雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
淡路島にも夏が来た。アメダス南淡で真夏日を観測! 30.4度。
●本日は、2013年5月22日であります。

今日は暑かったですねえ。温度計の水銀柱はタケノコみたいにぐんぐんと伸びました。気象庁の観測によると、本日、気温を観測している全国の850箇所ほどのアメダス観測所で、日最高気温の全国トップは岡山県のアメダス高梁で33.4度でありました。岡山県高梁市(たかはしし)といえば、聞き覚えのある名前ですが、そうそう、吉備国際大学の本店のある町ですねえ。わが南あわじ市に 「地域創生農学部」 などという意味不明の学部を新設して、定年退職したおじいさん名誉教授達を教官に据え付け、学生募集するもはたして定員割れ、その大学は大変失礼ながら偏差値は低く、日本人学生が集まらない穴埋めにか?中国人留学生も2割ほども占め、なによりも、わが南あわじ市がその大学と理解しがたい癒着関係が見受けられ、あれやこれやで14億円か?とみられる市のカネが流し込まれるという不自然さです。市民の福祉や住民サービス、暮らしや保育所小中教育などに使われるべき貴重な公金が不透明にあらぬ方向に流し込まれたのは、住民無視・有権者無視の市行政は言語道断の極みであります。沢山のおカネをもらってホクホク顔であろう商売上手の吉備国際大学の本店があるアメダス岡山県高梁で、33.4度です。沢山のお金を南あわじ市からかすめ盗って嬉しいお祭り騒ぎの熱気のせいで、気温が全国トップなのか? そんなことは、もちろんありませんが、ついそう思ってしまいますね…。


本日、2013年5月22日に、淡路島で今年初の真夏日が出現しました。わが南あわじ市の阿万塩屋の国立淡路青年の家への新入道路入り口付近にあるアメダス南淡で、30.4度です。午後2時25分に観測。なお、島内あと2か所のアメダス観測所の「洲本特別地域気象観測所」と「アメダス郡家」では、今年はまだ真夏日は観測していません。

●5月22日に真夏日出現が、異例に早いのかどうなのか、アメダス南淡の観測統計データを少し調べてみた。ただし、アメダス南淡は10年ほど前に福良から阿万に移転しています。で、10年以上昔にさかのぼっても、観測場所が異なるので、10年以上昔のデータと最近のデータとは連続性がありません。真夏日出現が7月になっている年もありますが、この10年間で、5月中に真夏日が出現した年が4回もあります。よって、本日5月22日に真夏日が観測されましたが、別段に早いわけではありません。

アメダス南淡での、年ごとの、真夏日出現初日
  2004年 6月16日   2009年 5月20日
  2005年 5月31日   2010年 6月29日
  2006年 6月19日   2011年 6月23日
  2007年 5月27日   2012年 7月01日
  2008年 7月04日   2013年 5月22日


なお、気象庁の定義は次の通りです。その言葉の定義が数値でハッキリきめられています。夏になるとニュース等で頻繁に耳にする言葉ですので、その定義をシッカリと覚えておきましょう。

  夏 日 ………… 一日の最高気温が摂氏25℃以上になる日(25.0度~29.9度)
  真夏日 ………… 一日の最高気温が摂氏30℃以上になる日(30.0度~34.9度)
  猛暑日 ………… 一日の最高気温が摂氏35℃以上になる日(35.0度以上)
  熱帯夜 ………… 夕方から翌日の朝までの最低気温が摂氏25℃以上になる夜のこと


2013年5月22日の日最高気温の高い方からのランキング
2013年5月22日 日最高気温ランキング
気象庁ホームページから抜粋借用しました。
スポンサーサイト
大雨でゴミを流す不心得者
●昨日10月17日の午後の雨はかなり激しいものでありました。淡路島では夕方15時から18時ぐらいが土砂降りで、わたくしは南あわじ市北阿万のスーパーに、桃の缶詰めを買いにいっておりました。行く道中、土砂降りのために田畑の用水路から水があふれ、また道路の側溝だけではあふれかえる水を排水することができず、20㎝か30㎝か測ったわけでないので不明ですが、道路が冠水しました。で、道路と側溝との区別がつかず車で走行するには危険な状況でありました。
特に激しい降り方は2時間ぐらいでしたので、家屋の浸水などの大きな被害は出ていないとおもいますが、田畑のレタスやタマネギの幼苗はやられたのではないかと危惧されます。被害が広がらないことをお祈りいたします。

