雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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サツマイモの苗を定植した。 サツマイモ二期作の一作目。
●本日は2014年3月31日であります。年度末です。明日から新年度でありますが、消費税が8パーセントに増税されますね。消費税を増税する分の見合いとして、法人税が減税されていますけど、おかしなハナシです。財源が不足するというのであれば、消費税も上げざるをえないにしても、法人税も上げるべきです。この20年間の税種別の税収の推移をみれば、法人税収の減収をそっくり肩代わりして穴埋めしているのが消費税であるのは、疑いようがありません。

おそらく、東京一部上場の企業群の株式が外資系金融ファンドにかなり乗っ取られて、株主配当を厚くするようにという意向が背後にあるのでしょう。大企業の税負担を減らし、正社員を非正規従業員に変換して人件費を減らすと、企業の利益は増大するのですが、その利益は外資系金融機関に流れていくという構図が大いにありそうです。その手先をしているのが、以前は小泉-竹中ラインでしたが、いまは安倍首相ですかね? 小泉、菅、野田、安倍、と政党が異なっても売国奴首相の系譜は延々と継承していますね。

国民は生活防衛のため、すべからく質素倹約に励むであろう。
●消費税増税に対抗する手段はあまりないのが実情ではありますが、田舎の強みは徹底的に自給自足を目指して、なるべく物を買わないというのも一法でありましょう。もちろん都会であっても、倹約につとめ不要不急の物を買わないようにするということは出来るでしょうし、4月1日から多くの国民はそうするでしょうね。で、政府は税収を増やそうとして消費税を上げたら、国民はみな質素倹約にはげみ物を買わない、企業の売り上げは落ちる、企業の社員の給料は減る、家計の消費が冷え込む、景気は奈落の底へと沈んでいく、というスパイラルが起こり税収は激減! 税収を増やそうとしたら税収は激減! 合成の誤謬(ごうせいのごびゅう) となる公算が大なりと見ますね。


消費税増税に対抗するために、自給自足を目指そう!
ということで、サツマイモの二期作でありますが、一作目の苗の定植時期がやってきました。4月~7月の4か月間で一作目のサツマイモを収穫し、8月~11月の4か月間で二作目のサツマイモを収穫します。で、本日3月31日にサツマイモの苗を定植いたしました。

自分で育苗したサツマイモの苗
↑ 淡路島南部ではサツマイモの苗を植えるのは4月下旬から5月上旬ぐらいです。4月20日ぐらいにならないと種苗店の店頭にサツマイモの苗が入荷しないです。なので、それよりも早く植え付けようと思えば自分で育苗する以外に方法がありません。よって、写真のサツマイモの苗は自作自演の苗です。

絶対に植え傷みしない苗
↑ これは奇妙な苗です。黒のポット苗ですが根があります。絶対に植え傷みしない特別製の苗です。プロのサツマイモ農家の人は絶対にしない方法です。これは種イモから採った苗を再育苗したものです。絶対に植え傷みしない苗ですが、大きな欠点があります。イモになる根が既に形成されているのですが、これを育ててもロクなイモにはなりません。で、ツルが伸びてきたらそのツルからイモになる根を出させて、いまある根は切除するぐらいのほうがいいのですが、手間がかかります。

苗を定植した
↑ 黒マルチではなく、透明マルチを張ったのですが地温を上げるためです。透明マルチは草が生えるし、乾燥しやすいのですが、そこはまあ家庭菜園ですので手間をかけるしかありませんです。プロの農家の人が見たら笑われそうな下手なやり方ですが、素人なのでしかたがありませんわ。ま、下手なやり方でもイモができさえすればいいのです。これは自給自足を目指すのと、放射能で汚染されていない物を手に入れる為にしているのであって、商売の営業用栽培とは本質的に異なります。

ビニールトンネルを掛けた
↑ 3月31日苗定植では、絶対にビニールトンネルが要るでしょうね。4月中頃でも5度くらいまで気温が下がるときがあります。トンネルを外すのは5月に入ってからです。淡路島は九州南部よりも緯度にして3度も高緯度で寒いです。寒過ぎますね。淡路島は三毛作や四毛作が可能であるといっても、寒すぎます。マルチを張ったりトンネル掛けしたりと、余計な手間がかかりコストもかさみます。もっと、もっと温暖化したらいいと思いますね。実は、温暖化はパラダイスなんです。もっと温暖化したならば、たとえばコメは “春作米” と “秋作米” の2回できますよ。温暖化で食糧は大幅に増産できるのです。どう考えても温暖化はパラダイスですわ。なぜ、こんな簡単なことが農業試験場の研究員たちは分からないのだろうか? なぜ、“米は夏に作らなきゃならん” という固定観念にとらわれるのだろうか?

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野菜の花には綺麗なものが多いです。
品種名は何だったか忘れたけど、エンドウ豆の花です。よく見れば意外に綺麗ですわ。今年はヒヨの大群の襲来がなかったので、エンドウ豆が育っています。一年中住みついている留鳥のヒヨドリもいるのですが、留鳥は個体数が少ないので心配はいらないです。恐いのは渡り鳥のヒヨです。大群で襲来してあっという間にエンドウや青菜が丸坊主にされますわ。お陰様で今年は難を逃れました。エンドウの背景の白い花はスモモです。大石早生という品種でありますが、受粉樹を植えてないのであまり成りません。(でも、ジベレリンを満開直前と満開1週間後の2回散布すると多少は成りますわ)
エンドウの花

ヒヨの害を免れた

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2014年春の山菜 (サンショウ)
日本原産の香辛料、ミカン科のサンショウ
本種も先駆種の範疇にはいる低木です。鬱蒼としげる森林の中には全く見られません。山裾の道路の法面 (のりめん) であるとか、森林の林縁のマント植生の中であるとか、植林をするために雑木林を伐採した跡だとか、そのような光環境の良い場所を好んで生えてきます。南あわじ市では、鶴峰山北斜面にあるダムの周遊道路などで非常に沢山見られます。9月の終わりぐらいに果実が割れて、中から真っ黒い種子がはじけてころがり落ちます。親株のごく周囲に落ちるだけで、種子が風で飛ぶわけでもないし、鳥が食べて遠くに運ぶわけでもないのに、自生地が広がるのが早いような気がしています。種子が拡散して広がるための何か裏ワザでもあるのかもわかりません。ひょっとすると、先駆種によくあるように種子の寿命が非常に長いのかもわかりません。昔にサンショウが生えていたころの埋蔵種子が土中にあって、発芽条件が整ったので何十年振りかに一斉に生えているのかもわかりません。(よく分かりませんが)

↓ サンショウの新芽がでてきた
ちょうど採り頃です。新芽の先端に塊のようなものがありますが、花のつぼみです。サンショウは雌雄異株の低木ですが、雌株と雄株とでは新芽を採って佃煮にするにはどちらが良いのか? 不明です。

サンショウの新芽が出てきた

↓ サンショウの新芽を採取した
これも根こそぎ採らないほうが宜しい。1本の枝に10個の新芽が付いているとするならば、その半分の5個を採取して、あとの5個は残しておきます。このような採り方ならば木が枯れることはないどころか、剪定効果みたいなことがあって過繁茂の状態の枝を透かして、むしろその木の生育が良くなるほどです。

サンショウの収穫

↓ サンショウの収穫
小一時間かかってサンショウの新芽を採取しましたが、ビニール袋一杯でわずか240グラムしかありません。サンショウの新芽を1キロ採るのは大変なことです。新芽がもう少し大きくなるのを待ってから採れば重量を稼ぐことができるかもわかりませんが、新芽が大きくなるほどに堅くなります。新芽が若いほど佃煮にしたら極上品になります。

袋一杯で240グラムの収穫


佃煮名人が作ったサンショウの新芽の佃煮です
なかなかの貴重品です。佃煮にすると僅かしかありません。元の材料の10分の1程度になってしまいました。とても希少性のある品でありまして、これを食べられるのは田舎冥利に尽きます。暖かいご飯の上に載せてたべると、さわやかな香りが広がり、他におかずはいりません。わが淡路島の3大佃煮は、イカナゴの釘煮、ワカメの茎の佃煮、岩のりの佃煮でありますが、サンショウの佃煮もこれら3大佃煮に列せられます。サンショウの新芽の佃煮を商業生産するならば、観光用のお土産として売れると思います。材料の分量と作る手間を勘案したら、写真の小びんは2000円ぐらいの値打ちがあります。大量生産すれば1000円ぐらいでお頒ちできるかもしれません。いまのところ、非売品です。

ネットで検索したら、商業販売されているサンショウの葉の佃煮は、展開して長けた葉を使っています。春に出てきた新芽のみを贅沢に使ったのでは分量が少ないためでありましょう。したがいまして良質の純粋な物を入手するには粗悪な市販品では無理で、自分で採取し佃煮名人に炊いてもらうしかないようですわ。

サンショウの新芽の佃煮

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↓ コバノミツバツツジが満開ですわ。
コバノミツバツツジが満開


2014年春の山菜 (フキ)
消えてゆくフキ、自生地が激減!
●昔はどこにでもあったのに、最近めったに見なくなった身近な植物に山菜のフキがあります。淡路島南部の鶴峰山 (608m) の南斜面の海岸の村では、かつては陸の孤島で、離島振興法の対象地域になっていますが、今年平成26年3月31日をもって対象地域から解除されます。まことに目出度いことであります。離島振興法解除の理由は立派な道路が出来て、淡路島の中心地区との交通が容易になったためです。むかしは陸の孤島であったから、物を買う店らしい店などなく、春の晩のおかずといえば、ワラビ・フキ・竹の子・村の豆腐屋さんが手作りしていた油揚げを煮つけたものが定番のおかずでありました。家の周囲の野山でおかずの材料 (山菜) を調達していたのです。で、子供のころ母親にフキを採って来なさいと命じられ、小学校から帰るとフキ採りをしたものでした。ところが、いまではその村でもフキがほとんど見られなくなりました。

フキが激減した理由はハッキリしないが、色々考えられる
なぜ、フキが急速に減少したのか不明です。ミカン山の畦等にたくさんフキがあったから、ミカン園が耕作放棄され雑木林に戻っていった為かもしれません。あるいは薪炭が要らなくなって山の木を伐らなくなり、光環境が悪化して陽生植物であるフキには日蔭すぎるのかもわかりません。あるいは、フキはかつてはシカ (鹿) の不嗜好植物でありましたが、草本植物が減少するにつれ餌資源がへって、フキを食べるようになったのかもわかりません。あるいは、農家の人が長年除草剤を使った影響で消えたのかもわかりません。あるいはヒトが乱穫したためかもわかりません。あるいは南の地方ではフキは栄養繁殖する三倍体のものが多く、栄養繁殖を長年するうちにウイルスに感染し生育不良を起こしたとか? いろいろな要因が思いつくのですが本当の理由は何なのか、調査をしないことにはハッキリと分かりません。


フキのとう
↑ フキのとうです。 “とう” とは花茎のことですが、これはすでに長けています。フキのとうの採取は、淡路島南部では2月下旬~3月上旬ぐらいです。ちょっと遅すぎましたわ。てんぷらにするとほろ苦さがあるものの美味いです。また来年です。

フキ
↑ フキの佃煮を作るためにフキを捜しに来ましたが、まだ小さいものが多いです。この写真の物はそこそこの大きさですが、これは特別に大きいのであって、今年は冬が寒かったので生育がかなり遅れています。あと2週間待ちます。

南の地方のフキは小さく、北日本のフキは巨大
というのは良く知られています。有名なのは秋田フキとラワンブキ。リンク先の記事や写真を拝見すると、たしかに巨大です。大きければ良いというものではなく、茎が4mに達するほど巨大では佃煮には向かないですわ。佃煮は茎の丈が20センチほどの小さなものを皮付きで煮るのが美味いのです。JAあしょろのホームページでは15種もの料理法を陳列していますが、やはり佃煮がありませんわ。

秋田県観光総合ガイド あきたファンドットコム 特集>秋田の食>秋田ふき

北海道十勝総合振興局 足寄郡足寄町 JAあしょろ ラワンぶき

●北日本のフキが巨大になるのは、倍数体(ばいすうたい になっているからだと説明されますが、フキは2倍体と3倍体が知られ、4倍体や6倍体のフキはまだ発見されていないようです。愛知早生フキなど栽培種は3倍体のものが多いらしいです。野生品にも2倍体も3倍体もあるらしい。だとすると、倍数体になっているから北日本のフキは巨大なのだという説明では、説明しきれていないように思えますが、どうなんでしょうか? 遺伝的な差異があるとか、環境の違いによるとか? てなことはないのだろうか? (よく分かりませんが) 北海道の巨大なラワンぶきの苗 (地下茎) を取り寄せて、淡路島の気候の下で栽培したらどうなるのかな? 案外、ちっちゃい50センチぐらいのフキになったりして…。栽培実験をやってみたら面白そうです。

南の物が小さく、北の物が大きくなるという例は、他にもウバユリ (オオウバユリ) とか、イタドリ (オオイタドリ) とか色々ありますわ。他の物はどういう理由で北の地方で大きくなるのでしょうか? 

