雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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カキ(柿)の実が熟して落ちる順番は、予測できるか? (その2)
(その1からの続き)

●カキ(柿)といえば極めて純日本風の果物であります。つい日本原産かと思ってしまいがちですが、栽培されているカキのルーツは、奈良時代に中国から伝来したという見方が有力です。非常に実が小さいリュウキュウマメガキとか常緑のトキワガキなど、カキの近縁種が諭鶴羽山系にも自生しています。しかし、栽培カキの起源と見られる原種が諭鶴羽山系はおろか日本列島の山野に自生していないし、縄文遺跡からもカキの種子が出土しないのが、中国渡来説の根拠です。そういえば、万葉集にもカキの実を読んだ歌は1首もありません。ということは、万葉集は、大勢の歌人たちが、花鳥風月を題材にして季節の移ろいを抒情的に詠んだものですが、秋になって柿を見て一首詠みそうに思われます。しかし、それがないというのは、万葉時代にはカキがあまり普及していなかったのではないか? 

万葉集の著名な歌人に、柿本人麻呂(かきのもと の ひとまろ) というのがおるんですが、彼が生存していた7世紀から8世紀にかけては、その名に柿の字が使用されているのをみてもわかる通り、カキが既に中国から伝来していた、けれども、カキの栽培はまだ普及していなかったから、身の周りでカキの木がほとんどなかった、で、万葉集に柿の実をたたえる歌もない、と推論できそうです。はたしてこの推論は当たっているか?どうか??

●さて、先のエントリーでは “熟したカキの実が落ちる順番は予測できるか?” という命題についてごく簡単に考察して、それは不可能だと結論付けました。たった13個の実しかないカキの木であっても、その13個の実をそれぞれ別々のものだと識別して、順番に落ちていく「場合の数」はなんと62億通り余りもあります。その62億通りの膨大な可能性の中から、現実に起こるのはたった1つだけです。それをを当てるなど絶対に不可能なことは、考察するまでもなく明明白白でありましょう。

この熟柿の落ちる順番の予測不可能性というのは、何かに似ているなと直感的に思うのですが、それは地震予知であります。熟柿がやがて木から必ず落ちるのと同様に、地震もいつかは必ず起こります。しかし、熟柿の落ちる順番を予測できないのと同様に、地震も予知は不可能です。日本列島に活断層は無数にありますが、次にどの活断層が動くのか?そしてどこで地震があるのか?全く分かりません。そういう意味では酷似しております…。

カキ(柿)の実と、地震との共通する性質 
両者の性質を、整理して列挙すると、酷似していることが分かります。

カキの実の性質
カキ ①熟したのちに、実とヘタ、あるいは実と果柄との接着癒合の緩
    みが進行し、その実の自重に耐えられなくなったら落ちる。

   ②たくさんある。大きなカキの木には何百個という実がなる。複
    数の木では何千何万と沢山の実がある。

   ③カキの実が落ちる順番は予測できないことはもちろんである
    が、ある特定の1個の実に着目しても、その特定の実が何月何
    日の何時頃落ちるか予測は困難。

   ④実が何時落ちるか、また、落ちる順番は予測できないが、実は
    必ず落ちる。いつまでも落ちないで木にひっついていることは
    ありえない。

地震の性質
地震 ①地殻内にひずみが溜まっていき、やがて臨界点に達してパチン
    とはじける。膨張していく風船がはじけるみたい…。ある限界
    に達してカキが落ちたり地震が起こったりという意味では、と
    てもよく似ている。

   ②海溝型地震は数が限られているかもしれないが、内陸で起こる
    地殻内地震はたくさんある。地震を起こす活断層は日本列島に
    無数にあり、未発見の活断層もあるハズ。したがって、カキと
    地震では発生の時間スケールが違うだけで、沢山あるというこ
    とでは同じ。

   ③地震が何時、どこで、どの程度の大きさで予測するのは不可
    能。気象庁がちゃんと認めています。

   ④しかしながら、予測不可能ではあるが、やがて必ず地震はおこ
    る。東海地震であろうと、南海地震であろうと、いつか必ず発
    生する。つまり熟柿必落・地震必発ということ。

気象庁は地震予知は不可能だと言っています。 
気象庁ホームページ「地震予知について」

【引用開始】
地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。例えば「(時)一年以内に、(場所)日本の内陸部で、(大きさ)マグニチュード5の地震が起こる」というようなあいまいな予測や、毎日起きているマグニチュード4程度以下の小さな地震を予測するような場合はたいてい当たりますが、それは情報としての価値はあまりないと考えます。少なくとも「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する」というように限定されている必要があります。時を限定するためには、地震の予測される地域で科学的な観測が十分に行われ、常時監視体制が整っていることが欠かせません。そのような体制が整っていて予知のできる可能性があるのは、現在のところ(場所)駿河湾付近からその沖合いを震源とする、(大きさ)マグニチュード8クラスのいわゆる「東海地震」だけです。それ以外の地震については直前に予知できるほど現在の科学技術が進んでいません。
【引用終了】 強調青色着色は山のキノコ

●地震予知は、時・場所・大きさの3要素を細かく予測しないと予知したとは言えないし、それには科学的な観測・監視体制が敷いていなければダメで、予知の可能性があるのは唯一「東海地震」だけと、断言しています。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震が予測できなかったのは、当たり前であります。気象庁は東海地震以外は予知できないと言っておるのですが、ではその東海地震が予知できるのか?と聞かれたら、たちまちトーンダウンです。

気象庁ホームページ「東海地震の予知について」

【引用開始】
東海地震は必ず予知できるのでしょうか? 残念ながら、その答えは「いいえ」です。
前兆すべりが急激に進んでその始まりから地震発生までの時間が短い場合や、前兆すべりの規模が小さかったり、陸域から離れた場所で起こったりして、それによる岩盤のひずみが現在の技術では捉えられないほど小さかった場合などには、東海地震に関連する情報を発表できずに地震の発生に至ることがあります。
では、どのくらいの確率で前兆現象を捉えることができるのでしょうか? これも残念ながら「不明」です。
このように、東海地震を予知できない場合もあります。従って、他の地震と同様、自宅等の耐震性の確認、家具の耐震固定、食料・飲料水の備蓄の確認、避難場所や高台までの経路や移動手段の確認、家族との連絡方法の確認等、日頃からの十分な備えが大切です。
【引用終了】

