雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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台風も、ハリケーンも巨大化していない。(その3) クライメートゲート事件の第2弾! 温暖化を望んでいるIPCC
●地球温暖化は大変な危機であると言い、温暖化の主たる要因はCO2であると言っているIPCCをはじめ、そのシンパの地球温暖化利権者どもは、温暖化を心配しているのでは全くありません。逆に、どんどんと温暖化してほしいと望んでいる のです。かれらが心配しているのは温暖化そのものではなく、温暖化の欺瞞が剥がされて利権 (地位やお金) を失うことを心配しているのです。それを強く推認できるとんでもないニュースが世界を駆け巡りました。まず、下の2枚の図を観察しましょう。


地球全体の二酸化炭素の経年変化(1984-2012)
線形的に増える大気中のCO2濃度
↑ 気象庁ホームページから 『地球全体の二酸化炭素の経年変化』 という図を借用しました。全く順調に、一本調子に、線形的に、二酸化炭素濃度がどんどん上昇しています。CO2削減の涙ぐましい努力 (?) 等あざわらうがごとくCO2が増えております。この図は地球全体のものでありますが、個別の観測所のデータでは、たとえば気象庁の観測地点である綾里・南鳥島・与那国島の3地点では昨年あたりから400PPMを越えてきました。春から夏には北半球の植物の生育でCO2が減り、秋から冬にはCO2が増えるという年間高低差10PPM程度の季節変化があるのですけれども、2013年初夏には405PPMになった模様です。1988年に地球温暖化のお祭りが始まってから、20年余りで、大気中のCO2の濃度は1割増加しました。C02は緑色植物の光合成に絶対に必要不可欠な原料です。CO2増加による農作物の肥料効果が顕在化 してきたのは誠に喜ばしいことであります。CO2を増やして食糧を増産しましょう!


世界の年平均気温偏差(1984-2012)
世界の年平均気温の偏差
↑ 上段の図に対応する期間の世界の平均気温の変化です。気象庁のホームページから 世界の年平均気温偏差 の数字を拾って私が勝手に作成しました。1981~2010年の30年平均値を基準にして、年ごとの気温の基準からの偏差で示されています。注目点は、1998年に+0.22度を示顕してから、赤色の数字で示している通り、(+0.16, +0.17, +0.19, +0.14) と見えない壁で頭を押さえられています。年ごとの気温偏差は上へ下へと振れながら傾向としては上昇していましたが、ここ15年ほどは気温上昇は頭打ち なのであります。薄い青色の5年移動平均線もハッキリと上昇がおさえられています。

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CO2と温暖化との “相関関係” が崩れている
上掲の2枚の図から言えることは、CO2と温暖化にはあまり相関関係がなく、したがって因果関係が認められない ということでありましょう。気温の上昇の頭が押さえられているにもかかわらず、二酸化炭素が行け行けドンドン破竹の快進撃で増加しています。「地球の気温」 というのは様々な要因で変化する非線形のカオスな現象であって、IPCCが言うように、「二酸化炭素の増加によって直線的に温暖化するのは間違いない」 など嘘っぱちであることが強く窺われる図であります。相関性が無い以上は、因果性などあり得ないということでありましょう。

一番当たっていると考えられるのは、通説とは全く逆で、気温が自然の要因で上昇したからこそ、二酸化炭素が増えているとする 「槌田ー近藤ライン」 説です。二酸化炭素は海洋には大気中の何十倍ものCO2が貯蔵されているし、土壌の中にも膨大にあります。気温がある閾値よりも高ければ海洋から二酸化炭素の放出が続く、すなわち地球の平均気温が高かろう低かろうと その閾値よりも上にあるかぎり二酸化炭素濃度の上昇が続く という説です。非常にこの説の説得力が増してきましたね。今後を占えば、仮に人類が地球上から消えて人為的な二酸化炭素排出がゼロになっても、二酸化炭素濃度の上昇は続くということであろう。おそらく現在約400PPMのCO2濃度ですけれども、600PPMとか800PPMぐらいまで行くのじゃないかな? そうなれば食糧増産に繋がり人類には福音です。さまざまな自然の要因で (最有力はスベンスマルク説か?) 地球の平均気温が下がり始めて “その閾値” より気温が低くなって初めてCO2濃度が下がり始めるのでしょう。

要するに、気温の上昇が先行して、遅れてCO2濃度が追従 しているという説です。この説では、何の矛盾もなく全てが上手く説明が付きます。これって何かに似ているんですが、(気象ファンには説明不要、けれども一般の人に分からせるのは沢山の図を出して説明に苦労するのですが) 気温と海水温の関係です。例えばわが淡路島の洲本測候所の年間気温変化と、瀬戸内海の水温の年間変化です。陸上の気温のピークは8月上旬です。海水温のピークは9月上旬です。1か月ずれています。逆に冬の気温と海水温のボトムも1カ月ずれています。気温が先行して海水温が後を追いかけています。気温とCO2の関係もこれに極めて酷似しています


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また出たぞ! IPCCの隠蔽工作
●IPCC (気候変動についての政府間パネル) は、もはや政治団体です。もちろん最初からそうですが、IPCCは自然科学の真理を探究する国際学会などではなく、各国が国益をかけて主張を投げつけ合う国連傘下の政治団体であります。だいいち議長のパチャウリ氏は学者としては経済学者であって商売人です。自然科学の徒ではありません。そのIPCCが関与するスキャンダルがまた出てきました。



武田邦彦氏が語っている9月中旬に出たニュースというのは次です。日本じゃほとんど報道されませんでした。こんな重要なニュースを報道しないというのは、日本のマスゴミどもが途方もなく偏向していて、腐敗している連中なのであって、政府の醜悪な広報係でしかないことを如実に物語っています。
メールオンライン2013年9月19日の記事 『World's top climate scientists told to 'cover up' the fact that the Earth's temperature hasn't risen for the last 15 years』 


武田邦彦氏が言っている 「北海道新聞に載った渡辺正氏の記事」 というのは北海道民以外は読む機会がほとんどなかったと思われますが (私も読んでいないです)、けれども内容は次のものと同一ではないか? と想像しています。申すまでもなく渡辺正氏は日本の代表的な 「CO2地球温暖化説懐疑論者」 の一人ですが、次の記事は無料で読めるし温暖化マインドコントロールから醒めるにはとても良い記事です。それにしても日本にはまともな新聞が3紙あるといわれます。東京新聞、中日新聞、北海道新聞です。みな地方の新聞であって、全国紙ではありません。地方紙であるから政府からの縛りや暗黙の圧力が少なく、ある程度は自由に記事が書けるのではないか?
JBプレス 渡辺正 『終息に向かう「地球温暖化」騒動』 2013年10月23日 


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●「とら猫イーチ」さんからコメントを頂戴しましたが、傾聴すべきコメントですので転記します。温暖化詐欺の実相を端的に書き述べられていて、示唆に富むコメントです。まったく賛同です。

とら猫イーチさんのコメント
 温暖化詐欺には、詐欺犯自体が持つ様々な必要性があり、また、詐欺犯自体が各国政権と結びついていますので、科学的な議論には蓋がされて、懐疑的な意見を持つ人々は社会的に孤立し、科学的主張をされる人々には害が加えられることもあり、実体は、利権に塗れた政治・経済の渦中にある、と思います。
 その理屈は、原子力発電導入に有利であり、英国のサッチャー政権に依り火力発電からの切り替えに利用されましたし、日本でも同様に、原子力発電がCO2を出さない「クリーンエネルギー」であるとして国民の洗脳に利用されましたし、現在でも利用しています。 
 また、京都議定書に依り、排出権取引がCO2の排出抑止に導入されましたが、これは、新自由主義的市場拡大に伴う全く新しい金融市場の創設です。 全く何も無いところから金融市場が出来たのです。 アル・ゴアは、その役割を果たして、ウォール街の猛者達と英国に投資会社を作り、金融・投資で「二酸化炭素成金」になりましたし、IPCCのパチャウリは、インドの財閥タタの金儲けに尽力しました。 地球温暖化詐欺は、金融の申し子なのです。 
 日本では、一面では、京都議定書で騙された阿保な政府が被害者であり、その反面では、世界市場から脱落した企業救済のための「エコ・エコ詐欺」でエコポイント等の嘘を通じて、企業救済に国費を投入する屁理屈に利用されもしました。 
 ありやこれやで、財政危機の日本ですのに、年間では兆の単位で無駄金を使っています。 後世になり、今の日本と日本人は、何んと馬鹿げたことで無駄使いを重ねたことか、と呆れられることでしょう。

山のキノコの返信
 2007年10月に、ノルウェーのノーベル賞委員会は、『不都合な真実』で恐怖の喧伝をしたアル・ゴア氏と、国連下部組織の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC 議長はパチャウリ氏)に、ノーベル平和賞を与えました。しかしながら、これほど奇妙な話はありません。そもそもノーベル平和賞は、ノーベル政治賞というべき政治的配慮が濃厚な賞であります。
 たとえば、2009年10月9日に、オバマ大統領にノーベル平和賞が与えられました。オバマ氏は2009年1月20日に大統領に就任しましたから、平和への何の活動も実績もない早い段階で、米国国内のノーベル賞委員会に候補者としてノミネートされた勘定になります。しいて実績と言えば、演説で “みなさん核兵器を減らしましょう” と呼びかけたことぐらいでしょう。歴代のノーベル平和賞受賞者には変な人物が並んでいます。
 そもそも、気象とか気候とかいうのは、地球回転体の重力場における物理現象であるハズだから、分野としては政治や平和では全くありません。本来であるならばノーベル物理学賞の対象分野です。にもかかわらず、平和賞を与えたのは、自然科学の賞を与えるのはとても無理だというノーベル賞委員会の判断があったのでしょう。しかるに、CO2地球温暖化説というのは自然科学の学説などではなく、国際間の駆け引きを行う政治的な与太話であることを認めたということで。アル・ゴア氏とパチャウリ氏にノーベル平和賞が与えられたこと自体が、CO2温暖化の話の正体が良く顕われていますね。