気象庁サイトより
↑気象庁サイトから。アメダス降雨分布。17時までの1時間に降った雨量の分布を見ると、この時間には近畿地方で淡路島が一番はげしく雨が降っていたことが分かります。

●淡路島の各観測所で、総降雨量が100ミリ超のところは5か所あり、最大値は126ミリでありました。それほど大きな数字ではないけれども、1時間あたりの降水量で示される降雨強度はかなり強烈で、降雨強度50ミリ超/時のところが3か所ありました。

2012年10月17日淡路島各地の降水量
↑気象庁観測データおよび国土交通省観測データを元に作表。情報元は下記サイト。
国土交通省リアルタイム川の防災情報
ホーム > 防災気象情報 > アメダス

●ところで、用水路があふれかえるほどの大雨が降ったときには、これ幸い、チャンスだとばかりに、ゴミを川や用水路に流す不心得の者が多すぎます。こまったものです。マナーが悪すぎ。日本は雨量が多く、川の勾配が大きくて急流です。で、水に流そうという文化が成立しました。ケンカをしたり対立しても、和解し仲直りをしたならば “まあ、いろいろあったけど、水に流そう” と表現し、汚い物も水に流して禊(みそぎ)をするのです。名付けて日本は水に流す文化

“水に流そう” という意味に相当する英語での表現としては、Let bygones be bygones(過去のことは過去のことにしとけ)とか、bury the hatchet(まさかりは土に埋めとけ)などがあると大昔に習いましたが、雨が少ない乾燥地帯では水に流そうにも、その水が少ないから、土に埋めて隠してしまうのでありましょう。 これは名付けて土に埋める文化といえましょう。

●それにしても、高レベル放射性廃棄物の問題は解決方法が全く確立されていないのですけれども、解決方法が無いのに原発を続けようとたくらむ原子力ムラの連中は利権に目がくらんでいて、正気の沙汰ではありません。で、とりあえず、地下水の汚染などには目をつむって300メートルの穴を掘って埋めてしまえ、と 原子力発電環境整備機構(NUMO・ニューモ) は暴挙を進めていますが、地層処分すなわち土に埋めてしまえというのは、そもそも我が日本人の発想ではないわな。売国奴の発想であり、日本を間接支配するジャパン・ハンドラーズたちの発想なのです。そもそも、我々の日本文化では水に流そうと考えても、土に埋めようなどとは考えないのです。

お前ウソ言うな、土葬という土に埋める習俗があったではないかと反論がきそうです。しかし“荼毘に付す” という言葉があるように、仏教が日本に伝来して火葬を普及させました。為政者たちが仏教を手厚く奨励し、敬虔な仏教徒となった日本人は荼毘に付して火葬にしたいのでありますが、しかしながら、火葬には大量の薪が必要で費用のかかる葬送法なのです。で、お金がかかるから、しかたがなく土葬が根強く残ったのです。穴を掘って埋めるだけの土葬は金銭的に安上がりなのです。なお、縄文時代にまでさかのぼれば土葬でありますが、それは水に流して水葬にしたならば衛生上問題があり、狩猟や漁労で生計を立てていた縄文人にとって、生産の場の川や海を不衛生にするわけにはいかないから、しかたなく土葬にしたのではないのか? あるいは死者の霊魂の災いを封じ込めるために土に埋めた、つまり土層を遮蔽物として利用しただけであって、廃棄物とか好ましくないものを土に埋めて目の前から隠してしまうのとは意味合いが異なるのではないか?