●東海地震が予知できる可能性があるのは、①前兆現象があるだろうと考えられていること。②想定される震源域に高精度の観測網を敷いてあること。③判定するための「前兆すべりモデル」を明確にしてあること。3点を気象庁は挙げています。しかしながら、「前兆すべり」が小さすぎたり、沖合で生じたり、「前兆滑り」に即、地震本体が起これば予知できないのはもちろんのこと、「前兆すべりモデル」自体が一つの理論的な仮説であり、それ自体が間違っていることもあり得る、という意味を気象庁は正直に言っています。

●いやはや、地球温暖化では、異論・反論・懐疑論は山のようにあるのに、地球温暖化の原因を2酸化炭素のせいだと頑として譲らない気象庁ですが、地震予知はまあ無理だと正直にいう気象庁は、同じ気象庁であろうか? 驚きです。管轄する部署が異なるということがあるのかもしれませんが、これは利権の大きさの差ではなかろうか? と下衆の勘ぐりで勝手に想像しています。地球温暖化では総額毎年3兆円もの国家予算があちこちに流し込まれています…。
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カキ(柿)の実が熟して落ちる順番は、予測できるか? (その1)
●「柿が赤くなると医者が青くなる」などという俚言がありますが、医者が真っ青になるほど、たくさん稔っております。この怪しげな俗説は検証されたハナシではないと思うんですけれども、秋も深まり夏バテからすっかり回復して体調もよろしく、また秋は稔りの秋で食欲もそそられ栄養状態が良くなり、病人が減るのでしょうかねえ?? ま、変な俗説であります。

●さて、橙色に色づいたカキ(柿)の実は、やがて熟柿(じゅくし)になって落ちます。最近は飽食の時代で、毎日が盆か正月みたいで御馳走三昧です。しがない庶民でも、毎日の食卓は江戸時代の大名みたいなものであります。で、庭先や田んぼの畦に植えられているカキが色づいても、誰も見向きもしません。昔はイタズラな悪童がよそ様の庭先のカキの実を失敬したものですが、今の子供たちは見向きもしません。で、ときおりカラスが来てついばむだけです。わたくし山のキノコも茅屋(ぼうおく)の裏庭に富有柿の木を1本植えていて、けっこう成っているのですがあまり採らずカラスさんの餌になっております。

たわわに稔ったカキの実

●近代科学の基礎に、開拓のクワを力強く打ち込んだアイザック・ニュートン先生は、リンゴが木から落ちるのを考察して、あらゆる物体は他の物体を引き寄せているのではないか?と演繹して、古典力学を築き上げました。カキの実が熟して落ちることを観察しても、何も見いだせないと思うんですけれども、毎年秋になると、熟した柿の実が落ちる順番は予測できるのであろうか? と鈴なりのカキの木を眺めています…。

熟柿が落ちるのは、生理落果とは別の現象
カキの実は梅雨頃と秋口によく落ちます。とくに雨や曇りの日が続いた場合にはバタバタと沢山落ちます。これは「生理落果」と呼ばれています。また、カキには大害虫のカキノヘタムシガという害虫がいて、カキの実をよく落とします。カキの「生理落果」や害虫による落果は、まだ未熟な青い実が落ちるのですが、大学農学部や農業試験場でよく研究され、論文検索で捜すと沢山の論文やレポートがヒットします。
収穫までに柿の実が落ちるのは?(奈良県HP)
カキの生産量が和歌山県に次いで全国第2位の奈良県は、カキの落果の代表的な原因を、①不受精による落果・②強樹勢による落果・③ヘタムシによる落果・④カメムシによる落果・⑤落葉病による落果、と5つ挙げて説明しています。しかしながら、これらは秋にカキの実が熟して落ちることを解説しているのでは全くありません。

●カキが、熟して落ちる場合、樹冠の外周のほうの実から先に落ちていくのか? それとも樹の懐の枝に成る実から先に落ちるのか? ヘタを木に残して実が落ちる場合と、ヘタと実が一緒に落ちる場合があるのは観察して知っていますが、それぞれの出現比率とかその相違の要因は何なのか? また、実が落ちるのも一斉に落ちることはなく、1か月ほどの時間をかけて落ちていくのが普通です。しかし、その様子を克明に記録した観察データは見当たりません。また、カキの実が熟して落ちていく生理機構はどうなっているのだろうか? 秋にカキが熟柿になって落ちるのはあまり研究されていないようです。というよりも、研究対象にならないのか? 捜してみましたが論文もレポートも見つかりません。

熟柿が落ちる順番は、予測できるのだろうか?
●すこし考察してみます。写真の柿の木には、ざあっと数えて70個ぐらいの実が見えています。ほとんどは橙色ですが、紅色になって今にも落ちそうな実も見えています。木の裏側にも実があるでしょうから、仮にこの木には100個の実が成っていると仮定してみます。

100個の実の落ちる順番と言う場合、まず最初に100個のうちの1個が落ちます。次に2番目に落ちるのは残りの99個の中の1個です。3番目に落ちるのは残りの98個の中の1個です。続いて、97個の中の1個・96個の中の1個・95個の中の1個、最後は2個の中の1個、そして最終的に残った1個が落ちるハズです。
ここで、柿の実が落ちる順番を考える場合には、その100個のカキの実に1~100の番号を付ける必要があります。落ちる順番と言うのですから、1個1個のカキの実をそれぞれ別々の物として “個体識別” しなければなりません。マジックでカキの実に番号を書くといいでしょう。

カキの実の落ちる順番を予測するには、まず、最初に100個のうちのどれが落ちるか当てなければなりません。次に残りの99個のうちのどれが落ちるのかを当て、そして、最後に2個残ったうちのどちらが落ちるか当てなければなりません。そうしないと予測は不可能です。しかしながら、最初の100個のうちの1個を当てるだけでも困難を極めます。至難のワザであります…。

カキの実が熟して落ちる順番を当てるのは、当てる確率はとてつもなく小さいのでありますが、当てる為の観察や研究をするので、全くの偶然性の賭けというわけではないが…
●最初に100個のうちの1個を当てるの試行をするのですが、偶然性の賭けでは当たる確率は100分の1、たった1%であります。とても難しいです。ここで観察を積むと、熟した実の落ちやすい条件がそれなりに分かると思います。たとえば果柄が細い実であるとか、風で揺れやすい枝に付く実であるとか、その枝に付く葉が少なくて充実していない実だとか、それなりに落ちやすい条件があるハズです。逆に何時までも枝にしがみついて落ちない実の条件もあるハズです。