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台風も、ハリケーンも巨大化していない。 (その2)
日本の本土を襲った巨大台風と、洋上の島嶼観測所での観測データ】 出典は主に気象庁のホームページでありますが、他のネット情報や紙の文献で補いました。

本土上陸の巨大台風のランキング

(註)935hPaとか、940hPaなど 5hPaきざみの数字はあくまでも推定値 であるので、最寄りの測候所での実測値を併記しました。実測値であるならば911.6のように小数点以下まで記録されます。台風の中心が観測所の真上を通らないかぎり真の値は不明なのであって、真の順位も分からないのです。(ま、そんなに大きな誤差はないでしょうが) 結局、台風の上陸時の中心気圧を実測するには、太平洋沿岸に海岸線に沿って10キロごとくらいに気圧を測る観測所を配置しないと精確には捉えられないですよね。現実には気圧を測る観測網があまりにも粗いので推定せざるを得ないということでしょう。

なお、台風番号の例えば T9313 などの意味は、Tはtyphoonの略。9313は、1993年の第13号の意味。


島嶼気象官署での台風ランキング

8位以下、南西島嶼の気象官署では、920台や930台の観測記録は、古いものも新しいものも多数あり、列挙していたらキリがありません。が、どちらかと言うと、観測開始年代が比較的に新しい観測所が多いので、古い観測データ自体が存在していないことが多いです。で新しい記録も結構あります。観測期間が100年超に達する物が少なく、観測期間が50年あまりのものが多いということは、 統計を取る際に、昔の母集団が少なく、近年の母集団が多い ことを示しています。昔の観測網は粗いので昔の巨大台風のデータが漏れ落ちている可能性が大です。また、これは本土の観測所についても同様です。

余談】 予算削減によるリストラもありましょうが、現場での泥臭い観測業務がよほど嫌なのか? 気象庁は、次々に測候所を無人のロボット観測にしてしまい、現在は名瀬測候所(鹿児島県)と帯広測候所(北海道)以外の全国の旧測候所は「特別地域気象観測所」に格下げされています。で、管理の手薄が原因で露場が草ぼうぼう、周囲の樹木が茂る、ひどいのは気温観測の通風筒を蔓草が塞ぐなど、気温や雨量の観測データに悪影響を色濃く及ぼしています。 観測データの信頼性・長期の観測データの連続性に問題 を落としています。

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●さて、上に掲げた本土を襲った巨大台風のランキングを目を凝らしてみると、地球温暖化のお祭り騒ぎを始めた1990年以降に、1934年の室戸台風(911.6hPa)を凌駕する台風がいまだに来ておりません。CO2地球温暖化で地位やお金を得ている連中が、マスゴミを操って “台風が巨大化する” と善良な国民を脅迫しているのですけれども、一向に室戸台風を越えるウルトラ台風(?)が来ないのは何故なんでしょうかねえ?? 地球温暖化のお祭りを始める前のほうが強い台風が来ていますよ。それどころか、若い人らは全然知らないでしょうが、氷河期が来るぞ! と本当に地球寒冷化が懸念されていた頃(1970年頃)の方が強い台風が本土を襲っています。 気候がちょっと寒冷化したら地球寒冷化のお祭を踊り、ちょっと温暖化したら地球温暖化のお祭りを始めるのが気象学者たちの性癖 であることは、よく知っていた方が宜しいです。地球温暖化の騒ぎは、何も最近に始まっただけでなく100年余り前にもあったことを知っていたほうがいいです。おそらく、気象学者たちは騒いで危機を煽れば研究費がくすね盗れるのでやっているのでしょう。人から金品をかすめ盗る方法は色々ありますが、 「このままでは、大変なことになりますよ」 と危機を大袈裟に煽って脅迫し、 「今ならば△△をすれば助かりますよ」 「助かる方法は1つだけあるんです」 と助かる方法を教えるのです。これがカネ盗りの常套的な戦術 なんです。具体的には、原子力だ、太陽光発電だ、風力発電だ、エコだ、CO2削減なんだよね、これで地球の破滅が救われるんですよ…。ということなんです。こうして温暖化対策で2~3兆円の税金が毎年かすめ盗られているんです。もう多くの人々がこの構図に気付いていますが、まだ分からない人は、早くマインドコントロールから醒めてほしいな、と願っております…。 

●ところで、私は恐い物見たさで秘かにウルトラ台風が見てみたいと思っています。もちろん、そんな物が来たらとんでもない被害がある筈で、来ない方がいいに決まっています。ウルトラ台風が来たら建設会社や住宅会社は仕事が増える(台風特需)ので喜ぶでしょうが、被害で泣く人の方が多いでしょうし、台風特需で湧く建設会社にしても、社長や社員の家も最大風速80m(最大瞬間風速では100m)で吹き飛ぶかもしれません。手放しで仕事が増えるなどと喜んでいられないハズです。52年前の第二室戸台風は子供のころ経験しています。わが旧洲本測候所で934.4hPaです。強烈な暴風で、屋根の瓦が吹き飛び宙を舞っている様子は、カラスの群れが乱れ飛んでいるみたいでした。瓦は重いので石と同じです。昔、富士山の山頂で夏の間研修をしたことがあるのですが、関東沖を台風が通過した際に、こぶし大の石が飛ぶのを見ました。石が宙を乱れ飛ぶのを結局2回見たのですが、(あまり大っぴらには言えませんが)もう一度石が飛ぶのをみたいと思います…。物凄い光景です。一大スペクタクルというか映画のシーンを見るような光景です。

日本4大台風による犠牲者数と被害(死者+行方不明)】 『理科年表』 による。  この4個の台風がアメリカ基準でのカテゴリー5に該当する “supertyphoon・スーパー台風” なのです。スーパー台風は最近は本土に全く来ていないのです。

室戸台風  (1934年)3036人 住家 92,740 浸水401,157 船舶27,594
枕崎台風  (1945年)3756人 住家 89,839 浸水273,888 (記載無し)
第2室戸台風(1961年) 202人 住家499,444 浸水384,120 船舶 2,540
伊勢湾台風 (1959年)5098人 住家833,965 浸水363,611 船舶 7,576

第二室戸台風の犠牲者が少ないのは、その2年前に甚大な被害を出した伊勢湾台風があり、また室戸台風の進路と酷似していたため、厳戒態勢が敷かれてテレビやラジオが警戒を呼び掛け、行政が防災対策を講じたため人的被害が最小に抑えられたと言われています。 昔は暴風で倒壊しやすい木造家屋が多かった反面、同じ木造家屋でも、現在は耐震基準が厳しくなり家屋が倒壊しにくくなっています。河川の堤防も強化され川が氾濫しにくくなっています。そういうことを考慮すると、昔と今の台風の犠牲者数など同列に比較はできないと思いますが、温暖化祭が始まるよりはるか 昔の方が強力な台風が来ていた ことは疑いようがありません。


(拙稿は続く)

台風も、ハリケーンも巨大化していない。 (その1)
●本日は2013年10月25日であります。日本の遥か南海上には、2つの台風が存在しています。一つはT1327で国際名はフランシスコ、もう一つはT1328で国際名はレキマーです。ネットでは阿呆な書き込みで賑わっていました。100年に一度の台風か?はマシなほうで、台風兵器だ!などと、たぶん真顔で語る書き込みまであり、阿呆さかげんは救いようがありません。台風や地震が人工的な兵器であって、何者かが人工的に作り出しダメージを与えたい国や地域にぶつけているのだ、などという主張はオカルトを通り過ぎて精神異常のレベルです。本当に台風が人工的な兵器であるなどと信じている人は早く精神科で診てもらったほうが宜しい…。

さて、T1328が10月23日00時~24日09時まで、中心気圧が905ヘクトパスカルと解析されておりましたが、これをもって観測史上最強だの、世の終わりだの、事実をわきまえない思い付きの大量の書き込みがネットであふれ返っていました。全く資料とか文献に当たらずに主観的な想像で書き込みをすることが、ネット情報があまり信用されず評価が低い一因でもありましょう。で、今一度、台風やハリケーンについて観測統計資料にあたって再確認してみましょう。

●T1328の905ヘクトパスカル(hPa)というのは、実測値ではなく、ドボラック法による衛星画像の雲パターンからの推定です。かつて戦後米軍が観測飛行機で台風の目の中に命がけで突入して、観測機器を投げ落として実測していました。1979年の20号台風が10月11日15時に沖ノ鳥島南東海上で870hPaが観測されました。これは米軍の飛行機観測による実測値です。この870hPaが台風やハリケーンで観測された世界最低気圧です。しかしながら北西太平洋エリアでの米軍の飛行機観測は1987年に終了しています。したがって現在はるか南海上にある28号台風が雲パターンから905hPaと解析されても、それが当たっているかどうか真の値が不明なので分かりません。仮に当たっていたとしても870には大分及びませんから、なんら史上最低気圧とは言えません。そもそも、900hPa割れなどというのは、台風が洋上にあるときにはよくあったことで、全く珍しくはないです。そして、台風が北上と共に減衰するのが普通で、870hPaという世界最低気圧(海面での)を観測したT7920も、本土(和歌山県白浜町)に上陸したときは965hPaです。最盛期からは95hPaも衰弱しています。たいていの場合、洋上にあるときの勢力のまま台風が本土上陸をするのではないので、ガタガタと大騒ぎするのはみっともないのです。 国立情報学研究所 北本研究室 『デジタル台風』 を参照。