●葉という器官について、普通は南に行くほど座布団みたいに大きく、熱帯のバナナの葉とかタロイモの葉とかは巨大です。熱帯では真上から太陽が照らすので座布団みたいな大きくて広い葉をベローと広げるのが有利です。北に行くほど葉が小さくなる傾向があり、高緯度の寒帯の樹木は葉が針葉になります。針葉は、高緯度のため太陽高度が低く、太陽の直射ではなく大空全体からの散乱光を受けて光合成するためには針葉が有利と言われますわね。フキはこれと逆で北ほど葉が大きいというのが面白いところです。


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動物が北にいくほど大きくなるのは、有名なベルクマンの法則
ベルクマンの法則 というのは生物の教科書にも載っています。教科書ではクマが引き合いに出されます。たしかに、北海道のヒグマは本州のツキノワグマよりも大きいです。高緯度の北の地方に行くほど気候が寒くなるから、動物は体が冷えないように大きくなるというハナシです。相似な物体は大きくなるほど、体積にたいする表面積の比率が小さくなる、つまり表面積の比率が小さくなると物体からの赤外放射が少なく冷えにくい…。これは 2乗3乗の法則 の一つの顕われであります。小動物ほど運動能力が高いのも2乗3乗の法則から説明できます。筋力は筋肉の横断面積に比例して大きくなるだけです。横断面積が倍になるには筋肉の量は2.828倍になる必要があります。つまり体重が約3倍になって筋力が2倍になるのです。小柄な体重50キロの女性4人と200キロの巨漢とが綱引きをすると、たいていは小柄な女性軍が勝ちます。小柄な女性は細身であり、200キロの巨漢は太くて体型は違うのですが、それでも小柄な細身の女性軍が勝ってしまいます。小さな昆虫は自分の身長の何十倍もの跳躍が出来ますが、ゾウは飛び上がることが出来ないのも、2乗3乗の法則から説明できます。

2乗3乗の法則

2乗3乗の法則


2014年春の山菜 (タラの芽)
●本日は2014年3月29日であります。ここ数日来のポカポカ陽気で一斉にソメイヨシノが咲き、日当たりの良い場所ではあっという間に満開になっております。いよいよ春本番となりましたが、タラの芽の採取適期となりました。その木によって早晩はかなり差があり、遅いものでは芽がまだ堅いし、早いものでは葉が展開しています。傾向としては、若木ほど芽の出るのが早く、年季を経た古い木では芽が出るのが遅い傾向がハッキリと認められます。

タラノキは典型的な先駆種の樹木
タラノキは生態学的には典型的な先駆種 (パイオニア種) で、遷移の初期の段階で侵入してくる樹木であります。たぶん鳥類が種子を運んでくるのでしょうか? 新しく出来た道路の法面だとか、森林が伐採された跡とか、山崩れで裸地になったところなどに、どこからともなく種子がもたらされ生えてきます。生長が非常に早く数年で成木になるようですが、遷移が進んで陽樹が生い茂り、林床に陰樹の幼木が侵入し始めるころには、タラノキは完全に消えています。先駆種の樹木の特徴は、①生育が早い、②落葉樹が多い、③、陽樹であり耐陰性が弱い、④、寿命が短い、⑤、大木にはならない、⑥、種子が小さく風散布か鳥類で散布する、などでしょうか。

春のタラノキの芽は第一級の山菜であることは申すまでもありませんが、山菜などあまり興味を示さない淡路島の島民もタラの芽だけは例外で、採りやすいところのものは早い者勝ちであります。ランクルさんの奥様が山菜ファンでワラビやタラの芽に目が無いらしいのですが、タラの芽は瀬戸内の島でも人気の山菜ですわね。


春の訪れを讃えるタラの芽
↑ プロの料理人ならば “これは長けているわ。もっと若いのがいいんじゃ。” と言うにちがいありません。しかしながら、わたくしはこの程度に長 (た) けたもののほうが好きで、あまり若い芽を好みません。ま、その点は人により色々ですわ。

タラの芽採取用の道具】 下の写真のような、木の棒の先が引っかけになった道具があればとても便利です。使い方は写真の通りです。手の届かない高い所の枝先の芽を採取するときに重宝します。コツはタラの木に引っかけて、ゆっくりと引き寄せて木を折らないように、しならせます。急速にやると木が折れるのですが、ゆっくりとやれば意外に折れずに木がしなって、枝先を手元まで引き寄せられますわ。なお、写真のような道具は市販品などないので、自分で作ります。写真のものは2mほどの長さですが、環境省が目の敵にしているニワウルシという木で作りました。タラの芽採取だけでなく、手の届かない所のものを引き寄せるのに威力を発揮して、田舎暮らし・アウトドアの必須アイテムなのです。

携行しやすいように3段伸縮にして、洒落たデザインのものを製造発売すれば売れるかも? 必要は発明の母か? いや、違うな。逆です。発明は必要の母ですわね。世の中よく観察すると、何に役に立つのか使い道が事前に予想もできないけれども、とりあえず何かが発明されて、さて何に使おうか? といじくりまわしていたところ、あれにも使える、これにも使えると、やがて必要不可欠になった物が意外に多いです。必要であるから発明されるのではなく、“たまたま発明された物が必要性を掘り起こしていく” という面がありそうです。いちいち例は挙げないけど、とくに社会のあり方とか生活を一変させるような大ヒット商品はほとんどが発明は必要の母です。


【↓ タラの芽の引き寄せ棒】
タラの芽の採取道具
【↓ タラの芽の採り方】
このようにして使用する

本日(3月29日)の収穫
全部で270グラムです。タラの芽のてんぷらにすると3人前ぐらいであろうかと思います。採ろうと思えばいくらでも採れますが、乱獲防止と、次に来る人の分を置いておかなければなりません。根こそぎ採り尽くすのは宜しくありません。また、1番芽を採った跡から2番芽が出てきますが、2番芽は絶対に置いておくのが山菜採りの掟 (おきて) です。2番芽を採るとその木が枯れるからです。

本日の収穫

ランクルさんのコメント
タラの芽は天婦羅にすると旨いですねえ。
毎年この季節になるとワラベやタラの芽を採りに連れまわされます。
この前の土曜日29日は津井のまつりでした。
最近は老人ふたり暮らしですので祭りだからといって特別な料理はしないのですが、孫がお店参りのために来るというので、混ぜご飯でもしようと前日の金曜日にワラビ採りにつき合わされました。
山のキノコさんがワラビを採ったと書いてあったので、いつもの伊加利と湊里へ抜ける道へワラビを採りに行ったのですが、今年は遅れているようで、10本ぐらいしか採れませんでした。
ついでにタラの芽もあるかなあといつも採るあたりを探していると、最近はタラの芽を狙って山に来る人が多い証拠に、既に先回りして取られていました。

その後に出てきたのか取り残したのか判りませんが、タラの芽も5個とってきて早速その日の夕食には天婦羅でいただきました。 私は美味しいと普通に思うのですが、ヨメは異様なほどタラの芽が好きでして、畑の周りに山で取ってきたタラの木を植えております。
自家製のタラもあるんですわ(^o^)

山のキノコの返信
ランクルさん、こんにちは。

>10本ぐらいしか採れませんでした。
ワラビは確かに遅れていますね。南あわじ市で一番ワラビが出るのは、旧緑町のサンライズの横にあるふれあい公園です。公園の向こう側の山全体がワラビ山です。20年ぐらい前でしたか? そこで大きな山火事があったのですが、山火事跡にワラビが侵入し、大群落になりましたわ。しかし、年数が経って雑木が茂り始めたので、次第にワラビ群落が貧相になってきましたです。

>既に先回りして取られていました。
最近は淡路島でもタラの芽を採る人が増えましたね。早い者勝ちです。畑のまわりにタラノキを植えてあるとは、タラの芽が大好物なのですね。素晴らしいですね。残念なのはタラの芽はちょっとの間しか食べられませんね。鶴峰山の中腹以上に行くと平地よりも10日とか2週間遅れるので、遅くまで賞味できますわ。淡路島には608m以上の高山がないのが残念です。四国の1000m以上に行くと、タラの芽も1か月遅れて5月上旬ごろが採り頃ですわ。島の面積は淡路の方が大きいのに、屋久島には1936mもの高山があるし、利尻島には1721mもの高山があります。淡路の山は低いので残念ですわ。



なぜ、関東地方で地震雲の目撃が多いのか??
専門機関や研究者団体の、地震雲についての見解

気象庁の問答】 気象庁 「地震予知について」 から引用。
(質問) 地震雲はあるのですか?
(回答) 雲は大気の現象であり、地震は大地の現象で、両者は全く別の現象です。雲のたなびく向きは、上空の気流によって支配されています。気流が地形の影響を受けることはありますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。 「地震雲」 が無いと言いきるのは難しいですが、仮に 「地震雲」 があるとしても、 「地震雲」 とはどのような雲で、地震とどのような関係であらわれるのかが科学的な説明がなされていない状態です。

日本における震度1以上を観測した地震 (以下、有感地震) 数は、概ね年間2000個程度あり、平均すれば日本のいずれかの場所で一日あたり5個程度の有感地震が発生していることとなります。震度4以上を観測した地震についても、平成16年で105個、平成17年で49個、平成18年で28個、平成19年で57個発生しています。このように地震はいつもどこかで発生している現象です。雲は上空の気流や太陽光などにより珍しい形や色に見える場合がありますし、夜間は正確な形状を確認することができません。形の変わった雲と地震の発生は、ある程度の頻度で発生する全く関連のないふたつの現象が偶然見かけ上、そのように結びつけられることがあるという状況であり、現時点では、科学的な扱いは出来ていません。

日本地震学会の問答】 日本地震学会の問答 から引用。
(質問) 地震前に地震雲が現れるという話をよく聞きます。本当でしょうか?
(回答) 地震研究者の間では一般に、雲と地震との関係はないと考えられています。地震の前兆としての 「雲」 に関する研究は、過去に何度か発表されたことがあるのは事実で、雲と地震の関係が皆無であると断言はできません。しかしながら、過去の報告例は大地震の前にたまたま特異な雲の形態をみたことで、地震と特異な雲の形態を結びつけてしまうケースが圧倒的に多いのではないかと考えられています。(その一方,地震が起きなかった場合には雲のことを忘れてしまいます)

雲はその場の大気の状態や付近の山岳などの地形次第で、人間の目にはときに無気味な姿や謎めいた形となって、さまざまに現れます。従って、例えば竜巻状や放射状や断層状に見えたとしても、 それが地震前兆なのかどうかを疑う前に、低気圧が接近中だったり近くに存在していないか、前線はないか、気圧の谷が上空を通過していないか、高さによって風向が食い違っていないかなど、 まず気象の面から十分に検証することが大切です。  (なお、回答は補足1~3まである。)

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またぞろ地震雲の話題が盛り上がっているが…

●本日は2014年3月27日 (木曜日) であります。世間ではまたぞろ地震雲の話題で盛りあがっているようです。3月20日に関東地方の上空で地震雲が目撃されたというのです。オカルト同然のハナシを信ずる人々が多すぎです。この国の国民一般の自然科学リテラシーの欠如は目を覆うばかりの惨状です。小学校からの理科教育のありかたに問題があるのかもわかりません。国家は科学技術立国を標榜していて理科教育に力を入れているハズなのに、この惨状は一体何を意味しているのだろうか? ひとつには理科というものを単なる実学、産業の発展に役に立てるもの、という観点でしかとらえていないからではないか? さしあたって役に立つものを重んじるという姿勢であれば、当座に役に立たないものは捨象されます。典型的な例が高校教育における地学という科目の扱いです。昔は普通科では必須科目でありましたが、今では選択科目でしかなく、それどころか地学を教える教員のいない学校も多いと聞きます。地学で学ぶ範囲は広いのですけれども、化石であるとか、天体の運行だとか、地球内部の構造だとか、こんなものをいくら学習しても実生活には役にたたないです。就職にも役立たず、受験するのに選択するのは物理や化学や生物が圧倒的です。で、地学を選択して学ぶ生徒は10人に1人という惨状です。いま環境問題が喫緊の問題とされているから、環境問題を考える土台の知識として地学分野は非常に重要であるハズです。地学こそ必須科目であるべきなのに、なおざりにされるのは何故なのか? おそらく、国家をあげて取り組む環境問題がひとつのビジネス化しているからでしょう。それは “環境問題にとりくむことで経済成長できるのだ” などと拝金主義まるだしの主張がまかり通っていることからよく窺えます。結局、この国の (国民も) 価値の基準はカネなんです。役に立ち、カネになるものはもてはやす。役に立たず、カネに繋がらないものは捨象する。という現金で即物的な国なんです。

地球温暖化のハナシが奇妙なのも、そこに行きつきます。地球の赤外放射を吸収する効果の高いのは、二酸化炭素などではなく、二酸化炭素よりも広い範囲の波長帯で赤外線を吸収する水蒸気のほうが、その存在比・分圧はオーダーで数十倍も多いのにも関わらず、 “水蒸気は気温・湿度で大気中の濃度が目まぐるしく変動するから考慮する必要はない” などと言って無視し、二酸化炭素の増加のみを問題にするのはカネに出来るからなんです。二酸化炭素を悪者に仕立て上げて、二酸化炭素を出さないこれを買え、あれも買えと、カネにしようとしているのが地球温暖化問題の正体です。あるいは原子力は “発電中は二酸化炭素を出さない” から原子力を進めるしかない、などと手前味噌な主張に利用しているだけです。国民の自然科学リテラシーの欠如につけこんで、カルト集団どもが主張しているのが 「地震兵器」 であるとか 「地震雲」 などのアホウな話なんですが、カルト集団やそのシンパシーもカネ集めをやっています。これらのオカルト的なヨタ話を信じる人が多いのには全く驚かされます。ヨタ話にのめりこんで、カルト集団どもにカネを巻き上げられないようにと人ごとながら心配しています。不思議であるのは、地震雲や地震兵器をいとも簡単に信じて強い関心を持つ人が多いのにもかかわらず、その人々はまともな地震学や気象学には全く関心を示さないことです。それどころか正統派の地震学や気象学のほうが間違っているという反応さえ示します。これはどうしたことなのか? おそらく、 「地震雲」 や 「地震兵器」 は事例羅列主義でしかないから分かりやすいからなんでしょうね。つまり、地震が発生するたびに 「あれは○○の仕掛けた地震兵器だった」 と言うだけです。空に奇妙な形状の雲が出たら 「地震雲だ!」 と言うだけです。ある意味それは分かりやすい言い方です。

自然現象は、複雑系のカオスティックな現象が多く、単純な原理や一つの法則で説明できるものなどめったになく、その現象がおこる要因はいろいろと考えられ、どれが原因でどれが結果なのか見極めが難しいです。不断の観察や観測を行って観察事例をつみあげ、記述し、統計的に解析したり、作業仮説をたたて検証し、再現性があるかどうか別の観察者・研究者が追観察や追試験を加えて…、と大変な手間や考察をした後でなければ、ああだこうだと言えないハズなのに、ようするにオカルトは単純なのです。その現象の起こるメカニズムが何一つ説明もされず、(思い付きのデタラメは言っているようですが) 何ひとつ検証もなされずに、「おっ、地震雲が現れたぞ!」 という感じです。本エントリーの冒頭に、気象庁と日本地震学会の見解を引用したのは、オカルトまがいの話を信じてはならないという注意勧告の意味であります。

ただ、気象庁も日本地震学会も、なんとなく奥歯に物が挟まったような歯切れの悪い説明をしています。 “地震雲など虚妄説だ、嘘っぱちだ!” とピシャリと否定するのではなく、“科学的なメカニズムは説明できていません” などといっています。解釈のしようによっては、科学はまだ発展途上であるから説明しきれないだけなのであって、研究を積み上げれば地震雲が科学的に解明されるときが来るというふうに解釈する人もいるでしょう。どうも社会には科学は明快なものであるべきで、白か黒か決着がつけられるものという信仰みたいなものがありそうです。私はそうじゃないと思います。物事を白か黒か決着をつけるのは大変な手間がかかり、科学は本来は慎重な言い方をするものであるし、科学で説明がつかないものはいくらでもあります。たとえば、霊魂があるのかどうか、神が存在するかどうか、などは極端な例ですが、そんなもの科学的に説明しようがなく、あるともないとも言えないハナシです。科学者に質問してもたぶん歯切れの悪い返事がかえってくるでしょう。あるものならば科学的に証明するのも可能でしょうが、ないものならば証明のしようがないですわね。 “存在の証明” よりも “非存在の証明” のほうが遥かに難しいです。そんなものは有るとか無いとか議論するものではなく、信じるか信じないかのハナシなのです。本エントリーの冒頭の引用では、気象庁も日本地震学会もともに地震雲などそんな物は無いとハッキリ言っていますが、無いものは説明しずらい面があり、どうしても歯切れの悪い言い方になるのですわね。


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なぜ、地震雲の目撃が関東地方で多いのか??

