雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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瀬戸内地方でサツマイモの収穫が始まる
●本日は2014年7月29日であります。 青果用の (つまり焼酎用とか澱粉採取用ではなく、野菜・根菜としてのという意味) サツマイモの西日本第一の産地は、徳島県鳴門市であります。淡路島南部のわが南あわじ市の隣町であります。間に鳴門海峡というのがありますが、たった1300mの幅しかありません。で、間違いなく隣町です。その鳴門市でサツマイモの早出し出荷が始まった模様です。今の時期は、サツマイモ畑のイモを一斉に掘るのではなく、イモ畑の畝の間をを巡回し、畝の肩を点検し大きくなったイモから間引き採るような “探り掘り” の段階であったり、早出しを狙って特別に早く苗を定植して寒い間はビニールトンネルをかけていた促成栽培ものでありますが、出荷が始まったようです。淡路島南部のスーパーにも鳴門産の新サツマイモが店頭に並び始めました。鳴門市産サツマイモが本格的に収穫されるのは盆以降から10月にかけてだと思いますが、今頃の新サツマイモは値段が高く売れるし、食べても、通常のサツマイモとは違い水分がやや多くて水菓子のような美味さであります。サツマイモはこれほど美味いものだったのかと、イモ嫌いの左党の方でもつい 「もう一つ頂戴」 と蒸かしイモに手が伸びます。

3月31日に苗を定植し、4ヶ月後の状態
サツマイモ畑
↑ 吾輩の自給自足用のサツマイモ畑ですが、放射能汚染の少ない食べ物を手に入れるために、自給自足を目指しています。店で買う食品は政府の食べて応援運動の下に、汚染の可能性が疑われるものが、日本全国に流通しています。自分の身を守るのは自分自身です。残念ながら、政府が国民の健康や生命を守ってくれるのでは決してありません。自己救済・自助努力しかないこの国の悲しい現実です。

吾輩は、農林水産省 のホームページをウオッチしていますが、お役人たちの姿勢は国内向けと海外向けとでは全く異なります。国内向けは 「食べて応援」 だの 「日本の食品は安全だの」 と安全神話作りのプロパガンダに余念がありません。しかし海外の目は非常に厳しく、 「おいしく安全な日本産品を世界に」 などという嘘っぱちの標語は世界には全く通用しません。輸出食品に関して、 「放射性物質検査証明書」 や 「産地証明書」 の発行や対応に苦戦しています。 諸外国・地域の規制措置 (平成26年5月23日現在) を見ると、世界の多くの国々が日本からの食品輸入を禁止したり制限しています。たとえば韓国も中国も、宗主国のアメリカも、東北地方や関東地方からの食品輸入を禁止しています。それ以外の産地であっても色々な証明書を要求しています。この厳しい現実を何故直視しようとしないのだろうか。

●3月31日に苗を定植して、ほぼ4ヶ月経過した本日7月29日の状態です。サツマイモは苗定植後4ヶ月が一番イモの品質がいいといわれています。もちろんそれは品種にもよるし、気候とか栽培条件でも変化しますが、5ヶ月とか6ヶ月とか経過すると、イモが大きくなりすぎて食味は低下します。秋遅くまで収穫を遅らせたら収量は倍増するのですが、イモが子供の頭ぐらいにもなります。ブタを養う餌としてサツマイモを栽培するのだったならば、とにかく多収栽培を狙わなければなりませんが、それではヒトの餌には不向きです。ヒトという種 (しゅ) は、とかく美食贅沢の動物で、こんなもの食えるか! とじきに文句をたらたらです。

本日(7月29日)の収穫、ちょうどいい大きさ・形状
サツマイモの収穫
↑ 鳴門市のサツマイモ畑のような砂質壌土じゃないので、イモの肌はすべすべにはなりません。しかも洗浄していないので土がついています。 (鳴門市ではイモを洗浄したのち選別し箱詰めしています) しかしながら、鶴峰山地の和泉層群 (砂岩と頁岩との互層になっています) の風化した山土のサツマイモは美味いです。自画自賛するようですが、和泉層群が母岩の山土に腐植質を多投した土で作るサツマイモは、むしろ砂地のサツマイモよりも美味いです。

●美味いサツマイモの見分け方ですが、あまり大きなイモは大味で美味くありません。むしろ小さめがいいです。一番いいjのは長細いイモですが、イモの頭 (つるの側) も、尻 (根の先端側) も同じ均一の太さで、細長いイモが美味いです。これは自給自足品でも、店で売られているイモでも言えます。長細けりゃいいというものではなく、イモの先端方向が次第細りのイモは未熟イモでダメです。澱粉の蓄積が不足していて美味くないです。



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地獄で、仏様に出会ったような涼しさ!
涼しいという報道はあまりやらないマスゴミども

マスゴミどもの政府追従姿勢、進んで大本営発表を垂れ流す “権力とマスゴミの癒着” が最近目にあまります。新聞社の幹部と首相が夜な夜な料亭で会食をしているなどという話が、大っぴらに報じられています。本来そういうことはあってはならないことです。取材先との距離をとっていないと政治的に中立で客観的な報道が出来るハズがございません。料亭という密室でマスゴミの幹部と首相がなにを話 (取引) しているのか? 帰りしな手土産を持たされて、「○○はお手柔らかに頼みまっせ」 「△△は報道せんとってくれよ」 「□□はキャンペーンを張ってくれよ」 という癒着がありはしないか? 大いに疑えるところです。密室でのことですから正確なところは当事者以外には分かりませんが、勘ぐられる下地になるから、そのようなことはあってはならないのです。阿部政権はこのあってはならないことが、非常に目立ちます。

●以前、“政治とカネ” の問題が喧伝されました。これは端的にいって政治がカネで買収されることを言っています。大企業が政党や政治家にカネを渡して政治を買収するのですが、企業という法人は選挙権を持ちません。選挙権を持つのは自然人といわれる有権者のみです。選挙権をもたない法人が政治決定を支配するのはおかしいです。一方、“マスゴミと権力の癒着” が問題であるのはマスゴミ報道を信用する有権者が多すぎるので、有権者の投票判断であるとか世論形成にあまりにも大きな影響を与えていることです。 選挙権をもつ有権者の意志や行動をマスゴミがかなりのところまでコントロールしているという現実があり、有権者は本当に自分の考えで政治参加していない、飛躍して申せば、われわれ有権者はマスゴミから選挙権を奪われているも同然です。

敷衍すると、たとえば世の中に対立する賛否両論の考え (争点) があれば、マスゴミはできるだけ中立公平に両論を報道すればいいのです。どちらが良いかは選挙のさいに有権者が判断します。ところがマスゴミが片一方に加担して偏向した報道をします。それはマスゴミが有権者をさしおいて判断しているわけです。対立する考えをしっかりと報道しなければ、そういう考えがあることを知らない有権者が多くなります。結果的に選択肢がなく、有権者は判断する機会を奪われてしまいます。これは選挙権を奪うのと同等です。


政府は降りたのに、地球温暖化気分が抜けないマスゴミども

●さて、政府はすでに “地球温暖化の国際的なパワーゲーム” から降りています。2013年11月にポーランドで行われたCOP19 (気候変動枠組条約第19回締約国会議) で表明しました。理由はいろいろあるようですが、もともと二酸化炭素地球温暖化などというのは仮説でしかなく、科学などでは全くなく、国際政治の駆け引きだったのですが、その主導権が先進国から中進国あるいは発展途上国に移り、先進国側が防御側に回っていることが背景にありましょう。このまま地球温暖化の駆け引きにつきあうと日本はカモになるだけ、という判断もあろうかと想像しています。つまり、地球温暖化のハナシはもう終わったのですが、マスゴミどもは20年近く煽りに煽ってきたから、急に温暖化洗脳報道を止めるわけにはまいりません。さすがに温暖化という言葉は新聞もテレビもほとんど使わなくなりました。けれども、暑いの豪雨だの過剰なヒステリックな報道をやめようとはしません。ま、慣性の法則みたいに一旦大本営発表に手をそめたら、すぐには軌道修正できないということか? マスゴミたちは暑いことに関しては偏執的に報道しますが、涼しいことは (冬ならば寒いことは) あまり報道したがらないようです。ま、温暖化で地球が破滅すると言わんばかりの報道を続けた手前、涼しいとか寒いとか言いづらいということでありましょう。

今朝の近畿地方は、信州のような涼しさ
●本日は2014年7月28日であります。 今朝は、大陸育ちの冷涼で乾燥した気団に覆われて、近畿地方でも明け方は肌寒いぐらい涼しかったです。我が淡路島の南あわじ市では、アメダス南淡で最低気温が20.1度と非常に涼しかったです。近畿地方の内陸部や、やや標高の高い所は軒並み20度以下となり、近畿地方で熱帯夜のところは1か所もありませんでした。連日延々と熱帯夜が打ち続く大阪でさえ最低気温が23.1度でした。

2014年7月28日近畿地方の最低気温番付
気象庁ホーム > アメダス:近畿地方 の当日観測データから拾いだして作表しました。表でアメダスばかりが並んでいるのは、まず圧倒的にアメダスは数が多いことがいえます。それから、アメダスは田舎や小都市に位置することが多く冷えやすいことが指摘できます。 一方、気象官署 (気象台や旧測候所) は大都市や中都市に多くあるので、ヒートアイランド現象という熱汚染の環境の影響を受けて、冷えづらいことが言えます。


2014年7月28日、全国の最低気温の分布
出典は、気象庁ホーム > 各種データ・資料 > 最新の気象データ > 気温の状況
2014年7月28日の日最低気温の分布
↑ 東北地方や本州中央高地はもちろん、北陸地方、東海地方、近畿地方、中国地方では熱帯夜の所は全くありません。 南西諸島と伊豆七島・小笠原を除く日本本土で、熱帯夜だったところは僅か8か所しかありませんでした。 地点名と最低気温を列挙します。 関東地方ではただ1か所、東京の25.9度。 四国地方で2か所。高知県安芸で25.1度、高知県清水で25.5度。 九州地方で5か所。鹿児島県鹿児島25.3度。宮崎県高鍋25.4度、宮崎県宮崎25.2度、宮崎県赤江25.6度、宮崎県油津25.6度。


2014年7月28日、全国の最低気温の平年差
2014年7月28日の日最低気温の平年値との差
↑ これを見ると、西日本から東海地方にかけての気温低下が目立ちます。 とくに広島県あたりが平年値よりも5度くらい気温が低下しています。北日本及び関東地方、それから西日本の太平洋沿岸での気温の下がり方が緩いので、大陸からの冷涼で乾燥した空気が西回りで日本列島へ進入したことが分かります。また南下も不十分だったことがよく表われています。


お花見に行こう、海流種子散布で北へ広がる ?  ハマオモト (ハマユウ)
有名なハマオモト線 (Crinum Line、クリヌムライン) とは?
ハマオモト線

↑ 植物生理生態学者の 小清水 卓二(こしみず たくじ、1897-1980) 博士が、1938年に発表したハマオモトの分布北限線です。ハマオモトの分布北限が、年平均気温15度、年最低気温平均値-3.5度の等温泉とほぼ一致するとしました。 日本植物学会 が出している学術雑誌 『Journal of Plant Research』 の前身の 『The botanical magazine』 第52巻 第615号 (1938年) に掲載された論文 『On the “Crinum Line” in the Flora of Japan』 が原著論文のようですが、戦前の古い文献は国立国会図書館がデジタルコレクションで見せてくれるものが増えていますが、当該文献は館内限定閲覧で見せてくれません。でも、なぜかネットに落ちていたので拾ってきて、図版を借用しました。

-3.5度とはどういう平年値を言うのか? ハッキリしないが…
●なお、細かなことですが気象ファンとして申すと、平均気温15度はいいとしても、最低気温-3.5度とは何か? であります。論文では 「annual mean minimum -3.5°」 と表記しています。最低気温の年平均が-3.5度という意味でありましょうが、最寒月あるいは最寒旬の最低気温の平年値なのか? 日最低気温の平年値が年間で一番下がったところか? 年最低気温を平均したものか? ハッキリわかりません。しかしながら、すくなくとも最低気温の極値では全くないということであります。 1938年ならば気象庁の前身の東京気象台の時代のハナシでどういう気象観測データをいっているのか分かりませんが、ハマオモト線より南でも最低気温の極値は-3.5度より下がります。たとえばハマオモトの自生が見られる海岸部の観測所でも、最低気温の極値は-6度ぐらいまで下がります。 (房総半島先端)千葉県館山-6.7度、(紀伊半島先端)潮岬-5.0度、(四国南西部)宇和島-6.2度、(九州東岸)宮崎県高鍋-7.0度、(九州西岸)鹿児島県阿久根-4.8度、(山口県西部海岸)下関-6.5度など。

淡路島南部海岸には、ハマオモトの種子が次々に漂着
ハマオモト線は年間最低気温の平均値が-3.5度の等温線と解します。 (月最低気温平年値や日最低気温平年値ならば、かなり北方あるいは内陸部にシフトしますから) これより南側の海岸ではハマオモトが自然分布するというものです。あるいは、この線以南ならば冬の寒さでも越冬して繁殖可能であると考えられます。ハマオモトは砂質海岸で生活する亜熱帯要素の色濃い海岸植物ですが、種子が海流に乗って散布するので、黒潮ならば関東地方以北には流れないのですが、対馬海流ならば本州の日本海側を北上しています。で、うまく対馬海流に乗れば北陸地方や東北地方の日本海側海岸にもハマオモトの種子は漂着するハズです。かりに、漂着したハマオモトの種子が発芽して育っても、冬の寒波にやられてしまい、結局定着できないということでありましょうか? つまり、ハマオモト線というのは繁殖圏北限線なのでしょう。発芽して夏の間ならば育つという意味の生育圏はもう少し北に広がっているのではないか? 淡路島はハマオモト線の南側であるので、ハマオモトの種子が漂着したならば立派に育ち花を咲かせます。淡路島南部の海岸であちこち点々とハマオモトが今を盛りと花を咲かせていますから、お花見に行きましょう!