ハリケーンは巨大化していない
最近はマスコミたちの報道はおとなしくなりました。1998年以降は世界の平均気温が全然上がらずに横ばいで、一方大気中の二酸化炭素濃度の上昇に拍車がかかっています。温暖化と二酸化炭素との相関関係が崩れるという不都合な真実を隠すために “温暖化の報道をしない” という方針になった模様です。下手な報道をするとヤブヘビになってしまう恐れがあるので、黙っておこうという “沈黙作戦” だと思われます。それはさておき、数年前には、地球温暖化で台風やハリケーンが巨大化・凶暴化するということが喧伝されました。将来、数十年後あるいは100年後に巨大化するのであるが、すでに巨大化しているという認識が示されていました。


下表は、米国の ナショナル ハリケーン センター のサイトでリリースされている技術メモNWS NHC-6 1851年~2010年の間に、合衆国を襲った最も破壊的で、被害額が大きく、最強の熱帯性低気圧。(かつ、その他の要望の高いハリケーンの実態) の13ページの表から抜粋借用しました。

下に掲げる表は米国本土を襲ったハリケーンの上陸時の中心気圧が低い方からの順位ですが、熱帯性低気圧の暴風雨の強さは、中心気圧の低さとほぼ相関しているから、これが気象現象としてのハリケーンの凶暴さの順位です。なお、犠牲者の数とか、被害額で順位をとると、自然現象としての強大さと必ずしも一致しないです。当たり前のことですが、カテゴリー5の強力なハリケーンが猛威をふるっても人口の少ない地方を襲ったのでは犠牲者が少ないです。カテゴリー1の弱いハリケーンでも海抜0mの低湿な人口密集地帯を襲えばそれなりの犠牲者が出ます。自然現象の強度と、災害の大きさは指標としては別物です。被害者や被害額の多寡でハリケーンの強大さを論じるのは間違っています。
米国本土に上陸したハリケーンのランク

上の表は、20位までの抜粋ですが、25位ならびに35位のハリケーンはカテゴリー4に評価されているので付け加えました。これはカテゴリー4以上のハリケーンのリストです。黄色のマーカーを施したものは1990年以降のものです。朱色で示したものは、出典の本表の最後にADDENDUM(補遺)として追加されているので、抜粋借用したリストに割り込ませた。したがって実際は24位までのリストとなります。(ただし23位と24位は941ミリバールと同値です)

【参考】 Saffir–Simpson hurricane wind scale から抜粋して作表。
シンプソン ハリケーン スケール
【訂正】風の強さの欄で、「m/時」とあるのは「m/秒」の誤りです。

●この表を目を凝らしてみると、近年ハリケーンが凶暴化(巨大化)しているということは、全くありませんですよね。地球温暖化がやかましく騒がれだした1990年以降に、とくに強力なハリケーンが増えたというふうには全く見えません。それどころか、大昔の強力なハリケーンが目立ちます。1位のFL(Keys)は、1935年 レイバー デイ ハリケーン と呼ばれフロリダ半島で892hPaを観測していますが、78年も大昔です。2位のカミールも44年も昔です。5位のインディアノラに至っては127年もの超大昔です。とにかく50年前とか90年前とかの古いハリケーンがやたらに目立ちます。これでは温暖化でハリケーンが巨大化しているなどとは言えません。

●2005年に882hPaというハリケーンの観測史上最低気圧を観測した ウィルマ がないではないかとツッコミが来そうですが、ウィルマの882hPaはカリブ海の洋上でアメリカの観測飛行機が実測したものです。表に並んでいるものとは同列にできません。ウィルマは上陸時の中心気圧は950hPaです。出典の元資料では1851年からのハリケーンの観測データに基づいているようですが、飛行機が発明されるずっと前からハリケーンの観測が続いています。昔は洋上のハリケーンの気圧など測る手段がなかったハズです。飛行機観測が行われているのは第二次大戦以降です。だから、昔と最近とで統計の取り方を変えてはいけないのは当然です。昔はハリケーンの上陸時の気圧、近年は洋上での気圧、を一緒くたに並べたのでは、データの連続性が無いわけであって、近年にハリケーンが巨大化したかのように印象付ける誤魔化しになってしまいます。統計というのは、その統計を取る全期間において、同じ条件で観測したデータで統計を取らなければインチキです。地球温暖化の話が信用できないのは、気候変動の研究者も平気でそういう誤魔化しを弄し、マスゴミどもが何の批判も疑問も加えずに、そのまま垂れ流すからに他なりません。


(拙稿は続く)

『篠山登山と珍しいムベの観察会』 は雨天のためにお流れ。
本日は2013年10月20日です。予定していた 『篠山登山と珍しいムベの観察会』は悪天のためにお流れとなりました。男性参加予定者はいちおう現地に集合しましたが、よもやま世間話をしばらくしたのち、散会です。次の観察会は12月22日(日曜日)です。恒例の(?)コクモンジの採集と、キノコ狩り?です。 これは参加者が多いと分け前が減るので、人数制限があるかもしれません…。

●今日は西日本~東日本の広い範囲で雨で、特に紀伊山地の南東斜面でしっかりと降ったようであります。本日の日降水量の全国ランキングでは、1位は三重県のアメダス鳥羽で、132ミリの降水量でした。(ただし17時現在のランキングで、まだ7時間残しているので変わる可能性があります) わが淡路島では、アメダス南淡で19ミリ、アメダス郡家で16ミリ、洲本特別地域気象観測所(旧洲本測候所)で17ミリでした。雨は昨日から降っているので昨日から今日にかけての降水量は34~39ミリでありました。これは少なからず多からずちょうどいい雨量です。9月15日~16日に牛内ダムで394ミリの大雨がありましたが、いっぺんに300ミリ降るのは大変困るわけで、30ミリずつ10回に分けて降ってほしいものです。降るときはバケツの水をひっくり返したような大雨、降らん時は日照りが続く…、という傾向は年々強まっている傾向は認められます。

●温暖化が進んで、日本列島が「熱帯化」しているのだ、熱帯地方のように「対流性の驟雨」ひらたく申せば土砂降りの夕立のような降り方になっているのだと、マスコミが言っておりますが果たしてそうだろうか? この間の伊豆大島の記録破りの大雨にしても、上空にこの時期としては強烈な寒気が南下していました。地上では台風26号の暖湿気流があり(南東の風)、一方で大陸から張り出した寒冷高気圧から吹きだす冷たい北東気流があって、伊豆大島付近で収束帯(シアーライン)が形成されていました。南東の暖湿気流と北東の冷たい気流がぶつかって収束帯を作り、暖湿気流が冷たい気流の上に滑り上がるような上昇気流ができ、積乱雲の列ができているのが衛星画像等で鮮明に見えていました。100ミリの時間降水量が数時間つづいたのは、(シアーラインの走向と台風の進行方向が一致することによって) 伊豆大島にシアーラインがかかり続けていたのが根本的な原因であって、「熱帯化」などという説明では全く説明になっていないように思います。伊豆大島の激甚災害をもたらした記録破りの豪雨の事例では、温暖化というよりも、台風の後面に侵入した季節外れの寒気がおおきな悪さをしています。むしろ、寒冷化が台風や温帯低気圧を猛烈に発達させることもあり得るという印象です。なんでもかんでも「温暖化」とか「熱帯化」などと説明するのは誤魔化しであって、説明が “恣意的・単純的・教条的・誘導的” であると言わざるをえません。もちろん気象庁もそういう「熱帯化などの」説明はするけど、地球温暖化に関する頁で言うのであって、日々の天気変化の説明ではそんなことは言っていないです。どうやら阿呆なマスコミが煽っているようで、タチが非常に悪いです。マスコミは何でもかんでも煽りたてる報道をして、世間を踊らせるのが好きなようであります。踊ってお祭り騒ぎをすることで商売できる人たちがおるわけで、その商売人の手下をしているのがマスコミであろうかと、認識しています。

牛内ダムへ行く道路の道標
マダケの竹やぶに半分埋まるようにあります。当該の土木事務所は職員がぞろぞろと大勢いるのに、この道路標識の管理が手薄になっています。まず、よく汚れています。拭き清めて清掃する必要がある。竹やぶも刈ったほうがよろしい。来年たけのこが出たあと竹やぶに埋まるのは必定。それから、ダムの周遊道路の草刈りをする必要がある。管理の仕事をするのがイヤなのであれば、人員削減と給与水準の下方修正だ。国の借金は1000兆円を超え、県の借金、市の借金もある。南あわじ市の借金も850億円だ。有権者一人当たり200万円だ。消費税があげられ国民大衆はやせ細る一方で、疲弊の極みにたっしておる。国家公務員・地方公務員・みなし公務員の700万人を支える担税余力は、国民納税者には既になくなっている。ソ連の例をみても国家が破産して一番つらい目に遭うのは、意外にも実は公務員だ。予算が組めなくなって月給が出なくなるからだ。

牛内ダムへ行く道標

本日の収獲物
雨であったが、同級生のT君とアケビを採集しました。紫色の物は(5小葉の)アケビ、赤い物は(3小葉の)ミツバアケビです。ミツバアケビはまだ緑色の堅い物があり、非常に果期が長いようです。アケビ両種の果期は9月下旬から11月上旬ぐらいの長きに及んでいるようであります。アケビの皮は苦いのですが食べられます。苦味は水でさらすとか、時間を掛けてよく煮ると軽減します。庶民大衆は野生の物を採集して、食材の足しにして、始末倹約に精励しています。消費税を8%にすると庶民は生活防衛のために更に始末倹約に知恵を巡らせるでしょう…。よって、税収を増やそうとして消費税率をあげたならば、国民が財布のひもを固く縛って節約して、かえって税収が減るでしょう。いわゆる 合成の誤謬(ごうせいのごびゅう) となる公算が大なりと予想しています。
アケビの盛り合わせ