●さて、 「地震兵器」 や 「地震雲」 はそんなものは無いのですけれども、 「地震兵器」 に至っては説明するのも馬鹿馬鹿しいのでしょう、日本地震学会は言及すらしていません。 ところで、地震雲に関しては、関東地方での目撃というのが多いようですわね。で、真面目なハナシ、なぜ関東地方で地震雲の目撃が多いのか? 簡単に考察してみます。

阿修羅 という著作権法完全無視の転載掲示板に転載された記事のデマゴギー画像を借用します。この掲示板は、著作権法上認められた引用と、著作権法の保護外の転載の区別のつかない人々がたむろする無法掲示板で、何件か訴えられているようです。政治的な議論では見るべきところも多いだけに、もう少し法令を順守したうえでやって欲しいものだと、残念であります。特定秘密保護法が施行された暁には、真っ先に消されるサイトの一つであろうかと思います。


地震雲と称する画像つきの地震予告デマ

●なんともはや、言いようがありません。これらは、ただの崩れた飛行機雲であったり、山岳波という山や山脈の風下側にできる波(振動)で発生するローター雲が帯状になったものでしかありませんわね。ごく初歩的な気象の知識で説明出来る雲です。地震と何の相関も因果もないのは明らかです。

山越え気流による山脈風下側の山岳波
山脈の風下側にできる波動
↑ 上図は 『新版地学教育講座14 大気とその運動』 105頁から借用。たとえば、日本列島が冬の北西季節風場にあるようなとき、脊梁山脈の風下側に空気塊の上下運動による波動ができることがありますが 山岳波 と呼ばれています。風下側にできるので風下波とも呼ばれています。図にはローター雲が描かれていますが、空気塊に適度な湿気を含んでいたらこの山岳波の上昇流域で雲ができることがあり、いずれにせよ、山脈の走向と平行に並んだ雲の列ができるのです。1列ではなく間を置いて2列、ときには3列の雲の帯ができたり、また山岳波の振動は山の高さの3~4倍まで上空に伝わり、遥か高層で雲が出来ることもあります。ときには山の高さ程度のところ、中層、高層と何重にも雲ができることもあるようですわね。

●つまり、なんのことはない、地震雲だとオカルト愛好家たちが騒いでいる奇妙な雲というのは、その大部分がこれなんです。山脈の風下側にできる山岳波による雲の列 (帯状の雲) なんです。べつに不思議でもなんでもないし、地震など全く関係ありません。ただ雲はひとつとして同じ形はありえないから、偶然に、非常に端正に整った帯状になったり、奇妙な形状になったりしたらヒトが勝手に何か意味を見出そうとするだけなのです。地震雲と騒ぐ雲のほとんどが飛行機雲のくずれたものか、山岳波による列状の雲 (波状雲) の変幻パターンです。であるから、なぜ関東地方で地震雲の目撃が多いのか? もう下手な講釈するまでもないでしょう。

関東地方で地震雲の目撃が多い理由

1、関東平野の西側に関東山地、北側に越後山脈という海抜1500-2500mの山々が屏風のようにあります。関東平野は山岳波が非常に起こりやすい地方です。東北地方の奥羽山脈の風下側でも起こりやすいです。関西で地震雲の目撃が少ないのは、関西 (近畿地方) では山が低く、山地の配列が複雑で明瞭な山岳波が起こりにくいことが要因です。

2、関東地方は日本の中枢であり、羽田や成田など空港が多く、離発着する航空機が多く、よって飛行機雲が出やすいこともいえましょうね。で、飛行機雲が崩れて、すわっ、地震雲だ! とされるケースが多くなるのです。

3、人口が多いのも大きな要因にあげられましょうね。あの狭い関東平野に4000万人余りが住んでいるのです。日本人の3分の1が関東平野に住んでいます。私のような離島振興法指定地出身の田舎者から見ると恐ろしいような過密でありますが、当然空を観察する目が多いわけです。地震雲の目撃が多くなるのは当たり前ですわ。

たとえば、北海道道東の十勝および釧路地方で、関東平野とおなじように地震雲とやらが発生したとしても、人口が60万人です。関東平野と面積はほぼ同じです。60万人の観察と4000万人の観察では、仮に地震雲の発生数が同じであっても、関東の方が圧倒的に目撃談が多くなるハズですよね。

追加
5、関東人の体制迎合、関西人の反骨精神が背景にあるかも?? 関西地方は歴史上1000年都がありましたが、天皇陛下が江戸に下って都の地位を関東に奪われました。その結果、涵養されたのが反体制・反骨精神です。お上のいうことなど信用しない、人の言うことは眉にツバをつけて疑う、という姿勢の人が関西には多いです。関西系の新聞やテレビは国の政策批判をかなりやります。必ずしも御用マスゴミじゃないです。で、地震雲などのハナシもはなから信用しない、疑う、で目撃談が出てこない、ということがありそうな気がしますね。



地球温暖化と黄砂は因果関係があるのか? 大いに疑問。
●本日は2014年3月25日であります。昨日は関東以西の各地で最高気温が20度を越える地点が続出、万象を凍てつかせた冬が完全に終わったという感じであります。ぽかぽかと暖かく、春暖に誘われて午後にふらふらと四国を眺める浜辺にでてみると、春霞に四国が見えません。冬の間は空気が清澄で西日本第二の高峰の剣山 (1955m) をはじめ四国山地の稜線がくっきりと見えていたのに、煙紫色の霞のとばりに隠されて全く見えません。近くの山もけだるくかすんでいて本当に春という印象であります。

●暖かいのは本当にいいことなんです。素晴らしいことなんです。ヒトは本能的に暖かいのを好むので、放射能汚染のニッポンを避けて海外へ移住する人々が続出していますが、ほとんどの人は東南アジアなど熱帯地方に行きますわ。わたくし山のキノコの実姉も海外へ移住してしまいましたが、赤道直下の東南アジアに行きましたよ。温暖化を恐れて涼しいアラスカやシベリアに行ったのではありません。海外移住に関する統計を見ても、多くの人は圧倒的に南の暖かい国へ行っています。温暖化の危機を叫ぶ利権屋どもが、もし定年後に海外移住するならば、彼らは暖かいのを忌み嫌うから、とっても涼しいアラスカや、有名な オイミャコン (-71.2度の記録を持つ北半球の寒極) へ移住するのでしょうかねえ?? 涼しくていいわねえ。

春は黄砂の季節であるのに、黄砂があまり観測されないわね
●今年はなぜか黄砂があまり観測されないのですが、おかしいですね。何故なんでしょうか? 黄砂の発生源の中国の奥地の砂漠や黄土高原が、今冬の厳しい寒さで氷雪で凍てついているのでしょうかねえ? あるいは黄砂発生源で低気圧が発達せず砂が巻き上げられないのか? マスゴミや、地球温暖化の研究費を食んでいた政治的な商才のある研究者たちが、温暖化で黄砂が頻発し規模も大きくなって大変だあぁア! と言っていたと思いますが、今年は黄砂らしい黄砂がまだあまり見られないのは困りますわねえ?? 山が黄土色にかすまないと地球温暖化研究費をもらえなくなるわよ。
気象庁ホームページ (黄砂情報 実況図) 気象庁は真面目によく仕事をしていて、いろいろな観測情報を無料で見せてくれますので、毎日閲覧させて頂いておりますが、ホント、今年はまだほとんど黄砂らしい黄砂が観測されていないですわね。


以下の2葉の写真は3月24日に、兵庫県南あわじ市阿万吹上浜で撮りました。春になってアブラナ科の花が咲いたという被写体でありますが、注目は背景の森や山ですが、煙紫色にボヤンとかすんでおります。春霞 (はるがすみ) であります。黄砂ならば黄色っぽく、ときには赤っぽくなることもありますが、今年の春霞は私はまだ黄色っぽいものを見ていません。早く黄土色の本格的な黄砂を見たいのですが、まだおあずけであります。

ハマダイコンの花が満開だが、山は煙紫色じゃ!
ハマダイコンが満開だ

菜の花も満開だが、森も煙紫色じゃ!
菜の花も満開だ



春は黄砂の季節、3月-5月で82.6%の出現率!
●下のグラフは気象庁の観測統計 気象庁ホームページ 「黄砂観測日数表」 から勝手に作成しました。黄砂の観測日数の月別分布です。3月~5月が突出して多く、この3か月で20.0日の出現です。年間出現日数24.2日のなんと82.6%を占めます。まさに黄砂は春の風物詩と言えましょう。なお、7月~9月の3か月間は全く黄砂の観測例がないようです。
黄砂観測日数の月別分布



過去46年間のデータでは、温暖化との相関性が見えるが…
下のグラフは 気象庁ホームページ 「黄砂観測日数の経年変化」 から借用。年ごとの変動が激しいのですが、1970年頃から2000年頃にかけて次第に増加しているようにも見えます。で、つい、地球温暖化の進行で黄砂が増えたのかな? と解釈する向きもありましょう。2012年までのグラフですが、2013年も黄砂観測日数は少なくて15日です。2014年の観測はこれからですが、もし少なければ4年連続で少ないことになりましょう。2000年頃がピークで2010年過ぎにかけて減っているようにも見えます。これは温暖化の進行が1998年以降は止まっていることに相関しているのか? などとつい思ってしまいますわね。

黄砂観測日数経年変化(1967―2012)



けれども、もっと長い期間のデータでは…
 一般社団法人 国際環境研究協会 の学術会誌 『地球環境』 Vol.07 No.2 が黄砂特集になっています。会員限定配布の会誌のようですが、1年以上前のバックナンバーはネットで閲覧できるみたいです。で、 『最近100年間の韓国における黄砂観測日数』 から1枚の図を引用させていただきます。

韓国ソウルにおいて観測された黄砂日数(1915-2002)


こりゃあ、黄砂と地球温暖化とは、相関性がないわよ!
●地球温暖化とからめれば科研費が得やすいといっても、何でもかんでも地球温暖化と相関関係 (因果関係) があるように言うタメにする研究はいかがなものか? マスゴミも何でもかんでも地球温暖化を持ちだして説明する記事を書くのはいかがなものか? と思いますね。

天然シイタケを採取した。
切歯扼腕・悲憤慷慨
●この国を支配している上の方の人々は、完全にイカれています。正気の沙汰ではありません。国民の生命とか健康よりも、自分たちの目先の利権 (カネ蔓) の方が大事なのであって、フクイチ原発をなんとしてでも終息 (収束ではない) させたり、被害者を救済するハラが無いように見えます。もはやフクイチ原発のメルトスルーした燃料デブリがどこに溶け落ちて、地中のどこにあるのかさえ誰にも分からなくなっています。こんな状態でどうやって解決するのだろうか?? 汚染水はダダ漏れ、太平洋を汚染し続け、太平洋沿岸諸国の漁業関係者が日本に300兆円の損害賠償を請求するというハナシが浮上しています。日本政府はどう対応するのだろうか?? 福島県を中心に低線量被曝による晩発性放射線障害が一斉に出始めました。オリンピックだのと浮かれている事態ではありません。おそらく東京の放射能汚染が隠しきれなくなって、東京でのオリンピックは流れるでしょうね。食べて応援というキャンペーンは下火になっていますが、世界各国は日本からの食品輸入を禁止しているところが多いです。政府はこの実態になぜ真摯に向き合おうとしないのか?? 