南あわじ市灘海岸で咲くハマオモト
消波ブロックの間にハマオモトが生じた

ハマオモトを少しアップ
↑ 波消しブロックの間にハマオモトが生じました。写真の個体は1個体なのか複数なのか分かりませんが、15mほど離れた所に別のハマユウの株があります。写真の現場は20年ほど前に出来た小さな砂浜に隣接する護岸です。元は海だったのですが、付近で港湾工事が行われ、潮の流れが変わったためか砂がどんどん堆積して自然に砂浜が形成されました。写真のハマオモトの生えている場所は20年前には陸地ではなく間違いなく海でした。つまり新しく形成された砂浜の護岸波消しブロックの間に、台風の大波でハマオモトの種子が打ちあがったのであろうかと思われます。こういうふうな感じのところが数か所あり、淡路島南部海岸に紀伊水道を通って南からハマオモトの種子が漂着している可能性が大です。

個花を拡大観察
↑ 花被片は6個あって細長く強く反りかえっていて、花被片の基部は合着して細い筒状であります。おしべも6個あり、花柱も花被片と同じぐらいの長さがあり、先端の上半分が紫色です。めしべがどうなっているのかは、花を解剖してみないと写真ではよく分かりません。

花茎の先に30個ぐらいの個花が着く
↑ 太い花茎の先端に30個ぐらいの花 (個別の花) がついていて大変にぎやかであります。花はいっぺんに全部まとめて咲くのではなく、1日2~3個づつ咲いているようです。ハマオモトの花は夕方から夜に咲くと言われ、いろいろな文献によると、 スズメガ の仲間が花粉を運んでいるらしい。スズメガの仲間は口の先の管みたいなもの (口吻、こうふん) が非常に長く、空中静止浮揚 (ホバリング) ができます。で、ハマオモトの花は横向きに咲くがゆえに止まるところがないのでホバリングしながら、ハマオモトの花被片の基部の筒状の奥まで口吻を差しこんで蜜を吸うらしい。花の咲くときに強い芳香があるらしいですが、これはスズメガの仲間を誘引する仕掛けであり、夜になって咲くのはスズメガ類の夜行性に合わせているのではないか。白い花は夜でも浮かび上がって視認できるようにしてあるらしい。で、ハマオモトはスズメガ媒花の代表例です。 → 福原先生の動物媒花:××媒花 の講義が芸術的な写真が多数でよく理解できます。

で、思うのですが、写真家のSさんも、ただ野生の花の写真を撮るだけでは全然芸がありません。それで、夕方にハマオモトの花を訪ねて開花を待ち、夜になって、キイロスズメとかエビガラスズメ等の蛾が来てホバリングしながらハマオモトの蜜を吸う決定的瞬間を狙うのはどうだろうか? それを撮るにはかなりの機材と撮影技術が要りそうで素人には無理です。決定的瞬間をじいーっと待つ執念 (情熱) も要りそう。写真家を名乗るのであればいかがだろうか? (批判ではなく提言です)



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ハマオモトは淡路島 (兵庫県) には、自生していない

かつて、淡路島の付属島の沼島でハマオモトの群落が発見され、大きな話題になりました。しかしその後、それはヒトが植栽したものであることが判明し、淡路島 (兵庫県) にはハマオモトの自生はないということになっています小林禧樹ほか 2012.10 『改訂増補 淡路島の植物誌』 自然環境研究所刊 からその経緯の記述を引用します。

68頁から転記
ハマオモト (ヒガンバナ科)
 多年生草本。本種の分布限界線が年最低気温-3.5℃の等温線に一致することからその等温線を 「はまおもと線」 (Koshizumi1938) と呼ぶことはよく知られている。本州 (関東南部以西)~琉球と、中国 (南部・台湾)、マレーシア・インドに分布する (佐竹ほか 1982a)
 兵庫県については淡路島南端の沼島に生えていることが1972年の調査で知られるようになり、淡路島南部の注目される植物として記録された (中西 1973)。また1980年8月にも室井綽氏らによって確認されている。そこにはハマヒサカキなどが生え自然が残された海浜であり、波打ち際から少し離れたところに本種は群落をつくり自然状態で生育しており、南側にも群落がみられる。その様子から自生を疑わなかった。
 ところが最近になって、沼島のハマオモトは自分が植えたものだという方が現われた。本人 (本田譲氏) にお聞きしたことを要約すると次のようなことになる。 「20年ほど前、沼島出身の下関在住の人から50~80粒のハマオモトの種をもらい、学校の裏山の畑に蒔いた。10数粒が残ったので、もっといい場所はないかと考えて、終戦後の思い出のある古水浜に植えることにした。草の切れている所を探しあちこちに移植ごてを用いて種を蒔いた。種を蒔いたとき海岸にはハマオモトは生えていなかった。何年かして浜に行ってみたところ、思いのほかよく育っており、海からみて右側は記憶のとおりの場所に生えていた。6~7年後に、沼島のハマオモトが話題になっていることを知ったが、発見した人のことを考え、事実を明らかにすることをためらった。」 このように本田氏の話とその後の発見の経緯との間に時間的にも生育状況の点でも一致があることから、沼島のハマオモトは植栽したものと結論づけられた。
 淡路島にはもう一箇所、南淡町の海岸に野生状に生えているところがあるが、これが栽培品の逸出なのか、自生地からの漂着によるものか判断しかねている。

230頁から転記
Crinum asiaticum L. var. japonnicum Baker  ハマオモト
沼島 TK7368, TK395, FK4371 成ヶ島 KH 福良
最近、沼島のハマオモトは私が植えたものだという方が現われたので、植えたときと発見時の状況などを併せて調べた結果、間違いなく植えたものであることが判明した。福良の海岸にも生えているが、逸出の可能性が高い。



お花見に行こう、樹上着生のフウランの観察
●観賞価値がすこぶる高く、甘美な佳い香りがする ラン科 フウラン (波田研HP) ですが、江戸時代には大名たちが栽培を競ったともいわれ、純白の清楚にして高貴なランであります。関東地方南部以西、沖縄まで分布しているとされていますが、淡路島南部の諭鶴羽山系の照葉樹林帯の大木樹上に自然分布が見られます。昔はあっちの谷こっちの谷と、けっこう産地が沢山あったみたいです。しかし、30年ほど前の野生ランブームのときに、かなり盗掘されました。たとえ自分が盗らなくても、後から来た人が結局盗ってしまう、どうせ盗られるのだから盗ってもかまわない、あるいは盗らないのは損だ! という風潮で、片っぱしから盗掘です。エビネ、ソノエビネ、キエビネ、ナツエビネ、シュンラン、キンラン、ギンラン、フウラン…、などなどラン科植物が軒並み盗掘の標的になりました。そういえば今年の5月の連休ごろでしたか、知人の写真家がキンランの花の写真が撮りたいというので、自生地を案内しました。満開には数日早いかなという感じでした。つぼみの写真を撮ったのですが、数日後にその写真家が奥様と一緒に写真を撮り直しに行ったそうです。すると、そのキンランの株が影も形もなく、掘りとった跡があったとのことです。いまだに盗掘する人がいるとは、なんともヒトという種の性 (さが) はどうしようもないです。

●ま、どうしようもないのは、原子力ムラの連中も同じです。あれだけの過酷な原発事故を起こしながら、溶融した核燃料デブリがどこに行ったのか? 誰にも全く分からない状態なのに、いまだ事故の真の原因が不明で、収束の目途なんてまったく立たないのに、それでも再稼働しようとたくらんでいます。まったくヒトという種の性はどうしようもないです。おそらく、麻薬中毒と同じ状態なのでしょう。早くヤクを打ってくれ (再稼働してくれ) と禁断症状が出ているのでしょう。何の禁断症状かといえば、利権を失う禁断症状です。利権を持っていると、その利権を死に物狂いで守ろうとして正常な判断ができなくなるということを、まざまざと見せつけられます。


フウランは希少植物
都道府県別の 「フウラン」 の絶滅危惧度
日本のレッドデータ 検索システムから借用しました。フウランが分布している都府県ではほとんど例外なく絶滅危惧植物の扱いとなっています。それだけヒトの鑑賞用採取の盗掘圧力が強いのでしょう。図では東北地方・北海道・本州中央高地が空白となっていますが、フウランが自然分布してないのであります。北陸地方(新潟・富山・石川・福井)もほとんど分布していないようであります。

北陸地方最南西端の福井県 嶺南地方(れいなんちほう) の三方町・小浜市・大飯町・高浜町にわずかにあるだけのようであります。 → 『福井県の絶滅のおそれのある野生植物』 76頁。原発銀座と称される嶺南地方は天気予報では近畿に含められたり、経済的に京都と関係が深かったりで、ほとんど近畿地方といってもいいです。したがって北陸にはフウランが分布していないと言ってもあながち間違いとは言えません。

また、広島県も空白になっていますが、 『レッドデータブックひろしま2011』 を見ると、たしかにフウランがレッドデータ種として収録されていません。 『広島県植物誌』 がネット公開されているので閲覧すると、広島県植物誌にフウランは収録されてはいますが、「沿岸部の数カ所で、民家の庭や寺の境内にある樹木に着生している」 「これまで、広島県からは確実な自生は知られていないが、これらの中には自生と見なせる状態で生育しているものがある」 とのことで、だとしたら要調査種として 「情報不足種」 扱いになりそうな気がしますが、関係者は広島県にはフウランの自然分布はないという判断なのではないか?


フウランは大木の樹上に着生します
大木の樹上に着生するフウラン
↑ 胸高直径が1mはある大木の上の方に着生していました。クスノキの大木です。フウランが着生する樹種は決まっていませんが、あまり若い木ではダメですし、樹皮が滑らかな木もダメです。若い木は幹や枝がどんどん太っていくので、樹皮に張り付いていて成長が遅いフウランは振り落とされてしまいます。樹皮が滑らかな木、たとえばツバキとかヒメシャラなどはフウランが滑り落ちるのでダメでしょうね。それから樹皮が剥がれ落ちる樹木がありますが、たとえばカゴノキとかバクチノキなども振り落とされてしまうでしょうね。フウランが着生できる樹種は、必然的に樹皮がざらざらしていて、樹皮が剥がれ落ちず、成長が緩慢になった大木、ということになりましょうか? 実際に写真のフウランが張り付いている木はまさにその条件に当てはまります。

花のアップ
↑ 花期は淡路島南部では7月上旬頃です。独特な花の形態でありますが、純白の花で薄暗い森の中で花の幽霊みたいです。花には甘美な香りがあるのですが、昼間は香りが弱く、夜になると香りが何倍にも強くなるらしいですが、夜中に山に行くわけにはいかないし、樹上で咲くのでなかなか確認しずらいです。フウラン ~噂は本当だった!~ によると、夜に香りが強くなるのは、夜行性の蛾に花粉を運ばせるため誘引しているらしいです。

フウランの太い根
↑ フウランの根はそうめんよりも太く、うどんよりも細く、ひやむぎ程度の太さです。細根はなく、太い根で大木の樹皮に張り付いています。この大木の樹皮は亀甲状にひび割れていて、苔のようなものも着き、フウランの根は樹皮の溝に入ったり苔の下に潜り込んだりしていて、しっかりと張り付いています。この状態ならば、たとえ台風の暴風にさらされて落ちる心配はなさそうです。こんな太い根しかなく、根の数もすくないので、どうやって栄養をとっているのか不思議ですが、そこはラン科です。ラン科植物の多くがそうであるように、菌根菌と共生しているのだろうと思います。

根のアップ
↑ 太い根は乾燥してくると白っぽくなるのですが、雨が降って水分を吸うと緑色っぽくなるようです。乾燥する樹上で生活できるのは、ときどき降る雨を吸って、水分を貯蔵しているからか?


西日本の夏のビタミン源は、猛暑でも栽培しやすいピーマンだ!
●夏がやってきましたが、マーケットには群馬県産のキャベツが山と積まれて売られています。キャベツは冷涼な気候を好む野菜でありまして、西日本の平地では夏にキャベツを栽培することは非常に困難です。幸いに、日本列島は面積は狭いですが、南北緯度差は大国並みの広がりがあります。しかも3000mを超える高山が沢山あります。で、真夏でも北海道や本州中央高地の海抜1000m以上ではキャベツが栽培できます。冬や涼しいときには西日本のマーケットには地元の西日本産のキャベツが並ぶのですが、夏には中央高地のキャベツが並びます。そこで、香川県の 香川県庁HPから高松中央卸売市場の青果物月報 を閲覧してみました。以下に、平成25年度の月別キャベツの入荷状況を抜粋して借用します。なお、なぜ高松中央卸売市場なのかと申せば、わが淡路島の南あわじ市にあるマルナカ三原店は、本店が高松市にあるからです。本店からの配送品が店頭に並んでいるからであります。そうでないのもありますが、南あわじ市の住民の口に入る野菜には高松経由で来るものがあるからです。吾輩もマルナカ三原店でものを買いますから、高松中央卸売市場への入荷状況から無関心でいるわけにはまいりません。(やはり、淡路島とりわけ南あわじ市は、経済的・文化的には四国エリアが色濃いのです)

平成25年度、高松中央卸売市場のキャベツ月別入荷
高松中央卸売市場 平成25年度 キャベツ入荷状況

群馬県産キャベツ市場占有率

●名にし負う群馬県産キャベツは、群馬県西部の 嬬恋村 (つまごいむら) で生産される高原キャベツであります。おそらく日本一のキャベツでありましょう。いや、日本の野菜や果物は栽培技術の高さから世界的に高品質で、群馬県産キャベツは世界一かも? 嬬恋村は南に浅間山(2568m)、西に四阿山(2354m)、北に本白根山(2171m)などの高峰に取り囲まれた高原です。なんせ本州一の最低気温記録-29.2度のアメダス菅平のある長野県上田市に隣接する村です。海抜高度が高いだけに冷涼な気候です。日ごとの気温の平年値が、盛夏のピーク時でも、アメダス嬬恋村田代(海抜1230m)で 最低気温が16.0度、最高気温が24.9度 と平地よりも10度近い涼しさです。この気温データは北海道の網走とほぼ同じです。高山にかこまれて盆地状の地形で昼夜の気温差が大きく、この冷涼な気候が日本一の夏キャベツを育んでいるらしい。 キャベツ畑の写真 を拝見すると、実に素晴らしいですね。北海道の富良野みたい。本州にもこんなところがあるんだ。

●しかしながら、吾輩は気温の高い7月~10月の4カ月あまりはキャベツを食べないです。キャベツはとても美味い野菜でありますが、夏の間は金輪際(こんりんざい)食べませんわ。西日本の平地で夏にキャベツは栽培できないので、食べないということであります。食べ物というのは、本来、その土地で出来た食べ物をその土地で消費する “地産地消” が基本です。500キロも、1000キロも、傷まないように保冷しつつ、二酸化炭素を大量に排出しながらトラックで運んできてまで食べる必要はありません。二酸化炭素削減は地球温暖化の与太話の文脈では間違いですが、これから石油減耗が進んでいき、人類の文明維持には石油をできるだけ温存する必要があるという文脈の中では、大いに意義があるところです。日本経済のなかで一番エネルギーを喰うのが物流部門です。やがて石油減耗が顕在化してきたら、一番直撃をくらうのが物流です。メタンハイドレートは経済生産は無理、シェールガスも エネルギー収支比 (EPR) の低さから大きな疑問が点いています。石油を温存するために遠隔地 (西日本) にまでキャベツを運ぶのは止めたほうがよろしい。 (東京まで運ぶのだったらよろしい) そもそも、何も季節外れのキャベツを食べなくても、ビタミン源の代替野菜はいろいろとあります。