国家の悪意、 国民は自己防衛を図る局面かと…。
第185回国会の冒頭で、首相が “所信表明原稿” を読み上げた
●3カ月もの長きにわたって店を閉めていた国会が、10月15日に久しぶりに開店しました。その第185回国会が開店された冒頭で、出戻り第2次安倍内閣総理大臣が、所信表明の原稿を読み上げました。よく通る声で朗々と読み上げましたが、これって演説とは言えないのじゃねえか? 原稿を読むのは 「朗読」 とか 「読み聞かせ」 なのであって、とても演説とは申しません。さて、この原稿は誰の手で書かれたのだろうか? 政府に各省庁から出向している首相の取り巻き官僚たちが執筆したのだろうかな? と想像を逞しくするのですが、それはさておき、国会議員たちが演説草稿朗読の文脈の節目で 「そうだ」 「その通りだ」 と合いの手の拍手と賛辞を入れるのには、気分が悪くなってきます。これは、ただの儀式でしかありません。これでは総会屋が陰でとりしきっているシャンシャン株主総会と大して変わりません。第1次内閣の際には 「美しい日本」 などと意味不明なことを標榜していましたが、今回の出戻り第2次内閣になると 「強い日本」 などと、これまた意味不明のお題目を掲げております。

●第185回国会における出戻り第2次安倍内閣総理大臣の 「所信表明原稿朗読」 の草稿が、首相官邸のホームページ上で掲載されています。
首相官邸HP  「第185回国会における安倍内閣総理大臣所信表明原稿朗読」
一部を抜粋して引用させていただきます。

引用開始
 私は、毎日官邸で、福島産のお米を食べています。折り紙つきのおいしさです。安全でおいしい福島の農水産物を、風評に惑わされることなく、消費者の皆さんに、実際に味わってほしいと願います。
 汚染水の問題でも、漁業者の方々が、「事実」と異なる「風評」に悩んでいる現実があります。しかし、食品や水への影響は、基準値を大幅に下回っている。これが、「事実」です。
引用終了】 


●正気かよう?? てな感じであります。まさか首相になるほどの能力の高いお方が、真顔で言っているのではあるまい。おそらく陰からこの国を暗然と支配している勢力に、そのように言わされているのであろうと見ます。端的に言えば、出来るだけフクイチ原発事故はなかったことにしたい連中や、原発事故の責任を逃れたい連中、原発事故による補償金を出来るだけ抑えたい連中、そして今まで通り原発利権に群がってカネにしたい原子力ムラの連中どもが、首相にそう言わさせているのでありましょう。この所信表明原稿の背後には、福島県産の農産物や水産物や加工食品を、広く国民に食わして売りさばく、という明瞭な国家の意思 が透けて見えています。法的に受忍限度は1ミリシーベルト/年なのに、5ミリシーベルトの放射線管理区域に相当するなどは大したことはない、20ミリシーベルトまでは安全だと権力の乱用で基準を引き上げ、放射線障害を受けやすい妊婦や子供まで放射能汚染地帯に抑留させ、普通に生活させ、かつてのように農業をさせようと政府はもくろんでいます。汚染地帯で生産したコメをはじめ農産物を事故以前と同じように流通させようともくろんでいます。その福島県民の棄民や、国民の生命安全軽視の “国家意思” がチラチラと見えています。われわれ国民は各自がこの国家の邪悪な意思を見抜いて、警戒したほうが宜しそうで…。食べて応援など真に受けないほうがよろしい。もはや、この国は北朝鮮とたいして変わらない国に変わり果てています。もう以前の日本じゃありません。今国会で「秘密保全法案」が間違いなく可決するでしょう。これは日本弁護士連合会も懸念表明する事実上の治安維持法であり、言論封殺法案です。まもなく言論統制が始まります。まもなく原発反対の声は世の中から一切消えましょう。悪意のある国家のプロパガンダしか聞こえてこなくなります。真実は何も見えず何も聞こえないという社会が現出しようとしています。我々国民大衆は、自分の健康や生命や安全を護るのは、自分自身のメディアリテラシー、情報リテラシーしかないことを肝に銘じるべき局面にきております。とにかく生き残りたかったら、首相や政府やマスコミの言うことの裏を考えるべきです。

ネット版新聞記事から写真2葉を引用させていただきます。


防護服を着て田植えだ
YOMIURI ONLINE 「福島の米 未来信じて」 2012.8.20

防護服を着て田植えだ

防護服を着て稲刈りだ
福島民報 「試験栽培の稲刈り 警戒区域の大熊、収穫作業ルポ 」 2012.10.11

防護服を着て稲刈りだ

表土5センチを除染したという田んぼでも、空間線量は4.8マイクロシーベルト/時ということです。4.8×24時×365日=42048マイクロシーベルトです。42ミリ/年です。たとえ試験栽培とはいえ、絶対に住んではダメな場所でなぜコメを作ろうとするのか? はじめから無理だと分かり切っているところで何故コメを作ろうとするのか? ここにも国家の邪悪な悪意を感じますね。

●リンクのネット記事が何時まで閲覧できるか分かりませんが、こういう情報もやがて一切出なくなるでしょうね。記事は昨年のものですが、防護服を着なければならないような警戒区域でコメが作られています。収穫したコメに、どの程度の放射性物質の残留があるのか調べる 「試験栽培」 でありますが、一国の宰相が平気でウソを付く国なんです。放射能汚染水が太平洋にダダ漏れであるのにもかかわらず、それはコントロール出来ているとウソをつくのです。試験栽培のコメは廃棄するなどといっても、まあ、最初はちゃんと廃棄するでしょうがそのうちに…。全袋検査して基準値をこえるものは流通させないといっても、そのうちに…。まあ、基準値そのものが内部被曝の安全率を十分に取ったものではないし、検査の手抜き、検査の誤魔化し(高ベクレル米と低ベクレル米のブレンドとか)はましなほうで、検査結果の大幅改竄とか産地偽装とか…。なんでもアリの国です。外食産業も小売業界も続々と福島県産農産物を使うと表明しています。放射能汚染地帯応援の官民あげての大政翼賛会はすでに出来上がっておりますね。


電力会社の経営悪化は、“燃料費の高騰” が原因だという説明を、眉にツバをつけて疑う。
●日本の電力会社というのは、終戦直後には沢山の電力会社があったそうですが、次々に整理され、現在では日本列島を10個のブロックに分割して、1ブロック1電力会社に営業エリアが棲み分けさせられています。営業エリアがバッティングしないから、競争がなく、国家の護送船団的な暖かい庇護のもとに殿様商売をしているということでありましょう。需要家から徴収する電気料金は、悪名高い「総括原価方式」で算出され、かかった費用に一定の利益をかち込んで計算する公定料金なのであって、どうみたって競争原理が働かないために我々国民は高い電気代を盗られています。「総括原価方式」の最大の問題点はコストをかければかけるほど、電力会社の懐が潤うということでありましょう。「コスト × 一定の比率 = 利益」などという定式では、電力会社が利益を膨らまそうとすればコストを増やせばいいのは自明です。これが本当は高コストの原発漬けとなっていった動機でありましょう。要するに電力会社は自分たちの利益拡大しか考えない金の亡者。ただし、北陸電力は最後まで原発をさせられるのに抵抗して結局社長が馘首になりました。北陸電力エリアは人口も少なく安い火力発電だけでやりたかったみたいです。そういう意味では国家権力の圧力で原発をやらされたのであり、北陸電力は気の毒で、他の電力会社と同列に考えてはいけないでしょうが、金のかかる原発をやれば利益も膨らむことから、多くの電力会社は原発に色濃く染まっていきました。国家の原発推進政策(水面下での核開発技術の温存)がそもそもの問題でしょうけれども、金の亡者になった電力会社の拝金主義と相まって、結局フクイチ過酷事故ですよね。収束(終息ではない)するのさえ何十年先か? アメリカさえも関東・東北からの食品の輸入を禁止しています。韓国だけしか報じないマスコミの異常さ。この国は狂っています。


沖縄電力のみ、原発がない
最後まで原発は嫌だと抵抗した北陸電力も、志賀原発をやらされて、本土の電力会社は全て原発に手を染めました。原発はコストが高いので(建設だけでも1基3000億とも4000億とも)総括原価方式では利益が大きく、結果、狭い日本本土に50基を超える(計画中まで含めると)60基も林立することになりました。まさに原発列島です。単位面積あたりの分布密度は世界一。アメリカは日本よりも国土面積は遥かに大きいので、原発分布密度は低い。

電力会社ごとの原発のリスト


フクイチ原発事故後は、電力各社は軒並み赤字転落
●フクイチ原発事故が起こってから、電力各社の平成23年度の業績は赤字転落、平成24年度の業績は赤字幅が拡大するところが多くなっています。そんな中で、原発が無く、火力発電のみの沖縄電力の黒字安定業績が光っております。下表は各電力会社の有価証券報告書から数字を抽出して作成しました。
電力各社の大赤字


フクイチ原発事故後も、原発のない沖縄電力は黒字経営
●下表は沖縄電力の『有価証券報告書』から数字を拾いました。赤色の字で示しているのは損失(赤字)ではありません。たんに強調しただけであります。年毎の利益幅の増減はあるものの、安定的に黒字経営を続けています。注目すべきポイントは、 “火力発電の燃料費が高騰しているから、電力会社の経営がひっ迫している” などと電力会社みずからが説明し、そのように報道されるのに、原発が無く、火力発電のみの沖縄電力が安定的な黒字経営なのです。
沖縄電力の業績推移


燃料費高騰が、電力各社の経営逼迫の理由だというのは、誤魔化しだ!
●要するに、火力発電の燃料費の高騰が電力会社の経営悪化の要因であるというのであれば、火力発電比率が最も高い、というよりも火力発電しかない沖縄電力が赤字転落して、どんどんと赤字幅を広げ、一番経営が悪くならなければいけないのに、事実は全く逆なのです。火力発電の燃料費が高騰しても立派に利益が出せることを、沖縄電力が証明しています。