5月29日午後5時、南あわじ市で強烈な雷雨があった。
5月29日午後5時前後に、わが淡路島で強烈な雷雨がありました。 午後4時半ごろ、俄かに空がかき曇り、日没までにまだ2時間以上あるのに、辺りは夕闇が迫ったかのように暗くなりました。道路を行く自動車はヘッドライトを点け、街灯が点灯しました。雷鳴が轟くと同時に、北西の突風が吹きだして激しい雨が降りました。ただし30分か40分で終わったです。雹がみられるか?と思ったのですが、見られませんでした。
灘土生で、17時00分から17時10分のあいだの10分間に、25㎜の降雨を国土交通省が観測しました。各地でごく短い時間でしたが、10分間雨量で10~15ミリを記録しました。

008_convert_20120529190106[1]
↑ 気象庁HP から。5月29日16時50分のレーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)の画像です。わが淡路島の南あわじ市に降雨強度80ミリ/時の赤いエコーが生じています。

010_convert_20120529190146[1]
↑雷雨の前の14時には、南あわじ市阿万塩屋にある(国立淡路青年の家の入り口付近)アメダス南淡の気温は、25.2度でありました。13時20分には本日の最高気温27.7度をつけています。

011_convert_20120529190227[1]
↑雷雨が発生しましたら気温が急降下です。17時正時には画像の通り17.7℃であります。17時29分には17.3度まで下がっています。雷雨の前後で気温が7~8度下がりました。風は16時53分に北北西の最大瞬間風速13.8メートルを記録しています。雨量は17ミリでした。

013_convert_20120529190344[1]
↑500hPa面の高層天気図です。28日21時の天気図です。この時期としては強い寒気が日本列島の上空に侵入しています。鹿児島で-16.3度(平年比-8.0度)です。

012_convert_20120529190307[1]
↑こちらは29日09時の高層天気図です。潮岬で-16.7度(平年比-6.5度)です。八丈島で-16.9度(平年比-7.3度)です。西日本上空にも平年比で6℃~8度低い寒気が侵入して大気が不安定になったようであります。日中地表付近の気温が上昇し、上空500hPa面との気温差が40度をかなり越えた模様です。
次の上空の寒気がバイカル湖付近から、日本を虎視眈々と狙っています。今年は雷雨の当たり年かも??
フェノロジー(生物季節)の観察。寒冬で開花の遅れが、鮮明になってきた!
本日は2012年2月20日であります。

●今冬はたいへんお寒い冬でありますが、実際にはどうなのか、視覚的に一目で分かるように簡単なグラフを作ってみました。掲げた気温の変化図は 特別地域気象観測所『洲本』の観測データ から作成しました。これが今冬におけるわが淡路島の気温の変化であります。
淡路島「洲本」の今冬の気温推移
(12月21日~2月20日の62日間)

特別地域気象観測所『洲本』における気温変化 2011.12.21~2012.2.20
●この自作自演の気温グラフを見ると、やはり今冬は寒冬であることはほぼ間違いないようです。とりわけ、日々の最高気温が平年値よりも低い日がとても多くなっています。ざあっと数えてみると、
最高気温が平年値より高い日が12日、低い日が48日、同値2日です。
最低気温が平年値より高い日は22日、低い日が40日、同値0日です。

と、平年値を下回るほうが圧倒的に多くなっています。
しかも、平年値を上回る幅よりも、平年値を下回る幅のほうが、大きくなっています。さらに、最低気温が0℃未満の日が15日も出現しています。このように、今冬2か月(62日間)の気温観測データを詳細に解析しなくても、簡単なグラフだけで、寒冬(厳冬)であることは歴然としています…。

●次に、旬ごとの平均気温、(平年値)、平年値からの偏差、の3要素を求めました。平年値からの偏差が+であれば赤色を-であれば青色を施しましたが、青色だらけ!であります。青色の冬将軍の面目躍如であります。
       最高気温         最低気温
12月下旬 8.1℃(9.9℃)-1.8℃  2.6℃(4.2℃)-1.6℃
1月上旬  8.3℃(8.8℃)-0.5℃  2.5℃(3.0℃)-0.5℃
1月中旬  7.6℃(8.2℃)-0.6℃  3.1℃(2.6℃)+0.5℃
1月下旬  6.8℃(7.7℃)-0.9℃  1.3℃(1.7℃)-0.4℃
2月上旬  5.9℃(8.1℃)-2.2℃ ー0.1℃(1.8℃)-1.9℃
2月中旬  6.2℃(9.0℃)-2.8℃  0.5℃(2.5℃)-2.0℃