西日本の、夏のビタミン源はピーマンだ!
夏のビタミン源はピーマンが最適です。キャベツよりも栄養的価値は遥かに高いです。キャベツの緑色の外葉を食べるのであれば栄養価値はすこぶる高いですけど、普通は、外葉は硬いから捨ててしまいます。じつに勿体ないです。本当は、外葉を食べて、結球した白い部分を捨てるべきなのに本末転倒になっていますわ。
夏のビタミン源 ピーマン
↑ ピーマンの栽培はとても簡単です。何の技術も知識も要りません。で、素人の吾輩でもご覧のとおりの秀品が簡単にできます。サツマイモ畑の横にピーマンの苗を6本植えていたら、食べきれないほど沢山成りました。畑がなくてもできます。大きな鉢に山裾で土を採取し、苗を鉢で栽培可能です。マンションのベランダでも作れます。観葉植物の替わりにいいかも? ピーマンは南米の熱帯地方原産ですから、猛暑にもびくともしません。ただし、乾燥は大敵です。水やりをしっかりと。これといって害虫や病気もあまりなく、完全無農薬で栽培できる野菜の一つです。西日本人 (関西人) はお好み焼きが好物ですが、キャベツではなくピーマンの千切りで作るとよろしい。ネギ焼きというバリエーションがありますが、ピーマン焼きと言うべきか。

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吾輩が夏のキャベツを絶対に食べない本当の理由は手前味噌ではありますが、 こちら です。嬬恋村に隣接して南西側にある長野県軽井沢町が相当に深刻な状況です。吾輩がいうのではなく、厚生労働省の公式発表です。政府がいくら隠蔽しようとしても、福島県で低線量被曝障害のパンデミックか? ということを連想するような非公式情報がたくさん出ていますよね。どうやら隠蔽しきれないという状況です。医師や看護師さんたちも次々に脱出して安全地帯に移住しているようです。出来得るかぎり体内に放射性物質を取り込まないようにするのが、身の為みたいですわね。内部被ばくを甘く考えないほうがいいみたい。国民にキバを向けている政府を信用したら、泣かされるのは国民です。憲法に国民主権を高らかに謳っているけど、嘘だったのか? 政府から見たら国民など税金をおさめさせる単なる奴隷だよね。
100ベクレル/kg超 汚染食品分布


西日本で岡山県が、関東からの移住者に一番人気だ。(その2)
●2011年3月11日に発生したモーメント・マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震は、甚大なる物的被害・人的被害を及ぼしたのでありますが、この地震による被災の避難者も数十万人のオーダーに達する膨大なものであります。 復興庁 が集計している 『全国の避難者等の数』 という資料は毎月公表されています。この資料のタイトルには若干の隠蔽ないしは誤魔化しが感じられます。そもそも、この資料でいう 「避難者」 とは何から避難しているのか? ということを考えてみますと、たんに、東北・関東地方大震災から避難しているのではなく、ハッキリ言って放射能汚染からの避難であります。それは、復興の現状と取り組み というページに並んでいる項目をみれば明らかです。 「福島」 「除染」 「放射線リスク」 などの語句が並んでいます。したがって、 『全国の福一原発事故からの避難者等の数』 と表現するべきであります。政府ないし政府に準じる組織から発表される資料には、フクイチ原発過酷事故を想わないようにという意図が明瞭に感じられます。東北大震災の被災者・被災地区を 「食べて応援しよう!」 という農水省のキャンペーンにしても同様で、どこを応援するか? ハッキリ明示しません。しかしながら、言っているのは放射能汚染地帯で生産された農産物等を食べなさいと言っているのです。

●たとえば、「Nuclear power plant」 を 「原子力発電所」 と訳すことになっています。 「Nuclear weapon」 は 「核兵器」 と訳すことになっています。英和辞書ではそうなっているから定訳です。見え透いた誤魔化です。 「Nuclear」 という本質は全く同じものなのに、そのときの都合で 「核」 と 「原子力」 に使い分けています。軍事的な好ましくないものには 「核」 という表現を用い、平和利用で好ましいものとして 「原子力」 を用いるのは、悪質なイメージ操作です。表現を変えて誤魔化すのはタチが悪いです。たとえば、森林を根こそぎ広範囲に伐採した行為を指して、 「自然を冒涜する森林破壊だ」 と表現すれば悪いイメージですが、 「産業育成基盤整備のための開発なんだ」 と表現すればそれほど悪いイメージではありません。たとえば、原子力発電環境整備機構 という組織があります。原子力発電の 「環境整備」 などと表現すると、なんだか偉い人々が立派な事業をやっているみたいに錯覚する人もあるでしょう。しかし、原発稼働の結果、必然的に大量に出てくる高レベル放射性廃棄物を穴を掘って埋めてしまえ、ということを目指している組織です。ぜんぜん立派ではありません。「原子力発電環境整備機構」は、 「核発電高レベル放射性ゴミ穴掘って埋める機構」 と改名すべきですわね。政府や省庁の資料を閲覧していると、表現のアヤで誤魔化そうとする姿勢が目立ちます。タチが悪いです。

吾輩は思うのですけれども、日本人の弱点の一つが、物事を筋道を立てて論理的に考えるのではなく、感覚的に直感的にイメージで捉える傾向が強いことがあるのではないか? この日本人の国民性が権力者どもに突かれています。たとえば、日本文化を観察すると、日本文学史上、短歌や俳句や 俳諧(はいかい) など、刹那的な感興を詠う短詩形文学が異常に多いです。これらは、われわれ日本人が物事を感覚的・イメージ的に捉える傾向が強いことを示唆しています。日本文学史には壮大なスケールの叙事詩であるとか、深刻な思索型のトルストイのような作品はほとんど現れませんでした。この日本人の “物事をイメージで捉えるという弱点” を、政府 (原子力ムラ) は突いているのであろうかと思います。で、見え透いた言葉のアヤで騙されてしまう…。

さて、前エントリーの続きとして、2枚の図表を作成した。


岡山県への避難者数の推移

西日本への避難者数の推移

●作成したグラフは2011年8月 (詳しくは7月28日現在のデータ) からですが、フクイチ原発過酷事故以降4か月ほどは資料がないので (少なくとも復興庁のサイトにはない) 不明です。西日本への避難者は2011年の12月に1万人の大台に乗せました。その後は全くのプラトー (高原状態) でしたが1年まえからじりじりと減少に向かっているようであります。 岡山県への避難者は、西日本全体の推移と大きく異なり、次第に増加しています。当初は500人程度であったのに現在は約1100人と倍増しています。西日本各県毎の状況は、増減はかなりあるものの、おおむね西日本全体の動向と似通っています。沖縄県を含む西日本24県のなかで岡山県は異彩を放っています。一貫して増加傾向があるのは岡山県だけです。避難者の中で岡山県が人気があるというのは、ほぼ確からしいと言えましょう。 

ただし、あくまでも復興庁の集計する統計数字が正しいと看做したハナシです。統計数字は説得力があるのですが、一面、統計数字は誤魔化しの温床でもあります。たとえば交通事故死者数の統計など統計の取り方で数字が大きく異なります。平成24年の交通事故死者数は警察庁の統計では4411人です。一方、厚生労働省の統計では6277人で、42%も多くなっています。これは警察庁の4411人は事故後24時間以内の死亡者数であり、厚労省の6277人は事故後1年以内の死亡者数であり、基準がことなるからです。復興庁が集計した避難者数は、市町村からの報告をまとめたもののようですが、なにをもって避難とみなすか、統一基準は一応あるようですが、市町村の担当者の主観も入りそう…。報告漏れもあるのではないか? どこまで信用していいのか? 恣意的に誤魔化そうとすれば、いくらでも誤魔化せるのが統計数字です。とくに部外者が検証不能の統計数字は誤魔化し放題です。 新聞やテレビの世論調査の数字なんかは、その典型例 ですが、マスゴミの発表する世論調査の数字など信じる人は、失礼ながらお人よしかと…。


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岡山県が避難者に人気がある理由

①、岡山市と民間が連携して、「岡山市移住定住支援協議会」 をつくるなど、官民あげて避難者を厚く支援している。避難や移住に支援活動をしている民間団体やNPOがたくさんあるみたいです。

②、避難者は岡山市周辺に多いが、岡山市は都市の規模以上の不動産物件が沢山ある。つまり買い手市場。家主にとっては避難者であろうと、支援と称して割引価格であっても、ぜひ借りてほしい。これが岡山県の不動産業者が避難者支援に積極的な理由と思われます。避難者からみたら物件をあれこれ選べる。

③、そういう状勢が避難者同士の情報交換や口コミで広がっている。口コミで広がるのは時間がかかるから、岡山県への避難者が一挙に激増するのではなく、じりじりと増加。

④、それから意外にも有効求人倍率の高さがあります。1.5とか1.7とか全国平均よりもかなり高いです。岡山県は西日本有数の有効求人倍率の高さを誇ります。岡山市HP 有効求人倍率の推移 を参照。医師とか看護師など特別な技術を持っている人ならば、全国どこへでもサッサと移住出来ますが、そうでなくても岡山県の有効求人倍率の高さならば、えり好みしなければ仕事はなんとかあります。

⑤、「避難」 は 「移住」 と同義ではないけれども、避難者は移住という決断も視野に入れているハズです。そうした場合、交通の便利さはプラスの要素です。山陽本線、山陽新幹線、山陽自動車道が岡山市を通るので、関東からの避難移住者が関東に帰省するのには大変便利です。 その点は、にぎやかな関東地方からの避難者が四国太平洋側などに避難したら、島流しに遭ったような気分がするのではないか?

⑥、岡山県 (岡山市周辺) は瀬戸内式気候で、大雨が降らないし、関東で多いゲリラ豪雨もほとんどありません。移住ということを視野に入れたら、大雨・洪水などの災害が少ないことも考慮しなければなりません。その点では、南海道太平洋側は大雨の常襲地帯です。岡山市の年降水量平年値は1106ミリ、高知市のそれは2547ミリです。岡山市が雨量が少ないといっても、中国山地の雨量は概ね2000ミリあり川の水量は豊かで水不足の心配はありません。

⑦、台風の被害もあまりありません。南海道太平洋側の室戸岬や潮岬は、室戸台風・第二室戸台風・伊勢湾台風という日本本土4大台風の3つが直撃しています。しかし、四国山地が盾になり岡山ではあまり被害はありません。また、台風が九州に上陸して瀬戸内海沿いに来たとしても、陸上を数百キロ通過するうちに台風は2ランク程度減衰します。結局、岡山は台風の被害が少ない県なのです。

⑧、特にこれが重要なのですが、岡山県ならば南海地震の心配はあまりしなくてもいいです。原発事故による放射能汚染からの避難といっても、その事故のきっかけは地震です。地震の恐怖がトラウマになっているわけで、南海道太平洋側は南海地震の洗礼をもろに受けます。その点、岡山県ならば震源域から距離があるので揺れも減衰しますわね。震度4ぐらいではないか? 津波も瀬戸内海にまでは入ってきません。かりに来ても1mぐらいか? 大丈夫ですわね。 



…と考えてみたのですが、わが南海道地方 (四国4県 + 和歌山県 + 淡路島 + 三重県最南端部) は岡山県と全く正反対です。避難者や移住者に人気がないのも無理がありません。情けないですわねえ。


西日本で岡山県が、関東からの移住者に一番人気だ。
岡山県と香川県をサービス提供エリアとするローカルテレビ局の KSB 瀬戸内海放送 はサービスエリア外なので淡路島では見れないと思うけれども、ひょっとしたら旧西淡町の播磨灘沿岸あたりで、香川県東部にある送信所からの電波を直接受信できるかも? という可能性もありそうですが、どうなんでしょうか? 瀬戸内海放送のテレビ放送を直接に見れないですけれども、今は、You Tubeなる便利なものが出来たので、どんな自主放送をやっているのか、ネットで放送エリア外の者にもチラと見せてくれます。KSB瀬戸内海放送 公式チャンネル これはこれでいいのですが、困るのはNHKです。NHKは、今や、犬HKなどと揶揄されるほど権力の犬に成り下がっています。ひどいのになると、エヌ・エッチ・ケイ = 犬あっち行け! とまで言う人がいますが、そこまで言うとちょっと可哀そうかと…。

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 ここからは余談です
NHKの存在意義はすでに消滅! 民営化せよ!
●そもそも、本来は、NHKのお役目は既に終わっています。戦後のテレビの草創期において、テレビ受像機の製造を産業とするためには、テレビで映し出すコンテンツが必要でありました。人びとはテレビのブラウン管のガラスを見るのではなく、そのブラウン管の表面に写る絵を見るのであります。人びとに見せる絵を作らないことには、誰もテレビを買わないし普及しなかったのです。つまり、テレビ製造を産業として振興できないのです。この文脈の中でNHKテレビ放送が始まりました。すなわち、NHKというのは、民間放送が次々に設立され、国民がみる絵が沢山作られるまでの 「先導役」 でありました。民間テレビ放送局が山のようにある現在では、その 「先導役」 をになったNHKの存在理由は既に消滅しています。NHK放送が始まったいきさつから考察すると、NHKは解散すべきなのです。この見方を裏付ける資料を示せと言われたら困るのですけれども、日本国の産業育成政策を観察すればそういう解釈になります。なにか新しい産業を政治的に育成しようとする当初には、その産業が海のものとも山のものとも将来予測ができず、民間がなかなか手を出せないものです。で、最初の段階では、まず官 (官に準じる組織体) がその新しい事業を開始して先鞭をつけますやがて民間業者が一斉参入してきたら官業は御役目終了なのです。最近では風力発電がその典型例です。最初は地方自治体がやった。 (やらさせられた) その後にCEFなど民間事業者が一斉に参入した。ところが、官業のタチの悪いことは、先行者利得にあぐらをかき、国家の庇護のもと既得権益化することです。やがて民間事業者が参入した後は、民間事業者を圧迫して害毒を垂れ流すようになります。

