雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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寒いニュースは報道されない。
●日が替わって、2013年11月30日となりました。昨日は大変寒い1日で、わたくし山のキノコは、午後2時頃に南あわじ市賀集生子で白い物を確認しました。中国山地の低い所を通って降雪雲が断続的に流れていましたが、あるいは瀬戸内海上で雲が湧き立った面もあるかもしれませんが、時雨がザァーっと来ました。驟雨性の時雨の中に白い物がひらひらと舞い混じっていました。初雪です。気象庁は全国の測候所を、北海道の帯広測候所と奄美大島の名瀬測候所の2か所を除いて、無人の特別地域気象観測所に格下げしています。もちろん我が淡路島の洲本測候所も無人観測所になっています。で、人が目で見て観測する「初雪」という気象現象が淡路島で正式に観測されることは最早ありません。何十年と積み重ねられた視認による気象現象や生物季節の観測が途絶えたのは、まことに残念です。昨日に白い物を見たといっても、正式な初雪の記録ではなく、ただ民間人が白い物を見たというにすぎません。

白い物を見た午後2時の現場の気温は全く不明ですが、同時刻の洲本特別地域気象観測所での気温が7.4度、アメダス南淡で9.5度でありました。ので高温時降雪であろうかと思いますが、洲本の湿度が65%、徳島で38%、高松で43%、神戸で40%、姫路で40%、など瀬戸内海沿岸地方は非常に乾燥しています。比べると洲本が比較的に湿度が高いのは鬱蒼とした原生林のなかに観測所があるためだろうと思います。この低湿度であるならば5度以上の高温時でも白い物がまじる可能性が大いにあるということでしょう。

●気象庁のHPから、アメダス:近畿地方 を借用させていただきます。(注:時間が経つと古い図は閲覧できません)

2013年11月29日午前6時の近畿地方気温分布

●わが近畿地方は11月29日の朝は、身ぶるいするほど冷えました。近畿地方には、気温を観測する気象庁観測所は79か所ありますが、(福井県嶺南地方の3か所を含む) なんと43か所(54.4%)で日最低気温がマイナスです。これは真冬の気温です。近畿地方で一番寒かったのは滋賀県の信楽の-4.4度でありました。2位は京都府の園部で-3.9度です。一方、一番最低気温が高かったのは潮岬で6.5度でした。2位は淡路島と本土との間の和歌山県の友ヶ島で6.2度です。淡路島島内では洲本が3.2度、アメダス南淡が5.2度、アメダス郡家が4.5度でした。やはり沿海地は冷えづらいと言えそうです。

●次に、同じく気象庁のHPの 観測史上1位の値 更新状況(11月29日観測分) (注:時間が経つと古いリストは閲覧できません)から、11月における日最低気温の低い記録を更新した地点のリストを借用します。なんと36地点もありますが、タイ記録を除外し、観測統計期間が30年以上あるものに絞って引用します。それでも19地点もあります。ほとんどがアメダス観測所ですが、三重県の四日市だけは旧測候所です。 ↓ 11月29日に、11月の最低気温の低い記録更新
11月29日に、11月の最低気温記録を更新した地点

●ここ3~4年前から、冬期の最低気温の低い記録更新が続出しているのですが、何故かマスコミはほとんど報道しません。マスコミは、暑い方の記録は積極的にうるさいぐらい報道するのですが、寒い記録は全く報道しないのは極めて恣意的な印象がします。マスコミは寒いニュースを報道すると、何か具合が悪いことでもあるのだろうか?? 日本は四季の変化が明瞭で、季節の歳時記や花鳥風月は記事の材料になるのに、寒いの暑いの半分だけでは記事が半分になりましょう。暑いのだけでは勿体ないです。

淡路島南部では、ようやく紅葉が始まりましたが、このところの急激な気温低下・霜月寒波で8月16日に苗を定植したサツマイモが寒害の危険が高まったので、昨日夕方にうろたえて収穫した。期待した収量に届かず、敗北宣言の記事をアップせざるを得ないです。


【追記】 あまりにも季節外れの寒さであるので、上空の寒気の侵入具合を調べてみましたところ、奄美大島の名瀬測候所の上空500hPa高度での、11月の09時の気温としては1957年の観測以来56年間での最低記録を観測していますね。凄いですね。 観測史上1~10位の値(11月としての値) なお、鹿児島でも従来の記録の-25.2度を破って-26.5度を記録して56年間での11月の最低記録を示顕しています。非常に強い上空の寒波が亜熱帯域寸前まで南下したと言えそうです。

(注)1日経過しないと、リンク先の統計順位に-22.9度という数字が出てきませんが、高層天気図 で確認できます。
(追記)さきほど30日午後2時ごろ、高層天気図が新しい図と入れ替えられたと同時に、統計順位に-22.9度が出てきました。

1位 -22.9度  2013年11月29日
2位 -21.2度  1959年11月29日
3位 -20.5度  1988年11月29日
4位 -19.0度  1995年11月25日
5位 -18.8度  2013年11月20日


【追補】↓ 11月30日に、11月の最低気温の低い記録更新
2013年11月30日に、11月の最低気温の低い記録を更新した観測所

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ファシズムの足音が聞こえている…。
●それにしても、まさかというような事態が進行中であります。タカ派自民党議員の戦前回帰・大日本帝国主義志向には心底から寒気がしてきます。自分の周囲の人々と話をしてみると、何が進行しているのか全然気付いていない人がいるけれども、この国には今ファシズムの波がひたひたと押し寄せています。軍靴の足音も確実に忍び寄っています。もうこの潮の流れは押しとどめることは無理なのでは? 「特定秘密保護法」は99%の確実さで可決するでしょうが、可決の日がこの国の「言論の自由が終焉する悪夢の記念日」となりましょう。

いよいよ最後の土壇場になって、新聞社に所属する有名なジャーナリストたちが特定秘密保護法案に反対の声を挙げています。おそらくアリバイ作りなのでしょう。「わしらも反対したよ」と言いわけ出来るようにしているのです。法案の採決が秒読みの段階になってからの反対など、ハッキリ言って猿芝居です。例えば、フリーのネット・ジャーナリストの岩上安身氏などは2年前からこの法案の危険性を訴え続けていました。早くから問題視していたジャーナリストこそ本物です。

ま、そうはいうものの、新聞がここにきて見事に2つに割れたという印象がします。図書館で1週間分の各新聞報道をチェックしてみたところ、日本経済新聞・読売新聞・産経新聞はタチの悪いゴミ新聞であり、政府のチョーチン持ちの広報紙です。朝日新聞・毎日新聞にはまだ多少は良心が残っていたという感じです。地方新聞はだいぶんまし。特筆すべきは赤旗の素晴らしさ。赤旗は日本共産党の機関誌であって、通常は日刊新聞の範疇には入れられませんが、形式的には新聞の体裁をとっていて、その意味では素晴らしい新聞です。連日、特定秘密保護法を廃案に持ち込むべくキャンペーンを張っています。


●さて、政府の広報機関であり、事実上の国営放送であるところのNHKでさえ、ウェブ版のニュースとして 秘密法案に国連人権事務所懸念 なるニュースを報道しています。毎日新聞のウェブ版も 秘密保護法案:国連人権理の特別報告者 日本に懸念表明 と伝えています。その毎日新聞ウェブ版が 国家秘密:妥当性チェック 権限強力な監察機関で という記事で、宗主国の米国からも特定秘密保護法案への懸念の声が上がっていることを伝えています。海外の視線は厳しく、日本はどうなっているのか? あの国は大丈夫なのか? と懸念が上がっている中、親日的な国ばかり外遊して海外の目を気にする阿部首相が採決強行するのだろうか? という声も挙がっていますが、するでしょうね。この国はもはや北朝鮮並の言論の自由のない国へと堕ちていくのでしょう。

● 新党 今はひとり 山本太郎 さんが国民の目となり耳となって頑張っています。山本太郎氏が 特定秘密の保護に関する法律案に関する質問主意書 を出していたところ22日に回答書が来たと伝たえられていましたが、何時ホームページで公開してくれるのか注目しておりましたところ、本日(11月25日)昼頃にその文書が明らかになりました。ぞっとするような内容を含んでいて、質問者(背後にいる有権者や国民)をバカにしたような回答書です。 参議院議員 山本太郎君提出 特定秘密の保護に関する法律案に関する質問に対する答弁書 質問と答弁書の一部を抜粋引用します。(10項目の質問のうち最初の質問1の引用)

引用開始
質問】 本法案でいう特定秘密の指定権者であり、特定秘密の取扱者に対する適性評価の実施者である行政機関の長の具体的な役職名を全て明らかにされたい。

答弁】 お尋ねの特定秘密の保護に関する法律案(以下「本法案」という。)おける行政機関の長は、内閣総理大臣、内閣法制局長官、原子力防災会議、安全保障会議、中心市街地活性化本部長、地球温暖化対策推進本部長、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部長、都市再生本部長、知的財産戦略本部長、構造改革特別区域推進本部長、地域再生本部長、郵政民営化推進本部長、道州制特別区域推進本部長、総合海洋政策本部長、宇宙開発戦略本部長、総合特別区域推進本部長、社会保障制度改革国民会議、人事院、宮内庁長官、公正取引委員会、国家公安委員会、金融庁長官、消費者庁長官、総務大臣、公害等調整委員会、消防庁長官、法務大臣、公安審査委員会、外務大臣、財務大臣、国税庁長官、文部科学大臣、文化庁長官、厚生労働大臣、中央労働委員会、農林水産大臣、林野庁長官、水産庁長官、経済産業大臣、資源エネルギー庁長官、特許庁長官、中小企業庁長官、国土交通大臣、運輸安全委員会、観光庁長官、気象庁長官、海上保安庁長官、環境大臣、原子力規制委員会、防衛大臣、警察庁長官及び会計検査院のほか、本法案第二条第四号及び第五号の政令で定める機関について、その機関ごとに政令で定める者(合議制の機関にあっては、当該機関)である。

引用終了

なんのことはない。国家の省庁や機関すべてに亘(わた)っているわけだ。法案可決・施行した暁には、国民に知られたくない情報はすべて「特定秘密」に出来るということでありましょう。

●おかし過ぎます。何で、宮内庁長官や観光庁長官までなのか? 林野庁長官? 消費者庁長官? これらの役所が国防とか軍事機密とどう関係あるのか??? この法案はアメリカからの要求に基づいているのは既に明らかにされていますが、米軍と自衛隊が一体化して(あるいは自衛隊が米軍の下部組織として)軍事情報を共有して戦争が出来ることを狙っている法案であることは、さんざん賢者たちが指摘している通りなのでしょう。であるとしても、宮内庁が日米軍事一体化にどう関係あるのか???? 疑問符が100個ぐらい付きます。恐らく、やはり、日米軍事一体化を狙う法案に便乗して、官僚たちが国家の情報を全て「特定秘密」に指定できる体制を敷き、情報統制や、自由な言論の封殺を狙っているのでしょう。そして、国家権力に向けての一切の批判も反逆も許さないということでありましょう。国家に歯向かう者は「特定秘密保護法」違反で逮捕し抹殺する。おかみの大本営発表を有難く押しいただきなさい。ファシズムが始まるのは時間の問題となりました。