さて、冬も終盤になって低温が目立ってきましたが、これがフェノロジー(生物季節)に大きな影響を及ぼしそうです。すでに、芽吹きや開花の遅れなどの影響が鮮明に出ています。おおむね2℃ほど平年値よりも気温が低くなっています。これは淡路島が緯度で2度北上するか、あるい標高が300メートル上昇するのに相当します。これは、あくまでも平年値と比べての話ですから、暖冬の年と比べると緯度で4~5度北上、高度で600~700メートル上昇に相当します。春の草木の芽吹きや開花がおそらく平年よりも1週間から10日、場合によっては2週間ぐらいも遅れると予測できます…。

しだれ梅
↑2012年2月20日の状態です。南あわじ市灘城方にて。観賞用の「しだれウメ」です。品種名は不明です。例年ならばとっくに咲いているのですが、今年は2月中に咲かないかもしれません…。

実採り用の梅

蕾は膨らみ出したが開花はまだ先
↑2012年2月20日の状態です。これも南あわじ市灘城方にて。実を採るためのウメです。品種名は不明です。この木は早い年には正月明けから咲きますし、遅くても1月下旬には開花します。蕾がようやく膨らんできましたが、これも2月中には咲かないかもしれません。そうとうに開花が遅れています。

オオバヤシャブシ

オオバヤシャブシ
↑2012年2月20日。南あわじ市阿万大見山にて。オオバヤシャブシという木です。これは空中窒素固定菌と共生して、痩せ地・荒れ地でもよく育つ肥料木です。例年ならば、2月中旬になれば開花が始まり、長い雄花序がウサギの尻尾みたいに垂れ下がって独特な姿を見せるのですが、まだまだ「蕾堅し」の状態です。開花はおそらく3月に入ってからでしょう。そうとう遅れています。




干天に慈雨あり。タマネギの苗が生き返る…。
●干天に慈雨がありました。南あわじ市では昨年12月8日~9日に、灘土生で15ミリ、阿万で10ミリ、帰守で10ミリ、北富士ダムで12ミリ、大日ダムで8ミリ、など10ミリ前後の降雨があって以来、ほとんど雨がありませんでした。ときおりパラパラと雨粒が落ちてきても、僅かに地面が濡れる程度で、畑が湿ることはありませんでした。

干天がほぼ40日も続き、北西の乾燥した冬の季節風が吹きまくって、圃場はカラカラ状態。砂漠みたいになっていました。定植されたタマネギ苗が活着せず危機的な状況でありました。農家の人はタマネギ苗に水やりをしていましたが、広い圃場に水をやり切れるものではありません…。しかし、ようやく待望の雨らしい雨が降りました。

2012年1月19日20時40分のレーダー降水画像
↑気象庁HPから。1月19日20時40分のレーダー・ナウキャスト降水画像です。南岸を低気圧が東進したので、広い範囲で降水がありましたが、1500メートル上空の-6度の等温線が大きく北上してしまったので、中央高地および関東北部以外は雪にはなりませんでした。

●19日正午ごろから降り始めた雨は、20日に変わって、夜半過ぎにやみましたが、淡路島内の各地の降水量は次の通りであります。

仁井24ミリ、郡家19ミリ、都志20ミリ、志筑22ミリ、
洲本21ミリ、洲本気象20ミリ、由良21ミリ、相川18ミリ、
帰守18ミリ、成相ダム19ミリ、北富士ダム21ミリ、大日ダム15ミリ、
牛内ダム20ミリ、分水堰21ミリ、諭鶴羽ダム20ミリ、諭鶴羽19ミリ、
灘土生23ミリ、沼島21ミリ、南淡気象18ミリ、