したがいまして、デタラメにサイコロを振って偶然性の賭けをするというのとは、かなり違うということです。よく観察をし研究してから予測するのであれば、偶然性に賭ける確率よりは当たる可能性は高まるでしょう。観察を積み上げれば当たる確率1%も、10%に上げることが出来るかもわかりません。でも、たとえ当たる確率を10倍に高めたところで、延々と当て続けなければ、カキの実の落ちる順番は予測できません。

●もし、偶然性に賭けるとして、熟柿の落ちる順番を当てることが出来る確率は、(100分の1)×(99分の1)×(98分の1)×(97分の1)× ‥‥‥ ×(3分の1)×(2分の1)×(1)でしょうが、少々当てる可能性を高めたところで、1より小さな数字を次々に100回も乗じていくのだから、極限値ゼロに収束していくのと大して変わりません。

栽培カキが逸出して、山中で野生化しています
野生化したカキの木にも実が成る
↑南あわじ市賀集東山にて。山中で野生化した場合は果実が小さくなるのがほとんどですが、ときには、大きな実のこともあります。写真の木には栽培品と比べてまったく遜色のない立派な実が成っていました。ただし、野生状態では他の植物との競争が激しく、他樹に被陰されたり、蔓植物が這い登ったりして、木の栄養状態が悪いので実の着きかたが少ないです。写真では分かりにくいのですが、13個のカキの実が成っております。

●1から13までの番号を振り当てて個体識別したカキの実が、順に落ちていく「場合の数」は次の通りであります。これは、異なった13個のものを1列に並べる並べ方がいったい何通りあるのか? と全く同じことだから、単純に、13!(13の階乗と読む)を計算すればいいだけです。申すまでもなく、高等学校の「数学A」の教科書の「場合の数と確率」の一番最初の問題でありましょう。

13! =(13 × 12 × 11 × 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1)= 6227020800 なんとまあ、62億2702万800通りであります。余談ながら、階乗に感嘆符の「!」の記号を使うのは、ビックリするような数字になるからであります。あくまでも可能性でありますが、62億余りの通りの順が起こりえるのです。もちろん、カラスに食べられないという前提でありますが、現実に起こるのはただ1通りであります。62億通りの可能性の中からただ1通りの現実が起こるわけですから、こんなことを予測するのは絶対に不可能でありましょう…。

(拙稿は続く)
橋下徹氏の「大風呂敷」に疑問を呈す。
●弁護士から芸能人へと、そして芸能人から政治家へと、次々に脱皮を重ね華麗なる転身をとげてきた橋下徹氏の勢いが止まりません…。まさに破竹の進撃であります。飛ぶ鳥を撃ち落とす勢いであります。寄らば大樹のかげ、権勢をふるう者には、おこぼれにあやかろうとする小賢しい者どもがスリ寄ってくるのは、世の常、ヒトという種の業ともいうべき習性であります…。

●橋下徹氏が破竹の勢いでありますけれど、どこか危うくないか? 胡散臭くないか? インチキ臭くないか? ワンフレーズのキャッチコピーを鸚鵡のように唱えて、大衆の耳目を集めることのみにエネルギーを注ぎ、そのことがお祭り騒ぎのように、もてはやされすぎていないのか? と、わたくし山のキノコは懐疑的にみています。

●橋下徹氏は、府と市の二重行政を問題にしております。しかしながら、私のみたところこの国には二重行政どころか、三重行政、四重行政が間違いなく存在し、幾重にもムダが行われています。もっと言えば、そもそもする必要のない行政が沢山行われています。いちいち事例を列挙して敷衍すべきところではありますが、長くなるのでそれは別の折に論じたいと思います。が、そもそも二重行政など分かり切っていることであって、橋下徹氏が初めて指摘したことではけっしてなく、多くの論者が早くから指摘しております。その改革の処方箋も複数出されているところであります。
橋下徹氏は芸能人出身だけあって、マスゴミを利用した演出は上手いところがあります。大言壮語つまり大風呂敷を広げて、マスゴミに報道させていますが、橋下徹氏がしているのか? マスゴミが橋下氏を持ち上げてやっているのか、あるいは橋下氏の背後に橋下氏を操る組織・勢力があるのか? いろいろな見方ができそうです。

わたくし山のキノコの見方は、橋下氏の背後にある勢力が間違いなくおって、おそらく橋下氏と「みんなの党」あたりを組ませて、次の国政選挙で真の改革を目指そうとする勢力の票を奪う、あるいは真の改革勢力を支持する有権者の票を分散させる…、と、そういう役回りを橋下氏に演じさせているのではないか? と見ています。

●というのは、橋下氏の言動には全く理念が感じられないからであります。氏は国政選挙で300人の候補者を立てるといっています。けれども、一番肝心かなめの旗幟鮮明さがありません。出陣する際の「幟」の色が不明、のぼりには何も書いていません。白紙委任を有権者に求めるような状態です。

「維新政治塾」応募 1500人近く集まる

【引用開始】
 大阪市の橋下市長が率いる「大阪維新の会」が来月開講する予定の政治塾に、9日までに1500人近い応募が集まっていることがわかりました。「大阪維新の会」は来月24日に「維新政治塾」を開講する予定で、塾生400人を募集しています。 締め切りは10日ですが、「維新の会」によりますと9日までに1500人近い応募があり、中には現役官僚、元国会議員、弁護士や医師なども含まれているということです。「維新の会」は次の衆議院選挙で300人の候補者を擁立、200議席の確保を狙っていますが、塾生からも候補者を出す考えで、政治塾ではマニフェストとなる維新版「船中八策」についても議論される予定です。
【引用終了】

●1500人集まったというけれども、単に橋下氏の人気にあやかりたいだけと見るのが普通でありましょう。そもそも橋下氏は国会議員の経験はまだなく、マニフェストもまだありません。次の国政選挙に200人の議席を狙うなどという大言壮語(大風呂敷)を言っていますが、政策が全く不明であります。
次の衆議院選挙は近いと予想されているのに、これから「議論」するだって?? 次の選挙で間違いなく争点になるハズの、原発推進か?原発脱却か? TPP推進か?TPP反対なのか? 消費税増税賛成か?消費税増税反対か? 官僚の天下りや渡り禁止か?容認か? 特別会計はどうするんや? 普天間基地はどうするんや? 企業団体の政治献金全面禁止をするのか?しないのか?、などなど沢山の争点があるのに、橋下徹氏の「のぼり」の色は全くハッキリしていません…。橋下氏が大風呂敷を広げるのは、まだ10年早い…。