●この国の政府は国民の生命も健康も守らず、大本営発表ばかりをタレ流して世論誘導ばかりしています。この国は北朝鮮以下の国に成り下がったのかも分かりません。言論の自由があるのも今のうちです。特定秘密保護法が今年中に施行されることになっていますから、間もなくものの言えない暗黒時代が来そうですわね。もはや黙って自分の身は自分で守るほかなさそうです…。さいわい、日本列島は長細い国で、その点は不幸中の幸いでした。名古屋以西はほぼ安全、北海道もほぼ安全、北陸地方と東北地方日本海側もまあまあ安全かな、と思います。もし日本が円形のまるい国であって、真ん中にフクイチ原発があったのならば目も当てられません。その点、本土だけでも南北2000キロに及ぶ長細い国であったのはラッキーでしたわね。特に、四国と九州は安全な食べ物を生産できる聖域になっています。淡路島は江戸時代には阿波藩に入っていたり、古代の行政区画では南海道に属します。ま、もうせば淡路島は四国エリアみたいなもので、四国で生産された食品の入手が容易です。わたくしは店頭で買うときには、四国と九州で生産された農産物しか買わないことにしています。

わが身の健康を守る方法
1.九州・四国エリアで生産された農産物しか買わない。もちろん沖縄は良い。北海
  道産も良い。ただし、道東地区で生産された牛乳等は判断を保留します。

2.九州・四国の海域で漁獲された魚しか買わない。
  いっそ、外国産はいいかも? ノルウェーの塩サバとか、アフリカの蒸しタコとか。
  北海道の利尻昆布はいいが、日高コンブは判断を保留します。

3.外食は絶対にしない。サラリーマンは弁当持参。廉価の牛丼等は要警戒です。
  吉野家はフクイチ原発近郊の農場で生産された米・タマネギ等を使用すると宣言
  したよね。

4.消費者は近隣同志で団結しスーパーと交渉。店頭に四国・九州の物を並べろと。
  そのかわり必ず買うと交渉 (取引) する事は可能であると見ます。

5.加工食品をできるだけ避ける。加工食品には原材料の表示はあるが、その原材
  料の生産地までは書いてない。どこの産地のものが使われているか不明。

6.一応安全エリアに住んでいるならば、店で買わずに自給自足をめざす。採集自
  足もいいかもしれない。あるいは農家の友人を作って直接購入する。

●生物濃縮による内部被ばくを甘く考えないほうが宜しいです。ニコニコ笑っている人に放射能はきません、と言い放った山下俊一氏は反対派にネジリこまれて、立場上そう言うしかなかったと言いわけしました。文部科学省による福島県内での学校での放射線量測定には、計測機器に細工をほどこし線量が小さくでるようにインチキしたことが発覚しています。この国は御用学者だらけ、インチキ偽装だらけ、大本営発表だらけです。特に、皆さまのNHKなどとウソをつくNHKは、安倍様のNHKであり大本営発表をたれながす御用放送と認識すべき。NHKが言うことなど絶対に信用してはいけない。NHKは北朝鮮国営テレビと同じなのです。

風評を言うな、とお上から叱られるかもわかりませんが、勘違いするな。フクイチ原発過酷事故を起こした犯人は誰なのか?? 百歩譲って風評であるとしても、犯人は風評を言う国民では決してありません。フクイチ原発過酷事故の犯人は、第一義的には東京電力の経営陣や歴代の幹部でありましょうが、原発行政を進めた経産省や文科省の官僚たち、正力松太郎・中曽根康弘以下の歴代自民党政治家たちも犯人でしょう。原発で飯を食った三菱・日立・東芝などの幹部も共犯者たちです。また御用学者を演じた原子力学科の教授たちも共犯者です。いまだに十数万人もの人々が自宅を追われてさまよっているのに、これらの犯人たちから1人の逮捕者も出ていないのがおかしいのです。東京電力の経営者責任、株主責任、東京電力にカネを貸している銀行の貸付責任は、いまだ問われていません。即刻、東京電力を破綻処理して責任を取らせ、国費投入はその後です。資本主義経済の基本的なルールを守らないのがおかしいのです。風評を言う国民を犯罪人扱いするのは、糾弾する対象を間違えています。勘違いするな。特にNHKは。

と、切歯扼腕 (せっしやくわん) 悲憤慷慨 (ひふんこうがい) してもしかたがありません。自分の身は自分で守るという自己救済・自助努力の一環として、(6.) の自給自足・採集自足として野生キノコを採ってきました。


採集自足の実践、本日の収獲
天然のシイタケ
↑ こちらはノグルミという樹木の風倒木に発生したシイタケ。同じシイタケであっても発生する樹木の種類によって子実体(キノコ)が微妙に変わります。シイタケの傘の厚みであるとか、傘の生長の伸びやかさであるとか、どこがどう変わるのか言葉では表現しずらいのですが変わりますね。シイタケ菌が生活している樹木の材の柔らかさであるとか、含有水分の安定さであるとか、その樹木の心材の大きさとか、いろいろな要素が関係しているのであろうかと思います。天然品であっても栽培品同様に、クヌギの風倒木や切り株に発生したシイタケの品質は最上ですわね。ノグルミの天然シイタケは2等品ですわね。

天然のシイタケ
↑ こっちはブナ科ウバメガシという樹木の風倒木に発生したもの。この樹木に出るシイタケは普通は肉厚で、肉質が緻密です。この風倒木に発生したシイタケは傘が大きく生長するまえに伸びが止まって、樹上で乾燥シイタケになることが多いです。ウバメガシという樹木は乾燥しても材が水に沈むほど比重が大きく、材が緻密で堅いです。で、最高級の木炭の誉れ高い備長炭の原料になるほどです。材の堅さと含有水分の乏しさから、シイタケの生長が悪いことが多いです。これも2等品です。

キクラゲ
↑ これはキクラゲであります。こりこりとした食感で、中華風の野菜炒め料理であるとか、千切りにしたキクラゲと春雨を三杯酢で和え物にしたりして食べるとよろしい。意外にもこのキノコは良い “出し” が出るきのこです。なのでスープ料理にも宜しいかも?? 淡路島南部ではミミタケと呼んでいます。耳茸の意味でありましょう。たしかに耳そっくりなキノコであります。なお、このキノコはアラゲキクラゲと酷似していますし、淡路島南部の鶴峰山周辺にはキクラゲもアラゲキクラゲも両種が普通に自生しています。アラゲキクラゲと比べると、キクラゲのほうが肉が薄く透明感があり、耳状のキノコ背面の毛が少なく、色が薄い物が多いです。ただし個体によって形態にかなりの変化が見られて、ときにはどちらか全く判別つかないようなものも出てきますね。もしかしたら、何百何千個という両種の個体を集めて、形態変化の順に並べたら、種間雑種によって両種は繋がっているのかも?? という気がしています。

本日の収穫
↑ 本日(3月23日)の収獲はバケツ半分ほどです。ちょっと少ないのですが、実は時期が遅くて傷んだものが多かったですわ。2週間前ならばバケツ2杯は収穫できたのですが、2週間前には大きな行事をしていたのでシイタケ捜しの余裕時間がありませんでした。残念! 毎年のことですが、ちょうど淡路島南部での天然シイタケ発生時期と、その大きな行事 (本番だけでなく準備・後片付けも) が重なるので、収獲適期にシイタケ捜しができないのが残念ですわ。

おたけさんのコメント
天然しいたけですかいいですね。
お彼岸が終わる頃慶野松原に松露が出てきます、香りが良いのですが昨年古い痛みのある松が沢山切り倒されています、熊手のでかいのを持って松葉をかき寄せると出てくるのですがあれだけ木を切ったのですから今年は無理でしょうね。
最近は航空防除もあまり行わないから木が枯れ放題だったしねぇ。

山のキノコの返信
おたけさん、こんばんは。
慶野松原のショウロはいいですね。昔、熊手を持って行って、かき回したらころころと出てきましたね。薄くスライスしてお味噌汁の実にすると美味いです。最近は行かないのですが、マツも大分枯れてしまいましたね。ひょっとしたら、吹上浜や青年の家周辺のクロマツ林にもショウロがないかな? と熊手を持って行って調べたことがありますが、発見できませんでした。慶野松原には秋になるとシモコシ (周辺のおばちゃん連中はキンタケと言って採っていますね) という黄色の上等なキノコが出ていましたが、マツがダメになっていく傾向なので、キノコもダメですわね。

キノコ狩りは秋の風物詩なのですが、春は春で色々と食べられるキノコが出てきますね。ウメなどバラ科の果樹の下にでるハルシメジとか、山ではウスヒラタケ、春遅くていうか初夏に松林でハツタケとか、ただしキノコは毒キノコの存在があるから良く知らないものには手を出さないほうが無難ですね。


瀬戸内海を適度に汚せ! 水清ければ魚棲まず。
●われわれ瀬戸内地方の住民は、動物性たんぱく質やカルシウム源として、瀬戸内海から漁獲される水産資源に依存してきました。四季折々に瀬戸内海から漁獲される魚種は変化するけれども、また、その変化は季節の風物詩であって、季節ごとに何らかの漁獲物が瀬戸内海民の食卓をにぎわしてきたのです。瀬戸内地方の文化は漁労文化の色彩が濃厚でありまして、瀬戸内人には肉が嫌いで魚好きが多いのは、おそらく住民そのものが漁労民の末裔であるということなのでしょう。わたくし個人的にも基本的には肉を食べない主義でありまして、多分そうだろうと思い御先祖様のルーツをしらべたところ、4代前のご先祖様に漁師をしていた人がありました。瀬戸内海人の各家庭のルーツを調べたら、どこの家系でも何代か前に漁師であったという御先祖様が見つかるハズです。つまり、この地方の住民はたいてい漁労民の末裔ということですわな。どおりで肉嫌い魚好きが多いのも納得できますわね。

●さて、前置きの真偽はともかく、今年のイカナゴは例年よりもかなり値段が高いような気がします。各店舗での小売価格を子細に調査したわけではありませんが、そういうふうに思いますね。

イカナゴ100グラム298円!
↑ 島内資本のスーパーの店頭でなんと100グラム298円!という結構な小売価格がついています。もちろんこの一例で論じることはよろしくありませんが、例年は150円ぐらいでなかったですか??  2、3年前に記録的な不漁で法外な値段の年もありましたが、おおむね150円前後であったと思いますね。 今年のイカナゴの漁獲量の統計は、まだ期間中なので出ていませんがかなり不漁なのか?  兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター の平成26年漁期の、『イカナゴ親魚調査結果(1月7日発表)』、『イカナゴ稚仔分布調査結果(1月29日発表)』、『イカナゴシンコ(新子)漁況予報(2月14日発表)』 では全ての発表で今年のイカナゴ漁の不漁を強く匂わせていました。やはり不漁のため小売価格が高騰しているのか??

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瀬戸内海の漁獲高は、かつての豊饒のころから半減!!
瀬戸内海の漁獲高の経年推移
↑ 上のグラフは、国土交通省 中国地方整備局 港湾空港部が設置した 瀬戸内海環境情報センター のホームページから借用しました。→ 『瀬戸内海における海面漁業による漁獲量の変遷』

●このグラフは政府系の組織が作成したものですから、農林水産の調査統計にもとづいているでしょうから、ハッタリがなく信用してもいいと思います。わたくしが幼少期のころは20~25万トン程度であった瀬戸内海の漁獲高が、日本経済の高度成長と合わせて漁獲高が増えていますね。そして、1970年代~1980年代には40万トン程度の高レベルでの高原状態です。その後、1990年代~2000年代で急減、漁獲高回復のきざしはグラフからは全く窺えませんわね。目をこらして見ると、2009年(ひょっとしたら2010年?)の落ち込みが異常です。15万トンぐらいか? 2010年、2011年も20万トンを割り込んでいます。瀬戸内海は かつての肥沃な豊饒海から、不毛の砂漠海に変わろうと していますね。魚種別の変化を見ると、貝類の漁獲が壊滅です。 どおりで磯ファンがアサリ掘りにいっても、アサリがいなくなったわけだ。昔は、わしが青年のころは、アサリを掘りに行ったらバケツ一杯獲れたけどなあ、沢山とれて近所に配ってたわ、今じゃ、アサリの味噌汁1回分とれれば上出来ですわね。(懐古談を語るのは老人の仲間入りか?)


漁獲高の多い70年代~80年代は赤潮発生が多かった
赤潮発生が減った
『瀬戸内海の環境情報>赤潮の発生海域』 の頁から借用。図は1970年以降しかないが、昔は、赤潮発生件数が多いだけではなく、発生規模が巨大でありました。大規模な赤潮が発生すると、海水中の溶存酸素が欠乏して養殖のハマチなどが死ぬ被害がしばしばありました。わが南あわじ市でも福良湾の養殖場で被害がありましたわね。図では赤潮発生確認数すなわち数をカウントするグラフですが片手落ちです。1件1件の発生規模もみなくっちゃね。瀬戸内海沿岸住民は中高年以上の年齢の者ならば、子供のころや青年の頃には海が大規模に夕焼けのように赤く染まるのを見た記憶があるハズですよね。近年はたとえ赤潮が発生してもちっちゃな可愛らしいものです。つまり、瀬戸内海に陸地からの垂れ流したものが流れ込んで、海が汚れ、窒素やリンが過剰な豊栄養化して、大規模な赤潮が発生するほうが漁獲高が遥かに多かったのです。たとえ赤潮による被害があったとしても、それを帳消しにして余りあるほど、漁獲高が多かったのです。

水清ければ、魚棲まず!  もう1枚、グラフを借用させていただきます。
海水中の窒素も減った
↑ このグラフは全窒素 (海水中の種々の窒素化合物の全体の濃度) の経年変化のようですけれども、82年以前のデータがないのが残念です。縦軸の尺度を大きく目盛りし過ぎているので平板なグラフになっていますが、よく見ると明らかに近年では数値が減っています。半分近くに減っているように見えますよね。海水中の窒素の濃度は、富栄養化の指標 (ものさし) であり、植物プランクトンが生育するための不可欠な肥料であります。そして植物プランクトンは海域での生物による物質生産の基礎です。グラフは瀬戸内海の海水が肥料不足の貧栄養化に向かっていることを強く推認させますわね。それから瀬戸内海での水質調査の各種のデータも、透明度がしだいに上がるなど水が綺麗になったことを示しています。直感的にも昔の (1970年ころの) 大阪湾などはドブみたいに汚れていましたが、近年では見違えるように綺麗になっていますね。

●結局、瀬戸内海は環境規制が不十分で汚く水質が悪かったころの方が魚が沢山いて、環境規制を厳しくして水を綺麗にした結果、魚が少なくなってしまいましたわね。(一種の合成の誤謬か?) だれが何と言おうとも、瀬戸内海の漁獲量の減少と、水質の改善は (すなわち赤潮の減少も) 見事に同期して推移しています。瀬戸内海の海水中の栄養塩類の減少と、漁獲高の減少とは相関しています。相関関係はただちに因果関係であるとは言えませんが、水質改善 → 栄養塩類減少 → 植物プランクトン減少 → 動物プランクトン減少 → 小型魚減少 → 中型魚減 → 大型魚減少という食物連鎖から考えて、その因果関係が強く推認できます。研究者たちの論文とか報文を捜して読めばけっこうまともで、このことを指摘している人々はかなりいますわね。(地球温暖化にしがみついている研究者もまだいますが) 問題はタチの悪いマスゴミどもです。先入観と予断でこりかたまった低質な報道が多いです。もちろん、瀬戸内海の漁獲高減少の理由には、干潟の埋め立てや破壊(これは貝類が壊滅した主たる理由)だとか、漁法が変わって海底をひっかきまわして撹乱するとか、種々の要因が複合したものでしょうが、最大要因は水を綺麗にしたためということはほぼ間違いないところです。昔の人は “水清ければ魚棲まず” と喝破しています。海中施肥 (海に肥料を撒く) などというアホウな試みがされていますが、そんな馬鹿げたことよりも…、


生活排水など下水を垂れ流して、適度に瀬戸内海を汚そう!