NHKは全盛期の遺物。国民のニーズから乖離している。
●ところが、NHKは解散とは逆の方向に迷走しています。総合テレビ → 教育テレビ → 衛星放送などと組織が肥大化し、出版など関連ビジネスも手掛けるなど露骨な膨張主義です。 『今日の健康』 や 『今日の料理』 や 「各種語学放送」 の視聴者にテキストを売りつけるなど露骨な商業主義が目につきます。やるならば、今の時代ではホームページにPDFを掲示すればいい。高みから押し売りなどしなくても情報はあふれています。紅白歌合戦ってのはまだやってるのだろうか? 吾輩はビートルズの曲をクラシックの演奏家たちが演奏したものが好きで、紅白歌合戦など興味は全くないわ。必要ないね。ひな壇に芸能人を並べてのワイドショーまがいの番組など公共放送の名を汚すだけです。相撲中継や大河ドラマはネットのできない老人の見るもの。世の中にはもっと面白いものがたくさんあります。などなど、もはやNHKは必要ないのです。見たくないのです。時間の浪費です。天気予報も要りません。なぜならば気象庁のサイトを閲覧すれば、遥かに詳しい情報が得られますから。気象庁は無料 (本当は税金負担で金を払っています!) で高層天気図など専門図まで見せてくれます。 (昔は100万円で気象ファックスを導入しないと見られなかった) 地震情報は先ず見るべきは気象庁のサイトなのであって、ここが情報発信元です。NHKのみならず民間テレビ局も、気象庁から情報を取得して再発信しているにすぎません。NHKは速報性でも質量でも劣勢なのです。

NHKは便所と同じ。積極的に人前に見せるものではない。
NHKは早く消えてほしいと思います。消えてくれないのならば、スクランブルをかけて、見たくない人には見せないでほしいです。国民にはNHKを見たくない権利があります。見たくない人に無理やり見せようとするのは押し売りであります。押し売り放送は、押し売り詐欺です。いまやNHKは便所と同じです。必要だという人もまだおるでしょうが、 「これが、うちの便所なんですよ、良いでっしゃろ」 と積極的に人前に見せるものではありません。もっと言えば、NHKのみならず、もうテレビというメディアは終わっています。スポンサーから資金提供を受けて放送し、視聴者にスポンサーの商品を買わせるという 「宣伝装置」 としてのビジネスモデルは終わっています。前世紀の遺物になりつつありますわね。これからは、見たい人だけに見せるという視聴者のニーズに合わせた有料コンテンツが生き残るでしょう。国民は自分が本当に見たいものには、いくらでもお金を払います。さっき申した気象ファックスですが、世の中に考古学ファンとか化石ファンがいるように、普通の市民のなかにも気象ファンがいて100万円払う人が結構いましたわね。ゴルフファンが300万円の道具を買ったり、釣りファンが昂じて何百万円もの釣り用のボートを買ったりとか、吾輩の狭い知り合いの中でも大勢いますわよ。誰でも自分が見たいもの、したい事にはお金を払うのです。国民の多くが見たくない、早く消えてくれと願っているNHKが、半強制的に金を徴収するのは間違いです。


NHKの問題点は中立性を欠き、政府広報機関化している事。
●しかし、NHKの本当の間違いは別のところにあります。最近は、籾井NHK会長が就任時のあいさつで、 「政府が右と言うものを我々が左と言うわけにはいかない」 と言い放ちました。放送法第4条の規定、世の中に異なる意見がある場合には公平に取り上げて放送しなければならない、という法的縛りがあることを全く理解していません。政府は原発推進に狂奔していますが、国民は8割の人びとが原発反対なのです。主権者の多数が政府の政策に反対なのだから、放送法第4条に則って原発反対の声をしっかりとNHKは放送しなければなりません。今やNHKは異常な政府広報機関に成り下がっています。先月6月にNHKの放送をインターネットでも流せるように法改正がなされましたが、とんでもない。本来は解散すべきなのに、更に膨張しようとたくらんでいます。政府の政策は政府や省庁のホームページを見ればよく分かるわけで、吾輩も厚労省や経産省など政府のサイトを毎日閲覧していますわ。国会中継も見たければ、衆参国会のサイトで抜粋ではなくネットで全部公開されていますわ。NHKの存在意義は既に消えています。つまりネットが普及したので、政府広報機関のNHKは要らないのです。なぜならば、われわれ国民は大本営発表を直接に見られるようになったからです。ネットで宅配便を介して直接購入が盛んになったように、情報も中間業者が介さなくても直接に情報元にアクセスが可能となりました。
 余談終了

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岡山県が関東からの移住者に人気があるようだ。
さて、余談が随分と長くなりましたが、瀬戸内海放送が興味深い放送をしたようです。放射能汚染の広がる関東地方から、西日本とりわけ岡山県に疎開したり移住する人が増えているというのです。  「増える岡山への移住相談…現状は?」 と題する放送です。


↑ あの有名な三田茂医師が登場しています。東京都小平市で開業医をされていたと思います。関東地方で、子供の放射線被曝による健康障害を心配する母親たちの駆け込み寺的な存在でしたよね。政府の圧力で、福島県以外ではなかなか検査してくれるところがない中、甲状腺超音波検査や血液監査をしてくれるほとんど唯一といっていい医師が三田茂医師でしたよね。本来ならば政府が国民(子供たち)の健康を守るために、国費で放射線被曝の検査をすべきであるのに、政府は、低線量放射線被ばくによる健康障害はないといわんばかりの悪辣さです。この悪辣な政府(原子力ムラ)が、放射線被曝の検査を妨害しました。去年、保険組合がレセプトを打ち切り、診療報酬を払わないようにイヤガラセをして、開業医が甲状腺検査を出来なくするという暴挙(棄民政策)に出ました。それで三田医茂師は患者の自己負担での検査に応じていたようですが、とうとう、その三田茂医師が放射線量の高いホットスポットがいたるところにある関東脱出です。岡山市にやってまいりました。おそらく、東京での子どもたちの2000例におよぶ検査を踏まえてのことでしょうが、三田医師は言っていますね。重い言葉です。

「本当に安心できる所というと、中国、四国、九州ということになるのかな。」

復興庁 なる奇妙な名称のお役所が出来ていますが、HPでリリースされた資料 全国の避難者等の数 (最新の平成26年6月24日リリース) によると、東北大震災で避難している人は25万1000人にも上っています。その大部分がフクイチ原発事故による避難者であろうかと思われます。この資料は避難先に避難してきた人の集計であって、どこから避難してきたかは不明です。他県に移った避難者も、自県内移動の避難者も、いっしょくたのようですから本当の状況はよくわかりません。福島県と宮城県が非常に多いので、フクイチ原発事故避難者が過半を占めているのだろうと思われます。東北震災で近畿から西に避難してきた人も少なからずいるようで、近畿以西への避難者は沖縄を含めて8838人です。この8838人はみな東北地方や関東北部からの避難者であろうかと思われます。で、地図上に避難者の数を記入し、避難者数に応じて段階的に色分けしてみました。


西日本では、岡山県のみが避難者が千人を超える
西日本各県の避難者数

大阪が883人、兵庫が917人、京都が875人と多くなっているのは、これは京阪神で西日本の中心であるから首肯できます。福岡県が688人と多いのも九州の中心県だから納得できます。やや不思議なのは岡山県であります。1113人と西日本では最多です。岡山県は大都会があるわけでもなく、人口も少なく、やや影が薄い県でありますが避難者にとっては人気がある県だと言えましょう。

それにくらべると、かつて南海道と言われていた地域、四国4県と和歌山県が人気ないですわね。5県合計してもたった543人で、岡山県の半分しか避難者がいません。たとえ避難者といえども、人が来てくれないのは魅力がないということなのか? 昔は、淡路島は南海道に属していますね。淡路島は実は四国エリアなんです。つまり移住者が来てくれないみすぼらしい田舎ということなんですわね。情けないわね。それに引き換え、なぜ、岡山県が東北大震災の避難者・移住者に人気があるのでしょうかねえ?



補足参考グラフ3枚、 グラフを2枚追加。
●前エントリー アサリの激減の主たる要因は、たぶん、乱獲じゃなさそう…。 の補足参考資料として3枚のグラフをこしらえたので、ここに掲示します。農林水産省 のホームページから 統計情報 > 分野別分類 / 水産業 > 海面漁業生産統計調査長期累年 長期累年統計表一覧〔Excel:e-Stat〕 と閲覧を進めていって、『海面漁業魚種別漁獲量累年統計(全国) (昭和31年~平成24年)』 に日本全国の魚種別の漁獲高が載っています。過去60年弱の統計表であります。 100種近い沢山の魚種ごとに毎年何トン漁獲されたかの膨大な統計で、統計資料の好きな吾輩でも眩暈がしてきます。おそらく、各省庁のお役人たちは膨大な資料を作成して、国民が何か知ろうとしても膨大な資料 (情報) の山の中に、知りたい情報を紛れ込ませて、ちょっとやそっとでは探せないようにしているに違いありません。国民が求める情報は意外にも隠さずに発表しているのだけれども、膨大な情報の山の中に埋まっていて、簡単には探せないようにしているのは、結局、隠しているのと同じではないのか

●さて、農水省の統計資料に基づいて作った3枚のグラフが次であります。膨大な情報の数字の羅列は、ちょっと見ただけでは何もわかりません。デジタルな数字の羅列を一瞬にして読みとるようにはヒトの脳はできていないようです。ところが図表に変換すると一目瞭然で、何がおこっているのか、どういう状況なのか一瞬で読みとれます。本来ならば、農水省が分かりやすい資料やグラフにして掲示すべきなのではないか? 何か調べようとする国民がいちいちグラフ化するのは手間がかかりすぎます。で、もっと他の魚種も見るべきではありますが、3枚こしらえるので精いっぱいですわ…。



①、アサリ類の57年間の漁獲高の推移
1980年代前半まで高い水準の漁獲でありましたが、80年代後半からつるべ落としに減少しています。2000年以降は底練り水準のままで、回復の兆しが見えません。一体なにがあったのか? これでは最早アサリは高級品で、われわれ庶民の口には入りませんわね。
漁獲高の経年変化 (全国) アサリ類


②、マイワシの57年間の漁獲高の推移
唖然とさせられます。一体これは何なのでしょうか? 1970年代後半に突如漁場が大活況に湧き立ちます。これでは漁船が大漁のマイワシの重みで沈没しそうです。ところが、1990年代前半に大活況だったものがあれよあれよという間に、元の黙阿弥です。あの大活況は夢か幻だったのか? 不思議な現象です。マイワシが獲れなくなったころ、地球温暖化の影響だなどとまことしやかに喧伝されましたが、これはそんなことでは説明がつきませんわな。 「氷河期が来るぞ!」 と根本順吉をはじめ気象学者どもが叫んでいた1970年頃もマイワシが全然獲れていないではないか! 温暖化のピークは1998年です。それ以降はおおむね横ばいか、若干気温が低下しています。温暖化の気温変動とマイワシの漁獲高推移がぜんぜん相関していないじゃないか!!
漁獲高の経年変化 (全国) マイワシ


③、カタクチイワシの57年間の漁獲高の推移
同じイワシ類であっても、カタクチイワシの漁獲高推移はマイワシと全く異なります。漁獲高の変動はあっても、マイワシほど極端ではありません。マイワシ漁が大活況のころにはカタクチイワシは不漁気味で、マイワシが獲れなくなったころカタクチイワシが豊漁という傾向がみられます。両種は逆相関か? とも解釈できそうですし、あるいはカタクチイワシは数十年の周期で増えたり減ったりを繰り返すのかも分かりません。魚種ごとに漁獲高が変動する固有の要因があるのか? とも思えますが、よく分かりません。
漁獲高の経年変化 (全国) カタクチイワシ

漁獲高が大きく変動するのは、当たり前かも? 
●この3種以外もいくつか見ましたところ、やはり漁獲高は増えたり減ったり大きく変動しています。それぞれの魚種ごとに固有の要因があり、また単一の要因ではなく複合的な要因があると思われますが、漁獲高が大変動するというのは、これはごく当たり前の現象なのかもわかりません。そもそも、陸上の動物でも植物でも観察したら、どんな種でも増えたり減ったりを激しく繰り返しています。生物の種というのはそういうものかもわかりません。減り過ぎたら絶滅ということでしょうが、ニホンカワウソ、ニホンオオカミ、エゾオオカミ、ニホンアシカ、コウノトリやトキなど、絶滅種は沢山あります。なお、コウノトリもトキも これら両種の日本にいた個体群は完全に絶滅しています。にもかかわらず中国のものを移入して、あたかもまだ両種が居るかのようにインチキ偽装をやっています。(利権にするためにやっていますね) その反面ホンドジカやイノシシや外来種のアライグマやヌートリアなどどんどん増えています。ある観点からは、動物が殖えたり減ったりするのは当たり前の現象です。植物を見ても同じです。今、瀬戸内海沿岸地方ではクロマツが急激に減少しています。反面、シイの木など常緑の照葉樹木がどんどん殖えていますわ。

人口減少を恐れるな。日本の適正人口は3千万人だ!
●さて、余談を申しますと、とりわけ変動が激しいのがヒトです。日本列島に棲息するヒトは江戸時代には3000万人程度で横ばい、明治になってから爆発的に増殖、産めよ殖やせよで、1億2800万人まで繁殖しました。今減少が始まっていますけど、動植物の増減は元の黙阿弥が多いので、少なくとも3000万人にまで減るのではないか? これはべつに困ることではなく、環境への負荷が低減されるので結構なことです。狭いニッポン、3000万人が適正人口だと吾輩は思います。北海道の人口密度70人/平方キロメートルが適正人口で、本州は過密すぎます。本州は22万8000平方キロの島で約1億人ちょっとが住んでいます。人口密度は440人程度です。やはり多すぎます。理想的には100人までです。人口が過密すぎるから、他国に食糧を依存せざるをえなくなり属国植民地になったり、領土拡張を狙って侵略戦争を始めるわけです。ま、こんなことを申すと、じゃあお前が舌噛んで死ねと言われますけど、別に舌噛まなくてもじきに3000万人まで減りますよ。人口減少は憂うるべきことではなく、逆で、好ましいことなのです。なお、適正人口というのは吾輩の考えでは、日本列島で食糧を自給して無理なく養うことができる人口であります。


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グラフを2枚追加

④、日本の海面漁業の総漁獲高の57年間の推移
海面漁業の漁獲高推移 (全国・全魚種総計)


⑤、日本の総漁獲高の推移から、マイワシを引いてみると
●グラフ③ で見たように、マイワシの漁獲高推移はとても奇妙です。70年代の後半に突如として漁場が湧き立ち、10年ほど大活況であったものの、90年代にはあっという間に凋落しました。そうそう、思い起こせば、吾輩も1980年代後半には近くの波止場で小イワシをタマで沢山掬っていましたわ。釣り餌用の沖アミを撒くと、イワシの大群が集まってきます。海面が盛りあがり真っ黒になったほどでした。そこをトンボやチョウチョの捕虫網(!)で掬うのです。捕虫網でさえ掬えたものです。で、バケツ一杯も二杯も掬って持ち帰り、鍋で熱湯をわかしイワシをサッと煮て、屋上で天日で干しましたわ。これは吾輩が現在地に移住してくる前のハナシですが、母村の実家では自家製の煮干しを一年中食べていましたわ。おやつに煮干しをボリボリと食べていました。今、思い起こせば夢か幻みたいなものですね。今、波止場に行って撒き餌をしてもイワシの姿はほとんどありません。あれは一体なんだったのでしょうか? しかも、これは瀬戸内海だけでなく、湾でも外洋に面したところでも、全国で起こった現象だったようです。