橋下氏は国政に関する政策については、全く旗幟鮮明ではありません。どういう政策を掲げるかハッキリしないのに、白紙の旗のもとにすりよる1500人も相当いい加減であります。政治家を目指すものは、旗幟鮮明にして主義主張をハッキリさせ、どのような改革をおこない、どのような国づくり、新しい体制作りをするのか、その理念を語ってほしいものです。そうでないと、われわれ有権者は選びようがありません…。判断しようがありません…。

●橋下徹氏の公式サイトを閲覧しても、国政に関してどのような主義・主張があるのか、どのような青写真をえがいているのか、その理念を熱く語らなければいけないのに、(書かなければいけないのに)何もない…。父親が暴力団だけあってさすがに威勢がよく、脅迫一歩手前の高圧的に出るかと思えば、お涙ちょうだいの泣き落としに出たりと、要求を押し通す戦術は変幻自在で、その点は父親譲りであり芸能人生活でつちかったのであろうと思われます。しかしながら、氏の公式サイトには何もない…。ホントに氏の公式サイトには読むところが何もありません。空っぽの洞窟…。がらんがらんの殿堂。まだ庶民のブログの方が読むところがあります。氏の公式サイトがこんなにも空っぽだったとは、驚かされました……。 橋下徹氏のオフィシャルウェブサイト
国家からの「逆賄賂」
●賄賂(わいろ)と言う言葉はしょっちゅう耳にしますが、正確なところは知らないので調べてみました。Wikipedia「賄賂罪」 から引用いたします。

【引用開始】
公務員に公権力の行使に関して何らかの便宜をはかってもらうために、金品などを提供する賄賂による職権濫用・法律違反に関する犯罪規定である。以前は、仲裁人についても刑法で規定されていたが、現在は仲裁法50条~55条に同様の犯罪が規定されている。現在公務員である者に対する行為のほか、過去に公務員であった者に対する行為(197条の3第3項の事後収賄罪)や公務員になろうとする者に対する行為(197条第2項の事前収賄罪)や法律上みなし公務員とされた民間人の行為についても犯罪とされる場合がある。
【引用終了】

●「収賄罪」と「贈賄罪」があるらしいです。

「収賄罪」賄賂をもらった公務員(公務員であった者、公務員になろう
     とする者、みなし公務員も含む)だけが犯すことができる罪
     らしい。一般国民は収賄罪を犯すことはできない。
     
「贈賄罪」だれでも犯すことができる犯罪らしい。一般国民はもちろん
     公務員も、犯そうと思えば犯すことができる罪のようです。

●たとえば、ある公務員が希望の転勤先に配属してもらうように、その権限を握る上司等に金品を贈った場合を考えてみると、この場合は「収賄罪」も「贈賄罪」もそれを犯したのは公務員同士であるということであります。われわれ一般国民は「贈賄罪」しか犯せないのに、公務員は「贈賄罪」も「収賄罪」も両方犯せるということであります。したがって、その一点をもってしても、公務員は一般国民よりも2倍も本質的に罪深い存在なのであります。

さて、世の中をよく観察しますと、“逆賄賂” があるのではないか? と思います。「賄賂」というのは、なんらかの便宜をはかってもらう等の目的で、民間人が公務員に渡す金品であります。逆に、公務員(政府とか省庁とか)が自分たちの政策等を円滑に進める為に、民間人に便宜を図ってもらうために(手なずけるために)金品を渡すということが間違いなく存在します。これは “逆賄賂” なのではないのか?

逆賄賂の実際例1
★官房機密費はまさにそれです。三宅久之、官房機密費巨額受領の事実を認める このデイリーモーション動画のなかで、新聞記者出身の評論家の三宅久之氏が官房機密費をもらったと白状しました。三宅氏は見苦しい言いわけを開陳しています。正確な実態はまったく藪のなかでありますが、官房機密費がマスゴミ買収・世論操作にばらまかれているのは、もはや疑いようがありません。これはまさに国家がマスゴミ・評論家を買収する “逆賄賂” であります。これは露骨な直接的逆賄賂であります。

逆賄賂の実際例2
★文部科学省の傘下の「独立行政法人・日本学術振興会」が研究者に分配する「科学研究費補助金」や「学術研究助成基金助成金」などが、学者(研究者)を買収するのに利用されている可能性が大いにありそうです…。研究者のランク付けの基準の一つにどれだけ論文を書いたか?というのがあるそうですが、研究をして論文をまとめるには軍資金がいる。とくに自然科学系・工学系では研究費の配分がないとどうにもならない、らしいです。たとえば、ニュートリノの観測成功でノーベル物理学賞に輝いた小柴昌俊先生にしても、自ら設計した観測施設のカミオカンデを作るために建造費20億円(業者に値切り倒して14億円か?)が必要だったわけで、政治家や文部省役人を説得できたのが研究成功の土台にある、という意味のことを著書に書いています。「顧みれば27年間、科研費常習犯」 小柴先生そのものではありませんが、関係する研究者が科研費の配分があったからこそ研究ができたと述懐しています。

真理の探究・真実の解明にわれわれの税金が原資であるところの「科学研究費」が活用されるのであれば、まことに結構なことだと思います。ところが、地球温暖化問題とか生物多様性などの環境関連研究であるとか、自然エネルギーに関する工学研究だとか、原子力関係の研究でもそうじゃないかと思うんですが、政府の政策が既定のものとしてある場合は、政府の政策にお墨付きを与える研究ばかりに科研費が配分されるというのは、問題でありましょう。

研究者が科研費獲得のため申請書を出しても、採用率は文部科学省の資料によると20~25%程度です。研究者は研究費の配分なくしては研究ができない。しかも、地球温暖化問題ではもう20年近く前に温暖化の原因はCO2であると政治的に決めつけられています。温暖化は危機であるとして、その対策が政治的にすすめられています。そうした状況の中では、研究者たちが温暖化の原因はCO2ではない可能性があるからしっかりと研究したい、という内容の申請書を提出して採用されるだろうか? 絶対に採用されるハズがありません。いちおう申請を審査するのは別の研究者であって文部科学省の官僚ではないけれども、研究費の配分を審査する研究者も学会の機関誌の投稿論文を閲読する査読者も、政府の息がかかっています。或いは仮に政府の意向から自由であっったとしても、政府の政策に敢然と歯向かう勇気はなさそうです。

結局、政府の政策に学術的にお墨付きを与える「御用研究」にしか科学研究費が分配されないという構造がありそうです。研究者たちも陰ではぶつぶつと異論をいっているけれども、ほとんどの人は堂々と言う度胸を持っていないようです。で、御用研究ばかりがはびこる…。(わたくしは研究者じゃありませんが、ちょっと資料に当たって調べればじきに分かる)国家から流れてくる研究費が、学界の買収のための巧妙な逆賄賂となっている研究分野が色々とありそうです…。