国土交通省 『リアルタイム川の防災情報』 で各地の雨量と河川の水位が見られます。

気象庁の観測所は、淡路島内には、アメダス郡家、アメダス南淡、洲本特別地域気象観測所、の3か所です。

●付記、本日1月20日午前6時12分に、北海道上川支庁の江丹別で、-30.3度が観測されました。日本列島での今冬初の-30度以下の低温です。来週中頃に西日本を中心にして強烈な寒波襲来が予想されています…。お風邪など召されないように……。
元旦の淡路島の気温
2012年になりました。明けましておめでとうございます。

★しかしながら、旧年は、未曾有の大地震や津波、それから集中豪雨などの天変地異ともいうべき災禍に見舞われました。くわえて人災、いな犯罪ともいうべき放射能汚染に、この国は塗炭の苦しみに呻吟しました。それらの災厄が解決したわけではないので、とても「おめでとう」などと言う気分にはなれません。ところが、この暗澹たる気分とは裏腹に元旦の天気は穏やかで、日中は暖かくて風もなく春のような良い元日でありました。こんなに穏やかな元旦は10年ぶりではないかと思われたほどです。この穏やかな元日が本年が平穏な年であることを予祝していますようにと、お祈りいたします。

この穏やかな元日の気象観測データがどうであったのか、チェックしてみました。すると淡路島でも強力な「接地逆転」現象が起こったと思われる気温データであります。
2012年元旦の淡路島の気温

★注目するべきは洲本と他との気温差です。
まず観測所の立地ですが、特別地域気象観測所の「洲本」は三熊山という100m強の山の上にあります。他のアメダス観測所の「郡家」と「南淡」は平地にあります。
3地点とも平均気温はそう変わらないのに、最低気温が大きく異なります。洲本と南淡では5.0℃の差です。南淡では(南あわじ市阿万塩屋、青年の家入り口付近にアメダス南淡があります)、最高気温も高くなっています。すなわち夜間は氷点下まで冷え込み、逆に昼は暖かく、日較差は14.0℃に達しています。洲本の日較差は小さいです。

★これは盆地でも内陸でもない淡路島のようなところでも、平野部と小高い山とでは「接地逆転」現象による気温差が生じていることを示していると考えると、うまく説明できます。
大みそかから元旦にかけて、淡路島上空の500hPa面の気温は-28℃ぐらいでそこそこ低く、風がなくて大気の鉛直方向への混合がおこらず、湿度もそこそこ低かったので、放射冷却で三原平野・洲本平野の地表面はグングン冷えたと思われます。(霜が降りていました)しかし冷えるのは地表付近だけで、はや100m上では冷えていないので、洲本は最低気温が5℃も高かったと思われます。これで、ほぼ説明がつきます。
逆転層(接地逆転層・沈降逆転層・移流逆転層)

★2日19時に追記。
淡路島の1月2日の気温

大みそかから元旦にかけては、無風状態で淡路島平野部では強い冷え込みがありました。しかし元旦夜から2日にかけては、近畿地方を夜半に消滅しかかった寒冷前線が通過し、冬型の気圧配置になりました。風も相当あり、2日の明け方は、淡路島では放射冷却による冷え込みはほとんどありませんでした。

こうなると淡路島の3つの観測所の気温データはがらりと変わります。冷え込みがないと郡家と南淡の最低気温は、洲本と変わらないか若干上がります。寒波の吹き出し(移流)による低温については、旧洲本測候所のほうが平野部の観測所よりも低くなるのです。
淡路島の気温と言えば、たいていこの旧洲本測候所の気温が持ち出されるわけですが、このような観測所の立地場所に依存するところのその観測所固有の気温の現れ方を、よく認識しておく必要がありそうです。でないと、しんしんと冷え込んで凄く寒かったのに、淡路の気温がとても高くておかしいな……、というふうな実際の感覚とのズレが生じます。


淡路島は、今年は記録的多雨年になりそうです
本日は、2011年10月23日です。
昨日は、淡路島の代表的な気象観測施設である旧洲本測候所(特別地域気象観測所)で、本年の年降水量が1919年~2010年の92年の観測統計記録を塗り替えました。従来の記録は2004年の2323㎜でしたが、昨日10月22日の時点でそれを凌駕し、2356.0㎜となりました。
しかも、まだ2か月と1週間を残しています。例年、秋遅くから初冬には降水量は徐々に減少するものですが、可能性としてはまだ150㎜ぐらいの嵩上げはあると思います。最終的には洲本の年降水量は2500㎜ぐらいになるのではないか?