ただし、野放図に際限もなく瀬戸内海を汚せと言っているのではありません。適度にということです。なお、プランクトンが増殖できるよう栄養塩類増加効果のある汚しかたを言っているのであって、有害な化学物質等の垂れ流しは徹底的に規制し監視すべきは論をまちません。

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おたけさんのコメント
>瀬戸内海の漁獲高減少
困りますね、イカナゴでも僕はフルセイカナゴの釘煮が大好きなのですがこれを上手に仕上げる方が居たのですが、少し前に亡くなられてしまったので、今年は食べられません。素人があの太いイカナゴを煮るとお腹が破裂してまずい釘煮になってしまいます。その方がちょっと教えてくれたコツの中に、船から上がってどれだけ早く煮るかで仕上がりが決まるらしいです、仕上りに山椒の実も入ってました。
イカナゴが最盛期になるとメバルがおもしろくなるんですよね。その頃にはタケノコも出てくるので、タケノコと一緒に煮付けていただきます。>おいしいですよ。


山のキノコの返信
>船から上がってどれだけ早く煮るかで仕上がりが決まるらしいです。
そうらしいですね。イカナゴは鮮度が命だとか。車に携帯コンロと鍋を積んで、漁港の水揚げ場に直接買いにいって、そこで早速煮る必要がありますわね。家に帰ってくる間にも古くなりそうです。漁港で野外料理で煮るさいにはネコに注意です。どこの漁港にも逞しいネコが住み着いています。

>仕上りに山椒の実も入ってました。
いい香りが漂ってきますね。サンショウの実の採集適期は5月下旬くらいか? あるいは6月上旬かな? そういえば、成相ダムの周遊道路の法面の上の方に、天然のサンショウが沢山自生していますわ。粘れば、小さな籠一杯とれそうです。夏の粉山椒は作るのが難しいので、サンショウの若い実で佃煮です。保存しておいて春に釘煮に混ぜればいいかも??

>メバル …(中略)… タケノコと一緒に煮付けて
これぞまさに瀬戸内の春たけなわの料理です。釣竿を持ってメバルを釣りに行きましょう。自給自足で自衛です。魚屋で売っている品は危ないらしいですよ。風評を言うなとお上に叱られそうですが、福島の漁師さんが千葉県あたりから漁船を出して、福島沖で漁をし、静岡まで行って水揚げして全国に流通させるとか、静岡の漁師さんが福島の同業者がかわいそうだと協力しているとか…。店頭に並ぶ静岡産の魚のなかにフクシマ沖の魚が混じっているらしい…。真偽のほどは確認しようがありませんが、火のない所に煙がたつハズがない…、とも考えられます。身を守るためにも釣りをしましょう。(あるいは漁港に行って漁師さんから直接買ってもいいです、ちょっと要領がいりますが安く買えますわ)



春の訪れを讃える山菜たち
春が来て、山菜シーズンが始まる!!
●春は食費を浮かせる絶好の季節であります。野や山に天然の野菜が豊富ですし、磯に行けばいろいろと晩のおかずの材料になるものがありますね。山菜ファンや磯ファンには、野山めぐりに忙しくて遊んでいる暇はありませんね。幸い、淡路島には山菜を採集して販売する業者はいません。また農家の人も山菜の栽培をしている人はいないです。で、入山禁止の留め山はなく、野山や溜め池の土手で山菜を採っても問題になることはまづありません。厳密なことをもうせば、自分の所有していない土地に入って何かを採れば窃盗でありましょうが、よほど荒らしまわるとか、地形が変わるほど根こそぎ掘るとかしないかぎり大丈夫です。ようするに、淡路島では誰も山菜みたいなものには興味がない、ということでありましょう。やはり、山菜を目の色を変えて珍重するのは、雪国・山国・北日本の人たちですわね。淡路島では山菜などたたの雑草ですわね。でも、山に行けばワラビ・ゼンマイ・ウド・タラの芽・フキ・ミツバ・ハリギリの芽・サンショウ・アケビの芽、海岸に行けばツルナ・オカヒジキ・ハマボウフウ・カンゾウの仲間の芽…、などなど山菜の種類は小さな島の割りには非常に豊富です。いざ、腰籠を持って山菜を採りに行きましょう!!

ワラビが出てきた。写真はすべて3月17日に撮った。
萌え出たワラビ
↑ ワラビには口はありませんが “春だよ、出てきたよ” と言っているかのような気がします。春の訪れを讃えるワラビであります。写真には4本のワラビが写っております。手前に3本、奥の方に小さなものが1本。3月17日の午後3時ごろです。

穂の部分を接写
↑ 1枚目の写真で穂先の部分がピンボケになっているので、穂先を接写しました。(正確には穂先ではなく、葉先ですが。くるりと巻きたたんでいる葉が展開して大きな複葉になります) 穂先をアップして観察したら毛だらけであります。

これは緑色っぽい
↑ これはかなり緑色っぽいです。ワラビの若芽には緑色っぽいものや、紫色っぽいものなど、けっこう色には変化があります。東北地方の一部には黄色っぽいものがあるみたいで、“黄金ワラビ” と称して珍重されているようですが、淡路島ではまだ黄金ワラビは見つかっていませんね。もし、見つけたらご一報くださいませ。

本日の収獲
↑ 本日 (3月17日) の収獲です。まだ走りのものなので、収穫量はわずかです。例年ならば早いものならば3月に入ったら出てきますが、今年はかなり遅れましたね。すくなくとも10日は遅れています。ワラビの収穫最盛期はヤマザクラが満開になるころですが、今年はまだヤマザクラも咲いていません。

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イタドリの若芽もでてきた
イタドリの若芽でありますが、野菜のアスパラガスに似ています。高知県の植物学者の山中二男先生が、京都在住で良い植物図鑑を書いている有名な先生を訪問したとき、月並な土産では面白くないと、高知県名物のイタドリの若芽を持って行ったそうです。その土産を渡された京都の先生は、その物を手にとってアスパラガスにしては太いな、いったい何じゃろか?? と首をかしげたそうで、なかなかイタドリと気付かなかったらしい…。出典は 『山と林への招待』 たしかに、誰がみてもアスパラガスかな?? と見えますわね。
イタドリの若い芽
イタドリの若い芽を食べるのは高知県ですが、高知市では八百屋さんの店頭でもイタドリが売られています。イタドリは日本全国に自生していて、北海道や東北地方では、葉も草丈もより大型になるオオイタドリに変わりますが、イタドリを食べる食文化があるのは高知県だけです。「いたっぽ」「いたずり」を始めおびただしい数の地方名があるみたいですが、山菜として食べるのは高知県だけだったと思いますね。ところが、最近、イタドリを山菜として食べる食習慣が高知県周辺の各県に拡散しているように思えますね。わが南あわじ市にも昨年イタドリを食べる食文化が伝来しました。ふるってイタドリを採って食べましょう!! 若くて太いものならば、タケノコの代用品として中華料理に使えないか? というふうな気がしますわね。

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モチツツジのつぼみは、いまだ堅し
例年ならば、3月17日ともなれば、モチツツジの開花が始まっています。個体によって開花の早晩の差がかなりあり、モチツツジの個体群全体を観察すれば花期は3月中旬から2か月近くにも及びます。やはり、今年の開花のフェノロジー (Phenology・植物季節学) は1週~1旬も、あるいはそれ以上遅れていますわね。

モチツツジの蕾

モチツツジの蕾
↑ 3月17日、旧緑町のとある公園裏山にて。複数の個体のモチツツジの蕾を観察しましたが、数日以内で咲くような状態ではありません。今年の開花は4月にずれ込むかも?? 淡路島のホンシャクナゲの開花もかなり遅れるかも?? 接写して観察すれば、モチツツジの葉の表にも毛が一杯だわね。

春だあァ! お花見に行きましょう。(その2 サクラ)
●本日は2014年3月18日(火曜日・先勝)であります。
本日、気象庁のホームページが装いも新たに改修されましたが、見にくくなりました。昨年の秋に国土地理院の電子地形図も多色刷りの色数が増やされて見にくくなっております。国土交通省管轄の組織のホームページが改修・刷新されるたびに見にくくなっているような気がしています。もちろんホームページ作成担当者たちは、閲覧者のために見やすいホームページを作ろうと鋭意努力しているハズです。しかし次第に見にくくなるのは何故でしょうか?? ちなみに、植物の観察やときには調査も行うことを趣味としている立場から申せば、不朽の名著 『牧野日本植物図鑑』 はモノクロ線画での植物画ですが芸術的な美しさがあります。しかしながら彩色が施されて 『原色牧野日本植物図鑑』 となってしまうと原著からかけ離れた品のない物になっています。原著のもつ風格とか気品が台無しです。牧野博士を崇拝する後世の植物学者たちが良かれとしたハズなのに、品のないものとなったのは何故でしょうか?? 国土交通省傘下のホームページにしろ牧野図鑑にしろ、改良とか刷新とかは結局改悪になっていますね。“進化” とは必ずしも発展向上ではなく、“退化” ということなのか??

●その改良されて見にくくなった気象庁のホームページで、各地の気象観測統計を閲覧して確認しましたところ、やはり今冬の南あわじ市は寒かったです。冬日の出現頻度は、淡路島南部のアメダス南淡と、北陸地方北部の新潟県新潟市とほとんど同じ でありました。わたくしも一瞬まさか?? と思ったので何回も統計データを見直しましたが、間違いなかったですね。緯度にして4度近くも異なり、新潟市は雪国にしては積雪は少ないでしょうが日本海側であります。アメダス南淡は瀬戸内式気候下で海洋性気候の (太平洋側の) 影響も色濃く反映しています。両者の気候区が全く異なるのに冬の朝の冷え込みがほとんど同じであったというのは意外です。これは今年だけの現象なのか?? 来年冬の推移も注目したいと思います。

冬日の出現日数の比較】 (冬日とは、日最低気温が0度未満の日をいう)
今冬の冬日の比較
気象庁ホームページ から作成。3月17日までのデータで作成した。日々の冷え込みは南淡も新潟もほとんど同じですが、決定的に異なることがあります。南淡は朝が冷え込んでも日中は気温が上がるが、新潟市では日中の気温が上がりにくい。そこが違うので、サクラの開花は新潟ではかなり遅れるハズです。

●このように南あわじ市は、今冬は (朝は) 北陸地方北部並みの寒さで、アメダス南淡でおとつい 3月16日にも最低気温が-0.1度 と氷点を僅かですが割りました。今後も強い寒の戻りで氷点を割ることがまだあるかもしれませんが、さすがに3月中旬になって日中は暖かくなってまいりました。で、早咲きのサクラが満開です。で、昨日税務署に確定申告に行って、国民の三大義務の一つを立派に果たしたのですが、その帰り道でお花見です。拙ブログの写真ギャラリーに5葉の写真を陳列します。


満開のサクラ、品種名は不明。
3月17日午後1時過ぎです。月曜日だったので花見客は10人ほどしかいませんでした。写真には人は写っていませんが、確かに花見客が10人ほどいた。
早咲きサクラの名所
↑ 洲本市営野球場・洲本市市民交流センター・陸上競技場のところのサクラです。

満開のサクラ並木
↑ 陸上競技場に上がっている道のところです。

満開だああぁぁ!
↑ 品種名はわかりませんが、満開ですわね。綺麗ですね。

アップしても綺麗
↑ 接近して個花を観察しましたが、サクラの品種は何百もあり正確に同定するのは困難です。ま、品種名など分からなくてもいいです。サクラといえばソメイヨシノ(染井吉野)ばかりが話題になります。世の中で一番植栽されているということなのでしょうが、ソメイヨシノはお花見の対象としては観賞価値が低いですわね。品種名不明の早咲きのこのサクラの方が遥かに綺麗です。

春風に乗って飛行船も飛来した
↑ 南の春風に乗って飛行船が飛来しました。メットライフアリコ という文字が見えます。上空から花見などではなく、がん保険の販促キャンペーンの一環であろうか?? この米国系保険会社は、放射能で緑したたる美しい国土が汚染され、汚染食品で内部被曝のリスクにさらされ、まもなく低線量の晩発性放射線障害で一斉にガンが多発するこのニッポンで荒稼ぎですわね。食べて応援などというアホウな政策と、外資系保険会社の思惑とが、国民の目に見えない水面下で絶対に繋がっていると見ますね。

春だあァ! お花見に行きましょう。 (その1 ウメ)
●瀬戸内に春が来ましたね。本日は2014年3月17日でありますが、以下の写真ギャラリーに陳列した7葉の写真はおとつい15日(土曜日)に撮ったものです。南あわじ市の花の名所として、最近とみに知名度を増してきた村上様邸のしだれウメです。淡路島内はもちろん他府県からも花見客が見えて賑わっていました。

わたくし山のキノコも村上様のしだれウメをよく見に行きますが、必ずしも毎年ではなく、確か去年は行きませんでした。例年、暖冬の年は2月下旬から咲いていたと思いますが、やはり今年は南あわじ市は厳しい寒さだったです。わがアメダス南淡では今冬の冬日(最低気温が0度未満の日)が、北陸地方北部沿岸部の新潟と変わらないほど異常に出現したので、しだれウメの見頃はやはり例年より1週間も2週間も遅れましたね。15日が見事な満開でありました。

●春に咲く花ならば、地球が温暖化すれば花見の時期が早まるし、寒冷化すれば花見の時期が遅れるでしょう。しかしながら、花見の時期が変化すること自体は、べつに何の問題でもありません。花見の見頃が早くなろうと遅くなろうと、花の開花に合わせて花見をすればいいだけであります。花見客相手の商売人も商売する時期がずれるだけであって、商売ができないというわけではありません。考えたら当たり前のことですが、自然界の現象にも生物季節にも変化や揺らぎがあるのが普通であって、常に一定であるほうが異常です。人の暮らしも商売も自然の変化や揺らぎに合わせたらいいだけのハナシです。地球温暖化危機説のおかしいのはまさにそこなんです。たとえば温暖化で紅葉が遅れている、東京で正月に紅葉となってしまう、困ったもんだ、と主張していました。別に何も困ることではなく、神社仏閣に初もうでをした後に紅葉狩りに行ってもいいわけです。