研究者ではない山のキノコが言っても説得力がないので、次の島村英紀先生のコラムをぜひお読みください。
島村英紀『人はなぜ御用学者になるのか』 これは著名な地震学者の 島村英紀氏のHP に掲載されているコラムです。熟読の価値があるコラムです。われわれ有権者・納税者は島村氏が言っていることをしっかりと知る必要があります。
ちなみに、昨年3月11日の東北沖地震で、気象庁がマグニチュード8.8とか9.0を発表したのはおかしい! 説明ぬきに勝手にマグニチュード算出の計算法を変えるな! と指摘した地震学者は島村氏ただ1人だったと思います。

(気象庁は、地震学者たちのモーメントマグニチュードを採用せよという以前からの提言を無視して、気象庁マグニチュードで長年計算を続けてきたにもかかわらず、3月11日に突然にモーメントマグニチュードで計算し発表しました。しかも、9.0がモーメントマグニチュードだという説明がありませんでした。気象庁マグニチュードでは8.4ぐらいで打ち止めですが、モーメントマグニチュードでは9.5までの数字がありえます。1000年に一度の地震だとイメージ操作する目的があったのは明白です)

逆賄賂の実際例3
★名著『日本の独立』や『日本の再生』を著わした政治経済学者の植草一秀先生の受け売りですが、植草氏が言っています。植草氏がかつて大蔵省に在籍していたとき、TPRというプロジェクトがあったそうです。タックス(税金)のPRだというのです。言論統制プロジェクトであります。大蔵省が増税の施策を進めようとしたとき、政界・財界・学界・評論家等3000人リストを作ったそうです。そして大蔵省の役人が手分けして説得にいくのです。説得に行って、大蔵省の施策に理解し協力してくれる人には○印がつきます。○がつかない人には、1階級上の役人が行き、最終的には事務次官が説得に行くということであります。
そして毎週TPRウィークリーというデータ集を作ります。その週の週刊誌・雑誌・本・新聞をしらべて問題発言を書いている人を全部拾い出す…。問題ブラックリストをつくるのです。そして説得にいきます。またマスコミ関係者を集めて高額接待をします。もちろん、大蔵省の施策に協力してくれる有力者には政府関係のいろいろな委員等に任用します。言うならば非常に強固な言論統制プロジェクトがあるわけで、今も続いています。TPR担当者が財務省主計局のなかにいるそうです。そういうことを植草一秀氏は書いたり講演で述べたりしています。

このTPRプロジェクトでばら撒かれる「カネ」や「高額接待」とか「委員登用」なども、まさに、国家からの「逆賄賂」と言えましょう…。刑法に規定がある「賄賂」のみが問題になって、国家からの「逆賄賂」があまり表に出てこず、問題にも取り上げられないのは、明らかにおかしいのではないか?
話題の「ブーメランYouTube動画」を、再掲します。
★天に向かって唾を吐けば、やがて自分に降りかかる…。投げつけたブーメランは舞い戻ってきて、やがて自分に突き刺さる…。野田佳彦にそっくりな気骨ある民主党国会議員が、いま、街頭演説をしています。聞いていると、ほれぼれとするような正論を力強く演説しています。

YouTube動画『野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行』jiji6254 さんが2012年1月7日にアップロード

【字幕スーパーの転記開始】
 マニフェスト、イギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。書いてないことを平気でやる。これっておかしいと思いませんか。書いてあったことは四年間何にもやらないで、書いてないことは平気でやる。それはマニフェストを語る資格がないと、いうふうにぜひみなさん思っていただきたいと思います。
 その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。天下りを許さない、渡りは許さない。それを、徹底していきたいと思います。消費税1%分は、二兆五千億円です。十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか? 消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。
 鳩山さんが四年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。それが民主党の考え方です。
【字幕スーパー転記終了】

●再生回数が17万回を超えました。拡散と浸透をはかって、もっともっと100万回、1000万回と再生される必要があります。国民一人残らず見るべき「問題動画」であります。政治家の言葉がこんなにも軽いのか? 口先だけで言っているのか? 理念も信念もないのか? と、ただただ驚愕させられます…。もはや、政治家が何を言っても信用できません。次の選挙で新たなマニフェストが有権者の前に提示されても、全く信用できません。政治家不信がここに極まれり…、という感じであります。

●この「ブーメラン動画」が大分話題になってきました。1月20日付けの朝日新聞で報じられたらしいです。ネットのニュースにもあちこちで出ているようです。

野田首相の昔の演説が「発覚」 「公約に書いてないことやらない。これがルールです」
富士山ピラミッド型のヒエラルキーから、北アルプス連山型の構造へと変わるかも?
★本日は1月19日であります。
東京大学の学内検討会が「学部入学を秋に全面移行すべきだ」との中間報告をまとめたそうです。そういうニュースが朝から飛び交い、賛否両論にぎわっております。

【引用開始】
東大秋入学、政界に賛否=「プラス大きい」「議論不足」
 東京大学の学内検討会が学部入学を秋に全面移行すべきだとの中間報告をまとめたことに対し、政界では18日、さまざまな声が上がった。
 米ハーバード大学院で学んだ経験がある自民党の茂木敏充政調会長(東大卒)は「悪いことではない。グローバルスタンダード(国際標準)ということがある」と指摘。同党の河村建夫元文部科学相(慶大卒)は「東大がやれば右へ倣えとなるのではないか」との見方を示し、みんなの党の渡辺喜美代表(早大卒)も「非常に良い。マイナスよりプラスの方が大きい」と評価した。
 一方、民主党の小林興起衆院法務委員長(東大卒)は「日本には日本の歴史、伝統、文化がある。とんちんかんだ」と厳しく批判。社民党の福島瑞穂党首(同)は「学生側の都合にどこまで配慮されたのか疑問だ。学生の視点に立った論議が不足しているのではないか」と疑念を呈した。  時事通信1月18日(水)22時51分
【引用終了】

★ネット言論界(?)では反対論のほうが圧倒的なように思います。わたくしも反対論のほうに分があるように思います。反対意見のほうがまともであり、もしかして、外国人留学生をどんどん受け入れて、この国の外国支配(もっといえばアメリカの日本支配)を盤石にするための陰謀なのでは? とつい考えてしまいます…。