現在(2013年10月16日)全ての原発が停止しています。原発で発電していた電力量をカバーするために、各電力会社は遊休火力発電所を再稼働させ、既存の火力発電所と合わせてフル稼働しています。(もっとも電力需要は1日の間にも大きく変動するから、フル稼働するのは需要のピーク時でしょうが)原発を止めて火力発電をフル稼働しても、たとえ燃料費が高騰しても、「燃料費調整制度」があるから価格転嫁(電気代にかち込める)できるハズです。赤字になるハズがないのです。にもかかわらず各電力会社が赤字転落しているのは、原発がいかにコストがかかっているかを雄弁に物語っています。原発は停止させても、使用済み核燃料を冷やし続けなければいけないとか、大勢の人員を張り付けて管理を続けなければならないなど、とんでもない高コストです。発電をしない、すなわち売り上げに貢献しない状態になったので、原発の超高コストが顕在化したと見るべきでありましょう。火力発電所ならば停止させていれば、そうコストがかかるとは思えませんが、原発は停止していても湯水のようにコストを食っているということが、隠しきれなくなったのが、電力会社の赤字転落の根本的要因とみます



燃料費高騰に対処する 「燃料調整制度」 があるではないか!
●燃料費高騰で電力会社の経営が成り立たないなどと、ふざけた説明をする電力会社と、その広報係でしかないマスゴミどもは需要者国民を馬鹿にしています。下図は電気事業連合会のHPから引用しましたが、10電力の連絡会自体がちゃんと説明しています。下図で申せば、12月・1月・2月の燃料価格を平均して、もし燃料価格の基準値よりも高騰したならば、その高騰分を5月の電気代にかち込めます。逆に燃料価格が下落とか円高の恩恵などがあったならば、電気代を下げられます。以前はこの燃料価格の調整は3カ月ごとでしたが、現在は毎月調整できます。もちろん調整幅の上限が設定されているので、極端な燃料価格の暴騰があれば電気代に転嫁しきれないでしょうし、電気代に転嫁するのに4か月のタイムラグがありましょう。ですが、火力発電の燃料価格が高騰しても、高騰分を電気代に転嫁できる制度は存在しています。もしあまりにも燃料価格が暴騰したならば経産省に電気料金の値上げ申請ということになるだろうし、それは認められるでしょう。したがって、燃料費高騰で電力会社が経営出来ないというのは誤魔化しです。経営出来ないのは、原発は運転を停止させても、原発がただそこに存在するだけでも物凄い金食い虫であることが要因であり、それは疑いようがありません。それにしても世界に冠たる地震王国の日本列島に、原発などというとんでもない物を53基もよく作ったものだな。かかわった連中はA級戦犯に相当する大罪だ!

燃料調整制度の図解

10.13 原発反対の巨大デモの行方は? 大注目です。
10.13 国民の原発反対への怒りが爆発するか?
●本日は2013年10月13日(大安)であります。本日、日曜日の大安の佳き日に東京で大規模な原発反対デモが行われるようです。なんと、原発反対運動を展開している3つの大きな団体が統一行動をとり、原発反対運動を燃え上がらせるようです。で、どの程度の規模のデモになるのか? 数万人のオーダーか? あるいはそれ以上なのか? 願わくば、かつての日米安保反対の国会議事堂前の50万人規模のデモに匹敵するような盛り上がりを期待したいところです。と申せば、ならば、当然お前も参加するのだねと聞かれそうですが、わたくし山のキノコは参加しません。参加したいのはやまやまなのですが、東京に行くのには結構お金が要ります。山のキノコは貧乏なのでカネがありません。ま、大阪でもやるというのであれば参加しますよ。

10.13 原発ゼロ★統一行動を起こす3団体
首都圏反原発連合
さようなら原発1000万人アクション
原発をなくす全国連絡会 


マスゴミどもは、恐らくこの巨大デモを無視するのでは?
●この原発反対3団体の統一行動によって、原発反対巨大デモがどれぐらいの参加者動員になるのか? そして、この巨大デモを政府の走狗と成り下がった新聞やテレビが、ちゃんと報道するのかどうか? その点からこの国の先行きを占うことができそうです。大注目でありますが、おそらくマスゴミどもはこの巨大デモを無視するのではないかと想像しています。


巨大デモのチラシ

巨大デモのチラシ

追記
●NHKの夜7時のニュースでは、全く取り上げられませんでした。やはり 「NHK」 は 「犬HK」 などと揶揄されるだけのことはあります。NHKは国家権力 (すなわち原子力ムラの利権者たちに同義) に支配されているのは間違いなさそうです。NHKは視聴者 (国民大衆) から視聴料を徴収して運営しているにもかかわらず、顔を国民大衆の方へは向けていないようです。もっとも、夕方のニュースでは少し報道されたみたいです。しかしながら、夜7時のニュースが大黒柱的メインニュースであるから、夜7時のニュースで報道しないのは作為的です。全く無視できないから、しかたがなくメインでない時間帯のニュースでちょっと取り上げたのであろうと思われます。

【中日新聞Webより】
毎週金曜日に首相官邸周辺で脱原発を求める活動を続ける首都圏反原発連合など3団体は13日、「原発ゼロ統一行動」として東京都心で集会やデモ行進をした。主催者によると約4万人が参加。霞が関の官庁街や東京電力本店前を「原発いらない」「再稼働反対」と訴えながら歩いた。 3団体の一つ「さようなら原発1000万人署名」運動に取り組む団体の呼び掛け人でノーベル賞作家の大江健三郎さんは「3・11の後、原発全廃が日本人の考えだと感じたが、今は正面に押し出す人が少ない。2年半前の決意が危うくなっているのではないか」と、集会で脱原発を訴え続ける重要性を強調した。




↓ 反原発作家の広瀬隆氏の渾身の訴え。フクイチ原発は津波でやられたのではありません。500ガルの地震動で無数に張り巡らせてある配管が破断しました。現場作業員から沢山の証言が漏れています。国内の内陸地震(直下型地震)では最高でなんと4000ガルが観測されているから、次の地震で必ずどこかの原発がやられます。愛媛県・伊方原発が12月1日再稼働を狙っています。伊方原発再稼働阻止のため、瀬戸内海沿岸の住民は立ちあがれ!

些細なことですが、広瀬氏は計算間違いしています。7月25日にフクイチ原発の大熊町住宅街のど真ん中で(誰も測らないから)放射線量を測定したら320マイクロシーベルト/時であったが、年間線量に積算したら7シーベルトであると言っています。
320(マイクロシーベルト) × 24(時) × 365(日) = 2803200 ≒ 2.8(シーベルト)
2.8シーベルトではないのか? ま、これとて致死的ではあるでしょうが。



↓ ラップ調の即興曲に合わせて、デモ参加者がシュプレヒコールを唱和します。半ばダンスを踊るノリで、原発反対の示威をするのが最近の傾向でしょうか? これは新しいデモのスタイルなのか?


↓ あれっ? 菅直人氏が参上! (少し苦笑) けれども、原発再稼働阻止するためには、それぞれの主義主張はいったん横に置いて、小異を捨てて、大同団結することも必要でしょう。お仲間は1人でも多いほうがいいハズです。最近あの小泉純一郎氏も原発反対の講演活動をしています。小泉氏には毀誉褒貶は著しいですが、一旦それには目をつむるべきかも?


お知らせ
その1

その2

その3
サツマイモの二期作は可能か? (その6) イモ掘りの目安は日最低気温平年値が10度。
サツマイモの二期作は可能か?(その1)
サツマイモの二期作は可能か?(その2)食べて何を応援するの? 政府の補償金減額を応援するのか?
サツマイモの二期作は可能か?(その3)世界50ヶ国が東北地方・関東地方の農産物・食品を輸入規制している!
サツマイモの二期作は可能か?(その4)夏の終わりの寂寥感…
サツマイモの二期作は可能か? (その5) 食糧増産のために更なる温暖化が望まれる。

●↓ に掲上した写真は、本土でサツマイモの二期作が可能か? という試験栽培の畑であります。場所は淡路島南部の山岳地帯の南斜面。水温の高い紀伊水道の恩恵で冬でも無霜地帯であります。もちろん淡路島は本土ではなく離島ですが、サツマイモの経済栽培で二期作が行われているのは、南西諸島のうち奄美大島以南であります。九州本島の南部あたりでは、ひょっとしたらサツマイモの露地での二期作が行われている可能性が考えられますが、私が調べた範囲ではその実際例は見つかりませんでした。で、本州・四国・九州の本土で(付属の島も含めて)サツマイモの二期作が可能なのか調べるトライアル栽培なのです。

●というのは、サツマイモの単位面積当たりの収獲量(カロリーベースで)は、米や小麦などの穀物と比べると、軽く2倍あり、多収栽培を工夫すれば3倍にも4倍にもなるからです。今後、日本がTPPに引きずり込まれ日本農業が根底から破壊され、食糧が全て外国(おもにアメリカ)に支配された暁には、さまざまな問題が噴き出すでしょう。TPPを陰から操っているモンサント社が、日本向けの食糧の品種は全て遺伝子組み換え作物に置き換えようとしています。除草剤など農薬をいくらかけても枯れない遺伝子を組み込まれた作物で生産された穀物は、著しい農薬汚染の危険性が指摘されています。それから、モンサント社が狙うのは種子ビジネスの世界制覇だと言われますが、TPPで在来品種の種子の保有や採取を禁じる法律を押しつけてくるでしょう。いまTPPに反対の国民運動を起こさないと、われわれ国民の口に入るのは遺伝子組み換え食品と放射能汚染食品だけとなりましょう。(ただし金持ちは安心安全な食品が食べられる)危険食品であっても口にできるだけましな局面も想定できます。アメリカが大干ばつなど壊滅的な大凶作になった場合は、植民地にまで食糧を回してくれません。それから政治的にアメリカと日本が対立した場合は、兵糧攻めを喰らうでしょう…。若い人は知らないでしょうが、以前ありましたよ。大豆パニックです。食糧というのは紛れもなく戦略物質なんです。食糧を他国に全面依存するというのは、生殺与奪権を握られるということなんですよ。甘く考えない方がいいです。