さて、簡単なグラフを2枚作りました。
年降水量の経年推移
↑洲本測候所の観測データから作成しました。一年間に降った降水の合計である「年降水量」の1919年~2011年の93年間分を棒グラフにしたものです。毎年バラツキが大きいです。93年間で最小値は1994年の805㎜です。最大値は今年2011年の2356㎜です。最大値は最小値の2.93倍あります。
このグラフをざあっと見て、とくに何らかの気候変動的な傾向があるようには見えません。降水量がどんどん増えるとか逆に減少しているとかはなさそうです。毎年の変動差はかなり大きいのですが、おおむね1000㎜~2000㎜の範囲に収まっています。が、ときどき下限1000㎜、上限2000㎜をはみ出しています。

ごく短い周期で(3~5年)で多雨と少雨を繰り返しているようにも見えますが、エルニーニョとラニーニャの繰り返しの遠い影響なのか?(全くの思いつきです)1000㎜の下限近くの年が頻出していますが、亜熱帯高気圧(太平洋高気圧)が強い年には、高気圧の中心軸が西日本にまで北上して6月~9月に日照りが続くことによるのではないか?(良く分かりませんが…)

100㎜幅の度数分布
↑93個の年降水量のデータを、100㎜幅で区切って、度数分布のグラフにしました。左右対称・釣鐘状のきれいな正規分布になるだろうと思ったのですが、そうでもなさそうです。データの個数が足りないのかもしれませんが、1000㎜台から1700㎜台にかけては均等に分布しているようにも見えます。
淡路島は兵庫県のため池の約半数がありますが、年間雨量が1100㎜台以下(17回あります)では渇水とか旱魃が発生しているような印象があります。2000㎜超が9回ありますが、おそらく降水日数が特別に増えたのではなく、200㎜とかの大雨があって数字がドンと嵩上げしているだけなのでは? という気が致します。

旧洲本測候所の「年降水量」の観測史上最大値を更新!
本日は10月22日です。つい1週間前にまとまった雨量がありましたが、またまた可なりの大雨です。今年は諭鶴羽山系は大雨の狙い撃ちです。
昨日の深夜からポツポツと降り出して早朝まで続き、夜が明けてからいったん止んでいましたが、昼過ぎから再び降り出し、夕方には土砂降りです。夕方5時前には南あわじ市灘地野で県道が通行止めになりました。今回の雨は諭鶴羽山周辺で猛烈に降りました。諭鶴羽ダムで14時から17時にかけての毎正時の雨量が、23㎜、67㎜、43㎜、37㎜、と4時間で170㎜の降雨でした。

●旧洲本測候所での今年の初めからの積算雨量は、なんと現在2355.5㎜に達しました。1919年~2010年の観測期間の年降水量の最大値2323㎜(2004年)を本日更新しています。

●10月21日21時から22日20時までの積算雨量(事実上の24時間雨量)は次の通りです。

仁  井    86㎜   成相ダム   欠測か?
郡家気象    84㎜   北富士ダム  欠測か?
都  志    68㎜   大日ダム   209㎜   
志  筑   116㎜   牛内ダム   186㎜   
洲  本   173㎜   分 水 堰   219㎜    
洲本気象   195㎜   諭鶴羽ダム  226㎜  
帰  守    83㎜   諭鶴羽山   215㎜  
由  良    55㎜   阿  万   112㎜   
相  川    48㎜   灘 土生   168㎜   
沼  島    79㎜