イワシの大活況時、1988年には、全国 全魚種 漁獲高が1125万9202トンのうち、マイワシが448万8411トンでした。海面漁業の対象の魚種は何十種もあるのに、マイワシが39.9%を占めました。経年的にずうーっと続くのであればともかく、突然に現れ、突然に消えるものは撹乱要素とみなす見方もできます。そこで、マイワシの漁獲高のデータを除外したグラフを作成してみました。すると、この国の漁獲高のピークは1973年であり、以降40年間じりじりと、ほぼ線形的に(直線的に)衰退していることがよく分かります。 “1990年から2000年にかけての10年間で劇的な急変があったのではなさそう” であります。


海面漁業の漁獲高推移 (全国・全魚種総計) からマイワシ漁獲高を引いたもの




アサリの激減の主たる要因は、たぶん、乱獲じゃなさそう…。
獲れなくなった瀬戸内海のアサリ
7月13日は大潮でありまして、午後に、兵庫県南あわじ市福良湾の蛇の鰭 (じゃのひれ) にアサリを掘りに行った。南あわじ市の半数の世帯が農業を営んでおりますが、三毛作地帯ゆえ全国有数の晩い田植えも終わり、農家の人も農閑期に入りました。むかしならば、田植え明けの大潮には、南あわじ市中から潮干狩り客が蛇の鰭に殺到して、誇張ではなく立錐の余地もないほどの賑わいでありました。立錐の余地もないほど人が殺到しても、みんなバケツ半分ぐらい (5キロほど) は獲れていましたわね。ところが、いつしかアサリがいなくなりまして、行ってもアサリが獲れない、行っても油代 (自動車のガソリン代) が損だ! ということで人が干潟から去ってしまいました。で、結局、7月13日にアサリ掘りに蛇の鰭に来たのは吾輩1人だけ! 観光客とおぼしき家族連れが海岸でバーベキューをしたり、干潟をぶらぶら散策しているのはおりましたが、明白にアサリ掘りをしているのは吾輩以外にはおりませんでした。30年前だったら考えられない状況です。

6月下旬に田植え完了。一部は7月にずれ込む。
田植え後2週間の南あわじ市
↑ 7月14日に撮影。田植え後2週間の田んぼです。田植えが終わったら 「お日待ち」 というある種の祈晴祭を行います。これはイネは太陽が照り、高温が不可欠でそれを祈願します。 「泥落とし」 という伝統行事も行います。これは一種の慰労会であり農作業の疲れを癒します。集落を挙げて温泉に行ったり、宴会をします。そして、潮干狩りだ! 田植え後の大潮には、アサリを掘りにいくのが年中行事みたいなものでありましたよね。

本日 (7月13日) の収穫
本日の収穫
↑ 1時間半もねばって収穫物はたったこれだけ。約500グラムです。それも小粒。30年~40年前と比べると10分の1、あるいは20分の1と言ったところか? アサリが獲れなくなりましたわね。

●2014年4月19日付記事 アウトドアマンは手ぶらでは帰らない、帰れない。 で申した通り、 やはりアサリが居なくなったのですけれども、その要因として水産関係の研究者たちはいろいろと挙げています。その海域ごとに固有の要因もあるし、どの海域も横断的に共通する要因もあって複雑で、ハッキリとは断定しにくいみたいであります。アサリが激減した理由には、次のように沢山指摘されていますけれども、大別すれば、棲息環境の破壊、餌の減少、天敵や病気の蔓延、の3つであろうか?

①乱獲の可能性か?  ②底質悪化?  ③浮遊幼生の大量減耗?  ④ナルトビエイの食害?  ⑤ニホンスナモグリの競争圧の可能性?  ⑥貧酸素と青潮?  ⑦漁場の埋め立て?  ⑧冬期の死亡と波浪の撹乱による死亡?  ⑨パーキンサス原虫の感染による産卵能力の低下の可能性?  ⑩栄養塩類の減少によるプランクトン減少?  ⑪小石に付着する珪藻が減少?  ⑫餌になる有機懸濁物質 (デトリタス) の減少? 

さて、素人なりに経年観察していると、乱獲で有るというのはアサリの激減の大きな要因の1つではありましょう。しかしながら、アサリ減少の要因を乱獲のみに求めるには、無理がありそうな気がしています。腑に落ちないところがあります。で、少し考えてみます。


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アサリ資源量と、ヒトの採捕圧との関係
アサリの資源量の増減 (経年変化) は、下図に示したように、 “サイン ― コサイン曲線” を用いてモデル的に説明がつくのではないか? 実際には、干潟のアサリ生息地に方形枠を設定し、枠内のアサリを掘り取って棲息密度をしらべて資源量を調査に基づいて推定、また大潮毎にそのアサリ生息地に潮干狩りに来るヒトの人数または収穫物を調査してヒトの採捕圧を推定、これら実際の調査に基づくべきでありましょうが、それは簡単ではありません。で、アサリの資源量の消長とヒトの採捕圧つまり乱獲との相関は、たぶんこうであろうと想像するわけでありますが、つまり妄想かも? しれないです。

アサリ資源量と、ヒトの採捕圧との関係

●動物でも植物でも生物の集団というのは、一定不変ではありえず、殖えたり減ったりを繰り返しています。現在のヒトのようにとめどもなく殖える (人口膨張) こともあるし、どんどん減少して、しまいには絶滅ということもある。むしろ、いつまでも一定数で横ばいというほうが、むしろ珍しいかもしれません。

宮城県の金華山の島にはシカが沢山おって、殖えたり減ったりを繰り返していることで有名ですが、草食動物であるシカは草や木の葉を食べます。島にある 「草の量」 と島に棲息する 「シカの頭数」 が、相互に原因になりまた結果になり、絡まり合って増減していることがよく調査されていますわね。シカが増えると沢山草を食べるのでやがて草が減ります。草が減ると餌が不足するのでシカも減ってきます。しかしある程度までシカが減ると、草が食べられるよりも生育する方が上回り、草が増えます。草が増えると餌が豊富なのでやがてシカも増えてきます。しかし、やがてシカが増えすぎて逆回転が始まる…。後は、数十年のサイクルでの増減の繰り返しです。ときどき、冬に大寒波が来てシカが寒さでやられて番狂わせが起こります。


●さて、上に掲げたグラフは、サインカーブとコサインカーブのグラフに、簡単に説明を記入したものです。アサリの増減は草の増減に当たります。ヒトの採捕圧というのはシカが草を食べることと同等です。人とシカを一緒にするなと叱られるかもわかりませんが、生態的な地位は同じです。被食者であるアサリ (草) の上に、 (つまり栄養段階が1段階上に)、 ヒト (シカ) という捕食者がおる構図は全く同じですわ。被食者の増減は捕食者の増減に規定され、逆に捕食者の増減も被食者の増減の制約から自由ではないのです。

簡単に申して、4つの局面があると思います。
①、アサリ資源漸減期 アサリ資源が次第細りに減っていく局面です。この段階ではヒトは沢山獲れたことがまだ頭にあるので、大勢がアサリを掘りにきます。ヒトの採捕圧はまだ強いのでアサリが次第に減っていきます。

②、アサリ資源低迷期 アサリが獲れなくなって低迷している時期です。ヒトはまだアサリ掘りに来ますが、いつ来ても獲れないので次第に干潟から去っていきます。やがて、ヒトはだれも来なくなります。しかし、ヒトの採捕圧は小さくなっているので、意外にアサリ資源が回復してきます。

③、アサリ資源漸増期 干潟にヒトが来なくなってしばらくするとアサリ資源が回復してくるのですが、ヒトの頭は過去に縛られているので、アサリが獲れなかったことが鮮明に記憶にあり、干潟にヒトが帰ってきません。ヒトの採捕圧がまだまだ弱いのでアサリ資源が急速に回復します。

④、アサリ資源高調期 アサリ資源が回復してピークにあるときは、まだまだヒトが少ないのですが、沢山獲れたぞ! という話が口コミで世の中に流布し、干潟にヒトがわんさかと戻ってきます。ヒトがわんさかと戻ってくる頃には、アサリ資源は乱獲の影響が現われて、既にだいぶん減っている段階です。

●つまり、アサリ資源の増減と、ヒトの採捕圧の変化とは、すこし位相がずれるのです。タイムラグが生じるといってもいいでしょう。卵が先か? ニワトリが先か? みたいな議論になるかもしれませんが、アサリの資源量が増えたり減ったりするのに同期するのではなく、時間的に遅れてヒトの採捕圧が強まったり弱まったりするのです。おそらく、今まであったことはいつまでも続くと思いたいヒトの心理がそうさせるのでしょう。アサリが沢山獲れればいつまでも獲れると思い、アサリが全然獲れないと永久に獲れないのではないかと錯覚してしまうからです。また、アサリが獲れるとか獲れないとかいう情報が口コミで拡散するのにも時間がかかることもタイムラグを起こす理由でしょう。 

乱獲じゃなさそうと直感する理由
●さて、福良湾の蛇の鰭では、アサリが全然獲れなくなって、アサリ掘りにヒトがほとんど来なくなって何年にもなります。アサリに対するヒトの採捕圧は非常に弱まっています。しかも、アサリが福良湾から絶滅したわけではありません。おります。非常に少なくなっているだけです。かつての10分の1か? というふうに減っているだけで、資源回復するための親貝はおるのです。親貝がおってヒトの採捕圧が弱まれば、普通に考えれば次第にアサリ資源は回復してくるハズですが、回復の兆しが全く見えませんです。一体何が起こっているのだろうか? というのが、乱獲とは別の要因がありそうだと直感する理由です。


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ランクルさんのコメント
アサリの掘れるところ少なくなりましたねえ。

鉄腕ダッシュという毎週日曜日の午後7時から放送している読売10chテレビ番組。孫が大好きなのでPC録画している。自分の家でも見ているけれど、津井に来ると必ず録画を見る。最近はゼロ円食堂やダッシュ島が主になっているけれど、その前は東京湾の工業地帯の一角にある汚く汚れた海岸をDASH海岸として蘇らせる番組でした。 まあテレビ番組ですからヤラセ部分があることは承知しているが、面白いし理屈としてはうなづける部分も多いから、子供だけでなく大人も楽しめます。

砂浜を作り、潮の満ち干きで砂浜に様々な生き物が住み着いてアサリが取れるようになるようになった。 津井と湊の境に登立という地名のところがあります。 今から10年ほど前に岸壁工事のためにアサリが獲れていたジャリ部分の砂をユンボで掘って、岸に石材を置いて護岸工事をしました。 防災のためには必要な工事だと思うけれど、その後の始末がよくない。ダッシュ海岸で再生した砂浜 (干潟) にカニやアサリ、魚介類が住むようにすることも含めてが行政だと思うが、兵庫県の場合は離岸堤工事で五色浜が消滅した事を何も反省せずに港湾土木などをやっているのです。

登立の磯はむかし小さな漁港があって、その崩れた港の石などが稚魚やサザエ、アワビの産卵の場所となっております。この辺では掘れるところが少なくなったアサリが獲れるところとして好きな人たちには知られていた。 アサリは干潟で生まれるだけでなく、どこか知らないところで生まれたタネ (というかどうか?) が漂流して留まれる環境も大切なようだとダッシュ番組ではいっていたように…。

今年はサザエの養殖に挑戦しています(^o^)
昨年はアワビに失敗したので、今度こそ! 



山のキノコの返信
鉄腕ダッシュという番組は、むかし見たことがあります。自然志向というか、田舎暮らし志向の番組ですね。とめどもなく膨張していく大都会の徹底した管理社会や、その大都会の自然からかけ離れた機械文明、巨大な組織の小さな歯車でしかないという疎外感、そういったものに対するアンチテーゼが番組のテーマかな、と思える番組です。恐らくは、故郷を持たない都会人を視聴者と想定していると思うのですが、過疎地帯の田舎者が見ても非常に面白い番組です。田舎者が見ても郷愁をそそる部分があります。たぶん、田舎でも、自然の摂理や循環の中で暮らしていた昔の生活環境からは、ずいぶんと異質な暮らしになってしまったのでしょうね。

その鉄腕ダッシュ村の農業指導員の三瓶明雄氏が、急性骨髄性白血病で帰らぬ人となったのはついこの間の6月6日ですよね。ダッシュ村がフクイチ原発から25キロの浪江町にあったから被曝との関連性が大きな話題になりましたわね。高齢者は放射線の影響は少ないとされていますが、そうじゃないと主張する医者はかなりいるみたいです。鉄腕ダッシュの名称もなんだか因縁めいています。申すまでもなく、鉄腕アトムは手塚治の代表作 (出世作) ですが、鉄腕アトムとは原子力ロボット、あるいは原子力サイボーグというべきものです。なので、鉄腕ダッシュとは原子力ダッシュ、あるいは核ダッシュであり、因縁めいています。この鉄腕などという名称を冠した意図は一体何なのでしょうかねえ?

自民党という政官業癒着政治体制は、建設業界を票田としていたため、日本列島いたるところで根本的に自然が改変させられました。瀬戸内海の海岸も、干潟の埋め立てや干拓、護岸コンクリート張り、醜悪な消波ブロックの陳列、航路確保と称してやたらに海底を掘り返す浚渫、建築廃コンクリートの海洋投棄も後を絶ちません。瀬戸内海には手つかずの自然海岸は残り少なくなりました。もちろん、この棲息環境の破壊がアサリの激減の大きな要因でありましょうが、破壊からまぬがれた干潟でもアサリの激減が起こっているのが各地から報告されています。瀬戸内海のような閉鎖性海域だけでなく、外洋に面した開放性海域の入り江の奥 (紀伊半島とか四国太平洋側とか) の干潟でもアサリの激減が起こっています。アサリの棲息に最適な環境が残っているところでもアサリ激減が起こっているので、環境破壊だけでは説明できない何か要因がありそうなのです。一体何なのでしょうかねえ? 諸説言われているようですが、研究者たちにもハッキリ分からないみたいです…。

ひと昔前ならば、何かあると、何でもかんでも、地球温暖化のせいだと短絡的な主張を研究者でもやっていました。でも、日本政府が地球温暖化の政治的な国際パワーゲームから降りたので、温暖化など短絡なアホウをいう人も激減しましたですわ。やれやれです。

サザエの養殖を手掛けられるということですが、成功をお祈りしています。南あわじ市の新しい産業になればいいなあと思います。ただ、アワビの養殖は聞くのですが、サザエの養殖はあまり聞いたことがありません。単価が安いから採算が合わないのかも? なので、商業養殖ではなく、自給自足養殖かも?? 