●地球寒冷化が進んで氷河期になったとしても、日本列島が厚い氷床に埋まるわけではありません。最終氷期(ヴュルム氷期)にはそりゃあ飛騨山脈や木曽山脈や、北海道の日高山脈には山岳氷河ができましたが、平野部まで氷床に埋まったわけではなく、気温低下も色々な推定がありますが6ー9度程度の低下か? これは西日本が東北地方北部~北海道並みの気温になることを意味しますが、ウメは寒冷に強く栽培が出来なくなるわけではありません。(ただし、北海道では無理かも?) 温暖化が進んで縄文海進が起こったときのように気温が2ー3度上昇しても、それ以上は上がらんでしょうから大丈夫ですね。地球は上手くできていて、熱帯や亜熱帯で真上から太陽放射を受けて地表に入力される熱エネルギーが過剰であっても、余った熱を大気圏外に逃がしたり、中緯度や高緯度に余った熱を輸送するシステムが組み込まれています。水の蒸発による潜熱輸送だとか、ハドレー循環・フェレル循環だとか、海流による風成循環など、熱帯の熱が次第に高緯度に運ばれていくから、灼熱地獄になるわけでもありません。結局、地球温暖化利権者どもが言うことはタメにする戯言であって、なにも心配することはないのであります。ま、少々は自然は変化するでしょうから、ヒトは自然の変化に合わせればいいのである。そうガタガタと騒ぐことではありません。


村上様邸の見事なしだれウメ
所在地は、兵庫県南あわじ市八木馬回219 ですが個人のお宅が好意で一般公開下さっているものですから、花見には節度と感謝の気持ちが必要です。見学は無料ですが、公衆トイレを設置したりと維持管理資金が要るので募金箱に善意を…。

巨大な 「しだれうめ」
↑ 樹齢60年だとか。巨大な打ち上げ花火のような見事さで、圧巻です。

まるで流れ落ちる花の滝のよう
↑ 仰角60度で見上げると、流れ落ちる “花の滝” みたいに見えます。

個花のアップ 濃色で美しい 
↑ 個花も濃色ピンクで、春の到来を讃える華やかさです。

花見宴の前に、花のシャワーという感じ
↑ お庭に “涼み台” が置かれていて、花見客が弁当を食べたり宴(うたげ)をしています。背景のしだれウメは花のシャワーですね。

花見客で賑わい、苗木やミカンを売る出店もある
↑ 花をこよなく愛する花見客で賑わっています。庭で洲本の平岡農園さんがウメの苗木や温州ミカンを販売されています。

母屋の高さ幅と同程度か?
↑ 裏山に少し登って村上様邸を眺めました。母屋の高さや幅と、しだれウメのそれがほぼ同じに見えます。樹齢60年のこのしだれウメの樹が齢を重ねて樹齢100年になったら、ウメの樹が母屋を埋め尽くして日蔭にしそうですね…。でも、伐るわけにはいかない…。樹齢100年になったら天然記念物です。それに指定されたら手が出せなくなりますよね。将来、たぶん困るのではないか?? 白川村みたいに、自分の家なのに勝手に増改築ができなくなるのと同じです。

何と、田んぼを1枚潰して駐車場にしている
↑ なんと、1枚の田んぼを潰して駐車場に提供されていました。他府県ナンバーの車がけっこう停まっていましたね。

駐車場の車のナンバー調査】 写真は花見に来たときのものです。1時間ほど滞在して帰るときに駐車場が一杯だったので、お花見客がどこから来たのか、車のナンバー調査を簡単にやりました。結果は表の通りですが、いかんせん標本数が少なすぎますね。1日を通して調査をすれば、観光入り込み数に関する社会科学の良い調査になったかもわかりません。簡単すぎる調査ではありますが、花見客が淡路島外からかなり見えていることが窺えますね。

なお、淡路島では車は神戸ナンバーでありますが、神戸ナンバーの車で花見に来た客が淡路島民とはかぎりません。兵庫県は神戸ナンバーと姫路ナンバーしかなく、阪神間と東播と丹波も神戸ナンバーです。したがいまして神戸ナンバーの車の中には島外からの車がかなり混じっているでしょう。おそらく半数か、半数以上は島外からの花見客でしょうかねえ? 1台1台、どこから、どういう情報を見て、ここへ来たのかヒアリングしたら良い調査になるでしょう。


駐車場の車のナンバー調査


地震だああぁぁ! 伊方原発は大丈夫か? (その2)
●14日未明の伊予灘でのM6.1の地震の影響の詳細が判明しました。四国電力の発表によると、四国電力管内での地震による停電は発生せず、設備の異常も確認されていないということであります。伊方原子力発電所において、地震の揺れで観測された振動加速度は次のように発表されました。
地震による伊方発電所の状況および当社供給管内の停電状況について(続報)

  伊方原発1号機 56ガル
  伊方原発2号機 55ガル
  伊方原発3号機 45ガル

●一応たいしたことはなかったと言えましょう。しかしながら、これは震源からの距離があったからであります。あくまでも、不幸中の幸いです。天が瀬戸内海沿岸地方を不幸に突き落とさないようにと味方してくれたと受け止めるべきであります。国土地理院の電子地形図を下に借用しましたが、赤丸でプロットした箇所が伊方原発および震央です。佐多岬半島の付け根にある赤丸が伊方原発です。大分県の国東半島の北東海上にある赤丸が震央です。震央とは震源の真上の地表の地点であります。岩盤の破壊が起こる震源は地下深くであって、この地震では震源の深さは80キロだと気象庁が発表しました。赤線で示した震央と伊方原発の距離は約45キロです。ゆえに、震源と伊方原発の距離は約92キロです。(つまり直角をはさむ2辺が80キロと45キロの三角形の斜辺が約92キロ) 今回の地震は震源が非常に深かったので、震度分布をみると震央近くも50キロ離れた所も共に震度5弱であったのが特徴でありましょう。もしこれが震源がごく浅かったならば震央付近では震度6弱や6強が出ていたハズですわね。今回ラッキーだったのは震源が非常に深かったことと、震央が伊方原発から45キロも離れていたこと、この2点ですわね。

●しかしながら、伊方原発は中央構造線のほぼ真上にあります。活断層の巣であります。ナマズの棲息密度が高い場所でありナマズの背に乗っているみたいなものです。調査すれば未発見の活断層も恐らくありましょう。もしここでM6~7の震源が浅い地震が発生すれば、恐ろしいことになるのは必定。もはや “想定外” は言いわけになりません。想定外を想定して対策を講ずるべきことをフクイチで学んだハズです。ま、フクイチだって実は想定内であった筈です。1896年の明治三陸地震での津波の最大遡上高は38.2mです。2011年の東北地方太平洋沖地震での最大津波遡上高は40.1mです。38.2mと40.1mは大して差がありませんよね。想定出来たハズです。1000年に1度の地震だから想定できなかったという言い訳は真っ赤なウソです。100年に1回やろが。過去の観測事例 (濃尾地震) からちゃんと想定するならば、内陸地殻内地震であってもM8.0まであり得ると想定するべきであります。伊方原発の直下でM8.0などとなれば瀬戸内地方は壊滅ですわね。

四国電力に協力的な、地震や活断層の研究者たちは大丈夫だと言っていますが、電力会社にカネを掴まされている可能性も考えなければなりませんね。東京電力でも東京大学に5億円の寄附講座を提供していたことが明るみに出ましたよね。東京大学といえばこの国トップの最高学府ではありますが、御用学者の巣窟として知られています。どんな偉い教授であってもカネのまえには転ぶものです。このようなカネで転ぶ教授や研究者たちの生態からいって、中央構造線上にあっても伊方原発は大丈夫だと主張する研究者達を額面通りに信用していいのか?? という疑問が払拭しきれませんわね。


国土地理院電子地形図から

四国電力HP 原子力情報>耐震安全性 によると、耐震安全性評価で設定している基準地震動が570ガルです。何という甘い基準か! 大甘基準に絶句です。海溝型地震はもちろん、内陸地殻内地震のM6~7で重力加速度の980ガルを凌駕する観測値が観測されていることを四国電力は知らないのでしょうかねえ? もちろん彼らは (原子力村の利権者ども) は百も承知のハズです。おそらく、耐震基準を考え得る最悪の揺れに対応した厳しいものとすると、安全対策コストが膨大なものとなり、コスト的に原発が割りに合わなくなるから、緩い基準でお茶を濁しているのであろうと思われますね。やっぱり原発はするべきじゃあないですね。瀬戸内海沿岸住民には人ごとではありません。 “原子力明るい未来のエネルギー” などという標語の横断看板が、(苦笑) フクイチ原発事故でゴーストタウンになった通りで、むなしく風に吹かれているようですけれども、我々の明るい未来を守るために伊方原発をとめましょう。時間の余裕のある瀬戸内海民は参加を → 伊方原発をとめる会 

2004年10月23日 新潟県中越地震 (M6.8)で、なんと1722ガルが観測された。
2004年 新潟県中越地震で1000ガルを越えた地点
気象庁HP 強震波形(平成16年(2004年)新潟県中越地震) から数字を拾いましたが、この観測数値を見れば伊方原発の570ガルの想定は甘いと言わざるをえないですわね。とくに注目するのは山古志村竹沢です。上下動の加速度が1059ガルです。これは重力加速度980ガルを越えています。地震による下から突き上げる衝撃で地表の物体が宙に浮き上がることを意味します。実際に、山古志村で巨大な岩が空中に浮いたという目撃証言がありましたよね。巨岩が宙を舞い、ボーリングの球のようにごろごろと飛び跳ねる、地獄のような恐ろしい光景だっただろうと思いますね。

●この新潟中越地震はマグニチュード6.8で、震央から数キロ~20キロで1000ガルを越えているのです。M6.8は内陸地殻内地震として特別に大きなものではなく、数年ごと、あるいは2~3年ごとに発生しています。危惧される南海地震など海溝型巨大地震も恐いものですが、内陸の直下型地震も極めて恐ろしいものです。伊方原発の沖合数キロには、中央構造線が東西走向で横たわり、たくさんの活断層群があります。その個個の活断層の地震発生周期だとか、地震の規模は過去の発生例が少ないのでハッキリわからないようですが、まともな地震学者はM7.8とかM8.0を想定しておくべきだと主張しています。新潟中越地震の観測実例から想像するならば、非常に恐ろしいものでありそうですわね。やはり、四国電力の570ガルという想定は甘すぎますね。


原子力でゴーストタウンになって、明るい未来かよ?



地震だああぁぁ! 伊方原発は大丈夫か?
地震だああぁぁ!!
●2014年3月14日午前2時半です。さっき地震がありました。よなべをして税務署に提出する申告書を書いていたのですが、まだ起きていたので地震の様子をつぶさに観察することができました。震度はわたくしの観察では2です。(地点は、兵庫県南あわじ市神代) 机の上の時計の秒針をみていたのですが20秒程度揺れましたね。すわ、南海地震か? と身構えたのですが、揺れ方で南海地震じゃないなと判断しました。東北地方太平洋沖地震もそうだったですけれども、海溝型の巨大地震になると、初期微動(P波)も、その後に来る本体の揺れ(主要動、S波)も区別がつかないほど初期微動が大きく、いきなり大揺れに見舞われますよね。しかも3分も5分も。さっきの地震は揺れる時間が海溝型巨大地震にしては短かすぎるから、どこか遠くで発生した大きな内陸地震かな? と思ったのですが、瀬戸内海西部の伊予灘が震央だったようです。最大震度は、愛媛県で震度5強だったようですが、伊方原発は大丈夫か? と危惧しますね。

気象庁HP 地震情報(各地の震度に関する情報) から震度分布図を借用します。

気象庁サイトから借用

気象庁の発表

追記
●伊方原発は現在停止しているというものの、再稼働が狙われています。再稼働しなくても万一の場合には使用済み燃料がやられることが予想できます。なぜならば、フクイチ原発がやられたのは津波じゃなかったからです。なんせ現場の作業員から証言が出ましたよね。津波が来る前に、配管が外れ亀裂が入り水が噴き出し事故に繋がったとの証言が出ました。それに原子炉だけでなく使用済み燃料プールからも爆発が起こりました。使用済み燃料プールも極めて危険な物であることが判明しました。政府や東電がいくら隠しても隠しきれないですわね。新潟の柏崎原発も地震の揺れであわや大惨事になる一歩手前でしたね。結局、原子炉そのものは堅固であっても、地震の激しい揺れで配管が裂けたり外れたりで原子炉の冷却が出来なくなり、深刻な事態になるということがハッキリしたのに、原発利権者どもは認めようとしません。原発業界は完全に腐敗しきった業界です。原発施設が震度6弱~6強で非常にヤバイ状況になることは疑いようがありませんわね。

伊方原発では、震度5弱だったと思われます
●このたびの伊予灘の地震では伊方原発あたりでは震度5弱だったようであります。震度5弱ならばなんとか大丈夫だったとは思いますが、もし震央が伊方原発の真下であったとしたら背筋が寒くなりますね。伊方原発が事故れば瀬戸内地方は壊滅です。住めなくなります。住めないからと言っても狭い日本、どこも過密で移住するところなどありません。本来ならば、福島県の原発被災者は国家の資金とフォローでどこか移住させて生活再建すべきであるハズなのに、高線量汚染地帯に縛り付けておこうと国がしているのは、日本は狭い国でしかも山が多く移住させる場所がないのも理由の一つでしょう。事故が起こった後まともな救済策すらとれないから、本来はこの国は原発に手を出すべきじゃなかったですね。地震大国日本では、どこでも震度6強がありえます。伊方が5弱で済んだのはラッキーだったと言うほかありません。恐いのは伊方原発は中央構造線の真上にありますよね。中央構造線というのはいつ地震が起こるかわからない活断層帯です。