★しかしながら、ある意味では大歓迎であります。もしかしたら東京大学出身者を最上層階とするヒエラルキーに風穴があくかもしれないという可能性もあります。特に、この国は官僚たちが圧倒的に東京大学出身者で占められています。ここが崩れる可能性があります。

もし、東京大学が秋9月入学に移行したならば、(他の大学が追随しなかったならばという条件においては)学力優秀な学生が東京大学に合格したとしても、9月まで半年時間を無駄にすることになってしまいます。また9月入学と言うことは8月卒業ということでありましょう。多くの企業では新卒は4月入社ですから、卒業後また半年時間をむだにする可能性があります。結局、学力優秀な学生がめでたく東京大学に合格したとしても、学部を卒業するのに実質的に5年かかる可能性が極めて高いといえましょう。しかも、それが事前に分かっているのです。

そうした場合、東京大学に合格する学力のある受験生が(その親御さんも含めて)どう考えるか? 東大に行ったら1年無駄になるぞ、ならば東大よりも偏差値では少し落ちるけれども立派な大学は沢山あるからそこで頑張ろうという動きが出るのではないか? という可能性がでてきます。とくに学資をだす親が特別に裕福でなかった場合は、半年遊ぶことになる東大はやめてくれ、というでしょう。あるいは、近くに立派な○○大学がある。東大に比べればそりゃあ落ちるかもしれないが、しかし世の中は結局は実力主義だ。東大卒のブランドを捨てるのは惜しいが、○○大学で頑張って勉強すればいいのだ、などと言うでしょう。

こういう動きが受験生(親御さん)の間で広がり、東京大学の地盤沈下が起こり、それと逆相関で東大の後塵を拝していた2番手の大学、京都大学、北海道大学、東方大学、大阪大学、九州大学、など旧帝国大学の浮上がおこるのではないか? 現在では東大が存在することに依り、北海道や九州など地方の最優秀の学生が東京に取られています。とくに地方で “東大離れ” とその地方の “基幹有力大学の浮上” がおこるのではないか?

★これから先は風が吹いたら桶屋がもうかる的なハナシになりますが、東大の地盤沈下と地方有力大学の浮上がおこれば、つまり現在の富士山型ピラミッドのヒエラルキーから、北アルプスのような連山型の構造にかわったならば、国家公務員上級試験の合格者が、東大一辺倒ではなく、地方有力大学出身者からも多く出てくるようになると思います。これが官僚たちの生態に大きな変化をもたらすのではないか?

★ヒトという種は、社会性が極めて高く集団を作る動物であります。基本的にはトラみたいに単独行動をとらないです。そしてなにか共通項をもち同質のものが固まって、派閥や学閥を作ります。官僚たちのなかにあの人は東北派だ、九州派だ、京都派だ、と沢山のセクトというか派閥が出来て、互いにけん制しあったり抗争したりということも生じるかもしれません…。少なくとも現在の東京大学出身者でがっちりと固めてこの国を支配している構造に、少しは新風が吹き込む可能性がありそうです。そうなれば、将来、政治的に政治家がこの国を主導するということが実現できた場合には、政治が官僚をコントロールしやすくなると思われます。
(相手の集団を支配しようとするには、相手側が内部分裂しているほうがやりやすい、というのは歴史をみれば明らかです)

★でも、これには、東大だけが秋9月入学に移行して、他の大学も会社も社会も3月終わりの4月始まりを変えないという前提のハナシでありましょう。その前提において考えてみると、他の大学が東京大学に追随するのだろうか? を考えてみると、わたくしは他の大学は動かないと想像しています。
他の大学の教授も理事も経営的に考えれば、とくに東大の後塵を拝していた大学は、浮上の大チャンス到来です。一時的には「それは良いことだ」と追随して他大学もみな秋9月入学に賛同するふりをして、東大が9月入学を正式決定したら、パッと降りるのではないか? これから18歳人口が減少に向かいどこの大学も優秀なお客さん(学生)獲得に戦略的に知恵を絞らないといけません。ので、そういうことは十分に有り得ることと思います…。

と、いうふうに妄想的に考えてみましたが、各方面の思惑や戦略がぶつかり合い、自己の利益が最大になるようにシノギを削るハナシですから、さて、未来のことはどうなるのか正確なことは誰にもわかりません……。
国民一人残らず見る映像です! 要拡散、要浸透。
★いまネット言論空間で話題急上昇中の映像があります。国民一人残らず見るべき映像です。見なきゃ損、損。損ですよ。とても面白いですよ。どんどんと拡散・浸透させましょう!

YouTube動画『野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行』jiji6254 さんが2012年1月7日にアップロード

【字幕スーパーの転記開始】
 マニフェスト、イギリスで始まりました。ルールがあるんです。書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。書いてないことを平気でやる。これっておかしいと思いませんか。書いてあったことは四年間何にもやらないで、書いてないことは平気でやる。それはマニフェストを語る資格がないと、いうふうにぜひみなさん思っていただきたいと思います。
 その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。天下りを許さない、渡りは許さない。それを、徹底していきたいと思います。消費税1%分は、二兆五千億円です。十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか? 消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。
 鳩山さんが四年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。それが民主党の考え方です。
【字幕スーパー転記終了】

★この映像を編集されたjiji6254さんは名編集者です。上手い! 座布団10枚! 思わずjiji6254 さんが作られた他の映像も見てしまいました。マスゴミにもこのような名編集ができる映像編集者が居たらなあ、と思います。とても印象的で、巧みな構成で編集されています。大変面白い映像に仕上がっているのですが、この作品が視聴者に語りかけていることは、極めて深刻なことです。ああ面白かった…、などで済むハナシではありません…。

●作品の前半で、野田佳彦が街頭演説していますが一体いつのものだろうか? 半そでのワイシャツを着ている候補者が映っているから、季節は明らかに夏です。候補者の応援演説のようです。鳩山さんの名前が引き合いに出されているから、多分2009年8月30日の衆議院選挙の時のものでしょうね。(2010年7月の参議院議員選挙の時のものならば、管直人の名前が出ると思われます)

民主党の政権政策Manifesto2009 を改めてよく読んでみました。

1丁目1番地にはこう書いています。(抜粋)
【政策目的】○自民党長期政権の下で温存された族議員、霞が関の既得権益を一掃する。

1丁目2番地にはこう書いてあります。(抜粋)
【具体策】○特別会計をゼロベースで見直し、必要不可欠なもの以外は廃止する。○実質的に霞が関の天下り団体となっている公益法人は原則として廃止する。公益法人との契約関係を全面的に見直す。