おたけさんのコメント
こんばんわ。
アサリですか、山のキノコさんの書き込みを読むまで知りませんでした。 「アサリは夏も食べられる」 この事を知りました。僕が子供の頃、春休みに電車で福良終点に行きそこから蛇のヒレ行きの船で通ってましたがアサリは5月の連休過ぎたら食べられないような話を聞いてそのまま信じてました。

ランクルさんも紹介している浜にも何度かアサリ獲りに行ったことがありますが、潮が満ちちゃうと帰られなくなりますね。 ここの海岸でランクルさんタコをよく釣るんですよね、大きなタコからそれはそれは小さなタコまで楽しめる浜です。 石ころがあって砂があってアオサが付いていて深く掘ると土なんですね。

アサリと関係ないかもしれないけど近所にシジミが獲れる溝があるのですが、そこの溝には沢山水が湧き出ています、でもそこから川下へ100m移動するとコンクリート水路にはシジミが居ません、居るのはナマズとミドリガメばっかりです、もしかしたら外来種の亀が食べてるのかな? と言うことで、アサリの激減は2重3重に重複した問題もあるかもしれませんね? 


山のキノコの返信
> 「アサリは夏も食べられる」
そうなんですよ。夏でも、いつでも、年中食べられます。 「5月の連休過ぎたら食べられないような話」 は、アサリ掘りに来させない為の陰謀かも? おそらく、有毒プランクトン起源の貝毒が夏場に発生しやすいことと、気温が高くなると海産物食品が傷みやすいことを言っているのではないか? と思います。本当はアサリが美味いのは8月の盆から9月の秋の彼岸までの1か月間です。この時期はアサリの身がよく太り、貝殻からはみ出さんばかりです。ただ、盆の頃はまだしも、9月の磯はあまり引かないので腰まで水に入って獲りますわ。 なお、潮干狩りは春ということになっていますが、冬から春はアサリの身が痩せて、だしがあまり出ません。春はアサリの旬じゃないです。何十年と季節に関係なく大潮毎にアサリ掘りしていますから、自信をもって断言しますね。アサリの本当の旬は盆から秋の彼岸の間です。

(なお、他地方の方も覗いてくださっているので念のために申し添えますが、これは兵庫県の淡路島南部のハナシです。南北に長い日本列島です。海流も複雑です。気温・水温は地方によって大きく異なります。よってアサリの旬は地方毎に異なるであろうと思います。)

>近所にシジミが獲れる溝
そうですね。淡路島にシジミが帰ってきました。農薬の害なのか? 水路を三面コンクリート張りの単なる放水路にしてしまいシジミ棲息環境の破壊か? など色々な見方があるのですが、淡路島南部からシジミが絶滅か、といわれていましたわね。でも、近年、あちこちでシジミが見つかっていますね。私も何箇所かシジミを確認しています。もうすこし殖えたら徳島県の吉野川中流域にシジミ掘りにいかなくても、島内でシジミ掘りができそうです。実はすでに復活したシジミを食べていますわ。シジミ料理の秘訣は、一晩薄い塩水 (真水3海水1程度) で砂出しすることです。真水じゃ美味くないのに、薄い塩水だと、あら不思議、味が全然違いますわ。


ランクルさん、おたけさん推奨の穴場?】 登立明神の少し手前ですか?

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淡路島南部は、四国電力からの電力供給エリア
猛暑の夏がやってきた!
●本日は2014年7月9日であります。昨日は西日本はたいへん暑く、特に、九州島北部地方では猛暑日が沢山出現しました。アメダス熊本県甲佐で37.6度の最高気温を記録しました。この要因を考えてみたのですけれども、8日09時の850hPa気温 (約1500m上空の気温) が、鹿児島で19.6度、福岡で19.4度と、盛夏の平年値ピーク (両地点とも18.7度) よりも高く、大気の下層がすっかり温まっているところに、日中は強い日差しで水銀柱はうなぎ上りです。夏至から日が短い今頃のほうが1カ月後の盛夏の8月上旬よりも太陽高度が高いです。つまり日差しが強烈です。さらには、台風の遠因の南東暖湿流が九州山地を越えるさい強いフェーン現象が発生したのか? という感じであります。

実は、みんな猛暑を歓迎している!
●考えたら暑いというのはべつに忌み嫌うことではなく、それどころか、暑くないと困ることも多いです。猛暑で暑くてたまらんという状態でないと、海水浴場やビヤガーデンは商売になりません。1000m登れば6度気温が下がるから、暑いほどに涼を求めて登山者が増え山小屋が商売できます。暑いほどにエアコンが飛ぶように売れますし、涼しい冷夏じゃ花火大会も阿波踊りも雰囲気が出ませんよね。夏が暑ければ暑いほど夏物商戦たけなわで、猛暑経済効果があるわけです。夏が暑くて困る業界よりも、暑い夏を歓迎する業界のほうが多いのではないか? 地球温暖化業界も実は猛暑を望んでいますね。逆なんです。なぜならば、暑い夏ほど 「大変なことになるぞ」 と脅迫ができるから商売になります。マスコミも暑い夏を待っています。マスコミは昨年のアメダス高知県江川崎の41.0度が破られるのを、予定原稿を準備して待っているハズです。記事の材料が出来るということで、ホンネでは、マスコミは記録破りの現象を望んでいるのです。このように考えると、みんな、多分国民の8割ぐらいが暑い夏を楽しみにしているのではないか? 吾輩も暑い夏は歓迎です。午前中は仕事をせにゃならんけれども、午後2時くらいから海に行って腰まで水に入りタコ獲りですわ。夏といっても海の水は冷たいから、猛暑じゃないと水に入る気がいたしません。タコ獲りができる猛暑が楽しみです。


アメダス:九州地方(北部) 2014年7月8日15時の気温分布
気象庁アメダス から借用。15正時で8地点の猛暑日 (日最高気温が35度超) が出ています。15正時の宮崎市の湿度は89%、九州山地を越えた風下になる熊本市の湿度は45%です。ウィンドプロファイラによると九州島上空1~3キロの風向は南東ないし南です。宮崎県側で日照時間が短く熊本県側で日照時間が長くなっています。つまり九州山地南東斜面で雲が湧いている。これらのことからフェーンの発生を強く窺わせています。

●さて、今夏は猛暑なのか? 平年並みなのか? はたまた冷夏なのか? ふたをあけてみないと (夏が終わらないと) ホントはどうなのかは確定しません。どんなに精緻に予測モデルを構築して予想しても外れるときは外れます。ま、ドンピシャリに当たることもありますが…。当たったり外れたりです。当たるも八卦、当たらぬも八卦です。それで、政府に騙されて被害を受けた人々は異口同音に、 「政府のいうことの逆を考えたら良いんだ」 と言っています。だとしたら、予想 (よそう) の逆読みは 「嘘よ」 であり、予測 (よそく) の逆読みは、 「糞よ」 であります。政府には誠実さが不足していますので、政府の予測は嘘糞発表 (うそくそはっぴょう) の傾向が見られますが、問題は必ず逆になるわけではないことです。当たることもあれば、逆になることもある、という点がやっかいです。ま、われわれ一般国民の対応としては、どちらになってもいいように安全マージンを大きめに取って考えたらいいのではないか?

●気象庁が発表している 最新の季節予報 では、今夏の気温はそれほど猛暑ではなく平年並みか地方によっては若干気温が高め、という予想のように思われます。イカサマがばれて、地球温暖化のプロパガンダはすっかり下火になったので、国民を脅迫するような猛暑予想は影をひそめましたが、原発を再稼働したい原子力ムラの利権者どもは猛暑としたい所です。原発を再稼働しないと猛暑時に停電になってエアコンが止まり熱中症で大勢死ぬぞ、という脅迫キャンペーンがそろそろ始まるハズです。とくに関西電力は、昨夏2013年夏は大飯原発が稼働していた、今夏は稼働していないから、関西地方で大量の熱中症死者が出るぞと脅迫したいところです。

原発が止まっているのに、電力は不足しない!
関電は正直に電力は不足していないと言っています。ならば、原発を再稼働せんでもよろしい。関西連力株式会社のHPの 節電へのご協力のお願い 今夏の需給見通しについて によると、 「平成25年度並みの猛暑を想定した場合でも、引き続き、無理なく継続してご協力を賜ることが期待できる節電 (定着した節電) を織り込むことや、中西日本に加えて東日本の電力会社からの応援融通等により、予備率は、電力の供給に最低限必要とされている3%を辛うじて確保できる見通し」 だと言っています。昨年並みの猛暑であっても大丈夫だと言っています。関電が自分で大丈夫だと言っている以上は、停電になるから原発を再稼働させてくれと主張するのは矛盾であり二枚舌ですが、原発再稼働したさのあまり、そのうち脅迫キャンペーンを始めるのではないか? 

●ところで、昔はエアコンなどというものはありませんでした。気象統計を良く見ると、明らかに東京よりも大阪の方が熱帯夜の年間日数が多いです。関東よりも関西の方が夏が暑いのは間違いありません。都市温暖化でメガロポリスで夏が暑くなっているのは事実ではありますが、昔も暑く、日本の最高気温のレコードは区内観測所の徳島県撫養 (現在の鳴門市 1923年8月6日 42.5度) であって、高知県アメダス江川崎(2013年8月12日 41.0度)じゃありませんわ。なお、徳島県撫養はわが南あわじ市の隣町であります。(海峡で隔ていますが) 地球温暖化利権者どもは、この撫養の42.5度の大記録を難癖をつけて過小評価していますが、徳島地方気象台から委託をうけた板野郡役所の職員が観測したものです。器差とか測定誤差とか観測統計手法などの問題から、気象官署の観測値とは同列に出来ない面はありましょうが、とにかく観測された数値なのです。観測にケチをつけてはいけません。ケチをつけるならば江川崎の41.0度にもケチを付ける必要があります。アメダスは気象官署 (気象台や旧測候所) と比べると露場があまりにも狭く観測環境が劣悪です。気象官署に限定したら日本の最高気温のレコードは、埼玉県の熊谷地方気象台の40.9度 (2007年8月16日) ですが、2位は山形地方気象台の40.8度 (1933年7月25日) でわずか0.1度の差です。ほとんど誤差の範囲です。ま、何十年も変わっていないも同然です。つまり、昔も暑いときは暑かったのです。エアコンなどない時代にも、暑いときは暑かったわけで、人々はいろいろと消夏法をあみだして暑い夏を乗り切っていました。それどころか人々は暑い夏を楽しみに待っていました。何故かと言うと、夏が暑い年は基本的にはコメが豊作だからです。飽食の現代からはちょっと想像がつかないのですが、昔は恒常的に食糧は不足していて、豊作をもたらす暑い夏は歓迎だったのです。減収要因になる干ばつと台風は忌み嫌われましたが、猛暑は大歓迎なのです。

冬はいみじう寒き、夏は世にしらず暑き。  ― 清少納言 『枕草子』 ―

冬は非常に寒いのがよろしく、夏は世に知られていないほど (つまり観測前例がないほど) 暑いのがよろしい。という解釈が通説です。古気候学は平安時代は温暖化したとしていますが、その温暖期に、盆地で夏が格別に暑い京都の住人だった平安時代の女流作家の清少納言が、夏は観測記録がないほど暑いのが良いと言っています。このように歴史的にみても昔から夏が暑いのは歓迎なのです。人々は建物の風通しを良くし、薄い着物で、エアコンなどない時代の暑い夏を過ごしてきました。

熱中症は暑さそのものよりも、対応のまずさが目立つ
●とはいっても夏に熱中症で救急搬送される人が後を絶ちません。しかし、これは現代の高気密の建物のなかで、とくに温度感覚の低下した高齢者が暑さを感じず、クーラーもつけずに、いつのまにか意識もうろうというケースが半分をしめていますし、それから、炎天下で精神主義のカミカゼ特攻精神でのスポーツ訓練で倒れるケースも非常に多いです。十二分な注意をすれば熱中症の大半は防げるのではないか? 消防庁の熱中症情報 に掲載の統計をみたら、涼しい中央高地の長野県や北海道でも熱中症救急搬送がそれなりに出ています。これは夏の暑さに対処する人間側の対応に問題がありそうです。ちなみに、吾輩の自宅にはエアコンがないわけではないのですが、昨年の西日本の記録的な猛暑でも、吾輩は一切クーラーを使いませんでした。べつに電気代をケチしているのではなく、昨年の猛暑といっても大したことは無く、工夫すればエアコンなしでも過ごせるのです。なお、吾輩の自宅の最寄りのアメダス南淡では昨夏の猛暑日 (35度超) は8回あり、最高気温は36.9度を記録しています。周囲が海の島だからと言って気温が特に低いわけではありません。


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原発再稼働を狙う脅迫キャンペーンを真に受けるな
(ただし、これは、どちらかと言うと淡路島南部での話であります。)
さて、本日のエントリーの趣旨ですが、ローカルな話になりますが、淡路島南部の電力事情についてですが、営業エリアとしては関西電力ではありますが、実際的には四国電力エリアです。原発比率が約50%だった原発漬けの関西電力は、電力が不足して停電になるぞと脅迫をそろそろ始めるものと思われます。淡路島南部は実際は四国エリアなのだから、関西電力の原発再稼働誘導の脅迫キャンペーンに乗せられてはいけません。現代の家屋は昔の隙間風の入る家屋とは質が異なります。熱中症を非常に起こしやすい建物になっています。暑ければ遠慮なしにクーラーをつけてよろしい。周囲の人と話をしていたら、淡路島南部が四国エリアであることを知らない人が結構多いのにはビックリしています。淡路島は藩政時代には 阿波徳島藩 に所属し、古代の行政区画では 南海道 に所属しています。歴史の間違いでむりやり兵庫県に入れられてしまいましたが、やはり淡路は四国エリアですわね。
 

淡路島南部は、四国からの電力供給エリア
南あわじ市は四国電力からの電力供給エリア
関西電力株式会社 のホームページの資料 淡路島の電力供給系統図 から借用した。鳴門海峡に橋がかかった1985年以前は、鳴門海峡の両側に鉄塔があって送電線を架けていましたよね。それを見たら淡路島南部は四国から電力供給を受けているのを実感できましたが、橋が出来た後は、大鳴門橋の車道の下に送電線を付設しています。外観からは見えないので淡路島南部が四国から電力供給を受けていることが分からなくなっています。そう言えば、鳴門海峡に橋が架かって来年は30年になるんですね。電気代の検針も徴収も関西電力名で来るので、40歳以下の若い地元の住民も四国から電力供給を受けていることを知らない人が多くなりましたわね。 四国電力株式会社徳島支店 の徳島 (四国) の電気事業年表によれば、1961年に鳴門淡路線新設 (66kV) をし、1972年に鳴門淡路線運転開始 (187kV) したとのことであります。 

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おたけさんのコメント
>四国から電力供給を受けていることを知らない人が多くなりましたわね。

この話は子供の頃近所から関電に勤めている方に聞いた記憶が有ります。また、風車が設置されて発電されている電力も四電へ買ってもらってるように聞きました。只不安定な電気なのですべての風車からじゃなくて必ず何台かが停止させる義務があるようです?