しっかりと、原子力防災会議、原子力規制委員会の名があります。福島原発事故の情報が「特定秘密」に指定され、今後は徹底的に隠されるでしょう。「特定秘密」を調べたり近づこうとするだけで逮捕です。やはり、地球温暖化対策推進本部長、気象庁長官の名もあります。先の戦時中は「天気」は軍事機密でしたが、地球温暖化問題に関する情報も「特定秘密」指定されるでしょう。わたくし山のキノコのブログは地球温暖化政策を批判する記事を何本か書いています。アクセス数はわずかのネット過疎地のブログでありますが、アクセス解析では気象庁からのアクセスが時々あります。もしかしたら、監視されている可能性も絶対に無いとは言い切れないです。拙ブログの自主的閉鎖ということも考えていたほうがいいようです。


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とら猫イーチさんのコメント
御馬鹿な日本人の行く末を見届けましょう。 
>「特定秘密保護法」は99%の確実さで可決するでしょうが、可決の日がこの国の「言論の自由が終焉する悪夢の記念日」となりましょう。

 山のキノコ 様。 御指摘は、その通りですが、ことは言論の自由が消えるのみには止まらないでしょう。 
私は、この治安立法が、実質的な憲法改正であると周囲の人に申し上げて来ました。 麻生財務相の発言「ナチスを見習え」にある通りに、ナチスは、憲法改正等はしていないのです。 「全権委任法」に依って行政権絶対の国家体制を造り、行政庁が司法・立法を圧して「一権完結体制」を造ったのです。 詰まり、ナチスは憲法を「止揚」したのです。 
 「特定秘密保護法」制定に依り、ドイツのナチスと同じ体制が出来るでしょう。 もう憲法等は、どうでもよくなります。 但し、日本は、財政破綻を避けることも出来ず、税財政制度に止まらず年金・社会保障等の改革も民主的には出来ず、あらゆる制度が破綻して行くでしょう。 ナチスと同じく戦争に依り破滅するか、財政破綻の末に、ナチス体制の崩壊を招くか、どちらにしても、国民は窮乏して行くことになるでしょう。 でも、窮乏の末には、また、明るい未来が見えることと望みを捨てずに生きて行くべきでしょう。 
 ただし、日本の未来は、暗いことばかりです。 幾ら「日本を取り戻し」ても、少子高齢化はどうにもなりません。 2050年代には、日本の人口は、七千万から八千万の人口になっています。 しかも超高齢化した末にです。 幾らナチスが政権にあっても、極東の一小国に為り果てては、他のアジア諸国からは、嘲りを受けるのみです。 北欧のように民主的な政治で、国民の信頼を得て各種の改革を為し遂げて、移民に依り少子高齢化も克服すれば別ですが、ナチス化に依っては国難を克服することは出来ません。 
 詰まり、「特定秘密保護法」制定に依り、日本は終わりです。 それも日本人自身が選んだ結果です。 出来るだけ長く生きて、御馬鹿な日本人の行く末を見届けましょう。


山のキノコの返信
 とら猫イーチさん、コメントありがとうございます。
 
おっしゃるとおり、 「特定秘密保護法」 は日本国憲法を骨抜きにする、いや事実上解体する破壊力を持っていますね。 「表題をナチズムの足音が聞こえる…。」 に改題したほうがいいかもしれません。地球温暖化の脅迫にしても、権力者たちは繰り返し何百ぺんも 「大変なことになる」 と宣伝しているわけで、ナチスの宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルスの手法、 「ウソも百ぺん言えば本当になる」 をしっかりと踏襲しているわけですね。ネット言論界では断筆宣言があちこちで出はじめました。 「暗黒夜考」 さんとか、 「独りファシズム」 さんとか…。
 
とら猫イーチさんも、気象予報士のとらじろうさんのブログで、コメントで地球温暖化政策批判を相当やっていませんでしたか? (最近は見てないのですが) 非常に危険ですね。本編に書いたのですが、有名ブログでなくても監視されている危険性は大いにありそうです。もちろん私も逮捕される可能性がありえますけど、とら猫イーチさんも…。ネットなんて結局、反乱分子のあぶり出し装置でした。黙ってりゃ分からないのに、ブログや掲示板で意見を言うと、自分から反乱分子ですと申告するみたいなものです。(愕然です)
 
仰るように、「特定秘密保護法」 が実質的な 「憲法改正」 であるのはその通りで、そうしましたら、憲法39条の 「事後法の禁止」 「適法だった過去に遡及しての処罰の禁止」 もかなり危うそうです。地球温暖化政策に疑問を呈する文章を過去に1本でも書いていたならば、特定秘密に指定された後でも、過去にさかのぼって逮捕もあり得るかも? もはや何でもありの恐い国になりました。国家権力に歯向かう者は1人残らず粛清でしょう。中南米とかソ連など世界各地であったことが、この日本でもあるのではないか? と胸騒ぎがしています。

全てを消去して、何も見ず(見ないふりをして)、聞こえないふりをして、何も言わず、道端のお地蔵さんみたいに沈黙して、山中でサツマイモを作って自給自足の隠遁生活をしようかな、と私は考えています。


とら猫イーチさんのコメント(その2)
国賊役人には負けません。
>地球温暖化政策に疑問を呈する文章を過去に1本でも書いていたならば、特定秘密に指定された後でも、過去にさかのぼって逮捕もあり得るかも?

 山のキノコ様、「特定秘密法案」は、衆議院を通過して参議院で審議中ですので、成立はするでしょう。
 でも、地球温暖化に限っては、自民党等の保守勢力が推進すること自体が有り得ないことであったのですから、日経連等の経済界の意見を入れて、CO2の削減等の馬鹿げた政策を廃止することが本来の在り方なのです。
 米国では、共和党等の保守勢力は、強固なCO2削減否定論者で、地球温暖化論を否定しています。 産業活動に伴い、CO2の発生は当然に生じるのですから、此れを削減することは産業活動の否定です。 当然、そんな無謀な論に靡く経済界や、経済界の意見を受けた政治家等は居る訳がありません。 
 日本だけが、この馬鹿げた嘘を政策にした保守が居た訳です。 国連の場では、各国は、国際交渉ですので口先だけでは気候変動を政治的課題にして論議しますが、実際には、諸国内を観察すれば、CO2の削減等は、ポーズだけです。 政治的保守から観れば、出来もしない自然エネルギーを化石エネルギーに代替してCO2を削減する等と云う無謀な論に与することは自殺も同然です。 
 そもそも、私は政治的には保守であり、天皇陛下を尊敬している人間です。 ですので現憲法厳守の立場で、天皇制を擁護しています。 左右からの現憲法体制崩壊を策する政治勢力には反対している者ですので、その私に加えられる害であれば、喜んで受ける積りです。 環境省等の国賊役人には負けません。

山のキノコの返信(その2)
>日本だけが、この馬鹿げた嘘を政策にした保守が居た訳です。

 ホント、馬鹿げてます。日本はネギを背負ったカモです。そもそも地球温暖化の原因がCO2であるかどうか未検証ですし、温暖化が危機であるかどうか怪しいです。反証は山のようにありますよね。今の若い研究者たちはシミュレーション自然科学信奉主義で、スパコンで計算した温暖化危機説を信じている人が多いみたいですが、年配の研究者たちは懐疑論者が多いです。根本的におかしいのは、温暖化のハナシが間違っているか正しいかを検証するのは、あくまでも50年後とか100年後の気象観測データである筈です。スパコンシミュレーション自体は単なる仮説です。仮説を仮説でもって検証するなどという方法は正気の沙汰ではないです。ここで感じるのは、自然科学の弱さです。たとえ研究費の配分権を行政や政治が握っているとはいえ、政治的干渉の前には自然科学の理論が簡単に左右されてしまうようでは、中世に地球自転説が言えなかった暗黒時代と変わらないです。

 仰るように、世界はそんなことは承知の上で、国際政治の駆け引き、パワーゲームをやっているだけですね。地球温暖化を利用して、いかに他国より経済的有利な位置をしめるか、他国からカネを分捕るかで動いているだけで、最近では途上国側が優位で、CO2をさんざん排出してきた先進国の責任を叫んで、先進国からカネを分捕るかという状況で、日本は愚かなカモです。米国は何らCO2削減をしていませんが、日本は米国の属国であるのだから、米国を見習うべきです。

 地球温暖化の話が虚妄説であることを踏まえて、それを利用するというのであれば、政治的にはあり得ると思うのですが、日本が損をさせられる方向で振り回されているのを見れば、保守政治家に愚か者が多そうです。政治家たちは右も左も全て地球温暖化を盲信しています。政治家たちの経歴を調べれば、弁護士出身とかは大勢いますが、自然科学系の出身者など皆無なので、単に地球温暖化のペテンが分からないだけかも? と見ています。国会議員には医師出身者が結構いますが、何が原因か結果か網の目のように絡まる複雑系の身体を診る医者ならば、気象や気候もまた複雑系であって、そう簡単にCO2が原因などと断定できないことに気付いてほしいです。

 で、保守政治家は環境省や経済産業省のいいなり…。地球温暖化の騒動の初期のころに、環境省の中で「CO2が温暖化の原因である筈がない」と議論したようですけれども「温暖化CO2原因説を是として、政策をしよう」と決めたみたいです。環境省官僚がそう言っている資料を昔見ました。(資料名は何だったか忘れましたが)環境省や経済産業省傘下に、地球温暖化対策推進の外郭団体などが山のようにあります。天下れる場所が沢山。地球温暖化が省益・利権になるからやっているだけ…。「特定秘密」指定権という政治家さえ潰せる武器を持ったお役人が、これから何をするのか? 

>環境省等の国賊役人には負けません。
いやはや、なんとも頼もしいですね。 私は敵前逃亡かな…。

【返信追記】 大変失礼なんですが、強大な権力に対峙して、竹やり1本で戦えるとは思えません。ここは一旦陣を撤収して犠牲者を出さないようにするべき局面ですね。12月6日以降は一切の政策批判は危険です。あえて玉砕することはないと思います。戦力を温存して将来のチャンスに備えるべきです。懸念するのはチャンスは永久に廻ってこないかもしれないことですが…。 

とら猫イーチさんのコメント(その3)
憂える必要も無いかも
 「特定秘密保護法」に云うところの国家の秘密と云っても、今日では、公刊されている刊行物やデジタル情報等に明らかになっているものが殆どですし、世界の列強は、宇宙から情報収集と盗聴をしていますので、厳密に云って、何が秘密なのでしょうか? 個人でも、グーグル・アースを使って、北朝鮮の強制収容所を探知出来るのが現代ですから。 こんな阿保らしい法律で国家の秘密を守れると思っている者は居ませんよ。 
 そもそも、他国の諜報機関の人間が、こんな法律があるからと云って、諜報活動を自粛しますか? 自国のためなら死をも厭わないのが各国諜報機関の人間ですから。 日本にこんな法律があるからと云ってスパイが無くなる訳ではありません。 テロリストも同様です。 
 「特定秘密保護法」の成立が決定的だと云って、自身のブログ閉鎖をされる方々は、正直云いまして、有っても無くてもどうでも良いものです。 こう云えば悪いのですが、漫画チックな陰謀を描かれておられた方々です。 何処の国の政権にあっても、どう描かれようがお好きにどうぞ、と云われるような漫画を書いておられただけで、失礼ですが、時の政権からの弾圧等はあり得ようが無いお笑い系ブログです。 ブログ主御自身のみ真剣に自粛されておられるのですが、当局では、きっと笑っているでしょうね。 
 どちらにしても、ウォーターゲイト事件で大統領の犯罪を暴いたワシントン・ポストや、ベトナム・ソンミ村での自国軍の犯罪をスクープしたニューズ・ウィークの様な媒体を持たない日本では、今更、憂える必要も無いのではないでしょうか。 過去から現在までも「大本営発表」が継続しているのですから。