で、まさかの時にそなえて、転ばぬ先の杖、食糧危機を生き延びるためにサツマイモの多収栽培を研究しておこうという趣旨なんです。春に植えたサツマイモの苗を秋遅くまで畑に置いておくと、子供の頭ほどの大きなイモになります。栽培期間を長くとると、栽培期間に比例して多収できますが、オバケのような巨大イモは美味くないのです。豚の餌にはいいかもしれませんが人間の食べ物としては美味くないのです。それで、程よい大きさの美味いイモが年2回収獲できないか? ということで二期作なんです。


8月1日苗定植、10月10日の生育状態
↑ 右の畝のものは8月16日に苗を定植しましたが、8月1日植えの左側のものと比べると生育が大きく遅れています。ひょっとすると、8月16日に2作目の苗を定植したのでは、まともな収穫が得られないかもしれません。

●サツマイモの苗を8月1日に定植して後ちょうど70日です。ツルの繁茂は既に終わっています。あと2週間もすれば探り掘りが可能でしょう。このところ気温が平年値よりも高い状態が続いているのが良い材料です。11月になっても平年よりも5度くらい高い状態が続いたら申し分ないです。気温が高いほど穀物でもイモでも作物はよくできます。実は温暖化は大歓迎なのです。温暖化は憂うべきことなどではなく、歓迎すべきことなのです。地球温暖化でコメも飛躍的に増収できます。なぜかというと、二期作可能地帯が大きく広がるからです。

コメは登熟期に気温が高すぎると品質が低下すると言われます。温暖化で夏が暑すぎるのであれば、二期作をやって春作米と秋作米との年2回の作型にして稲作すればいいのです。若い人は知らないでしょうが、昔、高知平野と宮崎平野でコメの二期作をやっていました。しかし、消費量が劇的に落ちてコメが余ったので、稲作は政府が生産調整をしているから作らせないだけです。地球温暖化でコメの二期作可能地帯が西日本全域、あるいは更に北方まで広がります。利権者たちが温暖化の恐怖を叫ぶのは、温暖化の原因を無理やりに政治的に二酸化炭素のせいにして、温暖化は恐怖であると仮定しなければ、利権にできないからそうしているだけです。騙されてはいけません。温暖化で気温が上昇するのは、寒帯と、温帯の冬です。熱帯や温帯の夏はそう変わりません。それが証拠に日本で観測された最高気温のレコードは、区内観測所の徳島県・撫養(むや)です。現在の鳴門市です。1923年に42.5度を観測しています。なんと90年間まだ破られていません。それから、よく温暖化で台風が巨大化するなどと言われていますが、日本本土を襲った最強の台風は室戸台風なんですよ。1934年に高知県・室戸市に上陸しましたが室戸測候所で911.6ヘクトパスカルの気圧を観測しています。この記録も80年間まったく破られていません。ようするに、地球温暖化利権者どもは温暖化の恐怖で脅迫したつもりなのでしょうが、完全に馬脚を顕しているのです。


旧洲本測候所の気温推移

 大塚ファーム 北海道産有機栽培サツマイモ ベニアズマ
●かつてサツマイモの栽培北限は青森県あたりと言われていましたが、北海道で比較的に夏が暖かい場所では、品種を選び栽培法を工夫すれば、サツマイモの経済栽培が可能になったようです。大塚ファーム様は新篠津村(しんしのつむら)という所らしいですけど、札幌市の近くのようです。6月上旬に苗を植えて10月上旬に収獲のようですが、正味の生育期間は4か月で、日最低気温の平年値が10度を越えるのが6月6日、秋に10度を割り込むのが9月23日です。アンデス山脈の高地が原産で冷涼な気候を好むジャガイモと異なり、サツマイモはアンデス山脈の麓の熱帯域が原産地です。日最低気温10度以上が110日間という条件は、ギリギリの限界付近での栽培であろうかと考えられますが、北海道でサツマイモの経済栽培が可能となったのは、ひとえに地球温暖化の賜物でありましょう。このように地球温暖化で栽培作物の北限が北上します。さらなる温暖化が望まれます。 


この国の住民は、マスメディアを信用し過ぎる! 日本はメディアリテラシー後進国だ!
●人を見たら泥棒と思え! という箴言(しんげん)は、人を信用しすぎたらヒドイ目に遭うよという戒めでありましょう。100人の人がいれば泥棒の気がある人間は必ずおります。正真正銘の泥棒は1人、時と場合によりチョロマカス程度のこそ泥は20~30人ぐらいは居るかもしれません。もちろん、落とした財布が戻ってくることも多いから、拾った財布を警察署に届ける正直者も半数はおりましょう。普通の庶民のレベルでは過半数のパーセンテージで正直でありましょうが、この国の指導者たち、とりわけ原子力ムラのような利権に汚染された連中はほとんど全員嘘付きであり、大泥棒であります。新聞やテレビ等のマスメディアに対しては、東京電力が莫大な広告費を出して籠絡していたから、マスメディアは泥棒集団・原子力ムラの僕(しもべ)、大泥棒の走狗ということでありましょう。なので、マスメディアが原発推進に加勢する報道をすることはあっても、原発を止めなさいという論陣を張ることなど有り得ません。

少し考えたら分かるのですが、地域独占の電力会社が広告などするのはおかしいのです。日本国を10のブロックに分割して、1ブロック1社ずつで電力会社が棲み分けています。1地方1社なのですから競争相手がおりません。競争相手がいないのでそもそも新聞やテレビで広告する必要がないハズです。では、何を広告していたか? たとえばオール電化の推奨、これは明らかに原発を推進するがために過剰に電力を使わせようとした為です。電力が不足するから新たに原発が必要だ、という文脈です。電気自動車の推進キャンペーンも自動車メーカーの背後で原発推進勢力が手綱を引いていたハズです。しばらく前に、NUMO(ニューモ・原子力発電環境整備機構)が、高レベル放射性廃棄物の地層処分の宣伝も執拗にやっていました。この宣伝は電力会社そのものではありませんでしたが、原発を推進するためです。また、原子力は二酸化炭素を出さないクリーンな電力だという宣伝もやっていました。どす黒い原発利権にまみれた電力会社はウソばかりついていたのですが、嘘付電力から広告費という餌を貰うマスメディアも同じ穴のムジナです。電力会社の単なる広報・宣伝係でしかありませんでした。にもかかわらず、この国の住民はマスメディアを能天気に信用しすぎです。これでは、いいようにやられるだけでしょう。

●社会学者の舞田敏彦氏が主宰されている非常に良質のブログ 『データえっせい』 から深い意味を語っている1枚のグラフを引用させていただきます。

マスメディアへの信頼度の国際比較

↑ 舞田敏彦氏の作製されたこのグラフの原データは、電通総研の 『世界主要国価値観データブック』 から数字を拾って、エクセルでグラフ化したものであろうかと思います。とても素晴らしいグラフです。このグラフをひと目みて感じることは、日本はメディアリテラシーの低い後進国だ! ということであります。

大まかに言って、イギリス・フランス・ドイツ・アメリカ・イタリア・台湾・オーストラリアなどの先進国では新聞やテレビなど、20~30%の人しか信用していないのです。新聞やテレビはウソを言うものという認識でしょう。一方、日本・韓国・インド・中国・ベトナム・エジプトなど後進国では、と言っては悪いので中進国と換言してもいいが、70~80%の人々が新聞やテレビを信用するのです。新聞やテレビで垂れ流されるプロパガンダを真に受けるということでありましょう…。

●テレビや新聞などのマスメディアは、組織形態は株式会社(NHKは特殊法人)で政府から独立していますがそれは表面であって、さまざまな癒着構造があるのは申すまでもないでしょう。テレビは総務省から電波の使用を認可されていますが、電波使用料はタダ同然です。世界の多くの国はテレビの電波使用は入札制ですが、日本のテレビ電波使用料は2兆円と試算されています。それをタダ同然で使用認可されているのだから、総務省から膨大な逆賄賂を貰っているも同然です。新聞は独禁法の特殊指定で再販売価格維持協定が認められています。読者が不当に高い新聞を購読させられています。新聞業界には押し紙問題という深い闇があり、不当に高い広告費を盗っています。裁判も起こっているけど、ウヤムヤにされています。国家がお目こぼしをしているも同然です。それから新聞にはNIE(教育に新聞を)という文部科学省との露骨な癒着があります。つまり新聞部数の凋落に危機感をもった新聞業界が、学校で新聞を使った授業をやってくれと文部科学省に泣きついたのです。子供のいる家庭では新聞を購読せざるをえないようにと仕向ける癒着です。それから、新聞テレビに共通する癒着として、記者クラブ問題がありましょう。大手新聞とテレビしか入れない記者クラブで、政府や省庁はニュースを提供して記者が足を棒にして歩きまわらなくても記事が作れます。便宜をはかってもらうお礼に、政府や省庁を批判する記事は書かない、これは馴れあいの癒着そのものでしょう。マスメディアと政府の談合です。マスメディアは権力から距離を置くべきであるのに、権力と癒着していて、マスコミの幹部が首相と会食すらしていることを市民メディアが報じています。それから、マスメディアに企業からの広告を配分するのは、電通などの広告代理店ですが、広告代理店には政治家の子弟が大勢就職しています。電通を通してメディアと政治との隷属関係が窺えます。調べれば調べるほど、知れば知るほど、新聞テレビのマスメディアは政府や省庁や大企業に支配されていて、権力者たちの代弁者・広報係であることが鮮明になります。マスメディアは中立公正ではないのです。