おたけさん撮影 淡路島旧西淡町西路山の風車群
広田の観音寺から撮影

最近淡路島各地で全量買い取り型の太陽光発電が工事されています、電気の種類も三相発電なので投資目的の人が沢山設置しているようです? 四電エリアだとすれば、関電はその辺の配分どうしてるんでしょうね? この発電だと107%制限はどうなっているんでしょうね。 この辺あまり業者は説明されてないのですが、詳しく説明すると怒られちゃう。太陽光発電はお金持ちの方が配当を楽しむ設備ですね。



山のキノコの返信
>不安定な電気なのですべての風車からじゃなくて……

いわゆる 系統連係の問題 ですね。風まかせ、お天気まかせの風力発電や太陽光発電の不安定変動電力を受け入れるには限度があると…。電力会社は社会に対して安定した電力供給をする責務があります、周波数が変動してもいけないし、停電などもってのほか。そもそも電力というのは社会の需要に即応して出力調整しなければならないのですが、風力発電など急に風が吹いたり、風がやんだりで、目まぐるしく変動します。電力が必要な時に発電できず、電力が余っているときに発電しがちです。そんなのあてにできないし、社会に安定供給せねばならない電力会社にとっては撹乱要因以外のなにものでもありません。電力会社の本音では、たぶん、風車など邪魔者のハズです。風力でも太陽光でも受け入れるのは、あくまでも電力会社の安定供給を乱さない範囲でのみです。系統連係していても、もし電力会社本体の電力供給を乱すような事態があれば、解列していただきます。(切り離していただきます) という契約の下で電力会社は風車を受け入れていますわね。

芸術的な美しい写真をありがとうございます。旧西淡町の西路山の風車群ですよね。たしか15基ありましたか? 悪名高い CEF (クリーン・エナジー・ファクトリー)が建てたものですね。この会社、全国でトラブルを起こしています。各地で反対運動が起きています。沢山の良からぬうわさがあって、以前、虎の子の自社風車を売却する噂もあって、資金繰りに窮しているのではないか?と見られていましたが、会社がまだ存続しているようですね。

この会社、北海道の根室の会社なのですが、北海道は面積は広くても人口は僅か500万あまりで、経済規模としては内地の1つの大きめの県程度しかありません。で、北海道電力の平成25年の販売電力量は僅か306億kwhです。関西電力の平成25年の販売電力量は1404億kwh、東京電力のそれは2784億kwh、中部電力のそれは1266億kwh(中部は24年)です。内地の3大電力の東京・中部・関西を合計すると5454億kwhになり、北海道の306と規模が全く異なります。つまり、北海道電力は規模が小さいのです。本体が小さすぎて、北海道電力が風力発電の不安定電力を受け入れる余地が小さいです。で、どちらかというと後発業者のCEFは北海道で事業展開しきれずに、南のほうの内地にまで進出してきて、各地で迷惑をかけているのです。 北海道の襟裳岬あたりは日本有数の強風地帯です。そのへんでやってりゃいいのに、北海道電力が規模が小さすぎて受け入れられないんです。で、瀬戸内の淡路島まで進出して大迷惑ですわね。

伊豆熱川(天目地区)風力発電連絡協議会 「CEF風車事業の根幹は補助金詐欺か」

伊豆熱川(天目地区)風力発電連絡協議会 「CEF倒産の気配加速する・・・風力発電施設たたき売り」

日本風力開発 「粉飾で課徴金4億円支払へ/証取委勧告」

マザーズに上場している日本風力開発も、相当に胡散臭い会社ですわ。そもそも、補助金をあてにするような業界はろくでもありません。太陽光業界だって補助金漬け業界です。これらの業界は、政府の庇護がなければ市場経済の中ではとても自立できない業界で、一口でいえば胡散臭いに尽きますわね。政府やマスコミのエコエコ大合唱を真に受けるのならば、大変失礼ながら、その人はお人よしと言わざるをえないですわね。詐欺師に騙されないように…。

「風力発電は発電しなくてもいいんです。補助金がいただけますから」
↑ フクイチ原発近くの川内市在住だった作家の鐸木よしみつさんが、自宅近くの阿武隈山地にできた風力発電と闘い、レポートを展開して風力発電を批判しています。単純に風車がエコだと信じているお花畑たちにぜひ読んでもらいたいサイトです。

結局、風車や太陽光はその不安定さどころか、太陽光にいたっては夜間はゼロ! です。雨や曇りでもアウト! 明りが必要な夜に電燈が点かないのが太陽光発電です。こんなのメインの電源には絶対に成り得ませんわね。太陽光も風車も耐用年数が短いし…。変動する不安定電力を蓄電して使うとするならば、巨大蓄電池とか揚水発電とかになるでしょうが、そうするとエネルギー収支比 (EPR:energy profit ratio) の絶望的な悪化です。そもそも、太陽光パネルで発電したエネルギーだけで、次の太陽光パネルを作れるのか?? パネルの材料のシリコンは、原石の珪砂を還元してシリコンを作るさい大量の電力が必要で、本当にそれが太陽光パネルで発電した電力だけで出来るのか?? アルミはボーキサイトを還元して作りますが、よく 「電気の缶詰」 などと言われます。シリコン製造ははこのアルミよりも10倍以上電気を喰うみたいですわ。現実には風車もそうですが太陽光発電も石油の上に乗っかっています。石油なしに本当に再生産が出来るのか、実証試験 (検証) がいるのではないか? 政治的に手放しにエコだということにしてありますが、これが出来るか出来ないのかが、再生可能か再生不可能かの分かれ道です。だれもそのへんの検証をしようとしないのは不思議です。わたしは風車にも太陽光にも疑問を感じています。 もちろん、いちおうEPRがそこそこ良いという報告は存在しています。ただし、それはすべて風車や太陽光を推進している組織の研究者の手によるものばかりです。原発は安全で安いという神話と全く同じです。泥棒たちが、泥棒たち自身で取りまとめた 「世の中から泥棒をなくす対策」 という手前味噌が信用できるのか? ということであります。

たぶん、国が再生可能エネルギーと囃して風車や太陽光に税金を流し込んだり、それらにかかるコストを、高値買い取り制度で消費者にツケを回してまで推進するのは、一種の公共工事として利権にしているからでしょう。以前の道路や橋などの建設業界に税金を流し込んだ公共工事と同じです。税金を流し込む業界が、建設業界から重工や重電などの業界にシフトしたと考えられます。官僚の天下り先や、政治家が献金をもらう業界が、風車や太陽光パネルを作っている大企業や、その施行工事などする関連業界に変わっただけです。淡路島は太陽光特区みたいなもので狙われていますが、そういつまでも税金を流し込めるものではないでしょうし、いつまでもそのコストを関係のない他の人にツケを回せるものではないハズです。結構、怒っている人が多いですわね。 「なんで、太陽光などしていない者が、している人たちのコストを負担せんなんのや? おかしいのではないか?」 と言っていますね。そう遠くないうちに政治的に行き詰まると思いますわ。



ランクルさんのコメント
風力発電の話が出てきたら、ランクルが出てこなくては(^o^)

伊豆熱川 (天目地区) 風力発電連絡協議会の皆さんとはCEF南あわじウインドファームが出来たころから付き合っています。 先日も退職後、東伊豆町奈良本の別荘に住み始めたら風力発電ができて、風発との戦いで全国的にも有名になった方が、有馬でOB会があった帰りに淡路島の風車を見てみたいと来られました。

当日 (6月23日) には北淡路の風車設備を見て、南あわじWFを中まで入って見学してきました。 御トシ八十何歳というのに元気がありすぎる方でした。

風力発電の旬はもう終わったのかと思うぐらい、淡路中ソーラーだらけですね。 地球温暖化詐欺師ばかりだというのがよくわかります。

日本に巨大風車はいらない 


山のキノコの註】 ↑ ランクルさん推奨のこのリンクは たくき よしみつ(鐸木能光)Web Site に掲載の反風力発電ブログです。このリンクを読めばエコの美名の陰に隠れた欺瞞やでたらめさがよくわかります。鐸木能光氏は1991年に、 『マリアの父親』 で第4回 「小説すばる新人賞」 を受賞した作家。五木寛之氏が “地球への恋愛小説” と高く評価しましたが、反骨の物理学者、槌田敦の 「槌田エントロピー理論」 をベースにした異色の小説で “環境小説” と言えます。しかし、反原発の作家登場と一部で警戒されたようですが、フクイチ原発過酷事故後は予言小説であったと再評価されています。鐸木氏はフクイチ原発近くの川内村在住であったが、現在は日光市近辺に移住している模様です。川内村以前は新潟の山古志村あたりに住んでいたらしいのですが、新潟中越地震で自宅が崩壊して川内村に移住したようです。それにしても鐸木氏は次々に大きな災難にあう作家のようです。


夏ワラビを採った
●本日は2014年7月2日であります。 本日夕方に山裾に散歩にいったのであるが、ついでに夏ワラビを少し採った。 夏ワラビという品種があるわけではなく、普通のワラビであり、春に出るものと同じです。ワラビは山菜の中ではやや特異なもので、実は、春だけではなく夏のお盆ころまで出ます。あまり、知られていないので、ワラビを夏に採る人はほとんどいませんが、夏でもワラビ狩りは出来ます。ただし、春よりも収量は減ります。春に山菜採りをする人はわが淡路島にも大勢いますが、ほとんどが 「にわか山菜採り」 であります。夏ワラビまで採ってこそ (そこまで知っていてこそ) 本当の山菜ファンといえましょう。

長けたワラビの葉
↑ 2014年7月2日、淡路島南部の諭鶴羽山系の山裾にて。ワラビの葉は完全に展開していて、とても食べられるようには見えません。

展開した葉をかき分けて地面を覗くと、若い芽がある。
↑ ところが、展開したワラビの葉をかき分けて地面を覗くと、春と同じような採り頃のワラビの若い芽があります。春ほどはないのですが、探すと結構あります。例年、梅雨ごろには良く出てきます。雨が降ったあとに行くと沢山出ている場合があります。そのワラビの群落によって、梅雨時分に良く出る群落と、あまり出ない群落とがあるような感じはします。したがいまして、夏ワラビを採るためには、夏ワラビが沢山出る群落を見つけておく必要があります。(中には、夏ワラビがぜんぜん出ないワラビ群落もあります。)

これが夏ワラビだ
本日 (2014年7月2日) の収穫
↑ 本日の収穫です。菜園にキュウリ・ナス・トマト・三度豆などの夏野菜が沢山できているので、ワラビは1回分のおかずにするだけしか採りません。あまり採っても食べきれないです。もし、沢山夏ワラビが採りたかったら奥の手があります。今時分に、ワラビの自生地に行って長けたワラビを草刈りすることです。親ワラビを刈りとったら1週間か10日後に、子ワラビが大量に一斉に出てきますわ。しかしながら、これは禁じ手です。地下茎を消耗させてしまうので、翌春のワラビの発生に大きな影響を及ぼします。

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放射能汚染山菜が下火になってきたが…
今年の山菜シーズンは、高ベクレル山菜が続出 しましたが、ここにきて、そろそろ下火になったかなという印象です。 厚生労働省が毎週1回発表している 食品中の放射性物質の検査結果について (第884報) と、食品中の放射性物質の検査結果について(第885報) の2回連続で100ベクレル/kg超過の汚染山菜が出なかったです。渓流魚や海産魚では汚染食品が続いていますが、山菜は基準値超えがありませんでした。 しかしながら、山菜から放射能汚染食品の発生がなくなって、事態が急激に好転したかのように考えてはいけません。放射性物質は核種にもよるけど簡単には消えません。半減期の長い核種では一生消えません。何万年も残りますわね。それに半減期が過ぎたからと言っても毒が全て消え去るわけではありません。毒は半分残ります。ですから、たんに山菜シーズンが終わっただけなのです。東北地方の標高の高い産地でも山菜シーズンはそろそろ終了です。山菜シーズンが終わって、食品放射能検査の場に持ち込まれる山菜の搬入が無くなっただけと見るべきであります。今後は、秋口になると、野生キノコが検査場に持ち込まれて、高ベクレルきのこが見つかるであろうと、予想しております。 

●お盆ぐらいになると、東北地方の山では、ぼちぼちと、ブナハリタケ (ブナカヌカ) とか、秋田名物きりたんぽ鍋のダシにするトンビマイタケ (ドヨウマイタケ) とかを皮切りに色々と出てきますよね。吾輩も毎年四国の山に採りに行きます。東北地方までキノコ狩りに遠すぎて行けませんが、四国でも海抜1000m以上では東北地方北部と同等、1500m以上では北海道と同等の気温になりまして、吾輩がキノコのフロラを大雑把に調べてみても、東北・北海道にあるキノコのほとんどが四国のブナ帯~亜高山帯でも見られます。原発事故から3年あまり経ち、山野にばら撒かれた放射性微粒子が風に吹かれ雨水などで流れ、特定のホットスポットに集積高濃度化しているような感じがしますね。秋になるとビックリするような高濃度汚染キノコが見つかるのではないか? 