山のキノコの返信(その3)
特定秘密保護法案がいう特定秘密のカテゴリーには、防衛、外交、特定有害活動の防止、テロリズムの防止、の4分野が謳われています。けれども、今年5月にエドワード・スノーデンの暴露によってあらゆる通信を米国が傍受していることが明るみに出ましたが、世界各国は米国に抗議したのに、日本は抗議をしないわけです。秘密保護法は外国人には罰則が無く、米国には特定秘密情報を提供するのです。いい加減さというか矛盾を内包している法案です。色々な矛盾の事例から帰納するならば、特定秘密保護法がネラうのは特定秘密の漏えいを目的としたものなどでは全くなく、インターネット言論の抑え込みであろうと推定しています。仰るように、実際には国家の機密といっても結構ダダ漏れで、いまさら護るべき秘密などたいしてありません。それに秘密を守るには自衛隊法や公務員法の守秘義務を強化して厳罰に処するという対応でも可能な筈です。にもかかわらずに、特定秘密を取り扱う人間に対してその身辺調査・交友関係まで思想調査をするというのは行き過ぎです。(であるからこそ) 何か別の意図があると見るべきでしょう。

「自身のブログ閉鎖をされる方々は、正直云いまして、有っても無くてもどうでも良いものです。こう云えば悪いのですが、漫画チックな陰謀を描かれておられた方々です。」 などと仰いますが、米国で「愛国者法」で沢山のブログが強制閉鎖させられていることはご存じですよね。2010年7月に連邦捜査局が73000のブログを閉鎖させています。特定秘密保護法案は米国の愛国者法を倣うものである可能性が高いです。というのは、特定秘密保護法は突然出てきたものではありません。ネット言論を抑え込むための法律ではないか?という一連の法律群の線上にあるからです。マイナンバー制度、コンピューター監視法、私的違法ダウンロード刑罰化、著作権法改正、などなどネット言論を抑え込むに使える法律群が次々に可決され、その延長上に特定秘密保護法があり、更に国家安全保障会議など企てられています。政府のネライはどう見たって「言論統制」「言論弾圧」です。

すでに、新聞やテレビやNHKは政府の統制下にあります。安倍首相がNHKの経営委員会に自分の息のかかった人間を送り込もうとしているのは、まさにマスコミ統制の象徴でしょう。マスコミ幹部にカネを配り、記者クラブでレクチャーし、許認可権をちらつかせたら統制は簡単でしょうし、既に統制されています。けれども問題はネットです。原発問題でもTPPでも検索すれば政府批判の主張がたくさんヒットします。ネットが好き勝手に言うことには、政府はほとほと手を焼いている筈です。なんとか抑え込みたい筈です。そういう文脈から考えると、特定秘密保護法は特定秘密を守るのは表向きの目的であって、裏の狙いは言論統制であろうかと強く推認できます。

さしあたって政府が言論統制をして隠蔽したい情報は、フクイチ原発関連の情報であろうかと予想します。子供の甲状腺癌など、晩発性放射線障害が一斉に顕在化してきました。福島県だけでなく茨城県や栃木県など関東地方一円にも放射能汚染が広がっていることもとりざたされています。これらを政府がもし認めたら地価の大暴落・信用不安につながり日本経済を揺さぶりましょう。また天文学的数字の補償金問題にもなりましょう。ここは、なんとしてでも隠したい筈です。また福島県を核廃棄物の捨て場にするような感じですが、詳細情報は徹底的に隠蔽するでしょう。そのためには特定秘密保護法はじめ一連の言論弾圧法群で、ネットを黙らせる必要があるのです。

ここにきて、急に、とら猫イーチさんは事態を楽天的に甘く見ていらっしゃることが分かりましたが、善意に解釈すれば、コメントをされているだけの気楽さから、そう仰っているのであろうかと想像します。ネットであちこちでブログ閉鎖宣言が出ていますが、みな大変な危機感を抱いています。現実問題として、米国で何万ものブログが閉鎖させられているのです。数万ものオーダーであれば、有名無名に関係なく、ほとんど全ての反体制・反権力のブログは潰されるでしょう。政府答弁ではブロガーも処罰の対象になると言明しているのですよ。身の安全もないかもしれないと考えるべきところです。すでに、書籍流通の分野でも取次が「有害図書」を扱わないなど、言論統制がじわじわと始まっていますよ…。


とら猫イーチさんのコメント(その4)
法案の本質
 私は、法案に関して、一般とは違う認識を持っているだけで、楽観はしていないのです。 自分の専門が法律ですので、法案自体が語っている本質を見定めているだけなのです。 この法案には、実体が隠されている本質があり、その本質は、TPPと連動していますし、であるからこそ、自公は法案成立に拙速なのです。 本質を見抜く眼は、矢張り法律家が御持ちです。 下記は、両投稿とも「街の弁護士日記」より。

『街の弁護士日記』 2013年11月28日 (木) の記事
「特定秘密保護法の狙いが国家の株式会社化にある 事態のおぞましさに保守系議員よ、早く気づいて!」 
『街の弁護士日記』 2013年11月29日 (木) の記事
「秘密保護法こそが国家安全保障に対する脅威 『適合事業者』に対する放任と特権的優遇」


山のキノコの返信(その4)
とら猫イーチさんが法律関係者であるらしいというのは早くから気付いていました。とら猫イーチさんの地球温暖化に関するご意見には、自然科学的な見地からの言及がほとんどないので、この方は気象ファンじゃあないなあ、ということから法律関係かな? と想像していました。私は根っからの気象データファンです。(気象ファンとは違います)

法律家といっても色々ですよね。政府に擦り寄るヒラメ法律家(国会議員にそういう弁護士出身がけっこう居る)もあるし、カネ盗りの悪徳弁護士(私も引っ掛かったです)もあるし、何の物的証拠もないのに推認だけで有罪判決を下す裁判官もあるし、最近は世間ではあまり法律家は尊敬されませんよね。(失礼) 残念なのは、小沢一郎さんです。私設秘書たちの宿舎建設の土地を入手する際に、農地転用に時間がかかって、土地の代金支払いと所有権保存登記の時期が少しずれたというだけなのに、それは慣例では政治資金収支報告書の修正報告を出すだけで済む話なのに、真っ黒い極悪犯人扱いの集中砲火をマスコミが浴びせました。それを画策し加担し煽ったのは、紛れもなく検察や裁判所のタチの悪い法律家たちです。結局、小沢一郎さんは無罪潔白が確定しています。歴史に「もし」はないのですが、もし小沢一郎さんが首相になって特別会計の根本的な見直しや、司法改革や、統治機構の官僚支配体制からの脱却に大ナタを振るっていたならば、TPPに引きずり込まれることなどあり得ず、特定秘密保護法案など出てくることは絶対に有り得ませんでした。とても残念で、もちろん社会不正と戦う正義の味方の法律家も多いですが、ヒラメ目で権力に媚びる法律家があまりにも多いのには暗澹とさせられます。

日本弁護士連合会は1年まえから特定秘密保護法案の問題点を、分かりやすいチラシにして反対していましたが、結局のところ流れを変える力はなく、原子力御用学者だとか地球温暖化御用学者たちと同じようなもので、権力の前には弱い物だなという印象です。ま、長い物には勝てませんですわな、ということのようですね。

「特定秘密保護法の狙いが国家の株式会社化にある」という見方はそうでしょうね。問題はその株式会社の株主は誰か? であろうかと思いますが、国民などでは全くなく、暗然と日本を支配している米国資本じゃないかと思います。大株主の米国資本に厚く利益が傾斜配分されて、日本国民は汗水たらして働いて上前をハネられるだけの奴隷階級なのでしょうね? 特定秘密利権にぶら下がる『適合事業者』はさしずめその実戦部隊なのか? 


8月1日苗定植のサツマイモを収穫。
●10月上旬の気温は平年値よりもかなり高かったのですけれども、ここ11月中旬以降は急激に気温が下がってしまいました。期待していた暖冬は望めそうもなく、この冬は厳しい厳冬が予想されています。
洲本特別地域気象観測所の気温推移
●日最低気温が11月11日に10度を割ってしまい、それ以降はおおむね10度以下、平年値よりもかなり低くなっています。19日には4.4度まで下がってしまいました。サツマイモの二期作の試行栽培をしている畑は、洲本特別地域観測所から20キロ離れているし日当たりのよい山の南斜面ですので、上掲の気温グラフよりも若干高い可能性があります。しかし最低気温が10度以下が続いて地温が8度まで下がると寒害の危険性が高まります。そのため、8月1日に苗を定植した分については芋を掘ることにした。

11月23日のサツマイモ畑の様子。苗定植後114日
11月23日のサツマイモ畑の様子

先ず、サツマイモの蔓を鎌で刈り取る
つるを刈り取る

サツマイモを掘り上げて、少し乾燥させる。
掘り上げた芋を、風に当てて少し乾燥させる

●8月1日に植え付けた苗は35本でありますが、収穫したサツマイモの重量は、秤がないのでやむを得ず収穫籠にいれて体重計で量ったら、おおよそ70キロ程度ありました。一株に約2キロの芋であります。栽培の教科書には(本土での)サツマイモ栽培の苗定植の最終限界は7月15日としています。しかしながら、8月1日定植でも十分に収穫可能であることが判明した。

サツマイモの二期作は可能か?(その1)
サツマイモの二期作は可能か?(その2)食べて何を応援するの? 政府の補償金減額を応援するのか?
サツマイモの二期作は可能か?(その3)世界50ヶ国が東北地方・関東地方の農産物・食品を輸入規制している!
サツマイモの二期作は可能か?(その4)夏の終わりの寂寥感…
サツマイモの二期作は可能か? (その5) 食糧増産のために更なる温暖化が望まれる。
サツマイモの二期作は可能か? (その6) イモ掘りの目安は日最低気温平年値が10度
サツマイモの二期作は可能か? (その7) 離島振興法の功罪、罪の部分を考える
様子見…。この国はもう終わりかもしれない。
ネットとは一体何だったのだろうか?
たぶん、多くの人々は勘違いしていた。
誰でもが情報発信できる便利なツールなどでは、けっしてない。
そもそも日本は独立国ではないのであり、
プランテーションの反乱分子を抽出するためのトラップだったんだ。
1本でも反体制的な文章を書いていたならば、要注意である。
原発を批判する文章が1本でもあれば、危険だ。
ネット過疎地だからといっても、必ずしも安全は保障されない。
宗主国では愛国者法(PATRIOT Act)で何万ものブログが閉鎖させられた。
消息不明者が大量にでているという…。
猪瀬氏が官憲に逮捕寸前だ。確かに法に抵触しているようであるが、
背景には東京オリンピックという巨大利権の主導権を握ろうとする
国と都の確執がありそうな感じ…。
権力を敵に回したら都知事さえも、ひとたまりもない。これが権力の恐さだろう。
まして、しがない庶民では、あの人いつの間にか居なくなったね、でおしまい。