このマスメディアの垂れ流す情報(政治的なプロパガンダ)を70%もの国民が信頼しているのは、大泥棒に尻尾を振っているようなものでありましょう。新聞の購読は即刻に止める、くだらないテレビは絶対に見ない、という不買運動をして抵抗すべき局面であるにも関わらず、国民がマスメディアを信頼しているのは絶句です。これでは、金輪際この国は改革などできないでしょう…。特別会計の見直しであるとか、官僚の天下りや渡りをやめさせるなど、絶対に無理でしょう。庶民に重くのしかかるフラット税制(ひらたく言えば消費税)が更に進められ、福祉や社会保障はズタズタに切り刻まれ、国民大衆はええように翻弄され、一方的にやられるだけです。食べて応援などという国民を馬鹿にした放射能食品拡散キャンペーンを真に受ける国民の多いことには、絶句です。なんともはや、おめでたいというか、お人よしというか、そういう国民が多すぎるようです。絶望的です。そもそも、国が言う100ベクレル/kgという一般食品放射能汚染限度基準は、放射性セシウムについて言っているだけで、他の放射性核種は意図的に無視しています。さらに、放射性障害については内部被曝の深刻さが全く無視されています。政府のキャンペーン、プロパガンダに乗せられて甘く考えていたら泣くのは国民大衆でありましょう。おそらく食べて応援などと言っている連中自身は絶対に食べていないだろうし、そういう連中は妻子を西日本に疎開させたり、西日本から取り寄せたものを食べています。高給を食むそういう連中はそうしているハズです。騙されてはいけないと思います。



【引用開始】  テレビ局という組織は、自分たちの都合の悪い部分は徹底的に隠ぺ­いして、 都合の良い部分だけ切り取って放送しますからね。 そして、見たくもない番組くだらないドラマなどに莫大な製作費を­かけて 受信料は強制徴収です。その上、職員や理事は高給待遇で将来は約­束されて 国民の生活苦をよそ目に自分たちだけヌクヌクと甘い汁を吸い尽く­す。 もう一度自分たちが何をしているのかを見るべきだと思います。 そして、なぜ自分たちが食べていけるのかをNHKは考えるべきだ­と思います。【引用終了】  暴力団が視聴料を取り立てる犬HKは民営化すべき時期が来ているようであります。

放送法の条文は、政治的中立や、意見が対立している問題については双方の意見を公平に取り上げなければいけない。原発問題はまさにそれで、原子力ムラの主張を代弁するような番組は明らかに放送法違反であります。

【放送法】 第3条の2  放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。

1、公安及び善良な風俗を害しないこと。
2、政治的に公平であること。
3、報道は事実をまげないですること。
4、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

秋の自然観察会のお知らせ
●佳い気候となりました。世間では日曜日ごとに運動会や行楽にたけなわですが、軽登山も盛んです。で、10月20日(日曜日)に 『篠山登山と珍しいムベの観察会』 という企画をしました。淡路島南部にある篠山という山を登るみちすがら、アケビ科の 『ムベ』 という蔓植物の果実を観察しようという企画です。ムベの果実は食べることもできます。とても上品な甘さがあります。どなたでも参加できます。淡路島島外の方のご参加も大歓迎。ただし、標高差400mを2時間かけて登りますので、75歳以上の方はご家族同伴でお願いします。登山道は勾配は緩いのですが、すこし距離があり、やや健脚向きのコースかなと思います。
稔りの秋の食べられる野生果実(その6) ムベは古代の人々の甘味源のひとつ 


●篠山というのは丹波篠山が大変有名ですが、日本全国に篠山という地名や山名があります。この地名の起源は読んで字のごとく 「ササが生い茂っている所」 という意味ですが、淡路島南部の山岳地帯はむかしネザサという2~2.5mぐらいの笹がありました。山の尾根近くの海抜400mから上はネザサの大群落だったのです。笹だらけで、笹の生えているところは樹木がありませんでした。ササ (笹) やタケ (竹) 類は数十年に1回開花結実することが知られていますが、淡路島南部の山岳地帯のネザサは昭和43年頃に一斉に開花結実して、枯れてしまいました。ネザサが枯れた後には樹木が侵入し、現在は樹齢40年余りに生長しています。樹木は背が高いから、年と共に登山道からの眺望を遮っています。ですが、山頂は樹木を刈ってあるので眺望はいいです。淡路島南部の山岳地帯の最高所 (608m) は篠山と昔から言われているのですが、地名は歴史そのものです。むかしネザサの大群落があった山であることを地名が記録しています。

●余談ですが、ササ (笹) とタケ (竹) はどう違うのか? 疑問ですが、一般的には 「たけのこの皮」 がすぐに脱落するのが竹であって、いつまでも残るのが笹であるとされています。いやそうじゃないんだ、人間の背丈を基準にして背丈程度の2.5mぐらいまでの小さなものを笹、それよりも大きなものを竹というのだ、という説を唱えているのは淡路島の植物を徹底調査している神戸のK先生 (植物分類学・植物地理学専攻) です。さて、どちらが当たっているのか? これは笹と竹という言葉を古代にどう使い分けたかの問題であって、必ずしも植物分類学の問題ではなく、国語学とか語源学の方面のハナシで、難しそうであります。


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その1

その2

その3

牛丼の吉野家は、狂気のセシウム丼を販売するのか?
●そもそも、御飯に汁ものを掛けて食べるというのは下品な食べ方なのであります。日本食物史をひもとけば、湯漬け(ゆづけ)というものが古代からおこなわれています。これは炊きたてのご飯の保温技術がなかった昔にはそうせざるを得なかった面はあります。中国からお茶が伝来したら「湯漬け」が「お茶漬け」に変遷したけれども、高貴な人はそういう下品な食べ方を好まなかったのです。鎌倉時代には「芳飯・ほうめし」というものが考案されましたが、これはご飯の上に具をのせてお茶を掛けるという、いわば丼物のルーツですけれども、下品な食べ方です。江戸時代には色々な丼物が考案され普及していきましたが、それはあくまでも庶民的な料理であって、特別な「ハレ」の料理ではなく、日常の「ケ」の料理というべきものであって、やはり、ご飯に汁ものをぶっかけるという下品な食べ方を高貴な人々は好まなかったのであります。やはり、伝統的な日本の食文化では「ご飯」と「おかず」は別々の器に盛るのが正統なのであります。

1867年に明治維新の幕は切って落とされると、日本の近代化が始まりましたが、近代化とはすなわち西洋化と同義であって、日本の伝統的な食文化も西洋化の圧力に抗しきれず、それまでは仏教の制約のもとで禁忌されていた肉食がはじまりました。1872年(明治5年)に明治天皇が牛肉を食すると、世間では牛肉食が文明開化の象徴とみなされ、燎原の火のごとく肉食が蔓延していきました。明治維新に先行する1862年に日本初の牛鍋屋が登場しましたが、現在のすき焼きとは少しことなり、味噌で煮る鍋焼きであったようです。それは表向きは肉食が禁忌されていた江戸期以前でも「薬食い・くすりくい」と称してイノシシやシカが食されていたのですが味噌で煮るという料理法が一般的で、それを踏襲したものです。(主に、樋口清之著『日本食物史』を参考)

●さて、吉野家(もとは吉野屋)が創業されたのは1899年だそうですが、時系列的には、日本で牛肉食が始まって30年前後してからであります。ということは、牛鍋という西洋かぶれの蛮人料理が普及したのちに、牛丼という料理が出来て、この牛丼が商売になるとにらんで、当時のベンチャービジネスである吉野屋が創業された、という順序になろうかと思われます。

以上の食文化の変遷・歴史から考察するならば、牛丼が日本のファーストフードだなどともてはやす代物ではないと思われます。その起源は、牛鍋の残り汁を丼飯に掛けたものであろうと想像できます。ま、茶碗に盛ったご飯に味噌汁を掛けたようなものです。牛丼というのは、そもそも料理というほどのものではないのであります。明治初期の牛鍋は材料は牛肉とネギだけで味付けは味噌味であったようですが、今のような飽食の時代ではなく、牛鍋の残り汁を捨てるのはモッタイナイから飯にかけたのです。いわば残飯処理料理と言えましょう。おおっぴらに人前に出す正メニューではなく、裏メニューなのです。牛丼の特徴をまとめると、①、ご飯に汁ものをかけるという下品さで ②、肉食という蛮人蛮族の食文化にルーツを持ち ③、残り物処理の残飯料理 という色合いが濃いわけです。吉野家のホームページを拝見すると、はやい、やすい、うまい、の3拍子を営業のコンセプトとして標榜しています。 残り汁を飯にかけるのだから「早い」わけです。また、それだから「安い」のは当たり前です。なお「美味い」かどうかも主観の問題であって、評価する基準があいまいです。牛丼の販促を狙うキャッチコピーとしては、あまり関心できません。

そもそも「安い」というのは要警戒です。どんな食材を使っているか油断もスキもありません。安いというのは原材料を買い叩いて安く仕入れているのであって、安かろう悪かろう、訳あり粗悪品である可能性があります。当たり前のことですが、普通は、良品、高品質品は値段が高いのです。高品質なものが安く売られているハズがございません。と思っていたところ、やはり、とんでもないハナシが出てきましたね。

狙いは、原材料を安く仕入れたいのだろう
●その本来は「裏メニュー」である「牛丼」を大黒柱的な主力商品として売っている株式会社吉野家が物議をかもすような発表をしました。
株式会社吉野家 『農業生産法人「吉野家ファーム福島」を設立』

引用開始】 当社は、「吉野家」で使用する食材の安全性を追求し、お客様に安心して食事をしていただきたいという思いのもと、かねてより吉野家の食材について自社生産が可能な分野はないか検討を続けておりました。今回、福島県の支援を受けながら、福島県の協力農家の皆様と連携し「吉野家ファーム福島」を設立することができました。 福島県は全国第3位の広大な県土とバラエティに富んだ気候条件、首都圏に近く、かつ発達した交通網など、農業経営には恵まれた県である一方、農業の担い手不足から耕作放棄地が全国で最大と最も多くなるなどの課題を抱えていました。今回、吉野家は、地域の協力農家の皆様と共に、新たな地域の担い手となる農業生産法人を設立、この耕作放棄地も最大限活用し、これまで株式会社吉野家ファーム神奈川で得た農業ノウハウを活かし、安定的な農産物の確保を実現していく予定です。【引用開始】(下線はわたくし山のキノコが引いた)

吉野家は、お客様の健康を案じて、「食材の安全性を追求し、お客様に安心して食事をしていただきたいという思い」が強く、「福島県の支援を受けながら、福島県の協力農家の皆様と連携し『吉野家ファーム福島』を設立して、タマネギや米など牛丼の材料を福島県で調達するというのです。なんともはや、絶句です。


この会社、正気かよ?