1丁目4番地にはこう書いてあります。(抜粋)
【具体策】○定年まで働ける環境を作り、国家公務員の天下りのあっせんは全面的に禁止する。

1丁目5番地にはこう書いてあります。(抜粋)
【政策目的】○政治主導を確立することで、真の民主主義を回復する。

2009年民主党マニュフェスト(鳩山さんのマニュフェスト)は、7丁目52番地まであります。あらためて再確認してみましたが、消費税を10%に上げるなどどこにも書いてありません。TPPに加入するなども、どこにも書いてありません……。
政治家の言葉の軽さ、勝手に宗旨を変える無節操…。宗旨を変えるのならば民意を問え!
●いまネットの言論空間では、総理大臣の野田佳彦氏の異常な変節ぶりが糾弾されています。つい2年半前には彼はとても素晴らしくほれぼれとするような演説をしていました。そのまともな頃の演説の動画が話題になっています。
(YouTube動画) 麻生内閣不信任決議案への賛成討論 野田佳彦幹事長代理
これは政権交代がおこる少し前の2009年7月14日に、衆議院本会議で行われた、麻生内閣不信任決議案に賛成する立場からの現野田総理の演説です。私は2回このビデオをみました。まことに志や理念の高いほれぼれとするような演説です。財務省や経産省のパペット、官僚たちの走狗・忠犬に成り下がった現野田総理からは想像もつかないような志にあふれています。

●ネットの言論空間で特に話題になっているのは、このビデオの10分30秒から13分03秒までの部分であります。国会議事録から引用いたします。

【引用開始】
 さて、もう一つは、官僚政治をコントロールする能力と気概がないということであります。
 昨年の通常国会で、与野党が修正をして、国家公務員制度改革の基本法をつくったはずであります。でも、その基本法の精神はどんどんと後退をし、逸脱をし、そして今の、今国会の法案の提出となりました。中身は明らかに後退をしています。
 加えて、一番国民が問題にしている天下りやわたりを実効性ある方法でなくしていこうという熱意が全くありません。
 私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。その前の年には、十二兆六千億円の血税が流れていることがわかりました。消費税五%分のお金です。さきの首都決戦の東京都政の予算は、一般会計、特別会計合わせて十二兆八千億円でございました。
 これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。
 わたりも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。六千万、七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い退職金がもらえる。また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、退職金だけで三億円を超えた人もおりました。
 まさに、天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない麻生政権は、不信任に値します。
【引用終了】

(国会会議録検索システムから)第171国会 衆議院本会議での野田佳彦氏の発言議事録本文 平成21年7月14日 で野田佳彦氏の発言議事録本文が読めます。YouTube動画を聞きながら議事録を読めば、彼がつい2年前に高い理念を掲げていたことがよくわかります。2年半まえであれば拍手喝さいでありますが、今これを視聴してみると何ともまあ白々しいいものです。政治家の言葉の軽さ、言い放ったことに対する責任感・使命感のなさに驚かされます…。

★この現在の野田佳彦氏と過去の氏との大きな落差はいったい何なのだろうか? 管直人氏もそうだったが、野田佳彦氏の変節・宗旨替え・豹変はいったい何なのだろうか? 権力を追及する立場から、みずからが権力の中枢の場に立ったとたんに、あたかも幼虫が脱皮して成虫に生まれ変わるように、本性がむきだしになって、醜悪な妖怪の姿に生まれ変わるようであります。とても残念なことですが、これが人間の本質というものなのでありましょうか? いまや権力の亡者・支配欲の乞食・自己保身の餓鬼と化した野田佳彦こそが、国民から不信任を突き付けられています…。

★国民の圧倒的多数は、官僚利権構造を温存したままの増税も、永久に属国被支配に甘んじるTPPも、政官業癒着官民複合体の原発も、まったく是としていないのであります。やはりこの国の国民は立ちあがって、日本版ジャスミン革命を巻き起こす必要があります。その機は熟しつつあるように思います。まもなく怒りの導火線に火がつき、日米安保闘争以来の大規模な抗議デモがおこるのじゃないかと、ひそかに期待しています……。
独断で選ぶ今年の11大ニュース
●本日は12月31日です。大みそかであります。泣いても笑っても2011年はこれで終了であります。つねに思うのですが、何かしようと理念を高く掲げて一生懸命やろうとしても、時間は仮借なく過ぎてゆき、何もできないままに終わります。そういうことが多いようであります。2年4か月まえに、民主党はこの国を根底から刷新しようと高い理念を掲げて、多数の有権者が支持し、政権交代をはたしました。

●民主党のマニフェストの土台部分にあった政策理念には、大きな3つの柱があったように理解しています。

1、対米隷属からの脱却。ものを言う強い日本を実現して、宗主国のいいなりにならず、日本のありかたは我々日本人が自分で決める。

2、官僚主導からの脱却。官僚主権をやめさせ国民主権を実現する。国会議員は国民から選ばれた代表であります。大まかな政策は全て国会議員が決めて、実務的なことを優秀な官僚たちにさせる。

3、政治とカネからの脱却。政治がカネのある人たちの意向で動かされて歪められているので、それをやめさせるには、企業団体の政治献金禁止をするしかない。

というのが政策理念の根本でありました。喧伝された「子供手当」だとか「高速道路無料化」などは、具体的政策についての枝葉末節にすぎませんでした。肝心の根幹部分の理念があまり語られることがなく、枝葉末節ばかりがクローズアップされたのは残念でありました。理念は極めて高いものがあったのに、その理念は木っ端みじんに雲散霧消してしまいました。2010年が無駄に終わり、またまた2011年もなんの見るべき改革も行われず無駄に終わりました。能力の高いはずの国会議員でさえ、なんにも出来ないままに終わるのですから、庶民がなんにもできないのは無理もありません…。1年が終わり、また1年が終わります。何も変わらず、何もできないのです…。

●さて、無駄に終わってしまった2011年ですが、今年の11大ニュースを独断と偏見で挙げてみましょう。

1、東日本大震災という未曽有の災害があった。
2、福島第一原発が核爆発を起こし放射能を蒔き散らした。
3、原発安全神話が全くのウソであることが判明した。
4、政府・官僚・業(東電)・マスゴミの癒着構造があぶり出された。
5、TPP推進者が売国奴であることがわかった。
6、管政権も野田政権も財務省のカイライであることが分かった。
7、近年希に見る爆弾低気圧(932hPa)の発生があった。
8、研究者たちが地球寒冷化説を一斉に唱え始めたこと。
9、COP17で事実上なにも決まらなく温暖化互助会が崩壊寸前である。
10、相撲の八百長問題で文部科学省やNHKに癒着があるとわかった。
11、陸山会事件裁判の登石裁判長が、証拠に基づかず推認だけで判決を
  くだしたこと。判決は証拠と法に基づくべきものだ!