基準値超過の放射能汚染食品
食品中の放射性物質の検査結果について(第885報) 6月30日報道発表
緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
 No.295 :福島県郡山市産 猪苗代湖 ウグイ (Cs:130 Bq/kg)
 No.306 :福島県西郷村産 鳥首川支流(阿武隈川) ヤマメ(Cs:110 Bq/kg)


食品中の放射性物質の検査結果について(第884報) 6月23日報道発表
緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
 No.176 :福島県いわき市産 イシガレイ (Cs:240 Bq/kg)
 No.262 :福島県伊達市産 布川(阿武隈川水系) イワナ (Cs:190 Bq/kg)
 No.277 :福島県伊達市産 布川(阿武隈川水系) ヤマメ (Cs:130 Bq/kg)  


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ランクルさんのコメント
私は昭和20年生まれです。

嵐寛寿郎ぞくに言うアラカンの鞍馬天狗が、300m離れたところで映画館があって見えました。 土日にやっている封切から1年ぐらい遅れの映画館でしたが、映画ファンになったのもそういうことからでしょう。

初代のゴジラもその映画館でみました。 身長約50mほどのゴジラが海の中から叫びながらでてくるのです。映画の面白さは特撮技術だったのですが、ほんとうに素晴らしい映画でした。 映画や小説には作者の社会に対する訴えが潜んでいることが多いのですが、この映画は娯楽だけではなく放射能に対する警告もあったのでしょう。

いまは核実験はこっそりやってもバレてしまうけれど、あの頃は水爆実験が行われた結果ゴジラのような生き物が出現したとのことだったのでしょう。ハリウッドでゴジラ映画が復活するというニュースがあります。福島第一原発事故と今回のゴジラ復活映画を結びつけなければならないと思うけれど、なぜかマスコミはそういうことを言いませんねえ。

放射能は洗っても消えないし、炊いても焼いても消えない。何百年何万年もその影響があるらしいから、アンギラスやラドンなどの恐竜の出現などでこのシリーズは続いていくのかも知れません。 娯楽としてならいいのですが、放射能の影響で東北の子供たちに甲状腺がんが増えつつあるという話もあるので、真正面から放射能の事を考えなくてはいけませんね。

シイタケとか山菜などに放射能が吸着するようなことを聞いたことがありますから、私らのような年寄りよりも子供さんがたは注意がいりますね。


山のキノコの返信

>映画は娯楽だけではなく放射能に対する警告もあったのでしょう

全くそうですね。ゴジラの映画のテーマは 「文明批評」 なのでしょう。怪獣同士の壮絶な戦いというスペクタクルとか、当時としてはざん新な特撮が前面に出すぎて、文明批評 (大国の核開発競争による環境破壊への批判) は背後に後退していますが、ビキニ環礁での水爆実験で眠っていた白亜紀の恐竜 (怪獣が) がよみがえったという設定でしたか? あるいは水爆実験の放射能の影響で海棲生物が怪獣に突然変異した? うろおぼえでハッキリと覚えていませんが、そういう設定だったので核開発批判のメッセージは鮮明です。放射能汚染で環境は破壊され、生物は大変なダメージを受けたり、とんでもない突然変異を起こして、大変なことになるぞという警鐘を鳴らしています。そういう映画ですよね。

ただ、1945年に太平洋戦争で日本が敗戦し、1951年までマッカーサー元帥が日本を統治する間に、日本を米国の属国化する仕組みを日本に組み込まれました。形式的には1951年のサンフランシスコ講和条約調印 (発効は1952年4月) で日本は独立を回復したことにはなっています。しかし事実上は日本はアメリカの属国なのであって、宗主国のアメリカはソ連と核開発競争でしのぎを削り、原子力発電も始めていました。戦前には、日本も原発研究をやっていたのは知られていますが (ノーベル賞の湯川秀樹もかかわった) マッカーサーが統治する間は日本の原子力研究は禁止されていました。サンフランシスコ講和条約発効後は原子力研究が解禁されました。で、中曽根康弘と正力松太郎がアメリカに研修に行って原発のレクチャーを受けたというのは有名です。あれよあれよという間に、1955年には原子力基本法が制定され、日本も原発漬けになっていきます。そうした時代背景のもとで、映画ゴジラが製作され1954年の暮れに封切りされました。宗主国のアメリカの核開発を露骨には批判しにくい、日本でも原子力研究の解禁がアメリカから許可され、さあ原発をやるぞ (核開発もか?) と政治が大きく動き出したことにも露骨に批判しにくい、という状況だったのではないか? と想像します。で、折角の文明批評・核批評のテーマが鮮明であるにもかかわらず、お子様でも楽しめる娯楽映画にせざるを得なかったのではないか? ゴジラが口から吐く火炎は恐らく広島のピカドンの閃光でしょうが、宗主国や既に胎動していた原子力ムラを刺激しないギリギリの表現であったのだろうと思います。歴史的な背景を考えると、映画ゴジラの政策担当者の意欲が活かしきれなくて、怪獣映画という一種の風刺で終わったところに映画製作者の苦悩を想像しますわね。



追伸】 大変ですわあぁぁ、台風が来よります!  Joint Typhoon Warning Center (JTWC) 米軍予想 では今のところ西日本縦断の予想になっています。 時間と共に予想は修正されて行きましょうが、フクイチ原発は大丈夫でしょうかねえ?? 溶融した燃料デブリがどうなっているのかさえ全く不明で、最早手を付けられない状態みたいですが、台風がもしフクイチ原発方面に進んだら、手を付けられない状態に拍車がかかるのではないか? 台風が外れることをお祈りします。フクイチ原発事故の真の事故原因が解明もされていない状態なのに、(津波ではなく、震度6の揺れで配管等が外れて事故った疑いが濃厚) 鹿児島県の川内原発が今秋にも再稼働などという報道がされています。全く正気の沙汰ではありません。いま国民が反対の声を上げないと、西日本も関東地方みたいに放射能まみれになってしまいます。瀬戸内海人も気合いを入れて反対しましょう! 反対デモ行進は1人でも数が多いほど威力を増すので、旅行がてら鹿児島に行くのもいいかも? ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会 が川内原発再稼働反対の署名を集めています。川内原発が事故れば西日本全域が放射能汚染される危惧があります。人ごとではありません。鹿児島県人でなくても署名できるようです。皆さま署名しましょう!


ランクルさんのコメント その2
きょうは朝から大阪で中学校の同窓会があって行ってきました。

Joint Typhoon Warning Center (JTWC) の予想を見ると平成3年の台風第19号のコースとそっくりです。 日本列島縦断してリンゴの被害がでたことから 「りんご台風」 とかいわれていました。あれから20年以上も経っているのですねえ。 フクイチ原発の汚染水を凍った水で囲うなんて、マンガみたいなことを言ってごまかしていたけれど、見通しでは無理なようなニュースになっています。 汚染水の処置に困って、今度は台風のせいにしようとしているのかも知れません。

政治かも役人も皆無責任で、それを許している国民がいけないのですが、お上が悪いという人間のほうが国を乱すと犯罪者にされるような法律が作られようとしています。  法と常識の狭間で考えよう この人は私の友人なのですが、弁護士ていってもピンからキリがありますが、日本の弁護士のランクでは特上の部類です。 いまの政権が異常すぎるので、日弁連も動き出しています。

私も署名したいし、ちょっと川内原発再稼動反対のことを調べてみたいと思っています。


山のキノコの返信 その2
>今度は台風のせいにしようとしているのかも知れません
少し誤解を招くことを書いたかもしれません。すみませんでした。東電をはじめ原発推進者どもは台風のことは何も言っていないと思います。言っているのはわたくし山のキノコです。長くなるので書かなかったのですが、今フクイチ原発で、建屋が崩壊寸前で危険な4号機建屋ですが、剥き出しになった燃料プールに1533本の使用済み核燃料棒が冷却されています。震度6の大きな余震がきたら燃料プールの冷却水が漏れ抜けて、空気中にさらされた燃料棒が過熱し、再臨界が始まったら手がつけられない破局的な危機になると懸念されていました。で、フクイチ原発構内に新たに冷却プールを建造し、危険な4号機建屋から使用済み燃料棒を移動させる作業が昨年11月から行われています。その作業も相当に危険なものらしく無事終わるだろうかと内外の専門家も懸念していましたが、今年の6月30日時点で1533本中1188本の移動ができているようです。懸念されるのは移動作業の安全性と、作業完了までにまた強い地震がきて燃料プールの水が抜けることですが、台風の暴風が4号機建屋を襲い損傷させることが可能性としてはあり得ます。風速50m以上になったら大型トラックがひっくり返されたり、頑丈な建物でも倒壊させられる被害が発生します。そういう観点から、大変だと書いたのですが言葉足らずでした。原発利権者どもが台風のせいにして誤魔化すというのとは違うんです。舌足らずで、すみませんでした。

弁護士にも御用弁護士やヒラメ弁護士がいるようですね。カネ取り弁護士もいるし。犯罪を犯す弁護士も。橋下徹氏のように元暴力団顧問弁護士もいるし…。もちろん、中には正義の味方的な弁護士もいるということですね。私のいとこが森永ヒ素ミルク事件の被害者で、その親 (私から見たら叔母) が被害者友の会を結成して森永と闘ったのですが、国 (厚生省) は森永側につきました。医者たち (岡山大学医学部の教授たち) も国や森永側につくという状況で、みんな権力やカネに尻尾を振ります。被害者団体は苦しい闘いを強いられたのですが、そんな中でも、ほとんど手弁当で被害者団体の先頭に立って森永と闘ってくれた弁護士が現われました。弁護士もピンからキリまでありますよね。ただ、日弁連が動き出したと言っても、あんまり期待できそうもありません。水を差すようなことを言って恐縮なんですが、昨年の特定秘密保護法でも日弁連は反対声明を出して政府を批判しましたが、阿部首相をぜんぜん牽制もできませんでしたわ。

再稼働をいま国に申請しているのは、加圧水型原子炉を採用している関西電力・四国電力・九州電力・北海道電力ですが、わが淡路島に最寄りの電力会社 (関西・四国・九州) が速やかな再稼働を狙っています。フクイチ原発は沸騰水型だったので、原子炉の方式が違うからべっちょないのだという腹積もりなのでしょうが、加圧水型が安全とも言いきれず、それなりに小さなトラブルは頻発しています。大気の恒常的な流れは、西から東へと流れていますが、淡路島からみて西に位置する鹿児島の川内原発や愛媛県の伊方原発、それから佐賀県の玄海原発が事故れば淡路島も放射能汚染を免れません。西日本在住者はこの3原発にしっかりと反対する必要があるのではないかと思います。フクイチ事故から3年と少し、西日本では原発事故があったことなど、ほとんど話題にも上がらなくなっていますが、この雰囲気は非常に危ういです。


ランクルさんのコメント その3
わたしは推測でものを言う悪いところがありまして、注意して書き込みをしなければというところがあります。 ネット上の発言にはよくあることですが、そういうことから2CHなどでは目の付け所が外れてはいないのですが、雑すぎるところがあったり、中には発言者がわざと意図して発言するところがあるようです。 私の場合は、まぬけなので雑すぎるところからです(^^;

夏ワラビから話題が大きく逸れてしまいました。 もうこのぐらいでまたの機会に 


山のキノコの返信 その3
ランクルさん、お早うございます。いま起きてきたところですが、最近、体調があまりよくなく、放射能の影響かもしれません。いちおう、フクイチ原発過酷事故で放射能汚染されたのは、静岡県東部あたりまでで、富山県 ー 岐阜県 ー 愛知県ライン以西は大丈夫とされていますが、本当にそうなのか? という疑問が少しだけあります。フクイチ原発が核爆発した直後の2011年3月いっぱいは大気の下層気流はおおむね北西季節風場にあったのですが、日によっては北東気流の日もあり、放射能プルームが若干西日本にも流れています。ここで、チェルノブイリを考えるヨーロッパの広範囲に放射能汚染が広がり、2000キロも3000キロも離れた北ヨーロッパにまで高濃度汚染が広がりました。米国の公的機関に準じる組織からフクイチはチェルノブイリの2倍の規模の事故であるという公式見解が最近でましたよね。これらを勘案すると西日本が完全に安全だとも言えないのではないか? という疑問があります。しかしながら、世の中上から下までフクイチ事故の影響を過小評価です。チェルノブイリもそうでしたが、低線量被曝障害は事故後3年は目立ちませんでしたが、4年目、5年目から一斉に顕在化し、その後はパンデミック状態です。日本も福島県や関東地方でその芽が出始めましたわ。今年あるいは来年あたりには隠しきれなくなって大変なことになるのではないか? えらいこっちゃになるぞ!

という推測を書くのは何の問題もありません。もちろん、原発推進者どもが 「風評を言うな」 と怒ってくる可能性はありますが、言論の自由は憲法が保障していますし、一国の総理でさえ、(放射能が太平洋にダダもれなのに) フクイチ原発はコントロールできているなどという意味の嘘八百をしゃあしゃあと言う国です。社会的に影響力のある学者や文化人や言論人が原子力ムラのプロパガンダに加担する国です。しがない庶民の井戸端会議が、推測でものを言おうが、不注意な書き込みがあろうと、議論が粗雑であろうと、なんら問題はないです。だから、政府は、 「風評」 に対して 「正しい情報」 を積極的に発信していきますと言っています。 「風評」 を取り締まるとは言っていません。つまり国民の間で 「風評」 が流布してケシカランが、法令違反ではないからどうにもならんわ、困ったもんだ、という政府の腹です。ま、人の口に戸はたてられないということですよね。恐いのは憲法解釈変更上手の阿部が、憲法は言論の自由を認めてはいないから国民はものを言ってはいけない、と言論統制を始めることですわね。

政府に反対を堂々と主張する有名ブログ、たとえば植草先生をはじめ反体制言論人の動向が、 「坑道のカナリア」 です。坑道が酸欠か? 有毒ガスがあるか? カナリアが教えてくれます。反体制有名ブログが突然閉鎖されたり、アクセス不能になったり、再逮捕されたりしたら、言論統制を始めるぞという狼煙です。そのときは、しがない庶民であってもネットに書き込むのは要注意です。黙るのが一番無難です。多くの人々は勘違いしていますが、インターネットは誰でもが情報発信できるツールだと歓迎していますが、全く逆です。権力者から見たら反乱分子あぶりだし装置です。そもそもインターネットは起源が軍事技術の民生転用ですよね。ネットは本当な匿名性などなく、そのブログ主や書き込み者が誰なのか調べればすぐに分かりますよね。黙まってりゃ分からないのに、書き込みしたら 「こいつは国家に歯向かうヤツだな」 と分かってしまいます。国家が本気になったら、全国規模での、数十万人。数百万人の反乱分子名簿を作成できます。で、片っぱしから、警察が捜査し冤罪を吹っかけて思想犯として逮捕、商売人なら税務調査です。終戦直後にあったレッドパージの現代版が大規模に行われる可能性があります。数十万人が粛清された国は世界には沢山あります。残念ながら、日本もそういう国になりかけていますわね。恐いですね。

でも、昨日6日に阿部政権打倒に向けて大規模なデモがありましたね。若い人々も立ち上がりはじめました。ランクルさんの団塊の世代はかつて70年安保闘争や学園紛争に立ち上がった世代ですよね。いま、また、立ち上がる時がきましたわね。最近のデモをリードしているのも団塊の世代のようです。団塊の世代の人々が立ち上がって若い人々をリードすることを期待しています。 


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