この国で生存するには、全てを消去して、(消去しきれないかもしれないが)
物言わぬ路傍の石仏になったほうがいいかもね?
見ざる言わざる聞かざるの賢明な猿の精神で。
もしかすると、この国はもうおしまいかもしれない。


日光東照宮の、Three wise monkeys
日光東照宮の三猿
↑ Wikipediaから借用
台風も、ハリケーンも巨大化していない。(その5) 最低気圧が895hPa以下の台風は近年減っている!?
●国立情報学研究所の 北本 朝展(きたもと あさのぶ) 先生の デジタル台風:台風画像と台風情報 は大変な優れ物です。北本先生はこう仰っています。

【引用開始】 最近の目標は未来の情報社会を支えるメディア技術の創生です。新聞やテレビなどのいわゆるマスメディアの役割が低下するとともに、そこにウェブという新しいメディアが参入し、必要な情報を必要な人に必要な時に届ける技術が大きく変わりつつあります。同時に世界では、「ビッグデータ」というコンセプトのもと、大量のデータから価値ある情報を取り出す新しい技術が急速に発展しています。そこで、画像処理、センサデータ処理、データベース、シミュレーション、大規模参加型システム、メディアアートといった現代のアイデアを取り入れながら、ウェブ時代に適した次世代のメディアをデザインしたいと考えています。 【引用終了】

●なんとも素晴らしいことを仰っています。何が素晴らしいかと申すと、「新聞やテレビなどのいわゆるマスメディアの役割が低下」 していることをハッキリ指摘していることです。実際、新聞やテレビというマスメヂィアは、現在の日本では完全に 「権力者たちの広報代弁機関」 に成り下がっております。そうなっている理由はいろいろありましょうが、例えばテレビが使う電波というのは公共の財産であって、その利用には世界の多くの国々ではオークション制で高額な使用料金を払わなければなりません。日本のテレビ電波は2兆円の価値と試算されていますが、日本では総務省の認可制でたった数10億円を払うだけです。つまりテレビ局は国家からテレビ電波の使用料減免という利益供与を受けています。それから新聞は、再販制度に加えて「新聞特殊指定」が公正取引委員会からみとめられています。これによって我々読者は新聞を高い値段で買わされています。損をさせられています。国家が新聞社の経営を保証しているようなものです。ある意味では、真実を報道する新聞社の新聞は読者の支持を集めて値上がりし(飛ぶように売れるので需給がひっ迫して高くても売れる)、国家の手下になってウソばかり書く新聞社の新聞は、読者がそっぽを向いて値下がり(売れ残りが大量に出ないようにするには安売りせざるを得ないので)、ということがあっても良いハズです。日本は、需要と供給のぶつかり合いでバランスをとる均衡点に物の値段が落ち着く資本主義経済の国であるハズなのに、共産主義の計画経済みたいなことがまかり通っているのが、新聞であります。おかしい。

●ほかにも記者クラブの問題など、マスメディアと国家の距離が近すぎます。新聞社の幹部と首相が頻繁に会食をしているなども垣間見えますが、とんでもない癒着です。あってはならないことです。官房機密費がマスコミ対策で(報道管制を敷く)マスコミの記者に流れているとウワサされています。この疑惑に関して元新聞記者の政治評論家の証言(告白)がありました。新聞は文部省の政策NIE Newspepar in Education 教育に新聞を で文部科学省から販促支援をうけています。ハッキリ言おう。新聞業界と国家との癒着ですよ。反論が来る可能性があるから先にいいますが、アメリカなど世界の多くの国々でNIEをやっています。けれども、日本の新聞は政府の支配下にあり社説など横並びで画一的です。どの新聞も例えば地球温暖化問題など同じ主張ばかりです。これではNIEは子供たちを洗脳するだけです。アメリカのように地球温暖化に懐疑的な新聞社が存在するならば、学校の授業で温暖化肯定論の社説と温暖化懐疑論の社説を並べて、どっちに真実が含まれているか?考えましょう、とやれば健全な批判精神を涵養できます。海外と日本のNIEは別物です。日本のNIEは子供のいる家庭が新聞購読するようにしむける国家による新聞業界支援の一環です。文部科学省のNIE政策に、新聞販売業界から3000万円の政治献金を貰った某自民党議員が強力に働きかけていますよ。 ほかにもマスメディアと国家の癒着をうかがわさせられる黒いハナシは沢山あります。いちいち列挙していたら枚挙にいとまがありません。

こんな国家権力と表裏一体化してしまったような癒着業界の新聞やテレビがまともなことを報道するハズがございません。それは原発や消費税増税やTPPなどのマスコミ報道を見れば歴然としています。もちろん報道の全てがウソだなんて言っているのではなく、国家政策に沿ったような報道が多く、仮に政府がとんでもない政策をしようとしても敢然と批判することはなく、当たり障りのないような軽く手加減した報道しかしません。あるいは、その政策がほとんど決まる段階になって、すなわち法案可決がほぼ確実という段階になってからしか政策批判の記事とか社説を書きません。ようするにアリバイ作りです。後にうちは(新聞社としては)とんでもない政策にちゃんと反対しましたよ、というアリバイです。猿芝居なのです。

●で、新聞やテレビに変わるメディアは何か? というと、ウェブだということであります。ウェブには膨大な情報があります。その膨大な情報の大海から、水面下に隠れている情報をどうやって掬いとるか? その情報を必要とする人が、必要な時に、大量のデータから必要な情報をどうやって得るのか? その技術を北本先生が模索し研究されていると言えましょう。その研究成果の一つが膨大なデータベースのデジタル台風であろうかと思います。その北本先生のデジタル台風を活用させていただいて調べました。マスコミの連中がいうヒィリピン台風(T201330)が別に特別なものではなく過去に普通にあった程度の気象現象であることがハッキリわかります。新聞やテレビの報道は、やはり、地球温暖化政策をとる政府の意向をくみ取って、極めてバイアスを掛けた報道をしていることが分かります。要するに報道などではなく、政府の政策の広報なんです。

最低気圧が895hPa以下の台風は、35個観測されている!
デジタル台風:台風リスト(最低気圧が895hPa以下のもの) 


台風番号の頭についている西暦年数と、最後の列の最低気圧(単位はhPa)の数字に着目してご覧下さいませ。大変な被害ではありましたが、自然の気象現象としてはフィリピン台風が特別な物ではなく、その程度の物は過去にいくらでもあったことが分かります。マスコミが地球温暖化でフィリピン台風ができたとの阿呆な報道がありましたが、それは観測統計を全くわきまえない “ためにする報道” なのです。
最低気圧が895hPa以下の台風のリスト

●フィリピン台風(T1330・2013年の30号という意、Tはtyphoonの略)が895hPaであったから、またぞろマスコミは地球温暖化脅威論と絡めて阿呆な報道をしていました。けどども、最低気圧が895hPa以下の台風など、ほとんど毎年のように起こっていた現象です。べつにピィリピン台風が地球温暖化で強大化したものでもないし、特別なものでもありません。上の表は1951年から2013年の観測統計を取り込んだデータベースからの抽出ですが、気象庁のホームページに公開されている過去の観測統計からも同様にしらべられます。が、北本先生のデジタル台風のほうが100倍ぐらい使い勝手がいいです。調べたい情報がすぐに引き出せます。

最低気圧が895hPa以下のウルトラ台風発生数
最低気圧が895hPa以下の台風の、10年ごとの発生数
●10年ごとに区切って、スーパー台風、いな、ウルトラ台風の発生数の推移を見たら、米国原発業界から研究費をもらったNASAの気象学者ジェームズ・ハンセンが、1988年に米国議会で 「地球温暖化で大変なことになる」 と政治的ロビー活動を開始した後のほうが、ウルトラ台風が少ないではないか! 京都議定書が1997年に採択された前後の1992年~2009年の18年間はウルトラ台風が出現しなかったではないか。おおかた20年ぶりのウルトラ台風の201013号台風では、この台風はただごとではないと見たから久しぶりに米軍は観測飛行機を飛ばして中心気圧を実測しています。つまり、ただ事ではない強力な台風が20年近く出現しなかったことが推認できます。 それどころか、「氷河期が来るぞ!」と心配された1960~1970年頃の方がウルトラ台風が多いのは何故なのか?? 

●大雑把に言って、3つの可能性が考えられると思います。

1、温暖化で台風が強力化するという仮説が、根本的に間違っている。
2、温暖化しているというデータに恣意的な偽装があり、大して温暖化していない。
3、(下に書いたが) ドボラック法解析値が、実際よりも高めに偏差している。

わたくし山のキノコは気象(気候)研究者じゃないですけど、2だと思います。温暖化しているというのは都市の膨張による都市温暖化がほとんど。なぜならば気象観測所は大部分が都市にあるから。それとIPCCが取り上げているデータは、田舎の観測所を減らして、都市の観測所を増やして地球の平均気温を算出しているなど偽装インチキまみれ。

少し注意すべき点
米軍による飛行機観測で得られた直接の実測数字と、実測数字を基にしているが毎時の観測でないため推定値もあり、さらに衛星画像の雲パターンからの推定(ドボラック法)の3通りの最低気圧の数字が並んでいるようであります。したがって、厳密には観測統計の連続性にやや疑問符が付きますね。ただし、観測史上の台風の(ハリケーンやサイクロンも含めて)最低気圧の世界最低記録は1979年の20号台風の870hPaであります。これは米軍の気象観測飛行機による実測値です。

上の表では10年ごとに太線で区切ってみましたのですが、1990年代は3個、2000年代は0個、2010年代は今のところ2個です。地球温暖化の政治運動とは裏腹に、近年のほうが895hPa以下の台風が激減しています。それ以前は大変多いのですが、飛行機観測からドボラック法による推定になっているため、ドボラック法では台風の中心気圧が高めに推定される傾向があるのか? 実際に最低気圧が上昇しているのか? まだはっきりしていないようであります。というよりも検証のしようがないです。北本先生が指摘されています。
デジタル台風:台風観測とドボラック法


カキノキ (柿) は日本原産なのかどうか?
●野菜でも果物でも日本原産と言えるものは少ないです。野菜は多くのものが外国からの渡来種であります。根菜ではタマネギ、ニンジン、カブラ、ゴボウ、レンコン、ジャガイモ、サツマイモ、ナガイモ、里芋、などみな海外からの渡来種です。かろうじてダイコン(大根)ぐらいが日本原産か? ただし、海岸に自生するハマダイコンを品種改良したものがダイコンか? 逆に渡来種のダイコンが畑から逸出して野生化したものがハマダイコンか? と両説あるようです。 果菜でもナス、ピーマン、トマト、エンドウ、インゲンマメ、カボチャ、シロウリ、キュウリ、ニガウリ、エダマメ(ダイズ)、これらは全て海外からの渡来種です。日本に伝来したのは奈良時代であったり、明治時代であったり、古い新しいの違いはあってもみな外来種です。果菜で日本原産のものを考えてみても全く思い浮かびません…。 葉菜でもしかり。白菜、キャベツ、レタス、ネギ、ホウレンソウ、小松菜、春菊、チンゲンサイ、ターサイ、パクチョイ…、種類は沢山ありますが舶来の外来種ばかりです。 日本原産の野菜と言えるのは、野菜というよりも山菜的なものばかりです。ワサビ、セリ、ミツバ、フキ、ウド、ワラビ、ゼンマイ、タラノ芽、アサツキ、自然薯、サンショウ、オカヒジキ、ツルナ…、これら日本原産のものは商業的に生産も販売もされていますが、普通は山菜の範疇に入るものであって、アクが強かったり風味にひと癖もふた癖もあるものばかりです。日常的に大量生産され大量消費されている野菜のなかで、日本原産と言えるものは皆無と言っていいでしょう。つまり野菜は外来種ばかり…。