★なお、反論は一切受け付けません。ま、過疎ブログなので万一にも反論コメントは来ないでしょうが、万一億一、反論コメントがあったら削除します。ブログは庶民が独断と偏見を主張できる唯一の手段であります。(私がブログを始めた理由は、政治的な独断を主張したいがためでありまして、実は、植物がどうたらこうたら言うことは、本当はどうでもいいことです。)私の基準では「なでしこジャパン」などもどうでもいいです。しかし相撲は大きな問題であります! 文部科学省の官僚と相撲協会の癒着があぶり出されたのです…。

●さて、7、の物凄い爆弾低気圧について敷衍いたします。まず次の天気図をご覧くださいませ。

2011年1月17日21時のアジア東部地上天気図

★爆弾低気圧というのは24時間で24hPa以上の中心気圧低下があったものを言うのですが、この天気図の北海道東方沖の低気圧は、中心気圧がなんと932hPaと解析されています。近年、希に見る発達した低気圧です。この低気圧は2011年1月17日21時と、18日03時の図で932hPaと解析されました。バイカル湖付近のシベリア高気圧は1050hPaです。両者の気圧差はなんと118hPaにも達しています。この低気圧の1000hPaの等圧線の直径は、日本本土が1個半はいるほど巨大なものです。巨大台風並みの物凄い低気圧です。ただし気圧傾度が台風ほど大きくないので、風速は30~40m止まりで、70mとか80mなどの暴風は吹かないでしょう。しかし、強風圏の範囲は巨大台風よりも大きいです。

★これが不気味なのは、温暖化ではなくて、寒冷化の兆しではないかとも考えられることです。気候は温暖化で荒っぽくなるのではなく、寒冷化で荒っぽくなると考えるべきで、温暖化利権者どもが主張するのとは全く逆です。すなわち、高緯度や北極圏が寒冷化すると熱帯や亜熱帯との温度差が非常に大きくなります。この温度差こそが低気圧が猛烈に発達するための生長剤です。そういえば、過去300年で日本本土を襲った最大の台風は江戸時代末期のシーボルト台風だとされています。まだ江戸時代初期の小氷期の名残がある時代でした…。政治的プロパガンダに過ぎないCO2地球温暖化説にたいする反証はたくさんありますよ…。

さて、2012年は932hPaを凌ぐ猛烈な低気圧がみられるか、大いに注目しています。



ツイッターやブログの監視!  ものが言えない、言わさない時代の到来。
われわれ国民大衆は今や常に監視されています。誰に監視されていると言うのだ?、という反論もあるかもしれませんが、確かに監視されています。それは、もちろん権力を手中に握る者たちにです。われわれ国民がツイッターでなんとなくつぶやいたこととか、多くの人々がやっているブログで書いた記事等はすべて監視の対象です。コンピューター監視法もすでに成立しています。今のところまだ言論統制にまでには行き着いていませんが、うっかりものも言えない時代がすぐそこにきているのです。この国の民主主義は死にかけていますし、三権分立などもはや機能していません。世論など強大なマスゴミの誘導によっていかようにも操作できますし、国民をコントロールすることは権力者たちにとっては朝飯まえです。この国の言論の自由が危うくなりかけているのです…。

●経済産業省の中の資源エネルギー庁は、しょっちゅう色々な入札公告を出していますが、少し旧聞に属するハナシかもしれませんが、平成23年6月24日付けで入札公告を発表したものには寒気がしてきます。その入札公告の事業の「仕様書」が次です。
平成23年度原子力安全規制情報公聴・広報事業(不正確情報対応)仕様書
これは分かりやすく言うと、“ツイッターやブログで原子力に関して経済産業省の意にそぐわない風評が流されている。監視をする必要があるから、その経済産業省の手下になって監視業務をおこなう仕事を公募したい” ということなのです。

●「仕様書」から引用します。目的を次のように言っています。
「ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する。」 (引用終了)

そして具体的な事業内容を箇条書きに要約すると次のようです。
 1、ツイッターやブログを監視する。
 2、不正確・不適切な書き込みを見つける。
 3、正確な情報を記載したQ&A集を作成する。
 4、そのQ&A集を、資源エネルギー庁HPとツイッターに書き込む。
 5、そのためには原子力専門家のアドバイスを受ける。
 6、受注した者は、100問以上のQ&A集をこしらえる。

……………………………………………………………………

なんとも、いやはや資源エネルギー庁はこんな文書を堂々と表に出しているのは驚きです。ある意味ではまだ可愛らしいです。今のところは手の内をさらけ出していますからそれほど怖くありません。しかし、本当に恐ろしいのは隠れてこそこそ陰湿にやり出した時でしょう。あるいは監視が昂じて弾圧に転じたときでしょう。それはこの国の暗黒時代の始まりです…。
その言論弾圧・言論統制の兆しはすでに見え隠れしています。ネットに関して申せば、政府に歯向かう意見をいうサイトに対して、ヤフーやグーグルに圧力を既にかけているようです。検索してもその反体制サイトが検索の網にかからないようにしています。(証言が出ている)また、体制側工作員がその反体制サイトのコメント欄等に大量の反論を書き込むなどのいやがらせも横行しているようです。

さて、この競争入札を誰が受注したのか? 資源エネルギー庁のHPではまだ発表されていませんが、7月28日付けの東京新聞および毎日新聞が報道したところによると、大手の広告代理店のアサツーディーケーです。7000万円で落札したようです。

●東京弁護士会がすぐさま懸念を表明しました。
ITmediaニュース7月28日 Twitter・ブログの原発情報監視事業に東京弁護士会が懸念表明 「弊害の方が大きい」

●次のように批判しています。(引用)
東京弁護士会の声明は竹之内明会長名で公表。「何をもって『正確』『適切』かは一義的に明らかといえない」「政府自身が情報の『正確』『適切』性を判断して情報コントロールをすることを意図するものであると解さざるをえない」と批判し、強い懸念を表明した。

★政府(経済産業省)の発する情報・プロパガンダのほうが、正確・適切と言えるであろうか?? わたくしは政府の垂れ流す大本営発表のほうがよほど風評・風説であると思います。海外メディアの伝える情報のほうがよっぽど真実を伝えていると感じています。
You Tube ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」
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