四国電力HP 伊方原発所在地 から位置図を借用。

四国電力HPから借用

ランクルさんからイカナゴの釘煮をいただいた。
●本日は2014年3月12日であります。どうやら3月になってから今冬最強の寒波が日本列島の上空を東進したようであります。500hPa高度 (およそ5500m上空だが冬は低く夏は高く一定していない) での気温が、石川県の輪島上空で10日09時に-40.2度、茨城県の舘野上空で10日21時に-36.6度と、真冬でもなかなか見られない第一級の寒波でした。 旧富士山測候所で10日の晩に-30.1度 と-30度を僅かですが割り込みました。今年はもうダメなのかなと心配しておりましたのですが、3月になってから富士山でぎりぎり-30度を割ったのでひと安心です。富士山で-30度を割らないというのは非常にマズい材料です。富士山山頂での過去最低気温の記録は-38.0度ですが、毎年冬には-30度を割るのが常で、割らないようであれば、それは一旦はおとなしくなった地球温暖化利権者どもが再び勢いづく材料にされる危惧があったからです。問題は、地球温暖化のヨタ話は政治が仕掛けた謀略であって、狙うところは端的に申してカネの略奪です。日本でも地球温暖化の政策で投じられた国家予算は毎年2~3兆円にものぼります。(ただしどこまで地球温暖化対策予算と看做すかで額は変わる) その膨大な税金に研究者も強欲メーカーも悪徳商売人も群がったということであります。ウソと不誠実で真っ黒い原発業界も原発推進のために地球温暖化を利用しました。この欺瞞におおくの庶民もすでに気付いていますが、結局、われわれ国民大衆がごく一部の地球温暖化利権者どもにていよくカネ (税金) を召し上げられているのです。これでもまだ気付かない者もいますが騙され易い人なのでしょう。

●さて、今冬で一番の上空の寒波が足早に去りましたので、今後は一雨ごとに暖かくなりましょう。(正確には一雨まえごとにです、“低気圧の接近時” = “高気圧の後面” で南風が吹き込み昇温するから) すでに瀬戸内海には確実に春はやってきています。先月の2月28日にイカナゴの新子漁が解禁となりましたが、さっそくに新子の佃煮 (イカナゴの釘煮) を頂きました。瀬戸内海でイカナゴの稚魚が獲られ、その佃煮を作る鍋から醤油やミリンを煮詰める甘い香りが漂ってくれば、瀬戸内の春の訪れでありますね。早咲きのサクラも満開になりました。

ランクルさんからイカナゴの釘煮をいただいた。
このイカナゴの釘煮はランクルさんから頂いたものですが、有難うございました。ランクルさんの美人の奥様が大の磯ファンだそうで、アサリ掘りからワカメ採りやヒジキの採取などに余念がないそうです。併せてヒジキも頂いたわけですが3袋もいただきました。まさか、ヒジキの乾燥加工も奥様ご自分でされたのでしょうか?? もしそうならば筋金入りの磯ファンですね。ヒジキは磯で採取した後、浜で大釜で煮ます。朝から晩まで7~8時間も煮ます。燃料にガスなど使うとカネがかかるので、海岸にいくらでも打ち上がっている流木を薪にしてくべますね。ひがな一日煮てヒジキが柔らかくなったら広げて乾燥させます。良品を作るにはさっと乾燥させる必要があるから天気を見てからヒジキの採取です。べつに難しい作業ではないのですけれどもヒジキは加工が大変なので、釣り人も磯ファンもワカメならば採ることはあっても、ヒジキには誰も手を出さないですわね。わたくし山のキノコも大の磯ファンであり山菜ファンですが、ヒジキだけは手を出さないですね。磯の岩にいくらでもヒジキが生育していますが…。ヒジキの煮ものは美味いしカルシウムなどミネラル満点ですが、ヒジキにだけは手を出すと後でひどい目にあいますね。手間を考えたらヒジキは市販品を買う方が安いですわね。
頂き物の「イカナゴの釘煮」
ヒジキも頂いた

●さて、イカナゴの釘煮は瀬戸内に春を告げる風物詩でありますが、これは瀬戸内海東部のハナシであります。瀬戸内海といっても意外に東西に長く、瀬戸内海最東部の大阪天保山から瀬戸内海最西部の山口県下関港まで、なんと直線距離で東西422キロもあります。ちなみに大阪駅から東京駅まで直線距離で404キロでありあす。(東海道新幹線東京駅~新大阪駅間は515.4キロ) このように、大阪~東京間の距離に匹敵する東西長の瀬戸内海なので、沿岸の府県も11府県にも及びます。それだけの広域になれば、瀬戸内地方といっても一枚岩じゃあなくて、東と西では繋がりも交流も希薄でありますね。たとえば、瀬戸内海沿岸の県といっても兵庫県と大分県では遠く離れていて繋がりなどほとんどないですね。で、同じ瀬戸内地方であっても土地ごとに食文化も食習慣も独自の発展を遂げ相違があり、イカナゴの釘煮を喜ぶのは、わが淡路島と本土側の阪神間と明石市~姫路あたりですわね。その他の場所ではあまり釘煮など喜ばないようであります。たとえば、はや大阪の人らは釘煮など食べないし阿波でも食べない。ようするにイカナゴの釘煮は瀬戸内に春を告げる季節食品ではあるが、極めてローカル色が強いのであります。

●なぜ淡路島と本土の阪神・東播で釘煮をよろこぶのか? 恐らく淡路島西の 「鹿の瀬」 と、淡路島東の 「沖の瀬」 が底質が砂から成る浅瀬でイカナゴの格好の生息地・産卵場であり春先にイカナゴがたくさん獲れて、市場にたくさん出回るためではないか? たくさん出回れば消費するために料理法が考案工夫され、工夫されたその新案料理が民のかまどに普及したのではないか。

温暖化ではなく、水清ければ魚棲まず
●さて、地球温暖化のヨタ話が燎原(りょうげん)の火のごとく燃え盛って猖獗(しょうけつ)を極めていた数年前には、政府の手下になってタチの悪いマスゴミの報道では、自然界に何かすこし異変があればなんでもかんでも地球温暖化のせいにする報道姿勢でした。マスゴミは事実関係とか科学的な検証などまったく考慮せず、短絡的に、反射的に、“異変 = 地球温暖化の影響” の図式で低劣な報道をやっていました。近年は瀬戸内海で漁獲高が激減しているのは周知のことですが、以前はマスゴミどもは漁獲高激減は地球温暖化のせい “だろう” と憶測の低質な報道に余念がありませんでした。国家の広報係を演じていたのがマスゴミですが、いまは少し地球温暖化報道は自粛しているようです。(原発では原発推進の政府の広報をやっていますね。特にNHKや読売や日経は) しかしながら、瀬戸内海で漁獲が激減している理由は水産関係の研究者たちは地球温暖化などほとんど言っていませんね。研究者達が異口同音に言っているのは、瀬戸内海の水質を良くしすぎたため、海水中のリンや窒素が過剰な豊栄養化していた状態から、栄養塩類の不足する貧栄養化の状態に遷移して、プランクトンや小魚など低次の栄養段階の生産力が落ちたことを第一に挙げています。たとえば 『漁業生産の維持を目指した栄養塩管理の取り組み』(36ー37頁) ようするに、水清ければ魚棲まずです。あれこれと渉猟したら昔の諺言を裏づける報告や論文が沢山ありますわね。イカナゴ漁の不振では、海底の海砂採取とイカナゴ漁不振との相関関係が強く指摘されていますね。

物事の本質を見失わさせ、誤った政策を推進させ、そして限りある公的資金をムダに費消させたという意味から、地球温暖化のヨタ話が社会に与えた傷跡はあまりにも大きいです。そろそろこのヨタ話を厳しく総括すべきであります。


磯の岩に付着するヒジキ
ヒジキ

ランクルさんから頂いたコメント
そない褒められたら図に乗りますよ。それでなくてもこれからモズクやアサリ、山に行ってはタラの芽、ワラビとどうしようもないオバはんです。いかなごのくぎ煮は十年以上も前にネットで炊き方を書いたのをプリントして近所の人たちに沢山配りました。それが基本になっているようです。

イカナゴ 1kg 捕り初めと最盛期では価格は変わりますが、毎年300円~200円の間でしょう。大きさは捕れるところによってと時期に寄り大きさが違います。4~5cm位の大きさが食べるのにも炊くのにもいいらしい。何といっても鮮度です。うちがいつも買っているのは水産会社が釜揚げするのに瀬戸内の各地から沖で買い付けたものを荷揚げと同時にバケツを持って買いに行くので、炊く要領さえまちがわなければバカでも炊けます。アッ 聞こえたら明日は顔がアザだらけになるかも(^o^)

材料は濃口醤油とキザラ、酒、みりん、生姜で大きな鍋で一回に2キロずつ炊いています。コツはどんなことがあっても絶対にかき混ぜたり触ったりしないことらしいです。毎年8キロから10キロぐらい炊いていますが、手元に残るのは2キロ分ぐらいでしょうか。まあ釘煮やヒジキを加工しているといきいきしていますが、嫁ぎ先を間違えたのでしょうが、老婆となったいまさらねえ。

山のキノコの返信
>それでなくてもこれからモズクやアサリ、山に行ってはタラの芽、ワラビとどうしようもないオバはんです。

いやいや、素晴らしいですね。とても素敵な奥様です。美人ですし。自然に親しみ、野山や磯の天然食材を活用して食事の材料費を倹約する精神は、まさに家庭の主婦の鑑ですね。瀬戸内の良妻賢母のお手本ですね。

ところで、このあいだマルナカに行って販売されている野菜がどこの産地のものか調査しました。すると、フクイチ原発から200キロ以内の県で生産された野菜があるわあるわで、ビックリです。○○県産のネギ、××県産のキャベツ、△△県産のゴボウ、◇◇県産のコンニャク、……、政府が意図的に危険性を過小評価していますが、放射能汚染が強く推認される土地で栽培した野菜がたくさん陳列されていました。何でや? と大いに疑問です。マルナカは四国資本のスーパーの筈です。本社は香川県高松でしたか? 四国は田舎の農村であって野菜が沢山あって京阪神に大量に出荷しているハズなのに、なんで、わざわざ700キロも800キロも離れた遠くの野菜を仕入れるのか? 遠い所からの仕入れは輸送費が加算して高くなるし、トラック輸送で二酸化炭素を撒き散らすのに、変です。お客様のためにとか環境のためになど言っていますが矛盾です。マルナカは顧客の健康を守るハラなどないし、環境を言うのならば地産地消の精神で四国エリア内で野菜を仕入れるべきです。トラック長距離輸送で吐き出す二酸化炭素を削減すべきなんです。あまりにもウソ八百であり欺瞞でありインチキなんです。

(なお、地球温暖化の主たる要因としての二酸化炭素説は政治的な歪曲ですが、二酸化炭素排出は経済活動の活発さの指標とみなせます。過度な浪費経済によって資源が食いつぶされ、まだ使える物を頻繁なモデルチェンジで陳腐化させ廃棄させ、不要不急の工業製品が野放図に生産されるムダを戒めるためには、二酸化炭素削減は大きな意義があるところです。)

背景に、政治的な思惑や圧力を感じるところです。西日本の農産物を関東地方に輸送し、関東・東北南部の農産物を西日本に輸送しているようですね。多分政治が一枚も二枚も噛んでいるハズです。狙いは恐らく、食品からの放射性物質摂取量を全国均一にして、西日本での疾病率を上昇させ、東北南部・関東での疾病率の高さを目立たなくする、ことを狙っているのでしょう。その目的はやがて低線量の晩発性放射線障害が一斉にでてきても、フクイチ原発原因を誤魔化すためです。また政府の被害者にたいする補償の回避です。あるいは米国のガン保険会社(アフラックなど)が日本全国で大いに商売ができるようにと考えているのかもしれません。

たぶん、ランクルさんの奥様は良妻賢母だから、そういうことまで視野に入れて店で買う野菜は危ない、で、磯や山で天然食材を調達してご自分や家族の健康を護ろうとしているのであろうと想像しています。やはり、素晴らしい奥様です。ランクルさんも奥様の薫陶をうけて次第に自然志向派になってきましたよね。

ところで、奥様はワカメの茎の佃煮や岩のりのつくだ煮は作らないのでしょうか? 淡路島の三大佃煮はイカナゴの釘煮ワカメの茎の佃煮岩のりの佃煮ですよね。楽しみにしていますね。

ランクルさんから頂いたコメント(その2)
>美人です

それだけはいわんといて下さい。いやみになります(^o^)

>ワカメの茎の佃煮 ・ 岩のりの佃煮

ワカメの芯は炊きます。またメカブも刻んでサッと湯をしてポン酢、生姜をおろして食べます。

岩のりは淡路の磯では付いている所にもよりますが、砂がおおくて手間が掛かるので悪評です。養殖のロープを張ったところに着くのりならいいのでしょうが。私は毎日曜日に「遠くへ行きたい」の番組を見るのが好きです。最近だったと思うけれど、日本海の岩海苔はきれいな石の上に生えていて、潮が干いて乾燥したところを毛布を剥がすようにして収穫していました。砂岩や砂がいっぱいの磯ではちょっと無理かもしれません。岩海苔といったって本当に岩に付いたのかロープに付いたものを岩海苔といっているのかも今の時代は疑わしいです。

東北復興には異論はないけれど、放射能を沢山含んだものは応援して食べようというのとは違いますよね。

山のキノコの返信(その2)

>岩のりは淡路の磯では付いている所にもよりますが、砂がおおくて手間が掛かるので悪評です

確かに、そうですね。砂が多いですね。播磨灘側でも紀伊水道側でも、そもそも海岸に砂浜が多いです。それどころか阿万の吹上浜の西部分はまぎれもなく砂丘です。鳥取砂丘などに比べると規模ははるかに小さいですが、砂丘ができるぐらいだから、岩のりに砂まみれですね。大量の水で10回ぐらい洗わないと砂が除けません。

そんな中で、砂が少ないのは鳴門海峡に面した門岬や、上灘~由良にかけての海岸あたりですね。潮流が早いので砂が流れ飛ばされて、岩が累々としているためだろうと思います。もう3月になったから時季外れです。岩のりが美味いのは厳寒の1~2月ですよね。また来年です。観光土産物店で売っている岩のりの佃煮は、おそらくロープで養殖した海苔ですわね。いまどき天然岩のりの佃煮なんて売られているハズがないです。厳密なことをいえばインチキです。偽装です。本物は自分で採取するしかないですね。



ヤシャブシとヒメヤシャブシの見分け方
●本日は2014年3月7日であります。今年の瀬戸内地方は例年になく厳しい寒さで、また強い寒の戻りであります。昨日は瀬戸内地方にも中国山地を乗り越えて降雪雲が流れ込んできました。あるいは瀬戸内海上空で雲が湧いたのかもしれません。終日、どんよりと重苦しい降雪雲が雪華を落としていました。昨日の最高気温は旧洲本測候所で6.3度、アメダス南淡で7.0度、アメダス郡家で6.8度と気温が上がりませんでした。日差しもなく3月としては大変寒い1日でありました。ある気象学の書物を読んでいたら日本の気候区について書き述べた章に、「瀬戸内式気候は冬が温暖で…」 などとアホウなことを書いています。温暖なことなどあるもんか! わが淡路島南部のアメダス南淡では最低気温が連日氷点下です。瀬戸内気候が必ずしも温暖ではない証拠の表を作成しました。“冬日” とは気象庁の定義では “一日の最低気温が摂氏0℃未満になる日” であります。

各地の冬日出現日数

●上の表は気象庁の観測データから吾輩が勝手に作成しましたが、今冬はまだ終わってないので3月6日までのデータで作りました。これは何ら難しい表ではなく、日最低気温が零度を割った日数を調べたもので、当たり前のことですが寒い地方ほど日数が増えます。また、同じ程度の緯度の地点では海岸部で少なく内陸部で増える傾向が鮮明です。

●札幌は日本一の寒冷地の中心都市ですが、さすがに92日と横綱級です。本州の中央高地にある長野も92日と札幌に必死で食いついているのが注目できます。しかし3月4月で札幌に振り切られるハズです。
太平洋ベルト地帯にあるメガロポリスの東京・名古屋市・大阪・静岡・広島・福岡の冬日の少なさが目立ちます。都市温暖化の賜物でありましょう。その中で名古屋だけ24日とちょっと多いですが、名古屋は観測所がやや郊外にあることが理由ではないか? 