●ところで、環境省は弱小な省なので (以前は環境庁であった)、 経済産業省や国土交通省などの大きな省が潤沢な予算を配分されて、大きな省益や利権を手にしているのがうらやましいのです。で、フロン利権、ダイオキシン利権、地球温暖化利権に手をそめましたが、それらは一応成功しました。省益の大黒柱であった地球温暖化利権は下火になりましたが、かわって生物多様性利権や特定外来生物利権で、引き続き利権を手にしたいのですけれども、上手く行っていません。フロンの場合には代替フロンが売れました。 (代替フロンの冷蔵庫やエアコンを沢山売ることができた) ダイオキシンの場合は高価な新型焼却炉が売れました。地球温暖化の場合は原発が推進出来たし、太陽光パネルや風力発電機が沢山売れました。 けれども 「特定外来生物で大変なことになるぞ!」 といくら鉦や太鼓を打ち鳴らしても脅迫しても、売る物が何もありませんね。企業に売り物がなければ、環境省官僚が企業の役員に天下ることはできません。あたりまえのことですが、企業はその政策で金儲けできるから天下りを受け入れるのです。特定外来生物の問題が盛り上がらないのは、端的に言って、それで金儲けができないからなんです。せいぜいナルトサワギクを引っこ抜く活動をするNPO法人に少し補助金を渡すぐらいです。でもNPO法人は天下りを受け止めるだけの規模は全くありません。

あまり盛り上がらないのですが、生物多様性を声高にさけび、特定外来生物を目の敵にしていたら、結局大きな矛盾にぶつかります。野で観察できる野草の多くが外国からの侵入種です。非常に古い時代に侵入した史前帰化植物もありますが、江戸時代末期以降に侵入した新帰化植物が多いです。仮に平安時代の人が生き返って現代の野を見たら、見たこともないヘンな草ばかりです。帰化植物は圧倒的に草が多いから、場所にもよるけれども野の草を観察したら、少ないところでも2割ぐらい、多いところでは4割ぐらいが外来種です。野は外来種ばかりなんです。問題にしているのは特定外来種ですけれども、普通の外来種だって在来種の生育場所を占領しているという意味では、害を及ぼしています。農耕地も在来種の生育地を開発・破壊しているわけだから悪であり、野菜も全て外来種であるからこれもまた悪です。てなことを言っていたら、日本人自体が大昔に大陸や南方から渡来してきた外来種の動物です。せんじつめて考えたら、生物多様性とか特定外来生物など声高に叫んでいたならば、外来種の草も、野菜も、ヒトも、みんな悪なのであって 「1万年以上昔の更新世(洪積世)まで自然を巻き戻せ!」 などと主張するほかありません。もちろん、そんな主張はできないのですが、これが生物多様性の議論が盛り上がらない本質的な理由か? なぜならば、生物多様性を護るには人間の活動を制限する必要があり、それは、ひいては経済活動縮小と同義であり、企業は金儲けできなくなります。

●さて、果物のほうは日本原産種があるのだろうか? 日本で栽培される果物も圧倒的に外来種であって、リンゴ、スモモ、プルーン、サクランボ、キウイ、西洋ナシ、イチジク、温州ミカン・夏ミカン・文旦類・レモン・ネーブルなど柑橘類すべて、大部分のブドウの品種、野菜的果物のスイカ、メロン、イチゴ…、みな外来種です。なお、温州ミカンと夏ミカンを日本原産とする向きもありますが、そのルーツは中国や南方です。真に日本原産の柑橘類はタチバナと沖縄のシークァーサーの2種だけです。かろうじて日本原産果物と言えるのは、野生のヤマナシやアオナシから改良された日本ナシと、甲州ブドウぐらいか? その甲州ブドウは800年余り前に山梨県勝沼の山中で1本だけ発見されたものですが、他に自生が全く発見されず、その来歴が不明・不自然で日本在来植物とみなされていないです。なお、モモとビワについては、日本在来種説と中国からの渡来説がありますが、各地に果実の小さい野生モモや、豆ビワが自生してはいますが、更新世(1万~200万年前)の地層からそれらの化石がまだ出ていないようですので、渡来説に軍配が上がりそうです。


カキノキ (柿) は日本自生種なのかどうか?】 
↓ 淡路島南あわじ市北阿万大日ダムにて。人里から1キロほど離れた山中に、カキノキが点々と野生化しています。しかしながら、山奥には全くみられません。

野生化したカキノキ

↓ 野生化したカキノキは実が小さく、とても食べられるような代物ではありません。しかもほとんどが渋柿です。野生化したカキノキの実の形状は丸い物や長細いものなど、元の栽培柿の面影が残っています。ときどき更に実が小さいマメガキ(豆柿)も見られます。マメガキの果実は径1.5ー2.0センチで、非常に小さいです。カキノキの果実は径3-8センチ。マメガキとカキノキは葉や若枝の形態も異なり別種。
実の小さい野生カキノキ

北村四郎・村田源 『原色日本植物図鑑』 改訂版24刷 平成3年、から引用します。わたくし山のキノコは、北村ー村田説を支持したいと思います。

【引用開始】 時に野生化するが、これを天生と考える人もある。鮮新世や洪積世からの化石はない。奈良朝以前の遺跡にはカキはでない。奈良朝から平安朝の遺跡にはカキの遺体がでる。中国から伝来したものである。アマガキは日本で淘汰されたもので、中国にはない。 【引用終了】


●カキノキ(柿)が日本原産なのか? 古い時代に中国からの渡来なのか? は紙媒体の書物でも両説に割れているようです。また植物関係や園芸関係の論文検索で捜してみましたが、そういうことを本格的に論じた(研究した)論文が見つかりませんでした。どうやらまだ決着はついていないように思えます。日本と中国のカキをDNA鑑定して比較するとか、鮮新世や更新世からカキが出たら多分決着がつくでしょうが、なかなかのようです。なお、たとえ縄文時代や弥生時代(つまり完新世)の遺跡からカキが出ても、日本自生を裏付けるとは全く言えないでしょう。縄文時代には既に意外に交易がおこなわれています。で、5万年とか50万年とかの昔の地層からカキの化石が出る必要があります。かといって500万年とか2000万年とかの大昔になると、進化で別の種になるのに十分な時間なので、出ない可能性が高くなるでしょうね。

●とら猫イーチ さんから、はたまた傾聴すべき密度の高いコメントを頂戴しました。本編に転載して、マスコミが語る常識に疑問符を突きつける見方があることを、顕彰したいと思います。

とら猫イーチ さんのコメント
本題とは、違いますので恐縮いたしますが、環境省のことです。
 世間では、相当な誤解があるのですが、日本の公害企業の責任を認め、公害企業による環境悪化を防止するのに大きな役割を果たしたのは、裁判所であり、環境庁(省)は、何ほどの役割も果たしてはいないのです。
環境関連法令が一片も存在しない時代に(却ってそれが幸いして)、民法の不法行為理論を当て嵌め企業を断罪したのですから。 戦前の有名な「信玄公旗掛け松」事件で、公害責任を認めた裁判所の一連の環境関連判決があったからこそです。 
 環境省などは、褌(ふんどし)のようなもので、汚ないものを隠すのがその役割です。 近年は、「環境税」が念願で、後は、趣味のトキ飼育しかありません。 御馬鹿の集団ですので、何故、ゴアがノーベル「平和賞」で「科学賞」で無かったかが理解出来ません。 全国で、温暖化利権で塗れた環境活動家集団に補助金を渡して、恐怖で国民を操ろうとしています。 私も、一度、この種の「お祭り」に偵察で参加しましたが、ゼニに塗れた環境活動家が言うことに笑いを堪えるのに苦心しました。 一種の御遊び、と観れば、面白いだけで終わりますが、一般の人は、真に受ける人が多くて心配になりました。

山のキノコの返信
全く仰る通りですね。賛同です。

>何故、ゴアがノーベル「平和賞」で「科学賞」で無かったかが…
ゴアに平和賞が与えられたのは、おそらく、 ①、地球温暖化で世界経済を支配しようとするエスタブリッシュメントが、自分たちの金儲けに大きな協力・功績があったゴアに褒美をあたえた。  ②、世界経済を支配する連中に恭順の意を表わし、協力するならば報奨が与えられるということを世界に示すための広告塔にゴアを抜擢した。 ③、温暖化が脅威であるというのは、スパコンのシミュレーションで描いた絵であって、なんら検証・反証の自然科学の方法に耐え抜いた理論ではないので、とても自然科学賞を与えられる代物ではない。 ということだろうと思います。

>後は、趣味のトキ飼育しかありません
仰る通りです。トキもコウノトリも変な話です。両種とも留鳥として日本に居た個体群はとっくの昔に絶滅しています。いまおるのは中国から持ち込んだ個体やその子孫です。たとえるならば、ニホンオオカミは100年前に絶滅しましたが、モンゴルあたりからハイイロオオカミを持ちこんで山に放し、それを護ろうというのと同じことをやっていますね。とんでもない欺瞞・ウソ・誤魔化しです。トキやコウノトリの保護のために環境省が税金を流し込んだり、関連団体に環境省役人が天下っています。環境省は税金の穀つぶしです。国民をあざむくウソがまかり通っていますね。本来ならば、マスコミはこの欺瞞を指摘すべきなのに、環境省の広報係をしているだけです。

>一般の人は、真に受ける人が多くて心配になりました
そこなんですね。国やマスコミの言うことを信用する人が多すぎます。エコだとか環境などと叫ぶ連中のうさんくささ。連中が狙っているのは金盗りです。税金にたかって補助金のかすめ盗りをする白アリです。ちょっと資料に当たって調べれば、誤魔化しだらけというのがボロボロと出てきますね。

山のキノコの返信(その2)
とら猫イーチさん、誤変換を修正しました。
貴重なるコメントありがとうございます。
 特定秘密保護法案が可決されたならば、言論統制が一挙に進みそうです。14日の衆議院の国家安全保障特別委員会の答弁で、特定秘密保護法の処罰の対象がブログにも及ぶことが判明しました。何が秘密と指定されるのか?それ自体が秘密で、防衛関連などにとどまらず、秘密の範囲がどんどん拡張されることが予想できそうです。政府や省庁に都合が悪いことは、全部「特定秘密」に指定されるかもしれません。原発問題や地球温暖化も特定秘密に指定されるかもしれません。
 べつに、国家の秘密をあばいてやろうという意思などなくても、傍証や状況証拠を積み重ねて推論し、何かを書いても「特定秘密」に引っ掛かる危険性がありそうです。突然に警察から事情聴取を受け、逮捕される可能性すらあります。「特定秘密保護法」は権力者たちが国民支配を盤石にするために、国家に歯向かったり反対意見をいう者を黙らせるのを狙っているのでしょう。「特定秘密保護法」が可決、施行されたら国の批判を書くのは要注意です。不用意に環境省行政批判もできなくなりそうです。北朝鮮みたいな言論統制の国になりそうです。

