気候変動を論じているのですが、その地球の気温を算出する元データに様々な問題がありすぎます。観測機器が次々に変わる、観測方法も変わる、観測データの統計処理の方法も変わる、観測所を廃止・移転する、観測所の周囲の環境が激変する、100年経ったら田舎観測所が都会観測所に周辺環境が変わっていたなど普通にある、様々な問題点がありながら100年間でわずか0.7度の変化を、あーだ、こーだと騒いでいるのです。一番肝心かなめは観測所の周辺環境が100年間全くかわらないというのが理想で、そうでなければ真の気候変動の変動量は捉えられないのに、そんな観測所はほとんどあり得ません。これも地球温暖化のハナシが信用できない大きな理由です。


気象台 (管区気象台・地方気象台・海洋気象台) のデータは、気象庁のホームページでしらべた。たとえば、こちらが 徳島地方気象台のデータ です。
旧測候所 (現在は無人のロボット観測の特別地域気象観測所) は、気象庁のリストラで1990年代に次々に無人化されて、ヒトの目の観察による霜の観測は行われなくなり、古いデータしかありません。そのため、紙の書物の、気象庁平成3年3月刊 『日本気候表 1961-1990年』 から当該データを拾い出しました。


西日本各地の初霜平年日

●気象台の欄には1981~2010年の30年平年日と、1961~1990年の30年平年日をカッコ内に付記しました。20年経って、数日から10日ていど初霜平年日が遅くなっています。 これを見たら温暖化利権者どもは、「それ見ろ、温暖化の証拠だ!」 と随喜の涙をながして喜ぶでしょう。しかし騙されてはいけません。気象台は大阪や神戸や広島や京都は大都市の中にあります。各県毎にある地方気象台は県庁所在都市にあります。人口50万前後のそれなりに大きな都市です。初霜が遅くなっているのは都市が膨張して放射冷却が起こりにくくなっていることを表わしています。霜というのは、上空に寒気が入っているときに、雲の布団がない、風がない、空気が乾燥しているなど条件がそろって地表物が熱を赤外放射で上空に逃がしてどんどん冷えることで霜が降ります。ところが近年都市が膨張して高層ビルが増えて空を覆うので、赤外放射で地表物の熱をうまく宇宙空間に逃がせなくなっています。これが都市部の観測所で初霜がどんどん遅くなっている一つの大きな要因です。なので、カネの慾に目がくらんでいる地球温暖化利権者どもの言うことに、騙されてはいけません。人間だれしもカネ (利権) は欲しいのですけれども、それはわかりますが、温暖化で地球が破滅するとウソをついたり脅迫することはいけません。

西日本でも内陸部では11月中に霜が降りる
●余談はさておき、本来は旧暦の11月を霜月と称していたのに、新暦の11月を霜月と言ってもいいか? という命題ですが、そう言ってもいいですわね。作成した表をみると、西日本でも内陸部を中心にして、多くの地点で11月中に初霜平年日を迎えています。地形的に盆地の奈良市では11月12日 (11月6日) に初霜平年日です。奈良は古代には都があったところです。ということは、歴史上、奈良市の気候や風物が日本の基準であります。京都も1000年間も都がありましたが、京都の風物も日本の基準です。京都の初霜平年日は11月18日 (11月13日) です。平年日ということは年によっては早く霜がくることもありましょう。11月中に頻繁に霜が降りるでしょうから、新暦11月を霜月と称しても宜しい


何と、北海道寿都よりも奈良のほうが初霜平年日が早い
表をよく観察すると、次のことが言えそうです。
①、内陸部の盆地の観測所では、海岸部よりも初霜が1か月早く来る。
②、沿海地では、同緯度の内陸地よりも初霜が1か月遅くなる。
③、岬の先端の観測所では、内陸地の観測所よりも初霜が1か月半も2か月も遅れ
  る。というよりも、岬の先端は霜が降りにくく、ほとんど無霜地帯に近い。
  その例として、潮岬や室戸岬、清水など。
④、山の斜面や丘の上にある観測所では、近隣の平地よりも2~3週間遅れる。
  その典型例は、神戸や洲本。(洲本測候所は三熊山という丘の上にある)

内陸部の盆地にある観測所と、沿海地や岬などの観測所とでは、同緯度であっても立地周辺環境の相違から初霜日は大きくズレます。これにより、北海道・寿都 (すっつ) 測候所の初霜平年日11月10日よりも、遥かに南の奈良の11月12日(11月6日)の方が4日早いという驚くべき珍現象が生じます。



10月30日、鮎屋ダム周辺(兵庫県洲本市)を半日歩き回った
鮎屋ダム

11月はムカゴの採集適期だ。ジネンジョも掘ろう!
ムカゴの採りごろ

本日の収穫、幻の山菜。ムカゴ飯に炊きこむ。
本日の収穫

小さいけど天然マイタケも見つけた、歩きまわれば棒に当たる
マイタケも見つけた

はさみさんから戴いたコメント
お久しぶりです、はさみです。
舞茸を探していますが、未だに見つかりそうにないです。
一度ご教授願いたいですね(^_^)

今日も柏原山に登ってきましたが(家から近いので)、
アミタケくらいしかわかるものがなかったです。

先月、実家の裏山で自然薯を見つけたと思ったら長芋でした。
山は面白いですね(^o^)
まだ30歳半ばなものですから、今からいろいろ学びたいと思います

山のキノコの返信
はさみさん、コメントありがとうございます。
マイタケを捜すコツですが、べつに、コツとか秘訣のようなものはないと思います。探そうとして見つかるものではないのだろうと思います。とにかく、山が好きで、キノコが好きで、暇があろうと暇がなかろうと、歩き回っていたらやがて見つかるということだろうと思います。意外に出るのはサクラの樹です。それからシイの樹カシ類 (アラカシ・シラカシ・アカガシ等) です。ブナ帯じゃミズナラに出ることが多いから、暖温帯のコナラの大木も? と出る可能性を考えていますが、まだコナラのマイタケは見つけていません。これらの樹種の大木 (実際には径40センチの大木じゃないものにも出ますわ) の根際をチェックするのがマイタケ探しの基本です。文献ではクリの樹にも出るようですね。 あまり良い写真が撮れなかったので記事には書きませんでしたが、ヒラタケもそこそこ採りました。ヒラタケでも炊き込みご飯にしたら結構うまかったですわ。

ジネンジョは、濃い目の味噌汁でのばして麦飯にかけたものが美味いです。子供のころからの大好物です。むかし、私が中学生ぐらいのころ、出身地の村でミカン園やビワ園で果樹の根元を掘って、大人たちによく怒られましたわ。怒られても掘っていたから、しまいには、ジネンジョを掘ってはいけないという村のお触れ (自治会の決議) が出ましたわ。


ムカゴを植木鉢に蒔いてジネンジョの苗を育成中
鉢に蒔いたムカゴ



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