淡路南淡が38日と、鳥取の24日をはるかに凌駕しているだけでなく、北陸地方北部の新潟の36日を上回っているのには驚かされますね。これは今年の西日本が非常に寒かった半面、北日本ではやや暖冬気味であったことが作用しているのだと思いますね。それと新潟は日本海に面した港町で常に日本海から風が吹くので気温が下がりづらいことが関係しているのでしょう。新潟県も内陸の盆地や山間部ではとても36日などでは済みませんね。結局、沖縄と小笠原は別格の温暖パラダイスですが、日本本土で比較的温暖だといえるのは九州と東京以西の大都市周辺ですわね。瀬戸内地方が温暖だなどと気象学の書物に書いてあるのは明らかに誤謬であります。

●それに全国各地の家の中の室温は明らかに北高南低です。株式会社ウェザーニューズさんがウェザーリポートに登録している全国各地の何千人もの人々を対象に大規模なアンケートを以前にやっていましたが、「あなたの家の室温は何度ですか?」というのを全国集計をやったんです。その結果、明確に北高南低が浮かび上がりましたよね。寒冷地の北日本では高気密高断熱の家屋で窓は二重玄関には玄関フードFF式の強力なストーブをガンガン焚いて家の中を暖かくする反面、南の地方に行くほど家屋は隙間風が入り壁に断熱材などなく窓は一重ストーブは可搬式のちゃちなものしかなく部屋の中は寒いですね。吾輩山のキノコの自宅は雑想庵を名乗るぐらいだから障子もふすまも破れています。隙間風が入りほうだいで小さな火鉢では寒いです。室温は冬の間、8度ー15度の範囲です。平均12程度。この室温は家の中をシッカリと暖かくする北日本ではあり得ないのではないか? ま、外気温が例年より低いだけでなく室温も低いので、余計に寒いということなのであります。

願わくば、もっともっと温暖化してほしいところです。温暖化は本当に憂うべき危機なのか?? わたしは温暖化パラダイスだと思いますね。困るのは商売できなくなるスキー場ぐらいじゃねえのか?

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オオバヤシャブシの花の観察の続き(前エントリーの続き)】
オオバヤシャブシの尾状雄花序と雌花序
↑ オオバヤシャブシの花。雄花(尾状花序)はふさふさとした尻尾のようなものです。4個写っています。雌花(穂状花序)は枝の先端の小さな楕円形のものです。雌花は雄花の上に(枝先に)できます。
雌花序と葉芽
↑ 枝の先端部分を接写しました。芽が2個ありますが、右側のものは雌花です。左側のものは葉芽で、これが生長展開して新しい枝と葉が出来ます。葉が展開するのは花が咲いてから後です。
球果は短い枝の先に1個つく
↑ オオバヤシャブシの果実(球果)は、1センチか2センチ程度の短い枝の先に1個つきます。写真に写っている黒っぽい丸いものが果実(去年の果実の残骸)ですが、上を向いて成ります。垂れ下がることは決してありません。

ヒメヤシャブシの観察もしましょう
ヒメヤシャブシの雄花序は長細い
↑ ヒメヤシャブシは、オオバヤシャブシと比べると雄花はかなり長細いです。写真には2個写っています。うち1個は上部半分だけしかもピンボケしています。写真の物はまだ若いので立ち上がっていますが、やがて長く垂れさがります。
球果は枝先に2-5個ついて垂れさがる
↑ ヒメヤシャブシの球果はオオバヤシャブシのそれと比べると大きさが一回り小さいです。ふつうは、枝先に2-5個の球果が写真のように垂れさがります。けっして上を向いて立ち上がることはないです。今は冬枯れていて葉が観察できませんので、波田先生のサイトから 「ヒメヤシャブシ」 波田先生のサイトから 「ヤシャブシ」 を閲覧させていただきましょう。葉の印象はかなり異なっていて、波田先生が書いていますが、ヒメヤシャブシの葉はシデ類に酷似しています。鶴峰山の500m前後でよく見られるクマシデやアカシデの葉にそっくりです。淡路島南部の南あわじ市では99%がオオバヤシャブシで、ヒメヤシャブシは非常に少ないです。写真は3月6日に南辺寺山で撮ったのですが、南辺寺山(なんべっさん、なんべじやま、273m)山頂付近でヒメヤシャブシが見られます。

両種の球果の大きさ比較
↓ 左側の2本はオオバヤシャブシです。写真の果実を定規で測ると、長径25-32ミリの範囲にあります。右側の2本はヒメヤシャブシですが、果実は13-15ミリの範囲にあります。ヒメヤシャブシは姫ヤシャブシの意味で、“姫 = 小さい” ことを表わすのであろうと思われますが、果実や花穂が小振りであることを指すのでありましょう。
左の2本はオオバヤシャブシ、右の2本はヒメヤシャブシ

オオバヤシャブシの種子の観察
↓ 昨年秋のオオバヤシャブシの果実の残骸から種子が採取できましたので観察します。種子の長さはほぼ4ミリでありますが3.5-4.5ミリの範囲にあります。種子の周りに膜状の翼がありますが、種子の周囲全体につくのではなく、偏って翼がありますね。カエデ類やアキニレと同じく風散布で種子をまき散らすようであります。
オオバヤシャブシの種子

以上で、今回の観察を終わります。根を掘って根粒を確認しようとしたのですが、あまりにも寒いので止めた。本当に、もっと温暖化してほしいものです。



アメダス南淡で、またもや最低気温の記録更新!
わがアメダス南淡で、3月としての最低気温記録更新!
●本日は2014年3月4日であります。ついこの間の1月に、アメダス南淡で観測史上の最低気温の記録更新が出たばかりであります。-3.9度 → -4.3度へと更新しました。瀬戸内海の島としては異例の寒さであったので神戸新聞淡路版にデカデカと報道されたのは記憶に新しいところです。そして、またもや本日、3月としての最低気温の新記録が観測されました。ただし、観測統計期間は2004年からで、まだ10年です。現今の平年値というのは1981年~2010年の30年間の平均値でありますから、10年では平年値すら計算できません。実は、アメダス南淡は福良水源地の近くにあったものを、2004年に国立淡路青年の家の入り口駐車場付近に移転しています。5キロほど離れている上に観測所の周辺環境も大きく異なります。移転せざるを得ない諸般の事情があるみたいですけれども、気象観測所を移転すると移転の前後で観測データの連続性が失われてしまいます。気象庁は全国各地のアメダスだけでなく気象官署でさえしばしば移転してしまいます。気象観測データを軽んじているとしか言いようがありません。地球温暖化のハナシが信用できないのは、このような観測所の移転であるとか、観測所周辺の環境変化が気温の上昇に寄与していることが払拭しきれない “疑惑” が濃厚に存在することも理由のひとつです。要するに、地球温暖化といっても100年に0.7度の僅かな気温上昇を問題にしているわけです。その僅かな気温変化の計算の土台になる気温観測がいい加減過ぎるんですよね。

●つまり、100年間で地球の気温の上昇がいくらであるとか言うには、各気象観測所での観測が、100年間まったく同じ場所で、100年間周辺の環境が全く変わらず、100年間全く同じ観測機器・観測方法・観測統計の取り方で行われたデータセットに基づいて地球の平均気温を計算しなけりゃ信用ならんのです。喩えていうならば、オリンピックで100m走を競争するとき、世界記録が次々に更新されましたが、競技場のトラックの床面の素材が改良され走りやすくなり、選手が履いているシューズが軽くて弾力があり記録が出やすいように改良され、身に着けるウェアーにしても空気抵抗が少なくなる素材が開発された面が大きく貢献している筈です。そういう観点からは、人間の走る能力の向上は記録更新の半分程度に割り引いて受け止めるべきでしょう。もう一つ例を挙げれば、棒高跳びという競技があります。使用される棒の素材は何でもよく、木製 → 竹 → スチール → ガラス繊維強化プラスティック → 炭素繊維強化プラスティックとポールの素材が変遷しています。棒高跳びの選手が手に持つポールの素材が変われば記録も変わるわけで、スチールの棒で飛んだ5mの記録と、弾力や反発力の富んだ炭素繊維強化プラスティックの棒で飛んだ5mの記録とを同列にできないのは当たり前です。

気温の観測だって似たところがあって、100年まえにはその観測所の周囲が田園地帯であったものが、田畑が潰され家が建ち、やがてビルが建って都市化していったならば、たとえバックグラウンドの地球の気温が変わらなくても、その観測所で観測された気温は上昇していくわけですし、仮に都市化に因る気温上昇分の補正がなされたとしても、その場所が都市化しなかった場合の気温の変化がどうであったかの真の値は存在しない以上、その補正が過不足なく正しいのかどうかは検証しようがありませんよね。したがって100年前と現在とを比べて何度気温が上がっているから地球温暖化だと厳密には言いきれないハズです。そもそも100年あるいは100年以上も気温が継続的に観測されている観測所は、ほとんどが先進国の都会にあるのが実情です。 つまり20世紀における都市の大膨張による気温上昇を色濃く反映していて、それは人口数万~数十万のオーダーの地方都市でも起こっていることであって、ある観測所での100年前の気温と現在の気温を、地球温暖化の観点から単純に比較出来ないのは当然です。それは100メートル走や棒高跳びの記録の急伸と似ているわけです。 ま、それ以前のハナシとして、かのクライメート事件でイカサマをやっていることが明るみになっていますよね。その時点で、もはやIPCCをはじめ “地球温暖化利権者 = 金盗り亡者ども” の言うことは信用ならんのですわ。


3月の1位の値 日最低気温の低い方から1位を更新
3月4日に更新した地点 気象庁HP 「観測史上1位の値 更新状況」 から借用。
アメダス南淡で3月の最低気温の記録更新

●もちろん、アメダス南淡は観測期間はまだ僅か10年でありますから、とりたてて特筆するべきことではありません。しかし、これから注目のアメダスになるであろうと思われます。おそらく毎年毎年、最低気温が更新されていくハズです。気象庁の 「観測史上1位の値 更新状況」 のページの常連観測所となるでしょう…。なぜならば地球の平均気温は1998年をピークにしてそれ以降は気温上昇が止まっています。しかもまともな気象研究者たちは寒冷化を言い始めました。さすれば、まだ10年しか観測していないということは、気温が高い水準から観測をスタートしたことを意味しますね。アメダス南淡では今後最低気温の記録が次々に更新される公算が大なりと見ます。

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島の春を讃える花2種
●アメダス南淡で最低気温の記録を更新したことから窺えますが、淡路島南部では近年になく寒い冬でありました。しかしながら、明け方は氷点下3度近くという異例の冷え込みでしたが、確実に春が来ています。島の春を讃える花を2種、本日写真を撮ってまいりました。お花見をしませう。

オオバヤシャブシという樹木の花が咲いています。この樹木は生長が早く、山崩れで表土が流れ去った跡とか、宅地造成で山を削った跡で放置されている所とか、山裾の道路の法面とか、そのような肥料分も腐葉土もなくヤセた土地を好んで生えてきます。空中窒素を固定する根粒菌と共生していると言われていて、ヤセ地を肥沃な土地に変えていく能力のある肥料木とされていますね。また、シイタケの原木にするとシイタケが沢山発生するという林業試験場の研究があります。で、吾輩もこの木にシイタケの種駒を打ちこんでシイタケを作ってみたことがありますが、確かにシイタケの発生は多いです。ただし、樹皮が剥がれやすいという大きな欠点があり扱いは難しいです。淡路島にはオオバヤシャブシの親戚の樹木でヒメヤシャブシも分布しています。しかし本家のヤシャブシは自生していません。

オオバヤシャブシの樹

●写真では冬枯れの木に緑色の虫が沢山ついているように見えますが、これは花粉を出す雄花です。尾状花序と呼ばれて、尻尾のような形状をしていますが、小さな個花の大集団です。枝を揺すぶると花粉が湯気のように出てきます。これも花粉症の原因になる樹木で、いま鶴峰山のスギ林からは大量の花粉が飛び散っているようでして、花粉症のお方には大変な季節になりましたね。ご同情申し上げます。 写真で見えている黒い物は、昨年の果実 (球果) の残骸で、落ちずに残りカラカラに乾燥しています。今年の雌花 (穂状花序) は枝先に1個づつ付くのですが、まだ小さくて目立たないです。

オオバヤシャブシの花

早咲きのサクラが本日3月4日の時点で既に3分咲きか4分咲きになっています。このサクラの品種名は不明ですが、ソメイヨシノと比べると観賞価値が高いです。いつも思うんですが、ソメイヨシノはあまり観賞価値は高くないです。それほど綺麗なサクラではないです。ソメイヨシノは全て1本の原木から穂木を取って接ぎ木で増やしたクローンで、遺伝的なものが同一であり、サクラ前線の北上を観測する指標品種になっています。しかしあまり綺麗なサクラではないです。この写真のものは実物は非常に綺麗なサクラで、あまり綺麗でもないソメイヨシノがやたらに話題になるのは奇妙といえば奇妙です。世の中、本当に価値のあるものが必ずしも評価されない傾向があるようです。
早生のサクラが3分咲き

早生のサクラの花のアップ




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