とら猫イーチさんのコメント(その2)
 御指摘のとおりですね。
この種の治安関連立法は、特に、刑事事件を摘発して被疑者を起訴しなくても、取調や調査の形を借りて「威嚇効果」が出るものです。 
 例えば、地球温暖化論批判をしている人が、環境省等の行政庁批判をした場合に、警察なり当該行政庁が事情聴取をする形で、ブログ主等を威嚇して記事を書かせないようにも出来ます。 別に、「行政調査」ならば、行政庁なら何処でも実施出来るのです。 
 ある日突然にあるブログ主に電話があり、「環境省の人事部ですが、貴ブログに環境省からの情報らしきものが掲載されていますが、此れは、本省の当該部署の者しから知らない事項であるので、本省から情報漏洩があったかも知れず、現在、調査中です。 従って、某月某日に本省まで来ていただけるでしょうか。 この間の事情についてお聞きしたいのです。 なお、本件は、場合に依り刑事告訴しますので申し添えます。」等と言われたら、大方の人は震えあがるのでは無いでしょうか。 それが狙いです。 別に警察が事件にするばかりではありません。
 この法の狙いは、行政庁が実質的にあらゆる権力を握ることです。 三権分立は空洞化し、今、成立を狙っている自公の政治家も、行政庁の僕に為り果てるでしょう。 実質的には、クーデターを企んでいる様なものです。 官僚組織に依るクーデターです。 



淡路島では少ない 「ナラタケ」
●本日は2013年11月16日です。一昨日に淡路島では比較的に稀産の 「ナラタケ」 を採集しましたので少し書いてみましょう。ナラタケは非常に有名で優秀な食菌です。キノコの王国であり聖地である東北地方では、ナラタケの発生が非常に多く、どこにでも生えて大量に採れ、味も良くダシもでる庶民のキノコとしてもてはやされています。 わが淡路島南部の南あわじ市では、私はナラタケを毎年見ることは見ていますが、そうやたらにどこにでもあるというキノコではなさそうです。恐らく瀬戸内海式気候が関係しているのでしょう。秋から冬にかけて非常に乾燥し、キノコの発生や生長に不可欠な水分とか湿気が不足しています。晩秋のキノコであるナラタケとか野生のエノキタケが出てきても、生長の途中で乾燥に遭い生育が止まってしまいます。枯木の上で乾燥キノコになってしまったものもよく見かけます。このような気候特性があるから、南あわじ市でナラタケ狩りをするには、山の北斜面の沢筋を歩くのがコツであると言えましょう。

Wikipedia の説明 「ナラタケ」

Google 画像検索 「ナラタケ」
●ナラタケは肉眼的な形態の変異の幅が非常に大きいキノコであります。近年ではいくつかの別種に細かく分類されているようです。種の範囲を大きくとるか細かくとるか、また他種との境界がどこにあるのか? どのように判断するのか? 同じ物が研究者が違うと別の同定になったりと、大変難しい問題で、顕微鏡観察・胞子紋・試薬による呈色反応・究極的にはDNA解析…、と肩が凝るハナシになってきそうです。深みにはまったら大変なことになるので、われわれ一般のキノコハンターは、Google画像を沢山みて変異の幅が非常に大きいことだけ知っていたらいいのではないか? それにしてもGoogle画像検索は優れ物であります。 (下の方になってくるとセンボンイチメガサとか違う物が出てくるので要注意) 


↓ 半ば地中に埋もれたウバメガシの枯れ木に群生したナラタケ。兵庫県淡路島の南あわじ市灘にて。わたくし山のキノコの実家の前の小高い山の北斜面に生じた。
ナラタケの群生

↓ 傘の裏の 「ひだ」 は白色~黄土色で、必ずしも白とは限らない。ナラタケは変異の幅が大きく白でないものもある。白であっても古くなると茶色くなる。
柄の上部に明瞭なつばがある

↓ 胞子紋は白~クリーム色。瓦を重ねたような状態なので、上の子実体の「ひだ」から落ちた胞子が下のものの傘の表面に積もっていますが、白っぽくなっています。胞子紋が白であることを窺わせています。
胞子紋は白っぽい

↓ 柄の下部は古くなると黒っぽくなる。写真のものは一見して野生のエノキタケみたいですが、エノキタケほどには黒くならないです。
古くなると柄の下部が黒っぽくなる

↓ 本日の収獲】 味噌汁の実にして食べた。出しが良く出て軽いぬめりがあり、舌触りもなめらか。大変に美味いキノコであります。
本日の収獲

引用】 山と渓谷社 『日本のきのこ』 1988年、から引用します。

「標準和名のほかに、ボリボリ、モダシ、ナラブサなど、おびただしい数の地方名があることでわかるように、古くから多くの人々に食べられてきた有名なきのこの一つ。歯切れ、舌ざわりがよく、ほのかに甘い香りがある。汁物に入れればぬめりを生じ、よいだしが出る。ナラタケのこくのあるうま味は、全く癖がなくどんな料理にも使える。いたるところに生えて収穫量も多いきのこだが、食べ過ぎると腹痛を起こしたり、下痢をすることがある。消化が悪いためだけではなく、生食すると中毒を起こす成分を含むので要注意。」 【引用終了】


●膨大に存在する地方名。しかし、ナラタケの地方名は圧倒的に雪国・北日本での名が多いように思われます。西日本ではあまり野生キノコを食べないのです。したがってあまり地方名は存在しないのではないかと思われますが、手元にある文献で西日本の地方名を調べてみた。なお、淡路島でのナラタケ地方名は無いのではないか? もしあるのならばご教示を賜わりたい。

『岡山のキノコ』 山陽新聞社 もとあし(蒜山地方)
『広島県のキノコ』 中国新聞社 ざざんぼ
『徳島県のきのこ図鑑』 徳島新聞社 地方名記載なし
『熊本のきのこ』 熊本日日新聞社 クヌギナバ(阿蘇郡小国地方)ササナバ(菊池市) 


予想外の大きさ
●本日は2013年11月15日であります。昨日14日の夕方にサツマイモ畑を見に行ったのですが、当座の食べる分を掘ってみたところ、予想外の大芋が出てきたのには驚愕させられた。普通は、遅植えの限界は7月15日だと言われる栽培の常識を無視して、8月に苗を定植したので、生育期間が全く足りず3000度必要とされる積算温度も遠く不足しているにもかかわらず、それなりの収獲がありそうです。ま、そもそも蔓の伸長とともに早い段階から芋が太っていく早期肥大性がある「高系14号・こうけいじゅうよんごう」の選抜種の面目躍如ということであろうか?

↓ 3個の芋を探り掘りしましたが、芋の重量は左から順に、668g、900g、435g。
11月14日に探り掘り

↓ 証拠写真。ちょうど900gであります。大きすぎて規格外です。もし営業栽培であるならば売り物になりません。安く買い叩かれます。二束三文。
900グラムもある

●8月1日に苗を定植したので3カ月半しか経っていないし、栽培期間の後半は急激に気温が下がっています。その条件で4Lサイズの900グラムのオバケ芋はちょっと大きすぎです。恐らくMサイズの200g程度の芋が5つか6つ着くところ、何らかの要因で1個だけになり肥大と澱粉蓄積が集中したのではないか? サツマイモの苗を直立挿しにして1節か2節を土に埋めれば芋の数を制限できますが、6節か7節を水平植えしています。これは1株に5個とか7個の芋が着くやり方です。子だくさん、芋だくさんの栽培方法ですが、サツマイモは小さめで長細い芋の方が美味いです。オバケ芋は豚を飼うときの飼料にはいいのですが、ヒトの餌には美味くないのです。とは言っても昔の品種ではないので不味いということはないでしょう。(昔の品種のオバケ芋は食えたもんじゃなかったです)

鳴門市農協のサツマイモ(鳴門金時)出荷規格
鳴門市農協 鳴門金時出荷規格

鳴門市農協 鳴門金時出荷品質

●鳴門海峡をはさんで対岸の鳴門市は、サツマイモの名産地として名を馳せています。畑の土質が砂地というよりも砂そのもので水はけが良くサツマイモの栽培に最適地です。砂は柔らかく膨軟でサツマイモやダイコンやニンジンなど根物野菜は肌の綺麗な物ができます。日本広しと言えどもサツマイモの栽培最適地は限られていて、鹿児島県のシラス台地とか鳴門市や千葉県など数えるほどです。自給自足栽培ならば寒冷地以外はどこでも栽培できますが、芋の肌が荒れた物しかできず全く商品にはなりません。

残念ながら淡路島で綺麗なサツマイモを作ることができるのは、南あわじ市阿万吹上だけです。ここは小規模ながら砂丘が見られ畑の土質が砂です。淡路島南部の山岳地帯の南斜面でも綺麗なサツマイモは無理です。ただし、砂を畑に客土するか大量の腐葉土を投入して膨軟な土作りをすれば可能です。 ということで、写真の900gのサツマイモを商品として評価するならば、4LのB品です。平たく申せば、規格外のはね物ということです。二束三文なのです。

●農産物が商品として流通に乗るには、その農産物が姿や形が良くて、大きすぎず小さすぎず規格に見事に揃っていて、日持ちがして傷みにくいことが求められます。表面的な見てくれが大事なのであって、味とか風味などはどちらかというと二の次です。不揃いは流通の敵です。で、農産物の選別に大変な手間とコストがかかり、大量の規格外のはね物・くず物が出てしまいます。これには都会の消費者の責任も大いにあって、農産物は工業製品のように規格通りの均質な生産ができないということへの理解がないし、葉物などに少しでも虫食いがあったら生産者に苦情の電話がかかってくるそうです。自然の摂理からすると、本来であるならば虫食いなど当たり前のハナシであるのに、農作物が薄いセロハンに包まれて工場のベルトコンベアーから転がり落ちてくるかのように勘違いしています。結局、見てくれの綺麗さを望んで、途方もない選別のムダが行われるわけで、何とかならないものだろうか? 農産物など無選別で1キロなんぼで売ればいいだけなのに…。つまり、生命を維持するために我々は農産物を消費するのですけれども、その農産物に含まれる栄養素の価値というのは、単に農産物の重量に比例するだけです。


サツマイモの二期作は可能か? (その7) 無理な二期作は低温との戦い。
サツマイモの二期作は可能か?(その1)
サツマイモの二期作は可能か?(その2)食べて何を応援するの? 政府の補償金減額を応援するのか?
サツマイモの二期作は可能か?(その3)世界50ヶ国が東北地方・関東地方の農産物・食品を輸入規制している!
サツマイモの二期作は可能か?(その4)夏の終わりの寂寥感…
サツマイモの二期作は可能か? (その5) 食糧増産のために更なる温暖化が望まれる。
サツマイモの二期作は可能か? (その6) イモ掘りの目安は日最低気温平年値が10度
サツマイモの二期作は可能か? (その7) 離島振興法の功罪、罪の部分を考える

本日は2013年11月13日です。(日が替わって14日になった)