●降水量のデータを閲覧するのは次のサイトです。
国土交通省 『リアルタイム川の防災情報』 観測所選択 (兵庫県淡路島)
気象庁HP アメダス(表形式)淡路島には郡家・洲本・南淡の3か所のアメダス観測所があります。

3時間降水量の日最大値
↑気象庁HPから、3時間雨量の全国ランキングです。旧洲本測候所が1400か所のアメダスのなかで堂々の第1位になりました。非常に珍しいことです。

1時間降水量の日最大値
↑気象庁HPから、1時間雨量も堂々の1位に躍り出ています。なんとアメダス南淡(阿万青年の家前です)も6位に食い込んでいます。
また大雨です。旧洲本測候所の年降水量の記録更新なるか?
●10月15日午前0時過ぎです。淡路島は結構まとまった雨になっています。ついこの間、志筑などで甚大な被害がありましたが、洪水にならないようにお祈りしています。
次の数字の羅列は、10月14日09時 ~ 10月14日24時の積算雨量です。まだ降り続いていますので、雨が止んだ時点で()内に最終的な降水量を記入いたします。単位は㎜です。
最終的には15日24時に降り止みました。

●旧洲本測候所での今年の初めからの積算雨量は、現在2158㎜に達しています。1919年~2010年の観測期間の年降水量の最大値2323㎜(2004年)を更新する可能性が出てまいりました。あと165㎜です。残余期間は2か月半…。(ちなみに平年値は10月下旬が26㎜、11月が92㎜、12月が58㎜、計176㎜です)

仁  井  132(140)    成相ダム    94(111)
郡家気象   84( 92)    北富士ダム  129(150)
都  志   95(104)     大日ダム   104(121)
志  筑   83( 94)    牛内ダム   100(120)
洲  本  113(130)    分 水 堰    118(143)
洲本気象  130(155)    諭鶴羽ダム  120(141)
帰  守   98(108)    諭鶴羽山   127(155)
由  良   71(108)    阿  万   99(115)
相  川   73(106)    灘 土生   80(106)
沼  島   81(108)

●降水量のデータを閲覧するのは次のサイトです。
国土交通省 『リアルタイム川の防災情報』 観測所選択 (兵庫県淡路島)
気象庁HP アメダス(表形式)淡路島には郡家・洲本・南淡の3か所のアメダス観測所があります。
淡路島の9月の降水量
2011年9月の淡路島各地の降水量の大きな特徴は、2回の台風、台風タラス(T1112)及び台風ロウキー(T1115)の影響による大雨により、もともと少雨の瀬戸内海気候エリアにしては記録的な降水量になったことです。淡路各地の9月の総降水量は374~952㎜の範囲に散らばっていますが、従来の傾向と大きく異なるのは、淡路島南部の海岸地帯で雨量は少なく、淡路島北部で顕著な多雨となったことです。最多雨量を観測した志筑では9月の月間雨量が1000㎜にあと一歩と迫る952㎜となりました。

淡路島の9月の降水量

●淡路島内に3か所のアメダス観測所があります。2011年の年初から9月までの月毎の降水量は次の通りです。なお下記の数字と図表の数字に若干の食い違いが生じています。これは国土交通省川の防災観測所のデータでは1.0㎜刻みの集計で0.5㎜の降雨はカットされる等、観測方法・データ処理の相違によるものであろうと思われます。

    洲本    南淡    郡家
1月    2.5    1.0     1.0
2月   82.5    57.5    50.5
3月   45.5    38.0    36.0
4月  109.0    98.0    60.5
5月  401.5   263.0   300.0
6月  245.0   272.0   154.0
7月  245.5   287.0   173.0
8月   29.0    41.0     7.0
9月  811.5   619.0   881.5

計  1972.0   1676.5  1663.5  

●洲本測候所では2000㎜に近づいています。今年もまだ3カ月残していますから2000㎜超は確実で、1919年~2010年の観測期間の年降水量の最大値2323㎜(2004年)を更新するかどうか注目されます。
南淡の最高値は2049㎜(2004年)統計期間は1978年~2010年です。
郡家の最高値は1842㎜(2004年)統計期間は1976年~2010年です。
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.