●ある意味では、まことに正直だ、ということは言えます。「うちの会社は福島県産の食材を使いまっせ」と堂々と宣言したのです。いまや外食産業に福島県産の食材が当たり前のように流れているのは公然の秘密です。誰もおおぴっらに言わないだけで、客も薄薄みんな知っています。ただ詳細がわからないから、どの程度、福島県産の食材が使われているのだろうか? 混入率はどれぐらいなのか? とみんなが疑心暗鬼になっています。で、福島県産の食材を使っていない業者が使っていると噂されたりする「風評」も起こっています。そういう観点から、うちは福島県産食材で行きますよと宣言したのはある意味では評価できます。こそこそと使うよりもましかもしれません。

●さて、この件で、狙い通りになるのか、裏目に出るのか? 吉野家の客足が遠のくのか? 変わらないのか? 業績にどう影響するのか? 注目です。放射能汚染問題にたいして消費者がどのような意識であるのか、どういう姿勢で対応しているのか、そういうことの指標(ものさし)になります。業績変化や株価変動に注目したいと思います。 


野生きのこ出荷制限のある市町村分布図

↑ これは農水省の外局である林野庁が発表した情報に基づいて作成しました。1キロあたり100ベクレルの基準に引っ掛かった放射性物質汚染野生キノコが確認された市町村分布です。100ベクレル以上の汚染野生キノコは、国から出荷制限要請がかけられます。キノコや山菜は放射性物質を吸収しやすいとされますが、そうじゃないだろう。野生キノコや山菜はそれを専業で商売している農家や流通業者がいないから、汚染状況を正直に発表しているのであろうと思われます。コメなど正直に汚染状態を検査し発表したならば影響が大きすぎて、手加減を加え恣意的な発表をしているのじゃないかと直感しています。この野生キノコ汚染状態が東北地方太平洋側~関東地方の汚染の実態を示唆しています。
栃木県日光市 『野生のキノコは(チチタケなど)は「採らない、食べない、販売しない」をお願いします』 なんと野生キノコから31,000ベクレルが検出されています! 基準の310倍! 恐ろしいや~~。(絶句) ある意味では、野生キノコだから発表できたのでしょうね。これが米であれば、正直に発表したならば大混乱パニックです。広大な範囲で農家はコメを出荷できないことになり、天文学的な数字の膨大な補償問題に発展します。
静岡新聞 『野生キノコからセシウム検出 御殿場など4市町』
【引用開始】 県は1日、御殿場、富士、富士宮市、小山町で採取した食用の野生キノコ合わせて6検体から、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。富士、富士宮の両市産からの検出は初めて。県は各市町と関係事業者に採取、出荷を自粛するよう要請するともに、県民に食べないよう注意を呼び掛けている。【引用終了】
放射能汚染は、長野県東部、山梨県東部、静岡県西部あたりまで及んでいるようであります。この状況下で、吉野家が福島県産の材料で牛丼を客に提供しようというのは、狂気の沙汰というほかありません。(絶句) 

↓ 少し長いのですが、この動画を強く推奨します。まともな医者の命がけの訴えです。放射能汚染や内部被ばくの恐さを甘くみないほうがいいと良く分かる動画です。原発で利権にしている原子力ムラの連中が言っていることは、全てウソと誤魔化しと隠蔽で固められていることが分かります。



天然マイタケ(舞茸)の発生が始まった。
淡路島で発生した天然マイタケ。10月2日撮影なるもピンボケ写真。
アカガシ(赤樫)の立ち枯れ木の根際に生じたマイタケ

●1年が経つのは早くて季節は巡り、またマイタケの発生時期となってまいりました。毎年、同じような記事でありますが、マンネリといえばマンネリでありましょう。そもそも日々の暮らしは、古雑誌を1枚づつめくるような単調な繰り返しで、生活そのものが人生そのものがマンネリであります。意表を突くような珍妙な変化というのは少ないのです。マンネリこそ人生の本質であり、日々同じことの繰り返しでありますが、ある意味ではそれは安心です。明日なにが起こるか予想もつかないということの方が恐いです。偉大なるマンネリの中でヒトは生きていますから、去年と同じような記事になるのはしかたがありません。

●山菜王国でありキノコの聖地である東北地方の日本海側から、遅れること3週間~4週間でわが淡路島にも天然マイタケの発生前線が南下してきました。淡路島南部の山岳地帯、諭鶴羽ー柏原山山系でのマイタケ発生時期は例年9月25日~10月20日ぐらいですが、出る木により、その場所の標高で微妙に異なります。で、マイタケの発生する木ごとに収獲適期がずれるのですが、ちょうど採り頃に行くには結構経験が必要です。私は30年間淡路島の南部の山岳地帯をほとんど空白なく歩き尽くしていますのでチョイチョイと採ってきますが、残念ながら俄かキノコハンターが天然舞茸を採ることは、偶然の僥倖が味方しない限りまず無理でしょう。キノコハンターの間ではキノコの発生場所(シロ)はご互いに秘密なのです。親兄弟にも場所は言いません。

で、コツだけここに公開いたします。天然舞茸は中央高地から東北地方の日本海側が発生頻度の高い深山のキノコですが、西日本の瀬戸内側にも太平洋側にも広く分布しています。発生する樹木は北の地方では圧倒的にミズナラですが、南の地方ではシイ(椎)の木です。他にも、アカガシ、シラカシ、ウラジロガシ、クリ、サクラなどにも発生します。まず大木に出ますが、その木には、一部の大枝が枯れているなどどこか傷んでいる箇所があります。全く健康な木ならばマイタケ菌にまだ感染していないのです。北の地方でも南の地方でも何故か山の南東向きの斜面に発生する確率が顕著に高いです。

天然マイタケを見つける一番のコツ
●山の斜面を一望に見渡せるようなところに立って、 ①、高性能の双眼鏡で、斜面にある大木を捜します。とくに山の南東斜面を捜します。その山の大木はもれなくチェックして ②、1本1本丁寧に根際をしらべる。調べるのは ③、できたら5年間にわたって調べます。なぜならば個々の発生木で毎年出るとは限らないからです。今年出ても後3~4年休むこともあります。 ④、西日本ではシイやカシの木を調べますが、四国や紀伊半島など ⑤、1000m以上ではミズナラをしらべます。なお、ブナには出ませんが、近縁種のトンビマイタケが良く出ます。トンビマイタケは手で触ったり押えたりした部分が黒く変色する欠点がありますが、ダシが良く出るキノコで食べられます。それから西日本の低地では ⑥、サクラ(桜)の大木も見逃してはいけません。発生頻度が高いです。 ⑦、平地の寺社林が意外に穴場なのです。寺社林には大木がありますし、都会の只中のシイやサクラの大木での発生例も報告されています。寺社巡りをしながらマイタケ探しも面白いです…。マイタケは北日本の深山のキノコというイメージが浸透していますが、西日本の低地にも発生しています。採って食べなきゃ勿体ないです。


本日(10月2日)の収獲物。 これはやや小振り。走りのものは小さいことが多い。
本日10月2日の収獲物

調理の一例。舞茸ごはん。山のキノコの作品。器が悪く、美味そうには見えない。 
マイタケ調理の一例

作り方
【材料】 メインの具材は、もちろん天然舞茸。 へら状の傘が開き切ったものではなく、若いものがいい。薄く短冊状に切るとアワビの刺身みたいな食感で大変美味い。脇役の具材は、人参、むきエビ、イカ、油揚げ、鶏肉を入れてもいい。具材はやや大きめに切るほうが宜しい。ちまちまと小さく切るのは良くない。

【調味料】 昆布と煮干しでとった出し汁。醤油。塩少々。酒少々。化学調味料は絶対に入れてはいけません。化学調味料は食品ではなく工業製品であり薬品。厚生労働省が認可していても後に発がん性が分かったなどで使用禁止になる食品添加物がけっこうあります。そういう添加物をブレンドして作っているのが化学調味料。害がある可能性がありうるし、人間の本来の味覚を麻痺し撹乱しています。食卓から化学調味料を追放するのが望ましいのです。

【作り方】 はご飯を炊くときに、メイン具材と脇役具材を投入し、水ではなく出し汁と調味料でご飯を炊きます。その分量は適宜。濃い味が好きな方は調味料を増やすし、薄味の好きな人は減らす。人によって好みが違うから適当に。ご飯は「おこわ」になるように堅めに炊きます。「おこわ」は油分が入ると飯がパラパラとなってべとつかないから、油揚げとか鶏肉を入れるのが望ましい。



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