●本日の洲本特別地域気象観測所 (旧洲本測候所)の日最高気温は13.0度で平年値よりも-3.4度であり、日最低気温は7.2度で平年値よりも-3.4度でした。とても寒い一日でした。10月は平年よりも暖かい気温でしたが、11月になると平年よりも寒い状態になってきました。 農林水産省のホームページ サツマイモ 「どこからきたの?」 によると、 “サツマイモは、メキシコを中心とする熱帯アメリカで生まれました。紀元前800~1000年ごろには、中央アンデス地方でサツマイモがつくられていたのです。紀元前200~600年につくられた、サツマイモをかたどった土器も見つかっています。ペルー北海岸のあたりで栄えたモチーカ文化のものです” ということでありますが、出身地が熱帯であるから寒さには抵抗性が皆無であるわけで、サツマイモには厳しい気象となってまいりました。

●そもそもサツマイモの二期作は奄美大島以南では実際に行われていますが、本土でのサツマイモの二期作は気候的に無理があり、低温との戦いでありましょう。低温に強い品種であるとか、栽培期間が十分に確保できないから、芋の早期肥大性のある品種を選び、苗を速やかに活着させたり、出来るだけ地温を上げる工夫をするなど、気候的な困難さをカバーする栽培法が要りそうです。サツマイモの栽培技術書では遅植えの限界を7月15日としています。で、あえて8月にサツマイモの苗を定植してまともな収穫が可能か? とても栽培試験などと言えるものではありませんが、実際に8月1日と8月16日に苗を定植し栽培してまいりましたが、いよいよ収獲間際となりました。生育日数を十分に確保できないので、寒害発生の寸前まで畑に芋を置こうという作戦です。サツマイモをしっかりと太らせるには積算温度が3000度必要とされます。例えば日平均気温25度が120日 (4か月)続くとちょうど積算温度が3000度です。 8月1日に定植したものについては11月13日で積算温度は2345.4度で、3000度には全く足りません。8月16日定植分に関しては1916.8度でまだ2000度にも届きません。(旧洲本測候所の観測データで計算)

植えたサツマイモの品種は 「高系14号の改良種」 で、芋の早期肥大性が良い品種ですが積算温度不足で若干細長いスリムな芋になるのはやむを得ないかもしれません。北海道のサツマイモみたいになる危惧 (失礼!) があります。やはり、熱帯植物は温暖地ほど栽培が有利です。寒い地方や寒い季節の栽培は困難が伴いましょう。ま、そうですが、8月1日に定植した株にはそれなりに芋が出来ております。問題は、8月16日に苗を定植した株にまともな芋が出来るかどうか?です。


↓ 少し土を掘ってみると、なんと、芋が入っているではないか! 苗定植後88日
8月16日に苗を定植後88日、芋が入っている

本日11月13日15時、芋畑の外気温は12.0度だ。
外気温は12.0度

↓ 本日11月13日15時、芋の株元の地温 (地表から5センチ下) は14.5度。明らかに地温の方が高く、土に手を突っ込んでみると生暖かい。
サツマイモの株元の地温は14.5度

↓ 少しでも地温の低下を防ぐために、分厚い落ち葉マルチをほどこした。
サツマイモの株元に厚く落葉マルチ

↓ 落ち葉マルチ作業完了。
厚い落葉マルチで地温の低下を防ぐ

●意外に地中の温度は暖かいです。外気温は下がって寒くても、土はほんのりと暖かく、土が冷えるのは外気温の低下よりも遅れそうです。それで、写真のようにサツマイモの株元に分厚い落ち葉マルチを施し、地温の低下をさらに遅らせる作戦です。まだまだ日中は15度を超える暖かい日があるでしょうから、8月16日に苗を定植した分に関しては、11月一杯は置いておきます。地温が8度以下になったら寒害発生の可能性があるので、そのために落ち葉マルチなのです。ふわふわとした落ち葉は空気の間隙が多く結構いい断熱材です。

●プロの栽培家から、「黒マルチを畝の肩に張るとか、いっそビニールトンネルを張ったらどうかね」 というアドバイスが聞こえてきますが、ダメです。これはあくまでも自給栽培なのであって営利の経済栽培ではありません。いかに資材を使わないで栽培するかもテーマの一つです。化学肥料や農薬もご法度です。放射能汚染がなく残留農薬などの心配もない安全な食べ物を自ら作るという趣旨の栽培なのです。プロの農家の人たちは営業用の作物には農薬をたんまりと振り掛ける反面、自分らが食べる分については無農薬あるいは減農薬でやっていることを、消費者 (都市住民) は知るべきであります。

冬の到来するも、サツマイモはまだ掘らない。
●本日は2013年11月11日であります。冬型の気圧配置になって、山陰~北陸~東北日本海側~北海道西部では、冷たい雨や雪になっている模様です。日本海側の各地や中央高地から冬の便りが続々と届くかと思われましたが、15時の時点で、青森地方気象台から本日11月11日に初雪の便りが届いたのみです。15時に1センチの積雪です。平年よりも5日遅い初雪です。青森県アメダス酸ヶ湯で15時に気温が-7.1度、積雪20センチの模様です。 普通の地上天気図だけではシベリア大陸からの寒気移流の様子が分からないので、気象庁HP 「船舶向け天気図提供ページ」 から、2枚の高層天気図から日本付近の部分を抜粋して借用させていただきます。

追記、冬の便りが続々と…
11月11日に、青森地方気象台で初雪を観測(8時40分に発表)
11月11日に、秋田地方気象台で初雪を観測(10時半頃?に発表)
11月11日に、山形地方気象台で初雪を観測(15時半頃に発表)
11月11日に、仙台管区気象台で初雪を観測(日没後に発表か?)
11月11日に、盛岡地方気象台で初雪を観測(発表時刻不明)

長野で11月11日に初雪が観測されたとの情報がでていますが、 長野地方気象台 のホームページを見るかぎりでは、11日22時半の時点でまだ発表はないようですが? しかし、22時に降水0.5ミリ、気温1.3度を観測しているから、降雪があったのはほぼ間違いないと思いますが。


500hPa高度・気温解析 2013年11月11日09時
2013年11月11日09時 500hPa高度・気温解析
↑ いよいよ冬将軍の進撃が始まりました。北海道の北西のアムール川下流付近あたりに寒冷渦の中心があり、たぶんハバロフスクでしょうか? -42.5度の数字が見えています。もちろん上空5000メートルほどのところの気温ではありますが、真冬の気温ですね。平地で雪が降る目安とされる-30度ラインが北海道を通り、東北地方北部をもかすめ通ろうとしています。

850hPa高度・気温解析 2013年11月11日09時
2013年11月11日09時 850hPa高度・気温解析
↑ こちらは1500mほどの上空の気温ですが、地上で雪が降る目安の-6度線が秋田辺りにかかっています。山で雪になる目安の0度線が、北陸~山陰~九州北部の日本海側沿岸にかかっています。おそらく大山 (1729m) や氷ノ山 (1510m) あたりでは初冠雪があったのではないか?と思います。四国東部の剣山 (1955m) では、三好市が設置したライブカメラによると、降雪や積雪はみられませんが、霧氷 (いわゆるエビの尻尾) でシラビソの樹が白くなっています。

●さて、気温がつるべ落としに下がってきましたから、そろそろサツマイモの二期作目を収獲すべき頃となりました。地温が8度以下になると寒害の発生が考えられます。気温が下がっても地温が下がるのとはタイムラグがあるので、今回の寒波でうろたえてサツマイモを掘る必要はないでしょう。やはり、降霜が発生する気温4度が予想されたらただちに掘るという考え方でいいでしょう。まだ日中は15度以上になっていますから、たとえ日照時間が少なくても日中は光合成による炭素化合物が生産されましょうし、夜間の気温が低いだけに日中に生産された光合成産物の消耗も少ないハズで、まだ芋が太ります。サツマイモの二期作は気候的にギリギリの限界的な栽培ですので、寒害発生寸前のギリギリまで畑に芋を置いておきます。


サツマイモの二期作は可能か? (その7) 離島振興法の功罪、罪の部分を考える。 
サツマイモの二期作は可能か?(その1)
サツマイモの二期作は可能か?(その2)食べて何を応援するの? 政府の補償金減額を応援するのか?
サツマイモの二期作は可能か?(その3)世界50ヶ国が東北地方・関東地方の農産物・食品を輸入規制している!
サツマイモの二期作は可能か?(その4)夏の終わりの寂寥感…
サツマイモの二期作は可能か? (その5) 食糧増産のために更なる温暖化が望まれる。
サツマイモの二期作は可能か? (その6) イモ掘りの目安は日最低気温平年値が10度

↓ 8月1日に苗を定植、10月28日のサツマイモの生育状態(苗定植後88日目)
8月1日に苗を定植したもの

↓ 8月16日に苗を定植、10月28日のサツマイモの生育状態(苗定植後73日目)
8月16日に苗を定植したもの

●本土で、すなわち南西諸島であるとか小笠原諸島ではなく、北海道・本州・四国・九州 (付属島嶼群を含む) でという意味ですが、サツマイモの二期作は可能か?という栽培試験 (?) がいよいよ佳境に入ってきました。

念のために申しますと、わが淡路島は本土ではありません。行政も 「本土導水」 などと言っているから離島であるという認識ですし、国土交通省の定義から言っても離島です。淡路島南部の南あわじ市 「灘地区」 と洲本市南部の 「上灘地区」 は離島振興法の対策指定地になっています。もちろん淡路本島の付属島の沼島も「離島振興法」 指定地です。加えて灘地区は兵庫県教育委員会から僻地第1級(以前は第2級)と認定され、沼島は僻地第5級と大変な箔が付いています。

国土交通省国土政策局離島振興課 『離島の現状について』 平成24年2月
国土交通省 『離島振興対策実施地域一覧』(平成25年7月17日現在)

離島振興法の対策地と指定されるのは不名誉なことと看做されそうですが、住めば都というだけではなく、離島には離島に住むメリットも存在します。様々な交付金や補助金が国や都道県から流れ落ちてくるので、離島振興法指定257島の島民は国からの交付金にぶら下がっている面がありそう。離島振興法利権だあぁ! 島名を名指しするのは恐いですけれども、本州の遥か南洋上の某島は、島民がたった180人ほどしかいないのに、(それも本土からきた港湾作業員とか村役場や郵便局職員なども含めてです) 港湾建設に120億円が流し込まれて、村役場には毎年国や都から10億円のいろんな交付金です。交付金を住民で割り算すれば1人500万円超です。これという産業もなく厳しい自然条件で島民の本土への流出が防ぎようがなく廃村 (廃島?) 必定のところ、国から落ちてくる交付金にぶら下がって生活しているとしか言いようがありません。なぜこんなことが起こるのかというと、自民党の国会議員が陰で利権にしているからなのですが、離島に立派な港湾など小さな島に分不相応な巨大な建設工事を誘致して、その工事は本土のゼネコンが仕事をするのですが、そこに政治家が口利きで割り込んでいるのです。こんなことをいつまでもやっていたら、この国は潰れるのは必定です。

●ムサシという会社の選挙投票数集計ソフトを操作して大規模な不正工作があったのか? ということが濃厚な感じですけれども、政治勢力分布が数10年逆戻りしてしまい、昔の土建屋国家に回帰してしまいました。で、またぞろ、紀淡海峡や、九州と四国の間に橋を! などと西日本の知事らが勢いづいています。今でさえ四国に3ルートの橋で本四公団は膨大な負債を抱えて、これから橋の周辺自治体にツケが重くのしかかってくるというのに、さらに紀淡海峡に架橋をというのは正気の沙汰ではありません。気が狂っているとしか言いようがありません。四国はもはや人口が400万を割り込んでいるのです。淡路島だって終戦直度23万人台だった人口が14万人台です。30年後には7万人まで減るでしょう。四国4県も淡路島もみすぼらしい田舎であって、30~40年後には人口が半減、経済活動も沈滞化するでしょう。にもかかわらず現有3ルートに加えて新規の2ルートの計5ルートもの巨額負債垂れ流しの橋が何故必要なのか?? 土建屋国家に祖先帰りしたこの国は借金の山に押しつぶされていくほかないようですね。行きつく先は、預金封鎖か? 物凄い増税か? ハイパーインフレか? 

どうなるのか全く予想ができませんが、日本史上、徳政令(とくせいれい) (借金棒引き・踏み倒し) は鎌倉~室町時代に何回もありますよね
。江戸期にもあったし。もちろん、徳政令は困窮した人民救済のために当時の貸金業者の土倉(どそう・つちくら)に債権放棄を命じたということでしょうが、貧民からの債権放棄要求一揆に対し、1割の上納金を納めることを条件にして徳政令を出したということから、商人から政府 (幕府 )への資産移転という面がありましょう。近くは僅か67年前に、膨大な戦時国債発行で財政破綻した日本をハイパーインフレが襲いかかり、政府は大借金をチャラにするために “新円切り替え・預金封鎖” をやっているんですよね。で、平成徳政令に対処するために、何年も前から資産疎開 (キャピタルフライト) は起こっていますし、水面下で多くの国民は既に徳政令に備えて、やがて紙切れになる蓋然性が高い紙幣を実物資産に変換などしています。(ただし徴税権と法律制定権を握っている国家当局のウラをかくのは絶対に無理でしょうが…)2014年4月から消費税が上がるのでヒドイ不況がこの国を襲い、税収を増やそうとして逆に税収が減るという合成の誤謬が起こることは目に見えています。で、今、政府は国民資産収奪計画を着々と進めていますよね。本来ならば税金に群がってメシを食った連中が責任をとるべきであるのに、フクイチ原発と同じで誰も責任をとらず、ツケだけ国民全体に回すというのは不条理なハナシです。われわれ庶民は不必要な被曝や、不意打ちに実行される徳政令には、自分の身は自分で護るという 「自己救済」 や 「自助努力」 で切り抜けるほかなさそうですが、それは難しそうで…。ま、一つの対処法は何も資産をもたず (何も無ければ召し上げようがない)、徹底して現金と無縁な暮らし (自給自足) をするのも一法かと思います。

●ところで、淡路島全体は離島振興法の指定地では全くありません。陸の孤島の淡路島南部海岸地帯が部分指定されているだけです。瀬戸内海では淡路島と小豆島訂正)は離島振興法の対象の島でないのですが、もともとの離島と指定する基準が、外海では本土からの距離が5キロ以上、内海では本土から10キロ以上であって、かつ本土との連絡船が1日2便だったか3便だったか?正確な数字はわすれましたが便数が少ないことが基準で、淡路島は基準から大きく外れます。ただしその基準もかなりあいまいで恣意的な運用がされているという感じはします。最近基準が内水域にまで拡大され、琵琶湖の沖ノ島が離島振興法対策地に指定されました。 それから、淡路島南部の灘地区および上灘地区は、国土交通省の今年7月の見直し議論で、離島振興法対策地域から外されることが決定しました。平成26年3月末を持って灘地区は離島振興地区から脱却です。理由は道路が整備されて本土(この場合は島の中心地区)のとアクセスが容易になったというふうなことですが、これって祝賀すべきことなのか? 残念だと言うべきなのでしょうかねえ? どちらであるか私見を申すのは、元離島振興法指定地住民なので差し控えたいと存じます。

訂正追記)今年2013年6月27日に、国土交通省の諮問機関「国土審議会離島振興対策分科会」が開かれ、小豆島を始め6島を新たに離島振興法指定とするとの発表がなされ、7月に正式決定した模様です。誤りがあったので訂正します。 離島経済新聞 2013.6.29 『半世紀ぶりに「離島指定基準」見直し指定離島は259島に』 1953年に離島振興法が制定されたときは外海離島のみでしたが、その後、内海離島にまで拡大することになった際、小豆島はちょうど坪井栄の『24の瞳』の小説や映画で湧き立っていて、“離島” などと指定されるとイメージが悪くなると小豆島側から断った経緯がありますが、人口減少・高齢化・産業沈滞で島の活力が減ってくると逆に「離島振興法対策地に指定してくれ」と運動していたみたいですね。念願が叶って小豆島の自治体の首長らは喜びの声を挙げたらしいが、とりわけ一番喜ぶのは土建業者か? 公共事業の国の補助率が上げられるので。やっぱり離島振興利権じゃあぁ!


↓ サツマイモの二期作成功か?
8月1日に苗を定植、88日後の10月28日の芋の入り状態

探り掘りした芋 (苗定植88日目)

●10月28日に、8月1日に苗を定植したサツマイモの株の “探り掘り” をしました。苗定植後88日ですが、既にそこそこ芋ができております。写真の3個のイモを秤で測ったら、258g、282g、256gでした。ちょうどいい大きさです。まだ小さい物もありますから、あと1カ月でどこまで大きくなるかが注目点です。通常は、探り掘りは苗定植後85日から、普通掘りは品種等で若干早い遅いはありますが、120日前後、しっかりと芋を太らせようとしたら150日です。4月~7月の120日間で一作目を栽培し、8月~11月の120日間で二作目を栽培、サツマイモの二期作は十分に可能であることがほぼ判明しました。ただし、これは淡路島南部の山の南斜面でのハナシです。ある種の山腹温暖帯にあたり無霜地でありますから、降霜が早い地方では可能かどうかは不明です。栽培試験はなお続きますが、高層天気図とのにらめっこで寒波襲来直前に一挙に収獲します。8月16日に苗定植分がどこまで芋が太るかが観察のしどころです。放射能汚染の危険性がありうる食品が西日本にもかなり出回っているようですけれども、自己防衛のために自給自足です。

12月1日に愛媛県の伊方原発で再稼働反対抗議集会(11月7日時点で詳細はまだ不明)があります。瀬戸内海沿岸地方の住民は参加して抗議の声をあげましょう! 伊方原発は中央構造線(東西数百キロに及ぶ断層帯)の真上にあります。非常に危険性が高いです。フクイチにしても津波などではなく地震の揺れで網の目のような配管が損傷してやられたことが、隠しようがなくなっています。中央構造線の活断層が動いたら濃尾地震クラスのマグニチュード8.0があり得ましょう。阪神大震災の30倍のエネルギーです。深刻な核汚染が瀬戸内海沿岸に広がります。そうなれば自給自足どころではありません。日本壊滅でもあります。


台風も、ハリケーンも巨大化していない。(その4) 過去300年で最強のシーボルト台風 
● 歴史地震学(古地震学) とか 地震考古学 という研究分野があります。近代的な観測機器による地震の観測データが存在するのは歴史上ごく最近のことであります。江戸時代とか平安時代には気象庁はまだなく、地震計による客観的な観測データはありません。気象庁が地震観測網を整備し始めたのは1885年からですので、近代的な「観測」はまだ100年ちょっとにすぎません。しかしながら、地震は太古の昔からあったハズです。昔の地震について知るためには、幸いなことに古文書に “地震が発生して大変な被害があった” というふうな記述は全国各地に膨大に存在しています。わが淡路島南部にも地震について記述した古い書物がけっこうあります。それから、考古学の遺跡発掘の際に断層崖とか噴砂など地震跡がみつかります。で、自然科学系の「地震学」と人文科学系の「歴史学・考古学」を横断的に研究する学際的な学問が必然的に発生しました。この分野の本格的な研究には、自然科学としての地震学の素養を踏まえた上に、しかもミミズの這ったような古文書も解読できる人でないと手が出せないと思うんですが、あるいは両分野の研究者が連携するのでしょうか? とにかく歴史地震は歴史史料からその地震の規模を推定するしかないのですが、誤差はあってもかなりの程度まで推定できるようですね。(でも、歴史上の地震の真のマグニチュードが不明なので、どの程度の推定値との誤差があるのか、それ自体が分からないとは思いますけど…)

●気象学でも事情は同じで、古気候学 という言葉があるように、昔の気候(気候変動)については、色々な手段で推定するほかありません。古気候学などと言ったら地質年代的な時間スケールのなかでの、古生代石炭紀の気候だとか、ヴュルム氷期の気候だとか言うふうなニュアンスですけれども、気象庁が近代的な測器で観測を始める以前の “古台風(?)” を研究することを「台風歴史学」とか「古台風学」と呼ぶのでしょうかねえ?  それはさておき、台風歴史学で推定した過去300年のAランクの台風のリストを見てみましょう。

●非常に古い論文を引っ張り出すのですけれども、日本気象学会 の機関誌 『天気  に掲載された50年ほどまえの論文から、過去300年間の伊勢湾台風クラスの被害が顕著であった歴史台風のリストを借用させていただきます。日本気象学会は事務局が気象庁の中にあり、地球温暖化に加担する政府の支配下にありそうな学会なので、自由な議論ができないみたいで、CO2二酸化炭素温暖化に疑問を呈する論文が投稿されても、温暖化推進の査読研究者によって握りつぶされボツになるそうです。科学的真実を追求する学術団体なのでしょうけれども、若干政治的な色が付いているように見えます。ですが次の論文を無料で公開しているところから察すれば、まだまだ良心はありそうですね。
日本気象学会 「天気」 1962年9月 277-281 高橋浩一郎『過去300年間のA級暴風雨』


過去300年間のA級の暴風雨

●1900年代の物の気圧等は実測値です。それ以前の物は被害史料を精査した推定ですから厳密には両者に統計的な連続性が必ずしもありません。赤色を施したのが有名なシーボルト台風です。過去300年(50年前時点での300年だから、現在からは350年)で最強の台風だったと推定されています。シーボル台風の名付け親は根本順吉氏です。根本順吉 『付記 シーボルト台風について』 シーボルト台風の上陸時の中心気圧に関して、高橋浩一郎氏は900hPaと推定、小西達男氏は935hPaと推定しています。小西達男 『1828年シーボルト台風(子年の大風)と高潮』 真の値は全く不明でありますが、小西達男は九州北部で13,000~19,000人の犠牲者であったと推定し、これは1959年の伊勢湾台風の犠牲者5098人を遥かに超えていて、記録のある限りでは日本で最大の犠牲者を出した台風です。

もちろん、推定誤差はつきものですが、昔の台風がいかに猛威をふるったかを良く認識する必要があります。いたずらに地球温暖化で台風が巨大化するなどと恐怖心を煽りたてて脅迫するヒマがあるのだったら、本当に台風が巨大化しているのかを考える基礎資料として、古い台風の研究をしっかりとやってほしいものです。とくに、マスゴミどもは、過去30年ほどの短い観測統計期間だけを抜き取って、その中で巨大な台風だなどと、見え透いた阿呆な印象操作・世論誤誘導をするな。


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